JPH0740954A - 紫外線遮断性多層容器 - Google Patents

紫外線遮断性多層容器

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JPH0740954A
JPH0740954A JP17820593A JP17820593A JPH0740954A JP H0740954 A JPH0740954 A JP H0740954A JP 17820593 A JP17820593 A JP 17820593A JP 17820593 A JP17820593 A JP 17820593A JP H0740954 A JPH0740954 A JP H0740954A
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JP
Japan
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layer
thermoplastic resin
container
ultraviolet
ultraviolet absorber
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Application number
JP17820593A
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English (en)
Inventor
Kazumi Kawakami
和美 川上
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明性および機械的強度に優れ、290〜3
20nmより長波長の紫外線を良好に遮断し、かつ紫外
線吸収剤が内容物へ移行せず、紫外線吸収剤による金型
汚染の少ない多層容器を提供する。 【構成】 少なくとも容器の胴部が、熱可塑性樹脂
(A)からなる(a)層と紫外線吸収剤を含有する熱可
塑性樹脂組成物(B)からなる(b)層との2種の層を
含む3層以上よりなる多層容器であって、前記(b)層
が中間層として構成されてなる紫外線遮断性多層容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線遮断性を有する
多層容器に関する。さらに詳しくは、透明で優れた紫外
線遮断性、耐熱性、機械的強度を有し、この容器に充填
された内容物に紫外線吸収剤が移行するおそれのない多
層容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、果汁飲料、炭酸飲料およびミネラ
ルウォーター等の飲料類、日本酒および焼酎等の酒類、
液体調味料、食用油等を充填する容器としては一般的に
ガラス製容器が使用されていたが、ガラス製容器は製造
コストが高く、重くて取扱いが不便であり、また割れ易
い等の欠点を有するため、上記のような飲料や食料品分
野を中心に、ガラス製容器からプラスチック製容器への
転換が進められている。かかる分野に用いられているプ
ラスチック製容器としては、ポリエチレンフタレートで
代表されるポリエステル樹脂製のもの、ポリアミド樹脂
製のもの等が知られており、ポリカーボネート樹脂製の
ものも有望視されている。
【0003】プラスチック製容器は、軽量性、透明性、
気体遮断性、安全衛生性の面において優れているもの
の、紫外線による内容物劣化からの保護という観点から
は十分なものとはいえない。即ち、プラスチック製容器
においては、290〜320nm程度より短波長側の紫
外線の遮断性は良好であるが、それ以上の長波長側の紫
外線等は殆ど透過させてしまう欠点を有する。このた
め、プラスチック製容器に、前記のような各種の飲料や
食料品を充填し長期に亘って保存した場合、容器を透過
した紫外線の影響を受けて、充填されている内容物が劣
化し、その色、味、香りに微妙な変化を起こしてしまう
という問題があった。また、この問題を解決する手段と
しては、容器製造用の原料樹脂としてベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤等の紫外線吸収剤が添加されたものを
使用する方法が従来より知られている。
【0004】しかしながら、上記方法による場合には、
容器の紫外線遮断性は確保されるものの、原料樹脂中に
添加されている紫外線吸収剤の一部が、容器内面より充
填されている内容物へ移行して変質させるおそれがあ
り、必ずしも好ましいものとはいえない。また、従来よ
り使用されている紫外線吸収剤の多くは、一般に昇華性
が大きいため、容器の製造工程において金型を汚した
り、高価な紫外線吸収剤をロスしてしまう等の問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題を解決しようとするものであり、透明性および
機械的強度に優れ、290〜320nm程度より長波長
側の紫外線等を良好に遮断し、かつ紫外線吸収剤が容器
の内容物へ移行するおそれがなく、容器の製造時に、紫
外線吸収剤による金型の汚染や紫外線吸収剤のロスの少
ない多層容器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、3層以上の層構成を有
する多層容器であって、紫外線吸収剤を含有する樹脂組
成物からなる層を中間層として構成したものが目的に叶
うことを見い出し本発明を完成したものである。しかし
て、本発明の要旨とするところは、少なくとも容器の胴
部が、熱可塑性樹脂(A)からなる(a)層と紫外線吸
収剤を含有する熱可塑性樹脂組成物(B)からなる
(b)層との2種の層を含む3層以上よりなる多層容器
であって、前記(b)層が中間層として構成されてなる
ことを特徴とする紫外線遮断性多層容器に存する。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
係る多層容器は、少なくとも容器の胴部が、熱可塑性樹
脂(A)からなる(a)層と紫外線吸収剤を含有する熱
可塑性樹脂組成物(B)からなる(b)層との2種の層
を含む3層以上よりなる多層容器である。(a)層に用
いられる熱可塑性樹脂(A)は、ブロー成形、押出し成
形等に使用可能で、透明なものであれば特に限定される
ものではなく、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフィン系樹脂、各種のスチレン系樹脂、高ニトリル
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリアミド樹脂等から任意に選ぶこと
ができる。
【0008】上記熱可塑性樹脂(A)は、最終的に得ら
れる多層容器の透明性、気体遮断性、機械的強度、なら
びに成形加工性等の観点を総合すると、ポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、またはポリアミド樹脂の中
から選ぶのが好ましく、一般的には、これらのうちの一
種を単独で使用するのがよい。上記の観点から最も好ま
しいのものは、ポリエチレンテレフタレート(以下、
「PET」という。)に代表されるポリエステル樹脂で
ある。
【0009】(a)層に用いるポリエステル樹脂は、ブ
ロー成形、押出し成形等に使用可能なものであれば特に
限定されるものではない。好ましい樹脂としては、テレ
フタル酸とエチレングリコールとの重縮合反応によって
得られるPET、テレフタル酸とブチレングリコールと
の重縮合反応によって得られるポリブチレンテレフタレ
ート(以下、「PBT」という。)のほか、上記テレフ
タル酸成分の一部を、イソフタル酸、ナフタレンジカル
ボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタン
ジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフ
ェニルスルホンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸;
ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸
等の脂環式ジカルボン酸;アジピン酸、セバチン酸、ア
ゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸;p−β−ヒドロキ
シエトキシ安息香酸等の二官能性カルボン酸の一種以上
で、および/または、上記エチレングリコール成分の一
部を、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、1,1−シクロヘキサンジメチロール、1,4−シ
クロヘキサンジメチロール、2,2−ビス(4’−β−
ヒドロキシエトキシフェニル)スルホン酸等のグリコー
ル、およびこれらの機能的誘導体の多官能化合物の一種
以上で、各々15モル%以内好ましくは5モル%以内の
範囲において置換した共重合樹脂が挙げられる。また、
これらの2種もしくはそれ以上を混合して用いてもよ
い。そして、用いる熱可塑性ポリエステル樹脂は、その
固有粘度が0.5〜1.5の範囲、好ましくは0.6〜
1.0の範囲であるものが好適である。
【0010】(a)層に用いるポリカーボネート樹脂
は、ブロー成形、押出し成形等に使用可能なものであれ
ば特に限定されるものではなく、種々のジヒドロキシジ
アリール化合物とホスゲンとを反応させるホスゲン法、
またはジヒドロキシジアリール化合物とジフェニルカー
ボネート等の炭酸エステルとを反応させるエステル交換
法によつて得られる共重合体を好ましく用いることがで
