JP2007158932A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007158932A
JP2007158932A JP2005353582A JP2005353582A JP2007158932A JP 2007158932 A JP2007158932 A JP 2007158932A JP 2005353582 A JP2005353582 A JP 2005353582A JP 2005353582 A JP2005353582 A JP 2005353582A JP 2007158932 A JP2007158932 A JP 2007158932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patch
color
output
information processing
colorimetric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005353582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4518011B2 (ja
Inventor
Kanako Hayashi
香奈子 林
Akihiro Ito
昭博 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005353582A priority Critical patent/JP4518011B2/ja
Publication of JP2007158932A publication Critical patent/JP2007158932A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4518011B2 publication Critical patent/JP4518011B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 少ないパッチ数で必要な精度を得ることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 情報処理装置(100)は、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示するパッチ出力指示手段と、カラーパッチセットの測色値を取得する測色データ取得手段と、測色データ取得手段によって取得された前記第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて前記第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測手段(19)と、測色データ取得手段によって取得された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測手段によって予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出手段(20)とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、画像処理装置に入力される画像信号は、R(赤)、G(緑)およびB(青)の3つの信号から構成される。これらの信号は、それぞれ画像を形成する画素ごとに複数ビットの情報量を持つ。その情報量は、1色あたり8ビット(0〜255の256値)であることが多い。これらのRGB信号は、使用する印刷装置に特有の信号に変換される。具体的には、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ)およびK(ブラック)の4つの信号から構成されるCMYK信号に変換されることが多い。
印刷装置によるCMYK信号の出力特性は、それぞれの印刷装置の特性等に依存してしまう。そのため、出力されたカラーパッチを測色することによって印刷装置の特性を把握する技術が開示されている。しかしながら、この技術によれば多数のカラーパッチを出力して測色する必要がある。そこで、少ないパッチ数で印刷装置の特性を把握する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、非線形特性を残したまま既存のプロファイルが、少ないパッチ数のカラーチャートの測色データに合うように補正される。それにより、少ないパッチ数でプロファイルを精度良く生成することができる。
特開2001−203907号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、既存プロファイルの非線形特性がそのまま維持されているとは限らない。したがって、精度の高いプロファイルを作成できるとは限らない。また、必要とされる精度は、使用目的等により決定されるものである。したがって、精度を一概に決定できるものではない。さらに、特許文献1の技術では、使用目的に応じて精度と測色工数をバランスさせることができない。また、出力する必要のあるカラーパッチ数は、印刷装置の特性に依存する。したがって、出力パッチ数を事前に一意に決定することはできない。
本発明は、少ないパッチ数で必要な精度を得ることができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示するパッチ出力指示手段と、カラーパッチセットの測色値を受け取る測色データ取得手段と、測色データ取得手段によって取得された第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測手段と、測色データ取得手段によって取得された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測手段によって予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る情報処理装置においては、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットがパッチ出力指示手段によって出力指示され、カラーパッチセットの測色値が測色データ取得手段によって取得され、測色データ取得手段によって取得された第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて第2のパッチセットの各パッチの測色値が予測手段によって予測され、測色データ取得手段によって取得された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測手段によって予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて第1のパッチセットの精度判定値が精度判定値算出手段によって算出される。この場合、算出された精度判定値に基づいて所望の精度が得られているか否かを判断することができる。それにより、必要以上のパッチを出力して測色する必要がない。その結果、少ないパッチ数で必要な精度を得ることができる。
精度判定値は、測色データ取得手段によって取得された各パッチの測色値と予測手段によって予測された各パッチの測色値との色差であってもよい。また、精度判定値は、色差から求まる平均色差、最大色差または平均自乗誤差であってもよい。この場合、第1のパッチセットの精度をより客観的に判断することができる。
精度判定値がしきい値を超えているか否かを判定する精度判定手段をさらに備え、パッチ出力指示手段は、精度判定値がしきい値を超えていると精度判定手段により判定された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含む第2のカラーパッチセットの出力を指示してもよい。この場合、精度判定値がしきい値を下回るまでカラーパッチセットの出力が繰り返される。したがって、確実に所望の精度を得ることができる。
