JP2007170697A - ゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体 - Google Patents

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Abstract

【課題】水産物・青果などの食料品を扱う卸売り市場、或いはプールや空き地など、どのような場所であっても簡単で安価な構成で容易に低温ゾーンを形成し、水産物・青果などの食料品の鮮度を保ったりスケート用リンクなどを容易に形成でき、しかも、熱効率も良いゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体を提供することが課題である。
【解決手段】冷却用媒体を冷却する冷却手段15と、床面に配されて冷却手段15に接続され、冷却用媒体を送受する冷却用配管6と、この冷却用配管6を小径開口から圧入嵌合させて保持する保持機構を有して組立自在に互いを結合できるようにし、床面に配したパネル体1とでゾーン冷却装置を構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は所定ゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体に関し、特に、水産物・青果などの食料品を扱う卸売り市場における、食料品の搬入後の市場での売買、市場からの発送に至るまでの間、前記食料品の鮮度を保つための低温ゾーンの形成や、アイススケート場におけるスケートリンクの作成などに用いて好適なゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体に関するものである。
水産物・青果卸売り市場などの産地市場での競りは、例えば魚市場においては、魚の陸揚げ、選別、洗浄の後、競り場床面に直接、船別、魚種別に一山約40cm四方に魚体を並べて競り準備を行なう。この競り区域は場合によっては約300mにもわたり、最終競りが終了するまでにはかなりの時間を必要とする。さらに時間経過とともに、日差しなどによって魚体の乾燥、昇温が進み、鮮度低下の問題を生じる。
そのため、魚の卸売り市場においては、鮮度保持を目的として適宜海水をかけて魚が乾燥しないようにすることが行われている。また通常、水産生鮮物の集荷、分類、貯蔵、売買、搬送、荷捌きは短時間のうちに行なわれるが、その間水産生鮮物の殆ど、又はその全部が外気に曝されて荷主より買い主へ移送され、排気ガス、細菌類を含む汚染雰囲気に曝されることになる。特に水産物の場合、食品の衛生管理の面での安全という観点から、売買処理が上記汚染雰囲気から独立した低温雰囲気を持つ、低温ゾーン内に収容されたかたちで行なわれることが望まれている。
こういったことに対しては、例えば特許文献1に、図5(A)に示したように、ブラインクーラ50から冷却ブライン管路51を通してブラインを供給され、作業員による陳列用水産物の搬入を容易にするため、図5(B)に示したように床面からの高さHを商品の載せ降ろし可能の高さに設定し、キャスタを設けた高床式構造体52からなる低温ゾーニング形成システムが示されている。
この低温ゾーニング形成システムでは、高床式構造体52の上部に、一部の壁53をAのように可倒式として陳列用水産物の搬入を容易とし、他の壁に設けられた空気取り入れ口54から暖気を取り入れて、ブラインクーラ50から冷却ブライン管路51を通して供給されるブラインにより冷却し、反対側の壁からこの冷却された空気を送り出して、搬入された陳列用水産物を冷却するようになっている。
また、特許文献2には、冷風発生装置と、伸縮性を有した中空体からなって内側全面にわたって織編布からなる排気口を有し、一端に注排水口と前記冷風発生装置からの冷風を給気する接続口とが設けられた囲壁とで構成され、人の出入り口にエアカーテンを設けて冷気が逃げないようにした、低温物流システムとセリ市場の品質保持方法とその装置が示されている。
そして、こういった水産物・青果卸売り市場など以外にも、例えば冬、夏を通してアイススケート場とするのではなく、夏はローラースケート場やプールとし、冬場だけアイススケート場としたいという場合や、さらに、比較的大きな空き地が有るため冬場はスケートリンク、夏場はローラスケート場として子供達に開放したいといった場合に、メンテナンスが容易で簡単に敷設でき、安価にスケートリンクを形成できて夏場はそのままローラスケート場としても使えるゾーン冷却装置が望まれている。
