JP2007162528A - トンネルファン - Google Patents

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邦雄 高橋
Hitoshi Fujimoto
仁志 藤元
Masayuki Ote
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Abstract

【課題】トンネルファンにおいて、空気の排出側における推力の損失を抑制することでトンネル内での換気効率の向上を図る。
【解決手段】トンネルTの天井部Tcから円筒形状をなすケーシング11を吊り下げ支持し、このケーシング11内の中心部にモータ13を配置し、このモータ13により駆動回転する翼車15,16を設けて構成し、ケーシング11における排気側に、支持リング22の内側に下流側が小径となる円錐形状の第1、第2整流リング23,24が配置された整流装置21を設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トンネルの天井部に設けられ、翼車を回転してトンネル内に空気の流れを発生されることで内部を換気するトンネルファンに関する。
鉄道や自動車用のトンネルでは、内部に一酸化炭素や亜硫酸ガスなどの有害ガスが滞留しやすく、環境改善が強く望まれている。そのため、従来は、運転者の視界の確保による安全性や良好な運転環境を確保するために、トンネル内にジェットファンと呼ばれるトンネルファンを配置している。従って、このジェットファンによってトンネル内に空気流動を生成することで、トンネル内の換気を行って内部の有害ガスを外部へ排気し、環境を改善している。
図12は、従来のトンネルファンを表す断面図である。従来のトンネルファンにおいて、図12に示すように、円筒形状をなすケーシング001は、トンネル002の天井部003から複数の吊下ロッド004により吊下げ支持されている。このケーシング001内の中心部にはモータ005が複数の支持部材006により支持され、このモータ005の回転軸における両端部に翼車007,008が接続されている。この翼車007,008は、ケーシング003の内周面に向けて延びる複数の翼007a,008aを有している。
従って、モータ005を駆動すると、2つの翼車007,008が同じ方向に回転し、ケーシング001の一方から空気が吸入されて他方へ排出されることで、トンネル002内に車両の走行方向に沿った空気流動を生成し、トンネル002内の換気を行うことができる。この場合、モータ005の回転軸の回転方向を変えることで、2つの翼車15を逆方向に回転し、ケーシング001での空気の吸入と排出の方向を変更し、トンネル002内に生成する空気流動の方向に変更することができる。
このようなトンネルファンとしては、下記特許文献1、2に記載されたものがある。
特開2004−132324号公報 特開2005−120926号公報
上述した従来のトンネルファンにあっては、ケーシング001内の中心部にモータ005が位置し、その前後に翼車007,008が接続され、この翼車007,008は中心から放射状に延びる複数の翼007a,008aを有している。そのため、モータ005によって各翼車15が回転すると、ケーシング001の排出側では、中心位置に対して外周側における空気流動の速度が大きくなり、図12の右側に示すように、中心位置から外周側に向けて大きくなる軸方向の速度分布が発生する。
このようにケーシング001の排出側で、中心位置から外周側に向けて大きくなる速度分布が発生すると、外周側から中心側への流れが生じて空気流動の推力が低下し、トンネル002内の換気を効率良く行うことができないという問題がある。また、ケーシング001の排出側では、翼車007,008の回転方向に沿った旋回流成分が存在し、この旋回流成分も一様な流れに対して空気流動の推力を低下させる要因となっている。
本発明は上述した課題を解決するものであり、空気の排出側における推力の損失を抑制することでトンネル内での換気効率の向上を図ったトンネルファンを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1の発明のトンネルファンは、トンネルの天井部から吊り下げ支持された円筒形状をなすケーシングと、該ケーシング内の中心部に配置された駆動部と、該駆動部により駆動回転する翼車とを具え、前記翼車を回転して前記トンネル内の換気を行うトンネルファンにおいて、前記ケーシングにおける排気側に、内部に下流側が小径となる円錐形状の整流リングを有する整流装置が設けられたことを特徴とするものである。
請求項2の発明のトンネルファンでは、前記整流装置は、前記ケーシングとほぼ同径の円筒形状をなす支持リング内に、前記整流リングが該支持リングと同心上に設けられて構成されたことを特徴としている。
請求項3の発明のトンネルファンでは、前記整流装置は、前記整流リングにより区画されたリング形状をなす複数の通路を有し、該複数の通路のうちの中心部の通路は下流側が縮径され、外周部の通路は下流側が拡径されていることを特徴としている。