精度判定値を表示する表示手段と、パッチ出力指示手段による出力指示を継続するか否かをユーザに入力させるための入力手段とをさらに備え、パッチ出力指示手段は、入力手段にカラーパッチセットの出力指示の継続が入力された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含む第2のカラーパッチセットの出力を指示してもよい。この場合、使用者が望む精度に応じてカラーパッチの出力回数が決定される。それにより、カラーパッチが必要以上に出力されることを抑制することができる。
第1〜第4のパッチセットに含まれる各パッチの色は、パッチ出力指示手段によってランダムに指示された色であってもよい。また、パッチ出力指示手段は、しきい値を下回る精度判定値を有するパッチに近接するパッチを除くパッチの出力を指示してもよい。この場合、不必要なカラーパッチの出力が抑制される。それにより、測色工数を減少させることができる。また、トナー使用量を抑制することができる。
パッチ出力指示手段によるパッチの出力指示の履歴を保持する履歴保持手段をさらに備え、パッチ出力指示手段は、履歴保持手段によって出力履歴が保持されたパッチを除くパッチの出力を指示してもよい。この場合、不必要なカラーパッチの出力がなされない。それにより、測色工数を減少させることができる。また、トナー使用量を抑制することができる。
本発明に係る情報処理システムは、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットを生成するパッチセット生成手段と、パッチセット生成手段によって生成されたカラーパッチセットを出力するパッチ出力手段と、カラーパッチセットを測色する測色手段と、測色手段によって測色された第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測手段と、測色手段によって測色された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測手段によって予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る情報処理システムにおいては、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットがパッチセット生成手段によって生成され、パッチセット生成手段によって生成されたカラーパッチセットがパッチ出力手段によって出力され、カラーパッチセットが測色手段によって測色され、測色手段によって測色された第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて第2のパッチセットの各パッチの測色値が予測手段によって予測され、測色手段によって測色された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測手段によって予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて第1のパッチセットの精度判定値が精度判定値算出手段によって求められる。この場合、算出された精度判定値に基づいて所望の精度が得られているか否かを判断することができる。それにより、必要以上のパッチを出力して測色する必要がない。その結果、少ないパッチ数で必要な精度を得ることができる。
本発明に係る情報処理方法は、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示するパッチ出力指示ステップと、カラーパッチセットの測色値を取得する測色データ取得ステップと、測色データ取得ステップにおいて取得された第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測ステップと、測色データ取得ステップにおいて取得された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測ステップにおいて予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出ステップとを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る情報処理方法においては、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力が指示され、カラーパッチセットの測色値が取得され、取得された第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて第2のパッチセットの各パッチの測色値が予測され、取得された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて第1のパッチセットの精度判定値が求められる。この場合、算出された精度判定値に基づいて所望の精度が得られているか否かを判断することができる。それにより、必要以上のパッチを出力して測色する必要がない。その結果、少ないパッチ数で必要な精度を得ることができる。
本発明に係る情報処理プログラムは、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示するパッチ出力指示ステップと、カラーパッチセットの測色値を受け取る測色データ取得ステップと、測色データ取得ステップにおいて取得された第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測ステップと、測色データ取得ステップにおいて取得された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測ステップにおいて予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出ステップとを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る情報処理プログラムにおいては、第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力が指示され、カラーパッチセットの測色値が取得され、取得された第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて第2のパッチセットの各パッチの測色値が予測され、取得された第2のパッチセットの各パッチの測色値と予測された第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて第1のパッチセットの精度判定値が求められる。この場合、算出された精度判定値に基づいて所望の精度が得られているか否かを判断することができる。それにより、必要以上のパッチを出力して測色する必要がない。その結果、少ないパッチ数で必要な精度を得ることができる。
本発明によれば、必要以上のパッチを出力して測色する必要がない。その結果、少ないパッチ数で必要な精度を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係る情報処理装置100の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置100は、コントローラ1、スキャナ2、表示手段3およびプリンタ4を含む。コントローラ1は、CPU(中央演算処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リードオンリメモリ)等から構成される。コントローラ1のROMには、情報処理装置100の情報処理プログラムが格納されている。コントローラ1は、格納されている情報処理プログラムによる命令に基づいて後述する動作を行う。表示手段3は、例えば、タッチパネル等から構成される。
