以下、本発明の実施の形態1から実施の形態7について着脱可能な半導体メモリとしてSDメモリカードを例として図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の概要を説明する図である。本発明は、SDメモリカード101、201、301、401、501、601、701と、SDメモリカードに関する処理を実行するビデオプレイヤー102、携帯電話機105、オーディオプレイヤー202、カメラ302、ビデオレコーダ402、及びパソコン502などのディジタル機器によって実施され、ディジタル機器にSDメモリカードを装着して、実行中に中断されたSDメモリカードに関する処理、及び他のディジタル機器で実行したいSDメモリカードに関する操作を、本発明のビデオプレイヤー102、携帯電話機105、オーディオプレイヤー202、カメラ302、ビデオレコーダ402、及びパソコン502などのディジタル機器の間で共通のフォーマットをもつ予約コマンドによってSDメモリカードに記録し、SDメモリカードが他のディジタル機器に差し替えられたとき、新たにSDメモリカードを装着したディジタル機器がSDメモリカードに記録された予約コマンドを読み出し、読み出された予約コマンドを共通のフォーマットに従って解釈して差し替え前のディジタル機器において記録された処理及び操作を実行することによって、SDメモリカードを介してSDメモリカードに関する処理及び操作を実行する複数のディジタル機器の間の相互連携を図る。
実施の形態1及び実施の形態2は、前のディジタル機器で中断した処理をSDメモリカードに記録して、次にSDメモリカードが装着されるディジタル機器において処理を継続して実行するものであり、実施の形態4から実施の形態6は、次にSDメモリカードを装着するディジタル機器で行う操作をSDメモリカードに予約して、SDメモリカードがディジタル機器に挿入されると、予約された処理が実行されるものであり、実施の形態7は、他のディジタル機器で行う複数の処理をSDメモリカードに記録して実行するものである。
(実施の形態1)
実施の形態1は、本発明の再生装置としてビデオプレイヤー及び携帯電話機を例とし、本発明の再生装置を用いて本発明の半導体メモリカードであるSDメモリカードに記録されたビデオデータの再生を実行中に再生を中断し、SDメモリカードを抜いて本発明の他の再生装置である携帯電話機にSDメモリカードを装着すると、自動的にビデオの再生が継続されるものである。
図2は、本発明の実施の形態1に係るSDメモリカードに記録されたビデオデータの再生処理が他の再生装置において継続して再生される様子を示す図である。図2(a)は、ビデオプレイヤーに装着したSDメモリカードに記録されたビデオデータの再生を中断した様子を示す図、図2(b)は、SDメモリカードを携帯電話機に装着して再生が継続される様子を示す図である。
図2に示すように、ビデオプレイヤー102は、内部にSDメモリカード101を装着し、ビデオデータの再生をキーによって入力する操作部103と、映像を表示する表示部104とを備え、同様に、携帯電話機105は、内部にSDメモリカード101を装着し、キーによる入力を行う操作部106と、映像を表示する表示部107とを備えるが、中断したビデオデータの再生処理を継続して実行する携帯電話機105においては、操作部106を備えなくともよい。
ユーザが、SDメモリカード101をビデオプレイヤー102に装着して操作部103から再生を入力し、表示部104に映像を表示してビデオを再生した後、操作部103から中断を入力してビデオプレイヤー102からSDメモリカード101を抜き、抜いたSDメモリカード101を携帯電話機105に装着して、所定時間の間操作部106から入力を行わなければ、携帯電話機105は、自動的にビデオプレイヤー102で行っていた再生処理を継続して実行し、ビデオプレイヤー102で見ていた映像の続きを表示部107に表示する。
図3は、本発明の実施の形態1に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図である。図3に示すように、SDメモリカード101は、システム領域111と、プロテクト領域112と、ユーザデータ領域113とを備え、プロテクト領域112はプライベート領域114を備え、プライベート領域114の特定のアドレスに共通コマンド格納領域115が設けられる。
ユーザデータ領域113は、管理領域116とデータ領域117とを備える書込可能な領域であり、管理領域116は、データ領域117に記録されるファイルのアドレス情報などを格納する領域であり、データ領域117は、SDメモリカード101と接続される再生装置、記録装置、及び情報処理装置などから読み書きされる音楽データや画像データなどのファイルなどをいわゆるコンテンツ情報として格納する領域であり、ファイルシステムにより管理される。
システム領域111は、SDメモリカード101のそれぞれについてユニークな値を持つメディアIDが格納される読み出し専用の領域であり、ここに格納されたメディアIDを書き換えることはできない。
プロテクト領域112は、ユーザデータ領域113同様、データ書き込みが可能な領域であるが、ユーザデータ領域113では、データの読み書きが自由に行えるが、プロテクト領域112では、SDメモリカード101と接続されたディジタル機器とSDメモリカード101との間で相互認証が成功した場合にのみ読み書きが許可される。
プライベート領域114は、プロテクト領域112に設けられるため、SDメモリカード101との間で相互認証が成功したビデオプレイヤー102又は携帯電話機105に限定してアクセスが許可される。
共通コマンド格納領域115は、プライベート領域114の特定のアドレスに設けられるため、共通コマンド格納領域115へのデータの読み出しや書き込みは、SDメモリカード101との間で相互認証が成功したビデオプレイヤー102又は携帯電話機105であって特定のアドレスを認知しているビデオプレイヤー102又は携帯電話機105にだけ実行可能となる。
図4は、本発明の実施の形態1に係るビデオプレイヤー及び携帯電話機などの再生装置の構成を示すブロック図である。図4に示すように、ビデオプレイヤー102及び携帯電話機105は、同じ再生装置なので、同一機能を有する部分には同一の番号を与える。
ビデオプレイヤー102及び携帯電話機105は、SDメモリカード101のユーザデータ領域113に記録されたデータを読み取る読み取り部121と、SDメモリカード101の共通コマンド格納領域115を読み取って記録される共通コマンドを解釈する共通コマンド解釈部122と、SDメモリカード101の共通コマンド格納領域115に共通コマンドを書き込む共通コマンド書き込み部123と、キーによる入力を行う操作部103及び操作部106と、読み取り部121によって読み込まれたビデオデータとオーディオデータを復号化する再生処理部124と、再生した映像を表示する表示部104及び表示部107と、表示部104の表示制御を行う表示制御部125と、再生した音声を出力するスピーカ126と、スピーカ126に音声を出力する音声出力部127と、入力を待つ所定時間をカウントするタイマ129とを制御部128に接続して備える。
以上のように構成されたビデオプレイヤー102及び携帯電話機105などの再生装置の動作について説明する。図5は、本発明の実施の形態1に係る再生装置の動作を説明するフロー図である。図5に示すように、ビデオプレイヤー102の制御部128は、SDメモリカード101が装着されたことを検知すると(ST101;YES)、読み取り部121は、SDメモリカード101の管理領域116及びデータ領域117に記録されたファイル一覧又はサムネイル画像などを表示し(ST102)、ユーザの入力を待つ(ST103;NO、ST111;NO)。
ユーザが、ファイル一覧又はサムネイル画像からファイルを選択して操作部103から再生を入力すると(ST103;YES)、ビデオプレイヤー102の制御部128は、読み取り部121によってSDメモリカード101に記録されたファイルの先頭アドレスから(ST104)、順にデータ領域117に記録されたデータを読み出し(ST105)、再生処理部124は、読み出したビデオデータとオーディオデータを復号化して(ST106)、復号化した映像信号を表示制御部125によって表示部104に表示し、復号化した音声信号を音声出力部127からスピーカ126に出力する(ST107)。
ファイルの終了まで再生するか、再生の途中で操作部103から一時停止又は再生中止が入力されるか、又は電源断を検出するまでは(ST108:NO)、ST105に戻ってST107までの再生出力処理を繰り返す。
ST108において、ファイルの終了まで再生すると(ST108:YES、ST109;YES)、共通コマンドを格納することなく処理を終了する。
ST108において、操作部103から一時停止又は再生中止が入力されるか、又はビデオプレイヤー102の電源断を検出すれば(ST108:YES、ST109;NO)、ビデオプレイヤー102の制御部128は、再生処理部124が実行していた再生処理を中断し、共通コマンド書き込み部123によって中断した再生処理の継続を予約する共通コマンドをSDメモリカード101の共通コマンド格納領域115に格納する(ST110)。
共通コマンドとは、ビデオプレイヤー102及び携帯電話機105など本発明の再生装置の間で共通のフォーマットをもち、ビデオプレイヤー102及び携帯電話機105など本発明の再生装置の共通コマンド解釈部122によって解釈することができるコマンドのことである。
図6は、本発明の実施の形態1に係る共通コマンド格納領域とユーザデータ領域に記録されるデータの例を示す図である。図6に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には、中断した再生処理の継続を予約する共通コマンドとして、例えば、「Replay File=ファイルA,From Pointer=BBB」などと記録される。
「Replay」は、再生処理を継続することを予約する共通コマンドであり、「File=ファイルA」は、継続して再生するファイルを特定し、「From Pointer=BBB」は、ファイルAにおいて継続して再生するファイルポインタの位置を示す。
ユーザデータ領域113の管理領域116には、ファイル名131毎にデータ領域117に記録されるファイルの先頭アドレス132と終了アドレス133が記録されている。例えば、ファイルAのデータは、データ領域117のアドレスCCCとアドレスDDDの間に記録され、中断前までに、ビデオプレイヤー102によってファイルポインタが示すBBBの直前まで再生が終了したので、次の再生装置ではファイルポインタが示すBBBの位置から再生すれば、継続して再生することが可能となる。
次に、図2に示すように、SDメモリカード101をビデオプレイヤー102から抜いて、携帯電話機105に装着すると、携帯電話機105の制御部128は、SDメモリカード101が装着されたことを検知して(ST101;YES)、SDメモリカード101の管理領域116及びデータ領域117に記録されたファイル一覧又はサムネイル画像などを表示し(ST102)、ユーザの入力を待つ(ST103;NO、ST111;NO)。
タイマ129によってカウントされる所定時間が経過してもユーザによる入力が行われない場合(ST103;NO、ST111;YES)、携帯電話機105の制御部128は、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード101の共通コマンド格納領域115を読み出す。
共通コマンド格納領域115に共通コマンドが記録されていれば(ST112;YES)、携帯電話機105の読み取り部121は、共通コマンド「Replay File=ファイルA,From Pointer=BBB」に従ってファイルポインタの示すファイルAのBBBの位置から(ST113)、順にデータ領域117に記録されたデータを読み出し(ST105)、再生処理部124は、読み出したビデオデータとオーディオデータを復号化して(ST106)、復号化した映像信号を表示制御部125によって表示部104に表示し、復号化した音声信号を音声出力部127からスピーカ126に出力する(ST107)。
共通コマンド「Replay File=ファイルA,From Pointer=BBB」の処理が終了すると、携帯電話機105の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Replay File=ファイルA,From Pointer=BBB」を削除する。
以上のようにして、ビデオプレイヤー102で中断された再生処理が携帯電話機105において自動的に継続して実行される。
ST111において、ユーザが所定時間の経過前にファイルを選択して操作部106から再生を指示すると(ST111;NO、ST103;YES)、携帯電話機105の制御部128は、読み取り部121によって選択されたファイルの先頭アドレス132から(ST104)、順にデータ領域117に記録されたデータを読み出し(ST105)、再生処理部124は、読み出したビデオデータとオーディオデータを復号化して(ST106)、復号化した映像信号を表示制御部125によって表示部104に表示し、復号化した音声信号を音声出力部127からスピーカ126に出力する(ST107)。
ST112において、共通コマンドが記録されていなければ(ST112;NO)、ST103に戻って、所定時間が経過しても(ST111;YES、ST112;NO)、ユーザの入力を待つ(ST103;NO)。
このように、本発明の実施の形態1によれば、SDメモリカード101に共通コマンド格納領域115を備え、ビデオプレイヤー102において再生処理が中断されたとき、共通コマンド書き込み部123によって中断した再生処理の継続を予約する共通コマンドをSDメモリカード101の共通コマンド格納領域115に記録し、新たに携帯電話機105にSDメモリカード101が装着されると、携帯電話機105の制御部128は、所定時間が経過してもユーザによる入力が行わない場合、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード101の共通コマンド格納領域115を読み出し、記録されている共通コマンドに従って再生処理部124によって中断した再生処理を継続して実行するので、ユーザは、ビデオプレイヤー102で実行していた再生処理を自動的に携帯電話機105で継続して実行させることができる。
尚、再生装置は、ビデオプレイヤー102と携帯電話機105の組み合わせに限定されない。SDメモリカード101によって互いに認証される再生装置であってSDメモリカード101の共通コマンド格納領域115の位置を認知していれば、同じ再生装置であってもよいし、同じ種類の再生装置であってもよいし、オーディオデータとビデオデータの再生処理部124を備えていれば、種類の異なる再生装置でもよい。
尚、半導体メモリカードは、SDメモリカード101に限定されない。半導体メモリカードに接続されるディジタル機器相互の連携が取れれば、他のPCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード、スマートメディア、マルチメディアカード、及びメモリスティックなどを用いてもよい。
尚、共通コマンド格納領域115をSDメモリカード101のプライベート領域114に設けたが、SDメモリカード101に接続されるディジタル機器相互の連携が取れれば、共通コマンド格納領域115を設ける場所は、必ずしもプライベート領域114に限定されない。
尚、実施の形態1においては、中断された再生処理を継続して実行するタイミングを、ファイル一覧又はサムネイル画像などを表示して所定時間が経過してもユーザによる入力が行われない場合(ST103;NO、ST111;YES)としているが、中断された再生処理を継続して実行するタイミングは、ファイル一覧又はサムネイル画像などを表示して所定時間が経過してもユーザによる入力が行われない場合に限定されない。SDメモリカード101をビデオプレイヤー102から抜いて、携帯電話機105に装着したとき(ST101;YES)、中断された再生処理を継続して実行してもよいし、SDメモリカード101をビデオプレイヤー102から抜いて、携帯電話機105に装着して所定時間が経過してもユーザによる入力が行われない場合としてもよい。
尚、実施の形態1においては、共通コマンド格納領域115に記録される共通コマンドを、例えば、「Replay File=ファイルA,From Pointer=BBB」のように、一つとしたが、共通コマンド格納領域115に記録される再生処理の継続を予約する共通コマンドを、複数記録してもよい。その場合、継続して再生するファイル、例えば、「File=ファイルA」ごとに、「From Pointer=BBB」などの継続して再生するファイルポインタの位置を記録してもよい。又、同じファイルの中断による再生処理の継続が予約された場合、同じファイルを対象とした再生処理を複数記録するのではなく、同じファイルの中断による再生処理であれば、以前に記録したファイルポインタの位置を更新するようにしてもよい。更に、継続して再生するファイル、及びファイルポインタの位置を共通コマンド格納領域115以外のデータ領域117に記録してもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1において本発明の再生装置で本発明のSDメモリカードに記録されたプレイリストによる再生を実行中に再生を中断し、本発明の他の再生装置にSDメモリカードを装着すると、自動的にプレイリストによる再生が継続されるものである。
図7は、本発明の実施の形態2に係るSDメモリカードに記録されたプレイリストよる楽曲の演奏が他の再生装置において継続して実行される様子を説明する図である。図7において、図2に示す実施の形態1に係るSDメモリカードに記録されたビデオデータが他の再生装置において継続して再生される様子を示す図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。図7(a)は、オーディオプレイヤーに装着したSDメモリカードに記録されたプレイリストによる楽曲の演奏を中断した様子を示す図、図7(b)は、SDメモリカードを携帯電話機に装着して楽曲の演奏が継続される様子を示す図である。
図7に示すように、オーディオプレイヤー202は、内部にSDメモリカード201を装着し、再生などの入力を行う操作部203と、プレイリストなど操作のためのガイダンスなどを表示する表示部204とを備え、同様に、携帯電話機105は、内部にSDメモリカード201を装着し、実施の形態1と同じ構成を備えるが、オーディオプレイヤー202の表示部204及び携帯電話機105の表示部107は、操作のためのガイダンス表示などを行うだけなので備えなくともよいし、中断した再生を継続して実行する携帯電話機105においては、操作部106を備えなくともよい。
本発明の実施の形態2に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図は、図3に示す本発明の実施の形態1に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図と同じである。
図8は、本発明の実施の形態2に係るオーディオプレイヤー及び携帯電話機などの再生装置の構成を示すブロック図を示す。図8において、図4に示す実施の形態1に係る再生装置の構成を示すブロック図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本発明の実施の形態2に係る再生装置の構成を示すブロック図は、図4に示す本発明の実施の形態1に係る再生装置の構成を示すブロック図と、再生処理部224がオーディオデータの再生処理のみを実行するところと、オーディオプレイヤー202の表示部204及び携帯電話機105の表示部107が、操作のためのガイダンス表示のみを行うところが異なり、オーディオプレイヤー202の表示部204、携帯電話機105の表示部107、携帯電話機105の操作部106、及びオーディオプレイヤー20と携帯電話機105の表示制御部128を備えなくともよい。
図9は、本発明の実施の形態2に係るプレイリストについての説明図である。プレイリストは、ユーザの好みに合った複数の楽曲を連続して演奏するサービスであり、例えば、図9に示すように、プレイリスト231を「よく聴く楽曲」、「たまに聴く楽曲」、及び「休日に聴く楽曲」などと複数のリスト232に分類して、分類した「よく聴く楽曲」のリスト232に、予め「楽曲a」、「楽曲b」、「楽曲c」・・・などのように楽曲の記録されたファイル233を複数登録することができる。
ユーザがプレイリスト231から視聴したいリスト232を選択すると、選択されたリスト232に登録された複数の楽曲のファイル233を順番に、又はランダムに繰り返して再生して演奏する。また、演奏方法として、イントロ再生を指定すると、楽曲のイントロだけを再生するなどの特殊再生を行うこともできる。
プレイリスト231に好みの楽曲を登録しておくと、演奏が終了する度に次の楽曲を一々選曲することなく、好みの楽曲の演奏を連続して楽しむことができるので、ドライブ中やバックグラウンドミュージックなどとして広く利用されている。
プレイリスト231を作成する方法は、ユーザが登録する以外にも色々な方法があるが、本発明では、プレイリスト231をSDメモリカード201のユーザデータ領域113に作成しなければならない。