請求項4の発明のトンネルファンでは、前記支持リングと前記整流リングは、放射方向に沿ったステーにより連結されたことを特徴としている。
請求項5の発明のトンネルファンでは、前記支持リング内に放射方向に沿って複数のガイドベーンが設けられたことを特徴としている。
請求項6の発明のトンネルファンでは、前記円錐リングは、上流側大径リング部と下流側小径リング部が、曲面形状をなす円錐リング部により滑らかに連続して一体に形成されたことを特徴としている。
請求項7の発明のトンネルファンでは、前記整流装置は、連結リングにより前記ケーシングに連結されたことを特徴としている。
請求項8の発明のトンネルファンでは、前記整流装置は、前記ケーシングにおける軸方向両側に着脱自在に設けられたことを特徴としている。
請求項9の発明のトンネルファンでは、前記整流装置は、スライド機構により側方へ移動自在に設けられたことを特徴としている。
請求項10の発明のトンネルファンでは、前記整流装置は、ヒンジ機構により側方へ回動自在に設けられたことを特徴としている。
請求項1の発明のトンネルファンによれば、トンネルの天井部から円筒形状をなすケーシングを吊り下げ支持し、このケーシング内の中心部に駆動部を配置し、この駆動部により駆動回転する翼車を設けて構成し、ケーシングにおける排気側に内部に下流側が小径となる円錐形状の整流リングを有する整流装置を設けたので、駆動部により翼車を回転すると、ケーシングの一方から吸入された空気は他方へ排出されて整流装置に至り、このとき、このケーシングから排出された空気は円錐形状の整流リングで区画された通路を通ることで、整流装置の中心側から排出される空気が加速され、外周側から排出される空気が減速されることとなり、整流装置の径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制され、その結果、トンネル内での換気効率を向上することができる。
請求項2の発明のトンネルファンによれば、ケーシングとほぼ同径の円筒形状をなす支持リング内に整流リングをこの支持リングと同心上に設けて整流装置を構成したので、この支持リングと整流リングにより空気を加速する通路と空気を減速する通路を簡単に構成することができ、確実に整流装置の径方向における軸方向の速度分布をほぼ均一化することができる。
請求項3の発明のトンネルファンによれば、整流装置に整流リングにより区画したリング形状をなす複数の通路を設け、この複数の通路のうちの中心部の通路の下流側を縮径し、外周部の通路の下流側を拡径したので、整流装置にて、縮径した中心部の通路を通った空気が加速され、拡径した外周側の通路を通った空気が減速されることとなり、整流装置の径方向における軸方向の速度分布を確実に均一化することができる。
請求項4の発明のトンネルファンによれば、支持リングと整流リングを放射方向に沿ったステーにより連結したので、支持リングに対して整流リングを簡単な構成で容易に支持することができる。
請求項5の発明のトンネルファンによれば、支持リング内に放射方向に沿って複数のガイドベーンを設けたので、支持リングに対して整流リングを簡単な構成で容易に支持することができると共に、ガイドベーンによりケーシングから排出された空気の旋回流成分を除去することができ、空気流動の推力の低下を抑制することができる。
請求項6の発明のトンネルファンによれば、上流側大径リング部と下流側小径リング部を曲面形状の円錐リング部により滑らかに連続させて円錐リングを形成したので、整流装置を通過する空気の圧力損失を抑制することができ、空気流動を確実に整流することができる。
請求項7の発明のトンネルファンによれば、整流装置を連結リングによりケーシングに連結したので、ケーシングに対して整流装置を容易に連結することができると共に、ケーシングと整流装置との間の隙間をなくして空気の漏れを防止することかでき、空気流動を確実に整流することができる。
請求項8の発明のトンネルファンによれば、整流装置をケーシングにおける軸方向両側に着脱自在に設けたので、ケーシングにおける空気の吸い込み側の整流装置を取外す一方、排出側に整流装置を配置することで、ケーシング空気の吸い込み側における吸い込み抵抗をなくして排出側で整流装置により確実に整流することで、トンネル内での換気効率を向上することができる。
請求項9の発明のトンネルファンによれば、整流装置をスライド機構により側方へ移動自在に設けたので、使用しない整流装置をスライド機構により容易に待避することができる。
請求項10の発明のトンネルファンによれば、整流装置をヒンジ機構により側方へ回動自在に設けたので、使用しない整流装置をヒンジ機構により容易に退避することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るトンネルファンの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係るトンネルファンを表す断面図、図2は、実施例1のトンネルファンにおける整流装置の正面図である。
