JP2007172385A - 認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗証番号やパスワードの誤入力を防止することのできる技術を提供する。
【解決手段】タッチパネル30には、数字を表す画像(以下、数字キーとする)が表示される。タッチパネル30は、表示された数字キーのいずれかが接触されたことを検知することによって、接触された数字の指定を表す情報をCPU11に入力する。操作者がタッチパネル30または操作部40を用いて暗証番号を入力すると、表示装置1のCPU11は、入力された暗証番号を記憶部20に記憶させる。そして、操作者によって暗証番号を確認する旨の指示情報が入力されると、表示装置1のCPU11は、記憶部20に記憶された暗証番号を読み出し、タッチパネル30に表示された数字キーのうち、暗証番号として入力された数字と対応する数字キーの色を、その数字が入力された順番に反転させて表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、暗証番号やパスワードを入力するための技術に関する。
プリンタ、複写機等の画像形成装置や、パーソナルコンピュータ等の装置においては、暗証番号やパスワード(以下、パスワードと称する)を用いてユーザ認証を行うものがある。このような装置においては、悪意の第三者にパスワードを知られないようにするために、入力されたパスワードを液晶ディスプレイ等の表示部に表示しないのが一般的である。
上述したようなパスワードを入力する装置においては、操作者が誤ったパスワードを入力してしまう場合がある。誤ったパスワードを入力したとしても、入力したパスワードは表示部に表示されないから、操作者は、自身が入力したパスワードが正しいか否かを確認することができない。そのため、操作者は誤った暗証番号を入力したことに気付くことができない。このような場合、暗証番号が誤入力されたことによって、例えばシステムがロックされて装置を使用することができなくなる等の状況が発生し、操作者の利便性を著しく低下させてしまう。
ところで、パスワードを入力する際に用いられるタッチパネルにおいては、選択されたキーを瞬間的に反転表示させる技術が用いられている(例えば、特許文献1)。選択されたキーを瞬間的に反転表示させることによって、操作者は、逐次確認しながらパスワードを入力することができる。これにより、入力したキーをその都度確認することができるので、誤入力を軽減させることができる。
また、特許文献2に記載の技術は、番号が入力される毎に、入力された番号を所定時間表示させた後、認識不可能な文字に変換させるようになっている。特許文献2に記載の技術においても、番号が入力される毎に入力された番号がその都度表示されるので、操作者は入力した番号をその都度確認することができ、これにより、誤入力を軽減させることができる。
特開平04−302392号公報 特開平10−63621号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載の技術においては、キーを選択した(番号を入力した)瞬間においてその入力内容を確認することができるものの、番号を入力したその瞬間において入力した番号を視認できなかった場合においては、操作者は誤入力したか否かを把握することができなかった。
本発明は上述した背景に鑑みてなされたものであり、暗証番号やパスワードを入力した後で、入力した暗証番号やパスワードを操作者が確認することのできる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、パスワードによって認証を行う認証装置であって、複数の文字の組み合わせからなるパスワードの入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に入力されたパスワードを記憶する記憶手段と、前記入力手段に入力されたパスワードを表示するか否かを選択する選択手段と、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する前記文字を表示手段に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする認証装置を提供する。
本発明の好ましい態様においては、前記表示制御手段は、複数の前記文字を前記表示手段に表示させ、かつ、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する文字と当該パスワードに相当しない文字とを異なる表示形態で前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様においては、前記入力手段は、前記表示手段の機能を有するタッチパネルであることを特徴とする。
