JP2007162386A - 柱と土台の接合装置 - Google Patents

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力 波多野
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Abstract

【課題】柱に対する外力の負荷がアンカーボルトに集中することなく、総じて耐久的な接合装置を提供する。
【解決手段】基片1aと接続片1bで成る接合基枠1を、前記基片1aを貫通させたアンカーボルト2の先端にナット5を螺合して基礎コンクリート6上に立設する。また、接合基枠1の接続片1bを基礎コンクリート6上の土台7に設けた組付孔8に係合する。そして、柱9の下面に突設したほぞ枠11と前記接続片1bを土台7に嵌挿した接続杆13で止着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、木造建物に適用する柱と土台の接合装置に関するものである。
基礎コンクリートに立設したアンカーボルトを、前記基礎コンクリート上に載置した土台と該土台上に重ね合わせた接合板を貫通させ、接合板より突出する該アンカーボルトの先端にナットを螺合して前記土台と接合板を前記基礎コンクリートに締め付けると共に、前記接合板を柱の下面に設けたスリットに嵌挿し、該接合板と前記柱を、柱の側面から打ち込んだ止着杆(ドリフトピン)で互いに接続した構造のものがある(例えば、特許文献1)。
特開平8−184062号公報
前記従来構造のものは、柱の軸線位置に配したアンカーボルトを利用して柱と土台を基礎コンクリートに接合するという意味合いでは、強度的に優れた接合装置を構成するものであるが、柱に負荷される外力は、結局のところ、アンカーボルトに集中する構成を採るため、耐久的に問題がある。
本発明は、従来例の斯様な欠点に着目し、柱に対する外力の負荷がアンカーボルトに集中することなく、総じて耐久的な接合装置を提供することを目的として創案したものである。
基片と接続片とで成る接合基枠を、前記基片を貫通させたアンカーボルトの先端にナットを螺合して基礎コンクリート上に立設し、該接合基枠の前記接続片を前記基礎コンクリート上に載置した土台に縦設した組付孔に係合すると共に、柱に止着して柱下面より突出させたほぞ枠を前記接続片の内側に嵌挿し、該ほぞ枠と前記接続片を前記土台に嵌挿した接続杆で互いに止着した、構成とするのである。
本発明によれば、柱の直下に存するアンカーボルトを利用して柱と土台が接合され、該柱と土台を基礎コンクリートにいわば直接的に組付ける構成を採るから、極めて強固な接合装置を提供できる。
図面は本発明に係る柱と土台の接合装置の実施例を示し、実施例は、基片1aと接続片1bとで成る断面コ字形の接合基枠1を、基片1aを貫通させたアンカーボルト2の先端に、座板3およびワッシャー4を介してナット5を螺合、締付けて、前記アンカーボルト2を立設した基礎コンクリート6上に固着し、該接合基枠1の、基礎コンクリート6上に起立する前記接続片1bを基礎コンクリート6上に載置した土台7に縦設した組付孔8に係合し、柱9下面に縦設した十字状のスリット10に十字状の嵌挿枠11aを係合させて固定杆12で柱9に止着した接合金具11の柱9下面より突出するほぞ枠11bを、前記接続片1bの内側に嵌挿し、該ほぞ枠11bと接続片1bを前記土台7に嵌挿した接続杆13で互いに止着して構成したものである。
第一実施例
図1乃至図4は第一実施例を示し、図1は一部欠截正面図、図2は図1の縦断面図、図3は接合金具の平面図、図4は接合基枠の平面図である。
この第一実施例の接合基枠1は、基片1aと成るリング状の金属片と接続片1bと成る円筒状(角筒状でも良い)の金属筒を互いに熔接した有底円筒体で成り、基片1aの中央に基礎コンクリート6上に立設したアンカーボルト2の先端を貫通させる透孔14を設ける一方、筒体で成る前記接続片1bには、土台7に設けた前記接続杆13(所謂ドリフトピンで構成してある)の、上下一対の通し孔15,15に一致する連通孔16,16を設けて構成したものである。
この接合基枠1は、前記の通り、アンカーボルト2とこれに螺合したナット5によって締付けて、基礎コンクリート6上に立設し、土台7に設けた円い(接続片1bが角筒ならば方形の)組付孔8に円筒状の接続片1bを一致させて嵌挿するようにして土台7と組合わせ、基礎コンクリート6上に載置した土台7の通し孔15を通じて前記連通孔16と、接続片1b内に係合した前記ほぞ枠11bに設けた透孔17に前記接続杆13を嵌挿して土台7とほぞ枠11bと互いに接続(止着)したものである。
前記ほぞ枠11bと嵌挿枠11aを備えた、第一実施例の接合金具11は、円板状の基片11cの上面に、等間隔を存して四方に放射状に配した4枚の部片11a´,11a´,11a´,11a´で成る嵌挿枠11aを立設し、下面に中央部片11b´の両側に相対設した側部片11b´´,11b´´で成るほぞ枠11bを吊設して構成したもので(基部片11cに対し嵌挿枠11aとほぞ枠11bは熔接してある)、嵌挿枠11aの各部片11a´には柱9に設けた通し孔18と一致するようにして前記固定杆12の嵌挿孔19を設け、また、ほぞ枠11bの側部片11b´´には土台7側の通し孔15等と一致する前記透孔17を設けたものである。
この接合金具11は、柱9の下面を4つに分割するようにして設けた十字状のスリット10に嵌挿枠11aを嵌挿し、互いに一致する柱9側の通し孔18と嵌挿枠11a側の嵌挿孔19に固定杆12を嵌装して柱9に止着し、ほぞ枠11b部を柱9下面より突出させてこれを接合基枠1側と組合わせて前記の通り、土台7と接合、止着したものである。
第二実施例
第二実施例は、図5乃至図8で示し、図5は一部欠截正面図、図6は図5の縦断面図、図7は接合金具の平面図、図8は接合基枠の平面図である。
この第二実施例は、接合基枠1を基片1aの両側に一対の接続片1b,1bを相対して立設したコの字形の枠体で構成し、該枠体内すなわち接合基枠1の接続片1bの内側に第一実施例と同様にして柱9下面に突設したほぞ枠11bを嵌め込み、第一実施例と同様に接続杆13を用いてこれらを互いに接続、止着して構成したもので、接合金具11は第一実施例でいう基部片11cを省略し、嵌挿枠11aとほぞ枠11bを直接熔接して構成したものである。
残余の点は、第一実施例と同符号で示す通り同様なので説明を省略する。なお、組付孔8は接合基枠1の形状に合わせて断面方形にしてある。
一部欠截正面図。 図1の縦断面図。 接合金具の平面図。 接合基枠の平面図。 第二実施例の一部欠截正面図。 図5の縦断面図。 第二実施例の接合金具の平面図。 第二実施例の接合基枠の平面図。
符号の説明
1 基枠
1a 基片
1b 接続片
2 アンカーボルト
5 ナット
6 基礎コンクリート
7 土台
8 組付孔
9 柱
11 ほぞ枠
13 接続杆

Claims (1)

  1. 基片と接続片とで成る接合基枠を、前記基片を貫通させたアンカーボルトの先端にナットを螺合して基礎コンクリート上に立設し、該接合基枠の前記接続片を前記基礎コンクリート上に載置した土台に縦設した組付孔に係合すると共に、柱に止着して柱下面より突出させたほぞ枠を前記接続片の内側に嵌挿し、該ほぞ枠と前記接続片を前記土台に嵌挿した接続杆で互いに止着した、柱と土台の接合装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63261029A (ja) * 1987-04-17 1988-10-27 日本住宅パネル工業協同組合 木造建築の骨組
JP2002294875A (ja) * 2001-04-04 2002-10-09 Tatsumi:Kk 柱脚金具

Patent Citations (2)

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