図2は、コントローラ1の詳細を示すブロック図である。図2に示すように、コントローラ1は、ユーザ指示部11、ユーザ入力部12、精度判定値設定部13、カラーパッチ色生成部14、カラーパッチ画像生成部15、スキャナ制御部16、パッチ部データ抽出部17、測色値変換部18、プリンタ再現色予測部19、予測精度評価部20、色変換パラメータ生成部21および色変換部22を備える。コントローラ1の各部は、コントローラ1に格納されている情報処理プログラムが実行されることによって実現されたものである。
続いて、図1〜図8を参照して情報処理装置100の動作について説明する。ユーザ入力部12は、ユーザに対するプロファイル精度の入力指示を表示手段3に表示させる。図3は、プロファイル精度の入力指示を示す画面の一例を示す。図3に示すように、プロファイル精度として例えば、高精度、普通および簡易の3種類が用意されている。それぞれのプロファイル精度に対応して、3種類の精度判定値Xが用意されている。ユーザは、上記3種類の精度から1つを選択して入力する。本実施例においては、精度判定値Xは、後述する平均色差のしきい値である。高精度、普通、簡易のそれぞれの精度に係る精度判定値Xは、3.0,5.0および8.0である。ユーザによって選択された精度判定値Xは、精度判定値設定部13に格納される。
次に、カラーパッチ色生成部14は、カラーパッチセットとして出力するカラーパッチデータ群を生成する。この場合、カラーパッチ色生成部14は、あらかじめ想定されている複数のカラーパッチセットのうち、最もカラーパッチ数の少ないカラーパッチセットに対応するカラーパッチデータ群を生成する。次いで、カラーパッチ画像生成部15は、カラーパッチ色生成部14によって生成されたカラーパッチデータ群を用いてプリンタ4にカラーパッチセット30を出力させる。カラーパッチ色生成部14は、出力に用いられたカラーパッチデータ群の出力履歴を保持する。
図4は、カラーパッチセット30の一例を示す図である。図4に示すように、カラーパッチセット30は、キャラクタライズ用カラーパッチセット31および精度評価用カラーパッチセット32から構成される。本実施例においてはキャラクタライズ用カラーパッチセット31は、RGB各色4階調(4×4×4=64色)のカラーパッチデータがプリンタ4によって印刷されたものである。
図5は、8ビット(0〜255)の格子点で表したキャラクタライズ用カラーパッチセット31の各カラーパッチデータ311を示す図である。図5に示すように、カラーパッチデータ311は、RGB信号の各8ビットを均等に分割したものである。したがって、各カラーパッチデータ311の格子点は、0,85,170および255の4点となる。
図6は、8ビットの格子点で表した精度評価用カラーパッチセット32の各カラーパッチデータ321を示す図である。図6に示すように、カラーパッチデータ321は、カラーパッチデータ311が位置する格子点が構成する各立方体の中心点のRGBデータである。したがって、カラーパッチデータ311が位置する格子点とカラーパッチデータ321が位置する格子点とは重複しない。また、カラーパッチデータ321は、27(=3×3×3)色から構成される。
次に、図2のユーザ指示部11は、カラーパッチセット30の測色をユーザに指示する画面を図1の表示手段3に表示させる。ユーザによってカラーパッチセット30がスキャナ2にセットされかつユーザによってスキャナ2の動作指示がなされた場合、スキャナ制御部16はスキャナ2の動作を開始させる。それにより、スキャナ2はカラーパッチセット30をスキャンし、スキャナ信号を生成する。パッチ部データ抽出部17は、カラーパッチセット30の各カラーパッチの範囲を指定する。測色値変換部18は、スキャナ2によって生成されたスキャナ信号のうち、パッチ部データ抽出部17によって指定された範囲のスキャナ信号を、あらかじめ取得してあるスキャナ信号と測色値との対応関係を用いて測色値に変換して格納する。本実施例においては、測色値は、CIE−L表色系の数値として得られる。
次に、プリンタ再現色予測部19は、キャラクタライズ用カラーパッチセット31の測色値に基づいて、精度評価用カラーパッチセット32の測色値を予測する。本実施例においては、キャラクタライズ用カラーパッチセット31の測色値を補間することによって精度評価用カラーパッチセット32の測色値を予測する。例えば、キャラクタライズ用カラーパッチセット31のうち(0,0,0)、(0,0,85)、(0,85,0)、(0,85,85)、(85,0,0)、(85,0,85)、(85,85,0)および(85,85,85)に係るカラーパッチの測色値の平均値を、精度評価用カラーパッチセット32のうち(43,43,43)に係るカラーパッチの測色値として予測する。
次いで、予測精度評価部20は、測色された精度評価用カラーパッチセット32の各カラーパッチの測色値と予測された精度評価用カラーパッチセット32の各カラーパッチの測色値との各色差Yを求める。以下、色差Yの求め方について説明する。ここで、測色された精度評価用カラーパッチセット32のカラーパッチの測色値を(L,a,b)とし、予測された精度評価用カラーパッチセット32のカラーパッチの測色値を(L,a,b)とする。この場合、色差Yは、下記式(1)のように表される。精度評価用カラーパッチセット32の各カラーパッチについて上記色差Yを求め、これらの色差Yの平均値を平均色差Yavと定義する。
Figure 2007158932
次に、予測精度評価部20は、平均色差Yavが精度判定値Xを上回っているか否かを判定する。平均色差Yavが精度判定値Xを上回ってない場合、色変換パラメータ生成部21は、キャラクタライズ用カラーパッチセット31の測色値および精度評価用カラーパッチセット32の測色値に基づいて色変換パラメータを生成する。出力されたカラーパッチセット30が複数であれば、色変換パラメータ生成部21は、出力された複数のカラーパッチセットの測色値に基づいて色変換パラメータを生成する。色変換部22は、この色変換パラメータを用いて入力画像信号を色変換する。
平均色差Yavが精度判定値Xを上回っている場合、カラーパッチ色生成部14は、より細かい刻みの高精度カラーパッチデータ群を生成する。この場合、カラーパッチ色生成部14は、あらかじめ想定されている複数のカラーパッチセットのうち、前回印刷したキャラクタライズ用カラーパッチセット31のカラーパッチ数よりも多いカラーパッチ数を有するキャラクタライズ用カラーパッチセット31に係るカラーパッチデータ群を生成する。
次いで、カラーパッチ画像生成部15は、カラーパッチ色生成部14によって生成されたカラーパッチデータを用いてプリンタ4にカラーパッチセット30を印刷させる。この場合、キャラクタライズ用カラーパッチセット31として、例えばRGB各色7階調(7×7×7=343色)のカラーパッチデータのうち、出力履歴として保持されているRGB各色4階調のカラーパッチデータを除いたものがプリンタ4によって印刷される。また、精度評価用カラーパッチセット32として、例えばRGB各色7階調のカラーパッチデータが位置する格子点が構成する各立方体の中心点のRGBデータが印刷される。
次に、ユーザ指示部11は、カラーパッチセット30の測色を指示する画面を表示手段3に表示させる。以後の測色動作は上述した動作と同様である。平均色差Yavが精度判定値Xを上回っていれば、カラーパッチ色生成部14は、さらに細かい刻みのカラーパッチデータを生成する。この場合、キャラクタライズ用カラーパッチセット31として、例えばRGB各色13階調(13×13×13=2197色)のカラーパッチデータのうち、すでに印刷されたRGB各色7階調のカラーパッチデータを除いたものがプリンタ4によって印刷される。また、精度評価用カラーパッチセット32として、例えばRGB各色11階調のカラーパッチデータが位置する格子点が構成する各立方体の中心点のRGBデータが印刷される。
