JP2007158780A - 通過帯域制御装置及び通過帯域制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 IF(Intermediate Frequency)信号の中心周波数がフィルタの通過帯域から大幅にずれている場合でも、受信感度を悪化させることなく、IF信号を検波する。
【解決手段】 FSK(Frequency Shift Keying)受信装置1は、最初、IF信号の中心周波数が帯域内に収まるように帯域幅を広く設定してIF信号を検波し、これにより得られる検波信号のDC成分に基づき、AFC動作を行ってIF信号の中心周波数をHPF5とLPF6との中心周波数fcに合致させた後、IF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 FSK(Frequency Shift Keying)受信装置1は、最初、IF信号の中心周波数が帯域内に収まるように帯域幅を広く設定してIF信号を検波し、これにより得られる検波信号のDC成分に基づき、AFC動作を行ってIF信号の中心周波数をHPF5とLPF6との中心周波数fcに合致させた後、IF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通過帯域制御装置及び通過帯域制御方法に関する。
無線通信システムの受信装置において、チャンネルの選択度を確保するためには、IF(Intermediate Frequency)フィルタの通過帯域をできるだけ狭くするのが好ましい。その反面、IFフィルタの通過帯域が狭くなれば、受信装置及び送信装置内部の発振器の温度や経年変化による周波数のずれなどの影響で、IF信号の中心周波数とIFフィルタの中心周波数とがずれてしまうことがある。
図6は、IF信号のスペクトラムとIFフィルタの通過帯域との位置関係を示す図である。IF信号のスペクトラムとIFフィルタの通過帯域と位置関係は、図6(a)に示すように、IF信号の中心周波数がIFフィルタの通過帯域の中心周波数と略一致していることが理想的である。
しかしながら、実際には、上述したような発振器の温度や経年変化による周波数のずれなどの影響で、IF信号の中心周波数とIFフィルタの通過帯域の中心周波数とがずれてしまうことがある。このようなずれは、AFC(Automatic Frequency Control)動作を行ったり、HPF(High Pass Filter)で検波信号からDC成分をカットしたりして補正される。ここで、AFC動作では、IF信号を検波して得られる信号(検波信号)から中点電圧が求められ、この中点電圧に基づき発振器の周波数が制御されることにより、IF信号の中心周波数とIFフィルタの通過帯域の中心周波数とのずれが補正される。
しかしながら、図6(b)に示すように、IF信号の中心周波数とIFフィルタの通過帯域の中心周波数とが大幅にずれてしまった場合には、中点電圧が求めることができなくなるため、AFC動作を行ってずれを補正することができなくなる。特に、FSK(Frequency Shift Keying)変調方式などのデジタル変調方式を用いる場合には、検波信号に含まれるDC成分をHPFによってカットできないため、中点電圧が大きく影響してしまう。
例えば送信周波数が800MHzでチャンネル間隔が6.25kHzの無線通信システムにおいて、発振器の偏差が±2.5ppmであったとすれば、送信装置と受信装置とで互いに逆方向にずれてしまうと最大で5ppmのずれが生じてしまう。この場合、800×106×5×10−6=4kHzもの周波数のずれが生じてしまうため、正常に検波することができない(例えば特許文献1参照)。
特開2005−142870号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、IF(Intermediate Frequency)信号の中心周波数がフィルタの通過帯域から大幅にずれている場合でも、受信感度を悪化させることなく、IF信号を検波することができる通過帯域制御装置及び通過帯域制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る通過帯域制御装置は、IF(Intermediate Frequency)信号の通過帯域を制限する通過帯域制限手段と、前記通過帯域制限手段の通過帯域として、前記IF信号の帯域よりも十分に広い第1の通過帯域を設定する通過帯域設定手段と、前記通過帯域制限手段を通過したIF信号を検波して検波信号を取得する検波手段と、前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記通過帯域制限手段の通過帯域を、前記IF信号の帯域に略合致する第2の通過帯域に変更する通過帯域変更手段と、を備える。
また、上記通過帯域制御装置において、前記通過帯域変更手段は、前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記IF信号の中心周波数を前記通過帯域制限手段の通過帯域の中心周波数に合致させる中心周波数合致手段を含み、前記中心周波数合致手段によって前記IF信号の中心周波数を前記通過帯域制限手段の通過帯域の中心周波数に合致させた後、前記通過帯域制限手段の通過帯域を前記第2の通過帯域に変更する、ようにしてもよい。
