JP2007167593A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術においては、各リール停止ボタンが操作された時のリールの回転位置と、各リールの滑りコマ数との関係が、それぞれ異なるように定められているため、停止ボタン操作のタイミングが同じでも、異なる図柄の組み合わせで各リールを停止させることができるものの、内部抽選結果と図柄の停止出目との関係は、1対1であり、遊技性に乏しいという問題があった。
【解決手段】本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、内部抽選結果に対応して、リール停止制御テーブルを切換えることにより、より多彩な停止出目を実現すると共に、所定の入賞役の入賞形態を異ならせることによって、より興趣に富んだ遊技機を提供する事にある。
【選択図】図5

Description

本発明は、図柄が配列された複数のリールを回転表示し、遊技者のリール停止ボタン操作によって、すべてのリールの回転が停止した時に現れる図柄の組み合わせに基づいて入賞が決定され、所定の払出しが行われるスロットマシンに代表される遊技機に関する。
従来のスロットマシンに代表される遊技機は、遊技機正面の表示窓内に、外周に図柄が配列された3個の回転リールを備えており、外周に配列された図柄は遊技中に遊技者が図柄を目視しやすいように、各リール内側に設けられたランプ又はLED(以下バックライトという)によって背面から照らされている。
遊技者が、メダル投入口にメダルを投入し、スタートレバーを操作すると、各リールは回転を開始してゲームがスタートする。各リールが一斉に回転を始めると、表示窓には図柄が移動して表示される。
遊技者が移動表示される図柄を見ながら各リールに対応する停止ボタンを操作すると、夫々のリールが停止し、入賞ライン上にいずれかの図柄が停止する。
入賞ラインは5本設けられており、メダルの投入枚数が1枚、2枚、3枚と増えるに伴って、有効となるラインの本数も1本、3本、5本と増えるようになっている。その結果、有効となっている入賞ライン上に所定の図柄組み合わせが揃うと入賞となり、メダルの払出しが行われる。
遊技者は、内部当選が報知された場合等に、その当選している役に対応する図柄を、有効となっている入賞ライン上に停止させるように、タイミングを計って停止ボタンを操作する。
そして有効となっている入賞ライン上に、入賞役に対応する図柄を揃え、入賞させることができれば、その役に対応する枚数のメダルの払出しを受けることができる。また、役に対応する図柄を揃えることができなければ投入したメダルを失うことになる。
図柄組み合わせの種類に対応する入賞役(役物ともいう)は、予め決められており、それらの図柄を入賞ライン上に停止させ、入賞させることができた場合には、その役に応じて払出しが行われる。停止した図柄がビッグボーナス(BB)、或いはレギュラーボーナス(RB)図柄であった場合は、それぞれBB遊技、或いはRB遊技等の特別遊技に移行でき、遊技者に大きな利益が付与される。ボーナスゲームは、それぞれ所定の遊技構成が設定されており、例えば、RB遊技は、所定の役物を高確率で入賞させることが可能であり、入賞毎に、例えば、15枚のメダルが払出される。RB遊技は最大12回のゲーム数を消化するか、或いは最大8回の入賞が達成されることにより終了となる。BB遊技は、小役が高確率で発生するBB中一般ゲーム(小役ゲームとも言う)と上記RB遊技を組み合わせたものであり、BB遊技中一般ゲームを30回消化するか、BB遊技中のRB遊技が3回実行されると終了となる。尚、近年、BB遊技中のメダル獲得枚数が規定の上限値に達したことを条件に、BB遊技を終了させるようにしたものもある。
さらに、上記特別遊技状態とは異なる遊技状態であって、所定の開示条件が成立した場合に、所定の確率で発生する特定遊技状態がある。この特定遊技状態としては、例えば、複数のリールのうち、少なくとも1つのリールを無制御にし、遊技者の停止ボタンの操作タイミングによってリールを停止させるCT(チャレンジタイム)や、メダル、或いはクレジットを賭けることなく、次回のゲームを開始できるリプレイゲームを、所定回数、又はその他の所定終了条件が成立するまで継続して実行でき、リプレイ当選確率が、通常遊技状態における当選確率よりも高確率に設定されたRT(リプレイタイム)と呼ばれるものがある。
