JP2007157258A - 光記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】光記録媒体の多値記録において重要となる繰り返しオーバーライト時の劣化と高温環境下で記録した場合のシェルフ特性の劣化を抑制することを目的とする。
【解決手段】可逆的相変化による光学定数の変化を利用した光記録媒体において、基板上に下部誘電体保護層、相変化記録層、上部誘電体保護層、第2の上部誘電体保護層、Ag合金反射層からなり、相変化記録層がGe,Sb,Te,Sn,Inを含有する組成の層で、各組成が、3<Ge<10 , 65<Sb<80 , 15<Te<25 , 0≦Sn≦5atm%,0≦In≦5atm%、膜厚が10nm以上20nm以下、下部誘電体保護層がZnS,SiO2からなり 65<ZnS≦80、20≦SiO2<35mol%、上部誘電体保護層は75<ZnS≦85、15≦SiO2<25mol%、下部誘電体保護層の厚が100nm以上150nm以下、再結晶化限界線速Vcが7m/s<Vc<9.5m/sであることを特徴とする相変化型記録媒体を主たる構成にする。
【選択図】図5

Description

本発明は、相変化を利用した光記録による光ディスク等の多値記録用光記録媒体に関し、特に多値記録の場合の耐候性、オーバーライト特性改善した光記録媒体に関する。
現在、実用化されている光記録媒体に用いられている結晶状態と非晶質(アモルファス)状態の可逆的相変化を利用した、いわゆる相変化型光記録媒体に用いられている記録材料には、Sb、Teを母体としAg、In、Ge等を添加したAgInSbTe系、AgInSbTeGe系材料がある。
これらの材料は、CD−RW(Compact Disc Re-writable)、DVD−RW(Digital Versatile Disc Re-writable)、DVD+RW(Digital Versatile Disc and Re-writable)などのメディアに用いられるものであるが、これらの相変化型光記録媒体は、いずれも螺旋もしくは同心円状の溝を有するプラスチック基板上に、下部保護層と、記録層と、上部保護層と、反射層とを基本層として積層した構造を有し、2値情報の記録・再生を行うものである。
加えて、高密度、大容量化を狙うため、媒体に照射する光の波長をDVDで用いられている650〜660nmから、青紫色領域である405nmのLDを用いる方向もあり、さらに、レンズのNAが0.85の高NAレンズを用いることで片面20GB以上の容量が可能になるという趨勢にもなりつつある。
現在、書き換え可能な容量4.7GBのDVD−RW、DVD+RWメディアがあるが、今後さらに普及してデジタル放送の画像記録用、大容量のデジタル静止画像、動画像の画像記録用途として、20GBを超える青紫色LDを用いた大容量の書き換え可能な記録媒体が要求されている。これら記録媒体用の光記録再生装置としては、大容量記録媒体の他に現在急速に普及しているDVD−ROM、記録可能なDVDの記録再生とCD−ROM、CD−R、CD−RWの記録再生ができることが望まれている。
CD、DVDは光磁気記録媒体のようなカートリッジに入っていないため、大容量記録媒体もカートリッジなしが望ましい。
20GBを超える記録媒体で、しかもCD、DVDの記録再生互換がとれる光記録媒体及び装置とするためには、記録再生装置の光ピックアップ用対物レンズの開口数(NA)を記録型DVDと同じ0.65とすれば各世代の互換がとりやすく、装置も安くできる。そこで、中心波長405nmのLDを用いて記録再生する次世代の大容量光記録媒体もレンズのNAが0.654にあった媒体にする必要がある。
このような記録媒体を実現するため、本出願人らは、アモルファス記録マークの周辺結晶部に対する占有率の違いで多値情報を記録し、記録容量20GB以上を達成する方法について提案している。この多値記録用記録媒体の記録層にも相変化記録材料を用いる技術が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