以上のように構成されたオーディオプレイヤー202及び携帯電話機105などの再生装置の動作について説明する。図10は、本発明の実施の形態2に係るプレイリストを用いた再生装置の動作を説明するフロー図である。図10に示す本発明の実施の形態2に係る再生装置の動作を説明するフロー図において、図5に示す実施の形態1に係る再生装置の動作を説明するフロー図と同じ処理ステップについては同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、オーディオプレイヤー202の制御部128は、SDメモリカード201が装着されたことを検知すると(ST101;YES)、SDメモリカード201に記録されたプレイリスト231を表示し(S201)、ユーザの入力を待つ(ST202;NO、ST111;NO)。
ユーザが、プレイリスト231からリスト232を選択して操作部203から再生を入力すると(ST202;YES)、オーディオプレイヤー202の制御部128は、読み取り部121によってSDメモリカード101の管理領域116に記録された選択されたリスト232の先頭アドレスに従ってデータ領域117に記録されたリスト232を読み出し(ST203)、指定された再生方法に従って読み出したリスト232から再生する楽曲の記録されたファイルを決定して(ST204)、管理領域116に記録されたファイルの先頭アドレス132から(ST104)、順にデータ領域117に記録されたデータを読み出し(ST105)、再生処理部224は、読み出したオーディオデータを復号化して(ST205)、音声出力部127からスピーカ126に出力する(ST206)。
ファイルの終了まで再生するか、再生の途中で操作部203から一時停止又は再生中止が入力されるか、又は電源断を検出するまでは(ST108:NO)、ST105に戻ってST206までの再生出力処理を繰り返す。
ST108において、ファイル終了まで再生すると(ST108:YES、ST207;YES)、ST204に戻って、リスト232に登録された順に、又はリスト232からランダムに楽曲の記録されたファイルを選択して演奏を繰り返す。
ST108において、再生の途中で操作部203から一時停止又は再生中止が入力されるか、又はオーディオプレイヤー202の電源断を検出すれば(ST108:YES、S207;NO)、オーディオプレイヤー202の制御部128は、再生処理部224が実行していた再生処理を中断し、共通コマンド書き込み部123によって中断した再生処理の継続を予約する共通コマンドをSDメモリカード101の共通コマンド格納領域115に格納する(ST110)。
共通コマンドとは、オーディオプレイヤー202及び携帯電話機105など本発明の再生装置の間で共通のフォーマットをもち、オーディオプレイヤー202及び携帯電話機105など本発明の再生装置の共通コマンド解釈部122によって解釈することができるコマンドのことである。
図11は、本発明の実施の形態2に係る共通コマンド格納領域とユーザデータ領域に記録されるデータの例を示す図である。図11において、図6に示す実施の形態1に係る共通コマンド格納領域とユーザデータ領域に記録されるデータの例を示す図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には、中断した再生処理の継続を予約する共通コマンドとして、例えば、「Replay Playlist=リストE,File=ファイルA,From Pointer=BBB」などと記録される。
「Replay」は、再生処理を継続することを予約する共通コマンドであり、「Playlist=リストE」は、プレイリストによる再生中であることを示して再生中のリストを特定し、「Random」は、再生方法がランダム再生であることを示し、「File=ファイルA」は、リストEの中で継続して再生する楽曲ファイルを特定し、「From Pointer=BBB」は、ファイルAにおいて継続して再生するファイルポインタの位置を示す。
ユーザデータ領域113の管理領域116には、データ領域117におけるプレイリスト、リスト、及びファイルなどのファイル名131と、ファイル名131毎にデータ領域117に記録されるファイルの先頭アドレス132、終了アドレス133、及びイントロ終了アドレス234などが記録されている。例えば、ファイルAのオーディオデータは、データ領域117のアドレスCCCとアドレスDDDの間に記録され、中断前までに、オーディオプレイヤー202によってファイルポインタが示すBBBの直前まで再生が終了したので、次の再生装置ではファイルポインタが示すBBBの位置から再生すれば、継続して再生することが可能となる。
次に、図7に示すように、SDメモリカード201をオーディオプレイヤー202から抜いて、携帯電話機105に装着すると、携帯電話機105の制御部128は、SDメモリカード201が装着されたことを検知して(ST101;YES)、SDメモリカード201の管理領域116及びデータ領域117に記録されたプレイリスト231を表示し(ST201)、ユーザの入力を待つ(ST202;NO、ST111;NO)。
タイマ129によってカウントされる所定時間が経過してもユーザによる入力が行われない場合(ST202;NO、ST111;YES)、携帯電話機105の制御部128は、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード201の共通コマンド格納領域115を読み出す。
共通コマンド格納領域115に共通コマンドが記録されていれば(ST112;YES)、携帯電話機105の読み取り部121は、共通コマンド「Replay Playlist=リストE,Random,File=ファイルA,From Pointer=BBB」に従ってリストEを読み出して(ST208)、ファイルポインタの示すファイルAのBBBの位置から(ST113)、順にデータ領域117に記録されたデータを読み出し(ST105)、再生処理部224は、読み出したオーディオデータを復号化して(ST205)、復号化した音声信号を音声出力部127からスピーカ126に出力する(ST206)。
以上のようにして、オーディオプレイヤー202で中断されたプレイリストによる再生処理が携帯電話機105において自動的に継続して実行される。
ST111において、ユーザが所定時間の経過前に入力を行うと(ST111;NO、ST202;YES)、携帯電話機105の制御部128は、読み取り部121によって選択されたリスト232の先頭アドレス132に従ってデータ領域117に記録されたリスト232を読み出し(ST203)、指定された再生方法に従って読み出したリスト232から再生する楽曲の記録されたファイルを決定して(ST204)、管理領域116に記録されたファイルの先頭アドレス132から(ST104)、順にデータ領域117に記録されたデータを読み出し(ST105)、再生処理部224は、読み出したオーディオデータを復号化して(ST205)、音声出力部127からスピーカ126に出力する(ST206)。
ST112において、共通コマンドが記録されていなければ(ST112;NO)、ST202に戻って、所定時間が経過しても(ST111;YES、ST112;NO)、ユーザの入力を待つ(ST202;NO)。
このように、本発明の実施の形態2によれば、SDメモリカード101に共通コマンド格納領域115を備え、オーディオプレイヤー202において、プレイリスト231による再生処理が中断されたとき、共通コマンド書き込み部123によって、中断したプレイリスト231による再生処理の継続を予約する共通コマンドをSDメモリカード101の共通コマンド格納領域115に記録し、新たに携帯電話機105にSDメモリカード101が装着されると、携帯電話機105の制御部128は、所定時間が経過してもユーザによる入力が行わない場合、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード101の共通コマンド格納領域115を読み出し、記録されている共通コマンドに従って再生処理部224によって中断したプレイリスト231による再生処理を継続して実行するので、ユーザは、オーディオプレイヤー202で実行していたプレイリスト231による再生処理を自動的に携帯電話機105で継続して実行させることができる。
尚、再生装置は、オーディオプレイヤー202と携帯電話機105の組み合わせに限定されない。SDメモリカード201によって互いに認証される再生装置であってSDメモリカード201の共通コマンド格納領域115の位置を認知していれば、同じ再生装置であってもよいし、同じ種類の再生装置であってもよいし、オーディオデータの再生処理部224を備えていれば、種類の異なる再生装置でもよい。
尚、実施の形態2においては、中断されたプレイリストによる再生処理を継続して実行するタイミングを、プレイリスト231を表示して所定時間が経過してもユーザによる入力が行われない場合(ST202;NO、ST111;YES)としているが、中断された再生処理を継続して実行するタイミングは、プレイリスト231を表示して所定時間が経過してもユーザによる入力が行われない場合に限定されない。SDメモリカード201をオーディオプレイヤー202から抜いて、携帯電話機105に装着したとき(ST101;YES)、中断されたプレイリストによる再生処理を継続して実行してもよいし、SDメモリカード201をオーディオプレイヤー202から抜いて、携帯電話機105に装着して所定時間が経過してもユーザによる入力が行われない場合としてもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3は、本発明の記録装置である携帯電話機において本発明のSDメモリカードにカメラ撮影を予約し、携帯電話機に装着していたSDメモリカードを抜いて本発明の記録装置であるカメラに挿入すると、自動的に指定された撮影条件でカメラ撮影を行うものである。
図12は、本発明の実施の形態3に係るSDメモリカードに記録されたカメラ撮影の予約が他の記録装置において実行される様子を説明する図である。図12において、図2に示す実施の形態1に係るSDメモリカードに記録されたビデオデータが他の再生装置において継続して再生される様子を示す図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。図12(a)は、携帯電話機を使ってSDメモリカードにカメラ撮影を予約する様子を示す図、図12(b)は、SDメモリカードをカメラに装着すると自動的に撮影が実行される様子を示す図である。
図12に示すように、カメラ302は、内部にSDメモリカード301を装着し、同様に、携帯電話機105は、内部にSDメモリカード301を装着し、実施の形態1と同じ構成を備えるが、携帯電話機105の表示部107は、操作のためのガイダンス表示などを行うだけなので備えなくともよい。
本発明の実施の形態3に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図は、図3に示す本発明の実施の形態1に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図と同じである。
図13は、本発明の実施の形態3に係る携帯電話機及びカメラなどの記録装置の構成を示すブロック図を示す。図13において、図4に示す実施の形態1に係る再生装置の構成を示すブロック図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図13に示すように、携帯電話機105及びカメラ302は、SDメモリカード301のユーザデータ領域113に画像データを記録する書き込み部321と、レンズ322を含む撮影部323と、撮影部323を調整してカメラ撮影を行う撮影調整部324と、撮影した画像データを圧縮符号化する符号化処理部325と、画像データを記録する内蔵メモリ326と、予約された撮影条件を管理する予約管理部327とを加えて備えるが、携帯電話機105を撮影の予約にのみ使用する場合、携帯電話機105は、書き込み部321、レンズ322、撮影部323、撮影調整部324、符号化処理部325、内蔵メモリ326、及び予約管理部327を備えなくともよい。
以上のように構成された携帯電話機105及びカメラ302などの記録装置の動作について説明する。図14は、本発明の実施の形態3に係る記録装置において他の記録装置によるカメラ撮影を予約する動作について説明するフロー図である。図14に示すように、ユーザが携帯電話機105の操作部106から入力を行って撮影予約画面を表示する(ST301)。
携帯電話機105の操作部106から撮影を予約する入力があれば(ST302;YES、ST303;NO)、携帯電話機105の制御部128は、撮影設定画面において入力された撮影予約時刻、画質、及び記録先など入力された撮影条件を内蔵メモリ326に記録して撮影を予約し(ST304)、携帯電話機105の予約管理部327は、タイマ129によってカウントされる現在時刻と撮影予約時刻とを比較し、撮影予約時刻になれば(ST305;YES)、内蔵メモリ326に記録された撮影条件に従って撮影調整部324を調整し、レンズ322を含む撮影部323によってカメラ撮影を行い(ST306)、符号化処理部325によって撮影された画像信号を圧縮符号化して画像データを生成して携帯電話機105の内蔵メモリ326などに記録する(ST307)。
ST303において、他の記録装置でカメラ撮影を行うための予約が入力されると(ST303;YES)、携帯電話機105の制御部128は、共通コマンド書き込み部123によって撮影予約時刻、画質、及び記録先など入力された撮影条件による撮影を予約する共通コマンドをSDメモリカード301の共通コマンド格納領域115に登録する(ST308)。
共通コマンドとは、携帯電話機105及びカメラ302など本発明の記録装置の間で共通のフォーマットをもち、携帯電話機105及びカメラ302など本発明の記録装置の共通コマンド解釈部122によって解釈することができるコマンドのことである。
図15は、本発明の実施の形態3に係る共通コマンド格納領域に登録された撮影を予約する共通コマンドの例を示す図である。図15に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には、他の記録装置において撮影を予約する共通コマンドとして、例えば、「Reserve Photo Time=2004 03/06 15:30,Quality=Hight,Out=SD」などと記録される。
「Reserve Photo」は、撮影を予約する共通コマンドであり、「Time=2004 03/06 15:30」は、撮影予約時刻を、「Quality=Hight」は、画質などの撮影条件を、「Out=SD」は、撮影データの出力先を示す。撮影データの出力先は、内蔵メモリ326又はSDメモリカード301のいずれか、又は内蔵メモリ326とSDメモリカード301の両方を指定することができる。
次に、図12に示すように、SDメモリカード301を携帯電話機105から抜いて、カメラ302に装着する。図16は、本発明の実施の形態3に係るSDメモリカード301を装着した記録装置の動作を説明するフロー図である。図16に示すように、SDメモリカード301を携帯電話機105から抜いて、カメラ302に装着すると、カメラ302の制御部128は、SDメモリカード301が装着されたことを検知し(ST311;YES)、共通コマンド解釈部122によって、SDメモリカード301の共通コマンド格納領域115を読み出す。
共通コマンド格納領域115に撮影を予約する共通コマンドが記録されていれば(ST312;YES)、カメラ302の予約管理部327は、共通コマンド「Reserve Photo Time=2004 03/06 15:30,Quality=Hight,Out=SD」に従って、タイマ129によってカウントされる現在時刻と撮影予約時刻とを比較し、撮影予約時刻になっていれば(ST313;YES)、共通コマンドの撮影条件に従って撮影調整部324を調整し、レンズ322を含む撮影部323によってカメラ撮影を行い(ST314)、符号化処理部325によって撮影された画像信号を圧縮符号化して画像データを生成し、書き込み部321によって画像データをSDメモリカード301に記録する(ST315)。
共通コマンド「Reserve Photo Time=2004 03/06 15:30,Quality=Hight,Out=SD」の処理が終了すると、カメラ302の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Reserve Photo Time=2004 03/06 15:30,Quality=Hight,Out=SD」を削除する。
以上のようにして、携帯電話機105で設定された撮影条件による撮影操作がカメラ302において自動的に実行される。
ST313において、撮影予約時刻を過ぎていれば(ST313;NO、ST316;YES)、SDメモリカード301の共通コマンド格納領域115に登録されたカメラ撮影を予約する共通コマンドを無効する処理を行う(ST317)。
ST313において、撮影予約時刻になっていなければ(ST313;NO、ST316;NO)、ST312に戻って撮影予約時刻になるのを待つ。
このように、本発明の実施の形態3によれば、SDメモリカード301に共通コマンド格納領域115を備え、携帯電話機105の撮影設定画面において、他の記録装置でカメラ撮影を行うための予約が入力されたとき、共通コマンド書き込み部123によって撮影を予約する共通コマンドをSDメモリカード301の共通コマンド格納領域115に登録し、新たにカメラ302にSDメモリカード301が装着されると、カメラ302の制御部128は、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード301の共通コマンド格納領域115を読み出し、共通コマンドに記録された撮影条件に従って撮影調整部324を調整し、レンズ322を含む撮影部323によってカメラ撮影を行うので、ユーザは、携帯電話機105で予約された撮影を自動的にカメラ302で実行させることができる。
他の記録装置での撮影を予約する携帯電話機105などのディジタル機器においては、読み取り部121、書き込み部321、レンズ322、撮影部323、撮影調整部324、符号化処理部325、及び予約管理部327などの撮影を実行する機能及び予約した撮影を実行する機能などを備えなくとも、カメラ302の備えるレベルのカメラ撮影が実行できる。
また、予約されたカメラ撮影を実行するカメラ302などの記録装置においては、操作部、及び表示部などの撮影条件を予約する機能を備えなくとも、SDメモリカード301を装着すれば、カメラ撮影が実行できる。
尚、他の記録装置での撮影の予約は、撮影予約画面から行わなくとも、他の記録装置での撮影を予約する専用の入力画面を設けてもよいし、他の記録装置での撮影を予約するコマンドを設けて行うようにしてもよい。
尚、他の記録装置での撮影を予約するディジタル機器は、撮影を予約する共通コマンドをSDメモリカード301の共通コマンド格納領域115に登録する機能を備えれば、読み取り部121、書き込み部321、レンズ322、撮影部323、撮影調整部324、符号化処理部325、及び予約管理部327を備えない記録装置以外のディジタル機器であってもよい。
尚、カメラ305が動画の撮影機能を備えるものである場合、静止画の撮影と動画の撮影を区別して予約するモードを設けるようにしてもよい。
(実施の形態4)
実施の形態4は、本発明の装置であるビデオレコーダにおいて本発明のSDメモリカードにテレビ録画を予約し、ビデオレコーダに装着していたSDメモリカードを抜いて本発明の記録装置である携帯電話機に挿入すると、自動的に予約したテレビ録画が実行されるものである。
図17は、本発明の実施の形態4に係るSDメモリカードに予約されたテレビ録画が他の記録装置において実行される様子を説明する図である。図17において、図2に示す実施の形態1に係るSDメモリカードに記録されたビデオデータが他の再生装置において継続して再生される様子を示す図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。図17(a)は、ビデオレコーダを使ってSDメモリカードにテレビ録画を予約する様子を示す図、図17(b)は、SDメモリカードを携帯電話機に装着すると自動的にテレビ録画が実行される様子を示す図である。
図17に示すように、ビデオレコーダ402は、内部にSDメモリカード401を装着し、録画予約を入力する操作部403と、録画予約画面など操作のためのガイダンスなどを表示する表示部404とを備え、同様に、携帯電話機105は、内部にSDメモリカード401を装着し、実施の形態1と同じ構成を備えるが、ビデオレコーダ402が、テレビ録画の予約のみを行う場合、ビデオレコーダ402は、ビデオレコーダ402の表示部404及び携帯電話機105の表示部107は、操作のためのガイダンス表示などを行うだけなので備えなくともよいし、予約されたテレビ録画処理を実行する携帯電話機105では、操作部106を備えなくともよい。
本発明の実施の形態4に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図は、図3に示す本発明の実施の形態1に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図と同じである。
図18は、本発明の実施の形態4に係るビデオレコーダ及び携帯電話機などの記録装置の構成を示すブロック図を示す。図18において、図13に示す実施の形態3に係る記録装置の構成を示すブロック図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図18に示すように、ビデオレコーダ402及び携帯電話機105は、アンテナ421を介してテレビ電波を受信する受信部422と、受信したテレビの映像信号と音声信号を圧縮符号化する符号化処理部423と、予約された録画条件を管理する予約管理部424と、内蔵メモリ326に記録される録画データを検索するデータ検索部425と、内蔵メモリ326に記録される録画データをSDメモリカード401に記録されたデータフォーマットに変換する変換処理部426と、内蔵メモリ326に記録された録画データ又は変換処理部426が変換した録画データをSDメモリカード401にコピーする複写処理部427とを備える。
ビデオレコーダ402をテレビ録画の予約にのみ使用する場合、ビデオレコーダ402は、アンテナ421、受信部422、符号化処理部423、データ検索部425、変換処理部426、及び複写処理部427を備えなくともよい。また、ビデオレコーダ402の表示部404、携帯電話機105の表示部107、携帯電話機105の操作部106、及びビデオレコーダ402と携帯電話機105の表示制御部125を備えなくともよい。
以上のように構成されたビデオレコーダ402及び携帯電話機105などの記録装置の動作について説明する。図19は、本発明の実施の形態4に係る記録装置において他の記録装置によるテレビ録画を予約する動作について説明するフロー図である。図19に示すように、ユーザがビデオレコーダ402の操作部403から入力を行って録画予約画面を表示する(ST401)。
ビデオレコーダ402の操作部403からテレビ録画を予約する入力があれば(ST402;YES、ST403;NO)、ビデオレコーダ402の制御部128は、ビデオレコーダ402において入力された録画チャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、画質、フォーマット、及び記録先など入力された録画条件を内蔵メモリ326に記録して録画を予約し(ST404)、ビデオレコーダ402の予約管理部424は、タイマ129によってカウントされる現在時刻と録画開始時刻とを比較する(ST405;NO)。
録画開始時刻になれば(ST405;YES)、内蔵メモリ326に記録された録画条件に従ってアンテナ421を録画チャネルに合わせ、受信部422によってテレビ電波を受信して(ST406)、受信した画像信号及び音声信号を符号化処理部423によって圧縮符号化して、圧縮符号化した映像データ及び音声データをビデオレコーダ402の内蔵メモリ326などに記録する(ST407)。
ST406とST407の処理を、録画終了時刻になるまで(ST408;NO)、繰り返してテレビ録画を実行する。
ST403において、他の記録装置でテレビ録画を行うための予約が入力されると(ST403;YES)、ビデオレコーダ402の制御部128は、共通コマンド書き込み部123によって録画チャネル、録画開始時刻、録画終了時刻、画質、フォーマット、及び記録先など入力された録画条件によるテレビ録画を予約する共通コマンドをSDメモリカード401の共通コマンド格納領域115に登録する(ST409)。
共通コマンドとは、ビデオレコーダ402及び携帯電話機105など本発明の記録装置の間で共通のフォーマットをもち、ビデオレコーダ402及び携帯電話機105など本発明の記録装置の共通コマンド解釈部122によって解釈することができるコマンドのことである。
図20は、本発明の実施の形態4に係る共通コマンド格納領域に登録されたテレビ録画を予約する共通コマンドの例を示す図である。図20に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には、他の記録装置においてテレビ録画を予約する共通コマンドとして、例えば、「Reserve Record Chanel=NHK,Start=2004 03/06 15:00,End=2004 03/06 17:00,Quality=Hight,Form=MPEG4,Out=SD」などと記録される。
「Reserve Record」は、テレビ録画を予約する共通コマンドであり、「Chanel=NHK」は、録画するテレビチャネルを、「Start=2004 03/06 15:00」は、録画開始時刻を、「End=2004 03/06 17:00」は、録画終了時刻を、「Quality=Hight」は、画質を、「Form=MPEG4」は、フォーマットなどの録画条件を、「Out=SD」は、録画データの出力先を示す。録画データの出力先は、内蔵メモリ326又はSDメモリカード401のいずれか、又は内蔵メモリ326とSDメモリカード401の両方を指定することができる。
次に、図17に示すように、SDメモリカード401をビデオレコーダ402から抜いて、携帯電話機105に装着する。図21は、本発明の実施の形態4に係るSDメモリカードを装着した記録装置の動作を説明するフロー図である。図21に示すように、SDメモリカード401をビデオレコーダ402から抜いて、携帯電話機105に装着すると、携帯電話機105の制御部128は、SDメモリカード401が装着されたことを検知し(ST411;YES)、共通コマンド解釈部122によって、SDメモリカード401の共通コマンド格納領域115を読み出す。
共通コマンド格納領域115にテレビ録画を予約する共通コマンドが記録されていれば(ST412;YES)、携帯電話機105の予約管理部424は、共通コマンド「Reserve Record Chanel=NHK,Start=2004 03/06 15:00,End=2004 03/06 17:00,Quality=Hight,Form=MPEG4,Out=SD」に従って、タイマ129によってカウントされる現在時刻と録画開始時刻とを比較する(ST413、ST417)。
録画開始時刻になっていれば(ST413;YES)、共通コマンドの録画条件に従ってアンテナ421を録画チャネルに合わせ、受信部422によってテレビ電波を受信して(ST414)、受信した画像信号及び音声信号を符号化処理部423によって圧縮符号化して、圧縮符号化した映像データ及び音声データをSDメモリカード401に記録する(ST415)。
ST414とST415の処理を、録画終了時刻になるまで(ST416;NO)、繰り返してテレビ録画を実行する。
共通コマンド「Reserve Record Chanel=NHK,Start=2004 03/06 15:00,End=2004 03/06 17:00,Quality=Hight,Form=MPEG4,Out=SD」の処理が終了すると、携帯電話機105の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Reserve Record Chanel=NHK,Start=2004 03/06 15:00,End=2004 03/06 17:00,Quality=Hight,Form=MPEG4,Out=SD」を削除する。
以上のようにして、ビデオレコーダ402で設定された録画条件によるテレビ録画操作が携帯電話機105において自動的に実行される。
ST413において、録画開始時刻を過ぎていれば(ST413;NO、ST417;YES)、携帯電話機105のデータ検索部425は、内蔵メモリ326に録画条件が同じ録画データが存在するかを検索し(ST418)、内蔵メモリ326に予約した録画データが存在し(ST418;YES)、内蔵メモリ326に記録される録画データのフォーマットが共通コマンドのフォーマットと異なれば(ST419;NO)、変換処理部426によって共通コマンドのフォーマットに合わせて内蔵メモリ326に記録される録画データのフォーマットを変換して(ST420)、複写処理部427は、変換した録画データをSDメモリカード401にコピーする(ST421)。
共通コマンド「Reserve Record Chanel=NHK,Start=2004 03/06 15:00,End=2004 03/06 17:00,Quality=Hight,Form=MPEG4,Out=SD」の処理が終了すると、携帯電話機105の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Reserve Record Chanel=NHK,Start=2004 03/06 15:00,End=2004 03/06 17:00,Quality=Hight,Form=MPEG4,Out=SD」を削除する。
ST418において、内蔵メモリ326に予約した録画データが記録されていなければ(ST418;NO)、共通コマンド格納領域115に登録されたテレビ録画を予約する共通コマンドを無効にする(ST422)。
ST419において、内蔵メモリ326に記録される録画データのフォーマットと共通コマンドのフォーマットが同じであれば(ST419;YES)、複写処理部427は、内蔵メモリ326に記録される録画データをそのままSDメモリカード401にコピーする(ST421)。
ST417において、録画開始時刻になっていなければ(ST413;NO、ST417;NO)、ST412に戻って録画開始時刻になるのを待つ。
このように、本発明の実施の形態4によれば、SDメモリカード401に共通コマンド格納領域115を備え、ビデオレコーダ402の録画予約画面において、他の記録装置でテレビ録画を行うための予約が入力されたとき、共通コマンド書き込み部123によってテレビ録画を予約する共通コマンドをSDメモリカード401の共通コマンド格納領域115に登録し、新たに携帯電話機105にSDメモリカード401が装着されると、携帯電話機105の制御部128は、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード301の共通コマンド格納領域115を読み出し、共通コマンドに記録された録画条件に従ってアンテナ421を録画チャネルに合わせ、受信部422によってテレビ電波を受信してテレビ録画を行うので、ユーザは、ビデオレコーダ402で予約されたテレビ録画を自動的に携帯電話機105で実行させることができる。
ビデオレコーダ402などの他の記録装置でのテレビ録画を予約するディジタル機器においては、読み取り部121、書き込み部321、アンテナ421、受信部422、符号化処理部423、データ検索部425、変換処理部426、及び複写処理部427などのテレビ録画を実行する機能及び予約したテレビ録画を実行する機能などを備えなくとも、携帯電話機105の備えるレベルのテレビ録画が実行できる。
また、携帯電話機105などの予約されたテレビ録画を実行する記録装置においては、操作部、及び表示部などの撮影条件を予約する機能を備えなくとも、SDメモリカード401を装着すれば、テレビ録画が実行できる。
また、SDメモリカード401を他の記録装置である携帯電話機105に装着したときに既に録画開始時間が経過してしまった場合であっても、携帯電話機105の内蔵メモリ326に予約したテレビ番組が録画されていれば、内蔵メモリ326から録画データをコピーしてSDメモリカード401に記録させることができる。
尚、他の記録装置でのテレビ録画の予約は、録画予約画面から行わなくとも、テレビ録画を他の記録装置で予約する専用の入力画面を設けてもよいし、テレビ録画を他の記録装置で予約するコマンドを設けて行うようにしてもよい。
尚、他の記録装置でのテレビ録画を予約する装置は、テレビ録画を予約する共通コマンドをSDメモリカード301の共通コマンド格納領域115に登録する機能を備えれば、読み取り部121、書き込み部321、アンテナ421、受信部422、符号化処理部423、データ検索部425、変換処理部426、及び複写処理部427を備えない記録装置以外のディジタル機器であってもよい。
(実施の形態5)
実施の形態5は、本発明の情報処理装置であるパソコンにおいて本発明の情報処理装置である携帯電話機から本発明のSDメモリカードにメール、電話帳、メロディ、Bookmark、スケジュール、及びメモなどのアプリケーションプログラムの管理するデータのセーブ、又はSDメモリカードから携帯電話機にメール、電話帳、メロディ、Bookmark、スケジュール、及びメモなどのアプリケーションプログラムの管理するデータのコピーを予約し、パソコンに装着していたSDメモリカードを抜いて携帯電話機に挿入すると、自動的に指定されたメール、電話帳、メロディ、Bookmark、スケジュール、及びメモなどのアプリケーションプログラムの管理するデータのセーブ又はコピーが実行されるものである。
図22は、本発明の実施の形態5に係るSDメモリカードにデータのセーブ又はコピーを予約したときSDメモリカードを装着した他の情報処理装置において予約されたセーブ又はコピーが実行される様子を説明する図である。図22において、図2に示す実施の形態1に係るSDメモリカードに記録されたビデオデータが他の再生装置において継続して再生される様子を示す図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図22(a)は、パソコンを使って携帯電話機のアプリケーションプログラムの管理するデータをSDメモリカードにセーブする処理、又はSDメモリカードから携帯電話機の内蔵メモリにアプリケーションプログラムの管理するデータをコピーする処理を予約する様子を示す図、図22(b)は、携帯電話機にSDメモリカードを装着して携帯電話機のアプリケーションプログラムの管理するデータをSDメモリカードにセーブする処理、又はSDメモリカードから携帯電話機の内蔵メモリにアプリケーションプログラムの管理するデータをコピーする処理が実行される様子を示す図である。
図22に示すように、パソコン502は、内部にSDメモリカード501を装着し、アプリケーションプログラムの管理するデータをセーブ、又はコピーする処理の予約を入力する操作部503と、アプリケーションのデータなどを表示する表示部504とを備え、同様に、携帯電話機105は、内部にSDメモリカード501を装着し、実施の形態1と同じ構成を備えるが、予約されたセーブ処理又はコピー処理を実行する携帯電話機105では、操作部106を備えなくともよい。
本発明の実施の形態5に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図は、図3に示す本発明の実施の形態1に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図と同じである。
図23は、本発明の実施の形態5に係るパソコン及び携帯電話機などの情報処理装置の構成を示すブロック図を示す。図23において、図18に示す実施の形態4に係る再生装置の構成を示すブロック図と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図23に示すように、本発明の実施の形態5に係るパソコン502及び携帯電話機105は、図18に示すアンテナ421、受信部422、及び符号化処理部423を備えない。データのセーブ又はコピーの予約のみを行うパソコン502では、データ検索部425、変換処理部426、及び複写処理部427とを備えなくともよい。また、携帯電話機105は操作部106を備えなくともよい。
以上のように構成されたパソコン502及び携帯電話機105などの情報処理装置の動作について説明する。図24は、本発明の実施の形態5に係る情報処理装置において他の情報処理装置に記録されたアプリケーションデータの閲覧及びセーブを予約する動作について説明するフロー図である。図24に示すように、ユーザがパソコン502の操作部506から入力を行って、一般的な情報処理装置が備えるメール、電話帳、メロディ、Bookmark、スケジュール、及びメモなどのアプリケーションの種別を表示する(ST501)。
ST501において、ユーザによってアプリケーションが選択されると(ST502;YES)、アプリケーションの全データを閲覧するか、又はセーブするかを選択する画面が表示され(ST503)、ユーザが全データの閲覧を選択すると(ST504;YES)、パソコン502の共通コマンド書き込み部123によってSDメモリカード501の共通コマンド格納領域115に選択したアプリケーションの全データの閲覧を予約する共通コマンドが登録される(ST505)。
ST504において、全データのセーブが選択されると(ST504;NO)、パソコン502の共通コマンド書き込み部123によってSDメモリカード501の共通コマンド格納領域115に選択したアプリケーションの全データのセーブを予約する共通コマンドが登録される(ST506)。
共通コマンドとは、パソコン502及び携帯電話機105など本発明の情報処理装置の間で共通のフォーマットをもち、パソコン502及び携帯電話機105など本発明の情報処理装置の共通コマンド解釈部122によって解釈することができるコマンドのことである。
図25は、本発明の実施の形態5に係る共通コマンド格納領域に登録された閲覧を予約する共通コマンド及びセーブを予約する共通コマンドの例を示す図である。図25(a)は、共通コマンド格納領域に記録される閲覧を予約する共通コマンドの例を示す図、図25(b)は、共通コマンド格納領域に記録されるセーブを予約する共通コマンドの例を示す図である。
図25(a)に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には、例えば、他の情報処理装置において選択したアプリケーションの全データの閲覧を予約する共通コマンドとして、「Reserve Sight Appli=Telephone」などと記録される。
「Reserve Sight」は、閲覧を予約する共通コマンドであり、「Appli=Telephone」は、電話帳のアプリケーションデータが閲覧の対象となっていることを示す。
図25(b)に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には例えば、他の情報処理装置において選択したアプリケーションの全データのセーブを予約する共通コマンドとして、「Reserve Preserve Appli=Telephone、Out=SD」などと記録される。
「Reserve Preserve」は、携帯電話機105の内蔵メモリ326からのデータのセーブを予約する共通コマンドであり、「Appli=Telephone」は、電話帳のアプリケーションデータがセーブの対象となっていることを、「Out=SD」は、撮影データの出力先を示す。
次に、図22に示すように、SDメモリカード501をパソコン502から抜いて、携帯電話機105に装着する。図26は、本発明の実施の形態5に係るSDメモリカードを装着した情報処理装置の動作を説明するフロー図である。図26に示すように、SDメモリカード501をパソコン502から抜いて、携帯電話機105に装着すると、携帯電話機105の制御部128は、SDメモリカード501が装着されたことを検知し(ST511;YES)、共通コマンド解釈部122によって、SDメモリカード501の共通コマンド格納領域115を読み出す。
共通コマンド格納領域115に閲覧を予約する共通コマンドが記録されていれば(ST512;YES)、共通コマンド「Reserve Sight Appli=Telephone」に従って、携帯電話機105の内蔵メモリ326に記録される電話帳の全データを表示する(ST513)。
共通コマンド「Reserve Sight Appli=Telephone」の処理が終了すると、携帯電話機105の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Reserve Sight Appli=Telephone」を削除する。
ユーザは、携帯電話機105が備える複写機能を使って表示された電話帳の全データからセーブしたい電話帳データを選んでSDメモリカード501にセーブすることもできる。
共通コマンド格納領域115にセーブを予約する共通コマンドが記録されていれば(ST514;YES)、共通コマンド「Reserve Preserve Appli=Telephone、Out=SD」に従って、携帯電話機105の複写処理部427は、内蔵メモリ326に記録される電話帳の全データをSDメモリカード501にセーブする(ST515)。
共通コマンド「Reserve Preserve Appli=Telephone、Out=SD」の処理が終了すると、携帯電話機105の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Reserve Preserve Appli=Telephone、Out=SD」を削除する。
コピーを予約する共通コマンドは、格納されていないので(ST516;NO)、SDメモリカード501を携帯電話機105から抜いて携帯電話機105の処理を終了する。
以上のようにして、パソコン502で設定された閲覧を予約する共通コマンドによって、携帯電話機105において、選択した電話帳の全データを閲覧し、パソコン502で設定されたセーブを予約する共通コマンドによって、携帯電話機105に記録された電話帳の全データが自動的にSDメモリカード501にセーブされる。
再び、SDメモリカード501をパソコン502に装着して、SDメモリカード501に記録された電話帳のデータを、他の携帯電話機105にコピーする。図27は、本発明の実施の形態5に係る情報処理装置において他の情報処理装置にSDメモリカードに記録されたアプリケーションデータのコピーを予約する動作について説明するフロー図である。図27に示すように、ユーザがパソコン502の操作部506から入力を行って、SDメモリカード501にセーブされたメール、電話帳、メロディ、Bookmark、スケジュール、及びメモなどのアプリケーションの種別を表示する(ST521)。
ST521において、ユーザによってコピーするアプリケーションが選択されると(ST522;YES)、SDメモリカード501にセーブされたアプリケーションに属するデータが表示され(ST523)、ユーザが表示されたデータから別の携帯電話機105にコピーするデータを選択すると(ST524;YES)、パソコン502の共通コマンド書き込み部123によってSDメモリカード501の共通コマンド格納領域115にコピーを予約する共通コマンドが登録される(ST525)。
図28は、本発明の実施の形態5に係る共通コマンド格納領域に記録されたコピーを予約する共通コマンドの例を示す図である。図28に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には、例えば、他の情報処理装置において選択したアプリケーションデータのコピーを予約する共通コマンドとして、「Reserve Copy Appli=Telephone,Data=Company」などと記録される。
「Reserve Copy」は、SDメモリカード501から他の情報処理装置の内蔵メモリ326へのデータのコピーを予約する共通コマンドであり、「Appli=Telephone,Data=Company」は、「Company」という電話帳データがコピーの対象となっていることを示す。
再び、図22に示すように、SDメモリカード501をパソコン502から抜いて、携帯電話機105に装着する。図26に示すように、SDメモリカード501をパソコン502から抜いて、別の携帯電話機105に装着すると、携帯電話機105の制御部128は、SDメモリカード501が携帯電話機105に装着されたことを検知し(ST511;YES)、共通コマンド解釈部122によって、SDメモリカード501の共通コマンド格納領域115を読み出す。
共通コマンド格納領域115には、コピーを予約する共通コマンドが記録されているので(ST512;NO、ST514;NO、ST516;YES)、共通コマンド「Reserve Copy Appli=Telephone,Data=Company」に従って、携帯電話機105の制御部128は、データ検索部425によってSDメモリカード501に記録される「Company」という電話帳データを検索し、複写処理部427は、SDメモリカード501に記録される「Company」という電話帳データを携帯電話機105の内蔵メモリ326にコピーする(ST517)。
共通コマンド「Reserve Copy Appli=Telephone,Data=Company」の処理が終了すると、携帯電話機105の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Reserve Copy Appli=Telephone,Data=Company」を削除する。
以上のようにして、パソコン502で設定されたファイル情報の取得を予約する共通コマンドによって、自動的に携帯電話機105の内蔵メモリ326に記録されるファイル情報を取得し、パソコン502で設定されたダビングを予約する共通コマンドによって、携帯電話機105の内蔵メモリ326に記録された「ファイルA」を自動的にSDメモリカード601にダビングする。
このように、本発明の実施の形態5によれば、SDメモリカード501に共通コマンド格納領域115を備え、パソコン502において、他の情報処理装置が記録するアプリケーションの全データを閲覧、全データをセーブ、及び指定データをコピーする処理の予約が入力されたとき、共通コマンド書き込み部123によってアプリケーションの全データの閲覧、全データのセーブ、及び指定データのコピーを予約する共通コマンドをSDメモリカード501の共通コマンド格納領域115に登録し、新たに携帯電話機105にSDメモリカード501が装着されると、携帯電話機105の制御部128は、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード501の共通コマンド格納領域115を読み出し、アプリケーションの全データを閲覧、全データをセーブ、及び指定データをコピーする処理を実行するので、ユーザは、パソコン502で予約された他の情報処理装置が記録するアプリケーションの全データを閲覧、全データをセーブ、及び指定データをコピーする処理を自動的に携帯電話機105で実行させることができる。
尚、パソコン502などの他の情報処理装置でアプリケーションの全データを閲覧、全データをセーブ、及び指定データをコピーする処理を予約するディジタル機器においては、読み取り部121、書き込み部321、及び複写処理部427などのアプリケーションの全データを閲覧、全データをセーブ、及び指定データをコピーする機能を備えなくともよい。
(実施の形態6)
実施の形態6は、本発明の情報処理装置であるパソコンにおいて本発明の情報処理装置である携帯電話機から本発明のSDメモリカードにファイルのダビングを予約し、パソコンに装着していたSDメモリカードを抜いて携帯電話機に挿入すると、自動的に指定されたファイルのダビングが実行されるものである。
本発明の実施の形態6に係るSDメモリカードにファイルのダビングを予約するとSDメモリカードを装着した情報処理装置において予約されたダビングが実行される様子を説明する図は、図22に示す本発明の実施の形態5に係るSDメモリカードにデータのセーブ又はコピーを予約したときSDメモリカードを装着した他の情報処理装置において予約されたセーブ又はコピーが実行される様子を説明する図と、本発明の実施の形態6に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図は、図3に示す本発明の実施の形態1に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図と、本発明の実施の形態6に係るパソコン及び携帯電話機などの情報処理装置の構成を示すブロック図は、本発明の実施の形態5に係るパソコン及び携帯電話機などの情報処理装置の構成を示すブロック図と同じであるので説明を省略する。
以上のように構成されたパソコン502及び携帯電話機105などの情報処理装置の動作について説明する。図29は、本発明の実施の形態6に係る情報処理装置において他の情報処理装置に記録されたファイルをSDメモリカードにダビングする処理を予約する動作について説明するフロー図である。
図29に示すように、ユーザがパソコン502の操作部506から入力を行って、携帯電話機105の内蔵メモリ326に記録されたファイルをSDメモリカード601にダビングする処理の予約を行うと、ファイル情報が記録されていなければ(ST601;NO)、パソコン502の共通コマンド書き込み部123によってSDメモリカード601の共通コマンド格納領域115にファイル情報の取得を予約する共通コマンドが登録される(ST602)。
ST601において、SDメモリカード601にファイル情報が記録されていれば(ST601;YES)、パソコン502の制御部128は、SDメモリカード601に記録されるファイル情報の一覧を表示する(ST603)。ユーザが表示されたデータから携帯電話機105にダビングするファイルを選択すると(ST604;YES)、共通コマンド書き込み部123によってSDメモリカード601の共通コマンド格納領域115にファイルのダビングを予約する共通コマンドが記録される(ST605)。
図30は、本発明の実施の形態6に係る共通コマンド格納領域に記録されるファイル情報の取得を予約する共通コマンド及びダビングを予約する共通コマンドの例を示す図である。図30(a)は、共通コマンド格納領域に記録されるファイル情報の取得を予約する共通コマンドの例を示す図、図30(b)は、共通コマンド格納領域に記録されるファイルのダビングを予約する共通コマンドの例を示す図である。
図30(a)に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には、例えば、他の情報処理装置においてファイル情報の取得を予約する共通コマンドとして、「Reserve Preserve File,Out=SD」などと記録される。
「Reserve Preserve」は、携帯電話機105の内蔵メモリ326からのデータのセーブを予約する共通コマンドであり、「File」は、内蔵メモリ326に記録される全ファイルのタイトル、サムネイル、保存日時、及びファイルサイズなどのファイル情報が対象となっていることを、「Out=SD」は、ファイル情報の出力先を示す。
図30(b)に示すように、プロテクト領域112の共通コマンド格納領域115には、例えば、他の情報処理装置においてファイルのダビングを予約する共通コマンドとして、「Reserve Dub File=ファイルA,Form=MPEG4,Out=SD」などと記録される。
「Dub」は、携帯電話機105の内蔵メモリ326からのデータのダビングを予約する共通コマンドであり、「File=ファイルA」は、内蔵メモリ326に記録されるファイルAが対象となっていることを、「Form=MPEG4」は、ダビングするファイルのフォーマットを、「Out=SD」は、ダビングデータの出力先を示す。
次に、図22に示すように、SDメモリカード601をパソコン502から抜いて、携帯電話機105に装着する。図31は、本発明の実施の形態6に係るSDメモリカードを装着した情報処理装置の動作を説明するフロー図である。図31に示すように、SDメモリカード601をパソコン502から抜いて、携帯電話機105に装着すると、携帯電話機105の制御部128は、SDメモリカード601が携帯電話機105に装着されたことを検知し(ST611;YES)、共通コマンド解釈部122によって、SDメモリカード601の共通コマンド格納領域115を読み出す。
共通コマンド格納領域115にファイル情報の取得を予約する共通コマンドが記録されていれば(ST612;YES)、共通コマンド「Reserve Preserve File,Out=SD」に従って、携帯電話機105の内蔵メモリ326に記録されているファイルのタイトル、サムネイル、保存日時、及びファイルサイズなどのファイル情報をSDメモリカード601のデータ領域117にセーブする(ST613)。
共通コマンド「Reserve Preserve File,Out=SD」の処理が終了すると、携帯電話機105の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Reserve Preserve File,Out=SD」を削除する。
共通コマンド格納領域115にファイルのダビングを予約する共通コマンドが記録されていれば(ST614;YES)、共通コマンド「Reserve Dub File=ファイルA,Form=MPEG4,Out=SD」に従って、携帯電話機105の制御部128は、データ検索部425によって内蔵メモリ326に記録される「ファイルA」を検索し、携帯電話機105の内蔵メモリ326に記録されるファイルAデータのフォーマットと共通コマンド「Form=MPEG4」で示されるフォーマットが同じであれば(ST615;YES)、複写処理部427は、携帯電話機105の内蔵メモリ326に記録されるファイルAをSDメモリカード501にダビングする(ST617)。
ST615において、携帯電話機105の内蔵メモリ326に記録されるファイルAのフォーマットと共通コマンド「Form=MPEG4」で示されるフォーマットが異なれば(ST615;NO)、携帯電話機105変換処理部426によって内蔵メモリ326に記録されるファイルAのフォーマットを共通コマンド「Form=MPEG4」で示されるフォーマットに変換して(ST616)、複写処理部427は、SDメモリカード501にダビングする(ST617)。
共通コマンド「Reserve Dub File=ファイルA,Form=MPEG4,Out=SD」の処理が終了すると、携帯電話機105の共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した共通コマンド「Reserve Dub File=ファイルA,Form=MPEG4,Out=SD」を削除する。
以上のようにして、パソコン502で設定されたコピーを予約する共通コマンドによって、SDメモリカード501に記録された「Company」という電話帳データを自動的に携帯電話機105の内蔵メモリ326にコピーする。
このように、本発明の実施の形態6によれば、SDメモリカード601に共通コマンド格納領域115を備え、パソコン502において、他の情報処理装置が記録するファイル情報を取得する処理、及びファイルをダビングする処理の予約が入力されたとき、共通コマンド書き込み部123によってファイル情報の取得、及びファイルのダビングを予約する共通コマンドをSDメモリカード601の共通コマンド格納領域115に登録し、新たに携帯電話機105にSDメモリカード601が装着されると、携帯電話機105の制御部128は、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード601の共通コマンド格納領域115を読み出し、ファイル情報の取得、及びファイルのダビングを実行するので、ユーザは、パソコン502で予約された他の情報処理装置の記録するファイル情報を取得する処理、及びファイルをダビングする処理を自動的に携帯電話機105で実行させることができる。
尚、他の情報処理装置の記録するファイル情報を取得する処理、及びファイルをダビングする処理を予約するディジタル機器においては、読み取り部121、書き込み部321、及び複写処理部427などのファイルをダビングする機能を備えなくともよい。
(実施の形態7)
実施の形態7は、実施の形態1から実施の形態6に記載した本発明の再生装置、記録装置、及び情報処理装置において、複数の共通コマンドを本発明のSDメモリカードに登録して、登録された共通コマンドを表示するとともに、登録された共通コマンドを無効にして、SDメモリカードが他の再生装置、記録装置、及び情報処理装置に差し替えられると、無効にされていない複数の共通コマンドを実行するものである。
本発明の実施の形態7に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図は、図3に示す本発明の実施の形態1に係るSDメモリカードのメモリ構成を示す図と、本発明の実施の形態7に係る再生装置、記録装置、及び情報処理装の構成を示すブロック図は、図3、図8、図13、図18、図23に示す本発明の実施の形態1から本発明の実施の形態6に係る再生装置、記録装置、及び情報処理装の構成を示すブロック図のいずれかと同じであるので説明を省略する。
以上のように構成された再生装置、記録装置、及び情報処理装置の動作について説明する。図5、図10、図14、図19、図24、図27、及び図29に示すように、再生装置、記録装置、及び情報処理装置の共通コマンド書き込み部123によって、中断された再生処理の継続を予約する共通コマンド、撮影を予約する共通コマンド、録画を予約する共通コマンド、アプリケーションデータの閲覧を予約する共通コマンド、アプリケーションデータのセーブを予約する共通コマンド、アプリケーションデータのコピーを予約する共通コマンド、ファイル情報の取得を予約する共通コマンド、及びファイルのダビングを予約する共通コマンドなどの複数の共通コマンドがSDメモリカード701の共通コマンド格納領域115に登録される。
図32は、本発明の実施の形態7に係るSDメモリカードに記録される共通コマンドを表示して無効にする再生装置、記録装置、及び情報処理装置の動作を説明するフロー図である。図32に示すように、ユーザが再生装置、記録装置、及び情報処理装置の操作部506から入力を行って共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード701の共通コマンド格納領域115を読み出し、SDメモリカード701の共通コマンド格納領域115に記録される共通コマンドを表示する(ST701;YES)。
表示された共通コマンドから、ユーザによって無効にしたい共通コマンドが選択されると(ST702;YES)、再生装置、記録装置、及び情報処理装置の制御部128は、共通コマンド書き込み部123によって共通コマンド格納領域115の選択された共通コマンドに設けた有効ビットを「off」とする(ST703)。
図33は、本発明の実施の形態7に係る共通コマンド格納領域に記録される共通コマンドの例を示す図である。図33に示すように、共通コマンド格納領域115は、有効ビット711と、共通コマンド712とからなり、例えば、共通コマンド712には、「Replay File=ファイルA,From Pointer=BBB」、「Replay Playlist=リストE,Random,From ファイルA,From Pointer=BBB」、「Reserve Photo Time=2004 03/06 15:30,Quality=Hight,Out=SD」、「Reserve Record Chanel=NHK,Start=2004 03/06 15:00,End=2004 03/06 17:00,Quality=Hight,Form=MPEG4,Out=SD」、「Reserve Sight Appli=Telephone」、「Reserve Preserve Appli=Telephone、Out=SD」、「Reserve Copy Appli=Telephone,Data=Company」、「Reserve Preserve File,Out=SD」、及び「Reserve Dub File=ファイルA,Form=MPEG4,Out=SD」などの共通コマンドが記録される。
登録時有効ビット711には、「on」が設定されるが、無効にしたい共通コマンドに選択されると、有効ビット711に「off」が設定される。
SDメモリカード701を図2、図7、図12、図17、及び図22に示すように、ビデオプレイヤー102、携帯電話機105、オーディオプレイヤー202、カメラ302、ビデオレコーダ402、パソコン502などの再生装置、記録装置、及び情報処理装置から抜いて、他の再生装置、記録装置、及び情報処理装置に装着に装着する。
図34は、本発明の実施の形態7に係る再生装置、記録装置、及び情報処理装置の動作を説明するフロー図である。図34に示すように、SDメモリカード701を再生装置、記録装置、及び情報処理装置から抜いて、他の再生装置、記録装置、及び情報処理装置に装着したとき(ST711;YES)、再生装置、記録装置、及び情報処理装置の制御部128は、共通コマンド解釈部122によって、共通コマンド格納領域115を検索し(ST712)、有効ビット711が「on」の「Reserve」で始まる共通コマンドがあれば(ST713;YES)、「Reserve」で始まる共通コマンドを実行する(ST714)。
「Reserve」で始まる共通コマンドの処理が終了すると、共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した「Reserve」で始まる共通コマンドを削除する。
有効ビット711が「on」の「Reserve」で始まる共通コマンドの実行が終了すると(ST715;YES)、再生装置、記録装置、及び情報処理装置の制御部128は、入力が所定時間の間ない場合(ST716;NO、ST717;YES)、共通コマンド解釈部122によって、共通コマンド格納領域115を検索して(ST718)、有効ビット711が「on」で「Reserve」以外の継続を予約する共通コマンドがあれば(ST719;YES)、「Reserve」以外の継続を予約する共通コマンドを終了まで実行する(ST720、ST721;YES)。
「Reserve」以外の継続を予約する共通コマンドの処理が終了すると、共通コマンド書き込み部123は、共通コマンド格納領域115から実行した「Reserve」以外の継続を予約する共通コマンドを削除する。
このように、本発明の実施の形態7によれば、SDメモリカード701に共通コマンド格納領域115を備え、再生装置、記録装置、及び情報処理装置の共通コマンド解釈部122によって共通コマンド格納領域115を読み出して表示し、共通コマンド書き込み部123によって共通コマンド格納領域115の選択された共通コマンドの有効ビットを「off」として無効とし、新たに再生装置、記録装置、及び情報処理装置にSDメモリカード701が装着されると、再生装置、記録装置、及び情報処理装置の制御部128は、共通コマンド解釈部122によってSDメモリカード701の共通コマンド格納領域115を読み出し、有効ビット711が「on」の共通コマンドを実行するので、登録した共通コマンドを無効にすることができる。
尚、SDメモリカード701を装着してSDメモリカード701の共通コマンド格納領域115に記録される共通コマンドを実行する再生装置、記録装置、及び情報処理装置において、記録される共通コマンドの処理を実行する機能がないときは、この共通コマンドを無視する。
尚、複数の共通コマンドが登録されている場合、登録される共通コマンドに優先順を行けて実行するようにしてもよい。