本実施例においては、プロファイル精度があらかじめ設定された精度になるまでカラーパッチセットの出力が繰り返される。したがって、確実に所望のプロファイル精度を得ることができる。また、使用者が望むプロファイル精度に応じてカラーパッチの出力回数が決定される。それにより、カラーパッチが必要以上に出力されることを抑制することができる。その結果、使用者が望むプロファイル精度と測色工数をバランスさせることができるとともに、トナー使用量を抑制することができる。以上のことから、本実施例に係る情報処理装置100を用いることによって、少ないパッチ数で必要な精度を確実に得ることができる。また、より精度の高いキャラクタライズ用カラーパッチを測色する際に、すでに測色済みの精度評価用カラーパッチを測色する必要がない。したがって、測色工数を減少させることができる。
図7は、情報処理装置100による動作の一例を説明するためのフローチャートである。以下、図7のフローチャートにしたがって情報処理装置100による動作について説明する。まず、図7に示すように、ユーザ入力部12は、精度判定値Xの入力指示を表示手段3に表示させる(ステップS1)。コントローラ1は、精度判定値Xが入力されるまで待機する(ステップS2)。精度判定値Xが入力された場合、精度判定値設定部13は、入力された精度判定値Xを格納する(ステップS3)。
次に、カラーパッチ色生成部14は、カラーパッチセット30として出力するカラーパッチデータを生成する(ステップS4)。次いで、カラーパッチ画像生成部15は、カラーパッチ色生成部14によって生成されたカラーパッチデータを用いてプリンタ4にカラーパッチセット30を印刷させる(ステップS5)。次に、ユーザ指示部11は、カラーパッチセット30の測色を指示する画面を表示手段3に表示させる(ステップS6)。
コントローラ1は、ユーザによるスキャナ2の動作指示がなされるまで待機する(ステップS7)。スキャナ2の動作指示がなされた場合、スキャナ制御部16はスキャナ2の動作を開始させる(ステップS8)。次に、測色値変換部18は、スキャナ2によって生成されたスキャナ信号のうち、パッチ部データ抽出部17によって指定された範囲のスキャナ信号を、あらかじめ取得してあるスキャナ信号と測色値との対応関係を用いて測色値に変換して格納する(ステップS9)。
次に、プリンタ再現色予測部19は、各キャラクタライズ用カラーパッチセット31の測色値に基づいて、各精度評価用カラーパッチセット32の各カラーパッチの測色値を予測する(ステップS10)。次いで、予測精度評価部20は、測色された精度評価用カラーパッチセット32の測色値と予測された精度評価用カラーパッチセット32の測色値との各色差Yを求める(ステップS11)。
次に、予測精度評価部20は、平均色差Yavが精度判定値Xを上回っているか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12において平均色差Yavが精度判定値Xを上回ってない場合、色変換パラメータ生成部21は、キャラクタライズ用カラーパッチセット31および精度評価用カラーパッチセット32に基づいて色変換パラメータを生成する(ステップS13)。なお、出力されたカラーパッチセット30が複数であれば、色変換パラメータ生成部21は、出力された複数のカラーパッチセットの測色値に基づいて色変換パラメータを生成する。その後、情報処理装置100の動作は終了する。
ステップS12において平均色差Yavが精度判定値Xを上回っている場合、カラーパッチ色生成部14は、より細かい刻みのカラーパッチデータを生成する(ステップS14)。その後、情報処理装置100は、ステップS4の動作から繰り返す。以上のように、図7のフローチャートを用いることによって、少ないパッチ数で必要な精度を確実に得ることができる。また、より精度の高いカラーパッチセットを測色する際に、すでに測色済みのキャラクタライズ用カラーパッチおよび精度評価用カラーパッチを測色する必要がなくなる。したがって、使用者が望むプロファイル精度と測色工数をバランスさせることができる。なお、図7のフローチャートは、コントローラ1に格納されている情報処理プログラムの命令に基づいている。
(他の例)
なお、本実施例においてはプロファイル精度として高精度、普通および簡易の3種類が用意されているが、それ以下またはそれ以上の種類が用意されていてもよい。また、上記精度判定値は本実施例で用いた値に限定されない。さらに、キャラクタライズ用カラーパッチ数が64色、343色および1331色の3種類が用意されているが、特に限定されることはない。例えば、キャラクタライズ用カラーパッチ数として、2917(=13×13×13)色、4913(=17×17×17)色が用意されていてもよい。また、RGB格子点間隔が一定である必要もない。
また、本実施例においては平均色差Yavが精度判定値を超えるか否かによって精度判定を行っているが、各色差Yの最大値(最大色差Ymax)または各色差Yの平均自乗誤差が精度判定値を超えるか否かによって精度判定を行ってもよい。さらに、本実施例においては補間によって精度評価用カラーパッチセット32の測色値を予測しているが、特開平7−87347号公報、特開平10−262157号公報または特開2002−84434号公報に記載のモデル化方法によって予測してもよい。
また、本実施例においては情報処理装置100に組み込まれているスキャナ2によってカラーパッチセット30の測色を行っているが、ネットワーク等によって接続されている外部の測色器によってカラーパッチセット30の測色を行ってもよい。さらに、本実施例においてはカラーパッチ色生成部14はカラーパッチデータ群を生成しているが、外部または内部の記憶手段等に記憶されているカラーパッチデータ群を読み込んでもよい。また、カラーパッチ色生成部14は、出力に用いられたカラーパッチデータ群の出力履歴を消去することもできる。
また、本実施例においては精度評価用カラーパッチはキャラクタライズ用カラーパッチが構成する立方体の格子点の中心に設定されているが、ランダムな点に設定されていてもよい。例えば、上記実施例においては精度評価用カラーパッチは(0,0,43)、(0,0,128)、(0,0,213)等のように等間隔に配置されているが、(15,10,35)、(12,20,90)、(3,5,150)等のようにランダムな点に設定されていてもよい。
また、本実施例においてはカラーパッチの出力ごとにカラーパッチ数が多くなっているが、一定であってもよい。例えば、キャラクタライズ用カラーパッチ数および精度評価用カラーパッチ数は一定(例えば、100色ずつ)であってもよい。また、カラーパッチの出力ごとにカラーパッチ数が少なくなっていてもよい。この場合においても、プロファイル精度があらかじめ設定された精度になるまでカラーパッチセットの出力が繰り返される。また、色変換パラーメータを生成する際に用いる測色値数が増加する。したがって、確実に所望のプロファイル精度を得ることができる。また、使用者が望むプロファイル精度に応じてカラーパッチの出力回数が決定される。それにより、使用者が望むプロファイル精度と測色工数をバランスさせることができる。
また、より精度の高いキャラクタライズ用カラーパッチセット31を生成する際に、色差Yが所定の値よりも大きくなる精度評価用カラーパッチセット32の周辺領域のみに限定してキャラクタライズ用カラーパッチセット31を生成してもよい。図8に詳細を示す。図8は、キャラクタライズ用カラーパッチセット31の格子点および精度評価用カラーパッチセット32の格子点を示す図である。図8(a)において、点Aは色差Yが所定の値よりも小さくなった精度評価用カラーパッチの格子点を示し、点Bは色差Yが所定の値よりも大きくなった精度評価用カラーパッチの格子点を示す。
図8(b)に示すように、精度を高くする場合に生成するキャラクタライズ用カラーパッチセット31においては、点Bに近接するカラーパッチデータ311についてはより細かい刻みの格子点が生成される。点Aに近接するカラーパッチデータについては生成されない。この場合、少ないパッチ数で必要な精度を確実に得ることができる。また、測色工数を減少させることができるとともにトナー使用量を抑制することができる。