これまで用いられてきた相変化記録材料には、先のAgInSbTe、AgInSbTeGeと、それ以外にGe、Sb、Teからなる記録層かあるいはGeを他の元素に置換した系の材料を用いた技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、上記技術を多値記録に適用した技術も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3255172号公報 特開2001−084591号公報 Data Detection using Pattern Recognition、International Symposium on Optical Memory 2001、Technical Digest 2001、Pd-27
しかしながら、CDやDVDのようなマークエッジを検出して情報を読み取る2値記録に対して、多値記録のように反射信号で階調(2を超える値の階調数)をとる場合の方が、反射信号の変化に対して敏感である。反射信号は、記録マークとマークとの間を含む信号であり、この信号にはノイズを含む。このノイズとしては、レーザ光ノイズと、基板表面、記録層、保護層の表面形状、相変化記録層が結晶状態、結晶粒界の影響、溝形状、溝部表面等からのいわゆる媒体ノイズとが挙げられる。
また、溝の均一性、媒体を作製した後に記録層を結晶化する初期化工程での結晶化の均一性、記録マーク形状のばらつきによる反射信号の変動、媒体の反り、面ぶれによる反射信号の変動もある。これら変動とノイズとをより小さくすること、さらに、結晶と非晶質相との反射信号のコントラストが大きくとれれば、各階調間の反射信号の差が取れるため、例えば記録材料の光学定数の内の結晶と非晶質相の屈折率差が大きく、吸収率差も大きくできれば、CN比を高くとることができるようになる。
レーザ光の光源であるLD(Laser Diode)波長が650nmから405nmに短くなってくると、結晶相及び非晶質相の屈折率が下がり、しかもこれらの相間の屈折率などの差が小さくなるので、コントラストがより短波長光を使用すれば小さくなる。さらに、本発明では容量を上げるために最長マークで0.24μmになるので、初期の特性を十分に確保するだけでも大きな課題となる。これに加えて、書き換え型のCD、DVDの場合には、多数回の繰り返しオーバーライトの他に、高温環境下での長期保存による劣化がある。中でも高温環境下の劣化は解決するための課題が極めて重くなるという問題もある。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであって、特に多値記録において重要となる繰り返しオーバーライト時の劣化と高温環境下で記録した場合のシェルフ特性の劣化を抑制するような記録媒体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、波長が390〜420nmの範囲であり、対物レンズのNAが0.60以上0.85以下の光ヘッドの光を照射して非晶質相と結晶相との可逆的相変化による光学定数の変化を利用した相変化記録方法を用いた光記録媒体において、基板上に下部誘電体保護層と、相変化記録層と、上部誘電体保護層と、第2の上部誘電体保護層と、Agを主成分とする反射層の膜厚が120nm以上250nm未満であって、前記相変化記録層はGeとSbとTeとSnとInとを含有する組成からなり、前記各組成は、Geは3<Ge<105atm%(原子%)の範囲にあり、Sbは65<Sb<805atm%の範囲にあり、Teは15<Te<255atm%の範囲にあり、Snは0≦Sn≦5atm%の範囲にあり、Inは0≦In≦5atm%の範囲にあって、膜厚が10nm以上20nm以下であり、前記下部誘電体保護層と前記上部誘電体保護層とはZnSとSiO2とからなり、前記下部誘電体保護層の前記ZnSと前記SiO2とは、それぞれ、65<ZnS≦80mol%であり、20≦SiO2<35mol%であり、前記上部誘電体保護層の前記ZnSと前記SiO2とは、それぞれ、75<ZnS≦85、15≦SiO2<25mol%であり、前記下部誘電体保護層の厚が100nm以上150nm以下であり、前記再結晶化限界線速Vcが7<Vc<9.5m/sであることを特徴とする光記録媒体である。