実施例1のトンネルファンにおいて、図1及び図2に示すように、ケーシング11は、トンネルTの天井部Tcから複数の吊下ロッド12により吊下げ支持されている。このケーシング11は円筒形状をなし、中心部にモータ(駆動部)13が位置し、複数の支持部材14により支持されている。そして、このモータ13の図示しない回転軸における両端部に翼車15,16が接続されている。この翼車15,16は同形状をなし、円筒部15a,16bからケーシング11の内周面に向けて放射方向に延びる複数の翼15b,16bが取付けられると共に、円筒部15a,16bの端部に球面形状をなすコーン15c,16cが固定されて構成されている。
従って、モータ13を駆動すると、2つの翼車15,16が同じ方向に回転し、ケーシング11一方(図1にて左側)から空気を吸入し、他方(図1にて右側)へ排出することができる。
また、このケーシング11における排気側(図1にて右側)に整流装置21が配置されている。この整流装置21は、ケーシング11とほぼ同径の円筒形状をなす支持リング22と、この支持リング22の内側に配置された円錐形状をなす複数(本実施例では、2つ)の第1、第2整流リング23,24とから構成されており、支持リング22と第1、第2整流リング23,24は同心上に配置されている。
この支持リング22は、ケーシング11の軸心方向に沿った形状をなすが、第1、第2整流リング23,24は空気の流動方向における下流側(図1にて右側)が小径となる円錐形状をなし、第1整流リング23の傾斜角θ1より第2整流リング24の傾斜角θ2の方が小さく設定されている。また、支持リング22の内側に第1、第2整流リング23,24が配置されることで、中心側から円錐形状の第1通路P1、リング形状をなす第2、第3通路P2,P3が区画されている。そして、第1通路P1は、下流側が縮径されて幅が狭くなっており、一方、第2、第3通路P2,P3は、下流側が拡径されて幅が広くなっている。なお、第2通路P2に対して第3通路P3の拡径率が大きく設定されている。
従って、ケーシング11から排出された空気が整流装置21に導入されると、中心部の第1通路P1を通った空気を加速し、その外周側の第2、第3通路P2,P3を通った空気を減速することができる。
ここで、本実施例のトンネルファンの作動について詳細に説明する。モータ13を駆動すると、2つの翼車15,16が同じ方向に回転し、ケーシング11の一方側から空気を吸入して他方へ排出し、整流装置21へ空気が送り込まれる。すると、この整流装置21では、ケーシング11から排出された空気が支持リング22及び第1、第2整流リング23,24で区画された各通路P1,P2,P3を通過する。このとき、第1通路P1を通った空気が加速される一方、第2通路P2を通った空気が減速され、第3通路P3を通った空気が更に減速される。
即ち、ケーシング11から排出された空気は、中心部に対して外周側の方が空気流動の速度が大きくなるが、整流装置21の各通路P1,P2,P3を通過することで、外周側に対して中心部が加速されることとなり、この整流装置21から排出された空気は、その径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制される。従って、整流装置21により整流された空気によりトンネルT内に車両の走行方向に沿った空気流動が生成されることとなり、トンネルT内の換気が効率良く行われる。
このように実施例1のトンネルファンにあっては、トンネルTの天井部Tcから円筒形状をなすケーシング11を吊り下げ支持し、このケーシング11内の中心部にモータ13を配置し、このモータ13により駆動回転する翼車15,16を設けて構成し、ケーシング11における排気側に、支持リング22の内側に下流側が小径となる円錐形状の第1、第2整流リング23,24が配置された整流装置21を設けている。
従って、モータ13により翼車15,16を回転すると、ケーシング11の一方から吸入された空気は他方へ排出されて整流装置21に至り、このとき、このケーシング11から排出された空気が支持リング22及び各整流リング23,24で区画された各通路P1,P2,P3を通過することで、中心側を通る空気が加速される一方、外周側を通る空気が減速されることとなり、整流装置21の排出側では、径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制され、その結果、トンネルT内での換気効率を向上することができる。
また、ケーシング11とほぼ同径の円筒形状をなす支持リング22と同心上に2つの整流リング23,24を設けている。従って、この支持リング22と各整流リング23,24により空気を加速する通路P1と空気を減速する通路P2,P3を容易に構成することができ、確実に整流装置21の径方向における軸方向の速度分布をほぼ均一化することができる。
更に、整流装置21に整流リング23,24により区画した3つの通路P1,P2,P3を設け、この複数の通路P1,P2,P3のうちの中心部の第1通路P1の下流側を縮径し、外周部側の第2、第3通路P2,P3の下流側を拡径している。従って、整流装置21にて、縮径した中心部の第1通路P1を通った空気が加速され、拡径した外周側の第2通路P2,P3を通った空気が減速されることとなり、整流装置21の径方向における軸方向の速度分布を確実に均一化することができる。