また、カラーパッチの各パッチの色は、ランダムに設定されてもよい。例えば、ランダムに生成されたキャラクタライズ用カラーパッチとランダムに生成された精度評価用カラーパッチとで構成されるカラーパッチセットを出力して測色してもよい。この場合においても、プロファイル精度があらかじめ設定された精度になるまでカラーパッチセットの出力を繰り返すことによって、確実に所望のプロファイル精度を得ることができる。
具体的には、色空間を64の領域に分割し、それぞれの領域に3色のキャラクタライズ用カラーパッチと1色の精度評価用カラーパッチとをランダムに生成し、合計256色のカラーパッチセットを出力して測色してもよい。この場合、色差Yが所定の値よりも大きくなった領域において3色のキャラクタライズ用カラーパッチと1色の精度評価用カラーパッチとをさらにランダムに生成し、生成したカラーパッチセットを出力して測色することによって、必要な精度を確実に得ることができる。この場合においても、色差Yが所定の値よりも下回ったカラーパッチに近接するカラーパッチデータは生成されなくてもよい。
また、本実施例においてはカラーパッチ色生成部14によって出力履歴が保持されたカラーパッチは次回以降の出力の際には出力されないが、このことは必ずしも必要ではない。ある程度重複してカラーパッチを測色することになっても、本発明によれば全体として測色工数は低減させることができるからである。
さらに、本実施例においては、精度判定しきい値はユーザによって設定されているが、ユーザの設定を介さずにあらかじめ設定されていてもよい。例えば、あらかじめ予測精度評価部20に精度判定しきい値が格納されていてもよい。ここで、必要な精度が得られるまでに出力する必要があるカラーパッチ数は、印刷装置の特性に依存する。しかしながら、この場合においては、必要な精度が得られればカラーパッチセットの出力が終了する。したがって、少ないパッチ数で必要な精度を得ることができる
本実施例においては、カラーパッチ色生成部14およびカラーパッチ画像生成部15がパッチ出力指示手段に相当し、カラーパッチ色生成部14が履歴保持手段およびパッチセット生成手段に相当し、キャラクタライズ用カラーパッチセット31が第1のパッチセットおよび第3のパッチセットに相当し、精度評価用カラーパッチセット32が第2のパッチセットおよび第4のパッチセットに相当し、測色値変換部18が測色データ取得手段に相当し、プリンタ再現色予測部19が予測手段に相当し、予測精度評価部20が精度判定値算出手段および精度判定手段に相当し、表示手段3が表示手段および入力手段に相当する。
続いて、第2実施例に係る情報処理装置100aについて説明する。図9は、情報処理装置100aのコントローラ1aのブロック図である。図9に示すように、情報処理装置100aの構成が図1の情報処理装置100と異なる点は、コントローラ1aにおいて精度判定値設定部13が設けられていない点である。情報処理装置100aは、動作においても情報処理装置100と異なる。以下、詳細を説明する。
情報処理装置100aは、プロファイル精度の設定を行わない。したがって、表示手段3にプロファイル精度の入力指示が表示手段3に表示されることなく、カラーパッチ色生成部14は、カラーパッチとして出力するカラーパッチデータを生成する。情報処理装置100aは、以後、情報処理装置100と同様の動作を行い、平均色差Yavを求める。
次に、ユーザ入力部12は、表示手段3に平均色差Yavを表示させるとともに、キャラクタライズ用カラーパッチセット31の精度を向上させるか否かの入力指示を表示させる。図10は、キャラクタライズ用カラーパッチセット31の精度を向上させるか否かの入力指示の表示例である。図10に示すように、ユーザは、情報処理装置100aの動作の終了または継続を選択することができる。
ユーザによって終了が入力された場合には、情報処理装置100aは動作を終了させる。ユーザによって継続が入力された場合には、カラーパッチ色生成部14は、より細かい刻みの高精度カラーパッチデータ群を生成する。このようにユーザに動作の継続を指示させることによって、ユーザが望む精度を得ることができる。また、必要以上にカラーパッチが出力されることが抑制されることから、測色工数を減少させることができるとともに、トナー消費量を抑制することができる。また、動作の継続によってより精度の高い色変換パラメータの生成が可能である。
図11は、情報処理装置100aによる動作の一例を説明するためのフローチャートである。以下、図11のフローチャートにしたがって情報処理装置100aによる動作について説明する。まず、図11に示すように、カラーパッチ色生成部14は、カラーパッチとして出力するカラーパッチデータを生成する(ステップS21)。以下のステップS22〜28は図7のステップS5〜S11に対応するので、説明を省略する。
次に、ユーザ入力部12は、表示手段3に平均色差Yavを表示させるとともに、動作継続するか否かの入力指示を表示させる(ステップS29)。この場合、表示手段3は、図10の表示を行う。次に、ユーザ入力部12は、ユーザによって入力されたか否かを判定する(ステップS30)。ユーザ入力部12は、ユーザによる入力がなされるまで待機する。
次いで、ユーザ入力部12は、ユーザによって動作継続が入力されたか否かを判定する(ステップS31)。ステップS31において動作継続が入力されたと判定されなかった場合、色変換パラメータ生成部21は、キャラクタライズ用カラーパッチセット31および精度評価用カラーパッチセット32に基づいて色変換パラメータを生成する(ステップS32)。ステップS31において動作継続が入力されたと判定された場合、カラーパッチ色生成部14は、より細かい刻みのカラーパッチデータを生成する(ステップS33)。その後、情報処理装置100aは、ステップS21の動作から繰り返す。
以上のように、図11のフローチャートを用いることによって、少ないパッチ数でユーザが望む精度を確実に得ることができる。また、より精度の高いカラーパッチセットを測色する際に、すでに測色済みのキャラクタライズ用カラーパッチおよび精度評価用カラーパッチを測色する必要がなくなる。したがって、使用者が望むプロファイル精度と測色工数をバランスさせることができる。なお、図11のフローチャートは、コントローラ1に格納されている情報処理プログラムの命令に基づいている。
続いて、第3実施例に係る情報処理システム200について説明する。図12は、情報処理システム200の全体構成を示す模式図である。図12に示すように、情報処理システム200は、プリンタ201、プリントサーバ202および測色器203を備える。プリントサーバ202は、ネットワーク、パラレルインタフェース、シリアルインタフェース、USB、IEEE1394等の通信デバイスによってプリンタ201および測色器203と接続されている。測色器203は、カラーパッチセット30の各カラーパッチを測色することができる装置である。
情報処理システム200の各構成要素はそれぞれ別の装置として機能するが、プリンタ201は図1の表示手段3およびプリンタ4に対応し、プリントサーバ202は図1のコントローラ1に対応し、測色器203は図1のスキャナ2に対応する。本実施例のようにプリンタ201、プリントサーバ202および測色器203が別の装置に組み込まれていても、上記各実施例の効果が得られる。なお、プリントサーバ202と測色器203との間にコンピュータ204等の装置が介在していても構わない。
続いて、第4実施例に係る情報処理システム200aについて説明する。図13は、情報処理システム200aの全体構成を示す模式図である。図13に示すように、情報処理システム200aが情報処理システム200と異なる点は、プリントサーバ202の代わりにコンピュータ204が備わっている点である。情報処理システム200aの各構成要素は別の装置として機能するが、プリンタ201は図1の表示手段3およびプリンタ4に対応し、測色器203は図1のスキャナ2に対応し、コンピュータ204は図1のコントローラ1に対応する。
なお、上記各実施例においては、RGBの色信号を用いて説明しているが、CMYK等の他の色信号を適用することもできる。