ここで、主成分とは、Ag単独またはAgが95atm%から99.5atm%を含むAg合金をいう。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記下部誘電体保護層が3層からなり、当該3層の中の上下2層はZnSとSiO2からなる層であり、残りの層の中間層は、In、Zn、Sb、Al、Siの中から選択される少なくとも1種の酸化物を70mol%以上含有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記下部誘電体保護層が、基板上に順にZnSおよびSiO2からなる第1の下部誘電体保護層と、酸化物からなる第2の誘電体保護層と、ZnSおよびSiO2からなる第3の誘電体保護層であって、前記層の各膜厚がこの順に30nm以上80nm以下、10nm以上70nm以下および30nm以上80nm以下であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1において、前記相変化記録層は、0.20μm以上0.30μm以下の長さの単位セル内に光による記録を当該セルの中心近傍に、略対称にマークして記録したマークを面積変調して多値記録再生を行うことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1において、前記光記録媒体の基板面の垂直入射光と、前記基板面に対して略30度の方向からの入射光との前記各所定の位置における複屈折の差が50nm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、波長が405±15(390〜420)nmであり、対物レンズのNAが0.60以上0.85以下の光ヘッドの光を照射して非晶質相と結晶相との可逆的相変化による光学定数の変化を利用した光記録媒体において、基板上に下部誘電体保護層、相変化記録層、上部誘電体保護層、第2の上部誘電体保護層、AgまたはAg95atm%から99.5atm%を含むAg合金反射層からなり膜厚が120nm以上250nm未満、相変化記録層がGe、Sb、Te、Sn、Inを含有する組成の層であって、各組成が、3<Ge<10 、65<Sb<80 、15<Te<25 、0≦Sn≦5atm%、0≦In≦5atm%、膜厚が10nm以上20nm以下、下部誘電体保護層がZnS、SiO2からなり65<ZnS≦80、20≦SiO2<35mol%、上部誘電体保護層は75<ZnS≦85、15≦SiO2<25mol%、下部誘電体保護層の厚が100nm以上150nm以下、再結晶化限界線速Vcが7<Vc<9、5m/sであることを特徴とする光記録媒体により、下部保護層の条件を最適化することとなり、初期特性を変えずに、オーバーライト特性を改善し、シェルフ特性が飛躍的に向上した記録媒体を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明で用いる多値記録について以下に述べる。
図1は、Rf信号とマーク占有率との関係を示す概念図である。
同図において、上側が基板の平面図を示し、下側が時間とRf信号との関係を示している。Rf信号は基板1の各セル2の配列に同期しているので、各セル2とRf信号の特性曲線とが対応している。
記録マーク4は各セル2の略中心に位置している。記録マーク4が書換え可能な相変化材料あるいは基板1の凹凸形状として記録された位相ピットでも同じ関係となる。記録マークが基板1の凹凸形状として記録された位相ピットの場合には、Rf信号の信号利得が最大になるように位相ピットの光学的溝深さがλ/4(λは記録再生レーザ光の波長)である必要がある。
Rf信号値は記録再生用の集光ビームがセル2の中心に位置する場合の値で与えられ、1つのセル2に占める記録マークの占有率の大小によって変化する。一般的にRf信号値は記録マーク4が存在しないとき(図中5の領域)に最大となり、記録マーク4の占有率が最も高いときに最小となる。このような面積変調方式により、例えば、記録マークパターン数(多値レベル数)=6で多値記録を行うと、各記録マークパターンからのRf信号値は図2のような分布を示す。