本発明の別の好ましい態様においては、前記表示制御手段は、複数の前記文字を前記表示手段に表示させ、かつ、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する文字と当該パスワードに相当しない文字とを異なる配色で前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、本発明の別の好ましい態様においては、前記表示制御手段は、複数の前記文字を予め定められた配色で前記表示手段に表示させ、かつ、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する文字を、前記予め定められた配色を反転させた配色で、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、本発明の別の好ましい態様においては、前記表示制御手段は、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する前記文字を、当該文字が入力された順番に、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、本発明の別の好ましい態様においては、時間を指定する時間指定手段を備え、前記表示制御手段は、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する前記文字を、前記時間指定手段によって指定された表示時間、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、本発明の別の好ましい態様においては、前記表示制御手段によって前記パスワードが表示された後、または、前記選択手段によって前記パスワードを表示しないと選択された後に、前記記憶手段によって記憶されたパスワードによって認証を行う認証手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、暗証番号やパスワードを入力した後で、入力した暗証番号やパスワードを操作者が確認することができる。
<A:構成>
図1は、この発明の一実施形態である表示装置1の概略構成を示すブロック図である。図において、10は、CPU(Central Processing Unit)11,A/D変換部12,I/Oポート13を備えた制御部である。20は、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)或いはEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等の記憶装置を備える記憶部である。記憶部20は表示装置1の各部を動作させるための各種プログラムを記憶しており、制御部10のCPU11は記憶部20に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより表示装置1の各部を制御する。
30は、各種の操作を行うための操作ボタンや数字を表す画像を表示するとともに、その画像の表示された領域が接触されたことを検知することによって、各種操作指示や複数の数字の組み合わせからなる暗証番号の入力を受け付けるタッチパネルである。
図2は、タッチパネル30の表示部に表示される画面の一例を示す図である。同図は暗証番号入力画面の一例であり、複数の数字の組み合わせからなる暗証番号を操作者が入力できるようになっている。図2に示すように、タッチパネル30の表示領域は、メッセージ表示領域31と、操作ボタン表示領域32とに分けられている。メッセージ表示領域31には、操作者に操作を促すメッセージや処理状況を示す情報等が表示される。操作ボタン表示領域32には、複数の文字(「0」から「9」)を表す画像(以下、数字キーとする)B0〜B9や、OKボタンB11,キャンセルボタンB12など、操作者が各種操作を行うための操作ボタンが、予め定められた配色(例えば、白黒等)で表示される。操作者は、この操作ボタン表示領域32に表示される操作ボタンに触れることで各種操作を行うことができるようになっている。操作者がタッチパネル30の操作ボタン表示領域32に触れると、タッチパネル30は接触されたことを検知し、接触された操作ボタンに対応する操作指示や文字(暗証番号)の入力を受け付ける。具体的には、タッチパネル30は、操作ボタン表示領域32が接触されると、接触座標の位置状態により変化する電圧を、A/D変換部12を介してCPU11に座標として入力する。CPU11は、入力された座標に応じて接触された操作ボタンを特定する。
40は、スタートボタン41や、テンキー42等のハードボタンを備え、各種処理の開始指示や暗証番号の入力を受け付ける操作部である。操作部40のスタートボタン41またはテンキー42が押下されると、I/Oポート13を介してCPU11に信号が入力される。
図1において、2はコピー処理やスキャン処理を実行可能な複合機である。この複合機2は、表示装置1に入力される暗証番号によってユーザ認証を行い、認証結果に応じてコピー処理やスキャン処理を実行する。図において、21はCPU等の演算装置を備えた制御部であり、複合機2の各部を制御する。制御部21は、表示装置1のCPU11と接続されており、CPU11から出力される信号に応じて、認証処理やコピー処理、スキャン処理等の各種の処理を実行する。
複合機2は、操作者毎に使用可能な機能が設定されている。具体的には、複合機2の記憶部(図示略)は、操作者を識別するための識別情報(以下、ユーザIDとする)と、機能を識別する機能識別情報とを対応付けて記憶するとともに、ユーザIDと操作者によって予め設定された暗証番号とを対応付けて記憶している。
複合機2の操作者は、タッチパネル30の数字キーB0〜B9および操作部40のテンキー42の少なくともいずれか一方を用いて暗証番号を入力することができる。表示装置1のCPU11は、タッチパネル30または操作部40を介して入力された暗証番号を複合機2の制御部21に出力する。複合機2の制御部21は、入力された暗証番号が記憶部に記憶されているか否かを判断することによってユーザ認証を行い、その操作者がその機能を使用可能か否かを判定する。
<B:動作>
続いて、本実施形態の動作について説明する。
