JP2007163264A - シリンジのガスケット位置補正装置 - Google Patents

シリンジのガスケット位置補正装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007163264A
JP2007163264A JP2005359052A JP2005359052A JP2007163264A JP 2007163264 A JP2007163264 A JP 2007163264A JP 2005359052 A JP2005359052 A JP 2005359052A JP 2005359052 A JP2005359052 A JP 2005359052A JP 2007163264 A JP2007163264 A JP 2007163264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
syringe
gasket
distance
container
pressing surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005359052A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4702030B2 (ja
Inventor
Masataka Murahama
政貴 村浜
Tomonari Takase
智成 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP2005359052A priority Critical patent/JP4702030B2/ja
Publication of JP2007163264A publication Critical patent/JP2007163264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4702030B2 publication Critical patent/JP4702030B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】全てのシリンジ12のガスケット13aの位置を零点に揃える。
【解決手段】シリンジ12内にガスケット13aが挿入され、このガスケット13aにプランジャロッド13bが連結されている。作業ロボット4にはこのプランジャロッド13bの押圧面13cに係合可能なプレート84が取り付けられている。シリンジ12はトレイ16に保持されており、このトレイ16の基準位置Sと、ガスケット13aが最も奥まで押し込まれた状態の時のプランジャロッド13bの押圧面13cとの距離Lを、ロボット4が記憶しておき、前記プレート84によって、基準位置Sとプランジャロッド13bの押圧面13cとの距離が前記記憶した距離Lになるようにプランジャロッド13bを押し込む。
【選択図】図8

Description

本発明は、バイアル等の検体容器からシリンジによって薬液を採取する技術にかかり、特に、薬液を採取するシリンジのガスケット位置を補正して、シリンジによる薬液の採取量を正確に一定とすることを可能にしたシリンジのガスケット位置補正装置に関するものである。
バイアル等の検体容器に充填されている薬液を採取し、培養液が入った培養容器に注入して、所定期間培養室で培養した後、前記薬液が細菌等に汚染されているか否かを検出する培養試験が行われている。このような培養試験を行う「バイアル等の自動無菌試験操作装置」がすでに知られている(特許文献1参照)。
前記特許文献1に記載された装置は、ロボット室内にロボットを配置し、このロボット室にワーク着脱テーブルを有するストッカー室を結合しており、ロボット室内に処理容器およびポンプ等の処理機材一式が配置されたワークベースを搬入し、ワークベースごとに処理を行う。この特許文献1の装置はロボットにより吸引作業を行うが、検体容器から薬液等の検体を吸引する吸引手段としてポンプを用いており、吸引した検体を他の培養容器に充填するようにしている。
前記のように検体容器から検体を採取し、培養するための培養容器に充填する手段として、前記ポンプに代えてシリンジを用いたものが知られている。
検体の採取手段として用いるシリンジは、通常1つずつ包装されており、作業者が包装を破いてシリンジを取り出している。このシリンジは、内部に挿入されたガスケットにプランジャロッドを介してプランジャが連結されており、このプランジャの操作によりガスケットをシリンジ内で進退動させることにより、検体の吸引および放出を行うようになっているが、各シリンジのガスケットの位置が同一ではなく不揃いであるため、従来は作業者が肉眼で確認して、プランジャを押し、ガスケットをシリンジの最も奥(零点位置)まで押し込んでその位置を揃え、各シリンジが正確に一定量の検体を吸引できるようにしている。
特許第3684250号公報(第4−12頁、図1)
従来は、人手によりシリンジのガスケットの位置を零点位置に揃えるようにしている。このように人手を介在させると、無菌環境を維持しにくい。また、ガスケット位置の補正をし忘れるおそれもあり、このような場合には検体液の抽出量が一定にならないという問題が発生する。
