JP2007160388A - 合金化溶融亜鉛めっき鋼板のパウダリングを抑制するプレス成形方法 - Google Patents

合金化溶融亜鉛めっき鋼板のパウダリングを抑制するプレス成形方法 Download PDF

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登代充 中村
Hiroshi Takebayashi
浩史 竹林
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Abstract

【課題】合金化溶融亜鉛めっき鋼板をプレス成形する際のパウダリングを抑制し、プレス成形品の品質及びプレス成形の生産性を向上させるプレス成形方法を提供する。
【解決手段】合金化溶融亜鉛めっき鋼板をプレス成形する際に、該合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を40℃〜400℃でプレス成形する方法であって、めっき皮膜がFeを14〜25質量%含有し、残部にZnとAlを含むことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形時に、該合金化溶融亜鉛めっき鋼板のパウダリングを抑制する効果を有するプレス成形方法に関する。
従来、耐食性が要求される部材には合金化溶融亜鉛めっき鋼板をはじめとする各種表面処理鋼板を室温でプレス成形した成形体が多く用いられている。しかし、特に合金化溶融亜鉛めっき鋼板の場合、めっきが硬くて脆いために、成形中にめっきが粉状に圧縮破壊して剥離するパウダリングと呼ばれる現象が起きることが知られていた。このパウダリングによって発生しためっきの破壊剥離片はプレス成形品の表面疵の原因になりプレス成形品の品質を悪化させる。さらには、このために定期的なプレス金型清掃によってこの破壊剥離片を取り除くことが必要であり、この清掃工程の増加のためプレス生産性の低下も生じていた。
従来、このパウダリングを抑制する対策として2つの方法が行われており、特許文献1及び2が開示されている。1つはめっき付着量を抑制することである。めっき付着量は付着量が大きいほどパウダリングが顕著となる傾向にあった。具体的にはパウダリング抑制のために合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき付着量は片面あたり通常45〜50g/m以下に抑えられている。特許文献1にはパウダリング対策としてめっき付着量を80g/m以下とすることが開示されている。
2つめはめっき中のFe濃度管理である。めっき中のFe濃度が大きいほどパウダリングが顕著である。具体的にはパウダリング抑制のために合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき中のFe濃度は通常12質量%以下に抑えられている。例えば特許文献2ではめっき中のFe濃度を7〜13質量%に管理することが開示されている。特にパウダリングが問題となる部材ではFe濃度を8〜9質量%と低めに管理することが求められている。
また、特許文献3には、薄鋼板をプレス成形するに際し、所定の温度範囲及びひずみ速度以上で加工することにより、高価な合金元素を添加することなしに加工後の焼付硬化量を確保し、かつプレス成形品にストレッチャーストレインを発生させない温間プレス成形法が開示されている。
特許文献4には、深絞り部品をプレス成形するに際し、プレス中の加工発熱で成形不良が発生する課題を解決する目的で、プレス金型の温度を制御して温間成形する方法が開示されている。
特許文献5には、めっきした金属の融点以上の加熱成形温度で加工する鋼板において、予備加熱時にめっきした鋼板を鉄又はめっきをする金属の拡散が行われ得る温度で加熱する加熱方法が開示されている。
特開平11−140613号公報 特開平8−41586号公報 特開平5−50150号公報 特開平6−87030号公報 特開2003−27203号公報
しかし、特許文献1に記載の発明において、付着量は耐食性を左右する因子であり、パウダリング対策として付着量が抑制されていると、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の耐食性を付着量増加によって向上させることが困難であった。
また、特許文献2に記載の発明においては、Fe濃度が低すぎる場合にはめっきの摩擦係数が増加し、プレス成形の際のプレス割れの原因となる問題あった。さらにはこのプレス割れに対応するために工数や時間を費やし、コストがかかるという問題もあった。加えて、めっき中のFe濃度管理が必要になっており、管理を厳しくすることによるコスト上昇も問題であった。
さらに、特許文献3及び4は鋼板そのものの成形性についての発明であり、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき中におけるFe濃度やめっき付着量を大きくした場合にパウダリングを抑制することができるものではなかった。
特許文献5の加熱方法では、加工がめっきに使用される金属の融点以上で行われ、かつ、予備加熱時にも鉄又はめっきをする金属が拡散する温度を必須としているので、常に高温で処理される必要があり、製造上の制約により生産性が低下する問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、合金化溶融亜鉛めっき鋼板をプレス成形する際のパウダリングを抑制し、プレス成形品の品質及びプレス成形の生産性を向上させることのできるプレス成形方法を提供することを課題とする。
従来、金属間化合物は一般に硬く脆く、高温強度・高温剛性も高いと考えられてきた。合金化溶融亜鉛めっきを構成するFe−Zn金属間化合物も同様に、室温では硬くて脆く、これがパウダリングの主要な原因であると考えられてきた。また図7に示したように高温でも硬く脆いと報告されている(Hong、名古屋大学博士課程学位請求論文、1997)。図7は、Fe−Zn金属間化合物の高温における圧縮応力とひずみとの関係を示したグラフで、(a)がひずみ速度2.8×10−5/s、(b)がひずみ速度2.8×10−4/sの場合である。これを見ると、ひずみ速度が2.8×10−5/sでは300℃、ひずみ速度が2.8×10−4/sでは350℃以上にならないと延性を示さないことが説明されている。
しかし、発明者らは、鋭意検討の結果、合金化溶融亜鉛めっきを構成するFe−Zn金属間化合物が、より低い温度でも軟化し、パウダリングを抑制することができることを見い出し、これまでパウダリングの発生に起因して制限されていた合金化溶融亜鉛めっきの付着量や該合金化溶融亜鉛めっき中に含まれるFe量を大幅に増加させてもパウダリングを抑制できる合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を開発して完成させた。以下、本発明について説明する。
請求項1に記載の発明は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板をプレス成形する際に、該合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を40℃〜400℃でプレス成形する方法であって、めっき皮膜がFeを14〜25質量%含有し、残部にZnとAlを含むことを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を提供することにより前記課題を解決する。
請求項2に記載の発明は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を100℃以上とすることを特徴とする、請求項1に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を提供することにより前記課題を解決する。
請求項3に記載の発明は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を300℃未満とすることを特徴とする、請求項1又は2に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を提供することにより前記課題を解決する。
請求項4に記載の発明は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板をプレス成形する際に、該合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を40℃〜400℃でプレス成形する方法であって、めっき皮膜がFeを8〜25質量%含有し、残部にZnとAlを含む合金化溶融亜鉛めっき鋼板で、かつ、該合金化溶融亜鉛めっき鋼板の少なくとも一方の面のめっき付着量が80〜150g/mであることを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を提供することにより前記課題を解決する。
請求項5に記載の発明は、めっき皮膜がFeを14質量%以上含有することを特徴とする、請求項4に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を提供することにより前記課題を解決する。
請求項6に記載の発明は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を100℃以上とすることを特徴とする、請求項4又は5に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を提供することにより前記課題を解決する。
請求項7に記載の発明は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を300℃未満とすることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を提供することにより前記課題を解決する。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を用いたプレス成形工程を含む、成形品の製造方法を提供することにより前記課題を解決する。
本発明によれば、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形品の品質、プレス成形の生産性を向上させることが可能となる。具体的には、プレス成形品のプレス疵の改善、めっき付着量増大による成形品の高耐食化、めっき中のFeの高濃度化によるプレス割れ回避、プレス中の金型清掃工程の省略、合金化溶融亜鉛めっき鋼板製造時のめっき中のFe濃度管理緩和をはかることができる。
本発明のこのような作用および利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下、本発明の最良の形態、およびその限定理由を説明する。
本発明は、プレス成形の対象である合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき層が、高濃度のFeを含んでいても、また該めっきの付着量が多くても、プレス成形時の温度管理を行うことにより、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形時のパウダリングを抑制することができるプレス成形方法である。
<合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形時の温度>
本発明におけるプレス成形方法では、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形時の温度は、40℃〜400℃の範囲とする。成形時の温度は、40℃以上、より好ましくは60℃以上、さらに好ましくは100℃以上である。これは、40℃未満では加熱によるパウダリング抑制の効果が小さいことによるものであり、パウダリング抑制効果の観点から、より好ましくは60℃以上、さらに好ましくは100℃以上であることによるものである。また、成形中の該鋼板温度の管理の観点や品質の安定性の観点からも、これらの温度範囲が望ましい。一方、成形時の温度は、400℃以下、より好ましくは300℃以下、さらに好ましくは150℃以下である。これは、400℃を超えて加熱してもパウダリング抑制効果の向上が望めず、加熱によるエネルギーの消費等が顕著となるためであり、エネルギー消費の観点から、より好ましくは300℃以下、さらに好ましくは150℃以下であることによるものである。かかる温度は、温度を上げる程その効果が増すとの観点と、当該プレス成形時に用いられる潤滑油の耐熱温度、母材の伸び及び操業コスト等の観点とから定められる。
これにより高いFe濃度及び/又は厚いめっきを有する鋼板もパウダリングを起こすことなく、又はパウダリングを抑制しつつプレス成形することができ、プレス成形品の品質及びプレス成形の生産性を向上することが可能となる。
合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっきの加熱は、該鋼板を所定温度にまで加熱することができればいずれの方法が適用されてもよい。これには例えば、プレス金型内にヒーターを内蔵し、プレス成形中に当該めっきの温度を上昇させる方法、又は合金化溶融亜鉛めっき鋼板をプレス金型に運搬する途中で加熱する方法等を挙げることができる。また、加熱手段としてもあらゆるものを利用することができ、例えば接触式ヒーター、温風、誘導加熱、通電加熱、レーザー加熱及びプラズマ加熱等を挙げることができる。
また、当該プレス成形時の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっきの温度分布は、全面を均一に加熱しても良いが、必ずしも均一である必要はなく、パウダリングが顕著な部位のみが所定温度に到達していれば良い。図1にプレス成形時の合金化溶融亜鉛めっき鋼板1のプレスへの配置の例を概略的に示す。合金化溶融亜鉛めっき鋼板1は、直径90mmの円板で、ダイ2、2と板押え3、3との間に挟まれて配置される。ダイ2、2及び板押え3、3の内部にはヒーター4、4、…が具備されている。このように配置された合金化溶融亜鉛めっき鋼板1は下方から移動されるポンチ5により成形される。かかる場合に、パウダリングが顕著な部位としては例えば図1にAで示した縮みフランジ部、図1にBで示したダイ肩部等を挙げることができる。
<合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき中のFe濃度>
本発明におけるプレス成形方法では、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき中のFe濃度を8質量%〜25質量%とする。これは、本発明のプレス成形方法による成形温度の制御でパウダリングが抑制されるために、めっき中のFe濃度が高い合金化溶融亜鉛めっき鋼板をパウダリング抑制しつつプレス成形することが可能となるからである。これによりFe濃度の管理基準を緩和することが可能となり生産性を向上させることができる。
ここで、Fe濃度は、8質量%以上、より好ましくは12質量%以上、さらに好ましくは14質量%以上である。これは、Fe濃度が8質量%未満では室温でもパウダリングが抑制されていること、及びこれより低いとめっきの摩擦係数が増加し、プレス成形の際にプレス割れの原因となることが多いからであり、プレス割れの観点から、より好ましくは12質量%以上、さらに好ましくは14質量%以上であることによるものである。一方、Fe濃度は、25質量%以下、より好ましくは20質量%以下、さらに好ましくは18質量%以下である。これは、Fe濃度が25質量%を超えても効果は得られるが、これを超えてFe濃度を大きくすると、合金化溶融亜鉛めっき工程での生産性が低下する等の観点から過剰なFe濃度とならない範囲としたものであり、より好ましくは20質量%以下、さらに好ましくは18質量%以下であることによるものである。
<合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき付着量>
本発明におけるプレス成形方法では、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の少なくとも一方の面のめっき付着量を80〜150g/mとすることが好ましい。これは、本発明のプレス成形方法による成形温度の制御でパウダリングが抑制されるために、めっき付着量がより高い合金化溶融亜鉛めっき鋼板をパウダリング抑制しつつプレス成形することが可能となるからである。これにより耐食性を向上させた合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形品を提供することが可能となる。
ここで、少なくとも一方の面のめっき付着量は、80g/m以上が好ましく、より好ましくは100g/m以上、さらに好ましくは130g/m以上である。これは、少なくとも一方の面のめっき付着量が80g/m未満では、従来品より高い耐食性が得られない可能性があるからであり、耐食性の向上の観点から、より好ましくは100g/m以上、さらに好ましくは130g/m以上であることによるものである。一方、少なくとも一方の面のめっき付着量は、150g/m以下であることが好ましい。これは、少なくとも一方の面のめっき付着量が150g/mを超えても効果は得られるが、少なくとも一方の面のめっき付着量が150g/mを超える合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する際、めっき付着量が高いことから、合金化に時間がかかるため合金化溶融亜鉛めっき工程での生産性が低下するためである。また、めっき付着量が高い場合、成形品の溶接性が低下する場合があるためである。
<合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき中のアルミニウム濃度>
一般的な合金化溶融亜鉛めっき鋼板におけるめっき中に含有されるアルミニウムは含有率で0.08〜0.60質量%程度である。めっき中に含まれるアルミニウム濃度がこの範囲では本発明のプレス成形方法におけるパウダリング抑制効果に影響を及ぼさないため、本発明の成形方法を実施する合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき中にはこの濃度範囲のアルミニウムが含まれていてもよい。
以下、実施例によって本発明をさらに詳しく説明する。
(実施例1)
実施例1では、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっきに含有されるFe濃度、該めっきの付着量、及びプレス成形時のめっきの温度等を変化させてパウダリングの程度を(実施例1−1)〜(実施例1−6)で評価した。評価対象及び評価方法を次に説明する。
初めに溶融亜鉛めっきラインで製造された板厚0.7mmの溶融亜鉛めっき鋼板を原板とし、塩浴で合金化熱処理後、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の円筒成形用のブランク(平板で90φ(直径90mm))を作製した。ここで、この直径90mmの平板を以下、平板ブランクと記述する。次に、該ブランクを上述した図1に示すヒーター4、4、…を内蔵したダイ2、2と板押え3、3を用いて温間円筒成形を行った。ここで、この円筒成形後の成形品を以下、円筒形ブランクと記述する。ここでは、表面がTiC処理されたダイ及び板押さえを用いた。ダイ及び板押さえの径は51.5mmと52.4mmの2種類(それぞれクリアランス片側0.75mm、1.2mm)とした。また、図1に示したポンチ5は直径が50mmのものを用いた。ポンチ5の加熱はおこなわなかった。また、潤滑には温間成形用固体潤滑剤(日本工作油製G2576)、通常プレス油(スギムラ製303PX2)の2種類についてそれぞれ実施した。
プレス成形時の温度は、ダイ2、2及び板押え3、3のそれぞれに内蔵された熱電対の測定温度が所定温度になるよう温度コントローラで制御し、これを成形温度とした。板押え力は5880N、ポンチ速度は60mm/min、絞り高さは25mmとした。そしてプレス成形後、成形品は室温まで放冷され、洗浄された後、剥離試験に用いるテープを、円筒形ブランクの外面の外周側面部と内面の内周側面部に添付し、テープ剥離試験をおこなった。図2に剥離試験の概要を示す。図2(a)は円筒形ブランク10の外周面へのテープ11の貼り付け、図2(b)は円筒形ブランク10の内周面へのテープ11の貼り付け方法を示した図である。外周面へのテープ11の貼り付けは円筒形ブランク10の外周を1枚のテープ11で巻くようにおこなった。また内周面へのテープ11の貼り付けは円筒形ブランク10の内周面に深さ方向にテープ11を貼り付け、6枚のテープ11、11、…を内周方向に並べて貼り付けた。その後テープ11を剥がし、温間成形前の平板ブランクからの重量変化を測定して減量分をパウダリング剥離量(以下、単に「パウダリング」と記述することがある。)とした。ここで、テープ剥離試験に用いた試験片(テストピース(TP))はプレス成形後の円筒形ブランクであり、パウダリング剥離量を表す単位は、試験片(TP)あたりのパウダリング剥離量(単位mg)として表されるため、以下、mg/TPと記述する。
表1に作製した平板ブランクのめっき付着量等の測定値を示した。
Figure 2007160388
原板の溶融亜鉛めっき鋼板は代符のアルファベットで示した4種類(代符A〜D)用い、該4種類中においてさらに塩浴条件を変えて合金化した。亜鉛めっきの付着量の違いは、代符中にアルファベットの違いによって表され、Aが最も少なく、Dが最も多くなっている。一方、めっき中のFe濃度の違いは代符中の数字の違いによって表され、1が最もFe濃度が低く、数字が大きくなるとともにFe濃度が高くされている。
次に評価結果について説明する。
(実施例1−1)
実施例1−1は、表1中における代符のアルファベットが「A」である合金化溶融化亜鉛めっき鋼板について評価を行ったものである。具体的には、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表と裏のめっき付着量の平均値が44.7〜48.2(g/m)で、めっき付着量が実施例1の中で最も少ないグループにおける評価である。表2に結果を示し、該表2に基づいて作成したグラフを図3に示す。ここでは、No.1〜No.16でFe濃度とパウダリングの関係を成形温度ごとに評価した。
Figure 2007160388
表2及び図3を見ると、従来のように室温に相当する25℃でプレス成形した場合にはNo.1で見られるようにFe濃度が8.0質量%のときパウダリングが5mg/TPであった。これに対し、Fe濃度が増加するにつれパウダリングも大きく増加し、No.13のようにFe濃度が14.0質量%である場合には、パウダリングが172.4mg/TPにまで増加した。一方、本発明のプレス成形方法では、いずれの成形温度においても25℃の場合に比べてパウダリングは減少した。
これは、本発明のプレス成形方法によりパウダリングを抑制することができるとともに、Fe濃度を高くしてもパウダリングを効果的に抑制することができることを示している。
(実施例1−2)
実施例1−2は、表1中における代符のアルファベットが「A」である合金化溶融亜鉛めっき鋼板について評価を行ったもので、実施例1−1で使用した潤滑剤を変更したものである。表3に結果を示した。ここでは、No.17〜No.24でFe濃度とパウダリングの関係をプレス成形温度ごとに評価した。
Figure 2007160388
表3からわかるように、実施例1−2では、実施例1−1に比べて全体としてパウダリングは多かったが、本発明の成形方法によるパウダリング低減の効果が確認できた。実施例1−1に比べてパウダリング量が多いのは、潤滑剤の種類に起因するものであると考えられる。従って、潤滑剤の種類を変更しても、本発明のプレス成形方法によりパウダリングを抑制することができる。また、Fe濃度を高くしてもパウダリングを効果的に抑制することが可能である。
(実施例1−3)
実施例1−3は、表1中における代符のアルファベットが「B」、「C」、「D」である合金化溶融亜鉛めっき鋼板について評価を行ったものである。具体的には、代符のアルファベットが「B」、「C」、「D」の順にめっき付着量が大きくなっている。さらに該「B」、「C」、「D」のアルファベットの後に付された「1」及び「2」の数字は、Fe濃度の違いを示している。「1」の数字が付されている代符はFe濃度がおおよそ11質量%、「2」の数字が付されている代符はFe濃度がおおよそ13質量%である。表4に結果を示し、該表4に基づいてグラフを作成して図4及び図5に示した。
Figure 2007160388
はじめに、表4及び図4を参照しつつ説明する。図4は、Fe濃度がおおよそ11質量%の合金化溶融亜鉛めっき鋼板におけるめっき付着量とパウダリングとの関係を示したグラフである。よって、表4における代符で「1」の数字が付されたものの評価結果である。図4では、表2に示したNo.5〜No.8の結果についても同時に記載した。これは代符に「A」のアルファベットが付されたFe濃度がおおよそ11質量%であるめっき付着量を有している合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。また、図4では縦軸が対数表示なので、パウダリングが0mg/TPであったものは表示していない。
表4及び図4をみると、従来のように室温に相当する25℃でプレス成形した場合にはNo.5(表2)で見られるように付着量が44.7g/mのときにパウダリングが23.1mg/TPであった。これに対し、付着量が増加するにつれパウダリングも大きく増加し、No.41のように付着量が136.1g/mである場合には、パウダリングが205.1mg/TPにまで増加した。一方、本発明のプレス成形方法では、いずれの成形温度、いずれのめっき付着量においても25℃の場合に比べてパウダリングは減少していた。
次に表4及び図5を参照しつつ説明する。図5は、Fe濃度がおおよそ13質量%の合金化溶融亜鉛めっき鋼板におけるめっき付着量とパウダリングとの関係を示したグラフである。よって、表4における代符で「2」の数字が付されたものの評価結果である。図5では、表2に示したNo.9〜No.12の結果についても同時に記載した。これは代符に「A」のアルファベットが付されたFe濃度がおおよそ13質量%であるめっき付着量を有しているものである。また、図5でも縦軸が対数表示なので、パウダリング量が0mg/TPであったものは表示していない。
これに関しても、図4で示したFe濃度がおおよそ11質量%である場合と同様、本発明のプレス成形方法によりパウダリングを抑制することができた。
以上より、本発明のプレス成形方法により、パウダリングを抑制できることに加えて、めっき付着量を大きくしてもパウダリングを抑制することが可能となった。
(実施例1−4)
実施例1−4は、表1中における代符のアルファベットが「B」、「C」、「D」である合金化溶融亜鉛めっき鋼板について、実施例1−3で使用した潤滑剤を変更して評価した結果である。表5に評価結果を示す。ここではNo.49〜No.60で、Fe濃度、及びめっき付着量とパウダリングとの関係を25℃と100℃のプレス成形温度で比較した。
Figure 2007160388
表5からわかるように、実施例1−4では、実施例1−3に比べて全体としてパウダリングの量が多いが、本発明のプレス成形方法によるパウダリング低減の効果はいずれのFe濃度及び/又はめっき付着量でも見ることができた。パウダリングの違いは潤滑剤の種類に起因するものであると考えられる。従って、潤滑剤の種類を変更しても、本発明のプレス成形方法によりパウダリングを抑制することは可能である。また、Fe濃度及び/又はめっき付着量を大きくしてもパウダリングを効果的に抑制することができる。
(実施例1−5)
実施例1−5は、ダイ径を変更した場合におけるパウダリングの評価をしたものである。評価対象としたのは、表1に示したブランクのうち代符A2、A3、A4で示したものである。代符A2、A3、A4の違いは、上述のようにめっき中に含まれるFe濃度の違いである。これらブランクについてダイ径を52.4mmとした場合の評価をした。それぞれの代符について、プレス成形温度は25℃、40℃、60℃、80℃、100℃、200℃、250℃とした。表6に結果を示す。
Figure 2007160388
表6からわかるように、Fe濃度が14質量%以上でも本発明のプレス成形方法によってパウダリングを減少させることができた。この傾向はこれまで示してきた各実施例と同じである。よって本発明のプレス成形方法により、ダイ径が変化してもパウダリングを抑制することができる。
(実施例1−6)
実施例1−6は、実施例1−5の評価を潤滑剤を変えておこなったものである。ただしプレス成形温度は、25℃、40℃、60℃、80℃、100℃の5種類である。表7に結果を示す。
Figure 2007160388
表7からわかるように、潤滑剤を変えても、Fe濃度が14質量%以上でも本発明のプレス成形方法によってパウダリングを減少させることができた。この傾向はこれまで示してきた各実施例と同じである。よって本発明のプレス成形方法により、潤滑剤やダイ径が変化してもパウダリングを抑制することができる。
(実施例2)
実施例2では、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき層の各温度における硬さを測定した。評価方法は次の通りである。
硬さ測定には合金化溶融亜鉛めっき層を再現したFe−Zn拡散対を作製してこれを用いた。具体的には0.13質量%のアルミニウムを含む500℃の溶融亜鉛に溶融亜鉛めっき鋼板を浸漬し、60秒間保持した後に溶融亜鉛ごと放冷し、Fe−Zn拡散対を作製した。電子線回折で相を識別したところ、Γ相とδ1相からなる、合金化溶融亜鉛めっき層を再現した合金層が、厚さ100μm以上で形成されていた。そして拡散対の断面を鏡面研磨し、室温から300℃の温度範囲で測定荷重を50gとしてビッカース硬度計により硬さの測定をおこなった。表8に結果を示す。また、該結果に基づいてグラフを作成したものを図6に示す。図6は、母材とめっきとの界面を0μmとして、母材側をマイナス、めっきの厚さ側をプラスとした距離を横軸にとり、縦軸には硬さをとった。
Figure 2007160388
表8及び図6からわかるように、母材とめっきとの界面である0μmからめっきの厚み方向に100μmまでの範囲で温度上昇による硬さの低下が著しかった。相の識別結果によれば、0μm〜40μmの範囲にはΓ相、40μm〜100μmの範囲にはδ1相が形成されていた。これらの金属間化合物は温度上昇により軟化し、特にΓ相の軟化が著しかった。よって、本発明では温度を高くすることで、特にこのΓ相、及びδ相の硬さが低下し、例えば延性が大きくなること等によって、パウダリングが抑制できたと考えられる。
以上の各実施例からもわかるように、本発明のプレス成形方法によれば、パウダリングを抑制することに加え、めっき中のFe濃度が高い場合及び/又はめっきの付着量が大きい場合でも、パウダリングを抑制することができる。
以上、現時点において、最も実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形時に、そのような変更を伴う、パウダリングを抑制する効果を有するプレス成形方法も本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
パウダリング測定用の円筒形ブランクの成形方法を模式的に表した図である。 円筒形ブランクへのテープ添付方法を模式的に表した図である。 実施例1−1に基づいて作成された、Fe濃度とパウダリングとの関係をプレス成形温度ごとに示すグラフである。 実施例1−3に基づいて作成された、Fe濃度がおおよそ11質量%における、めっき付着量とパウダリングの関係をプレス成形温度ごとに示すグラフである。 実施例1−3に基づいて作成された、Fe濃度がおおよそ13質量%における、めっき付着量とパウダリングの関係をプレス成形温度ごとに示すグラフである。 実施例2に基づいて作成された、母材とめっきとの界面からの距離を横軸に、硬さを縦軸に示すグラフである。 従来の知見を説明するための圧縮ひずみと応力の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 合金化溶融亜鉛めっき鋼板
2 ダイ
3 板押え
4 ヒーター
5 ポンチ
10 円筒形ブランク
11 テープ

Claims (8)

  1. 合金化溶融亜鉛めっき鋼板をプレス成形する際に、該合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を40℃〜400℃でプレス成形する方法であって、めっき皮膜がFeを14〜25質量%含有し、残部にZnとAlを含むことを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法。
  2. 前記合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を100℃以上とすることを特徴とする、請求項1に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法。
  3. 前記合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を300℃未満とすることを特徴とする、請求項1又は2に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法。
  4. 合金化溶融亜鉛めっき鋼板をプレス成形する際に、該合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を40℃〜400℃でプレス成形する方法であって、めっき皮膜がFeを8〜25質量%含有し、残部にZnとAlを含む合金化溶融亜鉛めっき鋼板で、かつ、該合金化溶融亜鉛めっき鋼板の少なくとも一方の面のめっき付着量が80〜150g/mであることを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法。
  5. 前記めっき皮膜がFeを14質量%以上含有することを特徴とする、請求項4に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法。
  6. 前記合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を100℃以上とすることを特徴とする、請求項4又は5に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法。
  7. 前記合金化溶融亜鉛めっき鋼板の成形中の温度を300℃未満とすることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の合金化溶融亜鉛めっき鋼板のプレス成形方法を用いたプレス成形工程を含む成形品の製造方法。
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