JP2007170603A - 油圧電磁弁の取付構造 - Google Patents

油圧電磁弁の取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】気中で使用する場合であっても、出力特性を安定化させることができる油圧電磁弁の取付構造を提供する。
【解決手段】油圧電磁弁1を作動して出力ポート15のオイル13をドレンポート16から排出するとドレンポート16に一瞬負圧が生じる。このとき、ノズル12がセットされたハウジング33には、ドレンポート16から排出されたオイル13を貯留するドレン室42が設けられており、ドレンポート16は、ドレン室42内に開口している。このため、ドレンポート16に負圧が生じた際には、ドレン室42に貯留されたオイル13が一瞬吸い込まれた後に正圧に復帰する。このため、空気の吸い込みに起因したサージ圧の発生や応答時間のバラツキを防止することができ、出力特性を安定化させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動変速機のバルブボディに取り付けられる油圧電磁弁の取付構造に関する。
従来、車両には、自動変速機が搭載されており、該自動変速機には、コントロールバルブが設けられている。該コントロールバルブのバルブボディには、図4に示すように、バルブボディに形成された油圧回路の油圧を制御する油圧電磁弁801が設けられている。
この油圧電磁弁801には、ソレノイド811を備えた電磁弁本体812と、該電磁弁本体812より延出したノズル813とを備えており、該ノズル813を前記バルブボディにセットできるように構成されている。このノズル813には、オイルが入力される入力ポート814と、オイルを出力する出力ポート815と、オイルを排出するドレンポート816とが設けられている。
これにより、前記ソレノイド811への通電を制御することによって、前記入力ポート814に加えられたオイルを制御して前記出力ポート815から出力するとともに、該出力ポート815に加えられたオイルを前記ドレンポート816から排出することで、前記出力ポート815での油圧を制御できるように構成されている。
しかしながら、このような従来の油圧電磁弁801の取付構造にあっては、油中で使用されることが前提とされており、油中で使用する場合、安定した応答特性が得られるように構成されている。
図5の(a)は、前記油圧電磁弁801を油中で使用した状態で、駆動電流821をステップ変化させた際の入力圧822と出力圧823との変化を示す図であり、駆動電流821に対する出力圧823の変化が安定している。
一方、図5の(b)は、前記油圧電磁弁801を気中で使用した状態で、駆動電流821をステップ変化させた際の入力圧822と出力圧823との変化を示す図であり、駆動電流821に対する出力圧823の変化が不安定となりサージ圧831の発生が認められる。
すなわち、前記駆動電流821をステップ変化させると、前記出力ポート815のオイルがドレンポート816から急激に排出される。すると、該ドレンポート816には一瞬負圧が生じ、外部の空気を吸い込んでしまう。これにより、出力にサージ圧831が発生するとともに、応答時間にもバラツキがでるという問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、気中で使用する場合であっても、出力特性を安定化させることができる油圧電磁弁の取付構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の油圧電磁弁の取付構造にあっては、電磁弁本体より延出するとともにバルブボディのハウジングにセットされるノズルに、出力ポートのオイルを排出する為のドレンポートが設けられた油圧電磁弁の取付構造において、前記ノズルがセットされる前記バルブボディの前記ハウジングに、前記ドレンポートに連結され該ドレンポートから排出されたオイルを貯留する貯留部を設けた。
すなわち、油圧電磁弁を作動して出力ポートのオイルをドレンポートから排出した際には一瞬負圧が生じる。このとき、前記ドレンポートを備えたノズルがセットされるハウジングには、前記ドレンポートから排出されたオイルを貯留する貯留部が設けられており、前記ドレンポートは前記貯留部に連結されている。
このため、前記ドレンポートに負圧が生じた際には、前記貯留部に貯留されたオイルが一瞬吸い込まれた後、正圧に復帰する。
また、請求項2の油圧電磁弁の取付構造においては、前記油圧電磁弁は、前記電磁弁本体より延出した前記ノズルが横方向へ向けて配置される横向き配置型であって、前記ハウジングの側方から前記ノズルを挿入して収容した状態で前記貯留部に貯留されるオイルの油面が前記ドレンポートの高さ位置より高位置となるように前記貯留部の壁面の高さ寸法を設定した。
すなわち、横置き配置型の油圧電磁弁を、そのノズルを横方向へ向けた状態でハウジングにセットした際には、前記貯留部に貯留されるオイルの油面が、前記ドレンポートの高さ位置より高位置に維持される。
このため、前記ドレンポートへの空気の吸い込みが防止される。
さらに、請求項3の油圧電磁弁の取付構造では、前記油圧電磁弁は、前記電磁弁本体より延出した前記ノズルが上方へ向けて配置される上向き配置型であって、前記ハウジングの下方から前記ノズルを挿入して収容した状態で前記貯留部に貯留されるオイルの油面が前記ドレンポートの高さ位置より高位置となるように前記貯留部の壁面の高さ寸法を設定した。
すなわち、縦置き配置型の油圧電磁弁を、そのノズルを上方へ向けた状態でハウジングにセットした際には、前記貯留部に貯留されるオイルの油面が、前記ドレンポートの高さ位置より高位置に維持される。
このため、前記ドレンポートへの空気の吸い込みが防止される。
加えて、請求項4の油圧電磁弁の取付構造にあっては、前記油圧電磁弁は、前記電磁弁本体より延出した前記ノズルが下方へ向けて配置される下向き置型であって、前記ハウジングの上方から前記ノズルを挿入して収容した状態で前記貯留部に貯留されるオイルの油面が前記ドレンポートの高さ位置より高位置となるように前記貯留部の壁面の高さ寸法を設定するとともに、該貯留部のオイルを外部に排出する為の排出口を前記ドレンポートの高さ位置より高位置に設定した。
すなわち、縦置き配置型の油圧電磁弁を、そのノズルを下方へ向けた状態でハウジングにセットした際には、前記貯留部に貯留されるオイルの油面が、前記ドレンポートの高さ位置より高位置に維持される。
このため、前記ドレンポートへの空気の吸い込みが防止される。
そして、前記貯留部内の油面が排出口より高位置となった際に、貯留されたオイルが前記排出口より排出される。
以上説明したように本発明の請求項1の油圧電磁弁の取付構造にあっては、油圧電磁弁を作動して出力ポートのオイルをドレンポートから排出し、該ドレンポートに一瞬負圧が生じた際には、当該ドレンポートには、前記ハウジングに形成された貯留部のオイルが吸い込まれた後に正圧に復帰する。
このため、負圧持に外部の空気がドレンポートから吸い込まれてしまう従来と比較して、気中で使用した場合であっても、空気の吸い込みに起因したサージ圧の発生や応答時間のバラツキを防止することができる。これにより、出力特性を安定化させることができる。
また、請求項2の油圧電磁弁の取付構造においては、電磁弁本体より延出したノズルを横向きに配置する横向き配置型の油圧電磁弁であっても、前記ドレンポートへの空気の吸い込みを確実に防止することができる。
さらに、請求項3の油圧電磁弁の取付構造では、電磁弁本体より延出したノズルが上向きに配置される上向き配置型の油圧電磁弁であっても、前記ドレンポートへの空気の吸い込みを確実に防止することができる。
加えて、請求項4の油圧電磁弁の取付構造にあっては、電磁弁本体より延出したノズルが下向きに配置される下向き置型の油圧電磁弁であっても、前記ドレンポートへの空気の吸い込みを確実に防止することができる。
そして、前記貯留部内の油面が排出口より高位置となった時点で、貯留されたオイルを前記排出口より排出することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる油圧電磁弁の取付構造を示す図であり、気中において横置きで使用される横向き配置型の油圧電磁弁1が示されている。
この油圧電磁弁1は、従来例と同様にソレノイドを備えた電磁弁本体11と、該電磁弁本体11より延出したノズル12とを備えており、該ノズル12の側面には、オイル13を入力する為の入力ポート14と、該入力ポート14から入力されたオイル13を出力する為の出力ポート15と、該出力ポート15のオイル13を排出する為のドレンポート16とが開設されている。
これにより、前記電磁弁本体11に設けられたソレノイドへの通電を制御して前記入力ポート14から前記出力ポート15へのオイルの通流量を制御することによって、該出力ポート15から出力される油圧を制御できるように構成されている。また、前記ソレノイドへの通電を制御して前記出力ポート15から前記ドレンポート16へのオイル13の通流量を制御することにより、該出力ポート15に加えられた油圧を前記ドレンポート16から排出できるように構成されている。
また、前記ノズル12の外周面には、前記ドレンポート16及び前記出力ポート15間と、該出力ポート15及び前記入力ポート14間と、該入力ポート14及び前記電磁弁本体11間とのそれぞれにリング溝21,・・・が形成されており、各リング溝21,・・・には、Oリング22,・・・が装着されている。
一方、この油圧電磁弁1が取り付けられるコントロールバルブは、従来例と同様に、車両に搭載された自動変速機に設けられており、このコントロールバルブのバルブボディ31は、上層側を構成するアッパボディ32を備えている。該アッパボディ32の下面には、油圧回路が形成されており、当該アッパボディ32上面側には、前記油圧電磁弁1の前記ノズル12がセットされるハウジング33が形成されている。
このハウジング33には、当該アッパボディ32の側面に開口するノズル挿入穴41が設けられており、該ノズル挿入穴41には、前記油圧電磁弁1の前記ノズル12が挿入された状態で固定されるように構成されている。これにより、前記油圧電磁弁1は、前記電磁弁本体11より延出した前記ノズル12が横方向へ向けて配置されるように構成されている。
前記ノズル挿入穴41の内側面には、前記ノズル12に外嵌した前記各Oリング22,・・・が密着するように構成されており、各Oリング22,・・・によって、前記ドレンポート16が開口する先端側のドレン室42と、前記出力ポート15が開口する出力室43と、前記入力ポート14が開口する入力室44とが互いにシールされるように構成されている。
該入力室44には、前記アッパボディ32に形成された入力路51が接続されており、該入力路51は、前記油圧回路に接続されている。また、前記出力室43には、前記アッパボディ32に形成された出力路52が接続されており、該出力路52は、前記油圧回路に接続されている。これにより、前記油圧回路における油圧を制御できるように構成されている。
前記ハウジング33には、前記ドレン室42に連通する排出口61が上部に設けられており、前記ドレン室42は、前記排出口61を介して外部に開放されている。前記ドレン室42における立壁の壁面62上縁は、セットされた前記ノズル12の前記ドレンポート16の高さ位置より高位置となるように設定されている。
これにより、前記ノズル12の前記ドレンポート16から排出されたオイル13を、前記ドレン室42に貯留できるように構成されており、当該ドレン室42は、本発明の貯留部を構成している。そして、このドレン室42に貯留されたオイル13の油面71は、前記ドレンポート16の高さ位置より高位置となるように構成されており、前記油面71の高さが前記排出口61に達した時点で前記オイル13が前記ドレン室42の外部に排出されるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記油圧電磁弁1を作動して出力ポート15のオイル13をドレンポート16から排出した際には、当該ドレンポート16に一瞬負圧が生じる。このとき、このドレンポート16を有するノズル12がセットされたハウジング33には、前記ドレンポート16から排出されたオイル13を貯留するドレン室42が設けられており、前記ドレンポート16は、前記ドレン室42内に開口している。
このため、前記ドレンポート16に負圧が生じた際には、前記ドレン室42に貯留されたオイル13が一瞬吸い込まれた後に正圧に復帰する。
このため、負圧持に外部の空気が前記ドレンポート16から吸い込まれてしまう従来と比較して、気中で使用した場合であっても、空気の吸い込みに起因したサージ圧の発生や応答時間のバラツキを防止することができる。これにより、出力特性を安定化させることができる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同一又は同等部分に付いては、同符号を付して説明を割愛するとともに、異なる部分に付いてのみ説明する。
