JP2007169002A - エレベーター異常検出装置 - Google Patents

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Yasushi Watabe
恭志 渡部
Motomi Nakamura
元美 中村
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Abstract

【課題】エレベーター起動時の体感できる反転ショックを検出することができるエレベーター異常検出装置の提供。
【解決手段】エレベーター信号入力部11の走行方向指令信号と実走行方向信号を比較し、起動時の反転走行を検出する反転走行検出部15と、反転走行時にロータリーエンコーダのパルス信号で走行速度を演算する走行速度演算部12と、走行速度から加速度を演算する加速度演算部13と、加速度を予め記憶させた異常判定値と比較する比較判定部14を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明はエレベーター異常検出装置に関し、特にエレベーター走行の起動時の反転走行異常検出を行うエレベーター異常検出装置に関する。
一般に、エレベーターの乗り心地が悪いと利用客に不快感や不安感を与えることがあるので、エレベーターを乗り心地良く運行させることが利用客をエレベーターで移送する場合の重要な条件である。
特に、エレベーターの走行時の起動端においては走行しようとする方向と逆方向へ走行する反転走行が発生しないよう、起動時の加速度を0から所定の加速度まで滑らかに増加させるようにエレベーターの制御を行う必要がある。このエレベーター起動時の制御状態は、乗りかごの速度制御技術、乗りかごを駆動する電動機、及び速度制御装置を構成する各部品の電気的特性に大きく依存し、経年的にこの電気的特性も変化していく。
また、乗りかご内の積載量を含めた乗りかご全体の重量と釣合い錘の重量のアンバランスから生じる起動時の反転走行を防ぐため、乗りかごの下に設置されている負荷検出装置により、乗りかご内の積載量を検出し、起動時に電動機のトルク補償を行っているのが通常で、この乗りかごの下の負荷検出装置のセット状態も経年的に乗りかごの下の防振ゴムのたわみ等により変化していくので起動時の反転走行につながる。
このため、従来は、特開平6−100254号のように、起動時の速度検出信号のオン、オフ状態から反転走行状態を検出する方法が提案されている。また、反転時の反転走行距離から反転状態を検出する方法も考えられる。
特開平6−100254号公報。
上記従来技術は、反転走行時のかごの加速度が分からないため、乗客が体感できる急激な反転走行なのか、緩やかな反転走行なのかを区別することが困難であった。
本発明の目的は、乗客が体感する急激な起動時の反転のみ検出できる、エレベーター異常検出装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明は、前記エレベーター信号入力手段の走行方向指令信号と実走行方向信号を比較し、前記エレベーター起動時の反転走行を検出する反転走行検出手段と、この反転走行時に前記ロータリーエンコーダーのパルス信号で走行速度を演算する走行速度演算手段と、前記走行速度から加速度を演算する加速度演算手段と、前記加速度を予め記憶させた異常判定値と比較する異常判定手段とを設けたものである。
このように構成したので、エレベーター起動時に走行しようとする方向と実際にかごが動いた方向が逆の場合に、反転走行と判定し、エレベーターが反転した時の加速度の大きさから起動時の反転ショックを、加速度値として検出することができるので、エレベーターの乗り心地調整を早急に行なうことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態に係るエレベーター異常検出装置のブロック構成図である。
エレベーターの昇降路内を走行する乗かご1は、カウンタウエイト2とともにロープ3を介してシーブ4とモーター6に吊られており、このモーター6にはこのモーター6の回転に応じてパルスを発生するロータリーエンコーダー8が連結されている。
エレベーター制御部9はエレベーターの走行やドアの開閉等を制御し、10はエレベーター異常検出装置であり、11はロータリーエンコーダー8のパルス信号やエレベーターの走行状態信号やエレベーターの制御信号各種をエレベーター制御装置から入力するエレベーター信号入力部で、15はエレベーターの走行状態信号から反転走行を判定する反転走行検出部、12は入力したパルス信号を速度値に変換する速度演算部、13は変換した速度値から加速度を算出する加速度演算部であり、16は入力したパルス信号値や演算した速度値や加速度や異常判定基準値などを格納するメモリ、14は演算した加速度と異常判定基準値を比較して正常と異常の判定を行う比較判定部であり、速度演算部12、加速演算部13、比較演算部14、反転走行検出部15はソフトウェアにより実現する。
図2はエレベーター起動時に反転走行した時のエレベーター走行状態を表す各種信号の状態である。
起動指令はエレベーターを起動させる時にオンする信号で、走行方向UP信号はUP走行運転させる時にオンする信号で、走行方向DN信号はDN走行運転させる時にオンする信号である。実走行方向UP信号は、実際にかごがUP方向に動いた時にオンする信号で、実走行方向DN信号は実際にかごがDN方向に動いた時にオンする信号で、パルス信号はモーターの回転により出力される信号である。
エレベーターが反転走行したときは、走行方向UP信号がオンしている時に実走行方向DN信号がオンした時となり、同様に走行方向DN信号がオンしているときに実走行方向UP信号がオンした時も反転走行となる。
図3は起動時反転異常を検出するためのフローチャートである。
起動指令信号の状態を確認し(Sl)、起動指令信号がオフの状態であればS1処理を繰り返し、オンの状態であればS2へ処理が進み、走行方向UP信号と実走行方向DN信号が共にオンであれば、走行しようとする方向と実際に走行している方向が逆の状態で反転している状態と判定しS4へ進む(S2)。
S3はS2と同様に走行方向DN信号と実走行方向UP信号が共にオンであれば反転している状態と判定しS4へ進む(S3)。
S4ではパルス信号を読み込み、現在の速度を算出して、今回速度としてAに保持する(S4)。前回に算出した速度Bと今回算出した速度Aから速度の増減を算出し、加速度を算出し(S5)、S5で算出した加速度をあらかじめ設定されている判定値と比較して、判定値を超えている場合はS8へ進み、判定値を超えていない場合はS7へ進む(S6)。
S7では今回算出した速度Aを前回速度Bへ格納し(S7)、起動状態に正常を設定して終了する(S9)。
また、S8では起動状態に異常を設定して終了する。
以上のようにエレベーター起動時に走行方向と実走行方向が逆の場合、反転走行と判定し、この時のパルス信号から速度を算出、さらに速度から加速度を算出し、この加速度が判定値を超える場合、反転時のショックが大きいと判断することができるので、早急なる調整を行なうことができ、常に乗り心地の良いエレベーターを提供することができる。
本発明の一実施形態におけるエレベーター異常検出装置のブロック構成図である。 本発明の一実施形態の起動時におけるタイムチャートである。 本発明の一実施形態の起動時反転異常を検出するためのフローチャートである。
符号の説明
1 乗りかご
2 カウンタウエイト
3 ロープ
4 シープ
6 モーター
8 ロータリーエンコーダー
9 エレベーター制御部
10 エレベーター異常検出装置
11 エレベーター信号入力部
12 速度演算部
13 加速度演算部
14 比較演算部
15 反転走行検出部
16 メモリ

Claims (1)

  1. エレベーターのモーターに取り付けたロータリーエンコーダーのパルス信号や、前記エレベーターの動作状態を表す各種信号を入力するエレベーター信号入力手段を備え、エレベーター運転状態を診断するようにしたエレベーター異常検出装置において、前記エレベーター信号入力手段の走行方向指令信号と実走行方向信号を比較し、前記エレベーター起動時の反転走行を検出する反転走行検出手段と、この反転走行時に前記ロータリーエンコーダーのパルス信号で走行速度を演算する走行速度演算手段と、前記走行速度から加速度を演算する加速度演算手段と、前記加速度を予め記憶させた異常判定値と比較する異常判定手段とを設けたことを特徴とするエレベーター異常検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102822078A (zh) * 2010-03-15 2012-12-12 通力股份公司 用于电梯的电力驱动器的启动的方法和装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102822078A (zh) * 2010-03-15 2012-12-12 通力股份公司 用于电梯的电力驱动器的启动的方法和装置
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