まず、操作者が複合機2の電源をONすると、複合機2は、処理実行可能な状態となりスタンバイ状態となる。このとき、複合機2の制御部21は、初期画面を表示させる旨の信号を表示装置1の制御部10に出力する。表示装置1の制御部10は、制御部21から信号を受信すると、タッチパネル30に初期画面を表示させる。これは、例えば、「使用する機能を選択してください」などのメッセージをメッセージ表示領域31に表示させるとともに、機能(例えば、スキャン、コピー等)を選択するための操作ボタンを操作ボタン表示領域32に表示させるようにすればよい、
操作者は、表示装置1のメッセージ表示領域31に表示されたメッセージに従って、タッチパネル30の操作ボタン表示領域32に表示された操作ボタンのいずれかに接触して、所望の機能を選択する操作を行う。
操作者がタッチパネル30に表示された操作ボタンのいずれかに触れると、タッチパネル30は接触されたことを検知し、A/D変換部12を介してその座標を示す信号をCPU11に出力する。CPU11は、入力された座標から選択された操作ボタンを特定し、その操作ボタンと対応する情報を複合機2の制御部21に出力する。
CPU11から信号を受信すると、複合機2の制御部21は、暗証番号の入力画面を表示する旨の指示情報をCPU11に出力する。
図3は、表示装置1のCPU11が行う処理の流れを示すフローチャートである。CPU11は、暗証番号の入力画面を表示する旨の指示情報が入力されたことを検知すると、タッチパネル30を制御して、図2に例示するような、暗証番号の入力を促す画面をタッチパネル30に表示させる(ステップSA1)。
このとき、操作者は、タッチパネル30の操作ボタン表示領域32に表示された数字キーB0〜B9、または操作部40のテンキー42を押圧することによって、暗証番号を入力することができる。なお、このとき、CPU11は、図2に例示するように、入力された文字を、認識不可能な文字(例えば、「*(アスタリスク)」等)で表示するようにしてもよい。
暗証番号の入力を終えると、操作者は、操作ボタン表示領域32に表示されたOKボタンB11を押圧する。
OKボタンB11が押圧されたことを検知すると、表示装置1のCPU11は、入力された暗証番号を入力された順番に記憶部20のRAM等に記憶する。そして、CPU11は、入力された暗証番号を表示するか否かを選択する画面を表示する。
図4は、タッチパネル30に表示される画面の一例を示す図である。図4に示す画面において、操作者は、自身が入力した暗証番号を確認したい場合には、ボタンB15を押圧し、逆に、確認しない場合にはボタンB16を押圧する。
ボタンB15が押圧されたことを検知した場合、すなわち入力された暗証番号を表示すると選択された場合は(ステップSA2;YES)、表示装置1のCPU11は、表示速度を指定するか否かを選択するための画面を表示する。表示速度を指定すると選択された場合は(ステップSA3;YES)、CPU11は、暗証番号の表示速度を設定する(ステップSA31)。これは、例えば、「入力スピードと同じスピードで表示」、「ゆっくり表示」、「速く表示」等の表示速度を指定するための複数の操作ボタンをタッチパネル30に表示し、操作者にいずれかを選択させるようにする。または、数字キーB0〜B9またはテンキー42を操作することによって暗証番号の表示速度を操作者が入力するようにしてもよい。
表示速度を指定しない旨が選択された場合は(ステップSA3;NO)、表示装置1のCPU11は、予め定められた表示速度を用いて、ステップSA4に示す暗証番号の表示処理を実行する。
表示速度が指定されたことを検知すると、表示装置1のCPU11は、記憶部20に記憶された暗証番号を読み出す。そして、CPU11は、タッチパネル30に表示された数字キーB0〜B9のうち、読み出した暗証番号に相当する文字と対応する数字キーの配色を、その数字が入力された順番に反転させて表示させる(ステップSA4)。また、このとき、CPU11は、ステップSA31において入力された表示速度に基づいて、反転させる数字キーを切り替える。
具体的には、例えば、暗証番号として「2334」が入力された場合には、表示装置1のCPU11は、図5の(a)乃至(d)に示すように、「2」,「3」,「3」,「4」と対応する数字キーB2,B3,B4の色を順番に反転して表示させる。
ステップSA2において、暗証番号を確認しないと選択された場合、すなわち、図4に示すボタンB16が押圧された場合は(ステップSA2;NO)、CPU11は、ステップSA3,ステップSA4の処理を行わずに、ステップSA5の処理に進む。
ステップSA4の処理を終えると、CPU11は、入力した暗証番号を確定するか否かを選択するための画面をタッチパネル30に表示させる。これは、例えば「入力した暗証番号を確定しますか?」という旨のメッセージをタッチパネル30のメッセージ表示領域31に表示させるとともに、OKボタンB11またはキャンセルボタンB12を操作ボタン表示領域32に表示させればよい。
複合機2の操作者は、入力した暗証番号を確定する場合には、OKボタンB11を押圧し、逆に、暗証番号を入力し直したい場合には、キャンセルボタンB12を押圧する。キャンセルボタンB12が押圧されたことを検知した場合は、(ステップSA5;NO)、CPU11は、ステップSA1の処理に戻る。すなわち、CPU11は、暗証番号の入力画面をタッチパネル30に表示させて、暗証番号の入力を待機する。
ステップSA5において、OKボタンB11が押下されたことを検知した場合には(ステップSA5;YES)、CPU11は、記憶部20に記憶された暗証番号を複合機2の制御部21に出力する(ステップSA6)。複合機2の制御部21は、CPU11から出力された暗証番号、すなわち入力された暗証番号が複合機2の記憶部に記憶されているか否かを判断することによってユーザ認証を行い、認証結果に応じて機能の使用を許可するか否かを判定する。機能の使用を許可すると判定された場合には、制御部21は、指定された処理(例えば、複写処理やスキャナ処理等)を実行する。
