JP2007171660A - 投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置 - Google Patents

投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007171660A
JP2007171660A JP2005370446A JP2005370446A JP2007171660A JP 2007171660 A JP2007171660 A JP 2007171660A JP 2005370446 A JP2005370446 A JP 2005370446A JP 2005370446 A JP2005370446 A JP 2005370446A JP 2007171660 A JP2007171660 A JP 2007171660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lamp
projection
illumination
discharge lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005370446A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Yamamiya
国雄 山宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Imaging Corp
Original Assignee
Olympus Imaging Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Imaging Corp filed Critical Olympus Imaging Corp
Priority to JP2005370446A priority Critical patent/JP2007171660A/ja
Publication of JP2007171660A publication Critical patent/JP2007171660A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】光量制御を簡単にでき、適切な演色性のスペクトル分布を有する照明光が得られ、ホワイトバランスに優れた高品質の映像を投影できる投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置を提供する。
【解決手段】放電ランプ4および赤色光を発光する半導体レーザ8からの照明光束を映像に応じて空間光変調素子22,28,35で空間変調して投影表示する投影型映像表示装置に用いる照明装置40において、放電ランプ4からの照明光束の一部が入射するように配置され、赤色光の波長帯域の光は透過し他の光は反射するフィルタ44と、フィルタ44の透過光を受光するように配置したランプ用光検出器46とを有し、ランプ用光検出器46の出力に基づいて放電ランプ4の発光量を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクタ等の投影型映像表示装置に用いる照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置に関するものである。
従来、光源からの光を透過型または反射型の液晶パネルやDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)などの空間光変調素子により表示すべき映像に応じて変調し、その変調された光を投影光学系によりスクリーン上に拡大投影する投影型映像表示装置として、1枚の空間光変調素子を用いてRGBのカラー画像を表示する単板式のものや、RGBの各色専用の空間光変調素子を用いる3板式のものなど、各種方式のものが知られている。
このような投影型映像表示装置において、良好なホワイトバランスを実現するには、適切な演色性のスペクトル分布を有する光源を用いる必要がある。
ところが、光源としてメタルハライドランプや超高圧水銀灯などの放電ランプを用いると、放電ランプは、一般にR成分の光強度が低いため、良好なホワイトバランスを実現することが困難になる。
この光源の問題を解決し得るものとして、赤色を出力する複数のLED素子および青色を出力する複数のLED素子を有する第1の光源と、緑色を出力するアーク光源を有する第2の光源とを用い、これら光源から赤色、青色および緑色を異なるタイミングで出射させて、合成プリズムを経てライトバルブに順次入射させるとともに、合成プリズムを経て順次出射される赤色、青色および緑色の光束を共通のフォトセンサで受光して、対応する光源の出射光を制御するようにしたハイブリッド型の照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−263902号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示のように、赤色、青色および緑色の光束を共通のフォトセンサで受光して、対応する光源の出射光を制御する場合には、一般にフォトダイオードからなるフォトセンサは、赤色光の感度が高く、青色光の感度が低いために、青色光を高精度で検出することが困難である。