内部抽選による入賞役(役物)の抽選確率は、射倖性が適正の数値範囲内となるように、遊技状態や、メダルの賭け数に対応して予め設定されている。特に遊技者に大きな利益を付与するボーナス役の当選確率の違いは、遊技者によって投入されたメダル数と遊技者に対して払い出されるメダル数の比率(以下ペイアウト率)に大きな影響が出るため、これらの設定値は、従業員が、遊技機毎に設定手段を操作し、例えば、6段階の設定の中から一つの設定値を選択して設定することができるようになっている。
リール停止制御テーブルは、内部抽選の結果に対応して設定されたフラグと、リール停止ボタンが押下された時のリールの回転位置とに基づいて、リールの回転を停止させる滑りコマ数を判断し、リールの停止位置を決定するためのものである。そして、多彩な図柄の停止出目(停止図柄の組み合わせ)を実現するために、停止テーブルは、内部抽選結果毎に複数備えられていた。
しかしながら、上記した従来技術においては、各リール停止ボタンが操作された時のリールの回転位置と、各リールの滑りコマ数との関係が、それぞれ異なるように定められているため、停止ボタン操作のタイミングが同じでも、異なる図柄の組み合わせで各リールを停止させることができるものの、内部抽選結果と図柄の停止出目との関係は、1対1であり、遊技性に乏しいという問題があった。
特開2004−254738号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、内部抽選結果に対応して、リール停止制御テーブルを切換えることにより、より多彩な停止出目を実現すると共に、所定の入賞役の入賞形態を異ならせることによって、より興趣に富んだ遊技機を提供する事にある。
外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止ボタンと、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、所定の入賞役に内部当選した場合に、5本の入賞ラインのうち、有効な入賞ライン上のいずれかに、前記所定の入賞役に対応する図柄組み合わせでリールを停止させるリール停止制御手段とを備え、前記抽選手段の抽選の結果に応じて所定数のメダルの払出しを行う遊技制御手段を有する遊技機であって、
前記リール停止制御手段は、少なくとも2つのリール停止制御テーブルと、少なくとも1つの所定の入賞役が内部当選する毎に、前記リール停止制御テーブルを交互に切換えて設定するカウンタ切換え手段とを有することを特徴とする。
前記カウンタ切換え手段は、カウンタ判定手段とリール停止制御テーブル選択手段とを備え、前記少なくとも1つの所定の入賞が内部当選した場合に、所定の格納領域にカウンタ値0又は1を交互に設定すると共に、前記カウンタ判定手段は、前記格納領域に設定されたカウンタ値を参照して、前記2つのカウンタ値に対応してそれぞれに設けられた前記2種類のリール停止制御テーブルのうちから、1つを選択して設定することを特徴とする。
前記リール停止制御テーブルは、前記入賞役のうち、前記リール停止制御テーブルの切換えの契機となる入賞役とは異なり、且つ、当選確率及び入賞確率が高い少なくとも1つの小役の図柄組合わせが、前記入賞ラインのうち、横方向に平行する3本の入賞ラインのいずれかの停止形態で停止するようにリールが停止制御される第1リール停止制御テーブルと、斜め方向に交差する2本の入賞ラインのいずれかの停止形態で停止するようにリールが停止制御される第2リール停止制御テーブルとから構成されていることを特徴とする。
前記リール停止制御テーブルが切換わる契機となる入賞役は、遊技価値が高い入賞役と、遊技価値が低い入賞役の一つとから成る、2種類の入賞役とすることを特徴とする。
このような構成とすることにより、所定の入賞役の内部当選を契機に、複数のリール停止制御テーブルを交互に切換えることができるため、多彩な停止出目を有する遊技機を提供することができる。
また、内部当選を契機に複数のリール停止制御テーブルを切換える所定の入賞役を、遊技価値が異なる2種類の入賞役(例えば、ボーナス役と小役の一つ)とすることにより、いずれの入賞役の内部当選によって、リール停止制御テーブルが切換わったのか、遊技者は予測しながら遊技することになり、高い価値を有する入賞役の内部当選への期待感と共に、他の遊技価値が低い入賞役に対しても従来とは異なる遊技性を付加することができる。