さらに、上記通過帯域制御装置は、発振信号を出力する発振手段と、外部より入力されるRF(Radio Frequency)信号と前記発振信号とを混合してIF信号を生成する混合手段と、をさらに備え、前記中心周波数合致手段は、前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記発振手段を制御して発振信号の周波数を補正することにより、前記IF信号の中心周波数を前記第2の通過帯域の中心周波数に合致させる、ようにしてもよい。
また、上記通過帯域制御装置において、前記通過帯域変更手段は、前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記通過帯域制限手段の通過帯域を、前記IF信号の中心周波数と略合致する中心周波数を有する前記第2の通過帯域に変更する、ようにしてもよい。
さらに、上記通過帯域制御装置は、各々中心周波数が異なる前記第2の通過帯域を、前記検波信号の中点電圧に対応付けて記憶する第2通過帯域記憶手段をさらに備え、前記通過帯域変更手段は、前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号の中点電圧に対応する前記第2の通過帯域を前記第2通過帯域記憶手段から選択して前記通過帯域制限手段に設定することにより、該通過帯域制限手段の通過帯域を、前記IF信号の中心周波数と略合致する中心周波数を有する該第2の通過帯域に変更する、ようにしてもよい。
また、上記通過帯域制御装置において、前記通過帯域制限手段は、各々高域遮断周波数が異なる複数の高域遮断手段と、各々低域遮断周波数が異なる複数の低域遮断手段と、から構成され、前記通過帯域変更手段は、前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記複数の高域遮断手段のうちのいずれか一つと、前記複数の低域遮断手段のうちのいずれか一つと、を組合せて使用することにより、該通過帯域制限手段の通過帯域を、前記IF信号の中心周波数と略合致する中心周波数を有する該第2の通過帯域に変更する、ようにしてもよい。
さらに、本発明の第2の観点に係る通過帯域制御方法は、IF(Intermediate Frequency)信号の通過帯域を制限する通過帯域制限ステップと、前記通過帯域制限ステップの通過帯域として、前記IF信号の帯域よりも十分に広い第1の通過帯域を設定する通過帯域設定ステップと、前記通過帯域制限ステップを通過したIF信号を検波して検波信号を取得する検波ステップと、前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記通過帯域制限ステップの通過帯域を、前記IF信号の帯域に略合致する第2の通過帯域に変更する通過帯域変更ステップと、を備える。
本発明により、IF(Intermediate Frequency)信号の中心周波数がフィルタの通過帯域から大幅にずれている場合でも、受信感度を悪化させることなく、IF信号を検波することができる通過帯域制御装置及び通過帯域制御方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るFSK(Frequency Shift Keying)受信装置の構成を示すブロック図である。FSK受信装置1は、図1に示すように、ミキサ2と、BPF(Band Pass Filter)3と、A/D(Analog / Digital)変換器4と、HPF(High Pass Filter)5と、LPF(Low Pass Filter)6と、検波器7と、DC(Direct Current)検出器8と、VCO(Voltage Controlled Oscillator)9と、フィルタ係数選択部10と、から構成されている。
ミキサ2は、外部からアンテナ(図示せず)を介して入力されるRF(Radio Frequency)信号と、VCO9からの局部発振信号と、を混合してIF(Intermediate Frequency)信号を生成する。BPF3は、ミキサ2にて生成されたIF信号のうち、所定の周波数帯域の信号のみを通過させ、それ以外の帯域の信号を減衰させるものである。
A/D変換器4は、BPF3から出力されるIF信号をデジタル変換して出力する。HPF5は、A/D変換器4から出力されるIF信号のうち、フィルタ係数選択部10によって設定された高域遮断周波数以上の信号のみを通過させ、高域遮断周波数未満の信号を減衰させるものである。
LPF6は、HPF5を通過したIF信号のうち、フィルタ係数選択部10によって設定された低域遮断周波数以下の信号のみを通過させ、低域遮断周波数より高い信号を減衰させるものである。検波器7は、LPF6を通過したIF信号を検波するものである。
DC検出器8は、検波器7の検波により得られた検波信号のDC成分を検出し、この検出したDC成分に基づいて、VCO9の局部発振信号を変更する。これにより、FSK受信装置1では、IF信号の中心周波数をHPF5とLPF6との中心周波数fcに合致させるAFC(Automatic Frequency Control)動作の実行が可能となる。
フィルタ係数選択部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などから構成されている。
本実施の形態において、CPUは、AFC動作が行われる前、ROMに予め用意されているHPF5に設定可能な2種類のフィルタ係数のうち、HPF5の高域遮断周波数をより高いものとするフィルタ係数を選択すると共に、LPF6に設定可能な2種類のフィルタ係数のうち、LPF6の低域遮断周波数をより低いものとするフィルタ係数を選択することにより、図2(a)に示すように、帯域幅を広く設定する。
このような帯域幅を形成するためのフィルタ係数は、システム上想定されるVCO9の温度偏差や経年偏差を考慮して設定されている。係る帯域幅を設定することで、AFC動作前のIF信号の中心周波数が、HPF5とLPF6との中心周波数fcから大幅にずれている場合でも、検波器7にてIF信号を検波することが可能となる。
これに対して、AFC動作が行われて、図2(b)に示すように、IF信号の中心周波数がHPF5とLPF6との中心周波数fcと合致するようになった後には、HPF5に設定可能な2種類のフィルタ係数のうち、HPF5の高域遮断周波数をより低いものとするフィルタ係数を選択すると共に、LPF6に設定可能な2種類のフィルタ係数のうち、LPF6の低域遮断周波数をより高いものとするフィルタ係数を選択することにより、図2(c)に示すような理想的な帯域幅の、換言すればIF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定する。
このように帯域幅にまで理想的な幅まで狭めることにより、隣接チャンネルの影響を受けたり、帯域内のノイズの影響が大きくなったりして受信感度が悪化といった弊害を防止することができる。
次に、上記構成を備えるFSK受信装置1の具体的動作について説明する。
FSK受信装置1は、まず、外部からアンテナを介して入力されるRF信号とVCO9からの局部発振信号とをミキサ2にて混合してIF信号を生成し、BPF3にて不要周波数帯域をカットした後、A/D変換器4にてデジタル変換する。
次に、FSK受信装置1は、IF信号の高周波成分をHPF5にてカットすると共に、低周波成分をLPF6にてカットする。このとき、AFC動作が未だ行われていないことから、HPF5とLPF6とには、フィルタ係数選択部10によって、図2(a)に示すような広い帯域幅が設定される。
続いて、FSK受信装置1は、検波器7にてIF信号を検波して検波信号を取得すると共に、DC検出器8にて検出される検波信号のDC成分に基づき、AFC動作を行うことにより、図2(b)に示すように、IF信号の中心周波数をHPF5とLPF6との中心周波数fcに合致させる。
その後、FSK受信装置1は、HPF5とLPF6とのフィルタ係数を変更して、図2(c)に示すような理想的な帯域幅の、換言すればIF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定する。
以上説明したように、本実施の形態のFSK受信装置1によれば、IF信号の中心周波数がHPF5とLPF6との中心周波数fcから大幅にずれている場合でも、隣接チャンネルの影響を受けたり、帯域内のノイズの影響が大きくなったりして受信感度が悪化するといった弊害を防止しつつ、検波器7にてIF信号を検波することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記実施形態の変形態様について、説明する。
上記実施の形態では、最初、IF信号の中心周波数が帯域内に収まるように帯域幅を広く設定してIF信号を検波し、これにより得られる検波信号のDC成分に基づき、AFC動作を行ってIF信号の中心周波数をHPF5とLPF6との中心周波数fcに合致させた後、IF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定するようにしていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、AFC動作を行うことなく、検波信号のDC成分に基づき、IF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定するようにしてもよい。
具体的には、フィルタ係数選択部10のROMに、例えば図3に示すような、検波信号のDC成分(中点電圧)と、HPF5及びLPF6のフィルタ係数と、を対応付けて登録するフィルタ係数選択用テーブルを設けるようにする。
CPUは、最初、図4(a)に示すように、IF信号の中心周波数が帯域内に収まるように帯域幅を広く設定してIF信号を検波し、これにより得られる検波信号のDC成分(中点電圧)を、IF信号の中心周波数とHPF5及びLPF6の中心周波数fcとの差分を示すものとして取得するようにする。そして、取得した中点電圧に対応するHPF5及びLPF6のフィルタ係数をフィルタ係数選択用テーブルから選択することにより、図4(b)に示すように、IF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定するようにすればよい。
このようにすれば、AFC動作を行わなくて済むため、DCカット処理やDCオフセット制御に起因する劣化を防止することができる。
また、中点電圧に対応するHPF5及びLPF6のフィルタ係数をフィルタ係数選択用テーブルから選択する手法に限られず、中点電圧に基づき、HPF5及びLPF6のフィルタ係数を随時に計算するようにし、この計算結果に連動してIF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定するような手法を用いるようにしてもよい。係るフィルタ係数の計算は、ROMに予め記憶されている計算プログラムによって実行されるようにすればよい。
前述したようなフィルタ係数選択用テーブルを設けるようにすれば、CPUの処理負担が少なくて済む反面、ROMの記憶量が大きくなってしまう。これに対して、後述したように、CPUがHPF5及びLPF6のフィルタ係数を随時計算するようにすれば、ROMの記憶量が少なくて済む反面、CPUの処理負担が大きくなってしまう。従って、どちらの手法を用いて帯域を設定するかは、ハードウェアやシステムの要求内容に応じて選択するようにすればよい。
