JP2007162474A - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、排気浄化装置のPM再生処理を複数の方法によって実行可能な内燃機関の排気浄化システムにおいて、PM再生処理を効率的に行うことを課題とする。
【解決手段】本発明は、PM捕集量が第1所定量以上であり且つ第1所定量より多い第2所定量以下であることを条件に排気浄化装置を所定温度以上まで昇温させる第1再生処理と、PM捕集量が第2所定量を超えている時に内燃機関・車両のアイドル停車状態を条件に排気浄化装置を所定温度以上まで昇温させる第2再生処理とを実行可能な排気浄化システムにおいて、第2再生処理が行われている時に所定の移行条件が成立すると第2再生処理から第1再生処理へ移行させることにより、運転者の利便性低下、燃費の悪化、或いは排気浄化装置の過昇温を抑制しつつ効率的なPM再生処理を行えるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化システムに関し、特にPM捕集能を有する排気浄化装置に捕集されたPMを酸化及び除去するための再生技術に関する。
パティキュレートフィルタに代表される排気浄化装置を利用する場合には、該排気浄化装置に捕集されたPMを酸化及び除去するためのPM再生処理を適宜行う必要がある。PM再生処理の実行方法として、車両走行時に排気浄化装置をPM酸化可能な温度域まで強制的に昇温させる方法が一般的であったが、排気浄化装置がPMを過捕集した場合等のように車両走行時にPM再生処理を行えない場合には車両が停車状態にあり且つ内燃機関がアイドル運転状態にあることを条件にPM再生処理を行う方法も提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
特開2003−155914号公報 特開2004−19496号公報 特開2003−184538号公報 特開2003−206723号公報 特開2003−83031号公報 特開2003−214144号公報
本発明は、排気浄化装置のPM再生処理を複数の方法によって実行可能な内燃機関の排気浄化システムにおいて、PM再生処理を効率的に行うことを目的とする。
本発明は、上記したような課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明に係る内燃機関の排気浄化システムは、内燃機関の排気通路に設けられたPM捕集能を有する排気浄化装置と、排気浄化装置のPM捕集量が第1所定量以上であり且つ第1所定量より多い第2所定量以下であることを条件に排気浄化装置を所定温度以上まで昇温させて該排気浄化装置に捕集されたPMを酸化させる第1再生処理手段と、PM捕集量が第2所定量を超えている時に内燃機関および/または内燃機関を搭載した車両が所定状態にあることを条件に排気浄化装置を所定温度以上まで昇温させて該排気浄化装置に捕集されたPMを酸化させる第2再生処理手段と、第2再生処理手段による再生処理が行われている時に所定の移行条件が成立すると第2再生処理手段による再生処理から第1再生処理手段による再生処理へ移行する移行手段と、を備えるようにした。
第2再生処理手段による再生処理(以下、「第2再生処理」と称する)は排気浄化装置のPM捕集量が第2所定量以上の多量な時に行われるため、第2再生処理の実行期間は比較的長くなる。特に、排気浄化装置のPM捕集量が略零となるまで第2再生処理が行われると、第2再生処理の実行期間が非常に長くなる。
第2再生処理の実行期間中は、内燃機関および/または車両の状態が所定の状態に制限される。このため、第2再生処理の実行期間が長くなると、内燃機関および/または車両が所定状態に制限される期間も長くなる。
内燃機関および/または車両が所定状態に制限される期間が長くなると、運転者の利便性が損なわれる可能性がある。更に、第2再生処理は、排気浄化装置を所定温度以上まで
昇温させるために燃料等を必要とするので、第2再生処理の実行期間が長びくと燃費が悪化する。
これに対し、排気浄化装置に捕集されたPMを酸化及び除去するための処理(以下、「PM再生処理」と称する)が第2再生処理の実行途中で第1再生処理手段による再生処理(以下、「第1再生処理」と称する)へ移行すると、上記の制限期間が短くなるため、運転者の利便性低下や燃費の悪化を抑制しつつ排気浄化装置のPM再生処理を行うことができる。
但し、第1再生処理へ移行後は上記した制限が解除されるため、内燃機関および/または車両の状態によっては排気浄化装置に捕集されているPMが一斉に酸化して排気浄化装置を過昇温させる可能性がある。