以上説明したように本実施形態においては、暗証番号が入力された後に、暗証番号を確認するか否かを操作者に選択させて、確認すると選択された場合に、入力された暗証番号に相当する数字キーをタッチパネル30上で反転表示させる。このようにすることによって、複合機2の操作者は、暗証番号を全て入力し終わった後で、自身が入力した暗証番号が正しいか否かを確認することができ、これにより、暗証番号の誤入力を防止することができる。
また、本実施形態においては、暗証番号が表示された後、または、暗証番号を表示しないと選択された後に、パスワードによって認証が行われる。そのため、操作者は、暗証番号によって認証が行われる前に、自身が入力した暗証番号を確認することができ、これにより、暗証番号の誤入力によってシステムがロックされる等の発生を防ぐことができる。
また、本実施形態においては、暗証番号の確認画面を表示するか否かを操作者が選択できるので、不必要に暗証番号が表示されてしまうのを防ぐことができる。また、操作者にとって不本意なタイミングで暗証番号が表示されてしまうことがなく、そのため、第三者に暗証番号を知られにくい。
ところで、タッチパネルにおける数字キーやハードボタンのテンキーは、その大きさが小さいものもあり、隣接するキーに誤って接触してしまい、誤入力が発生する場合がある。また、使用し始めの暗証番号を入力する場合や、桁数の多い暗証番号を入力する場合などにおいては、入力する数字の順番を間違ってしまったり、入力すべき数字を一桁飛ばしてしまったりする等によって誤入力が発生する場合がある。このように、隣接するキーに誤って接触してしまった場合や、入力する数字の順番等を間違った場合は、操作者は、暗証番号を入力している最中には誤入力に気付けないことが多い。
特に、タッチパネルにおいて、表示された数字キーが小さい場合は、操作者の指で数字キーの表示領域が覆われてしまうので、接触された瞬間にその数字キーが反転表示されたとしても、操作者はその反転表示を確認することができず、誤入力に気付くことができない。
このような場合であっても、本実施形態においては、暗証番号を全て入力し終えた後でその入力内容を確認することができるので、操作者は、暗証番号を誤入力したことに気付くことができる。
<C:変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述した実施形態においては、暗証番号に相当する文字と対応する数字キーを、文字の入力された順番に反転表示させるようにした。これに代えて、入力された暗証番号と対応する数字キーを同時に反転表示させるようにしてもよい。具体的には、例えば、暗証番号として「2334」が入力された場合には、表示装置1のCPU11は、図6に示すように、タッチパネル30に表示された「2」,「3」,「4」の数字キーB2,B3,B4を、同時に、それらの色を反転させて表示する。
この場合は、入力された暗証番号と対応するすべての数字キーが同時に反転して表示されるので、たとえ第三者に画面を見られたとしても、入力した順番を知られることがない。すなわち、第三者に暗証番号を知られることがない。
なお、数字キーの反転表示方法として、入力された順番に反転表示させるか、または同時に反転表示させるかを、操作者が選択できるようにしてもよい。この場合は、例えば、表示装置のCPUは、どちらの表示方法で反転表示するかを操作者に選択させるための操作ボタンをタッチパネルに表示させる。操作者によっていずれかが選択されると、表示装置のCPUは、選択された表示方法(順番または同時)で、暗証番号と対応する数字キーを反転させて表示する。
(2)上述した実施形態においては、複数の数字の組み合わせからなる暗証番号を用いたが、入力されるパスワードは暗証番号に限定されるものではなく、アルファベットや数字等の複数の文字の組み合わせからなるパスワードであってもよい。アルファベットを用いる場合は、アルファベットのそれぞれの文字を表示部に表示させるようにし、入力されたパスワードに相当する文字を反転させて表示するようにすればよい。この場合も、上述した実施形態と同様に、操作者はパスワードを全て入力し終わった後で、自身が入力したパスワードが正しいか否かを確認することができる。
(3)上述した実施形態においては、暗証番号の確認画面において、暗証番号と対応する数字キーの画像を白黒反転表示させるようにしたが、表示形式はこれに限定させるものではなく、例えば、暗証番号に相当する文字と、当該暗証番号に相当しない文字とを、異なる配色で表示させるようにしてもよい。具体的には、数字キーB0〜B9を、白黒の配色で表示しておき、確認画面においては、入力された暗証番号に相当する数字キーの数字の色を、赤に変更して表示させるようにしてもよい。または、暗証番号に相当する数字キーの数字を太字にして表示させるようにしてもよく、または、暗証番号に相当する数字キーの画像のサイズを大きくする等、数字キーの形状を異ならせて表示するようにしてもよい。要するに、入力された暗証番号に相当する文字と入力された暗証番号に相当しない文字とを異なる表示形態で表示させればよい。
(4)上述した実施形態においては、複数の文字が表示される表示部と、複数の文字の組み合わせからなる暗証番号の入力を受け付ける入力部とが一体として構成されたタッチパネルを用いたが、文字を表示する表示部と、暗証番号の入力を受け付ける入力部とが別体として構成されていてもよい。具体的には、例えば、文字を表示する液晶ディスプレイ等の表示部と、ハードボタンのテンキーを備える操作部とを備えるように構成してもよい。
