JP2007168083A - インクリボン - Google Patents
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Abstract
【目的】 転写済みのインクリボンからの情報漏れを防止することができるインクリボンを提供する。
【構成】 カラー印刷に用いられるインクリボンにおいて、イエロー(Y)、マジェンダ(M)、シアン(C)のリボン色検出用のブラックマーク部に熱可塑性接着剤を混入した。インクリボンの色検出を行うためのブラックラインがサーマルヘッドの加熱により巻き取り済みのインクリボンに接着されるので、秘密情報の漏洩を防止するための機構などを追加することなく印刷内容の機密を保つことができる。
【選択図】 図1
【構成】 カラー印刷に用いられるインクリボンにおいて、イエロー(Y)、マジェンダ(M)、シアン(C)のリボン色検出用のブラックマーク部に熱可塑性接着剤を混入した。インクリボンの色検出を行うためのブラックラインがサーマルヘッドの加熱により巻き取り済みのインクリボンに接着されるので、秘密情報の漏洩を防止するための機構などを追加することなく印刷内容の機密を保つことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、熱転写プリンタに使用するインクリボンに関する。
熱転写プリンタにおいては記録した情報が印刷後のインクリボンにネガ状になって残ってしまう。このため使用済みのインクリボンをそのまま廃棄すると第三者に秘密にすべき情報が漏れる恐れがある。
インクリボンに残った記録情報が外部に漏れるのを防ぐ技術として、印刷後のインクリボンに接着剤を塗布して固めてしまう方法や、シュレッダー等により切断処理するものがある。
特開2004−268513
インクリボンに残った記録情報が外部に漏れるのを防ぐ技術として、印刷後のインクリボンに接着剤を塗布して固めてしまう方法や、シュレッダー等により切断処理するものがある。
しかしながら、上記の技術手段においては、秘密情報の漏洩を防止するための機構を追加しなければならなかった。
本発明は、上記の事項に留意してなされたもので、簡単な構成で情報漏れを防ぐことができるインクリボンを提供することを目的としている。
本発明は、上記の事項に留意してなされたもので、簡単な構成で情報漏れを防ぐことができるインクリボンを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、カラー印刷に用いられるインクリボンにおいて、リボン色検出用のブラックマーク部に熱可塑性接着剤を混入した。
この発明によれば、インクリボンの色検出を行うためのブラックラインがサーマルヘッドの加熱により巻き取り済みのインクリボンに接着されるので、秘密情報の漏洩を防止するための機構などを追加することなく印刷内容の機密を保つことができる。また、インクリボンを作成する行程を増やすことなく従来通りの行程でインクリボンを作成することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
本実施例のインクリボン10は図1に示すようにポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製のベースフィルムにイエロー(Y)、マジェンダ(M)、シアン(C)の順に昇華性インクが塗布されている。また、インクリボン10には各色Y、M、Cの間にリボン色検出のためのブラックマーク11,12,13が設けられている。このブラックマーク11,12,13には黒色の熱可塑性接着剤、例えばホットメルト接着剤が混入されている。
本実施例のインクリボン10は図1に示すようにポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製のベースフィルムにイエロー(Y)、マジェンダ(M)、シアン(C)の順に昇華性インクが塗布されている。また、インクリボン10には各色Y、M、Cの間にリボン色検出のためのブラックマーク11,12,13が設けられている。このブラックマーク11,12,13には黒色の熱可塑性接着剤、例えばホットメルト接着剤が混入されている。
本実施例のインクリボン10の使用例について、図2を参照して説明する。
供給側インクリボン4から引き出されたインクリボン10は記録紙3と共にプラテンローラ2とサーマルヘッド1間で印刷処理された後、インクリボン10はインクリボン5に巻き取られるようになっている。
供給側インクリボン4から引き出されたインクリボン10は記録紙3と共にプラテンローラ2とサーマルヘッド1間で印刷処理された後、インクリボン10はインクリボン5に巻き取られるようになっている。
この印刷処理時に、インクリボン1に設けられているリボン色検出のためのブラックマーク11,12,13をサーマルヘッド1で加熱すると、ブラックマーク11,12,13が接着剤として作用して、印刷後のインクリボン10がインクリボン5に巻き取られる際に記録済みのインクリボンに接着する。
このように、本実施例のインクリボンを用いれば、使用済みインクリボンを巻き取る際に、インクリボンに設けられているブラックラインが接着するので、使用済みインクリボンを巻き返して印刷内容を見ようとしても接着部で破断するため不可能となる。巻き取りを終了したインクリボン5をそのまま装置本体から取り外して処分しても転写した情報の機密が保たれる。
10 インクリボン
11,12,13 ブラックマーク
11,12,13 ブラックマーク
Claims (1)
- カラー印刷に用いられるインクリボンにおいて、リボン色検出用のブラックマーク部に熱可塑性接着剤を混入したことを特徴とするインクリボン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005364495A JP2007168083A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | インクリボン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005364495A JP2007168083A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | インクリボン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007168083A true JP2007168083A (ja) | 2007-07-05 |
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ID=38295299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005364495A Pending JP2007168083A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | インクリボン |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011110859A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 熱転写リボンおよび熱転写リボンの残存情報漏洩防止方法 |
JP2012071423A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写システムおよび熱転写方法 |
CN103991307A (zh) * | 2014-05-29 | 2014-08-20 | 无锡双龙信息纸有限公司 | 一种适合多型号彩票投注机的彩票打印纸 |
JP2016190414A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | ニスカ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016190413A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | ニスカ株式会社 | 画像形成装置 |
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2005
- 2005-12-19 JP JP2005364495A patent/JP2007168083A/ja active Pending
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Legal Events
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A711 | Notification of change in applicant |
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