図3は、本発明の実施例2に係るトンネルファンを表す断面図、図4は、実施例2のトンネルファンにおける整流装置の正面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2のトンネルファンにおいて、図3及び図4に示すように、ケーシング11は、トンネルTの天井部Tcから吊下ロッド12により吊下げ支持されており、中心部にモータ13が位置して複数の支持部材14により支持され、モータ13の回転軸における両端部に翼車15,16が接続されている。そして、このケーシング11における排気側に整流装置31が配置されている。
この整流装置31は、支持リング22と、この支持リング22の内側に配置された円錐形状をなす第1、第2整流リング23,24とから構成されている。支持リング22と第1、第2整流リング23,24は同心上に配置され、その中心位置から放射状に延びる複数のステー32,33により連結されている。このステー32,33は、整流装置31の入口側と出口側とに設けられ、支持リング22及び各整流リング23,24とは溶接、またはボルトなどにより接続されている。
従って、モータ13を駆動すると、2つの翼車15,16が回転し、ケーシング11の一方側から空気を吸入して他方へ排出し、整流装置31へ空気が送り込まれる。すると、ケーシング11から排出された空気が支持リング22及び第1、第2整流リング23,24で区画された各通路P1,P2,P3を通過し、第1通路P1を通った空気が加速される一方、第2、第3通路P2,P3を通った空気が減速される。そのため、この整流装置31から排出された空気は、その径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制されることとなり、トンネルT内に車両の走行方向に沿った空気流動が生成されてトンネルT内の換気が効率良く行われる。
このように実施例2のトンネルファンにあっては、トンネルTの天井部Tcから吊り下げ支持されたケーシング11内の中心部にモータ13を配置し、このモータ13により駆動回転する翼車15,16を設け、ケーシング11における排気側に整流装置31を設け、この整流装置31を、支持リング22とその内側に配置された第1、第2整流リング23,24をステー32,33により連結して構成している。
従って、モータ13により翼車15,16を回転すると、ケーシング11の一方から吸入された空気は他方へ排出されて整流装置31に至り、支持リング22及び各整流リング23,24で区画された各通路P1,P2,P3を通過することで整流され、この整流装置31の排出側では、径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制され、その結果、トンネルT内での換気効率を向上することができる。
また、支持リング22と整流リング23,24を放射方向に沿った複数のステー32,33により連結している。従って、支持リング22に対して複数の整流リング23,24を簡単な構成で容易に支持することができ、構造の簡素化、低コスト化を可能とすることができる。
図5は、本発明の実施例3に係るトンネルファンを表す断面図、図6は、実施例3のトンネルファンにおける整流装置の正面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例3のトンネルファンにおいて、図5及び図6に示すように、ケーシング11は、トンネルTの天井部Tcから吊下ロッド12により吊下げ支持されており、中心部にモータ13が位置して複数の支持部材14により支持され、モータ13の回転軸における両端部に翼車15,16が接続されている。そして、このケーシング11における排気側に整流装置41が配置されている。
この整流装置41は、支持リング22と、この支持リング22の内側に配置された円錐形状をなす第1、第2整流リング23,24と、支持リング22内に放射方向に沿って配置された複数のガイドベーン42から構成されている。支持リング22と第1、第2整流リング23,24は同心上に配置され、その中心位置から放射状に延びるように複数のガイドベーン42が配置され、この支持リング22及び各整流リング23,24に連結されている。このガイドベーン42は、空気の流動方向に沿った板形状をなし、3つの通路P1,P2,P3を周方向に分割している。なお、ガイドベーン42は、支持リング22及び各整流リング23,24に溶接、またはボルトなどにより接続されている。
従って、モータ13を駆動すると、2つの翼車15,16が回転し、ケーシング11の一方側から空気を吸入して他方へ排出し、整流装置41へ空気が送り込まれる。すると、ケーシング11から排出された空気が支持リング22及び第1、第2整流リング23,24で区画された各通路P1,P2,P3を通過し、第1通路P1を通った空気が加速される一方、第2、第3通路P2,P3を通った空気が減速される。また、各通路P1,P2,P3がガイドベーン42により分割されており、ここで空気の旋回流成分が除去される。そのため、この整流装置41から排出された空気は、その径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化されると共に旋回流成分が除去され、空気流動の推力の損失が抑制されることとなり、トンネルT内に車両の走行方向に沿った空気流動が生成されてトンネルT内の換気が効率良く行われる。