さらに、高域遮断周波数が異なる複数のHPF5と、低域遮断周波数が異なる複数のLPF6と、を設けるようにし、それらの組合せをハードウェア的に制御することにより、帯域や中心周波数を変更するようにしてもよい。例えば、図5に示すように、高域遮断周波数が異なるHPF5a〜5cと、低域遮断周波数が異なるLPF6a〜6cと、をそれぞれ3段ずつ、合計6段設けるようにし、中点電圧に基づき、接続を切り換えるようにして、IF信号のスペクトラムに略合致する帯域を設定するようにすればよい。
1 FSK受信装置
2 ミキサ
3 BPF
4 A/D変換器
5 HPF
6 LPF
7 検波器
8 DC検出器
9 VCO
10 フィルタ係数選択部
2 ミキサ
3 BPF
4 A/D変換器
5 HPF
6 LPF
7 検波器
8 DC検出器
9 VCO
10 フィルタ係数選択部
Claims (7)
- IF(Intermediate Frequency)信号の通過帯域を制限する通過帯域制限手段と、
前記通過帯域制限手段の通過帯域として、前記IF信号の帯域よりも十分に広い第1の通過帯域を設定する通過帯域設定手段と、
前記通過帯域制限手段を通過したIF信号を検波して検波信号を取得する検波手段と、
前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記通過帯域制限手段の通過帯域を、前記IF信号の帯域に略合致する第2の通過帯域に変更する通過帯域変更手段と、
を備える通過帯域制御装置。 - 前記通過帯域変更手段は、
前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記IF信号の中心周波数を前記通過帯域制限手段の通過帯域の中心周波数に合致させる中心周波数合致手段を含み、
前記中心周波数合致手段によって前記IF信号の中心周波数を前記通過帯域制限手段の通過帯域の中心周波数に合致させた後、前記通過帯域制限手段の通過帯域を前記第2の通過帯域に変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通過帯域制御装置。 - 発振信号を出力する発振手段と、
外部より入力されるRF(Radio Frequency)信号と前記発振信号とを混合してIF信号を生成する混合手段と、
をさらに備え、
前記中心周波数合致手段は、
前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記発振手段を制御して発振信号の周波数を補正することにより、前記IF信号の中心周波数を前記第2の通過帯域の中心周波数に合致させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の通過帯域制御装置。 - 前記通過帯域変更手段は、
前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記通過帯域制限手段の通過帯域を、前記IF信号の中心周波数と略合致する中心周波数を有する前記第2の通過帯域に変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通過帯域制御装置。 - 各々中心周波数が異なる前記第2の通過帯域を、前記検波信号の中点電圧に対応付けて記憶する第2通過帯域記憶手段をさらに備え、
前記通過帯域変更手段は、
前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号の中点電圧に対応する前記第2の通過帯域を前記第2通過帯域記憶手段から選択して前記通過帯域制限手段に設定することにより、該通過帯域制限手段の通過帯域を、前記IF信号の中心周波数と略合致する中心周波数を有する該第2の通過帯域に変更する、
ことを特徴とする請求項4に記載の通過帯域制御装置。 - 前記通過帯域制限手段は、
各々高域遮断周波数が異なる複数の高域遮断手段と、各々低域遮断周波数が異なる複数の低域遮断手段と、から構成され、
前記通過帯域変更手段は、
前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記複数の高域遮断手段のうちのいずれか一つと、前記複数の低域遮断手段のうちのいずれか一つと、を組合せて使用することにより、該通過帯域制限手段の通過帯域を、前記IF信号の中心周波数と略合致する中心周波数を有する該第2の通過帯域に変更する、
ことを特徴とする請求項4に記載の通過帯域制御装置。 - IF(Intermediate Frequency)信号の通過帯域を制限する通過帯域制限ステップと、
前記通過帯域制限ステップの通過帯域として、前記IF信号の帯域よりも十分に広い第1の通過帯域を設定する通過帯域設定ステップと、
前記通過帯域制限ステップを通過したIF信号を検波して検波信号を取得する検波ステップと、
前記第1の通過帯域が設定されているときに得られた検波信号に基づいて、前記通過帯域制限ステップの通過帯域を、前記IF信号の帯域に略合致する第2の通過帯域に変更する通過帯域変更ステップと、
を備える通過帯域制御方法。
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- 2005-12-06 JP JP2005351958A patent/JP2007158780A/ja active Pending
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