すなわち、冬、夏を通してアイススケート場とする施設においては、一般的にコンクリートで形成された床にブラインを通す配管を埋め込む方式がとられるが、このような施設を構築することは高価であると共にメンテナンスが困難であり、さらに簡単に元の更地に戻すといったことができない。また、配管が地中(コンクリート)埋め込み式の場合、リンク形成用に張った水を氷とする以前にコンクリートや土が冷却され、約6〜7割がそのために使われて熱ロスが大きく、そういった面からも効率よくスケートリンクを形成できることが望まれている。
こういった技術としては、例えば特許文献3に、プール底部に架設されたパネル受け部に簀の子状アルミ製パネルを敷き詰め、その上面に断熱・防水シートを覆設し、さらに冷却技管を敷設して水を浸して製氷を行ない、アイスリンクを形成するアイススケートリンク架設工法が示されている。
また特許文献4には、木材、発泡スチロール、中空ブロック等の浮力材をプール、湖、沼等の水面上に敷設して浮力層を形成し、その表面にプラスチック製の防水シート表面に所定間隔を保って数個の冷却パイプを一体的に並列してなるアイスパネルを全面的に積層し、冷却パイプに冷媒を流してリンクを形成するアイススケートリンクが示されている。
PCT国際公開番号WO 03/078908号公報 特開2003−97878号公報 特開平11−276660号公報 特開昭54−127139号公報
しかしながら特許文献1に示されたシステムでは、高床式構造体52が用いられて陳列用水産物の搬入は容易であるが、例えば前記した300mにも及ぶ競り準備用ゾーンにこのような高床式構造体52を用意するためには、多大の費用がかかる。また、特許文献2に示されたシステムでは、冷風発生装置からの冷風を給気する接続口とが設けられた囲壁とで構成されて、人の出入り口にエアカーテンが設けられているが、この構成では水産物そのものの近くに冷却管が無く、人の出入りが激しい場合は冷却能力が落ちる可能性がある。そのため、床面を冷却マットで冷却したり、ブライン冷却管13を床面に埋設しても良いとしているが、この場合は費用がかかる上に撤去が容易ではなくなる。
また、特許文献3に示されたアイススケートリンク架設工法は、冷却手段や冷却用配管の他に、パネル受け部や簀の子状アルミ製パネル、断熱・防水シート等が必要であり、簡単に敷設することはできない。さらに特許文献4に示されたアイススケートリンクでは、プール、湖、沼等が必要であって、通常の空き地等を利用してスケートリンクを作る場合には応用できない。
そのため本発明においては、水産物・青果などの食料品を扱う卸売り市場、或いはプールや空き地など、どのような場所であっても簡単で安価な構成で容易に低温ゾーンを形成し、水産物・青果などの食料品の鮮度を保ったりスケート用リンクなどを容易に形成でき、しかも、熱効率も良いゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体を提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明になるゾーン冷却装置は、
冷却用媒体を冷却する冷却手段と、床面に配されて前記冷却手段に接続され、前記冷却用媒体を送受する冷却用配管とを有するゾーン冷却装置であって、
前記冷却用配管を圧入嵌合させて保持する機構を有して組立自在に互いを結合できるようにされ、前記冷却用配管に添って床面に複数配したパネル体により前記冷却用配管を保持し、ゾーンを冷却するようにしたことを特徴とする。
そして、前記パネル体における冷却用配管の保持機構は、床面側に前記冷却用配管より小径とした開口を有して前記冷却用配管径と略同径とした冷却管保持部を有し、上面から床面に向けて立設したリブであることを特徴とする。
また、このゾーン冷却装置に用いるパネル体は、
冷却用媒体を冷却する冷却手段と、床面に配されて前記冷却手段に接続され、前記冷却用媒体を送受する冷却用配管とを有するゾーン冷却装置に用いるパネル体であって、
上面から床面に向けて立設したリブに、床面側に前記冷却用配管より小径とした開口を有して前記冷却用配管径と略同径とした冷却管保持部が形成されていることを特徴とする。