このように実施例3のトンネルファンにあっては、トンネルTの天井部Tcから吊り下げ支持されたケーシング11内の中心部にモータ13を配置し、このモータ13により駆動回転する翼車15,16を設け、ケーシング11における排気側に整流装置41を設け、この整流装置41を、支持リング22と、その内側に配置された第1、第2整流リング23,24と、支持リング22と各整流リング23,24を放射方向に連結するガイドベーン42により構成している。
従って、モータ13により翼車15,16を回転すると、ケーシング11の一方から吸入された空気は他方へ排出されて整流装置41に至り、支持リング22及び各整流リング23,24で区画された各通路P1,P2,P3を通過することで整流され、この整流装置41の排出側では、径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制され、その結果、トンネルT内での換気効率を向上することができる。
この場合、整流装置41により空気の径方向における軸方向の速度分布をほぼ均一化することができると共に旋回流成分を除去することができ、空気を確実に整流することができる。また、支持リング22と整流リング23,24を放射方向に沿った複数のガイドベーン42により連結しており、別途連結部材を不要として構造の簡素化、低コスト化を図ることができる。
図7は、本発明の実施例4に係るトンネルファンを表す断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例4のトンネルファンにおいて、図7に示すように、ケーシング11は、トンネルTの天井部Tcから吊下ロッド12により吊下げ支持されており、中心部にモータ13が位置して複数の支持部材14により支持され、モータ13の回転軸における両端部に翼車15,16が接続されている。そして、このケーシング11における排気側に整流装置51が配置されている。
この整流装置51は、ケーシング11とほぼ同径の円筒形状をなす支持リング22と、この支持リング22の内側に配置された円錐形状をなす2つの第1、第2整流リング52,53とから構成されており、支持リング22と第1、第2整流リング52,53は同心上に配置されている。第1、第2整流リング52,53は、上流側大径リング部52a,53aと下流側小径リング部52b,53bを曲面形状の円錐リング部52c,53cにより滑らかに連続させて形成することで、空気の流動方向における下流側(図7にて右側)が小径となる円錐形状をなし、第1整流リング52の傾斜角θ1より第2整流リング53の傾斜角θ2の方が小さく設定されている。また、支持リング22の内側に第1、第2整流リング52,53が配置されることで、第1通路P1、第2通路P2、第3通路P3が区画されている。そして、第1通路P1は、下流側が縮径されて幅が狭くなっており、一方、第2、第3通路P2,P3は、下流側が拡径されて幅が広くなっている。
従って、モータ13を駆動すると、2つの翼車15,16が回転し、ケーシング11の一方側から空気を吸入して他方へ排出し、整流装置51へ空気が送り込まれる。すると、ケーシング11から排出された空気が支持リング22及び第1、第2整流リング52,53で区画された各通路P1,P2,P3を通過し、第1通路P1を通った空気が加速される一方、第2、第3通路P2,P3を通った空気が減速される。そのため、この整流装置51から排出された空気は、その径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制されることとなり、トンネルT内に車両の走行方向に沿った空気流動が生成されてトンネルT内の換気が効率良く行われる。
このように実施例4のトンネルファンにあっては、トンネルTの天井部Tcから吊り下げ支持されたケーシング11内の中心部にモータ13を配置し、このモータ13により駆動回転する翼車15,16を設け、ケーシング11における排気側に、支持リング22の内側に円錐形状をなす第1、第2整流リング52,53が配置された整流装置51を設け、この第1、第2整流リング52,53を、上流側大径リング部52a,53aと下流側小径リング部52b,53bを曲面形状の円錐リング部52c,53cにより滑らかに連続させて形成している。
従って、モータ13により翼車15,16を回転すると、ケーシング11の一方から吸入された空気は他方へ排出されて整流装置51に至り、支持リング22及び各整流リング52,53で区画された各通路P1,P2,P3を通過することで整流され、この整流装置51の排出側では、径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制され、その結果、トンネルT内での換気効率を向上することができる。