本発明の第1実施例に係る情報処理装置の全体構成を示すブロック図である。 コントローラの詳細を示すブロック図である。 プロファイル精度の入力指示を示す画面の一例を示す。 カラーパッチセットの一例を示す図である。 8ビットの格子点で表したキャラクタライズ用カラーパッチセットの各カラーパッチデータを示す図である。 8ビットの格子点で表した精度評価用カラーパッチセットの各カラーパッチデータを示す図である。 情報処理装置による動作の一例を説明するためのフローチャートである。 キャラクタライズ用カラーパッチセットの格子点および精度評価用カラーパッチの格子点を示す図である。 情報処理装置のコントローラのブロック図である。 キャラクタライズ用カラーパッチの精度を向上させるか否かの入力指示の表示例である。 情報処理装置による動作の一例を説明するためのフローチャートである。 情報処理システムの全体構成を示す模式図である。 情報処理システムの全体構成を示す模式図である。
符号の説明
1 コントローラ
2 スキャナ
4 プリンタ
14カラーパッチ色生成部
17 パッチ部データ抽出部
18 測色値変換部
19 プリンタ再現色予測部
20 予測精度評価部
30 カラーパッチセット
31 キャラクタライズ用カラーパッチセット
32 精度評価用カラーパッチセット
100,100a 情報処理装置
200,200a 情報処理システム
202 プリントサーバ
203 測色器
311,321 カラーパッチデータ

Claims (32)

  1. 第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示するパッチ出力指示手段と、
    前記カラーパッチセットの測色値を受け取る測色データ取得手段と、
    前記測色データ取得手段によって取得された前記第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて前記第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測手段と、
    前記測色データ取得手段によって取得された前記第2のパッチセットの各パッチの測色値と前記予測手段によって予測された前記第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、前記第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記精度判定値は、前記測色データ取得手段によって取得された各パッチの測色値と前記予測手段によって予測された各パッチの測色値との色差であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記精度判定値は、前記色差から求まる平均色差、最大色差または平均自乗誤差であることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記精度判定値がしきい値を超えているか否かを判定する精度判定手段をさらに備え、
    前記パッチ出力指示手段は、前記精度判定値が前記しきい値を超えていると前記精度判定手段により判定された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含む第2のカラーパッチセットの出力を指示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記精度判定値を表示する表示手段と、
    前記パッチ出力指示手段による出力指示を継続するか否かをユーザに入力させるための入力手段とをさらに備え、
    前記パッチ出力指示手段は、前記入力手段にカラーパッチセットの出力指示の継続が入力された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含む第2のカラーパッチセットの出力を指示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記第1〜第4のパッチセットに含まれる各パッチの色は、前記パッチ出力指示手段によってランダムに指示された色であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記パッチ出力指示手段は、前記しきい値を下回る前記精度判定値を有するパッチに近接するパッチを除くパッチの出力を指示することを特徴とする請求項4または5記載の情報処理装置。
  8. 前記パッチ出力指示手段によるパッチの出力指示の履歴を保持する履歴保持手段をさらに備え、
    前記パッチ出力指示手段は、前記履歴保持手段によって出力履歴が保持されたパッチを除くパッチの出力を指示することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットを生成するパッチセット生成手段と、
    前記パッチセット生成手段によって生成されたカラーパッチセットを出力するパッチ出力手段と、
    前記カラーパッチセットを測色する測色手段と、
    前記測色手段によって測色された前記第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて前記第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測手段と、
    前記測色手段によって測色された前記第2のパッチセットの各パッチの測色値と前記予測手段によって予測された前記第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、前記第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  10. 前記精度判定値は、前記測色手段によって測色された各パッチの測色値と前記予測手段によって予測された各パッチの測色値との色差であることを特徴とする請求項9記載の情報処理システム。
  11. 前記精度判定値は、前記色差から求まる平均色差、最大色差または平均自乗誤差であることを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  12. 前記精度判定値がしきい値を超えているか否かを判定する精度判定手段をさらに備え、
    前記パッチセット生成手段は、前記精度判定値が前記しきい値を超えていると前記精度判定手段により判定された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含む第2のカラーパッチセットを生成し、
    前記パッチ出力手段は、前記第2のカラーパッチセットを出力することを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の情報処理システム。
  13. 前記精度判定値を表示する表示手段と、
    前記パッチ出力手段による出力を継続するか否かをユーザに入力させるための入力手段とをさらに備え、
    前記パッチセット生成手段は、前記入力手段にカラーパッチセットの出力の継続が入力された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含む第2のカラーパッチセットを生成し、
    前記パッチ出力手段は、前記第2のカラーパッチセットを出力することを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の情報処理システム。
  14. 前記第1〜第4のパッチセットに含まれる各パッチの色は、前記パッチセット生成手段によってランダムに生成された色であることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の情報処理システム。
  15. 前記パッチ出力手段は、前記しきい値を下回る前記精度判定値を有するパッチに近接するパッチを除くパッチを出力することを特徴とする請求項12または13記載の情報処理システム。
