JP2007168357A - 紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、紫外線吸収剤層に含有する有機系紫外線吸収剤が最内層のシーラントフィルムに移行し、袋などの成形体に包装される食品、化粧品、医薬・医療品などの被包装体に有機系紫外線吸収剤が析出・溶出することを防止し、被包装体が有機系紫外線吸収剤により汚染されることのない紫外線吸収性能に優れる、安価な紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも、基材フィルム、有機系紫外線吸収剤層、シーラントフィルムからなる紫外線吸収性積層フィルムであって、前記有機系紫外線吸収剤層が基材フィルムとシーラントフィルムの間に設けられており、かつ、前記シーラントフィルムは有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂からなることを特徴とする紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体である。
【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線による内容物の劣化を防止する紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体に係わり、さらに詳細には、紫外線吸収性積層フィルムを構成する紫外線吸収剤層に含有する有機系紫外線吸収剤が最内層のシーラントフィルムに移行し、袋などの成形体の被包装体に析出・溶出することを防止する、有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂からなるシーラントフィルムが積層されている構成からなり、有機系紫外線吸収剤によって被包装体が汚染されることのない紫外線吸収性能に優れる紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体に関する。
従来から、食品、化粧品、医薬・医療品など包装した容器の包装材料を透過する紫外線によって、被包装体が変質、変色、劣化など好ましくない作用を受ける場合がある。この変質、変色、劣化などを効果的に阻止または抑制するために袋などを構成する包装材料に紫外線吸収剤を添加する手段がとられていた。
使用される紫外線吸収剤としては、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化セリウムなどの無機系紫外線吸収剤とベンゾフェノン系やベンゾトリアゾール系の有機系紫外線吸収剤に大別される。
無機系紫外線吸収剤を分散添加したコーティング剤を基材フィルム表面にコーティングしたり、熱可塑性樹脂に溶融状態で練り込んだりして紫外線吸収性能を付与している。しかしながら、無機系紫外線吸収剤を用いた場合は、紫外線カット可能な波長が380nm以下であり、380nm〜400nmの波長の紫外線をカットできない問題や無機粒子を分散・混入することから透明性が低下するなどの問題がある。
一方、有機紫外線吸収剤も同様コーティングや練り込みなどの方法で紫外線吸収性能を付与している。有機系紫外線吸収剤の場合は、ベンゾフェノン系やベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤には、多くの誘導体が存在し、380nm〜400nmの波長の紫外線もカットすることが可能である。しかしながら、包装材料を透過する紫外線によって、被包装体が変質、変色、劣化などを効果的に阻止または抑制するために、包装材料に有機系紫紫外線吸収剤層を設けると、包装材料を構成する基材フィルム、特に包装材料の最内層シーラントフィルムとして使用されるポリエチエンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系フィルムの場合、有機系紫外線吸収剤がフィルムに移行し易い。したがって、袋などの成形体のシーラントフィルムを介して被包装体に紫外線吸収剤が析出・溶出し、安全衛生上の問題を招く。
上記の問題点を解消する方法として、基材フィルム表面にコーティングしたり、熱可塑性樹脂に溶融状態で練り込んだりして用いられる紫外線吸収剤の添加量を減らす方法がとられていた。しかしながら、紫外線吸収剤の添加量を少なくする方法では、紫外線吸収性能が低下し、袋などの成形体に包装される食品、化粧品、医薬・医療品などの被包装体の変質、変色、劣化などを効果的に阻止または抑制するには到底不十分である。
また、包装材料に有機系紫外線吸収剤の移行を阻止する移行防止層を別途に設ける方法が、例えば、特許文献1で提案されている。この紫外線防止積層材料は、2以上の積層体構成体を構成してなり、図5で示すように、少なくとも1組の積層体構成体(41,41)相互が紫外線吸収剤入り接着剤層(42)により接着されている紫外線防止積層材料(40)である。
そして、図6で示すように、この紫外線防止積層材料(40)を用いて成形された容器などの成形体を得ていた。
しかしながら、ヒートシールにより袋などの成形体を成形する形態の包装材料の場合は熱融着可能なシーラントフィルムを積層する必要があり、包装材料の層構成および製造面でコスト上昇を招く問題がある。
以下に特許文献を記す。
実開平1−74128号公報
本発明は、上記の技術的背景を考慮してなされたものであって、紫外線吸収剤層に含有する有機系紫外線吸収剤が最内層のシーラントフィルムに移行し袋などの成形体に包装される食品、化粧品、医薬・医療品などの被包装体に有機系紫外線吸収剤が析出・溶出することを防止し、被包装体が有機系紫外線吸収剤により汚染されることのない紫外線吸収性能に優れる、安価な紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、すなわち、
請求項1に係る発明は、
少なくとも、基材フィルム、有機系紫外線吸収剤層、シーラントフィルムからなる紫外線吸収性積層フィルムであって、
前記有機系紫外線吸収剤層が基材フィルムとシーラントフィルムの間に設けられており、かつ、前記シーラントフィルムは有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂からなることを特徴とする紫外線吸収性積層フィルムである。
請求項2に係る発明は、
前記有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂がポリエステル系樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収性積層フィルムである。
請求項3に係る発明は、
前記有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂がエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収性積層フィルムである。
請求項4に係る発明は、
前記有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂がポリアクロニトリル系樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収性積層フィルムである。
請求項5に係る発明は、
前記有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂がポリアミド系樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収性積層フィルムである。
請求項6に係る発明は、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の紫外線吸収性積層フィルムを、少なくとも一部に形成して成形されてなることを特徴とする成形体である。
本発明の紫外線吸収性積層フィルムは、少なくとも基材フィルムとシーラントフィルムの間に有機系紫外線吸収剤層を設け、そのシーラントフィルムが有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂からなる構成であるから、有機系紫外線吸収剤が最内層のシーラントフィルムに移行するこがなく、この紫外線吸収性積層フィルムを用いて袋などの成形体に包装される食品、化粧品、医薬・医療品など被包装体にシーラントフィルムを介して有機系紫外線吸収剤が析出・溶出することがなく、有機系紫外線吸収剤によって被包装体が汚染されることのない紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体を提供することができる。
また、有機系紫外線吸収剤が最内層のシーラントフィルムに移行する虞がないがないことから、紫外線吸収剤の添加濃度を高めることができ、さらに、380nm〜400nmの波長の紫外線もカットすることが可能な優れた紫外線吸収性能を有する紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体を提供することができる。
また、シーラントフィルム自体が有機系紫外線吸収剤の移行防止層として機能するために、従来行われていたような移行防止層を包装材料に別途設ける構成の紫外線吸収フィルムに比較して、フィルム層構成や製造面で経済的でコスト削減が可能であり、安価な紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体を提供することができる。
また、有機系紫外線吸収剤を用いているために、可視光線の透過を阻害する虞も少ないので、特に、透明性を要求される紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体として好適である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の紫外線吸収性積層フィルムの構成の一例を示す断面図である。図2は、本発明の紫外線吸収性積層フィルムを構成する基材フィルムの一例を示す断面図である。図3は、本発明の紫外線吸収性積層フィルムを袋本体に用いた三方シール袋を示す正面図である。図4は、図3で示した三方シール袋のX−Y方向の模式断面図である。
本発明の一実施例としての紫外線吸収性積層フィルムは、図1で示すように、少なくとも、基材フィルム(1)とシーラントフィルム(3)との間に、有機系紫外線吸収剤層(2)が設けられており、シーラントフィルム(3)は有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂からなることを特徴とする紫外線吸収性積層フィルム(10)である。そして、紫外線吸収性積層フィルム(10)を構成する紫外線吸収剤層(2)に含有する有機系紫外線吸収剤(図示せず)が最内層のシーラントフィルムへの移行を防止し、この紫外線吸収性積層フィルムを用いて袋などの成形体に包装される食品、化粧品、医薬・医療品など被包装体にシーラントフィルムを介して有機系紫外線吸収剤が析出・溶出することがなく、有機系紫外線吸収剤によって被包装体が汚染されることのない紫外線吸収性能に優れるものである。
まず、以下に本発明の紫外線吸収性積層フィルム(10)における有機系紫外線吸収剤層(2)に含有する有機系紫外線吸収剤、シーラントフィルム(3)、基材フィルム(1)などの材料について説明する。
本発明における有機系紫外線吸収剤としては、大別してベンゾフェノン系紫外線吸収剤とベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が挙げられる。各々の紫外線吸収剤を単独もしくは併用して用いることができ、波長380nm〜400nmの領域の紫外線をカット可能である。
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の具体例としては、例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(β−ヒドロキシエトキシ)−ベンゾフェノン、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)メタン等が挙げられる。中でも、耐熱性の良好な、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)メタンが特に好ましい。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の具体例としては、2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔3,5−ビス(2,2−ジメチルプロピル)−2−ヒドロキシフェニル〕ベンゾトリアゾール、2−(3−ターシャリーブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジターシャリーブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2,2−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール〕等が挙げられる。中でも、耐熱性の良好な2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール、2,2−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール〕が特に好ましい。
本発明における有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂として熱可塑性ポリエステル系樹脂が用いられる。熱可塑性ポリエステル系樹脂としては、その酸成分が、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン2,6ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、サクシン酸、セバシン酸の少なくとも1種以上、さらに、ジオール成分が、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなどのグリコール類、あるいはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどのポリオキシアルキレングリコール類の少なくとも1種以上が重合されることにより構成される。また、この他の酸成分としてジフェニルスルホンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、アゼライン酸などが選択が可能であり、ジオール成分もネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメチロール、2,2−ビス(4−βーヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、1,4−ビス(βーヒドロキシエトキシ)ベンゼンなどが挙げられる。
これらの構成成分は、単独あるいは2種以上の混合物の形で重合に供され、このようにして得られる熱可塑性ポリエステル系樹脂のいずれも本発明で用いることができる。
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート等が挙げられる。これら熱可塑性ポリエステル系樹脂のブレンド物も挙げられる。好ましいものは、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートである。
また、本発明における有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂として熱可塑性エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂が用いられる。熱可塑性エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂としては、エチレン−ビニルエステル共重合体をケン化して得られる樹脂である。その中でも、エチレン含量5〜60モル%、ケン化度85% 以上のエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂が好ましい。エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂のエチレン含量の下限は、好ましくは15モル%以上であり、より好ましくは20モル%以上、さらに好ましくは25モル%以上である。また、エチレン含量の上限は、好ましくは55モル%以下であり、より好ましくは50モル%以下である。エチレン含有量が5モ
ル%未満では溶融成形性が悪くなり、耐水性、耐熱水性が低下しやすい。一方、60モル%を超える場合は、バリア性が不足するおそれがある。ビニルエステル成分のケン化度は85%以上が好ましく、より好ましくは90%以上、さらに好ましくは99%以上である。ケン化度が85%未満では、気体/液体バリア性、熱安定性が不充分となるおそれがある。
エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂の製造に用いるビニルエステルとしては酢酸ビニルが代表的なものとしてあげられるが、その他の脂肪酸ビニルエステル(プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルなど)も使用できる。また、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂は共重合成分としてビニルシラン化合物0.0002〜0.2モル%を含有することができる。ここで、ビニルシラン系化合物としては、たとえば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ(β−メトキシ−エトキシ)シラン、γ−メタクリルオキシプロピルメトキシシランが挙げられる。なかでも、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシランが好適に用いられる。さらに、本発明の目的が阻害されない範囲で、他の共単量体、例えば、プロピレン、ブチレン、あるいは、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メチルもしくは(メタ)アクリル酸エチルなどの不飽和カルボン酸またはそのエステル、及び、N−ビニルピ ロリドンなどのビニルピロリドンを共重合することも出来る。
また、本発明における有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂として熱可塑性ポリアクリロニトリル系樹脂が用いられる。熱可塑性ポリアクリロニトリル樹脂としては、アクリロニトリル単独重合体、または、アクリロニトリルと共重合可能なビニル化合物を1種または2種以上との共重合体である。アクリロニトリルと共重合可能なビニル化合物は限定なく任意であるが、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エステル類、塩化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン等のハロオレフィン類、アクリルアミド、メタクリルアミド、ビニルピロリドン等のビニルアミド類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、スチレン、ビニルピリジン等のビニル芳香族化合物、アクリル酸、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸、メタクリル酸ナトリウム、p−スチレンスルホン酸、p−スチレンスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸、アリルスルホン酸ナトリウム、メタリルスルホン酸、メタリルスルホン酸ナトリウム等のビニルカルボン酸やビニルスルホン酸およびその塩類が挙げられる。該共重合するビニル化合物の量は30モル%以下が好ましく、15モル%以下がより好ましく、10モル%以下が特に好ましい。
具体的なものとしては、アクリロニトリル・スチレン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体、アクリロニトリル・酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル・アクリル酸エステル共重合体、アクリロニトリル・アクリルアミド共重合体、アクリロニトリル・塩化ビニル共重合体などがあげられる。
また、本発明における有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂として熱可塑性ポリアミド系樹脂が用いられる。熱可塑性ポリアミド系樹脂としては、アミノ酸、ラクタム、あるいはジアミンとジカルボン酸を主たる構成成分とするポリアミド系樹脂である。構成成分の具体例を挙げると、ε−カプロラクタム、エナントラクタム、ω−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸などのアミノ酸、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、5−メチルノナメチレンジアミン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミン、1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、1,4−ビスアミ
ノメチルシクロヘキサン、ビス−p−アミノシクロヘキシルメタン、ビス−p−アミノシクロヘキシルプロパン、イソホロンジアミン、メタキシリレンジアミンなどのジアミン、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ダイマー酸などのジカルボン酸がある。
これらの構成成分は、単独あるいは二種以上の混合物の形で重合に供され、そうして得られるポリアミドホモポリマー、コポリマーいずれも本発明で用いることが出来る。例えば、ポリカブラミド(ナイロン−6)、ポリ−ω−アミノヘプタン酸(ナイロン−7)、ポリ−ω−アミノノナン酸(ナイロン−9)、ポリウンデカンアミド(ナイロン−11)、ポリラウリルラクタム(ナイロン−12)、ポリエチレンジアミンアジバミド(ナイロン−2,6)、ポリテトラメチレンアジバミド(ナイロン−4−6)、ポリヘキサメチレンアジバミド(ナイロン−6,6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン−6,10)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン−6,12)、ポリオクタメチレンアジバミド(ナイロン−8,6)、ポリデカメチレンアジバミド(ナイロン−10,8)、あるいは、カプロラクタム/ラウリルラクタム共重合体(ナイロン−6/12)、カプロラクタム/ω−アミノノナン酸共重合体(ナイロン−6/9)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−6/6,6)、ラウリルラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−12/6,6)、ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−2,6/6,6)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート共重合体(ナイロン−6,6/6,10)、エチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート共重合体(ナイロン−6/6,6/6,10)、ポリヘキサメチレンイソフタルアミド、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド、ヘキサメチレンイソフタルアミド/テレフタルアミド共重合体などが挙げられる。これらのポリアミド類をメチルベンジルアミン、メタキシリレンジアミンのような芳香族アミンにより変性したものも好ましい。また、メタキシリレンジアンモニウムアジペートも好ましい。
本発明における基材フィルム(1)としては、透明性を生かすために透明プラスチックフィルムを用いる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリルニトリルフィルム、ポリイミドフィルム等が挙げられ、延伸、未延伸のどちらでも良く、また機械的強度や寸法安定性を有するものが良い。上記透明プラスチック材料をフィルム状に加工して用いられる。特に、二軸方向に任意に延伸されたポリエチレンテレフタレート(PET)が好ましく用いられる。また、この基材に、周知の種々の添加剤や安定剤、例えば帯電防止剤、紫外線防止剤、可塑剤、滑剤など添加することもできる。更に、薄膜との接着性を高めるために、基材の表面にコロナ処理、低温プラズマ処理、イオンボンバード処理等の前処理を施すこともできる。あるいは、薬品処理、溶剤処理等を施してもよい。
本発明に係る包装袋を構成する積層材料に、例えば、酸素・水蒸気に対するバリア−性を有するフィルムを積層することができる。例えば、水蒸気、水に対するバリア−性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等の樹脂のフィルム、あるいは、酸素、水蒸気等に対するバリア−性を有する無機酸化物の蒸着膜を形成した蒸着フィルム、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂のフィルム等を使用することができる。これらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。
また、本発明におけるシーラントフィルム(1)としては、熱融着性を有する熱可塑性樹脂であればよく、例えば、具体的には、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、エチレングリコールとテレフタール酸とからなるポリエステル系樹脂、ブタンジオールとセバシン酸、イソフタール酸、アジピン酸などとの共重合ポリエステル系樹脂等の樹脂フィルムないしシ−トを使用することができる。
本発明の紫外線吸収性積層フィルムは、公知の成形法により容易に積層、製造することができるが、押出コーティング法または押出サンドイッチラミネーション法で積層するのが好ましい。すなわち、上記で列挙した中から選ばれる有機系紫外線吸収剤を含有する有機系紫外線吸収剤層(2)は、例えば、マスターバッチ法またはドライブレンド法により所定量の押出し可能な接着性を有する熱可塑性樹脂のペレットに添加混合後、押出し溶融混練してフィルム状の有機系紫外線吸収剤層を前記基材フィルム(1)とシーラントフィルム(3)との間に押出し、この有機系紫外線吸収剤層を介して積層して容易に製造することができる。
上記の有機系紫外線吸収剤層を構成するマトリックスである押出し可能な接着性を有する熱可塑性樹脂としては、例えば、具体的には、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂等の前記シーラントフィルムで用いると同様の熱可塑性樹脂が使用できる。
本発明において有機系紫外線吸収剤層に添加する有機系紫外線吸収剤の添加量は、上記の有機系紫外線吸収剤層を構成するマトリックスである押出し可能な接着性を有する熱可塑性樹脂100重量部に対して、前記で列挙とした中から選択される有機系紫外線吸収剤の種類によって異なるが、接着性を損なわない範囲で紫外線吸収性能を付与するためには有機系紫外線吸収剤1〜20重量部程度が好ましい。
本発明の紫外線吸収性積層フィルムの具体的構成の一例を示すと、基材フィルム(1)として、図2で示す、酸素、水蒸気等に対するバリア−性を有する無機酸化物の蒸着膜を形成した蒸着フィルムを用いる。すなわち、厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(1a)の片面に、透明プライマー層(1b)として下記複合溶液をグラビアコート法により厚さ0.2μm形成した。次いで、透明プライマー層(1b)上に電子線加熱方式による真空蒸着装置により、金属アルミニウムを蒸発させそこに酸素ガスを導入し、厚さ20nmの酸化アルミニウムを蒸着して無機酸化物からなるアルミナ蒸着薄膜層(1c)を形成した。さらに、その上に下記組成のコーティング剤をバーコーターで塗布し乾燥機で120℃、1分間乾燥させ厚さ0.3μmのガスバリア性被膜層(1d)を形成したアルミナ蒸着PETフィルムからなる基材フィルムを作製して用いた。なお、この基材フィルムを用いる場合、有機紫外線吸収性層(2)、シーラント層
(3)は、ガスバリア性被覆層(1d)の上に順次設けることが好ましい。
<複合溶液>
希釈溶媒中、2−(エポキシシクロヘキシル)エチルトリメチルシラン(EETMS)とアクリルポリオールをEETMSに対し、5.0倍量(重量比)量とり混合し、さらに触媒として塩化錫(SnCl2)/メタノール溶液(0.003mol/gに調液したもの)をEETMSに対し1/135molになるように添加し攪拌する。ついでイソシアネート化合物としてトリレンジイソシアネート(TDI)をアクリルポリオールのOH基に対しNCO基が等量となるように加えた混合溶液を任意の濃度に希釈したものを複合溶液とする。
<コーティング剤の組成>
下記(1)液と下記(2)液を配合比(wt%/wt%)で60/40に混合したもの。(1)液:テトラエトキシシラン10.4gに塩酸(0.1N)89.6gを加え、30分間攪拌し加水分解させた固形分3wt%(SiO2換算)の加水分解溶液。(2)液:ポリビニルアルコールの3wt%水/イソプロピルアルコール溶液(水:イソプロピルアルコール重量比で90:10)。
シーラントフィルムとして、厚さ30μmポリエステル系シーラントフィルムを用い、有機系紫外線吸収剤添加してなるポリエチレンを前記アルミナ蒸着PETフィルムからなる基材フィルムと上記のポリエステル系シーラントフィルムの間に溶融押出し、押出サンドイッチラミネーション法により下記構成からなる本発明の紫外線吸収性積層フィルムを得た。
アルミナ蒸着PETフィルム(12μm)/有機系紫外線吸収剤添加ポリエチレン層(20μm)/ポリエステル系シーラント(30μm)
本発明の紫外線吸収性積層フィルムを用いて、少なくとも一部に形成して成形されてなる様々の形態の成形体とすることができる。例えば、本発明の紫外線吸収性積層フィルムを一部に設けてなる窓付き包装袋などが用いられる。
また、図3で示すように、本発明の紫外線吸収性積層フィルムを用いて、表面の積層フィルム(10(1))と裏面の積層フィルム(10(2))を折り重ねるか、あるいはその二枚を重ね合わせ、積層フィルムの最内層のシーラントフィルムの面を対向させて、3方辺をヒートシールしてシール部(32,32,32)を形成し、残りの1方辺に開口部(33)を設け、本発明の紫外線吸収性積層フィルムを袋本体に用いた三方シ−ル型の包装袋(30)からなる成形体を製造することができる。この包装袋(30)のX−Y方向の断面模式図を図4に示す。
さらに、その他の製袋方法としては、包装袋を構成する紫外線吸収性積層フィルムのその最内層のシーラントフィルムの面を対向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を重ね合わせ、さらにその外周の周辺端部を、図示しないが、例えば、二方シ−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル型、その他等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルして、本発明にかかる種々の形態の包装袋を製造することができる。その他、例えば、自立性包装袋(スタンディングパウチ)等も製造することが可能である。上記において、ヒ−トシ−ルの方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル等の公知の方法で行うことができる。
以上、詳細に説明したように、本発明の紫外線吸収性積層フィルムおよび成形体は、少
なくとも基材フィルムとシーラントフィルムの間に有機系紫外線吸収剤層を設け、そのシーラントフィルムが有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂からなる構成であるから、有機系紫外線吸収剤が最内層のシーラントフィルムに移行するこがなく、この紫外線吸収性積層フィルムを用いて袋などの成形体に包装される食品、化粧品、医薬・医療品など被包装体にシーラントフィルムを介して有機系紫外線吸収剤が析出・溶出することがなく、有機系紫外線吸収剤によって被包装体が汚染されることのない紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体を提供することができる。また、有機系紫外線吸収剤が最内層のシーラントフィルムに移行するこがなく、この紫外線吸収性積層フィルムを用いて袋などの成形体に包装される食品、化粧品、医薬・医療品など被包装体にシーラントフィルムを介して有機系紫外線吸収剤が析出・溶出する虞がないがないことから、紫外線吸収剤の添加濃度を高めることができ、さらに、380nm〜400nmの波長の紫外線もカットすることが可能な、優れた紫外線吸収性能を有する紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体を提供することができる。また、シーラントフィルム自体が有機系紫外線吸収剤の移行防止層として機能するために、従来行われていたような移行防止層を包装材料に別途設けた構成の紫外線吸収フィルムに比較して、フィルム構成や製造面で経済的でありコスト削減が可能である。また、有機系紫外線吸収剤を用いているために、可視光線の透過を阻害する虞も少ないので、特に、透明性を要求される紫外線吸収性積層フィルムおよびその成形体として好適である。
本発明の紫外線吸収性積層フィルムの構成の一例を示す断面図である。 本発明の紫外線吸収性積層フィルムを構成する基材フィルムの一例を示す断面図である。 本発明の紫外線吸収性積層フィルムを袋本体に用いた包装袋からなる成形体の他の例を示す平面図である。 図3に示した成形体のX−Y方向の模式断面図である。 従来の紫外線防止積層材料の一例を示す断面図である。 従来の紫外線防止積層材料を用いて成形した容器の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・基材フィルム
2・・・紫外線吸収性層
3・・・シーラントフィルム
1a・・・2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム
1b・・・透明プライマー層
1c・・・アルミナ蒸着薄膜層
1d・・・ガスバリア性被膜層
10・・・紫外線吸収性積層フィルム
30・・・袋成形体
32・・・シール部
33・・・開口部
40・・・紫外線防止積層材料
41・・・積層体構成体
42・・・接着剤層
50・・・容器成形体

Claims (6)

  1. 少なくとも、基材フィルム、有機系紫外線吸収剤層、シーラントフィルムからなる紫外線吸収性積層フィルムであって、
    前記有機系紫外線吸収剤層が基材フィルムとシーラントフィルムの間に設けられており、かつ、前記シーラントフィルムが有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂からなることを特徴とする紫外線吸収性積層フィルム。
  2. 前記有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂がポリエステル系樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収性積層フィルム。
  3. 前記有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂がエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収性積層フィルム。
  4. 前記有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂がポリアクリロニトリル系樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収性積層フィルム。
  5. 前記有機系紫外線吸収剤の移行を防止する非透過性樹脂がポリアミド系樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の紫外線吸収性積層フィルム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の紫外線吸収性積層フィルムを、少なくとも一部に形成して成形されてなることを特徴とする成形体。
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