この場合、上流側大径リング部52a,53aと下流側小径リング部52b,53bを曲面形状の円錐リング部52c,53cにより滑らかに連続させて第1、第2整流リング52,53を形成しており、各通路P1,P2,P3を通過する空気を滑らかにガイドすることができ、整流装置51を通過する空気の圧力損失を抑制することができ、空気流動を確実に整流することができる。
図8は、本発明の実施例5に係るトンネルファンを表す断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例5のトンネルファンにおいて、図8に示すように、ケーシング11は、トンネルTの天井部Tcから吊下ロッド12により吊下げ支持されており、中心部にモータ13が位置して複数の支持部材14により支持され、モータ13の回転軸における両端部に翼車15,16が接続されている。そして、このケーシング11における排気側に整流装置61が配置されている。
この整流装置61は、支持リング22と、この支持リング22の内側に配置された円錐形状をなす第1、第2整流リング23,24と、ケーシング11に連結するための連結リング62とから構成されている。支持リング22と第1、第2整流リング23,24は同心上に配置されることで、第1通路P1、第2通路P2、第3通路P3が区画されている。連結リング62は、支持リング22の外周側に軸方向に沿って移動自在に装着されており、図8に二点差線で表す基準位置から図8に実線で表す連結位置に移動することで、連結リング62の先端部をケーシング11の外周部に嵌合し、整流装置61をケーシング11に連結することができる。
従って、モータ13を駆動すると、2つの翼車15,16が回転し、ケーシング11の一方側から空気を吸入して他方へ排出し、整流装置61へ空気が送り込まれる。すると、ケーシング11から排出された空気が支持リング22及び第1、第2整流リング23,24で区画された各通路P1,P2,P3を通過し、第1通路P1を通った空気が加速される一方、第2、第3通路P2,P3を通った空気が減速される。そのため、この整流装置61から排出された空気は、その径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制されることとなり、トンネルT内に車両の走行方向に沿った空気流動が生成されてトンネルT内の換気が効率良く行われる。
このように実施例5のトンネルファンにあっては、トンネルTの天井部Tcから吊り下げ支持されたケーシング11内の中心部にモータ13を配置し、このモータ13により駆動回転する翼車15,16を設け、ケーシング11における排気側に、支持リング22の内側に円錐形状をなす第1、第2整流リング52,53が配置された整流装置61を配置し、整流装置61を連結リング62によってケーシング11に連結している。
従って、モータ13により翼車15,16を回転すると、ケーシング11の一方から吸入された空気は他方へ排出されて整流装置61に至り、支持リング22及び各整流リング23,24で区画された各通路P1,P2,P3を通過することで整流され、この整流装置61の排出側では、径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制され、その結果、トンネルT内での換気効率を向上することができる。
このとき、ケーシング11の排気側に連結リング62によって整流装置61が連結されており、ケーシング11と整流装置61との密着性を高めて両者間の隙間をなくすことで空気の漏れを防止することができ、空気流動を確実に整流することができる。また、連結リング62を移動するだけで、ケーシング11に対して整流装置61を容易に連結することができ、組付性を向上することができる。
図9は、本発明の実施例6に係るトンネルファンを表す正面図、図10は、実施例6のトンネルファンの使用状態を表す平面外略図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例6のトンネルファンにおいて、図9及び図10に示すように、ケーシング11は、トンネルTの天井部Tcから吊下げ支持された支持枠71内の一端部に支持ロッド72を介して支持されている。このケーシング11の中心部にモータ13が位置して複数の支持部材14により支持され、モータ13の回転軸における両端部に翼車15,16が接続されている。そして、このケーシング11の前後に整流装置21が移動自在に配置されている。
各整流装置21は同様に構成をなし、支持リング22と、この支持リング22の内側に配置された円錐形状をなす第1、第2整流リング23,24とから構成されている。支持リング22と第1、第2整流リング23,24は同心上に配置されることで、第1通路P1、第2通路P2、第3通路P3が区画されている。そして、支持枠71の天井部と床部には空気の流動方向に交差するトンネルTの幅方向に沿って上下一対のレール73,74が固定されており、整流装置21の上下に固定された移動子75,76が移動自在に支持されている。また、トンネルTの一方の内壁面には、駆動アクチュエータ77が配置されており、スライドロッド78の先端部が整流装置21に連結されている。本実施例では、レール73,74、移動子75,76、駆動アクチュエータ77、スライドロッド78により本発明のスライド機構が構成され、整流装置21がケーシング11に対して着脱自在となっている。
従って、駆動アクチュエータ77を駆動してスライドロッド78を伸縮することで、整流装置21をレール73,74に沿って移動し、ケーシング11と対向する使用位置と、側方にずれた退避位置とに移動することができる。
そして、図10に示すように、トンネルT内の空気を右側から左側に流したいときには、駆動アクチュエータ77を駆動し、排気側となる一方の整流装置21を使用位置に移動子、吸気側となる他方の整流装置21を退避位置に移動する。この状態で、モータ13を駆動すると、2つの翼車15,16が回転し、ケーシング11の一方側から空気を吸入して他方へ排出し、整流装置21へ空気が送り込まれる。すると、この整流装置21では、中心部を通った空気が加速される一方、外周側を通った空気が減速され、その径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化され、空気流動の推力の損失が抑制されることとなり、トンネルT内に車両の走行方向に沿った空気流動が生成されてトンネルT内の換気が効率良く行われる。
このように実施例6のトンネルファンにあっては、トンネルTの天井部Tcから吊り下げ支持された支持枠71にケーシング11を配置し、このケーシング11内にモータ13及び翼車15,16を設けると共に、ケーシング11の前後に支持リング22及び第1、第2整流リング52,53からなる整流装置21をそれぞれ配置し、各整流装置21をスライド機構により側方に移動可能としている。
トンネルT内に対面通行する上下線を有する道路が設けられている場合、上下線のうちの交通量の多い路線に沿って空気を流して換気することが望ましいが、一日の時間帯によって交通量が変動する。従って、駆動アクチュエータ77を駆動してスライドロッド78を伸縮し、排気側に位置する整流装置21をレール73,74に沿って移動してケーシング11と対向する使用位置に移動する一方、吸気側に位置する整流装置21をレール73,74に沿って移動してケーシング11から側方にずれた退避位置に移動する。この状態で、トンネルファンを稼動することで、吸気側の整流装置21がケーシングに吸い込まれる空気の抵抗とならず、排出側の整流装置21により確実に整流することができる。
即ち、モータ13により翼車15,16を回転すると、ケーシング11の一方から吸入された空気は他方へ排出されて整流装置21に至り、ここで整流されることで、径方向における軸方向の速度分布がほぼ均一化されて空気流動の推力の損失が抑制され、その結果、トンネルT内での換気効率を向上することができる。
そして、整流装置21のスライド機構をレール73,74、移動子75,76、駆動アクチュエータ77、スライドロッド78により構成しており、使用しない整流装置21を容易に退避することができる。
図11は、本発明の実施例7に係るトンネルファンを表す概略図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例7のトンネルファンにおいて、図11に示すように、ケーシング11の端部にはヒンジ機構81を介して整流装置21が回動自在に配置されている。このヒンジ機構81は、ケーシング11の端部に固定された連結ブラケット82と整流装置21の端部に固定された連結ブラケット83がヒンジ軸84により回動自在に連結されて構成されている。そして、このヒンジ機構81に対向して、ケーシング11の端部に係止孔85が形成される一方、整流装置21の端部に係止孔85に係止するロック爪86が設けられている。
従って、ケーシング11に対して手動により整流装置21を回動し、ケーシング11と対向する使用位置と、側方にずれた退避位置とに移動することができ、整流装置21がケーシング11と対向する使用位置に回動したとき、ロック爪86を係止孔85に係止することで、ケーシング11に整流装置21を固定することができる。この場合、整流装置21をケーシング11の側方にずれた退避位置に回動したときに、整流装置21をロックするロック機構を設けることが望ましい。
なお、本実施例では、ケーシング11の前後に整流装置21が配置されており、各整流装置21共にヒンジ機構81により使用位置と退避位置とに移動可能となっている。そして、本実施例のトンネルファンの使用方法は、上述した実施例6と同様であるため、説明は省略する。
このように実施例7のトンネルファンにあっては、ケーシング11の前後に整流装置21をそれぞれ配置し、各整流装置21をヒンジ機構81により側方に移動可能としている。従って、排気側に位置する整流装置21をヒンジ機構81によりケーシング11と対向する使用位置に回動する一方、吸気側に位置する整流装置21をヒンジ機構81によりケーシング11から側方にずれた退避位置に移動する。この状態で、トンネルファンを稼動することで、吸気側の整流装置21がケーシング11に吸い込まれる空気の抵抗とならず、排出側の整流装置21により確実に整流することができる。
そして、整流装置21をヒンジ機構81によりケーシング11の端部に対して回動自在とすることで、使用しない整流装置21を容易に退避することができる。また、ロック爪86及び係止孔85からなるロック機構を設けることで、整流装置21を使用位置に適正に保持することができる。
