JP2007160789A - 装飾体 - Google Patents

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Abstract

【課題】布の質感と同様の凹凸模様をベース部材の装飾側表面だけに積層した装飾体及びその製造方法を得ること。
【解決手段】変性アクリル系架橋重合体等の高吸水性樹脂に水を加え放置することで生成した含水ゲルをゴム材に添加したコンパウンドを、ベース部材の装飾側表面だけに積層し、加硫により前記含水ゲルの水分を揮発させるとともに前記ゴム材を発泡させて、前記表面に凹凸模様Yを形成してなる装飾体15,25,35であり、ドアオープニングトリム10,20や目地材30の装飾面側に施される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車のドアオープニングトリムの外観面等に使用され、表面に凹凸模様を形成する装飾体に関するものである。
自動車のドア開口部に取付けられ、そのドアと開口部との隙間をシールするドアオープニングトリムのトリム本体部は自動車内の天井と隣接するため、トリム本体部の外観面に天井に使用されているのと同様の布を貼り付けた製品が採用されたものがある。
しかし、トリム本体部に布を貼ると大幅なコスト増になるため布に近い質感を出した安価な製品が求められている。
そこで、トリム本体部の質感向上策として、図4に示すように、ゴム押出成形時にシボロールでゴム表面にシボを付けることが一般的である。
これは、自動車のドア開口部に取付けられるトリム本体部11と、そのトリム本体部11に一体成形され、ドア閉時にドア(図示しない)に弾接する中空シール部12と、同じくトリム本体部11の外観面側に一体成形されたリップ部13からなるドアオープニングトリム10において、そのリップ部13表面に装飾用のシボ模様Xを施した装飾体5を形成したものである。
しかし、シボロールでは布に近い質感を出すことが極めて難しい。
また、ADCA(アゾジカルボンアミド)やOBSH(オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド)などの発泡剤を使用してゴムを発泡させ、表面に凹凸を設けることも知られている。
これによれば、布の質感に若干近づかせることができるが、布に近いというレベルには至らず十分ではない。
こうした中、高吸水性樹脂に水を加えて発泡させることにより凹凸部を形成する方法が知られている(特許文献1参照)。
特許第2789143号公報 これによれば、表面の粗い単独気泡構造のスポンジが得られ、洗浄が容易であり、乾燥し易く、衛生的であって、しかも気泡径を変えることができ、微妙な感触の違いが要求される最適の性状の化粧用パフを製造することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、主に化粧用パフ材料として使用されるものであるので、特に装飾性を重視したものではなく、そのため、表面部分だけに適用させたものではない。
そこで、本発明の目的とするところは、布の質感と同様の凹凸模様をベース部材の装飾側表面だけに積層した装飾体を得ることにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る装飾体(15,25,35)は、変性アクリル系架橋重合体等の高吸水性樹脂に水を加え放置することで生成した含水ゲルをゴム材に添加したコンパウンドを、ベース部材(13,21,31)の装飾側表面だけに積層し、加硫により前記含水ゲルの水分を揮発させるとともに前記ゴム材を発泡させて、前記表面に凹凸模様(Y)を形成してなることを特徴とする。
前記コンパウンドは、前記含水ゲルに加えて、有機系または/および無機系の発泡剤、すなわち有機系および無機系の少なくとも1つの発泡剤をポリオレフィン系樹脂に混ぜ込んだ粉末状のマスターバッチを、前記ゴム材に添加したものにすることができる。
また、前記コンパウンドは、前記含水ゲルに加えて、有機系または/および無機系の発泡剤を、前記ゴム材に添加したものにすることができる。
さらに、前記コンパウンドは、前記含水ゲルに加えて、中空のガラスビーズを、前記ゴム材に添加したものにすることができる。
また、本発明に係る装飾体(15,25,35)は、変性アクリル系架橋重合体等の高吸水性樹脂に水を加え放置することで生成した含水ゲルを熱可塑性エラストマーに添加したコンパウンドを、押出成形されるベース部材(13,21,31)の装飾側表面だけに積層し、前記押出時に押圧力の解放により前記含水ゲルの水分を揮発させるとともに前記熱可塑性エラストマーを発泡させて、前記表面に凹凸模様(Y)を形成してなることを特徴とする。
また、本発明に係る装飾体(15,25,35)は、熱可塑性エラストマーに高吸水性樹脂を添加したコンパウンドを、押出時に押出機内で水を圧入して水を混練し、押出成形されるベース部材(13,21,31)の装飾側表面だけに積層し、前記押出時に押圧力の解放により水分を揮発させるとともに前記熱可塑性エラストマーを発泡させて、前記表面に凹凸模様(Y)を形成してなることを特徴とする。
また、本発明に係る装飾体(15,25)の前記ベース部材は、自動車のドア開口部に取付けられ、そのドアと開口部との隙間をシールするドアオープニングトリム(10,20)のトリム本体部(11,21)であることを特徴とする。
また、本発明に係る装飾体(35)の前記ベース部材は、目地間の隙間をシールする目地材(30)の頭部(33)であることを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の装飾体によれば、高吸水性樹脂に水を加え放置することで生成した含水ゲルをゴム材に添加してなるコンパウンドを、ベース部材の装飾側表面だけに積層し、加硫することによって含水ゲルの水分を揮発させるとともにゴム材を発泡させて、ベース部材の装飾側表面に、従来例のようなシボ模様と比較して極め細かい凹凸模様を形成するものであるので、布に近いレベルの質感を出すことができる。
よって、ベース部材の装飾側表面だけに、例えば、ドアオープニングトリムのトリム本体部の車内側表面だけ、あるいは、目地材の外観上表面にあらわれる頭部だけに、外観上布との一体感に優れた高意匠性の表面を得ることができる。
また、本発明によれば、ベース部材の装飾側表面だけに意匠面を簡単に形成することができるので、コンパウンドを必要最小限の材料に抑えることができる。
また、有機系または/および無機系の発泡剤をポリオレフィン系樹脂に混ぜ込んだ粉末状のマスターバッチを併用したものによれば、含水ゲルの添加で得られた極めの細かい表面の凹凸上に、粉末状のマスターバッチ添加で発生した発泡剤による表面の破れが加わって、より意匠性の高い外観が得られる。
また、有機系または/および無機系の発泡剤を併用したものによれば、含水ゲルの添加で得られた極めの細かい表面の凹凸を保ったまま、ボリュームを増やすことができる。
さらに、中空のガラスビーズを併用したものによれば、含水ゲルの添加で得られた極めの細かい表面の凹凸に、中空ガラスビーズの添加で得られた大きな表面の凹凸が加わるので、表面の光沢が押さえられ、重厚感,高級感を得られる。
また本発明の装飾体によれば、含水ゲルをゴム材ではなく、熱可塑性エラストマーに添加することによって得られるコンパウンドを、押出成形されるベース部材の装飾側表面だけに積層し、押出時に押圧力の解放により含水ゲルの水分を揮発させるとともに熱可塑性エラストマーを発泡させて、表面に凹凸模様を形成することができるので、種々の材料を使用することができる。
また本発明の装飾体によれば、熱可塑性エラストマーに高吸水性樹脂を添加したコンパウンドを、押出時に押出機内で水を圧入して水を混練し、押出成形されるベース部材の装飾側表面だけに積層し、押出時に押圧力の解放により水分を揮発させるとともに熱可塑性エラストマーを発泡させて、表面に凹凸模様を形成することができるので、種々の材料を使用することができる。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る装飾体及びその製造方法について説明する。図1は本発明の実施形態に係る装飾体を自動車のドアオープニングトリムに適用した場合を示すもので、そのドアオープニングトリムを示す斜視図である。
従来例(図4)で示したものと同様に、このドアオープニングトリム10は、自動車のドア開口部に取付けられる断面略U字形状のトリム本体部11と、そのトリム本体部11の車外側側壁11aに一体成形され、ドア閉時にドア(図示しない)に弾接する中空シール部12と、同じくトリム本体部11の奥壁11c(車外側側壁11aと車内側側面11bとを連結する壁;図1においてトリム本体部11の左側)に一体成形されたリップ部13からなる。
このリップ部13は、断面略舌状で、自動車内の天井と隣接する装飾用のリップであり、リップ部13のベース部材に対して、その外観面側の表面には、装飾用の凹凸模様Yが施された装飾体15が積層されている。
この装飾体15は、変性アクリル系架橋重合体等の高吸水性樹脂に水を加え放置することで生成した含水ゲルをゴム材に添加したコンパウンドを、リップ部13の装飾側表面だけに積層し、加硫により前記含水ゲルの水分を揮発させるとともに前記ゴム材を発泡させて、前記表面に極めの細かい凹凸模様Yを形成してなるものである。凹凸模様Yは、従来例で示したシボ模様Xと比較して、極めが細かくより布に近いレベルのものである。
これにより、天井等の内装に使用される布と質感が同等で外観上一体感に優れた、高意匠性の表面が得られる。
次に、本発明の実施形態に係る装飾体15の製造方法について説明する。
(1)まず、変性アクリル系架橋重合体等の高吸水性樹脂に水を加えた後、放置して含水ゲルを生成する。
含水ゲルを生成する際の水との比率(重量比)は、1:5〜1:10が望ましい。これより水の比率が少ないと高吸水性樹脂との混合が困難になり、またこれより水の比率が多いとゴム表面の凹凸が大きくなり、極めの細かい凹凸のある外観が得られなくなるからである。
なお、ここでは、高吸水性樹脂として変性アクリル系架橋重合体を一例としてあげたが、これに限定されることはなく、吸水によって、水との重量比が上述したように、1:5〜1:10に調整できる樹脂材であればよい。
高吸水性樹脂の種類としては、変性アクリル系架橋重合体(日本触媒(株)製の「アクアリック」等),イソブチレン無水マレイン酸共重合体架橋物(クラレイソプレンケミカル(株)製の「KIゲル」),ビニルアルコール−アクリル酸共重合体架橋物(住友化学工業(株)製の「スミカゲル」),変性ポリアミド(東レ(株)製の「AQ−ナイロン」),アルギン酸系重合体架橋物,デンプン系重合体架橋物,グアーガム系重合体架橋物,カラギーナン系重合体架橋物,キチン系重合体架橋物等があげられる。
(2)次に、生成した含水ゲルをゴム材に添加してゴムのコンパウンドを生成する。
ここで、ゴム材としては、EPDM,IR,NBR,シリコーンゴムがあげられる。含水ゲルの添加量はゴム材100部に対して10部より少ない量が望ましい。添加量が10部以上だとコンパウンドを生成するときのロールでの練り込み時に滑りが発生してシェアがかからなくなり、練り込むまでに多大な時間を要するなど、作業性が著しく悪化するからである。
(3)次に、ドアオープニングトリム10を口金(図示しない)を介して押出成形し、口金の形状に沿ったトリム本体部11と中空シール部12とリップ部13とを一体成形するが、この押出成形時に、(2)で生成したゴムのコンパウンドを同時に押出成形して、リップ部13の装飾側表面だけに積層する。
(4)その後、押出成形されたドアオープニングトリム10を加硫槽(図示しない)に通すことによって加硫し、前記含水ゲルの水分を揮発させるとともに前記ゴム材を発泡させて、リップ部13の装飾側表面だけに凹凸模様Yを形成する。
これによって、天井等の内装に使用される布と質感が同等で外観上一体感に優れた、高意匠性の表面を有する装飾体15が得られる。
なお、(2)でコンパウンドを生成するときに、前記含水ゲルに加えて、有機系または/および無機系の発泡剤をポリオレフィン系樹脂に混ぜ込んだ粉末状のマスターバッチを、前記ゴム材に添加することもできる。
ポリオレフィン系樹脂に混ぜ込んだ粉末状のマスターバッチとした発泡剤としては、例えば、永和化成工業(株)製の「セルパウダー−E10」等があげられる。
これによれば、含水ゲルの添加で得られた極めの細かい表面の凹凸上に、粉末状のマスターバッチ添加で発生した有機系または/および無機系の発泡剤による表面の破れが加わって、より意匠性の高い外観が得られる。
また、(2)でコンパウンドを生成するときに、前記含水ゲルに加えて、有機系または/および無機系の発泡剤を、前記ゴム材に添加することもできる。
これによれば、含水ゲルの添加で得られた極めの細かい表面の凹凸を保ったまま、ボリュームを増やすことができる。
なお、有機系発泡剤の種類としては、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド,アゾジカルボンアミド等があげられる。
また、無機系発泡剤の種類としては、炭酸水素ナトリウム等があげられる。
さらに、(2)でコンパウンドを生成するときに、前記含水ゲルに加えて、中空のガラスビーズを、前記ゴム材に添加することもできる。
これによれば、含水ゲルの添加で得られた極めの細かい表面の凹凸に、中空ガラスビーズの添加で得られた大きな表面の凹凸が加わる。また中空ガラスビーズの添加で表面の光沢が押さえられ、重厚感,高級感を得られる。
本発明の実施形態では、(2)でコンパウンドを生成するときに、含水ゲルをゴム材に添加するようにし、その後(4)で加硫させることにより、含水ゲルの水分を揮発させるとともにゴム材を発泡させるようにしたが、ゴム材に代えて、熱可塑性エラストマーを使用することもできる。
これは、ドアオープニングトリム10を口金(図示しない)を介して押出成形し、口金の形状に沿ったトリム本体部11と中空シール部12とリップ部13とを一体成形し、この押出成形時に、含水ゲルのペレットを熱可塑性エラストマーのペレットに混合分散させ、これを同時に押出成形して、リップ部13の装飾側表面だけに積層する。
これによれば、口金から押出成形された時に押圧力が解放され、その解放により含水ゲルの水分が揮発するとともに熱可塑性エラストマーが発泡し、リップ部13の装飾側表面だけに凹凸模様Yが形成される。
また、熱可塑性エラストマーに吸水していない高吸水性樹脂を添加してコンパウンドを生成した後、押出時に押出機内で水を圧入して水を混練し、押出成形されるベース部材たるドアオープニングトリム10のリップ部13の装飾側表面だけに積層し、前記押出時に押圧力の解放により水分を揮発させるとともに前記熱可塑性エラストマーを発泡させて、前記表面に凹凸模様を形成するようにしてもよい。このとき押出機内において、高吸水性樹脂は水の核材となって水を分散させるはたらきをする。
また、本発明の実施形態では、図1に示すように、ドアオープニングトリム10のトリム本体部11に一体成形されたリップ部13の車内側となる装飾側表面に装飾体15を形成するようにしたが、ベース部材の装飾側表面だけに装飾体を設ける構成であればよいので、例えば、図2に示すように、特にリップ部を設けることなく、ドアオープニングトリム20のトリム本体部21の奥壁21cから車内側側壁21bにわたり装飾体25を形成するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態に係る装飾体は、ベース部材の装飾側表面だけに積層させるものであれば適用しうるので、特に、ドアオープニングトリムに限定されることなく、ウェザーストリップ全般に適用することができることはもとより、図3に示すように、目地材30に適用することもできる。
すなわち、目地間の隙間(図示しない)をシールする目地本体部31とそれらの左右から延び目地空間に弾接して隙間をシールするシールリップ部32からなる目地材30の、装飾側表面となる頭部33(図3において上側)に装飾体35を施すこともできる。
本発明の実施形態に係る装飾体を適用した場合のドアオープニングトリムを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る装飾体を適用した場合の他のドアオープニングトリムを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る装飾体を適用した場合の目地材を示す斜視図である。 従来例に係る装飾体を適用した場合のドアオープニングトリムを示す斜視図である。
符号の説明
5 装飾体
10 ドアオープニングトリム
11 トリム本体部
11a 車外側側壁
11b 車内側側壁
11c 奥壁
12 中空シール部
13 リップ部
15 装飾体
20 ドアオープニングトリム
21 トリム本体部
21a 車外側側壁
21b 車内側側壁
21c 奥壁
22 中空シール部
25 装飾体
30 目地材
31 目地本体部
32 シールリップ部
33 頭部
35 装飾体
X シボ模様
Y 凹凸模様

Claims (8)

  1. 変性アクリル系架橋重合体等の高吸水性樹脂に水を加え放置することで生成した含水ゲルをゴム材に添加したコンパウンドを、ベース部材の装飾側表面だけに積層し、加硫により前記含水ゲルの水分を揮発させるとともに前記ゴム材を発泡させて、前記表面に凹凸模様を形成してなることを特徴とする装飾体。
  2. 前記コンパウンドは、前記含水ゲルに加えて、有機系または/および無機系の発泡剤をポリオレフィン系樹脂に混ぜ込んだ粉末状のマスターバッチを、前記ゴム材に添加したものであることを特徴とする請求項1に記載の装飾体。
  3. 前記コンパウンドは、前記含水ゲルに加えて、有機系または/および無機系の発泡剤を、前記ゴム材に添加したものであることを特徴とする請求項1に記載の装飾体。
  4. 前記コンパウンドは、前記含水ゲルに加えて、中空のガラスビーズを、前記ゴム材に添加したものであることを特徴とする請求項1に記載の装飾体。
  5. 変性アクリル系架橋重合体等の高吸水性樹脂に水を加え放置することで生成した含水ゲルを熱可塑性エラストマーに添加したコンパウンドを、押出成形されるベース部材の装飾側表面だけに積層し、前記押出時に押圧力の解放により前記含水ゲルの水分を揮発させるとともに前記熱可塑性エラストマーを発泡させて、前記表面に凹凸模様を形成してなることを特徴とする装飾体。
  6. 熱可塑性エラストマーに高吸水性樹脂を添加したコンパウンドを、押出時に押出機内で水を圧入して水を混練し、押出成形されるベース部材の装飾側表面だけに積層し、前記押出時に押圧力の解放により水分を揮発させるとともに前記熱可塑性エラストマーを発泡させて、前記表面に凹凸模様を形成してなることを特徴とする装飾体。
  7. 前記ベース部材は、自動車のドア開口部に取付けられ、そのドアと開口部との隙間をシールするドアオープニングトリムのトリム本体部であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一つに記載の装飾体。
  8. 前記ベース部材は、目地間の隙間をシールする目地材の頭部であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一つに記載の装飾体。
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