本発明は、ガスケットに連結されるとともに、押圧面を有するプランジャロッドが装着されたシリンジを保持するシリンジ保持手段と、前記押圧面と係合可能なプレートが取り付けられた作業ロボットとを備え、前記作業ロボットが、前記ガスケットの最も押し込まれた状態での、前記シリンジ保持手段の基準位置から前記押圧面までの距離を記憶するとともに、前記プレートを、前記基準位置から前記記憶した距離よりも大きな距離に位置させた後、前記プレートと前記基準位置との距離が前記記憶した距離となるまで前記プレートと前記シリンジ保持手段とを相対的に移動させることにより、前記ガスケットをシリンジの最も内部側に位置させることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、ガスケットに連結されるとともに、押圧面を有するプランジャロッドが装着されたシリンジを保持するシリンジ保持具と、前記シリンジ保持具が取り付けられた作業ロボットと、前記押圧面と係合可能なプレートとを備え、前記作業ロボットは、前記シリンジ保持具によってシリンジの所定位置を把持するとともに、前記ガスケットが最も押し込まれた状態での、前記所定位置から押圧面までの距離を記憶し、前記作業ロボットにより、前記プレートと前記所定位置との距離が前記記憶した距離よりも大きい距離となるようにシリンジを位置させた後に、前記プレートと前記所定位置との距離を前記記憶した距離となるまで、前記プレートとシリンジ保持具とを相対的に移動させることにより、前記ガスケットをシリンジの最も内部に位置させることを特徴とするものである。
本発明に係るシリンジのガスケット位置補正装置は、作業ロボットを用いてシリンジ内のガスケットの位置補正を行うので、無菌環境を損なうおそれがなく、また、補正し忘れることがなく、シリンジによって常に正確な液量を抽出することができる。
内部に進退動可能に挿入されたガスケットにプランジャロッドが連結されたシリンジを保持するシリンジ保持手段と、前記プランジャロッドの押圧面に係合可能なプレートが取り付けられた作業ロボットとを備え、前記作業ロボットに、前記ガスケットがシリンジ内の最も押し込まれた状態での、プランジャロッドの押圧面とシリンジ保持手段の基準位置との距離を記憶させ、プレートを、前記基準位置から前記記憶した距離よりも大きい距離に位置させた後、プレートと支持手段とを相対的に移動させて、プランジャロッドの押圧面と基準位置との距離を前記記憶した距離に一致させるという構成により、シリンジ内のガスケットを全てシリンジの最も内部の位置に揃えることができる。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係るシリンジのガスケット位置補正装置を備えた培養試験装置の全体の構成を示す平面図である。この装置は、無菌チャンバー2内に作業ロボット4が設置され、このロボット4の作業範囲内にキャッパ等の各種処理手段が配置され、検体容器(この実施例ではバイアル)内に充填されている薬液をシリンジによって採取し、この採取した薬液を培地容器内に注入するようになっている。なお、この実施例の無菌チャンバー2は、天井から無菌エアを吹き出して内部の清浄環境を維持しているが、完全な無菌状態を維持したチャンバーである必要はない。また、作業ロボット4には、後に順次説明するように、バイアルを収容した保護容器を把持する保護容器用グリッパ、シリンジの円筒部を把持するシリンジ用グリッパ、あるいはシリンジのプランジャロッドを押圧するプレート等各種の作業を行うためのグリッパやプレート類が選択可能に備えられている。
無菌チャンバー2の一方の壁面(図2の左側の壁面)2aに容器等の出し入れを行う開閉扉6が設けられている。この開閉扉6の内部側にトレイ置き場Pがあり、薬液が充填され、キャップ付きの保護容器(鉛容器)8内に収容されたたバイアル10(後に説明する図9(f)参照)およびシリンジ12と培地容器14が、供給トレイ16上の所定の位置に起立した状態で保持され、人手によってこの無菌チャンバー2内のトレイ置き場Pに供給される。なお、この供給トレイ16には、後に説明する培地容器14を載せるスペース18が設けられており、薬液が注入された培地容器14が、このトレイ16上に載せられて無菌チャンバー2内から取り出される。
この実施例で使用されるシリンジ12について、図5により簡単に説明する。シリンジ12は、円筒部12aの一端に注射針(液体採取用の針)11aを取り付ける小径部12bが、そして、他端のガスケット13aを挿入する側の開口部にフランジ12cが形成されている。前記小径部12bに、保持カップ11bを介して注射針11aが取り付けられる。さらに、その外側から保護キャップ20が被せられる(図7参照)。フランジ12c側の開口部から円筒部12a内に挿入されたガスケット13aには、プランジャロッド13bが連結されており、このプランジャロッド13bの押圧面13cを操作することによって、ガスケット13aをシリンジ12の円筒部12a内で進退動させて、円筒部12a内に薬液を吸引し、また、その薬液を放出することができる。
無菌チャンバー2内には、図1の左側から順に、シリンジ12の保護キャップ20を外す保護キャップ外し機構22、前記バイアル10の保護容器である鉛容器8のキャップ8a(図2参照)を外し、またバイアル10からの薬液の採取後にそのキャップ8aを装着する保護容器用キャッパ・デキャッパ24、保護容器8内に収容されているバイアル10およびシリンジ12を固定し、一体的に反転させて倒立状態にする固定・回転装置26、シリンジ12によってバイアル10から採取した薬液を、培地容器14内に注入する注入ステーション28、培地容器14のキャップ14a(図6参照)を外し、また、薬液をこの培地容器14内に注入した後に前記キャップ14aを装着する培地容器用キャッパ・デキャッパ30が配置されている。さらに、無菌チャンバー2内の、図1の上方の角には、バイアル10からの薬液採取作業が終了した保護容器8を無菌チャンバー2の外部に搬出する保護容器排出コンベヤ32が設置されている。
前記供給トレイ16には、保護容器8を起立した状態で保持する保護容器保持孔、シリンジ12を注射針11aを下方に向けた状態で挿入して保持するシリンジ保持孔、培地容器14を起立した状態で挿入して保持する培地容器保持孔が、それぞれ3個ずつ並べて設けられており、各孔にそれぞれ保護容器8、シリンジ12および培地容器14を直立した状態で挿入して保持させる。
保護容器用キャッパ・デキャッパ24は、図2に示すように、無菌チャンバー2の底面2a上に直立して固定されたシリンダ34のピストンロッド34aの上端に、水平な昇降ヘッド36が固定され、この昇降ヘッド36の先端部寄りに下向きの吸着パッド38が取り付けられている。この吸着パッド38の下方に、前記作動ロボット4のハンド4aに取り付けられている保護容器用グリッパ40が保持している保護容器8が供給されると、前記シリンダ34の作動によって吸着パッド38が下降し、保護容器8のキャップ8aを吸着する。その後、シリンダ34によって吸着パッド38を上昇させて保護容器8のキャップ8aを上方へ外す(図2に示す状態)。
固定・回転装置26は、図3および図4に示すように、可動ベース42上に設置され、保護容器8を把持する一対の保護容器固定グリッパ44と、保護容器8内に収容されているバイアル10の保護容器8内での位置決めを行うセンタリングガイド46と、このセンタリングガイド46の上方でシリンジ12を保持するシリンジ固定グリッパ48とを備えている。そして、可動ベース42上に設置されたこれら保護容器固定グリッパ44と、センタリングガイド46およびシリンジ固定グリッパ48は、ロータリアクチュエータ50の作動によって、可動ベース42ごと反転されるようになっている。
前記保護容器固定グリッパ44は、可動ベース42上に直立して固定された一対の支柱52上に、それぞれ固定されている一対の水平なエアシリンダ54の、ピストンロッド54aの先端に取り付けられて互いに向かい合っており、両エアシリンダ54の作動によって接近離隔し、接近時には支持台55上に載置された保護容器8を把持し、また離隔時には保護容器8を解放するようになっている。これら保護容器固定グリッパ44は、把持している保護容器8が倒立状態になっても位置がずれないように、確実に固定できるようになっている。
センタリングガイド46は、後に説明する図9(g)に示すように環状をしており、前記可動ベース42上に直立して設置された一対のシリンダ56の、ピストンロッド56aの上端間に取り付けられた水平プレート58の下面側に固定されている。このセンタリングガイド46は、保護容器8が供給される時には、図3に示すように水平プレート58とともに上昇し、可動ベース42がロータリアクチュエータ50によって回転する際には、下降して保護容器8内に収容されているバイアル10の位置決めを行う。水平プレート58には、前記環状のセンタリングガイド46の中央の円形穴46aに連通する貫通穴58a(図9(a)参照)が形成されており、この貫通穴58a内をシリンジ12の先端に取り付けられた液体採取用の針11aが挿通される。
シリンジ固定グリッパ48は、開閉用シリンダ60によって開閉する一対のロッド60aの先端に取り付けられており、開閉用シリンダ60の作動により接近離隔することによってシリンジ12を把持し、また解放する。これら両グリッパ48は前記水平プレート58の外側からその上方に向かって伸びており、互いに接近してシリンジ12を把持した時には、シリンジ12の中心が、前記センタリングガイド46の中心に位置するようになっている。
前記固定・回転装置26に隣接して、注入ステーション28が配置されている。この注入ステーション28には、図5に示すように、培地容器14を保持する培地容器保持グリッパ62と、シリンジ12のプランジャロッド12bの押圧面13cを押圧してシリンジ12内に収容されている薬液を培地容器14に注入する注入機構が設けられている。培地容器保持グリッパ62は、前記無菌チャンバー2の底面2aに固定された支柱62a上に取り付けられており、培地容器14を直立した状態でグリップする。注入機構は、前記底面2a上に直立して配置された昇降用サーボシリンダ64と、このサーボシリンダ64のピストンロッド64aの上端に取り付けられた水平シリンダ66と、この水平シリンダ66のピストンロッド66aの先端に取り付けられて水平方向に進退動するプランジャ押し込みプレート68を備えている。
さらに、図1の最も右端側には、培地容器14のキャップ14aを外し、シリンジ12から薬液を注入した後、このキャップ14aを再び培地容器14に装着する培地容器用キャッパ・デキャッパ30が配置されている(図6参照)。この実施例の培地容器14は回転式のキャップ14aが装着されているので、この培地用キャッパ・デキャッパ30は回転可能なキャッピングヘッド70を備えている。直立した支柱69上に固定された水平な支持体72に、下端にキャッピングヘッド70が設けられた回転軸74が回転自在に支持され、モーター76の駆動によりこのキャッピングヘッド70を正逆回転させることにより、培地容器14のキャップ14aを外し、また、キャップ14aを装着する。この培地容器用キャッパ・デキャッパ30では、前記作業ロボット4のハンド4aに取り付けられた培地容器用グリッパ78によって培地容器14をグリップして、前記キャッピングヘッド70の下方に移動させ、さらに上昇させて、培地容器14のキャップ14aをキャッピングヘッド70に係合させ、その後、キャッピングヘッド70を回転させることによりキャップ14aを外す。また、キャッピングヘッド70を逆回転させることによりキャップ14aを培地容器14に螺合する。
前記トレイ置き場Pに隣接して配置された保護キャップ外し機構22は、図7に示すように、シリンジ12の先端小径部12bに取り付けられている保持カップ11bを把持するグリッパ80を備えている。この実施例のシリンジ12は、先端小径部12bに注射針11aが保持カップ11bを介して取り付けられており、さらに、この注射針11aおよび保持カップ11bの外側に保護キャップ20が被せられている。この保護キャップ外し機構22では、前記保持カップ把持グリッパ80によって保持カップ11bを把持している状態で、作業ロボット4のハンド4aに取り付けた保護キャップ用グリッパ82によって保護キャップ20をグリップし、保持カップ11bから保護キャップ20を外すようになっている。なお、この保護キャップ外し機構22には、シリンジ12から外した保護キャップ20および使用済みのシリンジ12を排出するリジェクトボックス22aが設けられている。
前記構成の培養試験装置の作動について説明する。先ず、供給トレイ16の各保持孔内に、バイアル10を収容した保護容器(鉛容器)8、バイアル10内の薬液を吸引するシリンジ12およびシリンジ12が吸引した薬液を注入される培地容器14を、それぞれ挿入して保持させる。無菌チャンバー2の開閉扉6を人手で開けてこの供給トレイ16を無菌チャンバー2内に挿入する。
バイアル10が収容されキてャップ8aが被せられている保護容器8を、作業ロボット4の保護容器用グリッパ40で把持して供給トレイ16から取り出し、保護容器キャッパ・デキャッパ24へ移送して吸着パッド38の下方に位置させる。そこで直立したシリンダ34を作動させて昇降ヘッド36を下降させ、その下面に取り付けられている吸着パッド38を、保護容器8のキャップ8aの上面に当接させてキャップ8aを吸着する。キャップ8aを吸着した後、シリンダ34の作動によって吸着パッド38を上昇させて保護容器8のキャップ8aを外す(図2に示す状態)。外されたキャップ8aは、そのまま吸着パッド38に保持される。
キャップ8aが外された保護容器8を、作業ロボット4の保護容器用グリッパ40で把持したまま、隣の固定・回転装置26に移動させ、両側の保護容器固定グリッパ44間の支持台55上に載せる。その後、両側の水平シリンダ54を作動させて両保護容器固定グリッパ44を接近させ、保護容器8を両側からグリップする。
前記固定・回転装置で保護容器8を離した作業ロボット4は、次に、培地容器用グリッパ78(図6参照)によって供給トレイ16上の培地容器14を把持して取り出す。そして、取り出した培地容器14を培地容器キャッパ・デキャッパ30へ移送し、キャッピングヘッド70の下方に位置させる。その後、培地容器14を上昇させてそのキャップ14aをキャッピングヘッド70に係合させる。モータ76によってキャッピングヘッド70を回転させて培地容器14のキャップ14aを外す。このキャップ14aは、そのままキャッピングヘッド70に保持される。続いて、キャップ14aが外された培地容器14を下降させ、隣接する注入ステーション28(図5参照)に移動させる。この注入ステーション28には、培地容器保持グリッパ62が設けられており、この培地容器保持グリッパ62が、作業ロボット4の培地容器用グリッパ78から培地容器14を受け取って保持する。
シリンジ12は、供給トレイ16のシリンジ保持孔内に液体採取用の針11aを下方に向けた状態で保持されており、フランジ12cの高さは同一になっている。ところが、シリンジ12内のガスケット13aの位置は必ずしも同一ではなく、異なっている場合がある。従って、プランジャロッド13bの上端の押圧面13cの高さも一律ではない。そこで、供給トレイ16からシリンジ12を取り出して移動させる前に、プランジャロッド12bの押圧面13cの高さ、つまりシリンジ12内のガスケット13aの位置を同一にするように補正を行う。補正後のガスケット13aの位置は、シリンジ12の円筒部12aの最も下端まで押し込んだ位置であり(図8の一番右側のシリンジ12参照)、この位置を零点と呼ぶことにする。
作業ロボット4は、ガスケット13aが零点にある時のプランジャロッド12bの押圧面13cの位置と、供給トレイ16側の基準位置S(この実施例ではトレイ16の上面)との距離Lを記憶している。また、ガスケット13aが最も高い位置にある時の押圧面と基準位置Sとの距離+所定距離αも記憶している。そして、零点補正を行う際には、作業用ロボット4のハンド4aに取り付けられている補正用プレート84を使用する。ロボット4は、補正用プレート84を、ガスケット13aがシリンジ12内で最も高い位置にある時のプランジャロッド12bの押圧面13c(図8の左端のシリンジ12参照)の位置よりも上方(最も高い位置にある時の押圧面13cよりもαだけ上方)に移動させ、下降して押圧面13cの位置と前記基準位置Sとの距離がLとなるように、プランジャロッド13bを下降させてガスケット13aを前記零点まで押し込む。このようにロボット4の動作によって、全てのシリンジ12のガスケット13aを零点位置に揃えるようにしたので、常に正確な量の薬液を採取することができる。また、人手を介さないので、シリンジ12の無菌状態を損なうこともない。なお、この実施例では、プランジャロッド13bの押圧面13cと係合するプレート84は硬い材質を採用して、基準位置Sから押圧面13cまでの距離がLになるまで移動させているが、柔らかく撓みやすい材質のプレートを採用して、基準位置Sから押圧面13cまでの距離がL以下になるまでプレートを移動させ、ガスケット13aが一番下の位置となってこれ以上下がらなくなったらプレートが撓むようにしてもよい。
前述のようにガスケット13aを最も内部まで押し込んで同一の高さに揃えたシリンジ12は、供給トレイ16から取り出されて保護キャップ外し機構22に移動される(図7参照)。保護キャップ外し機構22に送られたシリンジ12は、保持カップ把持グリッパ80に引き渡される。この保持カップ把持グリッパ80は、シリンジ12の先端小径部12bに液体採取用の注射針11aを取り付けるための保持カップ11bをグリップする。注射針11aを下方に向けた状態で保持カップ把持グリッパ80に保持されているシリンジ12の下方から、ロボットハンド4aに取り付けられている保護キャップ用グリッパ82を接近させ、シリンジ12の最も下端に位置している保護キャップ20を把持する。保護キャップ20を把持した保護キャップ用グリッパ82を下降させることにより、シリンジ12から保護キャップ20を外す。シリンジ12から外した保護キャップ20は、リジェクトボックス22aに廃棄される。
保護キャップ20を外したシリンジ12を、ロボット4のシリンジ用グリッパ86(図5参照)によってグリップして固定・回転装置26に移動させる。固定・回転装置26にはシリンジ固定グリッパ48が設けられており、シリンジ12は、ロボット4によってバイアル10に突き刺された後、このシリンジ固定グリッパ48に引き渡される。
この固定・回転装置26の動作について、図9により説明する。前記のようにすでにこの固定・回転装置26に送られて保護容器固定グリッパ44に把持されている保護容器8の上方に、センタリングガイド46が設けられており、両シリンダ56の作動により水平プレート58とともにセンタリングガイド46を下降させ(図9(a)参照)、センタリングガイド46を保護容器8の内部に挿入する。保護容器8はキャップ8aが外された状態で、内部にバイアル10が収容されており(図9(f)参照)、保護容器8の開口とバイアル10の上部との間に環状のセンタリングガイド46を挿入して、保護容器8内でのバイアル10の位置決めを行う(図9(g)参照)。
保護容器8内でバイアル10の位置決めをした後、保護キャップ外し機構22で保護キャップ20を外したシリンジ12を、ロボット4のシリンジ用グリッパ86が保持してこの固定・回転装置26まで移動させ、前記センタリングガイド46および水平プレート58の貫通孔の中心部の上方から垂直に下降させ(図9(b)参照)、シリンジ12の針11aをバイアル10の上面のゴム栓に突き刺して、その先端を僅かに内部に突出させる。その後、開閉用シリンダ60を作動させてシリンジ固定グリッパ48によりシリンジ12の円筒部12aをグリップして固定する(図9(c)参照)。
前記のように保護容器8を保護容器固定グリッパ44によって把持し、この保護容器8内に収容されているバイアル10をセンタリングガイド46によって位置決めし、さらに、バイアル10のゴム栓に注射針11aを差し込んだシリンジ12をシリンジ固定グリッパ48によって把持した状態で、ロータリアクチュエータ50の作動によって可動ベース42を180度回転させることにより、これら保護容器8、バイアル10およびシリンジ12を一体として反転させて倒立状態にする(図9(d)参照)。バイアル10を正立させた状態でそのゴム栓にシリンジ12の液体採取用の針12aを突き刺すと、図9(h)に示すように、バイアル10内部の薬液10aはバイアル10の下部に溜まり、シリンジ12の針11aは上方の蓋から内部側に僅かに先端を望ませているだけなので、薬液を吸引することはできないが、反転させて倒立状態にすると、図9(j)に示すように、バイアル10のゴム栓側に薬液が溜まるので、シリンジ12により薬液を吸引することが可能になる。
保護容器8内に収容されているバイアル10とシリンジ12とが一体的に反転されて倒立状態になった後、ロボット4のグリッパ(図示せず)によってシリンジ12のプランジャロッド13bを引き下げる(図9(e)参照)。プランジャロッド13bとともに、シリンジ12内のガスケット13aが下降し、バイアル10内の薬液10aがシリンジ12内に吸引される。バイアル10からの薬液の吸引を終了した後、ロボット4のグリッパがプランジャロッド13bを離し、続いて、ロータリアクチュエータ50によって可動ベース42を逆方向に180度回転させて、保護容器8内に収容されたバイアル10およびシリンジ12を反転させて正立状態に戻す。
薬液を吸引して内部に収容したシリンジ12は、作業ロボット4のシリンジ保持用グリッパ86に把持されてバイアル10から抜き取られ、固定・反転装置26から注入ステーション28に移される。注入ステーション28では、キャップ14aを外された培地容器14が、注入ステーション28に設置されている培地容器保持グリッパ62に把持されて待機している。ロボット4のシリンジ保持用グリッパ86に把持されたシリンジ12は、培地容器保持グリッパ62に直立した状態で把持されている培地容器14の上方開口部から注射針11aが挿入される。注入ステーション28には、プランジャ押し込みプレート68が設けられており、シリンジ12を培地容器14の上方に移動させる際には、水平シリンダ66によって後退させておき、シリンジ12を培地容器14上に位置させた後、プランジャ押し込みプレート68を前進させて、シリンジ12のプランジャロッド13bの押圧面13cの上方に位置させる(図5に示す状態)。
ロボット4のハンド4aに取り付けられたシリンジ用グリッパ86でシリンジ12をグリップした状態で、昇降用サーボシリンダ64の作動を作動させてプランジャ押し込みプレート68を下降させ、押圧面13cを押圧して、シリンジ12のプランジャロッド13bを押し下げる。プランジャ13cの押圧によってシリンジ12内のガスケット13aが下降し、シリンジ12内に吸引されていた薬液が培地容器14内に注入される。
内部に収容していた薬液を放出して空になったシリンジ12は、前記シリンジ用グリッパ86に保持されたままリジェクトボックス22aに移されて廃棄される。また、シリンジ12から薬液が注入された培地容器14は、ロボット4のハンド4aに取り付けられた培地容器用グリッパ78に把持されて再び培地容器用キャッパ・デキャッパ30に戻される。この培地容器用キャッパ・デキャッパ30のキャッピングヘッド70が、先に培地容器14から取り外したキャップ14aを保持しており、ロボット4が培地容器14を上昇させて、その上端のキャップ装着部を上方のキャッピングヘッド70に保持されているキャップ14aに嵌合させる。続いてモーター76によってキャッピングヘッド70を回転させてキャップ14aを培地容器14のキャップ装着部にねじ込み、培地容器14内を密封する。
内部に検査用の薬液を注入され、キャップ14aが装着された培地容器14は、ロボット4の培地容器用グリッパ78に把持されたまま、前記開閉扉6の前に置かれているトレイ16の培地容器14を載せるスペース18に置かれる。
一方、固定・反転装置26の保護容器固定グリッパ44に保持されていた保護容器8は、ロボット4の保護容器用グリッパ40によってグリップされて保護容器キャッパ・デキャッパ24に移送され、前記吸着パッド38の下方に位置された後、シリンダ34の作動によって吸着パッド38が下降して再びキャップ8aが装着される。その後、排出コンベヤ32に載置され、無菌チャンバー2から排出される。
なお、前記実施例では、シリンジ12を供給トレイ16に保持させた状態で、作業ロボット4の動作によってプランジャロッド13bの押圧面13cを押圧することによりガスケット13aの位置を揃える零点補正を行ったが、必ずしもこのような構成に限定されるものではなく、シリンジ12をロボット4に保持させた状態で同様の補正を行うこともできる。図10は、第2の実施例に係るシリンジのガスケット位置補正装置を示す図であり、零点の補正を行う位置には、シリンジ12のプランジャロッド13bの押圧面13cを押さえる押さえプレート100が配置されている。この押さえプレート100は、支柱102上に固定された水平シリンダ104のピストンロッド104aに取り付けられており、水平な状態で進退動するようになっている。
この実施例では、ロボット4のシリンジ用グリッパ86が基準位置Sとなり、この基準位置Sとガスケット13aが零点にある時(ガスケット13aが最も奥まで押し込まれた状態)のプランジャロッド13bの押圧面13cとの距離Lをロボット4が記憶している。ロボット4のハンド4aに取り付けられたシリンジ用グリッパ86によってシリンジ12をグリップし、押さえプレート100の下方に移動させ、プランジャロッド13bの押圧面13cが最も高い位置にある時(図10の左側のプランジャロッド13b参照)のプランジャロッド13bの押圧面13cに対してαだけ離れた距離に位置させる。その後、グリッパ86によって保持しているシリンジ12を上昇させ、プランジャロッド13bの押圧面13cを上方の押さえプレート100に押し付けてガスケット13aをシリンジ12の内部に押し込み、基準位置Sとプランジャ13cとの距離が前記所定の距離Lとなるようにすると、ガスケット13aを零点に位置させることができる。この実施例でも、各シリンジ12のガスケット13aの位置を確実に零点位置に揃えることができ、シリンジ12によって採取する液体の量を正確に一致させることができる。なお、前記シリンジ用グリッパ86が、請求項2のシリンジ保持具である。
本発明の一実施例に係るシリンジのガスケット位置補正装置を備えた培養検査装置の全体の構成を示す平面図である。 保護容器用キャッパ・デキャッパの側面図である。 固定・回転装置の正面図である。 固定・回転装置の平面図である。 注入ステーションの側面図である。 培地容器用キャッパ・デキャッパの側面図である。 保護キャップ外し機構の側面図である。 シリンジのガスケット位置補正装置の側面図である。(実施例1) 固定・回転装置の動作を順次説明する図である。 シリンジのガスケット位置補正装置の側面図である。(実施例2)
符号の説明
L ガスケットが零点にある時のプランジャと基準位置との距離
S 基準位置
4 作業ロボット
12 シリンジ
13a ガスケット
13b プランジャロッド
13c プランジャロッドの押圧面
16 シリンジ保持手段(トレイ)
84 プレート

Claims (2)

  1. ガスケットに連結されるとともに、押圧面を有するプランジャロッドが装着されたシリンジを保持するシリンジ保持手段と、前記押圧面と係合可能なプレートが取り付けられた作業ロボットとを備え、
    前記作業ロボットが、前記ガスケットの最も押し込まれた状態での、前記シリンジ保持手段の基準位置から前記押圧面までの距離を記憶するとともに、前記プレートを、前記基準位置から前記記憶した距離よりも大きな距離に位置させた後、前記プレートと前記基準位置との距離が前記記憶した距離となるまで前記プレートと前記シリンジ保持手段とを相対的に移動させることにより、前記ガスケットをシリンジの最も内部側に位置させることを特徴とするシリンジのガスケット位置補正装置。
  2. ガスケットに連結されるとともに、押圧面を有するプランジャロッドが装着されたシリンジを保持するシリンジ保持具と、前記シリンジ保持具が取り付けられた作業ロボットと、前記押圧面と係合可能なプレートとを備え、
    前記作業ロボットは、前記シリンジ保持具によってシリンジの所定位置を把持するとともに、前記ガスケットが最も押し込まれた状態での、前記所定位置から押圧面までの距離を記憶し、前記作業ロボットにより、前記プレートと前記所定位置との距離が前記記憶した距離よりも大きい距離となるようにシリンジを位置させた後に、前記プレートと前記所定位置との距離を前記記憶した距離となるまで、前記プレートとシリンジ保持具とを相対的に移動させることにより、前記ガスケットをシリンジの最も内部に位置させることを特徴とするシリンジのガスケット位置補正装置。
JP2005359052A 2005-12-13 2005-12-13 シリンジのガスケット位置補正装置 Expired - Fee Related JP4702030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005359052A JP4702030B2 (ja) 2005-12-13 2005-12-13 シリンジのガスケット位置補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005359052A JP4702030B2 (ja) 2005-12-13 2005-12-13 シリンジのガスケット位置補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007163264A true JP2007163264A (ja) 2007-06-28
JP4702030B2 JP4702030B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=38246330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005359052A Expired - Fee Related JP4702030B2 (ja) 2005-12-13 2005-12-13 シリンジのガスケット位置補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4702030B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2006728A2 (en) 2007-06-21 2008-12-24 Funai Electric Co., Ltd. Liquid crystal module
JP2015167645A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社安川電機 ロボットシステム、液体移送制御装置、液体移送制御方法、及び薬剤製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237324U (ja) * 1988-08-31 1990-03-12
JPH0399231A (ja) * 1989-09-12 1991-04-24 Ina Res:Kk シリンジポンプ装置のバックラッシュ補正方法
JPH04286961A (ja) * 1991-03-18 1992-10-12 Hitachi Ltd 分注装置
JPH08228759A (ja) * 1995-02-21 1996-09-10 Kasen Nozuru Seisakusho:Kk バイアル等の自動無菌試験操作装置
JP2001289326A (ja) * 2000-04-03 2001-10-19 Terumo Corp ガスケットおよびシリンジ
JP2004162647A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Hoyutec Kk シリンジポンプ装置
JP2007159464A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Shibuya Kogyo Co Ltd 液体採取装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237324U (ja) * 1988-08-31 1990-03-12
JPH0399231A (ja) * 1989-09-12 1991-04-24 Ina Res:Kk シリンジポンプ装置のバックラッシュ補正方法
JPH04286961A (ja) * 1991-03-18 1992-10-12 Hitachi Ltd 分注装置
JPH08228759A (ja) * 1995-02-21 1996-09-10 Kasen Nozuru Seisakusho:Kk バイアル等の自動無菌試験操作装置
JP2001289326A (ja) * 2000-04-03 2001-10-19 Terumo Corp ガスケットおよびシリンジ
JP2004162647A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Hoyutec Kk シリンジポンプ装置
JP2007159464A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Shibuya Kogyo Co Ltd 液体採取装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2006728A2 (en) 2007-06-21 2008-12-24 Funai Electric Co., Ltd. Liquid crystal module
JP2015167645A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社安川電機 ロボットシステム、液体移送制御装置、液体移送制御方法、及び薬剤製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4702030B2 (ja) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5270967B2 (ja) 自動細胞培養装置
JP6358429B2 (ja) 自動培養操作装置
WO2018209906A1 (zh) 自动配药装置
JP6465268B2 (ja) 培養装置
JPH01302163A (ja) 試薬の自動分与法とその正容積形ポンプ及びピペツトチツプ取上げ装置
CN102728428B (zh) 试管废液自动收集设备
CN104816847B (zh) 用于操作托盘的设备和方法
CN106377425A (zh) 一种智能配药设备
US20030031542A1 (en) Appatatus and method for handling pipetting tip magazines
CN104816855B (zh) 用于从盘中取出容器的设备和方法
CN110631878A (zh) 一种液基细胞自动制片医疗设备的样本移送机构
CN110631879A (zh) 一种液基细胞自动制片及染色用医疗设备
KR20210021392A (ko) 트레이로 구성된 관련 지원 요소들로부터, 병으로 된 제약 용기들을 추출하기 위한 장치
JP6361915B2 (ja) 自動培養操作装置
JP6762080B2 (ja) 自動培養操作装置
JP2007159464A (ja) 液体採取装置
US6673317B2 (en) Automatic testing apparatus
JP4702030B2 (ja) シリンジのガスケット位置補正装置
US20080156377A1 (en) Recovery system
JPS626171A (ja) 試料容器の栓脱着装置
CN104816860B (zh) 用于准备从被托盘封闭的盘中取出容器的设备和方法
JP2016013060A (ja) 自動培養操作装置
JP7486160B2 (ja) 細胞培養装置および細胞培養方法
CN113109583B (zh) 流式细胞仪样本试管处理装置
JP6477190B2 (ja) 樹脂製薬液容器の開栓方法及び開栓装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4702030

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees