JP2007166187A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影者自身の顔や全身が画角から外れないよう効果的に防止する。
【解決手段】差分画像作成部20bは、撮影者自身を被写体像に含まない画像Aと撮影者自身を被写体像に含む画像Bとの差分画像Cを作成する。顔抽出部20aは、差分画像Cの連続領域Yから顔抽出を試みる。撮影者判断部20cは、領域Yから顔抽出することができたか否かを判断する。領域Yから顔抽出できたと判断した場合は画像を記録する。顔抽出できなかった場合は警告を発する。
【選択図】 図5

Description

本発明はセルフタイマ撮影機能もしくはリモコン撮影機能を備えた撮像装置に関する。
従来、セルフタイマ撮影において被写体が正しく写るようにするための技術が様々開発されている。例えば特許文献1によると、セルフタイマ撮影前に被写体人数登録部で被写体人数を登録しておく。目検出開始時間がセルフタイマ時間管理部で設定される。セルフタイマ作動開始後で目検出開始時間以降、登録された被写体人数分の目が目検出処理部によって検出されたときに電子シャッタが下りる。被写体人数分の目が目検出処理部によって検出されるということは、被写体全員の顔がデジタルカメラの方を向いていることになり、好ましい人物画像を撮影できる。
特開2004−336265号公報
撮影者自身は、他の被写体を画角内に捉えたあと、セルフタイマ機能を設定して撮影位置までに移動する時間を確保することができるのであるが、撮影者自身の顔全体、あるいは体全体が撮像装置の画角に入っているか否かの確認はできない。
また、特許文献1の技術を用いた場合、撮影者を含めた被写体全員の目が検出されたとしても、撮影者の顔や体が画角に入っているとは限らない。撮影終了後に撮影者の顔や体が画角から外れてしまっていると、撮影者自身が撮影のやり直しのために再びカメラの下と撮影位置との間を行ったり来たりする必要があり、撮影を待っている他の被写体に迷惑がかかる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、撮影者自身の顔や全身が画角から外れないよう効果的に防止する方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る撮像装置は、フォーカスレンズ及びズームレンズを含む撮影レンズによって結像した被写体像を撮像信号に光電変換して出力する撮像素子、撮像素子から出力された撮像信号を画像データに変換して出力する画像データ変換部、少なくとも画像データ変換部の出力した画像データを一時的に記憶する記憶部、記憶部に記憶された画像データを所定の記録媒体に記録する記録部、撮像開始の入力操作を受け付ける撮像指示部、撮像指示部が撮像開始の入力操作を受け付けたことに応じて撮像素子の露光を制御するシャッタ制御部を備える。かつ、記憶部は、シャッタ制御部による撮像素子の2度の露光の制御の結果、画像データ変換部から出力された撮影者自身を被写体像に含まない画像データである第1の画像および撮影者自身を被写体像に含む画像データである第2の画像を記憶し、記憶部に記憶された第1の画像と第2の画像との差分画像を作成する差分画像作成部と、差分画像作成部の作成した差分画像の中に、撮影者と相関する連続領域が存在するか否かを判断する撮影者判断部と、差分画像の中に存在すると判断された撮影者と相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されているか否かを判断する切断判断部と、を備え、記録部は切断判断部が撮影者に相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断したことに応じて記憶部に記憶された第2の画像データもしくは第2の画像データよりも後に記憶部に記憶された画像データを記録する。
この発明によると、撮影者と相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていなければ、画像データが記録される。すなわち、撮影者自身も被写体となって撮影を行う場合、この撮影者が撮像範囲からはみ出た状態で画像データが記録されることがない。
また、この撮像装置は、撮影者と相関する連続領域から人物の顔を抽出する顔抽出部をさらに備え、切断判断部は顔抽出部の抽出した顔が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されているか否かを判断し、記録部は切断判断部が顔抽出部の抽出した顔が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断したことに応じて記憶部に記憶された第2の画像データもしくは第2の画像データよりも後に記憶部に記憶された画像データを記録するようにしてもよい。
こうすると、撮影者の顔が撮像範囲からはみ出た状態で画像データが記録されることがない。
撮影者判断部は、差分画像作成部の作成した差分画像の中に、所定の輝度閾値を上回る画素が存在し、かつ所定の輝度閾値を上回る画素が連結してなる連続領域の画素サイズが所定の画素サイズ閾値を上回っている場合、撮影者と相関する連続領域が存在すると判断するとよい。
これは次のような理由による。太陽光の照度の変化やシャッタスピードの変化などによって画素の輝度が微妙に変化し、これに起因して撮影者の構成画素と関係のない画素が差分領域の一部または全部と判断される場合もある。このため、輝度値が所定の閾値以上でない微小な輝度差分を反映した画素を連続領域と区別する。また、撮影者以外の被写体や被写体以外の物体が自ら、あるいは風などの外的要因で微動し、これに起因して撮影者の構成画素と関係のない画素が差分領域の一部または全部と判断される場合もある。このため、画素の連続する画素サイズが所定の画素サイズ閾値以上でない微小な領域を連続領域と区別する。
この撮像装置は、ズームレンズを駆動して広角側と望遠側との間で移動させるズーム用モータ、ズーム用モータの駆動を制御するズーム制御部を備え、ズーム制御部は、切断判断部が撮影者と相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていると判断したことに応じ、切断判断部が撮影者と相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断するまでズームレンズを駆動して広角側に所定量ずつ順次移動させるとよい。
すなわち、ズームアウトの繰り返しにより撮影者自身を被写体として画角に収めることができる。
この撮像装置は、セルフ撮影モードを設定するセルフ撮影設定部、セルフ撮影設定部によりセルフ撮影モードが設定された状態において、撮像指示部が撮像開始の入力操作を受け付けたことに応じ、所定の期間の経過を計時するセルフタイマ回路をさらに備え、シャッタ制御部は、セルフタイマ回路による所定の期間の経過の計時が開始してから完了するまでの間に撮像素子が2度露光するよう制御し、記憶部は、シャッタ制御部による2度の露光の制御の結果、画像データ変換部から先に出力された画像データおよび後に出力された画像データをそれぞれ第1の画像および第2の画像として記憶するとよい。
この撮像装置は、撮像指示部は撮像開始の遠隔入力操作を受け付け、シャッタ制御部は撮像指示部が撮像開始の遠隔入力操作を受け付けたことに応じて撮像素子の露光を制御し、記憶部は、撮像指示部が2度の撮像開始の遠隔入力操作を受け付けた結果、画像データ変換部から先に出力された画像データおよび後に出力された画像データをそれぞれ第1の画像および第2の画像として記憶するとよい。
この撮像装置は、切断判断部が撮影者に相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていると判断したことに応じて警告を発する警告部をさらに備えてもよい。
撮影者は、画像データの記録がされる前に、警告によって自分が撮像範囲からはみ出ていることに気づくから、撮影を速やかにやり直すことができ、他の被写体に迷惑がかかることがない。
切断判断部は撮影者に相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の下端以外の周縁部で切断されているか否かを判断するようにしてもよい。
こうすると、撮像範囲の下端での連続領域の切断は許容される。
本発明に係る撮像方法は、フォーカスレンズ及びズームレンズを含む撮影レンズによって結像した被写体像を撮像信号に光電変換して出力する撮像素子、撮像素子から出力された撮像信号を画像データに変換して出力する画像データ変換部、少なくとも画像データ変換部の出力した画像データを一時的に記憶する記憶部、記憶部に記憶された画像データを所定の記録媒体に記録する記録部、撮像開始の入力操作を受け付ける撮像指示部、撮像指示部が撮像開始の入力操作を受け付けたことに応じて撮像素子の露光を制御するシャッタ制御部を備える撮像装置で用いられる撮像方法あって、シャッタ制御部による撮像素子の2度の露光の制御の結果、画像データ変換部から出力された撮影者自身を被写体像に含まない画像データである第1の画像および撮影者自身を被写体像に含む画像データである第2の画像を記憶部に記憶するステップと、記憶部に記憶された第1の画像と第2の画像との差分画像を作成するステップと、差分画像の中に、撮影者と相関する連続領域が存在するか否かを判断するステップと、差分画像の中に存在すると判断された撮影者と相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されているか否かを判断するステップと、撮影者に相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断したことに応じて記憶部に記憶された第2の画像データもしくは第2の画像データよりも後に記憶部に記憶された画像データを記録するステップと、を含む。
この撮像方法は、撮影者と相関する連続領域から人物の顔を抽出するステップと、抽出した顔が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されているか否かを判断するステップと、抽出した顔が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断したことに応じて記憶部に記憶された第2の画像データもしくは第2の画像データよりも後に記憶部に記憶された画像データを記録するステップと、をさらに含んでもよい。
この撮像方法は、差分画像の中に、所定の輝度閾値を上回る画素が存在するステップと、かつ所定の輝度閾値を上回る画素が連結してなる連続領域の画素サイズが所定の画素サイズ閾値を上回っている場合、撮影者と相関する連続領域が存在すると判断するステップを含んでいてもよい。
この撮像方法は、撮影者と相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていると判断されたことに応じ、撮影者と相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断されるまでズームレンズを駆動して広角側に所定量ずつ順次移動させるステップをさらに含んでいてもよい。
この撮像方法は、セルフタイマ回路による所定の期間の経過の計時が開始してから完了するまでの間に撮像素子が2度露光するよう制御するステップと、撮像素子の2度の露光の制御の結果、画像データ変換部から先に出力された画像データおよび後に出力された画像データをそれぞれ第1の画像および第2の画像として記憶部に記憶するステップと、をさらに含んでいてもよい。
この撮像方法は、撮像開始の遠隔入力操作を受け付ける撮像指示部が2度の撮像開始の遠隔入力操作を受け付けたことに応じて撮像素子の露光を制御するステップと、画像データ変換部から先に出力された画像データおよび後に出力された画像データをそれぞれ第1の画像および第2の画像として記憶部に記憶するステップと、をさらに含んでいてもよい。
この撮像方法は、撮影者に相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていると判断したことに応じて警告を発するステップをさらに含んでいてもよい。
この撮像方法は、撮影者に相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の下端以外の周縁部で切断されているか否かを判断するステップをさらに含んでいてもよい。
この発明によると、撮影者と相関する連続領域が撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていなければ、画像データが記録される。すなわち、撮影者自身も被写体として撮影を行う場合、この撮影者が撮像範囲からはみ出た状態で記録されることがない。
以下、添付した図面を参照し本発明の好ましい実施の形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラ(以下カメラと略す)100の正面図である。
カメラ100の正面に配備されたレンズ鏡胴60には、ズームレンズ101a及びフォーカスレンズ101bを含む撮影レンズ101が内蔵されており、ズームレンズ101aを光軸方向に移動させることで焦点距離調節が行なわれるとともに、フォーカスレンズ101bを光軸方向に移動させることによりピント調節が行なわれる。
レンズ鏡胴60は、カメラボディ180に沈胴した状態から、予め設定された最短焦点距離位置であるワイド端と最長焦点距離位置であるテレ端との間で進退することで、カメラボディ180から繰り出し、また収納される。この図では、レンズ鏡胴60がカメラボディ180に沈胴した状態が示されている。
またカメラ100には、非撮影時には撮影レンズ101の前面を覆って撮像レンズ101と外界とを遮ることで撮像レンズ101を保護する状態をつくり出すとともに、撮像時には撮像レンズを外界に露出するレンズカバー61が設けられている。
レンズカバー61は開閉自在な機構で構成されており、開放状態で撮影レンズ101の前面を覆い、閉鎖状態で撮影レンズ101の前面を外界に露出する。レンズカバー61は電源スイッチ121のオン/オフに連動して開放/閉鎖される。この図ではレンズカバー61は開放状態となっている。
カメラ100の上面には、中央部分にレリーズスイッチ104の配備されたモードダイヤル123と電源スイッチ121とが配備されており、正面には、ストロボ105a、AF補助光ランプ105b、セルフタイマランプ105c等が配備されている。
図2はカメラ100の背面図である。カメラ100の背面には、ズームスイッチ127が配備されている。ズームスイッチ127のワイド(W)側を押すと、押し続けている間、レンズ鏡胴60がワイド端(望遠)側に繰り出し、テレ(T)側の他方を押すと、押し続けている間、レンズ鏡胴60がテレ端(広角)側に移動する。
カメラ100の背面には、画像表示LCD102、切替レバー122、十字キー124、情報位置指定キー126等も設けられている。十字キー124は、上下左右がそれぞれ表示明るさ調整/セルフタイマ/マクロ撮影/ストロボ撮影を設定する操作系である。後述するが、十字キー124の下キーを押下することで、セルフタイマ回路83の計時完了後にメインCPU20がCCD132にシャッタ動作を行わせるセルフ撮影モードの設定を行える。
図3はカメラ100のブロック図である。カメラ100にはユーザがこのカメラ100を使用するときに種々の操作を行なうための操作部120が設けられている。この操作部120には、カメラ100を作動させるための電源投入用の電源スイッチ121、撮影と再生とを自在に切り替える切替レバー122、オート撮影やマニュアル撮影等を選択するためのモードダイヤル123、各種のメニューの設定や選択あるいはズームを行なうための十字キー124、閃光発光用スイッチ125、および十字キー124で選択されたメニューの実行やキャンセル等を行なうための情報位置指定キー126が備えられている。
また、カメラ100には、撮影画像や再生画像等を表示するための画像表示LCD102と、操作の手助けを行なうための操作LCD表示103が備えられている。
このカメラ100にはレリーズスイッチ104が配備されている。このレリーズスイッチ104によって撮影の開始指示がメインCPU20へと伝えられる。このカメラ100では撮影・再生切替レバー122によって撮影と再生との切り替えが自在になっていて、撮影を行なうときにはユーザによって撮影・再生切替レバー122が撮影側に切り替えられ、再生を行なうときには撮影・再生切替レバー122が再生側に切り替えられる。また、カメラ100には、閃光を発光する閃光発光管105aを有する閃光発光装置が配備されている。
また、カメラ100には、撮影レンズ101と、絞り131と、それら撮影レンズ101および絞り131を経由して結像された被写体像をアナログの画像信号に変換する撮像素子であるCCDセンサ132(以下CCD132と略記する)とが備えられている。CCD132は、詳細には、そのCCD132に照射された被写体光により発生した電荷を可変の電荷蓄積時間(露光期間)の間蓄積することにより画像信号を生成するものである。CCD132からは、CG部136から出力される垂直同期信号VDに同期したタイミングでフレーム毎の画像信号が順次出力される。
撮像素子にCCD132を用いた場合には、色偽信号やモアレ縞等の発生を防止するために、入射光内の不要な高周波成分を除去する光学的ローパスフィルタ132aが配設されている。また、入射光内の赤外線を吸収若しくは反射して、長波長域で感度が高いCCDセンサ132固有の感度特性を補正する赤外カットフィルタ132bが配設されている。光学的ローパスフィルタ132a及び赤外カットフィルタ132bの具体的な配設の態様は特に限定されない。
また、カメラ100には、CCDセンサ132からのアナログ画像信号が表わす被写体像のホワイトバランスを合わせるとともにその被写体像の階調特性における直線の傾き(γ)を調整し、さらにアナログ画像信号を増幅する増幅率可変の増幅器を含む白バランス・γ処理部133が備えられている。
さらに、カメラ100には、白バランス・γ処理部133からのアナログ信号をディジタルのR,G,B画像データにA/D変換するA/D部134と、そのA/D部134からのR,G,B画像データを格納するバッファメモリ135が備えられている。
A/D部134によって得られたR,G,B画像データは、AF検出部150にも入力される。AF検出部150は、R,G,B画像データを1画面の所定の分割エリア毎にかつ同じ色成分毎に積算平均し、さらにフレームごとに、全エリアのR,G,B画像データの積算平均値Ir,Ig,Ibを算出する。この積算平均値Ir,Ig,IbをR,G,Bの可視光の受光量とする。
ただし、R,G,Bの可視光の受光量Ir,Ig,Ibは、R、G、Bの可視光にそれぞれ感度を有するCCD132以外の受光センサ(図示せず)によって検出することも可能である。
また、カメラ100には、CG(クロックジェネレータ)部136と、測光・測距用CPU137と、充電・発光制御部138と、通信制御部139と、YC処理部140と、電源電池68とが備えられている。
CG部136は、CCDセンサ132を駆動するための垂直同期信号VD,高速掃き出しパルスPを含む駆動信号、白バランス・γ処理部133,A/D部134を制御する制御信号、および通信制御部139を制御する制御信号を出力する。また、このCG部136には、測光・測距用CPU137からの制御信号が入力される。
測光・測距用CPU137は、ズーム用モータ110、フォーカス用モータ111、絞り調整を行う絞り用モータ112を制御してズームレンズ101a、フォーカスレンズ101b、絞り131をそれぞれ駆動することにより測距を行ない、CG部136および充電・発光制御部138を制御する。ズーム用モータ110、フォーカス用モータ111、絞り用モータ112の駆動は、モータドライバ62によって制御され、モータドライバ62の制御コマンドは、測光・測距用CPU137あるいはメインCPU20から送られる。
測光・測距用CPU137は、レリーズスイッチ104が半押し(S1オン)されると、CCD132によって周期的(1/30秒から1/60秒ごと)に得られる画像データに基づいて被写体の明るさの測光(EV値の算出)を行う。
即ち、AE演算部151は、A/D変換部134から出力されたR、G、Bの画像信号を積算し、その積算値を測光・測距用CPU137に提供する。測光・測距用CPU137は、AE演算部151から入力する積算値に基づいて被写体の平均的な明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(EV値)を算出する。
そして、測光・測距用CPU137は、得られたEV値に基づいて絞り131の絞り値(F値)及びCCD132の電子シャッタ(シャッタスピード)を含む露出値を所定のプログラム線図にしたがって決定する(AE動作)。
レリーズスイッチ104が全押し(S2オン)されると、測光・測距用CPU137は、その決定した絞り値に基づいて絞り131を駆動し、絞り131の開口径を制御するとともに、決定したシャッタスピードに基づき、CG136を介してCCD132での電荷蓄積時間を制御する。
AE動作は、絞り優先AE,シャッタ速度優先AE,プログラムAEなどがあるが、いずれにおいても、被写体輝度を測定し、この被写体輝度の測光値に基づいて決められた露出値、すなわち絞り値とシャッタスピードとの組み合わせで撮影を行うことにより、適正な露光量で撮像されるように制御しており、面倒な露出決定の手間を省くことができる。
AF検出部150は、測光・測距CPU137により選定された検出範囲に対応する画像データをA/D変換部134から抽出する。焦点位置を検出する方法は、合焦位置で画像データの高周波成分が最大振幅になるという特徴を利用して行う。AF検出部150は、抽出された画像データの高周波成分を1フィールド期間積分することにより、振幅値を算出する。AF検出部150は、測光・測距CPU137がフォーカス用モータ110を駆動制御してフォーカスレンズ101aを可動範囲内、即ち無限遠側の端点(INF点)から至近側の端点(NEAR点)の間で移動させている間に順次振幅値の計算を実行し、最大振幅を検出した時に検出値を測光・測距CPU137に送信する。
測光・測距CPU137は、この検出値を取得して対応する合焦位置に、フォーカスレンズ101bを移動させるようにフォーカス用モータ111に指令を出す。フォーカス用モータ111は、測光・測距CPU137の指令に応じてフォーカスレンズ101bを合焦位置に移動させる(AF動作)。
測光・測距用CPU137は、メインCPU20とのCPU間通信によってレリーズスイッチ104と接続されており、ユーザによりレリーズスイッチ104が半押しされた時に、この合焦位置の検出が行われる。また、測光・測距用CPU137には、ズーム用モータ111が接続されており、メインCPU20が、ズームスイッチ127によってユーザからのTELE方向又はWIDE方向へのズームの指令を取得した場合に、ズーム用モータ110を駆動させることにより、ズームレンズ101aをWIDE端とTELE端との間で移動させる。
充電・発光制御部138は,閃光発光管105aを発光させるために電源電池68からの電力の供給を受けて図示しない閃光発光用のコンデンサを充電したり、その閃光発光管105aの発光を制御する。
充電・発光制御部138は,電源電池68の充電開始、レリーズスイッチ104の半押し・全押し操作信号等の各種の信号や、発光量、発光タイミングを示す信号をメインCPU20や測光・測距CPU137から取り込んだことに応じ、セルフタイマランプ105cやAF補助光105bへの電流供給制御を行い、所望の発光量が所望のタイミングで得られるように制御する。
なお、セルフタイマランプ105cはLEDで構成してもよく、AF補助光ランプ105bを構成するLEDと共通にしてもよい。
メインCPU20には、セルフタイマ回路83が接続されている。メインCPU20は、セルフ撮影モードが設定されている場合、レリーズスイッチ104の全押し信号に基づいて計時を行なう。この計時中に、メインCPU20は測光・測距CPU137を介し、残り時間に合わせて点滅速度をだんだんと早めながら、セルフタイマランプ105cを点滅させる。セルフタイマ回路83は、計時完了後に計時完了信号をメインCPU20に入力する。メインCPU20は、計時完了信号に基づいて、CCD132にシャッタ動作を実施させる。
通信制御部139には、通信ポート107が備えられており、この通信制御部139は、カメラ100により撮影された被写体の画像信号をUSB端子が備えられたパーソナルコンピュータ等の外部装置に出力し、およびこのような外部装置からカメラ100に画像信号を入力することにより、その外部装置との間のデータ通信を担うものである。また、このカメラ100は、ロール状の写真フイルムに写真撮影を行なう通常のカメラが有するISO感度100,200,400,1600等に切り替える機能を模擬した機能を有し、ISO感度400以上に切り替えられた場合、白バランス・γ処理部133の増幅器の増幅率が所定の増幅率を越えた高増幅率に設定された高感度モードとなる。通信制御部139は、高感度モードでの撮影中は、外部装置との通信を停止する。
また、カメラ100には、圧縮・伸長&ID抽出部143と、I/F部144が備えられている。圧縮・伸長&ID抽出部143は、バッファメモリ135に格納された画像データを、バスライン142を介して読み出して圧縮し、I/F部144を経由してメモリカード200に格納する。また、圧縮・伸長&ID抽出部143は、メモリカード200に格納された画像データの読み出しにあたり、メモリカード200固有の識別番号(ID)を抽出し、そのメモリカード200に格納された画像データを読み出して伸長し、バッファメモリ135に格納する。
また、カメラ100には、メインCPU20と、EEPROM146と、YC/RGB変換部147と、表示用のドライバ148とが備えられている。メインCPU20は、このカメラ100全体の制御を行なう。EEPROM146には、このカメラ100固有の固体データやプログラム等が格納されている。YC/RGB変換部147は、YC処理部140で生成されたカラー映像信号YCを3色のRGB信号に変換して表示用のドライバ148を経由して画像表示LCD102に出力する。
また、カメラ100は、AC電源から電力を得るためのACアダプタ48と電源電池68とが着脱可能な構成となっている。電源電池68は充電可能な二次電池、例えばニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池で構成される。電源電池68は使い切り型の一次電池、例えばリチウム電池、アルカリ電池で構成してもよい。電源電池68は図示しない電池収納室に装填することにより、カメラ100の各回路と電気的に接続される。
ACアダプタ48がカメラ100に装填されAC電源からACアダプタ48を介してカメラ100に電力が供給される場合には、電源電池68が電池収納室に装填されている場合であっても、優先的に当該ACアダプタ48から出力された電力がカメラ100の各部に駆動用の電力として供給される。また、ACアダプタ48が装填されておらず、かつ電源電池68が電池収納室に装填されている場合には、当該電源電池68から出力された電力がカメラ100の各部に駆動用の電力として供給される。
なお、図示しないが、カメラ100には、電池収納室内に収納される電源電池68とは別にバックアップ電池が設けられている。内蔵バックアップ電池には例えば専用の二次電池が用いられ、電源電池68によって充電される。バックアップ電池は、電源電池68の交換や取り外し等、電源電池68が電池収納室に装填されていない場合、カメラ100の基本機能に給電する。
即ち、電源電池68又はACアダプタ48からの電源供給が停止すると、バックアップ電池がスイッチング回路(図示せず)によってRTC15等に接続され、これらの回路に給電する。これにより、バックアップ電池29が寿命に達しない限り、RTC15等の基本機能には、電源供給が間断なく継続する。
RTC(Real Time Clock)15は計時専用のチップであり、電源電池68やACアダプタ48からの給電がオフされていてもバックアップ電池から電源供給を受けて継続的に動作する。
画像表示LCD102には透過型又は半透過型の液晶パネル71を背面側から照明するバックライト70が配設されており、省電力モードの場合には、メインCPU20によりそのバックライト70の明るさ(輝度)がバックライトドライバ72を介して制御され、バックライト70の消費電力が低減されるようになっている。また、省電力モードは、操作部120の情報位置指定キー126を押して画像表示LCD102にメニュー画面を表示させ、そのメニュー画面で所定の操作を行うことによってオン/オフを設定することができるようになっている。
カメラ100にはリモコン受光回路63が設けられている。リモコン受光回路63は、リモコン60から入射した赤外線信号をデジタル制御信号に変換してメインCPU20へ出力する。メインCPU20は、リモコン受光回路63から入力したデジタル制御信号に応じて各種動作を制御する。
図4はメインCPU20の実行するプログラムをブロックで概念的に示している。メインCPU20は、プログラムである顔抽出部20a、差分画像作成部20b、撮影者判断部20cを実行する。これらのプログラムはEEPROM146に記憶されており、CPU20により適宜RAM149に読み出されて実行される。
顔抽出部20aは、バッファメモリ135に一時記憶された撮影画像から人物の顔部分を含む領域である顔領域を抽出する。顔領域の抽出方法としては、例えば本出願人による特開平9−101579号公報「顔領域抽出方法及び複写条件決定方法」において開示された技術を適用することができる。この技術は、撮影した画像の各画素の色相が肌色の範囲に含まれるか否かを判定して肌色領域と非肌色領域とに分割すると共に、画像中のエッジを検出して画像中の各箇所をエッジ部分又は非エッジ部分に分類する。そして、肌色領域内に位置し非エッジ部分に分類された画素からなり、かつエッジ部分と判定された画素で囲まれた領域を顔候補領域として抽出し、抽出した顔候補領域が人物の顔に相当する領域かを判定し、この判定結果に基づき顔領域として抽出するものである。また、この他に、特開2003−209683号公報や特開2002−199221号公報に記載される方法で顔領域を抽出することもできる。
以下、図5のフローチャートに従い、本発明の好ましい第1の実施形態に係る撮影処理の流れを説明する。このフローチャートはカメラ100の実行する処理手順ないしカメラ100の実行するプログラムの処理ステップを示す。
S1では、まず、撮影者が任意に十字キー124やズームスイッチ127などを操作して画角を決めたあと、十字キー124を操作してセルフタイマ回路83によるセルフタイマ計時動作開始準備の設定を行う。
S2では、セルフタイマ計時動作開始準備の設定が行われたあと、レリーズスイッチ104が押下されることで、セルフタイマ回路83によるセルフタイマ計時動作が開始する。
S3では、セルフタイマ計時動作が開始してからセルフタイマ回路83によるセルフタイマ計時動作が完了するまでの間の所定の第1の時刻T1に(例えばレリーズスイッチ104が押下された時点で)、CCD132に電子シャッタ動作を行わせる。その結果CCD132から得られた画像信号のデジタルデータを、第1参照用画像(便宜上画像Aで表すこともある)としてバッファメモリ135に記憶する。
図6は第1参照用画像の一例を示す。参照用画像には、撮影者以外の被写体(ここでは一例として被写体OB1およびOB2)が含まれているものとする。
図5に戻ると、S4では、所定の第1の時刻T1からセルフタイマ回路83によるセルフタイマ計時動作が完了するまでの時刻で、撮影者自身が被写体の撮影位置に移動するのに十分な第2の時刻T2に到達したことに応じ、CCD132に電子シャッタ動作を行わせる。その結果CCD132から得られた画像信号のデジタルデータを、第2参照用画像(便宜上画像Bと称すこともある)としてバッファメモリ135に記憶する。
図7は第2参照用画像の一例を示す。記録用画像には、撮影者以外の被写体(ここでは一例として被写体OB1およびOB2)の他、撮影者自身が被写体OBSとして含まれているものとする。
図5に戻ると、S5では、差分画像作成部20bが、画像Aと画像Bとの差分画像(便宜上画像Cと称すこともある)を作成する。
図8は差分画像(画像C)の一例を示す。この図に示すように、画像Cは、画像Bから画像Aと同等の画素領域が除外されて残った領域(差分領域)が含まれるものであり、ここでは、画像Bから被写体OBS以外の部分(被写体OB1およびOB2が含まれる)が差分0の領域として取り除かれ、被写体OBSが残った状態となっている。
S6では、撮影者判断部20cが、差分画像(画像C)の中で、輝度レベルが所定の第1の閾値α以上の画素Xが少なくとも1つ存在するか否かを判断する。画素Xが少なくとも1つ存在する場合はS7に移行し、存在しない場合はS12に移行する。
この判断を行う実質的な理由は次の通りである。画像A記憶時と画像B記憶時の明るさが、太陽光の照度の変化やシャッタスピードの変化などによって変化し、撮影者(被写体OBS)の被写体像の構成画素と関係のない画素が差分領域の一部または全部となる場合もある。このため、輝度値が所定の閾値α以上でない微小な輝度差分を反映した画素だけで差分画像が構成されている場合、被写体OBSと相関のない画素だけで差分画像が構成されている、すなわち撮影者の被写体像が全く写っていないとみなし、後述するS12に移行する。輝度値が閾値αを超えるような画素が1つでもあれば、少なくとも撮影者の被写体像の一部が写っているとみなし、S7に移行する。
S7では、撮影者判断部20cが、画素Xが連続する領域、すなわち輝度値が所定の第1の閾値α以上の画素が連結してなる領域のうち、大きさが所定の第2の閾値(単位は画素数を表すピクセル)β以上のもの(これを領域Yで表す)が少なくとも1つ存在するか否かを判断する。大きさが所定の第2の閾値β以上の領域Yが少なくとも1つ存在すればS8に移行し、1つも存在しなければS12に移行する。
この判断を行う実質的な理由は次の通りである。撮影者以外の被写体や被写体以外の物体が自ら、あるいは風などの外的要因で微動し、これに起因して撮影者(被写体OBS)の構成画素と関係のない画素が差分領域の一部または全部となる場合もある。画素Xの連続する領域の大きさが所定の閾値β以上でない微小な領域ばかりである場合、被写体OBSと相関のない領域だけで差分画像が構成されている、すなわち撮影者の被写体像が写っているような領域が全くないとみなし、後述するS12に移行する。画素Xの連続する大きさが所定の閾値β以上の領域が1つでもあれば、少なくとも撮影者の被写体像の一部が写っているとみなし、S8に移行する。
S8では、顔抽出部20aが、領域Yから顔抽出を試みる。なお、上記のようにして存在が判定された領域Yから、さらに、被写体とそれ以外の背景との領域との境目すなわち被写体の輪郭を、領域拡張法などにより検出し、その輪郭の内部領域から顔抽出を試みてもよい。
S9では、撮影者判断部20cが、顔抽出部20aにより領域Yから顔抽出することができたか否かを判断する。領域Yから顔抽出できたと判断した場合はS10、顔抽出できなかった場合はS12に移行する。
S10では、撮影者判断部20cが、顔抽出部20aにより領域Yから抽出された顔が欠けていないか否かを判断する。例えば、抽出された顔の輪郭が画像の上下左右の端部と一致していれば、欠けていると判断する。顔が欠けていないと判断した場合はS11、欠けていると判断した場合はS12に移行する。
S11では、セルフタイマ回路83によるセルフタイマ計時動作が完了したことに応じて記録用画像信号をバッファメモリ135に記憶し、この画像信号をメモリカード200に圧縮記録する。
S12では、撮影者判断部20cがOSD信号発生回路148aを制御して、撮影者自身が正しく写っていない旨の警告メッセージを液晶パネル71に表示させる。なお、カメラ100が図示しない音声再生機構を備えていれば、撮影者判断部20cがこれを制御して、上記警告メッセージに相当する内容の警告音声を再生してもよい。あるいは、カメラ100が図示しない警告ランプを備えていれば、撮影者判断部20cがこれを制御して点滅あるいは点滅させてもよい。要するに、警告の通知の仕方は特に限定されない。
任意の方法で警告を行った後は、セルフタイマ回路83によるセルフタイマ計時動作を中止してS1に戻る。撮影者は画角設定から速やかにやり直すことができ、他の被写体に迷惑がかからない。
この処理によると、セルフタイマ機能により撮影者自身を被写体として写真を撮影するときに、撮影者自身が画角から外れてしまっていると警告が発せられ、撮影者に画角の再設定と再撮影を促す。このため、従来のように、撮影者自身が画角から外れてしまっていてもそれに気づかず記録してしまい、記録後にはじめて撮影者自身の画角外れに気づくということがなくなる。
<第2実施形態>
図9は本発明の好ましい第2の実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャートである。
処理ステップS21〜S27は、それぞれ第1実施形態の処理ステップS1〜S7と同様の内容であるため、説明は省略する。
処理ステップS28では、第1実施形態と異なり、領域Yそのものが欠けていないか否かを判断する。領域Yが欠けていない場合はS29に移行し、欠けている場合はS30に移行する。その後の処理ステップS29、S30、S31はそれぞれ、第1実施形態の処理ステップS11、S12、S13と同様の内容であるため、説明は省略する。
この処理によれば、撮影者の顔だけでなく、顔を含む全身が欠けている場合、撮影者に警告を発し、再撮影を促すことができる。
<第3実施形態>
図10は本発明の好ましい第3の実施形態に係るカメラ100のCPU20の実行するプログラムをブロックで概念的に示している。CPU20は、プログラムであるズームアウト制御部20dをさらに実行する。ズームアウト制御部20d以外のプログラムの機能は第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
図11は本発明の好ましい第3の実施形態に係る撮影者本人撮影処理の流れを示すフローチャートである。
処理ステップS41〜S51は、以下の点を除き、それぞれ第1実施形態の処理ステップS1〜S11と同様の内容である。
S46においては、後述する差分画像Fが作成されていれば、差分画像Fについて所定の輝度α以上の画素Xが存在するか否かを判断する。差分画像Fが作成されていなければ差分画像Cについて画素Xが存在するか否かを判断する。
S46において画素Xが存在しないと判断された場合、あるいはS47において領域Yが存在しないと判断された場合、あるいはS49において顔抽出が正常に完了しなかったはS52に移行する。また、S50において顔が欠けていると判断された場合はS54に移行する。
S52では、現在レンズ鏡胴60がワイド端に到達しているか否かを判断する。レンズ鏡胴60がワイド端に到達していると判断された場合はS56へ移行し、ワイド端に到達していないと判断された場合はS53へ移行する。
S53では、ズームアウト制御部20dは、モータドライバ62を制御し、レンズ鏡胴60を第1の所定量W1だけワイド端に移動させることでズームアウトする。第1の所定量W1は、レンズ鏡胴60がテレ端からワイド端に至るまでの総距離を段階的に等分する量に相当する。その後、ステップS57に進む。
S54では、現在レンズ鏡胴60がワイド端に到達しているか否かを判断する。レンズ鏡胴60がワイド端に到達していると判断された場合はS56へ移行し、ワイド端に到達していないと判断された場合はS55へ移行する。
S53では、ズームアウト制御部20dは、モータドライバ62を制御し、レンズ鏡胴60を第2の所定量W2だけワイド端に移動させることでズームアウトする。第2の所定量W2は、レンズ鏡胴60がテレ端からワイド端に至るまでの総距離を段階的に等分する量に相当し、かつ第1の所定量W1よりも小さい。その後、ステップS57に進む。
S57では、レンズ鏡胴60が第1の所定量W1または第2の所定量W2だけ移動した後、CCD132に電子シャッタ動作を行わせて画像信号を取得し、これを第3参照用画像(画像D)としてバッファメモリ135に記憶する。
S58では、第1参照用画像(画像A)が、第3参照用画像(画像D)と同倍率となるよう縮小し、その縮小画像を第4参照用画像(画像E)としてバッファメモリ135に記憶する。
S59では、差分画像作成部20bが、画像Dと画像Eとの差分画像(画像F)を作成する。その後S46に戻る。
図12は画像A、図13は画像B、図14は画像C,図15は画像D、図16は画像E、図17は差分画像Fの一例を示す。
画像Aに撮影者以外の被写体が画角に収まっていたとしても(図12)、撮影者自身も一緒に被写体になろうとした場合、自分自身の画角調整ができず、画角から外れてしまうことがある(図13)。この場合、差分画像Cは画角から外れた撮影者自身の一部となろう(図14)。この場合、本実施形態では、第1ないし第2実施形態と異なり、撮影者自身が画角に収まるまで意図的にズームアウトを繰り返す。ズームアウトの繰り返しにより撮影者自身が被写体として画角に収まると、その画像を画像Dとして記憶する(図15)。
一方、画像Bに対する画像Dの縮小率と同一の縮小率によって画像Aを縮小し、画像Eを得る(図16)。すなわち、撮影者自身が被写体として画角に収まっている画像Dと、撮影者自身がそもそも被写体として存在していない画像Eは、同じ倍率である。
ここでさらに、画像Dと画像Eの差分画像Fを作成する。ただし、画像Dは、画像Eの画角に入らなかったような周縁部分も画角に収めているから、画像Eとの差分というものが存在しない。このため、この画像Dの周縁部分は、差分画像Fの一部として強制的に残す(図17)。
S48以降では、差分画像Fの領域Yから顔抽出が行われ、顔が欠けていなければ画像記録動作が行われる。顔が欠けていると判断されていても、ワイド端に達する限りズームアウトが繰り返され、顔の欠けが可及的に解消される。
また、顔が検出されない場合は比較的大きな第1の所定量W1でのズームアウト(S53)、顔が検出されても欠けている場合は比較的小さな第2の所定量W2でのズームアウトとなる(S55)。顔が検出されない場合は撮影者の画角外れの度合が大きいと考えられるから比較的大きな移動量でズームアウトすることで素早く効率的に撮影者の顔を画角内に捉えることができる。また、顔が検出されても欠けている場合は比較的小さな移動量でズームアウトすることで必要最小限のズームアウトで撮影者の顔を画角内に捉えることができる。
<第4実施形態>
第3実施形態の処理では、顔の欠けが存在すると判断されたことに応じてズームアウトを行う。ただし、領域Yの欠けが存在すると判断されたことに応じてズームアウトしてもよい。
図18は第4実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャートである。
S61〜S67はそれぞれ第3実施形態のS41〜S47と同様の処理である。
S70では、第2実施形態のS28と同様、領域Yに欠けが存在するか否かを判断する。欠けが存在する場合はS71に移行し、欠けが存在する場合はS74に移行する。
S71〜79は、第3実施形態のS51〜S59と同様の処理である。
この処理によれば、差分画像Fの領域Yが欠けていなければ画像記録動作が行われる。領域Yが欠けていると判断されていても、ワイド端に達する限りズームアウトが繰り返され、領域Yの欠けすなわち撮影者自身の体の画角外れが可及的に解消される。
また、画素Xが存在しない場合すなわち撮影者と相関のある画素が全然ないか、あるいは画素Xの連続する領域すなわち撮影者と相関のある領域が全然ない場合は比較的大きな第1の所定量W1でのズームアウト(S73)し、領域Yが存在していても欠けている場合は比較的小さな第2の所定量W2でのズームアウトする(S75)。領域Yが存在しないか、あるいは画素Xが存在しない場合は撮影者の画角外れの度合が大きいと考えられるから比較的大きな移動量でズームアウトすることで素早く効率的に撮影者の全体を画角内に捉えることができる。また、領域Yが存在していても欠けている場合は比較的小さな移動量でズームアウトすることで必要最小限のズームアウトで撮影者の全体を画角内に捉えることができる。
<第5実施形態>
第1〜4実施形態の撮影処理のいずれか1つをユーザが任意に選択して実行できるようにしてもよい。
図19に例示するように、各撮影処理が実行する固有の処理内容に相当する項目を列挙したメニューをLCD102に表示し、操作部120の操作に従って第1〜4実施形態の撮影処理のうちいずれか1つの処理が特定されるように項目を1または複数選択させる。カメラ100はこのようにして一意的に特定した処理を実行する。
図19において、「顔検出」項目I1が選択されると、顔検出を行う第1または第3実施形態の処理が特定される。「人物検出」項目I1が選択されると、顔検出を行わない第2または第4実施形態の処理が特定される。「警告のみ」項目I3が選択されると、警告を行う第1または第2実施形態の処理が特定される。「ズームアウト」項目I4が選択されると、ズームアウトを行う第3または第4実施形態の処理が特定される。
「顔検出」項目I1が選択され、かつ「警告のみ」項目I3が選択されると、第1実施形態の処理が特定される。
あるいは、「人物検出」項目I2が選択され、かつ「警告のみ」項目I3が選択されると、第2実施形態の処理が実行される。
あるいは、「顔検出」項目I1が選択され、かつ「自動ズームアウト」項目I4が選択されると、第3実施形態の処理が実行される。なお、図18では、「顔検出」項目I1と「自動ズームアウト」項目I4が選択された状態を示している。
あるいは、「人物検出」項目I2が選択され、かつ「自動ズームアウト」項目I4が選択されると、第4実施形態の処理が実行される。
このように、ユーザがメニューから任意に項目を選択することでユーザの好みに応じていずれかの処理を選択的に実行させることができる。
<第6実施形態>
リモコン60による撮影開始指示が可能であれば、リモコン60の操作に応じて画像A、Bを取得するようにしてもよい。
図20は第6実施形態に係る撮影者自身撮影処理の流れを示すフローチャートである。
S81、S85〜S93は、それぞれ第1実施形態のS1、S5〜S13と同様の処理内容である。
S83−1では、リモコン受光回路63がリモコン60から画像Aの取得を開始する赤外線信号の入力を受け付け、該信号をデジタル制御信号に変換してメインCPU20に出力する。
S83−2では、リモコン受光回路63から画像Aの取得を開始する制御信号が入力されたことに応じ、CCD132に電子シャッタ動作を行わせる。この結果得られた画像データを画像Aとしてバッファメモリ135に記憶する。
S84−1では、リモコン受光回路63がリモコン60から画像Bの取得を開始する赤外線信号の入力を受け付け、該信号をデジタル制御信号に変換してメインCPU20に出力する。
S84−2では、リモコン受光回路63から画像Bの取得を開始する制御信号が入力されたことに応じ、CCD132に電子シャッタ動作を行わせる。この結果得られた画像データを画像Bとしてバッファメモリ135に記憶する。
このように、本実施形態では、リモコン60による遠隔操作に応じて画像A、Bを取り込む。こうすれば、撮影者自身が画角に入っていない時点あるいは入ったと判断した時点で画像A、Bを取り込むことができるから、第1実施形態のように予め決められた第2の時刻T2までにあせって撮影位置に移動する必要はなく、撮影者自身の画角外れの防止に役立つ。
デジタルカメラの正面図 デジタルカメラの背面図 デジタルカメラのブロック構成図 第1実施形態に係るメインCPUの実行するプログラムをブロックで概念的に示した図 第1実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャート 第1参照用画像の一例を示す図 第2参照用画像の一例を示す図 差分画像の一例を示す図 第2実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャート 第3実施形態に係るメインCPUの実行するプログラムをブロックで概念的に示した図 第3実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャート 画像Aの一例を示す図 画像Bの一例を示す図 画像Cの一例を示す図 画像Dの一例を示す図 画像Eの一例を示す図 画像Fの一例を示す図 第4実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャート メニュー画面の表示例を示す図 第6実施形態に係る撮影処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
14:発光制御CPU、17:LED群、19:LEDドライバ、16:通信用発光装置、20:メインCPU、60:レンズ鏡胴、61:レンズカバー、62:モータドライバ、63:赤外線受光回路、101:撮影レンズ、101a:ズームレンズ、101b:フォーカスレンズ、110:ズーム用モータ、111:フォーカス用モータ、112:絞り用モータ、114:レンズカバー用モータ、127:ズームスイッチ、131:絞り、132:CCD、134:A/D変換部、150:AF検出部、151:AE演算部、20a:顔抽出部、20b:差分画像作成部、20c:撮影者判断部、20d:ズームアウト制御部

Claims (16)

  1. フォーカスレンズ及びズームレンズを含む撮影レンズによって結像した被写体像を撮像信号に光電変換して出力する撮像素子、前記撮像素子から出力された撮像信号を画像データに変換して出力する画像データ変換部、少なくとも前記画像データ変換部の出力した画像データを一時的に記憶する記憶部、前記記憶部に記憶された画像データを所定の記録媒体に記録する記録部、撮像開始の入力操作を受け付ける撮像指示部、前記撮像指示部が前記撮像開始の入力操作を受け付けたことに応じて前記撮像素子の露光を制御するシャッタ制御部を備える撮像装置であって、
    前記記憶部は、前記シャッタ制御部による前記撮像素子の2度の露光の制御の結果、前記画像データ変換部から出力された撮影者自身を被写体像に含まない画像データである第1の画像および撮影者自身を被写体像に含む画像データである第2の画像を記憶し、
    前記記憶部に記憶された前記第1の画像と前記第2の画像との差分画像を作成する差分画像作成部と、
    前記差分画像作成部の作成した差分画像の中に、前記撮影者と相関する連続領域が存在するか否かを判断する撮影者判断部と、
    前記差分画像の中に存在すると判断された前記撮影者と相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されているか否かを判断する切断判断部と、
    を備え、
    前記記録部は前記切断判断部が前記撮影者に相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断したことに応じて前記記憶部に記憶された第2の画像データもしくは前記第2の画像データよりも後に前記記憶部に記憶された画像データを記録する撮像装置。
  2. 前記撮影者と相関する連続領域から人物の顔を抽出する顔抽出部をさらに備え、
    前記切断判断部は前記顔抽出部の抽出した顔が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されているか否かを判断し、
    前記記録部は前記切断判断部が前記顔抽出部の抽出した顔が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断したことに応じて前記記憶部に記憶された第2の画像データもしくは前記第2の画像データよりも後に前記記憶部に記憶された画像データを記録する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮影者判断部は、前記差分画像作成部の作成した差分画像の中に、所定の輝度閾値を上回る画素が存在し、かつ前記所定の輝度閾値を上回る画素が連結してなる連続領域の画素サイズが所定の画素サイズ閾値を上回っている場合、前記撮影者と相関する連続領域が存在すると判断する請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記ズームレンズを駆動して広角側と望遠側との間で移動させるズーム用モータ、前記ズーム用モータの駆動を制御するズーム制御部を備え、