このように、冷却手段と冷却用配管、及び冷却用配管を保持して組立自在に互いを結合できるようにしたパネル体、という簡単な構成でゾーン冷却装置を構築することで、水産物や青果などの食料品を扱う卸売り市場、或いはプールや空き地など、どのような場所であっても簡単で安価にしかも容易に低温ゾーンを形成することができる。また、構造が簡単で敷設、撤去が容易であるため、例えば市場が開設されるときだけ前記食料品の冷却を行ったり、特定期間だけスケートリンクにする、といった需要に対しても容易に対応できる。さらに冷却用配管は、パネル体に保持されてコンクリートや土とは直接接しないから、熱ロスが少なくて熱効率が良く、水産物・青果などの食料品の鮮度を保つ環境を素早く形成したり、スケート用のリンク形成も短時間で行なうことができ、また、パネル体が傷ついたり破損したりした場合にも交換が容易であると共に、そのままの形で水抜きをすればローラスケート場としても使用が可能である。
そして、前記冷却用配管を樹脂で形成することで、鋼管などに比較して腐蝕せず、パネル体を同じように樹脂で形成した場合、線膨張率が近くなって夏、冬の温度差によって歪みが生じるといったことも防止できる。また、樹脂だと軽いと共に柔らかいから、敷設やパネル体に嵌合させることが容易であり、管が長い場合は巻いて撤収するなどのことも可能であるから、必要な時だけ低温ゾーンを形成するような場合でも、敷設、撤去が容易にできるゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体とすることができる。
また、前記パネル体上面に冷気を通す穴を設けることで、パネル体上面にも冷気が上がりやすく、さらに、魚市場などでパネル体上面が汚れても水洗いするだけで簡単に表面を清浄に保つことができる。
さらに、前記パネル体は、床面側にパネル体を固定すると共に互いを結合するフックが設けられ、また、前記パネル体は、上面にスリップ止めの凹凸を設けることで、自由に取り外して交換することができ、さらに、スリップ止めによってローラスケート用として用いることもできる。
さらに、圧縮空気送出手段と、該圧縮空気送出手段に接続されて前記床面に敷設され、前記パネル体に保持される圧縮空気用配管と、該圧縮空気用配管と前記冷却用配管とが接続され、前記冷却用媒体としての冷却用液体と前記圧縮空気とを混合し、前記冷却用液体を霧状に吹き出させる2流体ノズルとを備えることにより、魚市場などにおいては前記したように最終競りが終了するまでにはかなりの時間を必要とし、時間の経過とともに日差しなどによって魚体の乾燥、昇温が進むが、このように冷却された液体を霧状に吹き出させることで乾燥を防ぐと共に魚体の冷却も同時に行うことができ、鮮度低下の問題を生じることのないゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体とすることができる。
そして、前記2流体ノズルは、前記パネル体に設けられれることで水産物・青果卸売り市場などでも邪魔にならずに冷却液体を噴出させることができ、また、前記冷却用媒体として海水または水を用いることで、魚市場は海の近くにあることが多いから冷却用媒体が容易に得られる。さらに、前記冷却用媒体に、殺菌用薬品を含有させることで、海水を用いた場合に問題となる貝の付着や雑菌の繁殖などが押さえられて、衛生面からも好適なゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体とすることができる。
そして、前記結合されて床面に複数配したパネル体周囲に壁部材を立てることで冷気を逃さずに水産物や青果を冷却することができ、また、前記結合されて床面に複数配したパネル体周囲の一部に、前記パネル体上面に続くスロープを設けることで、パネル体によって段差ができた場合も、容易にリフトなどをパネル体上に上げることができる。
また、前記冷却用媒体をブラインとすることで、例えばプールや空き地などにスケートリンクを構築する場合も、冷却用配管を配した周囲に水を張る壁を設ければ簡単で安価に、しかも容易にリンクを形成でき、冷却用配管は床面とは離間させられるから熱効率も良いスケートリンク形成用のゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体とすることができる。
以上記載のごとく本発明になるゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体は、水産物・青果などの食料品を扱う卸売り市場、或いはプールや空き地など、どのような場所であっても簡単で安価な構成で容易に、しかも、熱効率も良く低温ゾーンを形成することができ、水産物・青果などの食料品の鮮度を保ったりスケート用リンクの形成が容易である、ゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明になるゾーン冷却装置を魚市場におけるゾーン冷却に適用した場合の概略構成斜視図であり、図2(A)は図1に示したゾーン冷却装置に用いるパネル体で、霧発生用の2流体ノズルを組み合わせた場合の斜視図、(B)は2流体ノズルに冷却用媒体の配管と圧縮空気用配管とを接続した状態を示した上面図、(C)は同じく2流体ノズルに接続した冷却用媒体の配管と圧縮空気用配管との軸方向から見た、冷却用媒体を霧状に吹き出している状態を示した側面図、図3(A)は他のパネル体の斜視図、(B)はパネル体における配管を圧入嵌合して保持する小径開口を有した配管保持部を透視して示した斜視図、(C)はパネル体に圧入嵌合する配管の斜視図、(D)はスケートリンクを形成する場合のパネル体の配列例斜視図、図4は冷却用配管の他の敷設方法の一例である。
本発明になるゾーン冷却装置は、例えば図1に示したように魚市場に用いられ、魚2を並べられるようにしたパネル体1は、架橋プラスチックなどの樹脂で形成されて、図2(A)に示した2流体ノズル22を組み合わせたり、図3(A)に示したようにパネル体30単独のものが適宜組み合わされて敷き詰められている。
そして図1に1の番号を付したパネル体には、後記するように、それらパネル体1の中を通って保持され、架橋プラスチックなどの樹脂で形成された配管6に、冷却媒体用ヘッダー7や圧縮空気用ヘッダー8を介して海水などの冷却用媒体や圧縮空気が送り込まれ、パネル体1上に並べられた魚2を冷却すると共に、パネル体1の随所に設けられた2流体ノズル22から、圧縮空気によって海水を3で示したように霧状に噴出されるように構成されて、魚2の乾燥や昇温を防ぐようになっている。
上記した冷却用媒体は、例えば港などの海に近い魚市場においては、海水ポンプ10で海から汲み上げた海水を海水タンク11に蓄え、ポンプ14を介して空冷チラーユニット15に送り、例えば−1℃から+3℃程度に冷却して生成する。そしてその冷却用媒体としての海水には、配管6に付着する貝などを殺したり海水に含まれる雑菌を殺菌するため、薬注タンク12に蓄えた次亞塩素ソーダなどの殺菌用薬品が、薬注ポンプ13によって混入されて用いられる。なお、海水の利用ができない場合は、真水でも良く、この場合は凍らないように例えば2℃から7℃程度に冷却して用いる。
また圧縮空気は、コンプレッサー18によって生成されて矢印19のようにヘッダー8を介して配管6に送り込まれ、矢印16のようにヘッダー7を介してパネル1の中を通る配管6に送り込まれた海水の一部を、3で示したように霧として噴霧させるのに用いられる。そのため魚2などの生鮮物は、この霧3によって乾燥が防止されると共に海水に含ませた次亞塩素ソーダなどによって殺菌され、また、霧の蒸発潜熱によって周囲の空気が冷やされること、パネル1中の配管6を通る冷却用媒体としての海水の存在などによって昇温が防止される。
そして残りの海水は、ヘッダー7とは逆側に設けられたヘッダーで集められて矢印17の経路で海水タンク11に戻る。なお、この図1において、4は冷気を逃がさないよう、パネル体1が敷き詰められた周囲を囲むようにシートなどで形成した壁部材であり、冷気が容易に逃げていかないようにできればどのような形態のものでも良い。5はパネル体1上に魚などを運ぶ際、リフトなどがパネル体1上に載りやすくするためのスロープであり、これも図示した位置だけに限らず、冷却用配管6を敷設した周囲に設置するようにしても良い。
図3(A)は図1に示したパネル体のうち、霧発生用の2流体ノズルを用いないパネル体30の例を示したもので、図中31は前記図1に6として示した配管、上面に設けられた孔33は冷気を通すための通気孔で、さらにこのパネル体の上面には、図示はしていないがスリップ止めの凹凸が設けられ、床面側には、パネル体30または1同士を連結したり床面に取り付けるためのフック32が設けられている。そしてこのパネル体30は、前記したように架橋プラスチックなどの樹脂で形成され、その内部に、図3(B)の透視斜視図に示したように、小径開口から31で示した配管を圧入嵌合して保持する配管保持部35を有したリブ34が設けられ、図3(C)に示した配管31を、地面やコンクリートに接しないように保持できるようになっている。
この配管保持部35は、配管31を圧入する入り口が前記したように配管31の外径より小径とされ、保持部はほぼ配管31の外径と同径か多少大きく形成されて、樹脂で作られた配管31を圧入して嵌合させることで保持できるようになっている。このように、パネル体30と配管31をどちらも樹脂とすることで、線膨張係数が近似して夏、冬の温度差によるパネル体30や配管31の膨張や収縮があっても互いに余計な力を加えたり歪みが生じるようなことが無くなる。また、配管31(配管6)を樹脂とすることで鋼管などに比較して腐蝕せず、軽いと共に柔らかいから、パネル体30に嵌合させることが容易であり、敷設する場合は配管31を容易にまっすぐ敷設することができる。さらに、撤去する場合は丸めることが可能であるから、鋼管などに比して扱いが容易となり、必要な時だけ低温ゾーンを形成するような場合でも、敷設、撤去が容易にできるゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体とすることができる。
なお、このフック32や孔33の数や形状、リブ34の数、及び配管保持部35の数や形状は図示した数や形状に限られるものではなく、またリブ34を、配管31の軸方向に対して直角な方向にのみ設けた場合を示したが、補強のために配管31の軸方向に配管保持部35を持たないリブを設けても良い。また、この図3に示した配管31は、概略を示すために短く表現しているが、図1に示したように或る程度の面積内を通して配管されるものである。
図2(A)は図1に示したパネル体のうち、霧発生用の2流体ノズル22を配したパネル体1の例を示したもので、図中20は前記図1に6として示した例えば海水などの冷却用媒体を通す冷却用配管、21は例えば圧縮空気などを通す圧縮空気用配管、24のパネル体1の上面に設けられた孔24は冷気を通すための通気孔で、前記したようにこの上面には、図示していない滑り止めの凹凸が設けられ、そしてパネル体1の床面側には、配管21で隠されているが、図3に32で示したのと同様、パネル体1または30同士を連結したり床面に取り付けるためのフックが設けられている。
そしてこのパネル体1は、前記図3に示したパネル体30と同様架橋プラスチックなどの樹脂で形成され、その内部には、図3(B)の透視斜視図に示したのと同様な配管保持部35を有したリブ34が設けられ、配管20を地面やコンクリートに接しないように保持できるようになっていて、前記したパネル体30が有する利点を全て有している。また、このパネル体1の一角部には、海水(または真水)と圧縮空気のように2流体を混合して噴出させ、前記図1に3で示したような霧を発生させるためのノズル口23を有した2流体ノズル22が配されている。
この2流体ノズル22と冷却用配管20、圧縮空気用配管21との接続状況概略を示した図が図2(B)であり、2流体ノズル22は、配管20と配管21のそれぞれ一部に設けられたネジ口金等を有したT型継手25、26を介し、同じくネジ口金を有したL型継手27、28によって接続されている。そして配管20には、図1に16で示した冷却用媒体たる海水(または真水)が、配管21には同じく図1に19で示した圧縮空気が送り込まれている場合、2流体ノズル22のノズル口23からは、図2(C)に26で示したように霧状となった海水が噴出されてパネル体1の上部を冷却できるようになっている。
なお、図2(A)では、これらT型継手25、26、L型継手27、28におけるネジ口金の部分は省略されているが、T型継手25はパネル体1の内部の冷却用配管20に設けられ、L型継手27がパネル体1の側壁部分に描写されている。また、圧縮空気用配管21はパネル体1に覆われずに図示されているが、2流体ノズル22を配した位置を異ならせたパネル体1で覆うことは勿論であり、また、2流体ノズル22をパネル体1の角部に設けずに、パネル体1の中央付近や任意位置に設けるようにしても良いことも勿論である。
このように、空冷チラーユニット15のような冷却手段と冷却用配管20、31、及び冷却用配管を保持して組立自在に互いを結合できるようにしたパネル体1、30、という簡単な構成でゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体を構築することで、水産物や青果などの食料品を扱う卸売り市場、或いはプールや空き地など、どのような場所であっても簡単で安価、しかも容易に低温ゾーンを形成することができる。また冷却用配管20、31は、パネル体1、30に保持されてコンクリートや土とは直接接しないから、熱ロスが少なくて熱効率も良く、水産物・青果などの食料品の鮮度を保つ環境を素早く形成したり、スケート用のリンク形成も短時間で行えるゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体を提供することができる。
また、パネル体1に2流体ノズル22を設け、コンプレッサー18などの圧縮空気送出手段から送られる圧縮空気と冷却用媒体としての海水などを供給し、圧縮空気で海水などをこの2流体ノズル22から霧状に噴出させることで、魚市場などに持ち込まれた魚体の乾燥、昇温を防止でき、さらに、次亞塩素ソーダなどの殺菌用薬剤を海水(または真水)に混入させることで衛生面からの安全性も確保できる、ゾーン冷却装置とすることができる。
なお、以上の説明は、主に魚市場などの食料品を扱う卸売り市場におけるゾーン冷却装置であったが、本発明のゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体は、冷却用媒体をブラインに変更することで、そのままアイススケート場におけるスケートリンクの作成などにも用いることもできる。
その場合は、例えば前記図1に示した海水ポンプ10、海水タンク11、薬注タンク12、薬注ポンプ13、ポンプ14、コンプレッサー18等は不要であり、15で示した空冷チラーユニットは、冷却用媒体としてブラインを冷却用配管で循環させるブラインクーラなどの冷却手段とする。そして、冷却用配管31を床面に配した上に、図3(A)に示したようにパネル体30を配してこの冷却用配管31を保持し、図3(D)に示したようにパネル体30を敷き詰めて、水を張って凍らせる。
このようにすることで、例えばプールや空き地などにスケートリンクを構築する場合も、プールの場合はそのまま、空き地の場合は冷却用配管31を配した周囲に水を張る壁を設ければ、簡単で安価に、しかも容易にスケートリンクを形成でき、冷却用配管31はパネル体30で保持されて床面とは離間させられるから、熱効率も良いスケートリンク形成用のゾーン冷却装置とすることができる。
また、前記図1の説明では、床面に配してパネル体1で保持される配管6には、ヘッダー7を介して冷却用冷媒を送り、ヘッダー7とは逆側に設けたヘッダーで集めると説明したが、図4に示したように、冷却手段40にヘッダー47、48を介して冷却用配管41、42、43、44、45をU字状に取り付け、図3(B)に示したようなパネル体46を取り付けて、ゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体としても良い。このようにすることで、冷却用配管41、42、43、44、45を巻くことによって、より簡単に敷設と撤去を行えるゾーン冷却装置とすることができる。
このように本発明によれば、冷却手段15と冷却用配管6、及び冷却用配管6を保持して組立自在に互いを結合できるようにしたパネル体1、30、という簡単な構成でゾーン冷却装置を構築でき、水産物や青果などの食料品を扱う卸売り市場、或いはプールや空き地など、どのような場所であっても簡単で安価にしかも容易に低温ゾーンを形成することができる。また、構造が簡単で敷設、撤去が容易であるため、例えば市場が開設されるときだけ前記食料品の冷却を行ったり、特定期間だけスケートリンクにする、といった需要に対しても容易に対応できる。さらに冷却用配管6は、パネル体1、30に保持されてコンクリートや土とは直接接しないから、熱ロスが少なくて熱効率が良く、水産物・青果などの食料品の鮮度を保つ環境を素早く形成したり、スケート用のリンク形成も短時間で行なうことができ、また、パネル体が傷ついたり破損したりした場合にも交換が容易であると共に、そのままの形で水抜きをすればローラスケート場としても使用が可能なゾーン冷却装置を提供することができる。
本発明によれば、簡単、安価な構成で水産物や青果などの食料品を扱う卸売り市場、或いはプールや空き地など、どのような場所にも低温ゾーンやスケートリンクを容易に構築でき、水産物や青果などの鮮度を保ったり空き地の有効利用を図ることができる。
本発明になるゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体を魚市場におけるゾーン冷却に適用した場合の概略構成斜視図である。 (A)は図1に示したゾーン冷却装に用いるパネル体で、霧発生用の2流体ノズルを組み合わせた場合の斜視図、(B)は2流体ノズルに冷却用媒体の配管と圧縮空気用配管とを接続した状態を示した上面図、(C)は同じく2流体ノズルに接続した冷却用媒体の配管と圧縮空気用配管との軸方向から見た、冷却用媒体を霧状に吹き出している状態を示した側面図である。 (A)は他のパネル体の斜視図、(B)はパネル体における配管を圧入嵌合して保持する小径開口を有した配管保持部を透視して示した斜視図、(C)はパネル体に圧入嵌合する配管の斜視図、(D)はスケートリンクを形成する場合のパネル体の配列例斜視図である。 冷却用配管の他の敷設方法の一例である。 従来の低温ゾーニング形成システムの例を示した図である。
符号の説明
1 パネル体
2 魚
3 霧
4 壁
5 スロープ
6 配管
7 冷却用ヘッダー
8 圧縮空気用ヘッダー
10 海水ポンプ
11 海水タンク
12 薬注タンク
13 薬注ポンプ
14 ポンプ
15 空冷チラーユニット
18 コンプレッサー

Claims (14)

  1. 冷却用媒体を冷却する冷却手段と、床面に配されて前記冷却手段に接続され、前記冷却用媒体を送受する冷却用配管とを有するゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体であって、
    前記冷却用配管を圧入嵌合させて保持する機構を有して組立自在に互いを結合できるようにされ、前記冷却用配管に添って床面に複数配したパネル体により前記冷却用配管を保持し、ゾーンを冷却するようにしたことを特徴とするゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  2. 前記パネル体における冷却用配管の保持機構は、床面側に前記冷却用配管より小径とした開口を有して前記冷却用配管径と略同径とした冷却管保持部を有し、上面から床面に向けて立設したリブであることを特徴とする請求項1に記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  3. 前記冷却用配管を樹脂で形成したことを特徴とする請求項1または2に記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  4. 圧縮空気送出手段と、該圧縮空気送出手段に接続されて前記床面に敷設され、前記パネル体に保持される圧縮空気用配管と、該圧縮空気用配管と前記冷却用配管とが接続され、前記冷却用媒体としての冷却用液体と前記圧縮空気とを混合し、前記冷却用液体を霧状に吹き出させる2流体ノズルとを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  5. 前記2流体ノズルは、前記パネル体に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  6. 前記冷却用媒体として海水または水を用いたことを特徴とする請求項4または5に記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  7. 前記冷却用媒体に、殺菌用薬品を含有させたことを特徴とする請求項6に記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  8. 前記結合されて床面に複数配したパネル体周囲に壁部材を立てたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  9. 前記結合されて床面に複数配したパネル体周囲の一部に、前記パネル体上面に続くスロープを設けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  10. 前記冷却用媒体をブラインとしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体。
  11. 冷却用媒体を冷却する冷却手段と、床面に配されて前記冷却手段に接続され、前記冷却用媒体を送受する冷却用配管とを有するゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体に用いるパネル体であって、
    上面から床面に向けて立設したリブに、床面側に前記冷却用配管より小径とした開口を有して前記冷却用配管径と略同径とした冷却管保持部が形成されていることを特徴とするゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体に用いるパネル体。
  12. 前記パネル体上面に冷気を通す穴を設けたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体に用いるパネル体。
  13. 前記パネル体は、床面側にパネル体を固定すると共に互いを結合するフックが設けられていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体に用いるパネル体。
  14. 前記パネル体は、上面にスリップ止めの凹凸を設けたことを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載したゾーン冷却装置及び該冷却装置に用いるパネル体に用いるパネル体。
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