きる。かかる共重合体の代表例としては、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン[ビスフェノール
A]から製造されるポリカーボネート樹脂が挙げられ
る。
【0011】前記ジヒドロキシジアリール化合物として
は、ビスフェノールAのほかに、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメ
タン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)プロパン等のビス(ヒドロキシアリール)アルカ
ン類;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シ
クロヘキサン等のビス(ヒドロキシアリール)シクロア
ルカン類;4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテ
ル、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフ
ェニルエーテル等のジヒドロキシジアリールエーテル
類;4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、
4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニ
ルスルフィド等のジヒドロキシアリールスルフィド類;
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,
4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルス
ルホキシド等のジヒドロキシアリールスルホキシド類;
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’
−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホ
ン等のジヒドロキシアリールスルホン類;等が挙げられ
る。そして、用いる熱可塑性ポリカーボネート樹脂は、
その好ましい平均分子量は樹脂の種類にもよるが、ビス
フェノールA系ポリカーボネート樹脂にあっては、12
000〜50000の範囲のものが好ましい。
【0012】(a)層に用いるポリアミド樹脂は、ブロ
ー成形、押出し成形等に使用可能なものであれば特に限
定されるものではなく、3員環以上のラクタム類の開環
重合物、ω−アミノ酸の重縮合物、およびジアミンと二
塩基酸よりなるナイロン塩の重縮合物を好ましく用いる
ことができる。上記ラクタム類の例としては、ε−カプ
ロラクタム、ω−カプリルラクタム、ω−エナントラク
タム、ω−ラウロラクタム、α−ピロリドン、α−ピペ
リドン等が挙げられ;ω−アミノ酸の例としては、ω−
アミノヘプタン酸、ω−アミノウンデカン酸等が挙げら
れ;また、上記ナイロン塩を構成するジアミンの例とし
ては、ヘキサメチレンジアミン、ノナメチレンジアミ
ン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミ
ン、メタキシリレンジアミン等が挙げられ、二塩基酸の
例としては、アジピン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、
テレフタル酸、イソフタル酸、グルタール酸等が挙げら
れる。上記熱可塑性ポリアミド樹脂は、単独重合体(ホ
モポリマー)、共重合体(コポリマー)のいずれであっ
てもよく、代表的にはナイロン4、6、7、8、11、
12、66、69、610、611、612、6T、6
I、6/66、6/12、6/6T、6I/6T等を挙
げることができる。これらの中では、柔軟性、強度の点
からナイロン6/66、6/6T、6I/6T等の共重
合体が好ましい。そして、用いる熱可塑性ポリアミド樹
脂は、98%濃硫酸を溶媒とし、25℃にて測定した相
対粘度が3〜5の範囲にあるものが特に好ましい。
【0013】(b)層に用いる熱可塑性樹脂組成物
(B)は、紫外線吸収剤を含有するものでなければなら
ない。そして、かかる熱可塑性樹脂組成物(B)として
は、具体的には、熱可塑性樹脂、好ましくはポリエステ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、もしくはポリアミド樹
脂、最も好ましくはポリエステル樹脂を基体樹脂とし、
この基体樹脂に有効量、即ち、多層容器の紫外線遮断性
を十分発揮させるに必要な量、の紫外線吸収剤を含有さ
せた樹脂組成物を用いる。ここで、紫外線吸収剤を含有
させた樹脂組成物とは、基体樹脂に所謂紫外線吸収剤も
しくは紫外線吸収性化合物を添加、配合した混合物のほ
か、基体樹脂を製造する際に、その重合工程に共重合可
能な紫外線吸収性化合物を加えて、紫外線吸収性化合物
を共重合成分として含有させた共重合樹脂も包含するも
のである。
【0014】そして、本発明の多層容器においては、
(a)層と(b)層との樹脂の組み合わせは、ポリエス
テル樹脂の(a)層に対してポリエステル樹脂が基体の
(b)層、ポリカーボネート樹脂の(a)層に対してポ
リカーボネート樹脂が基体の(b)層、ポリアミド樹脂
の(a)層に対してポリアミド樹脂が基体の(b)層、
のように互いに同種の樹脂とするのが、多層容器の層間
接着性が優れたものとなり、好ましい。また、(a)層
と(b)層との樹脂の組み合わせを、上記のように、互
いに同種の樹脂とする限りにおいては層間の接着性の不
良は生じないので、例えば(a)層にPETを用いた場
合には、(b)層の基体樹脂としてはPETとPBTの
混合物、もしくは、PBTを単独で用いることができ
る。
【0015】(b)層に用いる熱可塑性樹脂組成物
(B)を製造する際に、基体樹脂に添加・配合する紫外
線吸収剤は、従来公知のものの中から任意に選択して使
用することができ、使用可能な物質の例としては、
(イ)ナフタレンテトラカルボン酸およびその誘導体、
(ロ)ベンゾトリアゾール系の化合物、(ハ)サリシレ
ート系の化合物、(ニ)ベンゾフェノン系の化合物、
(ホ)シアノアクリレート系の化合物等を挙げることが
できる。
【0016】これら紫外線吸収剤の具体例を以下に示
す。 (イ)ナフタレンテトラカルボン酸およびその誘導体 この具体例としては、ナフタレン−1,4,5,8−テ
トラカルボン酸、ナフタレン−1,4,5,7−テトラ
カルボン酸、ナフタレン−1,2,5,6−テトラカル
ボン酸等およびこれらの酸無水物;N,N’−ビス(カ
ルボキシメチル)−ナフタレン−1,4,5,8−テト
ラカルボキシジイミド、N,N’−ビス(β−カルボキ
シエチル)−ナフタレン−1,4,5,8−テトラカル
ボキシジイミド、N,N’−ビス(γ−カルボキシプロ
ピル)−ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボキ
シジイミド、N,N’−ビス(β−ヒドロキシエチル)
−ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボキシジイ
ミド、N,N’−ビス(γ−ヒドロキシプロピル)−ナ
フタレン−1,4,5,8−テトラカルボキシジイミ
ド、およびこれらのエステル形成性機能的誘導体、例え
ばN,N’−ビス(エチルカルボキシフェニル)−ナフ
タレン−1,4,5,8−テトラカルボキシジイミド等
の各種イミド化物;ナフタレン−1,4,5,8−テト
ラカルボン酸テトラメチルエステル、ナフタレン−1,
4,5,8−テトラカルボン酸テトラエチルエステル、
ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸テトラ
プロピルエステル、ナフタレン−1,4,5,8−テト
ラカルボン酸テトラブチルエステル、ナフタレン−1,
4,5,7−テトラカルボン酸テトラメチルエステル、
ナフタレン−1,3,6,8−テトラカルボン酸テトラ
メチルエステル等の各種エステル化物類;を挙げること
ができる。
【0017】上に列記したナフタレンテトラカルボン酸
およびその誘導体には、ナフタレンジカルボン酸また
は、その誘導体が併用でき、これらを併用することによ
り、紫外線遮断効果を一層効果的に発現させることがで
きる。併用できる化合物としては、2,6−、2,7
−、1,8−、1,5−、または2,3−ナフタレンジ
カルボン酸のようなジカルボン酸構造異性体、そのエス
テル、またはその酸無水物等の誘導体が挙げられる。
2,3−置換体を代表として具体例を示すと、ナフタレ
ン−2,3−ジカルボン酸;およびそのジメチル、ジエ
チル、ジプロピル、ジブチルエステル;ナフタレン−
2,3−ジカルボン酸無水物;ナフタレン−2,3−ジ
カルボキシイミド;等のナフタレンジカルボン酸骨格を
有する各種誘導体が挙げられる。
【0018】(ロ)ベンゾトリアゾール系の化合物 この具体例としては、2−(2’−ヒドロキシ−5’−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5’−tert-ブチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・te
rt-ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ヒドロキシ−3’−tert-ブチル−5’−メチルフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−3’5’−ジ・tert-ブチルフェニル)−
5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’5’−ジ・tert-アミルフェニル)ベンゾトリ
アゾール等を挙げることができる。
【0019】(ハ)サリシレート系の化合物 この具体例としては、フェニルサリシレート、p−tert
-ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニル
サリシレート等を挙げることができる。
【0020】(ニ)ベンゾフェノン系の化合物 この具体例としては、2,4−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,
2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホ
ベンゾフェノン等を挙げることができる。
【0021】(ホ)シアノアクリレート系の化合物 この具体例としては、2−エチルヘキシル−2−シアノ
−3,3’−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シ
アノ−3,3’−ジフェニルアクリレート等を挙げるこ
とができる。
【0022】前記熱可塑性樹脂組成物(B)は、基体樹
脂と上記の紫外線吸収剤とをドライブレンドし、常法に
より溶融混練りして容易に調製することができるが、基
体樹脂としてPET、PETとPBTとの混合物もしく
はPBTを用い、かつ紫外線吸収剤として前記のナフタ
レンテトラカルボン酸または、その誘導体を用いる場合
には、この紫外線吸収剤をPET等の製造工程の途中、
例えば重合槽に直接添加する方法も採用でき、この方法
による場合には、熱可塑性樹脂組成物(B)を、紫外線
吸収性化合物を共重合成分として含有する共重合樹脂と
して得ることができる。
【0023】熱可塑性樹脂組成物(B)を製造する際
の、基体樹脂に対する紫外線吸収剤の含有率は、得よう
とする多層容器に付与する紫外線遮断性によって異なる
が、一般的には、多層容器の胴部における波長370〜
380nmの紫外線透過率が、0〜15%の範囲程度の
紫外線遮断能を達成することを目安として決定される。
基体樹脂としてPETを用い、かつ紫外線吸収剤として
ナフタレンテトラカルボン酸または、その誘導体を用い
る場合においては、基体樹脂100重量部あたり、紫外
線吸収剤0.01〜30重量部、好ましくは0.05〜
10重量部、特に好ましくは0.05〜5重量部であ
る。
【0024】本発明に係る多層容器は、少なくとも容器
の胴部が、前記の(a)層と(b)層との2種の層を含
む3層以上よりなり、かつ(b)層が中間層として配置
されてなる層構成を有する。かかる層構成の例として
は、(a)/(b)/(a)の3層構成のほか、(a)
/(b)/(a)/(b)/(a)の如き5層構成、
(a)/(b)/(a)/(b)/(a)/(b)/
(a)の如き7層構成、もしくはそれ以上の多層構成が
挙げられるが、本発明の要旨を越えない限り、ここに例
示の層構成に限られるものではなく、各層の間には、接
着剤の層が介在していてもよい。さらに、本発明の多層
容器においては、その層間接着性を損なわない限り、多
層容器の機能、例えば気体遮断性、保香性等を一層向上
させる目的で、(a)層、(b)層とは異種の(c)層
を設けることもできる。例えば、(a)層/接着剤層/
(b)層/SiOx蒸着層・(a)層のような層構成が
応用可能である。
【0025】本発明に係る多層容器は、ブロー成形され
てなる多層瓶、多層シートから成形されてなる容器等を
含むものである。ブロー成形多層瓶の例としては、共押
出しによるダイレクトブロー成形法、もしくは共射出多
層プリフォームを用いた二軸延伸ブロー成形法によって
製造したもの、共押出し多層パイプを一定長さに切断し
た後、その両端を加熱し圧縮成形によって口部および底
部の溶着して得られた多層プリフォームを二軸延伸ブロ
ー成形する方法によって製造したものが挙げられ、多層
シートから成形された容器の例としては、上記層構成を
持つ共押出し法やドライラミネート法による多層シート
や積層シートを、真空成形法や圧空成形法等の熱成形法
により深絞り加工して得られたものを挙げることができ
る。
【0026】本発明に係る多層容器は、その厚さ構成は
特に限定されるものではないが、胴部の全厚さは、通
常、0.2〜0.8mmの範囲、好ましくは0.25〜
0.60mmの範囲とされ、(b)層が1層もしくは複
数層からなる場合その合計厚さは、上記全厚さの1〜5
0%の範囲とするのがよい。また、二軸延伸ブロー成形
法によって製造する多層瓶においては、軸方向に1〜5
倍、周方向に2〜8倍に延伸し、かつ面積倍率で4〜1
8倍に延伸してなるものが好適である。
【作用】
【0027】本発明に係る多層容器は、紫外線吸収剤を
含有する熱可塑性樹脂組成物(B)からなる(b)層が
中間層として構成され、容器の内側表面には露出してい
ない。従って、紫外線吸収剤を含有する(b)層が、容
器に充填される果汁飲料類等に直接触れることがないの
で、果汁飲料類等へ紫外線吸収剤が移行して劣化、もし
くは変質させるおそれが全くない。また、紫外線吸収剤
を含有しない前記熱可塑性樹脂(A)からなる(a)層
が外層側(例えば容器胴部の外表面側と内表面側)に構
成されているので、紫外線吸収剤を含有する熱可塑性樹
脂組成物からなる従来の単層構成の容器よりも優れた耐
衝撃性を示す。
【0028】
【発明の効果】本発明は、次のように特別に顕著な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 (1)本発明の多層容器は、紫外線吸収剤を含有しない
特定の前記熱可塑性樹脂からなる層が2層(容器胴部の
外表面側と内表面側)に配置されているので、衛生的で
あると共に、紫外線吸収剤を含有する熱可塑性樹脂組成
物からなる従来の単層構成の容器よりも機械的強度が大
幅に優れている。 (2)本発明の多層容器は、優れた紫外線遮断性を有す
ると共に、紫外線吸収剤を含有する層が容器の表面に露
出していないので、容器に充填される果汁飲料類等へ紫
外線吸収剤が移行するおそれがない。 (3)本発明の多層容器を製造する際には、容器の前駆
体となるパリソンもしくは多層シートを製造する工程に
おいて、高温状態にある紫外線吸収剤を含有する(b)
層が、直ちに中間層として(a)層に中に封じ込まれる
ので、紫外線吸収剤の昇華に基づく金型の汚染や紫外線
吸収剤のロスを顕著に防止できる。
【0029】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例により更
に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限
り以下の例に限定されるものではない。以下の例の記載
において「部」および「%」は、特に断らない限り全て
重量基準である。なお、以下の例において、ブロー成形
法により得られた多層瓶の紫外線透過率は、日立製作所
製U−3400型自記分光光度計を用いて測定した。
【0030】また、各々の実施例および比較例において
使用した熱可塑性樹脂、熱可塑性樹脂組成物は、次のよ
うにして製造したものである。 製造例1(熱可塑性樹脂A−1) テレフタル酸とエチレングリコールとの重縮合反応によ
って得られたブロー用PETであって、30℃にてフェ
ノール/テトラクロロエタン(重量比50/50)混合
溶媒中、1g/dlの濃度で測定した固有粘度が0.7
8であるもの(日本ユニペット社製、商品名RT−54
3G)を、140℃において12時間の真空乾燥を施し
た。
【0031】製造例2(熱可塑性樹脂組成物B−1) ジメチルテレフタレート4400部、1,4−ブチレン
グリコール2500部、テトラブチルチタネート7部、
N,N’−ビス(4−エチルカルボキシフェニル)−ナ
フタレン−1,4,5,8−テトラカルボキシジイミド
120部、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル3
00部を反応器に計量し、内容液を150℃に昇温し
た。メタノールを留出させながら、210℃まで徐々に
昇温し、計2.5時間エステル交換反応を行った。引続
き、漸次昇温、減圧しつつ、最終的に245℃、1to
rrとし、計3時間の重縮合反応を行い、これより、極
限粘度が0.78であるPBTのチップを得た。次い
で、該チップ表面を攪拌型結晶化機中で120℃で結晶
化させた後、120〜160℃で3時間乾燥し、樹脂温
度180℃で12時間、固相重合処理を施した。該固相
重合品の極限粘度は、1.15であった。このチップ
(PBT)1部に対し19部の割合でブロー用PET
(日本ユニペット社製、商品名RT−543G)をドラ
イブレンドした。
【0032】製造例3(熱可塑性樹脂組成物B−2) 熱可塑性樹脂A−1の製造に使用したと同種のブロー用
PET(日本ユニペット社製、商品名RT−543G、
真空乾燥品)100部に、ベンゾトリアゾール系UV吸
収剤(2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、商品名 Tinuvin-P )0.5
部をドライブレンドし、次いでペレット化した。
【0033】実施例1 上記の製造例1に記載の熱可塑性樹脂A−1および、製
造例2に記載の熱可塑性樹脂組成物B−1とを用い、2
−シリンダー型射出成形機(日精ASB機械社製、AS
B−50TH型)を使用して、次の射出条件により、熱
可塑性樹脂A−1よりなる(a)層/熱可塑性樹脂組成
物B−1よりなる(b)層/熱可塑性樹脂A−1よりな
る(a)層の順序に構成された、外径30mmφ、長さ
145mm、肉厚4mmの3層構成の多層パリソンを成
形した。
【0034】
【表1】 射出条件: シリンダー温度 熱可塑性樹脂A−1 :280℃ 熱可塑性樹脂組成物B−1:275℃ 樹脂の射出割合 熱可塑性樹脂A−1 :75容量
% 熱可塑性樹脂組成物B−1:25容量% 樹脂の射出圧力 熱可塑性樹脂A−1 :40〜1
20Kg/cm2 熱可塑性樹脂組成物B−1:25〜 30Kg/cm2 上記のようにして得られた多層パリソンをブローするこ
とにより、軸方向に約2倍、周方向に約3倍、面積倍率
で約6倍に延伸してなる、全長300mm、胴部の外径
80mmφ、胴部の厚さ0.35mm、内容積1500
mlの多層瓶を得た。この瓶の胴部の、370nmおよ
び380nmにおける紫外線透過率は、各々、0.1%
および0.2%であり、良好な紫外線遮断性を示した。
【0035】実施例2 実施例1において、熱可塑性樹脂組成物B−1に代えて
製造例3に記載の熱可塑性樹脂組成物B−2を用い、同
例におけると同様にして、熱可塑性樹脂A−1よりなる
(a)層/熱可塑性樹脂組成物B−2よりなる(b)層
/熱可塑性樹脂A−1よりなる(a)層の順序に構成さ
れた3層構成の多層パリソンを成形した。得られた多層
パリソンを同様にブローすることにより、軸方向に約2
倍、周方向に約3倍、面積倍率で約6倍に延伸してな
る、全長300mm、胴部の外径80mmφ、胴部の厚
さ0.35mm、内容積1500mlの多層瓶を得た。
この瓶の胴部の、370nmおよび380nmにおける
紫外線透過率は、各々、0.1%および0.2%であ
り、良好な紫外線遮断性を示した。
【0036】比較例1 実施例1において、熱可塑性樹脂組成物B−2を使用せ
ず、熱可塑性樹脂A−1のみを使用して、単層パリソン
を成形した。得られた単層パリソンを同様にブローする
ことにより、軸方向に約2倍、周方向に約3倍、面積倍
率で約6倍に延伸してなる、全長300mm、胴部の外
径80mmφ、胴部の厚さ0.35mm、内容積150
0mlの単層瓶を得た。この瓶の胴部の、370nmお
よび380nmにおける紫外線透過率は、各々、70%
および75%であった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも容器の胴部が、熱可塑性樹脂
    (A)からなる(a)層と紫外線吸収剤を含有する熱可
    塑性樹脂組成物(B)からなる(b)層との2種の層を
    含む3層以上よりなる多層容器であって、前記(b)層
    が中間層として構成されてなることを特徴とする紫外線
    遮断性多層容器。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂(A)が、ポリエステル樹
    脂、ポリカーボネート樹脂およびポリアミド樹脂よりな
    る群から選ばれる樹脂であり、かつ熱可塑性樹脂組成物
    (B)が、(A)と同種の熱可塑性樹脂に紫外線吸収剤
    を含有させた組成物である請求項1記載の紫外線遮断性
    多層容器。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂(A)が、ポリエチレンテ
    レフタレート樹脂であり、かつ熱可塑性樹脂組成物
    (B)がポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
    レフタレートもしくはこれらの混合物に紫外線吸収剤を
    含有させた組成物である請求項1もしくは請求項2記載
    の紫外線遮断性多層容器。
  4. 【請求項4】 紫外線吸収剤がナフタレンテトラカルボ
    ン酸、またはその酸無水物、イミドもしくはエステルの
    少なくとも1種である請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載の紫外線遮断性多層容器。
  5. 【請求項5】 紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系紫
    外線吸収剤、サリシレート系紫外線吸収剤、ベンゾフェ
    ノン系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収
    剤のうち少なくとも1種である請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の紫外線遮断性多層容器。
  6. 【請求項6】 多層容器がブロー成形されてなる瓶であ
    る請求項1〜請求項5のいずれかに記載の紫外線遮断性
    多層容器。
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