図2は、記録マークとパターン判定との関係を示す説明図である。同図において、横軸が時間を示し、縦軸がRf信号の強度を示す。
Rf信号値は、その最大値と最小値との幅(ダイナミックレンジDR)を1として正規化された数値で表記されている。記録再生は、再生光波長λ=650nm、NA=0.65(集光ビーム径=約0.8μm)の光学系を用いて行い、セルの円周方向長さ(以下、セル長と記す)を約0.6μmとした。このような多値記録マークは、図3のような記録ストラテジで、Pw、Pe、Pbのパワーおよびその開始時間をパラメータとして、レーザ変調することで形成できる。
図3は、本発明の記録マークがセルに形成された状態の平面図である。
同図において、上部が記録マークを示し、中央部がパルスのパワーの関係を示し、下部がパルス開始時間を示している。
上記のような多値記録方式においては、記録線密度を上げていく(=セル長を短くしていく)と、次第に集光ビーム径に対してセル長さの方が短くなり、対象となるセルを再生するとき、集光ビームが対象となる前後のセルにはみ出すようになる。このため、対象となるセルのマーク占有率が同じでも、前後セルのマーク占有率の組み合わせにより、対象となるセルから再生されるRf信号値が影響を受ける。すなわち、前後のマークとの符号間干渉が起こるようになる。
この符号間干渉の影響で、図2に示すように、各パターンにおけるRf信号値は偏差(ギザギザの範囲の値)を持った分布になる。すなわち、対象となるセルがどの記録マークのパターンであるかを判定するためには、各記録マークから再生されるRf信号値の間隔が、前記偏差以上に離れている必要がある。
図2の場合、各記録マークのRf信号値の間隔と偏差とはほぼ同等であり、記録マークパターンの判定ができる限界程度になっている。この限界を打破する技術として、連続する3つのデータセルを用いた多値判定技術DDPR(Data Detection using Pattern Recognition、International Symposium on Optical Memory 2001、Technical Digest 2001、Pd-27)が提案されている。
この技術は、連続する3つのデータセルの組み合わせパターン(8値記録時、83=512通り)からなる多値信号分布を学習し、そのパターンテーブルを作成するステップと、未知データの再生信号結果から3連続マークパターンを予測した後、前記パターンテーブルを参照して再生対象となる未知信号を多値判定するステップとからなる。これにより、再生時に符号間干渉が生じるような従来のセル密度あるいはSDR値においても、多値信号判定のエラー率を低くすることが可能になった。
ここで、SDR値とは、多値階調数nの各多値信号の標準偏差σiの平均値と、多値Rf信号のダイナミックレンジDRとの比=Σσi /(n×DR)で表され、2値記録におけるジッターに相当する信号品質である。
一般に、多値階調数nを一定とすると、多値信号の標準偏差σiが小さいほど、且つダイナミックレンジDRが大きいほどSDR値は小さくなり、多値信号の分別性が良くなって、エラー率は低くなる。逆に、多値階調数nを大きくすると、SDR値は大きくなりエラー率は高くなる。
このような多値判定技術を用いると、例えば、多値階調数を8に増やして、各Rf信号値の分布が重なり合ってしまう図4のような場合でも、8値の多値判定が可能となる。
なお、図4は、多値判定技術による判定の可能性を示す説明図である。
同図において、横軸がパターン番号を示し、縦軸がRf信号を示す。
図5は、記録媒体の層構成を示す断面図である。
記録媒体の構成は、図5に示すように透明基板25上に、下部誘電体保護層24、相変化記録層23、上部誘電体保護層22、第2の上部誘電体保護層21、及び反射層20の順に積層したものである。透明基板25は複屈折が小さいことが好ましい。ガラス基板は複屈折がほとんどないが、光記録媒体として、ほとんど用いられていないため高価になってしまう。