なお、上述した実施例6、7では、スライド機構またはヒンジ機構81によりケーシング11に対して整流装置を着脱自在としたが、着脱機構はこれらの機構に限定されるものではない。
また、上述した各実施例では、整流装置21,31,41,51,61にて、支持リング22の内側に2つの整流リング23,24,52,53を配置することで、3つの通路P1,P2,P3を区画し、第1通路P1により空気を加速可能とし、第2、第3通路P2,P3により空気を減速可能としたが、この構成に限定されるものではない。即ち、整流リングは少なくとも1つあればよく、3つ以上あってもよい。また、通路の数は、2つあればよく、4つ以上あってもよい。更に、加速可能な通路の数と減速可能な通路の数は、翼車15,16などの構造により適宜設定すればよいものであり、ケーシング11の排出側でばらついた空気の速度分布を均一化できるような構成とすればよい。更に、各実施例にて、ケーシングをトンネルの天井部から複数の吊下ロッドにより吊下げ支持するものと説明したが、複数のロッドでケーシングの側部を吊下げ支持してもよく、本発明は、吊下げ支持構造に限定されるものではない。
本発明に係るトンネルファンは、ケーシングにおける空気の排出側に整流装置を設けることで、ここでの空気の推力の損失を抑制することでトンネル内での換気効率を向上されるものであり、いずれの種類のトンネルファンにも適用することができる。
本発明の実施例1に係るトンネルファンを表す断面図である。 実施例1のトンネルファンにおける整流装置の正面図である。 本発明の実施例2に係るトンネルファンを表す断面図である。 実施例2のトンネルファンにおける整流装置の正面図である。 本発明の実施例3に係るトンネルファンを表す断面図である。 実施例3のトンネルファンにおける整流装置の正面図である。 本発明の実施例4に係るトンネルファンを表す断面図である。 本発明の実施例5に係るトンネルファンを表す断面図である。 本発明の実施例6に係るトンネルファンを表す正面図である。 実施例6のトンネルファンの使用状態を表す平面外略図である。 本発明の実施例7に係るトンネルファンを表す概略図である。 従来のトンネルファンを表す断面図である。
符号の説明
11 ケーシング
13 モータ(駆動部)
15,16 翼車
21,31,41,51,61 整流装置
22 支持リング
23,52 第1整流リング
24,53 第2整流リング
32,33 ステー
42 ガイドベーン
62 連結リング
73,74 レール(スライド機構)
77 駆動アクチュエータ(スライド機構)
81 ヒンジ機構
1,P2,P3 通路

Claims (10)

  1. トンネルの天井部から吊り下げ支持された円筒形状をなすケーシングと、該ケーシング内の中心部に配置された駆動部と、該駆動部により駆動回転する翼車とを具え、前記翼車を回転して前記トンネル内の換気を行うトンネルファンにおいて、前記ケーシングにおける排気側に、内部に下流側が小径となる円錐形状の整流リングを有する整流装置が設けられたことを特徴とするトンネルファン。
  2. 請求項1に記載のトンネルファンにおいて、前記整流装置は、前記ケーシングとほぼ同径の円筒形状をなす支持リング内に、前記整流リングが該支持リングと同心上に設けられて構成されたことを特徴とするトンネルファン。
  3. 請求項1または2に記載のトンネルファンにおいて、前記整流装置は、前記整流リングにより区画されたリング形状をなす複数の通路を有し、該複数の通路のうちの中心部の通路は下流側が縮径され、外周部の通路は下流側が拡径されていることを特徴とするトンネルファン。
  4. 請求項2に記載のトンネルファンにおいて、前記支持リングと前記整流リングは、放射方向に沿ったステーにより連結されたことを特徴とするトンネルファン。
  5. 請求項2に記載のトンネルファンにおいて、前記支持リング内に放射方向に沿って複数のガイドベーンが設けられたことを特徴とするトンネルファン。
  6. 請求項1または2に記載のトンネルファンにおいて、前記円錐リングは、上流側大径リング部と下流側小径リング部が、曲面形状をなす円錐リング部により滑らかに連続して一体に形成されたことを特徴とするトンネルファン。
  7. 請求項1または2に記載のトンネルファンにおいて、前記整流装置は、連結リングにより前記ケーシングに連結されたことを特徴とするトンネルファン。
  8. 請求項1から7のいずれか一つに記載のトンネルファンにおいて、前記整流装置は、前記ケーシングにおける軸方向両側に着脱自在に設けられたことを特徴とするトンネルファン。
  9. 請求項8に記載のトンネルファンにおいて、前記整流装置は、スライド機構により側方へ移動自在に設けられたことを特徴とするトンネルファン。
  10. 請求項8に記載のトンネルファンにおいて、前記整流装置は、ヒンジ機構により側方へ回動自在に設けられたことを特徴とするトンネルファン。
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