  16. 前記パッチ出力手段によるパッチの出力の履歴を保持する履歴保持手段をさらに備え、
    前記パッチ出力手段は、前記履歴保持手段によって出力履歴が保持されたパッチを除くパッチを出力することを特徴とする請求項9〜15のいずれかに記載の情報処理システム。
  17. 第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示するパッチ出力指示ステップと、
    前記カラーパッチセットの測色値を取得する測色データ取得ステップと、
    前記測色データ取得ステップにおいて取得された前記第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて前記第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測ステップと、
    前記測色データ取得ステップにおいて取得された前記第2のパッチセットの各パッチの測色値と前記予測ステップにおいて予測された前記第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、前記第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出ステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
  18. 前記精度判定値は、前記測色データ取得ステップにおいて取得された各パッチの測色値と前記予測ステップにおいて予測された各パッチの測色値との色差であることを特徴とする請求項17記載の情報処理方法。
  19. 前記精度判定値は、前記色差から求まる平均色差、最大色差または平均自乗誤差であることを特徴とする請求項18記載の情報処理方法。
  20. 前記精度判定値がしきい値を超えているか否かを判定する精度判定ステップと、
    前記精度判定値が前記しきい値を超えていると前記精度判定ステップにおいて判定された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示する第2のパッチ出力指示ステップと、をさらに備えることを特徴とする請求項17〜19のいずれかに記載の情報処理方法。
  21. 前記精度判定値を表示する表示ステップと、
    カラーパッチの出力指示を継続するか否かをユーザに入力させるための入力ステップと、
    前記入力ステップにおいてカラーパッチセットの出力指示の継続が入力された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含む第2のカラーパッチセットの出力を指示する第2のパッチ出力指示ステップと、をさらに備えることを特徴とする請求項17〜19のいずれかに記載の情報処理方法。
  22. 前記第1〜第4のパッチセットに含まれる各パッチの色は、前記パッチ出力指示ステップにおいてランダムに指示された色であることを特徴とする請求項17〜21のいずれかに記載の情報処理方法。
  23. 前記パッチ出力指示ステップは、前記しきい値を下回る前記精度判定値を有するパッチに近接するパッチを除くパッチの出力を指示するステップであることを特徴とする請求項20または21記載の情報処理方法。
  24. 前記パッチ出力指示ステップにおけるパッチの出力指示の履歴を保持する履歴保持ステップをさらに備え、
    前記第2のパッチ出力指示ステップは、前記履歴保持ステップによって出力履歴が保持されたパッチを除くパッチの出力を指示するステップであることを特徴とする請求項17〜23のいずれかに記載の情報処理方法。
  25. 第1のパッチセットと第2のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示するパッチ出力指示ステップと、
    前記カラーパッチセットの測色値を受け取る測色データ取得ステップと、
    前記測色データ取得ステップにおいて取得された前記第1のパッチセットの各パッチの測色値を用いて前記第2のパッチセットの各パッチの測色値を予測する予測ステップと、
    前記測色データ取得ステップにおいて取得された前記第2のパッチセットの各パッチの測色値と前記予測ステップにおいて予測された前記第2のパッチセットの各パッチの測色値とに基づいて、前記第1のパッチセットの精度判定値を求める精度判定値算出ステップとを備えることを特徴とする情報処理プログラム。
  26. 前記精度判定値は、前記測色データ取得ステップにおいて取得された各パッチの測色値と前記予測ステップにおいて予測された各パッチの測色値との色差であることを特徴とする請求項25記載の情報処理プログラム。
  27. 前記精度判定値は、前記色差から求まる平均色差、最大色差または平均自乗誤差であることを特徴とする請求項26記載の情報処理プログラム。
  28. 前記精度判定値がしきい値を超えているか否かを判定する精度判定ステップと、
    前記精度判定値が前記しきい値を超えていると前記精度判定ステップにおいて判定された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含むカラーパッチセットの出力を指示する第2のパッチ出力指示ステップと、をさらに備えることを特徴とする請求項25〜27のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  29. 前記精度判定値を表示する表示ステップと、
    カラーパッチの出力指示を継続するか否かをユーザに入力させるための入力ステップと、
    前記入力ステップにおいてカラーパッチセットの出力指示の継続が入力された場合に、第3のパッチセットと第4のパッチセットとを含む第2のカラーパッチセットの出力を支持する第2のパッチ出力指示ステップと、をさらに備えることを特徴とする請求項25〜27のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  30. 前記第1〜第4のパッチセットに含まれる各パッチの色は、前記パッチ出力指示ステップにおいてランダムに指示された色であることを特徴とする請求項25〜29のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  31. 前記パッチ出力指示ステップは、前記しきい値を下回る前記精度判定値を有するパッチに近接するパッチを除くパッチの出力を指示するステップであることを特徴とする請求項28または29記載の情報処理プログラム。
  32. 前記パッチ出力指示ステップにおけるパッチの出力指示の履歴を保持する履歴保持ステップをさらに備え、
    前記第2のパッチ出力指示ステップは、前記履歴保持ステップによって出力履歴が保持されたパッチを除くパッチの出力を指示するステップであることを特徴とする請求項25〜31のいずれかに記載の情報処理プログラム。

JP2005353582A 2005-12-07 2005-12-07 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム Expired - Fee Related JP4518011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005353582A JP4518011B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005353582A JP4518011B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007158932A true JP2007158932A (ja) 2007-06-21
JP4518011B2 JP4518011B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=38242679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005353582A Expired - Fee Related JP4518011B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4518011B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009239529A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Canon Inc 色処理装置およびその方法
JP2014071433A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015149619A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 コニカミノルタ株式会社 色合せ精度の検証方法、画像形成システム用プログラム、および画像形成システム用プログラムを記録した記録媒体
CN105399723A (zh) * 2015-12-31 2016-03-16 石家庄圣泰化工有限公司 亚硫酸乙烯酯衍生物的制备方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09224161A (ja) * 1996-02-15 1997-08-26 Ricoh Co Ltd キャリブレーション装置
JPH11220630A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Fuji Photo Film Co Ltd 3次元ルックアップテーブルの作成法およびこれを行う画像処理装置ならびにこれを備えたデジタルカラープリンタ
JP2004304631A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toshiba Corp カラー画像出力装置のためのプロファイル作成方法及びカラー画像出力装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09224161A (ja) * 1996-02-15 1997-08-26 Ricoh Co Ltd キャリブレーション装置
JPH11220630A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Fuji Photo Film Co Ltd 3次元ルックアップテーブルの作成法およびこれを行う画像処理装置ならびにこれを備えたデジタルカラープリンタ
JP2004304631A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toshiba Corp カラー画像出力装置のためのプロファイル作成方法及びカラー画像出力装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009239529A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Canon Inc 色処理装置およびその方法
US8902464B2 (en) 2008-03-26 2014-12-02 Canon Kabushiki Kaisha Color processing apparatus and method for color processing using colorimetric data of a color chart
JP2014071433A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015149619A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 コニカミノルタ株式会社 色合せ精度の検証方法、画像形成システム用プログラム、および画像形成システム用プログラムを記録した記録媒体
CN105399723A (zh) * 2015-12-31 2016-03-16 石家庄圣泰化工有限公司 亚硫酸乙烯酯衍生物的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4518011B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4590424B2 (ja) 色処理装置及びその方法
EP3213501B1 (en) Configuring an imaging system
JP6729103B2 (ja) 色変換装置及び色変換プログラム並びに色変換方法
JP5188082B2 (ja) 画像出力機器の色変換定義の作成方法、作成装置及びそのプログラム
JP2007208977A (ja) ハーフトーン独立色ドリフト補正
US9930219B2 (en) Profile creation method and computer readable recording medium stored with profile creation program
EP2953342A1 (en) Profile creation method and computer readable recording medium stored with profile creation program
CN107045429B (zh) 打印机以及扫描仪配置文件制作方法
JP4518011B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム
JP5299232B2 (ja) 色変換テーブル作成プログラム、色変換テーブル作成装置及び色変換テーブル作成方法
US10244148B2 (en) Printer, color conversion control program and color conversion control method
US7643185B2 (en) Method for tone calibration and apparatus using the same
JP2011061544A (ja) 色情報処理装置、及びそのプログラム
US8928901B2 (en) Generating an image profile LUT for a N-color marking device via multi-objective cost minimization
JP2010147783A (ja) 印刷結果予測方法および印刷制御装置
JP5324405B2 (ja) 色処理装置およびその方法、並びに、画像形成装置
US9602698B2 (en) Method for creating a color conversion profile for a printer and computer readable recording medium stored with program for creating same
JP3910323B2 (ja) プロファイル作成方法およびプロファイル作成装置
JP2013121155A (ja) 画像処理装置
JP2004112270A (ja) 色変換テーブル作成方法および色変換テーブル作成装置並びにプログラム
JP2002247396A (ja) プリンターの色補正方法及びこの装置
JP4921339B2 (ja) 色処理装置およびその方法
JP2007036747A (ja) 色予測方法、色予測装置及び色予測プログラム
JP4875503B2 (ja) 色変換定義作成装置、および色変換定義作成プログラム
JP4548261B2 (ja) 色予測方法、色予測装置及び色予測プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4518011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees