JP2007170380A - 内燃機関のエンジンブロックの組み付け、取り外し方法、及びこの方法によって製造された装置 - Google Patents

内燃機関のエンジンブロックの組み付け、取り外し方法、及びこの方法によって製造された装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来技術の問題を回避できる上位概念に規定した方法を提供すること。
【解決手段】内燃機関のエンジンブロックに対する該エンジンブロックのピストンおよびシリンダライナーの組み付け、および/または組外しを併せて行うための方法が提供される。この方法によれば、前記組み付けおよび/または組み外しの際に、前記シリンダライナー(6)を、当接肩部(16)で支持または保持するようにし、該当接肩部は、前記ピストン(1)の連接棒(3)および/または前記ピストン(1)に配置され、好ましくは一体的に形成されるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関のエンジンブロックに対する該エンジンブロックのピストンおよびシリンダライナーの組み付け、および/または組外しを併せて行うための方法に関する。さらに本発明は、シリンダライナーとその中に配置可能なピストンと、そして必要に応じてピストンに配置される連接棒とを備えた装置に関し、さらに、ピストン、連接棒、およびシリンダライナー自体、さらには内燃機関および把持器にも関する。
例えば定置式のガスエンジンのような大型エンジンにおいて特に、安定性の面から、内燃機関のクランク軸を包囲する連接棒のビッグエンドを大きくする必要があるため、ピストンの組み付けおよび/または組み外しの際に連接棒がシリンダライナーを通り抜けることができないという問題が生じる。このような状況に関しては、現在の技術において、ピストン、連接棒、およびシリンダの組み付けおよび/または組み外しを併せて行う方法が既に公知である。したがって、ピストンだけでなくシリンダライナーにも固定される把持器を使用することが既に提案されている。しかし、この方法には、ピストンおよびシリンダライナーに、追加のねじ、小穴、フック、またはそのようなものを設けなければならないという欠点がある。あるいは、シリンダライナー内の拡張部を拡張し、ピストンを減圧状態に保持するという方法も公知である。しかし、この方法には、漏れが原因で、組み付けおよび/または組み外しの際にピストンの保持作用が十分確実ではない危険があるという欠点がある。それだけでなく、もっぱら摩擦に頼ってシリンダライナーを固定することは、シリンダライナーおよびピストンのより軽量な構成にのみ適している。
本発明の課題は、上記の問題を回避できる上位概念に規定した方法を提供することである。
この課題は本発明により、組み付けおよび/または組み外しの際に、シリンダライナーを、当接肩部で支持または保持するようにし、該当接肩部は、ピストンの連接棒および/または連接棒に配置され、好ましくは一体的に形成されるものであることによって解決される。
したがって、本発明の基本的な技術思想は、組み付けおよび/または組み外しの際に、ピストンの連接棒および/または連接棒に配置され得る当接肩部でシリンダライナーを支えることによって、シリンダライナーを安全に保持することである。これによって、シリンダライナーの脱落を防止することができる。
好適な変化実施形態においては、組み付けおよび/または組み外しの際にピストンおよびシリンダライナーを併せて、そして、好ましくは排他的に、前記ピストンに保持させると共に、および/またはエンジンブロックに押し込み、および/またはエンジンブロックから引き出すように設計することができる。小さいシリンダライナーおよびピストンの場合、ピストンを手で把持し保持することができる。しかしとりわけ、大きく重量のある組み付けアセンブリでは通常、ピストンとピストンに掛かる連接棒およびシリンダライナーを保持するために把持器を使用すれば好都合である。これらすべての変形例において、シリンダライナーが連接棒および/またはピストンに掛けられ、アセンブリ全体がピストンで把持されまたは保持される。
本発明のさらなる態様によれば、本発明による方法のために使用できるような装置のピストンを覆って係合把持するための把持器も提供される。
この方法の実施に適している、シリンダライナーおよびその中に配置できるピストンを備えた装置によれば、ピストンおよび/または連接棒は、好ましくは一体となって構成された当接肩部を備え、該当接肩部は、組み付けおよび/または組み外しの際にシリンダライナーを支持または保持し得るものである。したがって、さらなる態様によれば本発明には、また、このような装置構成を有する、これに適したピストン、連接棒、シリンダライナー、および内燃機関も含まれる。内燃機関としては、例えば定置式ガスエンジンが挙げられる。
本発明のさらなる詳細および特徴は、添付図面を参照した説明から明らかになる。
図1、図2、および図4は、図示していない連接棒キャップが連接棒3から解放され、連接棒のビッグエンド19がクランク軸11からひき外された状態を示している。連接棒3は、図示の状態において、取り付けロッド10を用いてシリンダヘッド側にて上方に向かってシリンダライナー6から、把持器8の2つのシェル8’をピストン1に載置して覆って把持できる程度押し出されている。把持器の種類に応じてピストンを付加的に適合させなくても済むように、好適な変形例では、把持器8が、ピストン1上の溝4に係合するための少なくとも1つの突起部を有している。これにより、ピストンリング間の距離に応じて、把持器8を、通常はピストンリングがはまっているピストンリング溝4に直接係合させることが可能になる。代替的に、図3に示したように、好ましくは傾斜した把持面20を用いてピストン8を後方位置で係合把持するように、把持器を設計することもできる。
図1、図2、および図4に示した状態において、シリンダライナー6は連接棒3の当接肩部16(図1および図2)または当接肩部16および16’(図4)に支えられている。図1および図2による実施例では、当接肩部16の向かい側において追加の支持面17がさらに連接棒3に設けられている。この支持面は、取り付け時のみ存在するロッドによって図1および図2に示した位置に連接棒3が押し込まれるとすぐに、シリンダライナー6内での連接棒3のセンタリングを行うために用いられる。この関連での「センタリング」という用語が実質的に表していることは、ピストン1上で引っ張りに際してシリンダライナー6が当接肩部16から滑り落ちることを防止するような組み付け上の位置合わせの精確な位置関係ということである。図4および図4aによる実施例においては、両方の当接肩部16および16’が共働することによってセンタリングが行われる。連接棒3は、連接棒のビッグエンド19の領域と、動作状態においてクランク軸11の方を向く端部領域において、シリンダライナー6の内径より大きい最大直径を有している。図1および図2による当接肩部16と支持面17、または図4および図4aによる当接肩部16および16’は、図示した実施例において、この端部領域に配置され、連接棒3において一体的に形成されている。当接肩部16または当接肩部16、16’は、図示したように、組み付け状態においてクランク軸のほうに向いているシリンダライナー6の下端18に係合する。
以下では、本発明に従って創出された組み付け方法を用いた、ピストン1、連接棒3、およびシリンダライナー6の組み付けについて説明する。まず、ピストン1、ピストンピン2、および連接棒3が組み立てられる。ピストンピン2は止め輪5で固定される。このように前もって組み立てられたユニットが下から、またシリンダライナー6の下端18の側で、シリンダライナーに差し込まれる。その後、当接肩部16およびさらなる支持面17を用いて、あるいは当接肩部16、16’を用いて、シリンダライナー6における連接棒3のセンタリングが行われるように、ピストン1および連接棒3から成るユニットが、シリンダライナー6内で上方に押される。これでシリンダライナーは、当接肩部16または当接肩部16、16’の上に載ることになる。次に、ピストンリングがピストン1に装着され、把持器8が取り付けられる。その際、例えば、傾斜した把持面20が図3に示したようにピストン1を後方位置で係合把持するように両方のシェル8’をピストン1に載置することができる。
開いた連接棒のビッグエンド19において、連接棒軸受筒15が、回動しないように図2および図2aに示した固定ラグ14で固定されている。図4および図4aによる第2実施例においては、固定ラグ14が明示的には示されていないが、固定ラグは第1実施例の場合と同様の方法で形成することができる。その後、外側でシールリング12がシリンダライナー6の対応する溝にはめ込まれる。対応する、技術水準において公知のシーラントをクランクケース7内の軸受面に施した後で、このように前もって組み立てられた、ピストン、連接棒、シリンダライナー、および把持器から成るユニットが上から、またシリンダヘッドの側で、エンジンブロックまたはクランクケース7に差し込まれる。その後、シリンダライナー6の環状フランジ21がクランクケース7における対応するはめ合い部に載るまで、このユニット全体が、例えばプラスチックハンマーを用いてエンジンブロック7に打ち込まれる。この状態を示しているのが図1、図2、および図4である。ここで、取り付けロッド10が横からクランクケース7に取り付けられ、固定ラグ14において調節または固定され、それによって連接棒3が固定される。図4および図4aによる第2実施例においては、取り付けロッド10は、固定ラグ14ではなく、連接棒3のセンタリングピン23に係合する。このことが行われると、把持器8を取り外すことができ、ここでは示していないが技術水準において公知のピストン挿入スリーブを上部のシリンダライナーすり合わせにてセンタリングすることができる。把持器8からピストン1が解放された後、取り付けロッド10を用いて連接棒3をピストン1とともに下に移動させ、開いた連接棒のビッグエンド19をクランク軸11に装着することができる。その後、ここでは示していないが技術水準において公知の連接棒クランプを、取り付けた連接棒のビッグエンドと連接棒3とともに初期締め付けトルクで締めることができる。ここでは示していないピストン挿入スリーブを取り外した後、技術水準において公知のように、シリンダライナー6を締め付けるための装置により、さらなる操作が行われる。シーラントの硬化および漏れ試験の後に、この締め付けるための装置を取り外すことができる。シリンダヘッドをシリンダヘッドボルト9に取り付けるためのさらなるステップは、技術水準において公知である。
本発明によれば、組み外しは次のように行われる。まず、図示していない連接棒クランプが軸受筒15とともに連接棒のビッグエンド19から取り外される。図1および図2による第1実施例においては、固定ラグ14が連接棒3に固定される。その後、クランクケース7への取り付けロッド10の取り付けと、取り付けロッド10の調整または下の固定ラグ14への固定が行われ、それによって連接棒3がロッド10に取り付けまたは固定される。第2実施例においては、取り付けロッド10は固定ラグ14ではなくセンタリングピン23に係合する。ここで、さらなる支持面17を用いて、あるいはシリンダライナー6内の両方の当接肩部16、16’を用いて、シリンダライナー6における連接棒6のセンタリングが行われ、それによってシリンダライナー6が連接棒3の当接肩部16または当接肩部16、16’に自動的に当接する位に、取り付けロッド10を用いて、連接棒3およびピストン1から成るユニットが上方に、またクランク軸11から離れる方向に押される。このように上方に押される際に、ピストンリング溝4のピストンリングがシリンダライナー6からスナップ作用で外れ、それによってピストン1および連接棒3が滑り戻らないように、ピストン1がシリンダライナー6から上方に押し出される。その後、把持器8の取り付けが行われる。その際、第1変形においては、図3に示したように両方の把持面20がピストン1を後方位置で係合把持することができる。代替的に、まずシールリングをピストンリング溝4から外し、それから把持器8上の適切な突起部を用いてピストンリング溝4に直接係合するように設計することもできる。両方の変形例において、いずれにせよ取り付けの後で把持器8、ピストン1、連接棒3、およびシリンダライナーが固定される。前述のステップに続いて、シリンダライナー6をクランクケース7から解放する必要がある。この解放は、連接棒3およびそれに支えられているシリンダライナー6を、取り付けロッド10を用いてクランクケース7からさらに上に押し出すだけで達成できる。長期間にわたる稼動の後には、シリンダライナー6がクランクケース7内に固着してしまうことが多い。このような事態が生じた場合は、図3に示した液圧シリンダ13を用いて把持器8、ピストン1、連接棒3、およびシリンダライナー6から成るユニットを上に押すことで、シリンダライナー6とクランクケース7との結合を解離することができる。図3に示したように、液圧シリンダ13がクランクケース7で支えられ、把持器8上の対応する突起部22に押し付けられれば好都合である。シリンダライナー6を解放した後、把持器8に掛かっているユニット全体を手で、あるいはユニットが大きい場合はクレーンで、クランクケース7から外に持ち上げることができる。本発明によれば、把持器8がピストン1に接触している間、シリンダライナー6は、解放時にも持ち上げ時にも連接棒に支えられている。取り外しのさらなるステップは、組み付けとは逆の順序で行われるため、再び別個に説明する必要はない。
シリンダライナー、ピストン、および連接棒から成る、本発明による構成の第1実施例を備えるエンジンブロックの断面斜視図である。 対応する縦断面図である。 組み付けおよび/または組み外しの際にシリンダライナーが連接棒に支えられる領域における、図2の一部の詳細図である。 ピストンおよび把持器の領域における詳細断面図である。 本発明による第2実施例の縦断面図である。 組み付けおよび/または組み外しの際にシリンダライナーが連接棒に支えられる領域における、図4の一部の詳細図である。
符号の説明
1 ピストン
2 ピストンピン
3 連接棒
4 ピストンリング溝、溝
5 止め輪
6 シリンダライナー
7 クランクケース、エンジンブロック
8 把持器
8’ シェル
9 シリンダヘッドボルト
10 取り付けロッド、ロッド
11 クランク軸
12 シールリング
13 液圧シリンダ
14 固定ラグ
15 連接棒軸受筒、軸受筒
16 当接肩部
16’ 当接肩部
17 支持面
18 下端、端部
19 連接棒のビッグエンド
20 把持面
22 突起部
23 センタリングピン

Claims (21)

  1. 内燃機関のエンジンブロックに対する該エンジンブロックのピストンおよびシリンダライナーの組み付け、および/または組外しを併せて行うための方法であって、前記組み付けおよび/または組み外しの際に、前記シリンダライナー(6)を、当接肩部(16)で支持または保持するようにし、該当接肩部は、前記ピストン(1)の連接棒(3)および/または前記ピストン(1)に配置され、好ましくは一体的に形成されるものであることを特徴とする方法。
  2. 前記シリンダライナー(6)の脱落が防止されるように、前記シリンダライナー(6)を、前記当接肩部(16)によって保持することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ピストン(1)および前記シリンダライナー(6)を、その組み付けおよび/または組み外しの際に併せて、そして、好ましくは排他的に前記ピストン(1)に保持すると共に、前記エンジンブロック(7)に押し込み、および/または前記エンジンブロック(7)から引き出すようにしたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記ピストン(1)および前記シリンダライナー(6)を、組み付けおよび/または組み外しの際に併せて、前記ピストン(1)に係合する把持器(8)に保持すると共に、前記エンジンブロック(7)に押し込み、および/または前記エンジンブロック(7)から引き出すようにしたことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記把持器(8)を前記ピストン(1)に載置された状態において、前記ピストン(1)内の溝(4)に係合させ、該溝は、少なくとも1つの、好ましくはピストンリング用に設けられたものであることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記把持器(8)は、前記ピストン(1)を後方位置で係合把持するための好ましくは傾斜した把持面(20)を有するものであることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  7. 組み外しの前に、前記ピストン(1)またはそれの連接棒(3)を、前記内燃機関のクランク軸(11)から解放し、前記ピストン(1)を、好ましくは前記把持器(8)によって把持し得る位に、前記シリンダライナー(6)から押し出すことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 組み付けおよび/または組み外しの際に、前記シリンダライナー(6)内での、前記連接棒(3)および/または前記ピストン(1)のセンタリングを、前記当接肩部(16)および必要に応じて少なくとも1つのさらなる支持面(17)によって、好ましくは自動的に、行うことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 組み付けおよび/または組み外しの際に、前記シリンダライナー(6)を、それのエッジ(18)において前記当接肩部(16)に支持または保持し、該当接肩部は、組み付け位置において前記クランク軸(11)のほうに向いているものである、ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 組み付けおよび/または組み外しの際に、前記シリンダライナー(6)を、少なくとも2つの当接肩部(16、16’)上で支持または保持するようにし、該当接肩部は、前記ピストン(1)の連接棒(3)上および/または前記ピストン(1)上に配置され、好ましくは一体的に形成されたものであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. シリンダライナーとその中に配置可能なピストンと、そして必要に応じて前記ピストンに配置される連接棒とを備えた装置であって、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法に特に適した装置において、前記ピストン(1)および/または前記連接棒(3)は、好ましくは一体的に形成された当接肩部(16)を備え、該当接肩部は、組み付けおよび/または組み外しの際に前記シリンダライナー(6)を支持または保持し得るものであることを特徴とする装置。
  12. 前記ピストン(1)および/または前記連接棒(3)は、好ましくは一体的に形成された少なくとも2つの当接肩部(16、16’)を備え、該当接肩部は、組み付けおよび/または組み外しの際に前記シリンダライナーを支持または保持し得るものであることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 前記ピストン(1)および/または必要に応じて配設される連接棒(3)に、少なくとも1つのさらなる支持面(17)が設けられており、該支持面は、好ましくは前記当接肩部(16)または前記当接肩部(16、16’)と相俟って、前記シリンダライナー(6)内で前記ピストン(1)および/または前記連接棒(3)のセンタリングを行うのに適したものであることを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の装置。
  14. 前記当接肩部(16)または前記当接肩部(16、16’)および/または前記さらなる支持面(17)は、前記連接棒(3)の端部領域に、好ましくは連接棒のビッグエンド(19)の領域に配置されており、該領域は、動作状態においてクランク軸(11)のほうに向いていることを特徴とする、請求項12または請求項13に記載の装置。
  15. 前記連接棒は、前記シリンダライナーの内径よりも大きい最大直径を有することを特徴とする、請求項11〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 請求項11〜15のいずれか一項に記載の装置に適したピストン。
  17. 請求項11〜15のいずれか一項に記載の装置に適した連接棒。
  18. 請求項11〜15のいずれか一項に記載の装置に適したシリンダライナー。
  19. 請求項11〜15のいずれか一項に記載の装置を備え、特に静止して稼動する内燃機関。
  20. 請求項11〜15のいずれか一項に記載の装置のピストンを覆って係合把持するための把持器。
  21. 前記ピストン(1)の溝(4)に係合するための少なくとも1つの突起部と、好ましくは少なくとも2つのシェル(8’)とを有することを特徴とする、請求項20に記載の把持器(8)。
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