このため、発光量を最適に制御するには、フォトセンサの赤色光の受光出力と青色光の受光出力との相関を予め求めておく必要があり、光量制御が煩雑になることが懸念される。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、光量制御を簡単にでき、適切な演色性のスペクトル分布を有する照明光が得られる投影型映像表示装置用照明装置、およびこの照明装置を用いてホワイトバランスに優れた高品質の映像を投影できる投影型映像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、放電ランプおよび赤色光を発光する半導体レーザからの照明光束を映像に応じて空間光変調素子で空間変調して投影表示する投影型映像表示装置に用いる照明装置において、
上記放電ランプからの照明光束の一部が入射するように配置され、赤色光の波長帯域の光は透過し他の光は反射するフィルタと、
上記フィルタの透過光を受光するように配置したランプ用光検出器とを有し、
上記ランプ用光検出器の出力に基づいて上記放電ランプの発光量を制御するようにしたことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の投影型映像表示装置用照明装置において、上記フィルタの透過光が入射するように配置したランプ用ホログラムを有し、該ランプ用ホログラムの回折光を上記ランプ用光検出器で受光し、0次光は上記空間光変調素子に入射させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の投影型映像表示装置用照明装置において、上記半導体レーザからの照明光束が入射するように配置したレーザ用ホログラムを有し、該レーザ用ホログラムの0次光を上記空間光変調素子に入射させ、回折光はレーザ用光検出器で受光して、該レーザ用光検出器の出力に基づいて上記半導体レーザの発光量を制御するようにしたことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項4に係る投影型映像表示装置の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明装置と、
上記照明装置からの照明光束を映像に応じて空間変調する空間光変調素子と、
上記空間光変調素子で空間変調された照明光束を投影表示する投影レンズとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る投影型映像表示装置用照明装置によれば、放電ランプから出射される発光強度の低い赤色光をフィルタで選択してランプ用光検出器で受光し、その出力に基づいて放電ランプの発光量を制御するようにしたので、ランプ用光検出器として赤色光に対して高い受光感度を有する通常のフォトダイオードからなる光検出器を用いて、放電ランプの発光量を簡単かつ高精度で制御でき、半導体レーザからの出射光と合成して適切な演色性のスペクトル分布を有する照明光を出射することができる。
また、本発明による投影型映像表示装置によれば、照明装置から適切な演色性のスペクトル分布を有する照明光が出射されるので、ホワイトバランスに優れた高品質の映像を投影することができる。
以下、本発明による投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る照明装置を搭載した投影型映像表示装置の概略構成を示すものである。この投影型映像表示装置は、R,G,B用の液晶ライトバルブを有する三板式の液晶プロジェクタを示すもので、筐体1に装填された光学ボックス2および投射レンズ3を有している。
光学ボックス2には、水銀ランプ等の放電ランプ4とこれを装着する放物面形状のリフレクタ5とを有しており、放電ランプ4から出射された照明光は、リフレクタ5で反射されて平行光束に変換され、シリンドリカルレンズアレイからなる第1レンズアレイ11に入射し、ここで複数の光束に分割されて、同様にシリンドリカルレンズアレイからなる第2レンズアレイ12上に集光され、この第2レンズアレイ12から出射される複数の光束が偏光板13に入射するようになっている。
ここで、放電ランプ4から出射される照明光は、R成分の光強度が低い。このため、本実施の形態では、この放電ランプ4からのR成分を補うために、光学ボックス2に波長635nmのR光を発光する半導体レーザ8を配置して、この半導体レーザ8から出射される光をコリメータレンズ9で平行光とした後、導光体10を経て第1レンズアレイ11の中央部に入射させるようにしている。
導光体10は、台形状プリズム10aと平行四辺形状プリズム10bとを結合して構成され、その平行四辺形状プリズム10bが第1レンズアレイ11の平坦な入射面側に赤外線硬化接着剤等により接合されて、半導体レーザ8からの光が台形状プリズム10aに入射して平行四辺形状プリズム10bから第1レンズアレイ11の中央部に出射されるようになっている。なお、平行四辺形状プリズム10bの出射光軸と放電ランプ4からの光束の光軸とは一致している。
偏光板13は、公知のPS変換素子で、偏光分離膜と波長板とを有する偏光ビームスプリッタアレイからなり、ここで複数の光束は例えばS偏光の直線偏光に揃えられる。
偏光板13から出射される直線偏光の複数の光束は、収束レンズであるトーリック機能を有するコンデンサレンズ16および反射ミラー17を経てダイクロイックミラー18に入射し、ここで半導体レーザ8からの出射光を含むR光が反射、その他の光が透過されて、R光が分離される。
このダイクロイックミラー18で分離された複数のR光束は、反射ミラー19で反射された後、フィールドレンズ20aおよび入射側の偏光板21を経て液晶ライトバルブ(液晶パネル)22に重畳して入射され、この液晶ライトバルブ22で変調されたR光(R光の分光画像)が出射側の偏光板23を経てダイクロイックプリズム24に入射される。
ダイクロイックミラー18を透過した複数の光束は、ダイクロイックミラー25に入射し、ここでG光が反射、B光が透過されて、G光とB光とが分離される。このダイクロイックミラー25で分離された複数のG光束は、フィールドレンズ20bおよび入射側の偏光板27を経て液晶ライトバルブ28に重畳して入射され、この液晶ライトバルブ28で変調されたG光(G光の分光画像)が出射側の偏光板29を経てダイクロイックプリズム24に入射される。
また、ダイクロイックミラー25で分離された複数のB光束は、リレーレンズ30、反射ミラー31、リレーレンズ32、反射ミラー33、フィールドレンズ20cおよび入射側の偏光板34を経て液晶ライトバルブ35に重畳して入射され、この液晶ライトバルブ35で変調されたB光(B光の分光画像)が出射側の偏光板36を経てダイクロイックプリズム24に入射される。
ダイクロイックプリズム24に入射したR,G,B光の分光画像は、該ダイクロイックプリズム24で合成され、その合成像が投射レンズ3により図示しないスクリーンに投影される。
さらに、放電ランプ4や液晶ライトバルブ22,28,35等を冷却するとともに、後述する加振動作によって照明装置の第2レンズアレイ12および偏光板13から離脱した塵埃粒子を外部に吹き飛ばすため、光学ブロック2内への外気導入用のファン37と排気用のファン38が設けられている。なお、図1では、ファン37によって導入された外気が光学ブロック2内にこもることなく、ファン38からスムーズに排気されるように、光学ブロック2内に排気ダクト39を設けて、導入された外気が光学ブロック2内の適宜の箇所から排気ダクト39へ逃げるようにしてある。
本実施の形態では、放電ランプ4、リフレクタ5、半導体レーザ8、コリメータレンズ9、導光体10、第1レンズアレイ11、第2レンズアレイ12、偏光板13、コンデンサレンズ16および反射ミラー17を含んで照明装置40を構成している。
以下、本実施の形態の照明装置40について、図2および図3を参照して詳細に説明する。
図2は照明装置40の全体の概略構成を示しており、図3は偏光板13の構成を示している。本実施の形態では、偏光板13の入射面側の周辺部に波長600nm以上のR光領域の光を透過し、その他の光は反射させる輪帯状のフィルタ44(例えば、東海光学製のREDフィルタ)を設け、偏光板13の出射面側にはフィルタ44を透過したR光が入射するように輪帯状に偏光性のランプ用ホログラム45を設けて、このランプ用ホログラム45の0次光をコンデンサレンズ16および反射ミラー17を経て液晶ライトバルブ22,28,35側に導き、1次回折光をコンデンサレンズ16および反射ミラー17を経て集光させて、R光に対して高い受光感度を有する通常のフォトダイオードからなるランプ用光検出器46で受光し、その出力に基づいて放電ランプ4の発光量を制御する。
また、偏光板13の出射面側で、半導体レーザ8からのR光が入射する光軸中央部には偏光性のレーザ用ホログラム47を設け、その0次光をコンデンサレンズ16および反射ミラー17を経て液晶ライトバルブ22,28,35側に導き、1次回折光をコンデンサレンズ16および反射ミラー17を経て集光させて、同様にR光に対して高い受光感度を有する通常のフォトダイオードからなるレーザ用光検出器48で受光し、その出力に基づいて半導体レーザ8の発光量を制御する。
ここで、偏光ビームスプリッタアレイからなる偏光板13は、例えば図3に示すように個々の偏光ビームスプリッタが、平行に配置された偏光分離膜13aおよび反射膜13bと、偏光分離膜13aへの入射開口を形成するように入射面側に形成された遮光膜13cと、偏光分離膜13aを透過するP偏光をS偏光に変換するように出射面側に設けられた1/2波長板13dとを有しており、入射光は偏光分離膜13aでP偏光が透過して1/2波長板13dでS偏光に変換されて出射され、偏光分離膜13aで反射されるS偏光は対応する反射膜13bで反射されて出射されるようになっている。
したがって、フィルタ44は偏光分離膜13aへの入射開口部に設け、ランプ用ホログラム45は反射膜13bの出射開口部および/または1/2波長板13d上に設ける(図3では、反射膜13bの出射開口部に設けている)。
また、半導体レーザ8からのR光を回折させるレーザ用ホログラム47は、偏光板13の中央部において、反射膜13bの出射開口部および/または1/2波長板13d上に設ける(図3では、反射膜13bの出射開口部に設けている)。
このように、本実施の形態では、放電ランプ4から出射される発光強度の低いR光をフィルタ44で選択して、R光に対して高い受光感度を有する通常のフォトダイオードからなるランプ用光検出器46で受光し、その出力に基づいて放電ランプ4の発光量を制御するようにしたので、放電ランプ4の発光量を簡単かつ高精度で制御することができる。
同様に、R光を出射する半導体レーザ8の発光量についても、半導体レーザ8からの出射光のみをレーザ用ホログラム47で回折させて、R光に対して高い受光感度を有する通常のフォトダイオードからなるランプ用光検出器46で受光し、その出力に基づいて半導体レーザ8の発光量を制御するようにしたので、半導体レーザ8の発光量を簡単かつ高精度で制御することができる。
したがって、放電ランプ4および半導体レーザ8からの出射光を合成して得られる照明光として、適切な演色性のスペクトル分布を有する照明光を得ることができるので、ホワイトバランスに優れた高品質の映像を投影することができる。
(第2実施の形態)
図4は、本発明の第2実施の形態に係る照明装置を搭載した投影型映像表示装置の概略構成を示すものである。
この投影型映像表示装置は、カラーホイール51を有する面順次方式のもので、空間光変調素子としてDMD52を用いている。また、水銀ランプ等の放電ランプ54とこれを装着する放物面状のリフレクタ55とを有しており、放電ランプ54から放射された照明光は、リフレクタ55で反射されて平行光として出射され、透明な補助板56を経てコンデンサレンズ57によりカラーホイール51に集光されるようになっている。
ここで、放電ランプ54から出射される照明光は、R成分の光強度が低いため、本実施の形態では、この放電ランプ54からのR成分を補うために、R光を出射する半導体レーザ58をリフレクタ55の外側近傍に配置して、この半導体レーザ58からの出射光をレンズ59によりリフレクタ55に形成した開口55aに集光させるようにして補助板56の中央部に入射させている。
また、補助板56には、半導体レーザ58からの光が入射する中央部分にレーザ用ホログラム60を形成して、半導体レーザ58からの光を平行光として回折させ、これにより半導体レーザ58からの光を放電ランプ54からの照明光の光軸と一致させてコンデンサレンズ57によりカラーホイール51に集光させるようにしている。
カラーホイール51は、少なくともRGBの各色フィルタを有しており、各色フィルタが照明光の光路中に順次位置するようにモータ51aにより回転駆動されるようになっている。このカラーホイール51を透過した照明光は、第1リレーレンズ61を経てDMD52により映像に応じて反射されて空間光変調され、その反射光が第2リレーレンズ62により絞り63の位置に集光された後、凸レンズ64aおよび凹レンズ64bを有する投影レンズ64によりスクリーン65上に投影される。
さらに、本実施の形態では、コンデンサレンズ57の入射面側の外周部に波長600nm以上のR光領域の光を透過し、その他の光は反射させる輪帯状のフィルタ66を設け、コンデンサレンズ57の出射面側の外周部には、フィルタ66を透過したR光が入射するように輪帯状のランプ用ホログラム67を設けて、ランプ用ホログラム67の0次光はカラーホイール51に集光させ、1次回折光はR光に対して高い受光感度を有する通常のフォトダイオードからなるランプ用光検出器68で受光して、その出力に基づいて放電ランプ54の発光量を制御する。
また、半導体レーザ58には、後方モニタ用のレーザ用光検出器69を設け、これにより半導体レーザ58から出射される後方ビームを受光して、その出力に基づいて半導体レーザ58の発光量を制御する。
このように、本実施の形態においても、第1実施の形態と同様に、放電ランプ54から出射される発光強度の低いR光をフィルタ66で選択して、R光に対して高い受光感度を有する通常のフォトダイオードからなるランプ用光検出器68で受光し、その出力に基づいて放電ランプ54の発光量を制御するようにしたので、放電ランプ54の発光量を簡単かつ高精度で制御することができる。
また、R光を出射する半導体レーザ58の発光量は、後方モニタ用のレーザ用光検出器69の出力に基づいて制御するようにしたので、同様に簡単かつ高精度で制御することができる。
したがって、放電ランプ54および半導体レーザ58からの出射光を合成して得られる照明光として、適切な演色性のスペクトル分布を有する照明光を得ることができるので、カラーホイール51により所定の色の光を所望の強度で面順次で得ることができ、ホワイトバランスに優れた高品質の映像を投影することができる。
また、本実施の形態では、第1実施の形態におけるように、第1レンズアレイ11に導光体10を取り付ける必要がないので、照明装置を簡単に組み立てできる利点がある。
(第3実施の形態)
図5は、本発明の第3実施の形態に係る照明装置の要部の概略構成を示す部分断面図である。
本実施の形態は、第2実施の形態において、フィルタ66を透明基板71に接合し、ランプ用ホログラム67はコンデンサレンズ57の入射面側に形成して、これら透明基板71とコンデンサレンズ57とを共通の鏡筒72に組み付け、フィルタ66を透過した放電ランプ54からのR光をランプ用ホログラム67に入射させて、その0次光をカラーホイール51に集光させ、1次回折光をランプ用光検出器68で受光するようにしたもので、その他の構成は第2実施の形態と同様である。ここで、透明基板71の径は、コンデンサレンズ57の径よりも大きくする。
本実施の形態によれば、フィルタ66を接合した透明基板71と、ランプ用ホログラム67を形成したコンデンサレンズ57とを共通の鏡筒72に容易に組み立てできるとともに、組み立て後は、ランプ用ホログラム67が密閉されるので埃から保護することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記第2実施の形態や第3実施の形態においては、図4に示した第2リレーレンズ62や投影レンズ64を、例えば特開2004−198688号公報に開示されているような、光束にパワーを与える曲面形状に構成された偏心プリズムを備えた投影光学系に置き換えることも可能である。
第1実施の形態に係る照明装置を搭載した投影型映像表示装置の概略構成を示す図である。 図1に示す照明装置の全体の概略構成を示す図である。 図2に示す偏光板の概略構成を示す断面図である。 本発明の第2実施の形態に係る照明装置を搭載した投影型映像表示装置の概略構成を示すものである。 本発明の第3実施の形態に係る照明装置の要部の概略構成を示す部分断面図である。
符号の説明
1 筐体
2 光学ボックス
3 投射レンズ
4 放電ランプ
5 リフレクタ
8 半導体レーザ
9 コリメータレンズ
10 導光体
11 第1レンズアレイ
12 第2レンズアレイ
13 偏光板
13a 偏光ビームスプリッタ
13b 反射ミラー
13c 遮光マスク
13d 1/2波長板
16 コンデンサレンズ
17,19,31,33 反射ミラー
18,25 ダイクロイックミラー
20a,20b,20c フィールドレンズ
21,23,27,29,34,36 偏光板
22,28,35 液晶ライトバルブ(液晶パネル)
24 ダイクロイックプリズム
30,32 リレーレンズ
37,38 ファン
39 排気ダクト
40 照明装置
44 フィルタ
45 ランプ用ホログラム
47 レーザ用ホログラム
46 ランプ用光検出器
48 レーザ用光検出器
51 カラーホイール
52 DMD
54 放電ランプ
55 リフレクタ
56 補助板
57 コンデンサレンズ
58 半導体レーザ
59 レンズ
60 ホログラム
61 第1リレーレンズ
62 第2リレーレンズ
63 絞り
64 投影レンズ
65 スクリーン
66 フィルタ
67 ランプ用ホログラム
68 ランプ用光検出器
69 レーザ用光検出器
71 透明基板
72 鏡筒

Claims (4)

  1. 放電ランプおよび赤色光を発光する半導体レーザからの照明光束を映像に応じて空間光変調素子で空間変調して投影表示する投影型映像表示装置に用いる照明装置において、
    上記放電ランプからの照明光束の一部が入射するように配置され、赤色光の波長帯域の光は透過し他の光は反射するフィルタと、
    上記フィルタの透過光を受光するように配置したランプ用光検出器とを有し、
    上記ランプ用光検出器の出力に基づいて上記放電ランプの発光量を制御するようにしたことを特徴とする投影型映像表示装置用照明装置。
  2. 上記フィルタの透過光が入射するように配置したランプ用ホログラムを有し、該ランプ用ホログラムの回折光を上記ランプ用光検出器で受光し、0次光は上記空間光変調素子に入射させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の投影型映像表示装置用照明装置。
  3. 上記半導体レーザからの照明光束が入射するように配置したレーザ用ホログラムを有し、該レーザ用ホログラムの0次光を上記空間光変調素子に入射させ、回折光はレーザ用光検出器で受光して、該レーザ用光検出器の出力に基づいて上記半導体レーザの発光量を制御するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の投影型映像表示装置用照明装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明装置と、
    上記照明装置からの照明光束を映像に応じて空間変調する空間光変調素子と、
    上記空間光変調素子で空間変調された照明光束を投影表示する投影レンズとを有することを特徴とする投影型映像表示装置。


JP2005370446A 2005-12-22 2005-12-22 投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置 Withdrawn JP2007171660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005370446A JP2007171660A (ja) 2005-12-22 2005-12-22 投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005370446A JP2007171660A (ja) 2005-12-22 2005-12-22 投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007171660A true JP2007171660A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38298291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005370446A Withdrawn JP2007171660A (ja) 2005-12-22 2005-12-22 投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007171660A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097951A (ja) * 2010-01-18 2010-04-30 Seiko Epson Corp プロジェクタおよび制御方法
US7931378B2 (en) 2007-08-07 2011-04-26 Seiko Epson Corporation Control system, projector, program, and information storage medium
JP2012164538A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Ushio Inc 放電ランプ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7931378B2 (en) 2007-08-07 2011-04-26 Seiko Epson Corporation Control system, projector, program, and information storage medium
JP2010097951A (ja) * 2010-01-18 2010-04-30 Seiko Epson Corp プロジェクタおよび制御方法
JP4596194B2 (ja) * 2010-01-18 2010-12-08 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタおよび制御方法
JP2012164538A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Ushio Inc 放電ランプ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3640173B2 (ja) 画像表示装置
CN107608166B (zh) 光源装置以及投射型显示装置
TW201314344A (zh) 螢光劑裝置及其所適用之光源系統及投影設備
JP2005164769A (ja) 照明装置及び投写型映像表示装置
JP4944769B2 (ja) 照明装置及びそれを用いた投写型表示装置
CN109324467B (zh) 光源装置以及投影型显示装置
JP2020170064A (ja) 光源装置及び投写型映像表示装置
JP2004226613A (ja) 照明装置及び投写型映像表示装置
JP6659061B2 (ja) プロジェクタ
JP2007322584A (ja) 照明装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
JP2007171660A (ja) 投影型映像表示装置用照明装置およびこれを用いる投影型映像表示装置
JPWO2005114319A1 (ja) プロジェクタ
JP2005250059A (ja) 光源装置及びそれを用いた投射型映像表示装置
JP5625932B2 (ja) 投射型表示装置
JP4033137B2 (ja) 投影型画像表示装置及び光学系
JP6503816B2 (ja) プロジェクター
JP6436514B2 (ja) 投写型表示装置
JP6705598B2 (ja) プロジェクタおよび画像投写方法
WO2021229762A1 (ja) 光源装置およびプロジェクタ
JP2007101875A (ja) 照明光学装置及び反射型画像投射装置
JP2007072401A (ja) 投射型画像表示装置
JP2005165137A (ja) 照明光学系および画像表示装置
JP2006301376A (ja) 偏光変換部材及び照明装置及び投写型映像表示装置
JP2016115447A (ja) 光源装置およびこれを用いた画像表示装置
JP2010181591A (ja) 照明装置及びそれを用いた投写型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090303