そこで、本発明に係る内燃機関の排気浄化システムは、第2再生処理実行中において所定の移行条件が成立した場合に限り、第2再生処理から第1再生処理への移行を許容するようにした。ここでいう移行条件とは、PM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行しても排気浄化装置が過昇温しない条件である。
このような内燃機関の排気浄化システムによれば、排気浄化装置の過昇温を抑制しつつ排気浄化装置のPM再生処理を実行することができるとともに、運転者の利便性低下や燃費の悪化も抑制することができる。
本発明における移行条件の具体例としては、(1)排気浄化装置に残留しているPM量(以下、単に「PM残留量」と記す)が第1所定量より少ない、(2)内燃機関および/または車両が所定状態から逸脱し且つその際のPM残留量が第1所定量より少ない、(3)内燃機関および/または車両が所定状態から逸脱し且つその際の内燃機関の吸入空気量が一定量以上である、等の条件を例示することができる。
移行条件として上記(1)の条件が採用された場合には、第2再生処理の実行中にPM残留量が第1所定量を下回ると、PM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ自動的に移行される。
この場合、第1再生処理へ移行後に内燃機関および/または車両が排気浄化装置に残留しているPMを一斉に酸化させるような状態に陥っても、PM残留量が少ないため、排気浄化装置の過昇温が抑制される。
従って、PM残留量が第1所定量より少なくなった時点でPM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行されると、運転者の利便性低下、燃費の悪化、及び排気浄化装置の過昇温を抑制しつつ排気浄化装置のPM再生処理を行うことが可能となる。
移行条件として上記(2)の条件が採用された場合には、内燃機関および/または車両が所定状態から逸脱した時点で第2再生処理の実行が中止される。その際、PM残留量が第1所定量より少なければ、第2再生処理の実行中止と同時に第1再処理が開始される。
このように第2再生処理の実行中止後に直ちに第1再生処理が開始されると、排気浄化装置が昇温した状態で第1再処理が開始されることになる。このため、第1再生処理において排気浄化装置を昇温させるために必要となるエネルギが少なくなる。
従って、内燃機関および/または車両が所定状態から逸脱した時にPM残留量が第1所定量より少ないことを条件にPM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行される
と、燃費の悪化を抑制しつつPM再生処理を継続することが可能となる。更に、第1再生処理の開始後に内燃機関および/または車両が排気浄化装置に残留しているPMを一斉に酸化させるような状態に陥っても、排気浄化装置の過昇温を抑制することもできる。
移行条件として上記(3)の条件が採用された場合には、内燃機関および/または車両が所定状態から逸脱した時点で第2再生処理の実行が中止される。その際、内燃機関の吸入空気量が一定量以上であれば、第2再生処理の実行中止と同時に第1再処理が行われる。
内燃機関の吸入空気量が多くなると、排気浄化装置を通過する排気の量も多くなる。PM再生処理が行われている時に排気浄化装置を通過する排気の量が多くなると、排気浄化装置から排気へ伝達される熱量(すなわち、排気浄化装置が排気によって奪われる熱量)が多くなる。このため、内燃機関の吸入空気量が一定量以上であることを条件にPM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行されると、PM残留量が所定量以上であっても排気浄化装置が過昇温し難くなる。
従って、内燃機関および/または車両が所定状態から逸脱した時に内燃機関の吸入空気量が一定量以上であることを条件にPM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行されれば、排気浄化装置の過昇温を抑制しつつPM再生処理を継続することができる。
本発明における移行条件として上記(2)の条件が採用された場合に、第2再生処理手段は、PM残留量が前記第1所定量より少なくなるまで内燃機関および/または車両が所定状態から逸脱しなければ、PM残留量が前記第1所定量より少ない基準量以下となった時点で第2再生処理の実行を終了するようにしてもよい。
PM残留量が零となるまで第2再生処理が行われると、第2再生処理の実行期間が非常に長くなる。これに対し、PM残留量が前記第1所定量より少なくなった時点で第2再生処理の実行を終了させる方法が考えられるが、そのような方法においては第2再生処理の実行終了後の早い時期にPM残留量が第1所定量以上となる場合がある。その場合には、第2再生処理の実行終了後の早い時期に再びPM再生処理(第1再生処理又は第2再生処理)が実行されることになるため、制御の煩雑化や燃費の悪化を招く可能性がある。
そこで、PM残留量が第1所定量より少ない基準量以下となるまで第2再生処理が継続されるようにすれば、第2再生処理の実行終了時からPM残留量が第1所定量以上となるまでの期間が長くなる。依って、第2再生処理の実行終了後に再びPM再生処理(第1再生処理又は第2再生処理)が行われるまでのインターバルが長くなり、制御の煩雑化や燃費の悪化が抑制される。
本発明に係る内燃機関の排気浄化システムは、第2再生処理の実行頻度を取得する取得手段と、取得手段により取得された実行頻度が高くなるほど前記した基準量を減量補正する補正手段と、を更に備えるようにしてもよい。
第2再生処理の実行頻度が高くなると、運転者の利便性低下や燃費悪化が助長される。そのような場合に前記した基準量が減量補正されると、第2再生処理の実行終了時から再びPM再生処理(第1再生処理又は第2再生処理)が実行されるまでの期間が長くなる。その結果、制御の煩雑化や燃費の悪化が抑制され易くなる。
また、本発明に係る内燃機関の排気浄化システムにおいて、第2再生処理実行中に内燃機関および/または前記車両が所定状態から逸脱し、その際に上記したような移行条件が不成立であると、第2再生処理手段が再生処理を中止するとともに第1再生処理手段が排
気浄化装置の温度を低下させつつ第1再生処理を行うようにしてもよい。
このような構成によれば、移行条件が成立しない時に内燃機関および/または車両が所定状態から逸脱しても、排気浄化装置の過昇温を抑制しつつPM再生処理を継続することができる。
尚、本発明において、内燃機関および/または車両が所定状態にある場合としては、内燃機関がアイドル運転状態にあり且つ前記車両が停車状態にある場合を例示することができる。
本発明によれば、排気浄化装置のPM再生処理を複数の方法によって実行可能な内燃機関の排気浄化システムにおいて、複数の方法を適当に組み合わせることにより、排気浄化装置のPM再生処理を効率的に行うことが可能となる。
以下、本発明にかかる内燃機関の排気浄化システムの具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の第1の実施例について図1〜図3に基づいて説明する。図1は、本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。
図1において、内燃機関1は、軽油を燃料として運転される圧縮着火式の内燃機関(ディーゼルエンジン)である。内燃機関1は、複数のシリンダ2を有し、各シリンダ2にはシリンダ2内へ直接燃料を噴射する燃料噴射弁3が設けられている。
内燃機関1には吸気通路4が接続されている。吸気通路4には遠心過給器(ターボチャージャ)5のコンプレッサハウジング50が配置されている。コンプレッサハウジング50より上流の吸気通路4にはエアフローメータ12が配置されている。コンプレッサハウジング50より下流の吸気通路4には給気冷却器(インタークーラ)6が配置されている。インタークーラ6より下流の吸気通路4には吸気絞り弁13が配置されている。
また、内燃機関1には排気通路7が接続されている。排気通路7の途中には、ターボチャージャ5のタービンハウジング51が配置されている。タービンハウジング51より下流の排気通路7には排気浄化装置8が配置されている。排気浄化装置8は、酸化能を有する触媒が担持されたパティキュレートフィルタ、又は酸化能を有する触媒とパティキュレートフィルタが直列に配置された浄化装置である(以下、「パティキュレートフィルタ8」と称する)。
タービンハウジング51より上流の排気通路7には、該排気通路7内を流れる排気中へ燃料を添加する燃料添加弁9が配置されている。パティキュレートフィルタ8より下流の排気通路7には排気温度センサ10が配置されている。
このように構成された内燃機関1には、ECU11が併設されている。ECU11は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM等から構成される算術論理演算回路である。
ECU11は、上記した排気温度センサ10やエアフローメータ12等の各種センサに加え、再生ボタン14、アクセルポジションセンサ16、及びシフトポジションセンサ1
7と電気的に接続されている。更に、ECU11は、燃料噴射弁3、燃料添加弁9、吸気絞り弁13等に加え、報知ランプ18と電気的に接続されている。
このように構成された内燃機関1では、ECU11が燃料噴射制御等の既知の制御に加え、本発明の要旨となるPM再生処理を実行する。
PM再生処理では、ECU11は、先ずパティキュレートフィルタ8のPM捕集量ΣPMを演算する。PM捕集量ΣPMを演算する方法としては、パティキュレートフィルタ8の前後差圧をPM捕集量ΣPMに換算する方法、機関負荷と機関回転数をパラメータとして内燃機関1から排出されるPM量を求めそのPM量を積算することによりPM捕集量ΣPMを算出する方法等を例示することできる。
ECU11は、PM捕集量ΣPMが第1所定量ΣPM1以上且つ第2所定量ΣPM2(>ΣPM1)以下であるか否かを判別する。PM捕集量ΣPMが第1所定量ΣPM1以上且つ第2所定量ΣPM以下である場合(ΣPM1≦ΣPM≦ΣPM2)には、ECU11は、車両の走行中に自動的にPM再生処理(第1再生処理)を行う。
第1再生処理の具体的な実行方法としては、燃料添加弁9から排気中へ燃料を添加させる方法を例示することができる。燃料添加弁9から排気中へ添加された燃料(以下、「添加燃料」と記す)は、パティキュレートフィルタ8の酸化触媒において酸化される。パティキュレートフィルタ8は、添加燃料の酸化反応熱により昇温する。その際、ECU11は、排気温度センサ10の測定値が所定の目標温度(PMが酸化可能な温度)となるように、燃料添加弁9からの燃料添加量をフィードバック制御する。
このように第1再生処理が行われると、パティキュレートフィルタ8の温度がPMを酸化可能な温度域に維持されるため、パティキュレートフィルタ8に捕集されているPMが酸化及び除去される。
ところで、内燃機関1がアイドル運転状態にある場合や極低負荷運転状態にある場合のように排気温度が低くなる場合には、添加燃料の酸化反応熱のみでパティキュレートフィルタ8をPM酸化可能な温度域まで速やかに昇温させることが困難となる。このため、ECU11は、PM捕集量ΣPMが第1所定量ΣPM1以上となった時に内燃機関1がアイドル運転状態或いは極低負荷運転状態にあれば、第1再生処理の実行を禁止する。
上記したような第1再生処理の実行禁止が頻発すると、パティキュレートフィルタ8のPM捕集量が前記第2所定量ΣPM2より多くなる場合がある。パティキュレートフィルタ8のPM捕集量ΣPMが第2所定量ΣPM2より多い状態で第1再生処理が実行されると、内燃機関1が減速アイドル運転された場合等にパティキュレートフィルタ8に捕集されているPMが一斉に酸化してパティキュレートフィルタ8を過昇温させる可能性がある。
そこで、ECU11は、パティキュレートフィルタ8のPM捕集量ΣPMが第2所定量ΣPM2を超えた場合には、報知ランプ18を点灯或いは点滅させることにより、内燃機関1及び車両が所定状態となる条件下でPM再生処理(第2再生処理)を行う必要がある旨を運転者に報知する。
報知ランプ18が点灯又は点滅している時に、内燃機関1および/または車両が所定状態となり且つ再生ボタン14が操作されると、ECU11は第2再生処理を実行する。
前記した所定状態としては、内燃機関1がアイドル運転状態にあり且つ車両が停車状態
にある状態(以下、「アイドル停車状態」と称する)を例示することができる。
アイドル停車状態が成立しているか否かを判別する条件としては、機関回転数が所定回転数(例えば、800rpm程度)以下である、アクセルポジションセンサ16の出力信号が零(アクセル開度=0)を示している、車速が零である、シフトポジションセンサ17の出力信号がニュートラルポジション又はパーキングポジションを示している等の条件を例示することができる。
第2再生処理の具体的な実行方法としては、吸気絞り弁13の開度を減少させ、アイドル回転数を所定のアイドルアップ回転数(例えば、1200rpm程度)まで高めるべく燃料噴射量を増量補正し、更に燃料添加弁9から排気中へ燃料を添加させる方法を例示することができる。
吸気絞り弁13の開度が小さくされると、内燃機関1の吸入空気量が減少するため、それに応じて内燃機関1から排出される排気量も減少する。排気量が減少すると、単位排気量当たりの熱量が増加するため、排気温度が上昇する。
アイドルアップ制御が行われると、燃料噴射弁3から噴射される燃料量が増加するため、それに応じて内燃機関1から排出される熱量が増加する。このような熱量の増加は、吸気絞り弁13による排気量の減少に相乗して排気温度を一層上昇させる。
燃料添加弁9から排気中へ燃料が添加されると、添加燃料パティキュレートフィルタ8の酸化触媒において酸化されるため、その際に発生する酸化反応熱によりパティキュレートフィルタ8が加熱される。
従って、パティキュレートフィルタ8は、少量且つ高温な排気によって加熱されると同時に添加燃料の酸化反応熱によっても加熱されることとなり、速やかにPM酸化可能温度域まで昇温するようになる。
尚、ECU11は、第2再生処理の実行中も第1再生処理の実行時と同様に、排気温度センサ10の測定値に基づいて燃料添加弁9からの燃料添加量をフィードバック制御する。
また、上記した第2再生処理実行中に車両が走行させられると、パティキュレートフィルタ8に捕集されている多量のPMが一斉に酸化してパティキュレートフィルタ8を過昇温させる可能性がある。このため、ECU11は、第2再生処理の実行期間中は、報知ランプ18を点灯或いは点滅させることにより、車両の走行を控えるよう運転者へ促すようにしている。
第2再生処理の他の実行方法として、吸気絞り弁13の開度を減少させる代わりに若しくは吸気絞り弁13の開度を減少させると同時に排気絞り弁の開度を減少させる方法や、燃料添加弁9から排気中へ燃料を添加する代わりに若しくは燃料添加弁9から排気中への燃料添加と併行して燃料噴射弁3の燃料噴射時期を遅角させ或いは燃料噴射弁3からポスト噴射させる方法を例示することができる。
ところで、上記した第2再生処理をパティキュレートフィルタ8のPM残留量(PM捕集量ΣPM)が零となるまで実行されると、第2再生処理の実行期間が非常に長くなる。第2再生処理実行期間が長くなると、燃料添加弁9が燃料添加を行う期間、及び運転者が車両の走行制限を受ける期間も長くなる。その結果、燃費の悪化や運転者の利便性低下を招く可能性がある。
そこで、本実施例におけるPM再生処理では、ECU11は、第2再生処理の実行中にパティキュレートフィルタ8のPM残留量(PM捕集量ΣPM)が所定の基準量より少なくなると、PM再生処理を第2再生処理から第1再生処理へ移行するとともに、報知ランプ18を消灯させて車両の走行制限を解除するようにした。
上記した基準量は、第1所定量ΣPM1と同量であってもよいが、第1所定量ΣPM1より少ない量(以下、「第3所定量ΣPM3」と称する)に定められることが好ましい。
これは、基準量が第1所定量ΣPM1と同量であると、PM残留量(PM捕集量ΣPM)が基準量より少なくなった時点で直ちに第1再生処理を実行することができない場合に、第2再生処理の実行終了後の早い時期にPM捕集量ΣPMが第2所定量ΣPM2を超えてしまい、第2再生処理の実行頻度が増加するからである。
図2は、第2再生処理を実行した場合のPM残留量(PM捕集量ΣPM)と再生時間を計測した結果を示す図である。図2において、時間t1は第2再生処理の実行開始からPM残留量(PM捕集量ΣPM)が第1所定量ΣPM1となるまでの所要時間を示しており、時間t2は第2再生処理の実行開始からPM残留量(PM捕集量ΣPM)が第3所定量ΣPM3となるまでの所要時間を示しており、時間t3は第2再生処理の実行開始からPM残留量(PM捕集量ΣPM)が零となるまでの所要時間を示している。
第2再生処理の実行開始からPM残留量(PM捕集量ΣPM)が第3所定量ΣPM3となるまでの所要時間t2は、第2再生処理の実行開始からPM残留量(PM捕集量ΣPM)が零となるまでの所要時間t3に比して非常に短くなる。
このため、PM残留量(PM捕集量ΣPM)が第3所定量ΣPM3まで減少した時点でPM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行されると、第2再生処理の実行期間が短縮される。第2再生処理の実行期間が短縮されると、運転者の利便性低下や燃費の悪化を抑制することができる。
また、PM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行した後に、内燃機関1および/または車両の状態がパティキュレートフィルタ8の残留PMを一斉に酸化させるような状態に陥っても、PM残留量が少ないためパティキュレートフィルタ8の過昇温が抑制される。
従って、本実施例におけるPM再生処理によれば、パティキュレートフィルタ8の過昇温、運転者の利便性低下、PM再生効率の低下、及び燃費の悪化を抑制しつつパティキュレートフィルタ8に捕集されたPMを酸化・除去することができる。
以下、本実施例におけるPM再生処理について図3のフローチャートに沿って詳説する。図3のフローチャートは、PM再生処理ルーチンを示すフローチャートである。このPM再生処理ルーチンは、予めECU11のROMに記憶されているルーチンであり、ECU11によって所定期間毎に繰り返し実行される。
PM再生処理ルーチンにおいて、ECU11は、先ずS101においてパティキュレートフィルタ8のPM捕集量ΣPMを演算する。
S102では、ECU11は、前記S101で算出されたPM捕集量ΣPMが第2所定量ΣPM2を超えているか否かを判別する。
前記S102において肯定判定された場合(ΣPM>ΣPM2)は、ECU11は、S103へ進む。S103では、ECU11は、報知ランプ18を点灯(或いは点滅)させる。
S104では、ECU11は、再生ボタン14がオンにされたか否かを判別する。S104において否定判定された場合は、ECU11は、前記S103以降の処理を再度実行する。一方、S104において肯定判定された場合は、ECU11は、S105へ進む。
S105では、ECU11は、車両及び内燃機関1がアイドル停車状態にあるか否かを判別する。前記S105において否定判定された場合は、ECU11は、前述したS103以降の処理を再度実行する。一方、前記S105において肯定判定された場合は、ECU11は、S106へ進む。
S106では、ECU11は、パティキュレートフィルタ8の第2再生処理を実行する。
S107では、ECU11は、パティキュレートフィルタ8のPM捕集量(PM残留量)ΣPMを再度演算する。
S108では、ECU11は、前記S107で算出されたPM捕集量ΣPMが第3所定量ΣPM3以下まで減少しているか否かを判別する。
前記S108において否定判定された場合は、ECU11は、前記S106へ戻り、第2再生処理の実行を継続する。一方、前記S108において肯定判定された場合は、ECU11は、S109〜S111においてPM再生処理を第2再生処理から第1再生処理へ移行する。
詳細には、ECU11は、先ずS109において第2再生処理の実行を終了する。続いて、ECU11は、S110において報知ランプ18を消灯させる。更に、ECU11は、S111において第1再生処理の実行を開始する。
S112では、ECU11は、パティキュレートフィルタ8のPM捕集量(PM残留量)ΣPMを再び演算する。
S113では、ECU11は、前記S112で算出されたPM捕集量ΣPMが零になったか否かを判別する。
前記S113において否定判定された場合(ΣPM≠0)は、ECU11は、前記S111へ戻り、第1再生処理の実行を継続する。一方、前記S113において肯定判定された場合(ΣPM=0)は、ECU11は、S114へ進む。
S114では、ECU11は、第1再生処理の実行を終了させる。ECU11は、S114の処理を実行し終えると、本ルーチンの実行を終了する。
また、前記したS102において否定判定された場合(ΣPM≦ΣPM2)は、ECU11は、S115へ進む。S115では、ECU11は、前記S101で算出されたPM捕集量ΣPMが第1所定量ΣPM1以上であるか否かを判別する。
前記S115において否定判定された場合(ΣPM<ΣPM1)は、ECU11は、本ルーチンの実行を一旦終了する。一方、前記S115において肯定判定された場合は、E
CU11は、S111〜S114において第1再生処理を実行する。
このようにECU11がPM再生処理ルーチンを実行することにより、本発明に係る第1再生処理手段、第2再生処理手段、及び移行手段が実現される。その結果、パティキュレートフィルタ8の過昇温、運転者の利便性低下、PM再生効率の低下、及び燃費の悪化を抑制しつつパティキュレートフィルタ8に捕集されたPMを酸化・除去することができる。
従って、本実施例に係る内燃機関の排気浄化システムによれば、第1再生処理と第2再生処理を適当に組み合わせることにより、パティキュレートフィルタ8のPM再生処理を効率的に行うことが可能となる。
尚、本実施例では、第3所定量ΣPM3として固定値を用いる例について述べたが、第3所定量ΣPM3は可変値であってもよい。その際、第3所定量ΣPM3は、第2再生処理の実行頻度に基づいて変更されることが好ましい。
第2再生処理の実行頻度は、第1再生処理が好適に行われない場合に高くなる。たとえば、車両が渋滞路などを低速・低負荷で走行する状態が継続されると、第1再生処理を実行することができずに第2再生処理を実行する必要が生じる。このような事態が頻発すると、第2再生処理の実行頻度が高くなる。第2再生処理の実行頻度が高くなると、燃費が悪化するとともに、車両の走行が制限される機会が増加して利便性が低下する。
そこで、ECU11は、第2再生処理の実行頻度を演算し、算出された実行頻度が高くなるほど第3所定量ΣPM3を少なく補正するようにしてもよい。尚、第3所定量ΣPM3の補正は、連続的に行われてもよく、或いは離散的に行われてもよい。
第3所定量ΣPM3が少なくなると、第2再生処理の実行終了時におけるPM残留量が少なくなる。この場合、第2再生処理実行終了後に第1再生処理を実行できなくとも、PM捕集量が再び第2所定量ΣPM2を越えるまでの期間を長くすることができる。その結果、第2再生処理の実行頻度を低下させることができる。
一方、第3所定量ΣPM3が多くなると、第2再生処理の実行終了時におけるPM残留量が比較的多くなるが、第2再生処理の実行終了後に第1再生処理が実行される可能性が高いため、第2再生処理の実行頻度が高くなり難くなる。
このようにECU11が第2再生処理の実行頻度に基づいて第3所定量ΣPM3を補正すると、本発明に係る取得手段、及び補正手段が実現される。
次に、本発明の第2の実施例について図4に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
前述した実施例1では第2再生処理の実行途中にPM残留量(PM捕集量ΣPM)が第3所定量ΣPM3以下まで低下すると、PM再生処理が第2再生処理から自動的に第1再生処理へ移行される例について述べたが、本実施例では第2再生処理の実行途中に車両及び内燃機関1がアイドル停車状態から逸脱した場合に限り、その時点のPM残留量(PM捕集量ΣPM)が第3所定量ΣPM3以下であることを条件にPM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行される例について述べる。
図4は、本実施例におけるPM再生処理ルーチンを示すフローチャートである。図4に
おいて、S201〜S207の処理は、前述した第1の実施例におけるPM再生処理ルーチン(図3を参照)のS101〜S107と同様である。
S208では、ECU11は、S207で算出されたPM捕集量ΣPMが零ではないか否かを判別する。前記S208において否定判定された場合(ΣPM=0)は、ECU11は、S217〜S218において第2再生処理の実行を終了する。一方、前記S208において肯定判定された場合(ΣPM≠0)は、ECU11は、S209へ進む。
S209では、ECU11は、車両及び内燃機関1がアイドル停車状態から逸脱したか否かを判別する。前記S209において否定判定された場合は、ECU11は、S206へ戻って第2再生処理の実行を継続する。一方、前記S209において肯定判定された場合は、ECU11は、S210へ進む。
S210では、ECU11は、第2再生処理の実行を終了する。続いて、ECU11は、S211において報知ランプ18を消灯させる。
S212では、ECU11は、前記S207で算出されたPM捕集量ΣPMが第3所定量ΣPM3以下であるか否かを判別する。
前記S212において否定判定された場合(ΣPM>ΣPM3)は、ECU11は、本ルーチンの実行を終了する。すなわち、車両及び内燃機関1がアイドル停車状態から逸脱した時点でのPM捕集量ΣPMが第3所定量ΣPM3を上回っている場合は、パティキュレートフィルタ8のPM再生処理が中止される。その結果、パティキュレートフィルタ8の過昇温が抑制される。
一方、前記S212において肯定判定された場合(ΣPM≦ΣPM3)は、ECU11は、S213へ進み、第1再生処理の実行を開始する。すなわち、車両及び内燃機関1がアイドル停車状態から逸脱した時点でのPM捕集量ΣPMが第3所定量ΣPM3以下である場合には、パティキュレートフィルタ8のPM再生処理が第2再生処理から第1再生処理へ移行される。
この場合、パティキュレートフィルタ8の過昇温を抑制しつつPM再生処理を続けることができる。また、第2再生処理の実行終了後に直ちに第1再生処理が開始されると、パティキュレートフィルタ8が既にPM酸化可能な温度域に昇温した状態で第1再生処理が開始されるため、パティキュレートフィルタ8を昇温させるための燃料が不要となり、燃費が向上する。また、第1再生処理の実行開始後に、車両及び内燃機関1がパティキュレートフィルタ8に残留しているPMを一斉に酸化させるような状態に陥っても、PM残留量(PM捕集量ΣPM)が少ないため、パティキュレートフィルタ8の過昇温が防止される。
S214では、ECU11は、パティキュレートフィルタ8のPM残留量(PM捕集量ΣPM)を再度演算する。
S215では、ECU11は、前記S214で算出されたPM捕集量ΣPMが零まで減少しているか否かを判別する。前記S215において否定判定された場合(ΣPM≠0)は、ECU11は、前記S213へ戻って第1再生処理の実行を継続する。一方、前記S215において肯定判定された場合(ΣPM=0)は、ECU11は、S216へ進み、第1再生処理の実行を終了する。
また、前記S202において否定判定された場合(ΣPM≦ΣPM2)は、ECU11
は、S219へ進む。S219の処理は、前述した第1の実施例におけるPM再生処理ルーチンのS115と同様である。
以上述べたようにECU11が図4に示すPM再生処理ルーチンを実行することにより、第2再生処理の実行途中で車両及び内燃機関1がアイドル停車状態から逸脱した場合であっても、その際のPM残留量(PM捕集量ΣPM)が第3所定量ΣPM3以下であることを条件にPM再生処理が継続されることになる。その結果、再生効率の低下が抑制される。
従って、本実施例における内燃機関の排気浄化システムによれば、パティキュレートフィルタ8の過昇温や燃費の悪化を抑えつつ、PM再生処理の効率低下も最小限に抑えることができる。
尚、本実施例では、車両及び内燃機関1がアイドル停車状態から逸脱した時点でPM残留量(PM捕集量ΣPM)が第3所定量ΣPM3を上回っていると、第2再生処理の実行終了後に第1再生処理が実行されない例について述べたが、その際の吸入空気量Gaが所定量より多いことを条件に第1再生処理が実行されるようにしてもよく、或いはパティキュレートフィルタ8の目標温度を低下させることを条件に第1再生処理が実行されるようにしてもよい。
吸入空気量Gaが比較的多い時は、パティキュレートフィルタ8が排気により奪われる熱量が増加するため、パティキュレートフィルタ8が過昇温し難い。依って、車両及び内燃機関1がアイドル停車状態から逸脱した時点でPM残留量(PM捕集量ΣPM)が第3所定量ΣPM3を上回っていても吸入空気量Gaが所定量より多ければ、過昇温を抑制しつつ第1再生処理を行うことができる。
また、第1再生処理実行時におけるパティキュレートフィルタ8の目標温度が低くされると、パティキュレートフィルタ8において単位時間当たりに酸化されるPM量が減少するため、パティキュレートフィルタ8の過昇温を抑制しつつ第1再生処理を行うことができる。
本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。 第2再生処理実行時におけるPM残留量と再生時間とを計測した結果を示す図である。 実施例1におけるPM再生処理ルーチンを示すフローチャートである。 実施例2におけるPM再生処理ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・・・内燃機関
8・・・・・パティキュレートフィルタ(排気浄化装置)
9・・・・・燃料添加弁
11・・・・ECU
12・・・・エアフローメータ
13・・・・吸気絞り弁
14・・・・再生ボタン
18・・・・報知ランプ

Claims (7)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ、PM捕集能を有する排気浄化装置と、
    前記排気浄化装置のPM捕集量が第1所定量以上であり且つ第1所定量より多い第2所定量以下であることを条件に前記排気浄化装置を所定温度以上まで昇温させて該排気浄化装置に捕集されたPMを酸化させる第1再生処理手段と、
    PM捕集量が前記第2所定量を超えている時に前記内燃機関および/または前記内燃機関を搭載した車両が所定状態にあることを条件に前記排気浄化装置を所定温度以上まで昇温させて該排気浄化装置に捕集されたPMを酸化させる第2再生処理手段と、
    前記第2再生処理手段による再生処理が行われている時に所定の移行条件が成立すると、前記第2再生処理手段による再生処理から前記第1再生処理手段による再生処理へ移行する移行手段と、
    を備える内燃機関の排気浄化システム。
  2. 請求項1において、前記移行条件は、前記排気浄化装置に残留しているPM量が前記第1所定量より少なくなることである内燃機関の排気浄化システム。
  3. 請求項1において、前記移行条件は、前記内燃機関および/または前記車両が所定状態から逸脱し、且つ前記排気浄化装置に残留しているPM量が前記第1所定量より少ないことである内燃機関の排気浄化システム。
  4. 請求項1において、前記移行条件は、前記内燃機関および/または前記車両が所定状態から逸脱し、且つ前記内燃機関の吸入空気量が一定量以上となることである内燃機関の排気浄化システム。
  5. 請求項3において、前記第2再生処理手段は、前記移行条件が成立しない場合は、前記排気浄化装置に残留しているPM量が前記第1所定量より少ない第3所定量以下となったことを条件に再生処理の実行を終了する内燃機関の排気浄化システム。
  6. 請求項5において、前記第2再生処理手段による再生処理の実行頻度を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された実行頻度が高くなるほど前記第3所定量を減量補正する補正手段と、
    を更に備える内燃機関の排気浄化システム。
  7. 請求項1〜6の何れか一において、前記第2再生処理手段による再生処理実行中に前記内燃機関および/または前記車両が所定状態から逸脱し、その際に前記移行条件が不成立であると、前記第2再生処理手段が再生処理を中止するとともに前記第1再生処理手段が前記排気浄化装置の温度を低下させつつ再生処理を行う内燃機関の排気浄化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113775396A (zh) * 2021-10-15 2021-12-10 无锡威孚力达催化净化器有限责任公司 Dpf中pm清除的控制方法、控制装置及控制系统

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