JP2007168332A - 電子写真式の画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素再現性を向上させる。
【解決手段】レーザスキャンユニット3におけるマルチビームレーザからそれぞれ出射された複数のレーザ光を同一の走査線上に走査するごとに、このマルチビームレーザは、コントローラ21により、レーザ駆動信号LDRV_A、LDRV_Bに基づき交互に駆動される。レーザ駆動信号のパルス幅は、積分光量モニタ手段に基づき発光遅延を補正するべく拡張される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真式の画像形成装置に関する。
従来から、電子写真式の画像形成装置として、レーザビームプリンタが知られている。図12に示すように、ホストコンピュータ22からレーザビームプリンタ20に画像信号を送信することができるようになっている場合には、この画像信号はコントローラ21により受信される。そして、コントローラ21は、予め定められた周波数の画像クロックに同期させて、画像データをレーザスキャナユニット3に送信する。ここで、画像クロックの1クロックは、1画素を形成するための時間に相当する。画像クロックの周波数は、レーザビームプリンタのプロセススピードと、解像度と、同時に主走査可能なビーム数等、の条件によって決定されるものである。レーザスキャナユニット3は、レーザ駆動信号に基づいてレーザを発光させ、出射されたレーザ光を、回転するポリゴンモータ及びレンズ等の光学系で感光ドラムを走査する。この走査により、感光ドラム上に潜像が形成され、この潜像はトナーで現像され、得られたトナー像が転写材に転写され、定着される。
図13は、コントローラ21から出力される画像データと、レーザの発光との関係を示す。レーザスキャナユニット3のレーザの発光時間LASERは、コントローラ21からの信号VDATAに対して、(A+B+C)だけ短くなる。すなわち、LASER=VDATA−(A+B+C)の関係が成立する。ここで、Aは、画像データに対するレーザ光信号の遅延量、Bは、レーザ光信号の立ち上がりタイム、Cは、レーザ光信号の立ち下がりタイム、である。このため、再現された画素は、画像データにより定まる画素より、小さくなってしまう。
例えば、マルチビームレーザの各々のレーザで主走査倍率を揃えるために画像クロックを可変する技術が知られている(特許文献1参照)。また、マルチビームレーザのライン毎の濃度ムラをなくすために、ビームごとにPWMを調整するものが知られている(特許文献2参照)。
特開2000−199868号公報 特開2002−002022号公報
高解像度化するためには、画像クロック周波数を高くする必要がある。そして、これに伴い、レーザの特性、すなわちレーザ光信号の立ち上がり特性及び立ち下り特性も改善する必要がある。これは、このような特性を改善しないと、上記の(A+B+C)の時間も変わらず、1画素を形成する時間に対して、再現できない比率が著しく高くなってしまうからである。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決し、画像再現性をより向上させることができるレーザ駆動方法を提供する、ことを目的とする。
請求項1の発明は、複数のレーザを有するマルチビームレーザと、該マルチビームレーザの複数のレーザからそれぞれ出射された複数のレーザ光を同一の走査線上に走査する走査手段と、該走査手段による走査ごとに、レーザ駆動信号に基づき、前記マルチビームプリンタの複数のレーザを交互に駆動するレーザ駆動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明において、レーザ駆動手段は、レーザの積分光量をモニタする積分光量モニタ手段と、該積分光量モニタ手段から発光遅延量と、レーザ光信号の立ち上がり及びレーザ光信号の立ち下がりに要する時間の補正を行うための補正値を計測する補正値計測手段と、該補正値計測手段により計測された結果を記憶する記憶手段と、画像データから生成されるレーザ駆動信号のパルス幅を、該画像データに対するレーザ光信号の遅延量と、レーザ光信号の立ち上がりタイム及び立ち下がりタイムと、の合計タイム分だけ長くするレーザ駆動信号拡張手段とを有することができる。
請求項2の発明において、前記積分光量モニタ手段は、前記複数のレーザを駆動する電流をモニタすることを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
請求項2又は3の発明において、記憶手段は、不揮発性のメモリとすることができる。
請求項2乃至4のいずれかの発明において、レーザ駆動信号拡張手段は、記憶手段に記憶された補正値によってレーザ駆動信号のパルス幅の拡張を行うことができる。
請求項2乃至5のいずれかの発明において、レーザ駆動信号拡張手段は、画像クロックに同期する画像データの画像開始位置を基点にして時間的に先んじる方向に拡張することができる。
請求項2乃至6のいずれかの発明において、レーザ駆動信号拡張手段は、画像クロックに同期する画像データの画像終了位置から拡張することができる。
請求項2乃至7のいずれかの発明において、画像データは、多値画像データとすることができ、本電子写真式の画像形成装置は、前記多値画像データに一定の値を加算し、レーザ駆動信号を、画像データに対するレーザ光信号の遅延量と、レーザ光信号の立ち上がりタイム及び立ち上がりタイムと、の合計時間だけ長くする定数加算手段を備えることができる。
本発明によれば、上記のように構成したので、レーザの特性により再現できない部分をキャンセルでき、画像再現性をより向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態を示す。これはタンデム式のレーザビームプリンタの例であり、その構造を図2に示す。図2のレーザビームプリンタは、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色用の画像形成部を有する。
イエロー用の画像形成部は、レーザユニット3Yと、感光ドラム1Yと、帯電ユニット2Yと、現像ユニット4Yと、クリーニングユニット6Yと、を有する。
シアン用の画像形成部は、レーザユニット3Cと、感光ドラム1Cと、帯電ユニット2Cと、現像ユニット4Cと、クリーニングユニット6Cと、を有する。
マゼンタ用の画像形成部は、レーザユニット3Mと、感光ドラム1Mと、帯電ユニット2Mと、現像ユニット4Mと、クリーニングユニット6Mと、を有する。
ブラック用の画像形成部は、レーザユニット3Kと、感光ドラム1Kと、帯電ユニット2Kと、現像ユニット4Kと、クリーニングユニット6Kと、を有する。
帯電ユニット2Y、2C、2M、2Kは、それぞれ、感光ドラム1Y、1C、1M、1Kを帯電するためのものである。レーザユニット3Y、3C、3M、3Kは、レーザ駆動信号に基づき変調されたレーザ光を出射し、これらレーザ光を、それぞれ、感光ドラム1Y、1C、1M、1K上で走査するものである。これらレーザ光の走査により、感光ドラム1Y、1C、1M、1K上に潜像が形成される。現像ユニット4Y、4C、4M、4Kは、感光ドラム1Y、1C、1M、1K上の潜像をトナーにより現像して可視像化(トナー像)するものである。
7は中間転写体であり、一次転写位置において一次転写ローラ5Y、5C、5M、5Kと協働して、感光ドラム1Y、1C、1M、1K上のトナー像をそれぞれ一次転写するものである。また、中間転写体7は、二次転写位置において二次転写ローラ8と協働して、中間転写体7上の一次転写像(トナー像)を、給送カセット9から所定のタイミングで給送された転写材10上に転写する。給送カセット9は転写材を収納するためのものである。
11は搬送ローラであり、トナー像が転写された転写材10を定着ユニット12に搬送するものである。定着ユニット12は転写材10上のトナー像を溶融固着するものである。定着後の転写材10は装置外に排出される。6はクリーニングユニットであり、中間転写体7に転写されずに感光ドラム1Y、1C、1M、1K上に残った現像剤を清掃するためのものである。
図3は図2のレーザスキャナユニット3の構成を示す。図3において、31はマルチビームレーザであって、1つのレーザダイオードチップ上に2つの発光点を有し、これら2つの発光点から同時にレーザ光を出射できるようになっている。32は光学系であって、コリメータレンズとシリンドリカルレンズとを有し、マルチビームレーザ31からのレーザ光をポリゴンミラー32に導くものである。34はfθレンズであり、ポリゴンミラー32で反射されたレーザ光を感光ドラム1上に照射させるものである。