    前記ズーム制御部は、前記切断判断部が前記撮影者と相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていると判断したことに応じ、前記切断判断部が前記撮影者と相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断するまで前記ズームレンズを駆動して広角側に所定量ずつ順次移動させる請求項1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. セルフ撮影モードを設定するセルフ撮影設定部、前記セルフ撮影設定部により前記セルフ撮影モードが設定された状態において、前記撮像指示部が前記撮像開始の入力操作を受け付けたことに応じ、所定の期間の経過を計時するセルフタイマ回路をさらに備え、
    前記シャッタ制御部は、前記セルフタイマ回路による前記所定の期間の経過の計時が開始してから完了するまでの間に前記撮像素子が2度露光するよう制御し、
    前記記憶部は、前記シャッタ制御部による2度の露光の制御の結果、前記画像データ変換部から先に出力された画像データおよび後に出力された画像データをそれぞれ前記第1の画像および前記第2の画像として記憶する請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記撮像指示部は撮像開始の遠隔入力操作を受け付け、
    前記シャッタ制御部は前記撮像指示部が前記撮像開始の遠隔入力操作を受け付けたことに応じて前記撮像素子の露光を制御し、
    前記記憶部は、前記撮像指示部が2度の撮像開始の遠隔入力操作を受け付けた結果、前記画像データ変換部から先に出力された画像データおよび後に出力された画像データをそれぞれ第1の画像および第2の画像として記憶する請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記切断判断部が前記撮影者に相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていると判断したことに応じて警告を発する警告部をさらに備える請求項1〜6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記切断判断部は前記撮影者に相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の下端以外の周縁部で切断されているか否かを判断する請求項1〜7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. フォーカスレンズ及びズームレンズを含む撮影レンズによって結像した被写体像を撮像信号に光電変換して出力する撮像素子、前記撮像素子から出力された撮像信号を画像データに変換して出力する画像データ変換部、少なくとも前記画像データ変換部の出力した画像データを一時的に記憶する記憶部、前記記憶部に記憶された画像データを所定の記録媒体に記録する記録部、撮像開始の入力操作を受け付ける撮像指示部、前記撮像指示部が前記撮像開始の入力操作を受け付けたことに応じて前記撮像素子の露光を制御するシャッタ制御部を備える撮像装置で用いられる撮像方法あって、
    前記シャッタ制御部による前記撮像素子の2度の露光の制御の結果、前記画像データ変換部から出力された撮影者自身を被写体像に含まない画像データである第1の画像および撮影者自身を被写体像に含む画像データである第2の画像を前記記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記第1の画像と前記第2の画像との差分画像を作成するステップと、
    前記差分画像の中に、前記撮影者と相関する連続領域が存在するか否かを判断するステップと、
    前記差分画像の中に存在すると判断された前記撮影者と相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されているか否かを判断するステップと、
    前記撮影者に相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断したことに応じて前記記憶部に記憶された第2の画像データもしくは前記第2の画像データよりも後に前記記憶部に記憶された画像データを記録するステップと、
    を含む撮像方法。
  10. 前記撮影者と相関する連続領域から人物の顔を抽出するステップと、
    前記抽出した顔が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されているか否かを判断するステップと、
    前記抽出した顔が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断したことに応じて前記記憶部に記憶された第2の画像データもしくは前記第2の画像データよりも後に前記記憶部に記憶された画像データを記録するステップと、
    をさらに含む請求項9に記載の撮像方法。
  11. 前記差分画像の中に、所定の輝度閾値を上回る画素が存在するステップと、かつ前記所定の輝度閾値を上回る画素が連結してなる連続領域の画素サイズが所定の画素サイズ閾値を上回っている場合、前記撮影者と相関する連続領域が存在すると判断するステップをさらに含む請求項9または10に記載の撮像方法。
  12. 前記撮影者と相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていると判断されたことに応じ、前記撮影者と相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていないと判断されるまで前記ズームレンズを駆動して広角側に所定量ずつ順次移動させるステップをさらに含む請求項9〜11のいずれかに記載の撮像方法。
  13. セルフタイマ回路による所定の期間の経過の計時が開始してから完了するまでの間に前記撮像素子が2度露光するよう制御するステップと、
    前記撮像素子の2度の露光の制御の結果、前記画像データ変換部から先に出力された画像データおよび後に出力された画像データをそれぞれ前記第1の画像および前記第2の画像として前記記憶部に記憶するステップと、
    をさらに含む請求項9〜12のいずれかに記載の撮像方法。
  14. 撮像開始の遠隔入力操作を受け付ける撮像指示部が2度の撮像開始の遠隔入力操作を受け付けたことに応じて前記撮像素子の露光を制御するステップと、
    前記画像データ変換部から先に出力された画像データおよび後に出力された画像データをそれぞれ第1の画像および第2の画像として前記記憶部に記憶するステップと、
    をさらに含む請求項9〜13のいずれかに記載の撮像方法。
  15. 前記撮影者に相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の周縁部で切断されていると判断したことに応じて警告を発するステップをさらに含む請求項9〜14のいずれかに記載の撮像方法。
  16. 前記撮影者に相関する連続領域が前記撮像素子の撮像範囲の下端以外の周縁部で切断されているか否かを判断するステップをさらに含む請求項9〜15のいずれかに記載の撮像方法。
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