さらには、本発明においては、リール停止制御テーブルは、所定の入賞役の入賞形態を異ならせた少なくとも2種類のテーブルにより形成されている。例えば、横方向3本の入賞ライン上のいずれかにしか所定の入賞役の図柄組み合わせが揃わないように、リールを停止制御するテーブルと、斜め方向に交差する2本の入賞ラインのうち、いずれかにしか図柄が停止しないようにリールを停止制御するテーブルより構成される。従って、遊技者は、所定の入賞役の入賞形態を判別することによって、リール停止制御テーブルが切換えられたか否かを判断できるだけでなく、テーブル切換えの契機として設定された入賞役のうち、一方の入賞役(例えば、遊技価値が低い入賞役)が未当選にも係わらず、所定の入賞役が前回のゲームとは異なる入賞形態で停止した場合、他方の入賞役(例えば、遊技価値高い入賞役)の内部当選によりテーブルが切換わった事を認知することができる。つまり、所定の入賞役の入賞形態の変化が、ボーナス役の内部当選の予兆演出と同等の働きを有することになり、より興趣に富む遊技性を実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照して説明する。尚、同一の構成部分については、同一の符号を記すものとする。
図1は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の外観を示す正面図であり、図2は、図1のスロットマシンの前扉を開放した状態で視認される内部構造を示す正面図である。また、図3は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の遊技処理制御回路を示す概略ブロック図である。
図1、図2及び図3において、スロットマシン本体1の前扉2には、前面パネルが取り付けられており、この前面パネル内の透明な3つの表示窓7、8、9を通して、スロットマシン本体内部に並設されている3個のリール4、5、6を観察できる。各リールの外周面には、例えば21個の図柄が等間隔で配列されており、図柄は、ボーナス図柄(BB)、小役図柄、リプレイ図柄等から構成され、各リールはそれぞれ異なる図柄配列となっており、表示窓7、8、9からは、各リールの上段、中段、下段にそれぞれ描かれた3個、合計9個の図柄を視認可能となっている。これらの表示窓7、8、9は、図柄表示領域を構成するものである。
表示窓7〜9には、入賞ラインが横方向に3本(L1、L2a、L2b)と、斜め方向に2本(L3a、L3b)の合計5本のラインが表示されるようになっている。各リールが順次停止し、この入賞ライン上のいずれかに特定の図柄が揃った場合に入賞となり、所定のメダルの払出しが行われる。
入賞ライン数は、メダル投入口3から投入されたメダル枚数、或いは、クレジットメダル表示部20にメダルがクレジットされている場合には、BETスイッチ49の押下操作によって設定されたメダル投入数に応じて有効本数が異なる。例えば1枚のメダルが投入された場合は、入賞ライン表示ランプ10の数字「1」が点灯し、1本の入賞ラインL1が表示され、2枚のメダル投入があった場合は、数字「2」が点灯し、3本の入賞ラインL1、L2a、L2bが表示さる。そして3枚のメダルが投入されると数字「3」が点灯して、5本全ての入賞ラインが表示される。
前扉2の両側にはサイドランプ18及びサイドスピーカー11、上方には上部ランプ16、また表示窓7〜9の上部には液晶表示部17が設けられ、表示窓の下方右側にゲーム回数や入賞回数等を表示するためのLED表示部23、24が設けられている。これらは各駆動回路を介して駆動され、ゲーム中の一般的な入賞報知やマシン動作の効果音、効果サウンド等出力する他、様々な内部抽選の結果を遊技者に報知するための表示手段を構成している。なお、ゲーム中の内部当選の報知は、上記表示手段の他に、別途個別の専用の告知表示部を設け、そこで行わせるようにしてもよい。
スロットマシン1の前面中央には、各リール4〜6を回転させるための可変表示始動手段であるスタートレバー12が設けられ、更に、各リールの回転を停止させるためのリール停止ボタン13〜15が各リールに対応して3個設けられている。
また、スロットマシンの前面下部には、メダル受皿25が設けられており、投入されたメダルを返却する返却口(図示せず)や入賞時に獲得したメダルを払い出すメダル払出口(図示せず)から排出されたメダルを貯留するためのものである。
図2において、リール4〜6は、リールユニット26として構成され、各リール毎にリール駆動手段の一部であるステッピングモータ27が連結されており、このステッピングモータの駆動によって各リールを回転させ、各表示窓7〜9内にそれぞれリール4〜6を移動表示させる。各リール4〜6の内部には3個のランプケース28がそれぞれ設けられており、各ランプケース内にバックライト29が取り付けられている。各バックライトはランプ駆動回路(図示せず)を介して個別に点灯制御され、各リール毎に3個ずつ図柄を背面から照らすことができる。
また、リールユニットの下方には、メダルホッパー30と電源ユニット31が設けられている。電源ユニット31は、内部抽選の当選確率の設定値(例えば設定1から設定6までの6段階)を変更するための設定段階選択スイッチ32、設定スイッチの操作を有効とするための設定キースイッチ33等を備えている。
図3において、制御部はメイン制御部34とサブ制御部35とを備えている。メイン制御部はCPU36、クロック発生回路37、ROM38、RAM39、抽選処理部40、遊技制御部41、遊技数カウント部42、サブ制御部にデータを送出するための送出タイミング制御回路43及びデータ送出回路44等から主に構成されている。CPU36は入力ポート45及び出力ポート46を備えており、入力ポート45を介してメダルセンサ47、第1、2、3リールストップボタン操作部13〜15、スタートレバー12、第1、2、3リールインデックス48、BETスイッチ49等が接続されている。また、出力ポート46には、メダルブロックソレノイド50、スタートレバーLED51、BET表示ランプ21、LED表示部23、24、第1、2、3リールステッピングモータ27等の周辺装置が電気的に接続されている。各リールモータ27は、リール4〜6と同軸で連結されており、一定のステップ角で各リール4〜6を回転させる。リールインデックス48は、各リール4〜6が一回転する毎に発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準位置からの回転角度をリールの回転位置として計数し、その計数値がCPU36に入力される。
また、ROM38には、スロットマシンで実行されるゲームシーケンスプログラムの他、図柄テーブル、入賞組み合わせテーブル、抽選確率テーブル等、固定データが格納されており、RAM39は、CPU36が実行するプログラムの一時的なデータ記憶領域として使用される。
一方、サブ制御部35は、CPU54、音声LSI55、データ入力回路56、クロック発生回路57、制御用ROM58、RAM59、音声用ROM60、アンプ回路61等を備え、液晶(ドット)表示装置17、上部ランプ16、サイドランプ18、リールバックライト29、及びスピーカー11等が接続されている。
CPU36は、ゲームの状況に応じて、データ送出回路44に出力タイミング情報信号を出力し、データ送出回路44に出力されたこの出力タイミング情報信号を一時的に蓄えた後、送出タイミング制御回路43からの出力信号に基づいて、サブ制御部35のデータ入力回路56に出力する。
さらに、CPU36は、ゲームの進行状況に応じて、ROMに記憶されている固定データの中から必要なデータを呼び出すと共に、入出力ポートに接続されている各周辺機器からの入出力信号に基づいて遊技機の動作を制御している。
次に本発明のゲーム方法の概要を説明する。遊技者は、メダル投入口3からメダルを投入するか、クレジット表示部20にクレジットされたメダルがある場合にはBETスイッチ49を操作して投入するメダル枚数を任意に決定する。その投入されたメダル枚数に応じて入賞ラインが有効化され、スタートレバー12の操作によってゲームがスタートする。スタートレバー12が操作されるとリール4〜6が順次回転を開始し、遊技者は各リールに対応する各停止ボタン13〜15を操作してリールの回転を停止させる。通常、スタートレバー操作後に、抽選処理部40により乱数がサンプリングされる。この内部抽選の結果、所定の入賞役(役物ともいう)に当選し、且つ、全てのリールが停止した時に特定の図柄が5本の入賞ラインのいずれかに沿って揃った場合に入賞となる。図柄組み合わせの種類に対応する役は、予め決められており、その役に応じてメダルの払出しが行われる。
入賞ライン上に停止した図柄の組み合わせが、レギュラーボーナス(RB)図柄であった場合は、RB遊技に移行でき、更なる払出しの増加が期待できる。RB遊技は、全部で12回のゲームを実行することができ、この間に所定役物の図柄組み合わせが高確率で発生する。12回のゲームのうち、8回所定の役物の入賞があった場合にRB遊技が終了するものである。
また、入賞ライン上に停止した図柄の組み合わせが、ビッグボーナス(BB)図柄であった場合は、BB遊技に移行できる。BB遊技は、BB遊技中に高確率で発生する小役を獲得していくBB中一般ゲーム(又は小役ゲーム)と称されるものと、上記RB遊技をセットにして構成された特別ゲームであり、BB中の一般ゲームの遊技回数及びBB中RB遊技の移行回数が上限値(例えば、それぞれ30回と3回)に達した場合、又は、BB遊技中におけるメダル獲得枚数が上限値(例えば400枚)に達した場合に終了する。
小役図柄の場合は、フラグが持ち越されないため、そのゲームでそれぞれの図柄を停止させることができた場合のみ所定の払出しが行われてゲームが終了となる。リプレイ図柄の場合はメダルを投入することなしに再度ゲームをスタートさせ、次回のゲームを1回だけプレイすることができる。
さらには、特定遊技移行図柄の組み合わせが揃った場合には、特定遊技であるRT(リプレイタイム)遊技に移行することができる。RT遊技とは、メダルを賭けないで1ゲームを遊技できるリプレイ図柄の当選確率が、通常遊技状態時よりも高く設定されており、所定回数(例えば10回、50回、100回等)の遊技を消化すると終了するものであり、遊技者は、消費メダルの減少を押さえて遊技を継続するとともに、その間に入賞役の当選を期待できる。
入賞役の内部抽選の結果は、複数の報知形態で遊技者に告知される。その一つはリーチ目予告であり、リーチ目とは、ボーナスフラグが成立している時にのみ出現するようリールが停止制御される図柄組み合わせ(出目)であって、このリーチ目は機種によっては百種類以上存在する。熟練した遊技者はこのリーチ目を覚えることによって、ボーナスフラグの内部当選を瞬時に判別することができる。
また別の報知形態としては、遊技者が内部当選の有無を判別し易いように、視覚、聴覚、触感で遊技者に報知する表示手段を備えている。例えば、上部ランプ16、サイドランプ18、リールバックライト29、及び専用の告知ランプ(図示せず)等を点灯、点滅表示したり、スピーカー11から特定のサウンドを出力したり、さらには、液晶表示装置17等を設けて演出表示される。さらに、リール4〜6が回転を停止するときに通常回転とは異なる動作、例えば、逆回転や振動させて停止するように制御させることも可能である。また、これらの様々な手段を組み合わせることによって、入賞役の内部当選の発生を異なる確率で遊技者に知らせることができる。例えば、専用の告知ランプが点灯したときは、100%の確率で所定の入賞役に内部当選していることを遊技者に告知し、その他例えばリールのバックライトの点滅パターンとスピーカーから出力される遊技音の組み合わせによっては、所定の入賞役に100%内部当選している場合もあるし、内部当選していない場合(ガセ)もあるという、擬似演出を表示させることも可能である。
さらには、液晶表示装置では、所定の入賞役の内部当選の確率を、動画像を用いた複数の演出パターンの中から所定の選択条件に基づいて一つ、或いは複数のパターンの組み合わせを選択して演出表示することができる。
図4を参照して、本実施例におけるメイン遊技動作について説明する。尚、メイン遊技とは、遊技機を操作して行う1ゲームを示し、スタートレバーの操作から3個のリールの停止までを1ゲームとし、さらには、ゲームを実行する上で行われるメダルの投入操作、メダルの賭け数の設定、入賞判定、及びメダルの払出し処理等、通常遊技状態以外の遊技状態に移行するまでの付属的な動作、処理が含まれるものとする。
遊技機に電源が投入されると、再遊技自動投入処理が実行され(ステップ1)、割り込み処理を1回許可(ステップ2)した後、遊技メダルが投入チェック(ステップ3)、投入ボタンチェック(ステップ4)、精算ボタンチェック(ステップ5)、設定キーチェック(ステップ6)、スタートレバーチェック(ステップ7)がそれぞれ実行される。次に、スタートレバーが遊技者によって操作されたかを判定(ステップ8)し、Noの場合は、ステップ2に戻り、Yesの場合は、メダル投入信号を遊技制御基板に送信(ステップ9)し、遊技開始時の設定処理が実行される(ステップ10)。その後、乱数抽選処理が行われ(ステップ11)、内部抽選された乱数値に対応するフラグをRAM上の所定の領域に記憶する(ステップ12)。次いで、リール停止制御テーブル選択し(ステップ13)、リールの回転処理が実行される(ステップ14)。リールが回転を開始してから一定の時間が経過すると、遊技者はリール停止ボタン操作が可能となり、遊技者によってリール停止ボタンが操作されると、遊技機は、リール停止処理を実行(ステップ15)する。リール停止処理は、具体的には、リール停止ボタン操作が行われるまでリール回転処理を続行し、一方、リールの回転開始から所定時間経過してもリール停止ボタンが操作されない場合には、自動停止処理が実行される。その後、停止した図柄の組み合わせに応じて入賞判定処理が実行される(ステップ16)。
図5を参照して、本実施例におけるリール停止制御テーブル選択処理について説明する。本実施例においては、入賞後ボーナスゲームに移行でき、多くのメダルを獲得できる高い遊技価値を有するボーナス役(BB)と、入賞によって所定枚数のメダルの払出しを得ることができ、ボーナス役と比較して低い遊技価値を有する複数種類の小役のうち、スイカがリール停止制御テーブルを切換える契機となる入賞役として設定されている。ここで、リール停止制御テーブル切換えの契機として設定される小役は、煩わしくない程度に発生し、且つ、内部当選の有無が分かり難いことが適性な遊技性を維持する上で好ましい。従って、小役の入賞役のうち、発生確率が低く、且つ各リールの図柄配列から停止ボタンの押下タイミングが難しいため、容易に入賞し難くいスイカが、リール停止制御テーブルを切換える契機となる入賞役として設定されている。
リール停止制御テーブル選択処理では、まず、遊技者が図4のステップ12においてセットされた抽選フラグの判断が実行される。本実施例においては、ボーナス(BB)役又はスイカ役が内部当選した場合に、リール停止制御テーブルを切換えるため、上記両入賞役のフラグのいずれかがセットされているか否かが順次判断される(ステップ101、102)。ステップ101又は102においてYesの場合、所定の格納領域に一時的に保存されている現カウンタ値を判断し(ステップ103)、現カウンタ値が「1」の場合は、カウンタ値を「0」に切換え(ステップ104)、現カウンタ値が「1」でない場合、つまり、現カウンタ値が「0」の場合は、カウンタ値を「1」に切換え(ステップ105)、所定のカウンタ値格納領域の現カウンタ値を、切換えられた新しいカウンタ値に書き換える処理が実行される。次いで、新しく書き換えられたカウンタ値を参照して(ステップ106)、そのカウンタ値に対応して設けられたリール停止制御テーブルを設定する(107)。
ステップ101及び102のいずれにおいてもNoの場合、つまり、BB又はスイカ以外が内部抽選されている場合は、現リール停止制御テーブルを維持することになり、カウンタ格納領域の現カウンタ値を書き換えることなく、そのまま参照し(ステップ106)、カウンタ値に対応して設定されているリール停止制御テーブルを参照して(ステップ107)、当選フラグに対応する図柄の停止制御が実行される。
本実施例においては、リール停止制御テーブルは、所定の入賞役として、ベル図柄の入賞形態を異ならせた少なくとも2種類テーブルから成っており、横方向3本の入賞ライン上のいずれかにしか所定の入賞役の図柄組み合わせが揃わないように、リールを停止制御する第1のリール停止制御テーブルと、斜め方向に交差する2本の入賞ラインのうち、いずれかにしか図柄が停止しないようにリールを停止制御する第2のリール停止制御テーブルより構成される。
また、リール停止制御テーブルの入賞態様を異ならせる入賞役として設定される条件は、遊技性を鑑みて、遊技者を飽きさせない発生頻度と、入賞させるための停止ボタン操作の容易性を有していることが望ましい。従って、ベル図柄は、3個の各リールに複数個ずつ所定の間隔で配列されており、各リールにおけるベル図柄の配列は、遊技者が任意のタイミングで各リール停止ボタンを操作しても、容易に図柄が引き込まれる間隔で配置されている。さらに、小役の入賞役の一つであるベルは、比較的高い当選確率で発生するため、遊技者が遊技中に図柄の入賞形態を確認する入賞役として適正な条件を有するものと判断できる。
このように、遊技者は、所定の入賞役であるベル図柄の入賞形態を判別することによって、リール停止制御テーブルが切換えられたか否かを判断でき、さらには、テーブル切換えの契機として設定された入賞役のうち、一方の入賞役(例えば、遊技価値が低い小役であるスイカ)が未当選にも係わらず、ベル図柄が前回のゲームとは異なる入賞形態で停止した場合、他方の入賞役(例えば、遊技価値高い特別入賞役であるボーナス役)の内部当選によりテーブルが切換わった事を認知することができる。つまり、ベル図柄の入賞形態の変化が、ボーナス役の内部当選の予兆演出と同等の働きを有することになり、より興趣に富む遊技性を実現することができる。
本実施例では、リール停止制御テーブルを切換える契機となる入賞役を、BB及びスイカとしているが、テーブル切換えの契機となる入賞役の種類及び数はこれらに限定されるものではない。
また、本実施例において、2つのリール停止制御テーブルの違いを、ベルの入賞形態(図柄が停止する入賞ラインの形態)の違い(横並行方向と斜め方向に異ならせて停止させる)によって形成しているが、入賞形態を異ならせる入賞役の種類及び数は、これらに限定されるものではない。
さらに、本実施例においては、2種類のリール停止制御テーブルと、各リール停止制御テーブルに対応する2種類のカウンタ値(「0」及び「1」)を設け、それらを切換えて用いるようにしているが、リール停止制御テーブル及びカウンタ値の数は、これらに限定されるものではない。
本発明の実施に係る遊技機を示す正面図である。 本発明の実施に係る遊技機の内部構造を示す正面図である。 本発明の実施に係る遊技機の概略ブロック図である。 本発明の実施に係るメイン遊技処理のフローチャートである。 本発明の実施に係るリール停止制御テーブル選択処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…スロットマシン
2…前扉
3…メダル投入口
4、5、6…第1、第2、第3リール
7、8、9…表示窓
10…入賞ライン表示ランプ
11…スピーカー
12…スタートレバー
13、14、15…リール停止ボタン
16…上部ランプ
17…液晶表示装置
18…サイドランプ
20…クレジット表示器
23、24…LED表示器
25…メダル受皿
26…リールユニット
27…ステッピングモータ
28…ランプケース
29…バックライト
30…メダルホッパー
31…電源ユニット
32…設定段階設定スイッチ
32…設定段キースイッチ
34…メイン制御基板
35…サブ制御基板

Claims (4)

  1. 外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止ボタンと、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、所定の入賞役に内部当選した場合に、5本の入賞ラインのうち、有効な入賞ライン上のいずれかに、前記所定の入賞役に対応する図柄組み合わせでリールを停止させるリール停止制御手段とを備え、前記抽選手段の抽選の結果に応じて所定数のメダルの払出しを行う遊技制御手段を有する遊技機であって、
    前記リール停止制御手段は、少なくとも2つのリール停止制御テーブルと、少なくとも1つの所定の入賞役が内部当選する毎に、前記リール停止制御テーブルを交互に切換えて設定するカウンタ切換え手段とを有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記カウンタ切換え手段は、カウンタ判定手段とリール停止制御テーブル選択手段とを備え、前記少なくとも1つの所定の入賞が内部当選した場合に、所定の格納領域にカウンタ値0又は1を交互に設定すると共に、前記カウンタ判定手段は、前記格納領域に設定されたカウンタ値を参照して、前記2つのカウンタ値に対応してそれぞれに設けられた前記2種類のリール停止制御テーブルのうちから、1つを選択して設定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記リール停止制御テーブルは、前記入賞役のうち、前記リール停止制御テーブルの切換えの契機となる入賞役とは異なり、且つ、当選確率及び入賞確率が高い少なくとも1つの小役の図柄組合わせが、前記入賞ラインのうち、横方向に平行する3本の入賞ラインのいずれかの停止形態で停止するようにリールが停止制御される第1リール停止制御テーブルと、斜め方向に交差する2本の入賞ラインのいずれかの停止形態で停止するようにリールが停止制御される第2リール停止制御テーブルとから構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記リール停止制御テーブルが切換わる契機となる入賞役は、遊技価値が高い入賞役と、遊技価値が低い入賞役の一つとから成る、2種類の入賞役とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
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