すなわち、本実施の形態にかかる油圧電磁弁1は、第1の実施の形態と同構成であって、気中において電磁弁本体11より延出したノズル12が上方へ向けて配置される上向き縦配置型の油圧電磁弁1が示されている。
この油圧電磁弁1が取り付けられるバルブボディ31の左面には、油圧回路が形成されており、当該バルブボディ31右面側には、前記油圧電磁弁1の前記ノズル12がセットされるハウジング33が形成されている。
このハウジング33には、上下に貫通するノズル挿入穴41が設けられており、該ノズル挿入穴41には、下方から前記油圧電磁弁1の前記ノズル12が挿入された状態で固定されるように構成されている。これにより、前記油圧電磁弁1は、前記電磁弁本体11より延出した前記ノズル12が上向きに配置されるように構成されている。
前記ハウジング33には、ドレン室42に連通する排出口61が上端に開口しており、前記ドレン室42は、前記排出口61を介して外部に開放されている。前記ドレン室42における立壁の壁面62上縁は、セットされた前記ノズル12の前記ドレンポート16の高さ位置より高位置となるように設定されている。
これにより、前記ノズル12の前記ドレンポート16から排出されたオイル13を、前記ドレン室42に貯留できるように構成されており、当該ドレン室42は、本発明の貯留部を構成している。そして、このドレン室42に貯留されたオイル13の油面71は、前記ドレンポート16の高さ位置より高位置となるように構成されており、前記油面71の高さが前記排出口61に達した時点で前記オイル13が前記ドレン室42の外部に排出されるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記油圧電磁弁1を作動して出力ポート15のオイル13をドレンポート16から排出した際には、当該ドレンポート16に一瞬負圧が生じる。このとき、このドレンポート16を有するノズル12がセットされたハウジング33には、前記ドレンポート16から排出されたオイル13を貯留するドレン室42が設けられており、このドレン室42に貯留されるオイル13の油面71は、前記ドレンポート16の高さ位置より高位置に維持されているとともに、前記ドレンポート16は、前記ドレン室42内に開口している。
このため、前記ドレンポート16に負圧が生じた際には、前記ドレン室42に貯留されたオイル13が一瞬吸い込まれた後に正圧に復帰する。
このため、負圧持に外部の空気が前記ドレンポート16から吸い込まれてしまう従来と比較して、気中で使用した場合であっても、空気の吸い込みに起因したサージ圧の発生や応答時間のバラツキを防止することができる。これにより、出力特性を安定化させることができる。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同一又は同等部分に付いては、同符号を付して説明を割愛するとともに、異なる部分に付いてのみ説明する。
すなわち、本実施の形態にかかる油圧電磁弁1は、第1の実施の形態と同構成であって、気中において電磁弁本体11より延出したノズル12が下方へ向けて配置される下向き縦配置型の油圧電磁弁1が示されている。
この油圧電磁弁1が取り付けられるバルブボディ31の右面には、油圧回路が形成されており、当該バルブボディ31左面側には、前記油圧電磁弁1の前記ノズル12がセットされるハウジング33が形成されている。
このハウジング33には、当該バルブボディ31の上端面に開口するノズル挿入穴41が設けられており、該ノズル挿入穴41には、前記油圧電磁弁1の前記ノズル12が挿入された状態で固定されるように構成されている。これにより、前記油圧電磁弁1は、前記電磁弁本体11より延出した前記ノズル12が上向きに配置されるように構成されている。
前記ハウジング33には、ドレン室42に連通する横穴101が穿孔されており、該横穴101の端部は、封止部材102で封止されている。この横穴101には、縦穴103が接続されており、該縦穴103の上端が形成する排出口61は、上方へ向けて開口している。これにより、前記ドレン室42は、前記横穴101及び前記縦穴103の前記排出口61を介して外部に開放されている。
そして、前記ドレン室42における立壁の壁面62は、前記ノズル挿入穴41の内側面で構成されており、セットされた前記ノズル12の前記ドレンポート16の高さ位置より十分に高い位置まで形成されている。また、前記ドレン室42のオイル13を外部に排出する為の前記排出口61は、前記ドレンポート16の高さ位置より高位置に設定されている。
これにより、前記ノズル12の前記ドレンポート16から排出されたオイル13を、前記ドレン室42に貯留できるように構成されており、当該ドレン室42は、本発明の貯留部を構成している。また、このドレン室42に貯留されたオイル13の油面71は、前記ドレンポート16の高さ位置より高位置となるように構成されており、前記油面71の高さが前記排出口61に達した時点で前記オイル13が前記ドレン室42の外部に排出されるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記油圧電磁弁1を作動して出力ポート15のオイル13をドレンポート16から排出した際には、当該ドレンポート16に一瞬負圧が生じる。このとき、このドレンポート16を有するノズル12がセットされたハウジング33には、前記ドレンポート16から排出されたオイル13を貯留するドレン室42が設けられており、このドレン室42に貯留されるオイル13の油面71は、前記ドレンポート16の高さ位置より高位置に維持されているとともに、前記ドレンポート16は、前記ドレン室42内に開口している。
このため、前記ドレンポート16に負圧が生じた際には、前記ドレン室42に貯留されたオイル13が一瞬吸い込まれた後に正圧に復帰する。
このため、負圧持に外部の空気が前記ドレンポート16から吸い込まれてしまう従来と比較して、気中で使用した場合であっても、空気の吸い込みに起因したサージ圧の発生や応答時間のバラツキを防止することができる。これにより、出力特性を安定化させることができる。
本発明の第1の実施の形態の要部を示す一部断面図である。 本発明の第2の実施の形態の要部を示す一部断面図である。 本発明の第3の実施の形態の要部を示す一部断面図である。 従来の油圧電磁弁を示す断面図である。 同従来例での出力特性を示す図で、(a)は油中で使用した場合の出力特性であり、(b)は気中で使用した場合での出力特性である。
符号の説明
1 油圧電磁弁
11 電磁弁本体
12 ノズル
13 オイル
15 出力ポート
16 ドレンポート
31 バルブボディ
33 ハウジング
42 ドレン室
61 排出口
62 壁面

Claims (4)

  1. 電磁弁本体より延出するとともにバルブボディのハウジングにセットされるノズルに、出力ポートのオイルを排出する為のドレンポートが設けられた油圧電磁弁の取付構造において、
    前記ノズルがセットされる前記バルブボディの前記ハウジングに、前記ドレンポートに連結され該ドレンポートから排出されたオイルを貯留する貯留部を設けたことを特徴とする油圧電磁弁の取付構造。
  2. 前記油圧電磁弁は、前記電磁弁本体より延出した前記ノズルが横方向へ向けて配置される横向き配置型であって、
    前記ハウジングの側方から前記ノズルを挿入して収容した状態で前記貯留部に貯留されるオイルの油面が前記ドレンポートの高さ位置より高位置となるように前記貯留部の壁面の高さ寸法を設定したことを特徴とする請求項1記載の油圧電磁弁の取付構造。
  3. 前記油圧電磁弁は、前記電磁弁本体より延出した前記ノズルが上方へ向けて配置される上向き配置型であって、
    前記ハウジングの下方から前記ノズルを挿入して収容した状態で前記貯留部に貯留されるオイルの油面が前記ドレンポートの高さ位置より高位置となるように前記貯留部の壁面の高さ寸法を設定したことを特徴とする請求項1記載の油圧電磁弁の取付構造。
  4. 前記油圧電磁弁は、前記電磁弁本体より延出した前記ノズルが下方へ向けて配置される下向き置型であって、
    前記ハウジングの上方から前記ノズルを挿入して収容した状態で前記貯留部に貯留されるオイルの油面が前記ドレンポートの高さ位置より高位置となるように前記貯留部の壁面の高さ寸法を設定するとともに、該貯留部のオイルを外部に排出する為の排出口を前記ドレンポートの高さ位置より高位置に設定したことを特徴とする請求項1記載の油圧電磁弁の取付構造。
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