次に、図1を参照して、図3のマルチビームレーザ31を駆動するためのレーザ駆動信号の生成方法について説明する。図1は画像信号からレーザ駆動信号が生成されるまでの信号生成経路を示す。図4は図1の信号生成経路で生成される波形を示す。本実施の形態では、多値画像の画像成長を左側成長させる方法で説明を行う。
図1に示すように、ホストコンピュータ22から送信される画像データ(図4(a)参照)は、コントローラ21の画像データ受信部37で受信され、バッファ部36へ送信される。バッファ部36は、1主走査における奇数番目の画素データをレーザa用の画像データとし、偶数番目の画素データをレーザb用の画像データとして、例えばFIFO等のメモリに別々にバッファリングする。そして、バッファ部36は、画像クロックVCLK(図4(a)参照)に同期させたレーザa用画像データVDATA_Aと、レーザb用画像データVDATA_Bとを、所定のタイミングで、画像データ付加部35に送信する。レーザa用画像データVDATA_Aの波形を図4(c)に示し、レーザb用画像データVDATA_Bの波形を図4(d)に示す。
図5は図1の画像データ付加部35の構成を示す。図5において、51は画像クロックVCLKの立ち上がりエッジでトグル動作を繰り返すフリップフロップである。52はフリップフロップ51の出力がLowのとき、すなわちレーザbで画像形成を行っているときに、次のレーザaの画像開始時間をカウントするためのレーザaカウンタである。53はフリップフロップ51の出力がHighのとき、すなわちレーザaで画像形成を行っているときに、次のレーザbの画像開始時間をカウントするためのレーザbカウンタである。
54はコンパレータであり、レーザaカウンタ52の出力と、カウンタ値と、を比較し、両者が一致したとき、Highを出力する。ここで、カウンタ値=(T−(A+B+C))/SCLKと表される。ここで、Aは、画像データ付加部35に搭載される不図示の不揮発メモリに記憶されている発光遅延量である。Bは、レーザ光信号の立ち上がりタイムである。Cは、レーザ光信号の立ち下がりタイムである。Tは画像クロック周期である。SCLKはカウンタの動作クロックである。
また、A、B、Cは、補正値である。この補正値は、レーザ光量のキャリブレーションを行う際に決定される。すなわち、この補正値は、所定の画像データに対するレーザa、bの駆動電流をPDOUT_A(レーザa)、PDOUT_B(レーザb)でモニタし計測して得られた結果から、決定される。補正値X(X=A+B+C)として記憶される。
コンパレータ54の出力は、ラッチ56でフリップフロップ51の出力がLowの間にラッチされる。ラッチ56の出力は、論理和回路58でレーザa用画像データVDATA_Aと論理和がとられ、レーザa用レーザ駆動信号LDRV_Aとして出力される。レーザa用レーザ駆動信号LDRV_Aの波形を図4(e)に示す。
55はコンパレータであり、レーザbカウンタ53の出力と、カウンタ値とを比較し、両者が一致したとき、Highを出力する。ここで、カウンタ値={T−(A+B+C)}/SCLKである。ここで、Aは、画像データ付加部35に搭載される不図示の不揮発メモリに記憶されている遅延量である。Bは、レーザ光信号の立ち上がりタイムである。Cは、レーザ光信号の立ち下がりタイムである。Tは、画像クロック周期である。SCLKは、カウンタの動作クロックである。
コンパレータ55の出力は、ラッチ57で、フリップフロップ51の出力がHighの間にラッチされる。ラッチ57の出力は、論理和回路59でレーザb用画像データVDATA_Bと論理和がとられ、レーザb用レーザ駆動信号LDRV_Bとして出力される。レーザb用レーザ駆動信号LDRV_Bの波形を図4(f)に示す。
画像データ付加部35から出力されたレーザ駆動信号LDRV_A、LDRV_Bは、レーザスキャナユニット3に送信される。レーザスキャナユニット3におけるマルチビームレーザ31(図3)は、図4(g)、(h)に示す波形のレーザ光信号A_LASER、B_LASERを出力する。
このようにコントローラ21により、マルチビームレーザ31が駆動制御されるので、主走査方向に形成される一連の画素のうち隣り合う画素は、同一レーザからのレーザ光信号により形成されることはない。
マルチビームレーザ31のレーザa、bには、主走査方向に形成される一連の画素(図6参照)のうち、奇数番目の画素がレーザaにより、偶数番目の画素がレーザbにより、駆動されるように、レーザ駆動信号が割り当てられる。
あるいはまた、奇数番目の画素がレーザbにより、偶数番目の画素がレーザaにより、駆動されるように、レーザ駆動信号が割り当てられる。
そして、画像データ付加部35から出力されたレーザ駆動信号LDRV_A、LDRV_Bは、レーザスキャナユニット3に送信される。レーザスキャナユニット3におけるマルチビームレーザ31は、図4(g)、(h)に示す波形を有するレーザ光信号を出力する。
本実施の形態では、画像データ付加部35を、コントローラ21上に配置した例を説明したが、これに代えて、レーザスキャナユニット3側に配置することができる。
本実施の形態では、マルチビームレーザ31の例として、2ビームレーザの例を説明したが、次の関係を充足するものであれば、本質的に同様の効果を奏することができる。すなわち、(B+C)<Tという関係が満たし、かつ、少なくとも{((A+B+C)/T)の商+2}個以上の発光点を有する必要がある。
したがって、2ビームレーザに代えて、3つ以上の発光点を有するマルチビームレーザを採用しても、本質的に同様の効果を奏することができる。
また、例えば4つの発光点を主走査方向に配置せずに、主走査及び副走査方向にマトリックス状に配置しても、本質的に同様の効果を奏することができる。
<第2の実施の形態>
図7は本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態との比較でいえば、レーザ駆動信号の生成方法が異なる。すなわち、第1の実施の形態においては、コントローラ21において、画像データ付加部35により、画像データVDATA_A、VDATA_Bに基づき、レーザ駆動信号LDRV_A、LDRV_Bを生成するようにした。
これに対して、本実施の形態においては、コントローラ21において、画像データ拡張部61により、画像データVDATA_A、VDATA_Bに基づき、レーザ駆動信号LDRV_A′、LDRV_B′を生成するようにした。画像データVDATA_A、VDATA_Bの波形を図8(c)、(d)に示す。レーザ駆動信号LDRV_A′、LDRV_B′の波形を図8(e)、(f)に示す。
図9は図7の画像データ拡張部61の構成を示す。図9において、81はレーザa用ダウンカウンタであり、カウント値が0になるとLowを出力する。レーザa用ダウンカウンタ81のフルカウント値は、(A+B+C)/SCLKである。ここで、Aは、画像データ拡張部61に搭載される不図示の不揮発メモリに記憶されている発光遅延量である。Bは、レーザ光信号の立ち上がりタイムである。Cは、レーザ光信号の立ち下がりタイムである。SCLKは、カウンタの動作クロックである。
ここで、A、B、及びCは補正値である。この補正値は、レーザ光量のキャリブレーションを行う際に、所定の画像データに対するレーザa、bの駆動電流をPDOUT_A(レーザa)、PDOUT_B(レーザb)でモニタし計測して得られる結果から決定される。補正値X(X=A+B+C)が記憶される。
画像データVDATA_Aのオン信号(High)が入力されると、立ち上がりエッジ検出85aにより立ち上がりエッジが検出される。立ち上がりエッジ検出85aから出力される1クロック分のカウントイネーブル信号で、レーザa用ダウンカウンタ81は、カウント値が、0からフルカウント値にセットされる。ここで、フルカウント値=(A+B+C)/SCLKである。このとき、レーザa用ダウンカウンタ81の出力は、0から1に変化する。
論理和回路83は、レーザa用画像データとレーザa用ダウンカウンタ81の出力の論理和をとり、レーザa用レーザ駆動信号LDRV_A′を出力する。レーザa用ダウンカウンタ81は、立ち下がりエッジ検出86aが立ち下がりエッジを検出し、ラッチ87aにラッチされると、ダウンカウントを開始し0になるまでカウント動作を繰り返す。レーザa用ダウンカウンタ81が0になるとラッチ87aにラッチされたデータはクリアされる。
画像データVDATA_Bのオン信号(High)が入力されると、立ち上がりエッジ検出85bにより立ち上がりエッジが検出される。立ち上がりエッジ検出85bから出力される1クロック分のカウントイネーブル信号で、レーザb用ダウンカウンタ82は、カウント値を、0からフルカウント値にセットする。ここで、フルカウント値=(A+B+C)/SCLKである。このとき、レーザb用ダウンカウンタ82の出力は、0から1に変化する。
論理和回路84は、レーザb用画像データとレーザb用ダウンカウンタ82の出力の論理和をとり、レーザb用レーザ駆動信号LDRV_B′を出力する。
立ち下がりエッジ検出86bが立ち下がりエッジを検出し、ラッチ87bにラッチされると、レーザb用ダウンカウンタ82は、ダウンカウントを開始し、0になるまでカウント動作を繰り返す。レーザa用ダウンカウンタ82が0になると、ラッチ87bにラッチされていたデータはクリアされる。
画像データ拡張部61から出力されたレーザ駆動信号LDRV_A′、LDRV_B′は、レーザスキャナユニット3に送信される。レーザスキャナユニット3におけるマルチビームレーザ31は、図8(g)、(h)に示す波形を有するレーザ光信号を出力する。
本実施の形態では、コントローラ21が画像データ拡張部61を含む例を説明したが、これに代えて、画像データ拡張部61をレーザスキャナユニット3が含むようにすることもできる。
<第3の実施の形態>
図10は本発明の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、第2の実施の形態との比較でいえば、レーザ駆動信号の生成方法が異なる。すなわち、第2の実施の形態は、多値画像の画像成長を左側成長させるようにしたが、本実施の形態は、多値画像の画像成長を右側成長させるようにした。
本実施の形態においては、ホストコンピュータ22から送信される画像データは、図10に示すように、コントローラ21の画像データ受信部37で受信され、多値画像データ変換部91へ送信される。
図11は図10の多値画像データ変換部91の構成を示す。画像データ受信部37からシリアルデータとして受け取った多値画像データをシリアル−パラレル変換部111で1画素分のデータ毎にnビットのパラレルデータに変換する。ここでは、多値画像データが8ビットで構成される例を説明する。
A、B、Cを補完するため、多値画像データがオーバフローしないように、見掛け上の画像クロック周期T2を、T1+(A+B+C)に変更する必要がある。ここで、Aは、多値画像データ変換部91に搭載される不図示の不揮発メモリに記憶されている発光遅延量である。Bは、レーザ光信号の立ち上がりタイムである。Cは、レーザ光信号の立ち下がりタイムである。また、多値画像データの最大値を2^n(nはビット数)とする。多値画像データをVD1とする。画像クロックをT1[ns]とする。発光遅延量をA[ns]とする。レーザ光信号の立ち上がりタイムをB[ns]とする。レーザ光信号の立ち下がりタイムをC[ns]とする。
付加定数発生部112では、VD2(=ΔVD1+ΔVD2)を多値画像データに付加する定数として画像データ変換部113に送る。ここで、ΔVD1は、見掛け上の画像クロック周期がT1からT2(T2>T1)に変更されたときの差分である。ΔVD2は、見掛け上の画像クロック周期における補完量である。ΔVD1=VD1−{VD1*(T1/2^n)}/{(T1+A+B+C)/2^n}である。ΔVD2=(A+B+C)/{(T1+A+B+C)/2^n}である。
画像データ変換部113では、シリアル−パラレル変換部111から送られる8ビットのパラレルデータに付加定数VD2を加算した多値画像データをバッファ部36へ送信する。
ここで、A、B及びCは、補正値である。この補正値は、レーザ光量のキャリブレーションを行う際に、所定の画像データに対するレーザa、bの駆動電流をPDOUT_A(レーザa)、PDOUT_B(レーザb)でモニタし計測して得られた結果から決定される。補正値X(X=A+B+C)として記憶される。
バッファ部36は、多値画像データ変換部91から送られる8ビットのパラレルデータをPWM変換した後、画素データを例えばFIFO等のメモリにバッファリングする。これらバッファリングされる画素データは、1主走査における奇数番目の画素データをレーザa用の画像データ、偶数番目の画素データをレーザb用の画像データとする。画像クロックVCLKに同期させたレーザa用レーザ駆動信号LDRV_A″と、レーザb用レーザ駆動信号LDRV_B″とを、所定のタイミングで、レーザスキャナユニット3に送信する。
多値画像の画像成長を右側成長させるため、上記のように構成したので、レーザ駆動信号LDRV_A″、LDRV_B″の波形は、第2の実施の形態に係るレーザ駆動信号LDRV_A′、LDRV_B′の波形と、同じになる。
本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。 レーザビームプリンタの構造を示す断面図である。 図1のレーザスキャナユニット3の構成を示すブロック図である。 図1の各部の波形を示す図である。 図1の画像データ付加部35の構成を示すブロック図である。 主走査方向に形成される画素の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。 図7の各部の波形を示す図である。 図7の画像データ拡張部61の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。 図10の多値画像データ変換部91の構成を示すブロック図である。 従来のレーザビームプリンタにおける画像形成を説明するための説明図である。 従来例における画像データとレーザ光信号の関係を示す図である。
符号の説明
1 感光ドラム
2 帯電ユニット
3 レーザスキャナユニット
4 現像ユニット
5 一次転写ローラ
6 クリーニングユニット
7 中間転写体
8 二次転写ローラ
9 給送カセット
10 転写材
11 搬送ローラ
12 定着ユニット
31 マルチビームレーザ
32 光学系
34 fθレンズ
33 ポリゴンミラー
35 画像データ付加部
36 バッファ部
37 画像データ受信部
52、53、81、82 カウンタ
61 画像データ拡張部
91 画像クロック変換部

Claims (8)

  1. 複数のレーザを有するマルチビームレーザと、
    該マルチビームレーザの複数のレーザからそれぞれ出射された複数のレーザ光を同一の走査線上に走査する走査手段と、
    該走査手段による走査ごとに、レーザ駆動信号に基づき、前記マルチビームプリンタの複数のレーザを交互に駆動するレーザ駆動手段と
    を備えたことを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
  2. 請求項1において、前記レーザ駆動手段は、
    レーザの積分光量をモニタする積分光量モニタ手段と、
    該積分光量モニタ手段から発光遅延量と、レーザ光信号の立ち上がり及びレーザ光信号の立ち下がりに要する時間の補正を行うための補正値を計測する補正値計測手段と、
    該補正値計測手段により計測された結果を記憶する記憶手段と、
    画像データから生成されるレーザ駆動信号のパルス幅を、該画像データに対するレーザ光信号の遅延量と、レーザ光信号の立ち上がりタイム及び立ち下がりタイムと、の合計タイム分だけ長くするレーザ駆動信号拡張手段と
    を有することを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
  3. 請求項2において、前記積分光量モニタ手段は、前記複数のレーザを駆動する電流をモニタすることを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
  4. 請求項2又は3において、前記記憶手段は、不揮発性のメモリであることを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれかにおいて、前記レーザ駆動信号拡張手段は、前記記憶手段に記憶された補正値によってレーザ駆動信号のパルス幅の拡張を行うことを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれかにおいて、前記レーザ駆動信号拡張手段は、画像クロックに同期する画像データの画像開始位置を基点にして時間的に先んじる方向に拡張することを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれかにおいて、前記レーザ駆動信号拡張手段は、画像クロックに同期する画像データの画像終了位置から拡張することを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
  8. 請求項2乃至7のいずれかにおいて、前記画像データは、多値画像データであり、
    本電子写真式の画像形成装置は、前記多値画像データに一定の値を加算し、前記レーザ駆動信号を、画像データに対するレーザ光信号の遅延量と、レーザ光信号の立ち上がりタイム及び立ち上がりタイムと、の合計時間だけ長くする定数加算手段を備えた
    ことを特徴とする電子写真式の画像形成装置。
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