(5)なお、上述した実施形態においては、暗証番号の表示速度を操作者が入力(指定)するようにしたが、これに代えて、暗証番号の表示時間を操作者が入力(指定)するようにしてもよい。この場合は、表示装置1の操作部を介して表示時間を指定する情報が入力されるようにし、表示装置の制御部は、指定された表示時間の間、暗証番号に相当する文字を反転表示させるようにすればよい。または、表示速度や表示時間を指定するようにせず、予め定められた表示速度または表示時間で、暗証番号に相当する数字キーを反転表示させるようにしてもよい。
(6)上述した実施形態においては、コピー処理やスキャン処理を実行可能な複合機における表示装置について説明したが、本発明は複合機に限定されるものではなく、例えば、携帯電話端末や、PDA、または銀行のATM(Automatic Teller Machine)等の装置であってもよい。または、例えば、パーソナルコンピュータやサーバ装置等のコンピュータ装置であってもよい。特に、携帯電話端末やPDA等の小型の装置の場合は、表示領域が限られているため、表示される操作キーが小さく、誤入力が発生する場合があるが、このような装置においても、装置の操作者は、入力した暗証番号を好適に確認することが可能となり、これにより、誤入力を防止することが可能となる。
本発明の一実施形態である表示装置の全体構成を示すブロック図である。 同実施形態のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。 同実施形態の処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。 同実施形態のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。 本発明の変形例に係るタッチパネルに表示される画面の一例を示す図である。
符号の説明
1…表示装置、2…複合機、10…制御部、11…CPU、12…A/D変換部、13…I/Oポート、20…記憶部、21…制御部、30…タッチパネル、31…メッセージ表示領域、32…操作ボタン表示領域、40…操作部。

Claims (8)

  1. パスワードによって認証を行う認証装置であって、
    複数の文字の組み合わせからなるパスワードの入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に入力されたパスワードを記憶する記憶手段と、
    前記入力手段に入力されたパスワードを表示するか否かを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する前記文字を表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする認証装置。
  2. 前記表示制御手段は、複数の前記文字を前記表示手段に表示させ、かつ、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する文字と当該パスワードに相当しない文字とを異なる表示形態で前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  3. 前記入力手段は、
    前記表示手段の機能を有するタッチパネルである
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  4. 前記表示制御手段は、複数の前記文字を前記表示手段に表示させ、かつ、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する文字と当該パスワードに相当しない文字とを異なる配色で前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の認証装置。
  5. 前記表示制御手段は、複数の前記文字を予め定められた配色で前記表示手段に表示させ、かつ、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する文字を、前記予め定められた配色を反転させた配色で、前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の認証装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する前記文字を、当該文字が入力された順番に、前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  7. 時間を指定する時間指定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択手段によって前記パスワードを表示すると選択された場合に、前記記憶手段に記憶されたパスワードに相当する前記文字を、前記時間指定手段によって指定された表示時間、前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  8. 前記表示制御手段によって前記パスワードが表示された後、または、前記選択手段によって前記パスワードを表示しないと選択された後に、前記記憶手段によって記憶されたパスワードによって認証を行う認証手段
    を備えることを特徴とする請求項1乃至7に記載の認証装置。
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