このため、ポリカーボネート製の基板が安価で好ましい。基板25の複屈折は、シングルパス、ダブルパスという量で単位はnmで表される。入射光の波長に対して、基板を一回通過した時の複屈折により受ける光の位相差に基板の厚さを乗じた長さの量で表す。複屈折は基板面に垂直に入射させた場合と基板面に対し斜め方向から入射した場合と複屈折の値が異なるが、いずれにしても角度によらずゼロになるのが理想である。
しかしながら、実際に射出成形により作製したポリカーボネート基板はゼロにはならない。さらに、基板の位置によりゼロになっても全面になると、分布をもつ。従って、例えば基板面に垂直に入射した場合、垂直方向から数10度傾いた方向から入射した場合の各複屈折の差がより小さくなることが好ましい。絶対値として30度(シングルパス)以下、垂直方向と30度入射方向での差も30度以下が良い。好ましくは、20nm以下が良い。ダブルパスで表す場合は、この値の2倍になる。絶対値が小さく、入射角依存が小さくなることにより、反射率が上がり、特に短いマークに対する分解能が向上する。
下部誘電体保護層24と上部誘電体保護層22とに用いる材料としては、酸化物、窒化物、炭化物、硫化物あるいはこれらの混合物が挙げられるが、特に読み取り/書き込み光波長が405nmになると、650nmの場合に比べ吸収率が増えてくるので透過率がより高い材料が適している。たとえばSiCなどの炭化物などは吸収が大きいため適さないが、ZnSとSiO2との混合物の場合などでは405nmでも吸収は小さいのでより適している。ZnSとSiO2との混合物を上記の材料として用いる場合には、ZnSとSiO2との比(ZnS:SiO2比)としては、(60〜85):(20〜40)mol%の範囲が好ましい。
特に、下部誘電体保護層24について、SiO2の割合は20〜35mol%の範囲が好ましく、ZnSの割合は65〜80mol%の範囲が好ましく、特にSiO2の割合は20≦SiO2<35mol%の範囲が好ましく、ZnSの割合については65<ZnS≦80mol%の範囲が好ましい。
一方、上部誘電体保護層22について、ZnSの割合は75<ZnS≦85mol%の範囲が好ましく、SiO2の割合については15≦SiO2<25mol%の範囲が好ましい。下部誘電体保護層24が、上部誘電体保護層22側よりZnSの割合を小さくするのは、レーザ光を照射し記録する場合に下部保護層24(以下誘電体保護層を単に保護層と表記する)と記録層面側の下部保護層表面の温度が上昇しにくくなり、このために繰り返しオーバーライト特性が改善する。
一方、上部保護層22はZnSの割合が下部保護層側よりも多くすると、むしろ熱伝導率が下がって媒体の感度が高くなる。相変化記録層23としては、Ge、Sb、Te、In、Snを含み(たとえば主成分とし)、各元素の量(atm%:原子%)がGeでは3<Ge<10であり、Sbでは65<Sb<80であり、Teでは15<Te<25であり、Snでは0≦Sn≦5であり、Inでは0≦In≦5が好ましい。
他の記録材料として、Ag−In−Sb−Te−Ge、Ga−Sn−Sb、Ga−Sn−Sb−Te、Ge−Sn−Sb、Ga−Ge−Sn−Sb、Ge−Zn−Sb−Te、Ga−Ge−Sb−Teが挙げられる。
記録媒体に記録する線速は6m/sあるいはそれ以上であるが、媒体容量が25GBあって、線速6m/sの場合の転送レートは50Mbps程度になる。6m/sで最適記録を行う場合の相変化記録材料の組成比を決めるために、材料の結晶化速度を最適な条件に合わせることが必要になる。
記録媒体として作製し、記録層を結晶状態にした後、記録再生装置を使って、媒体の最適消去パワーか記録材料が溶融する温度に到達する程度の消去パワーを一定線速で媒体を回転させながら、溝部に連続的に照射する。この時、再生信号の出力(反射電圧)を測定する。線速を一定の間隔で増加させていき、各線速毎に反射信号を測定する。ある線速よりも遅い線速までは、記録層が溶融し非結晶相を形成するが再結晶化して反射電圧はこの線速範囲ではほとんど変わらないが、ある線速以上の速度になると、この線速度からは再結晶化が進まなくなり、反射電圧が減少する。この境界線速を再結晶化上限線速Vcと呼ぶ。この線速は記録材料の結晶化速度の指標になり、記録層の構成元素の比がこれにより決まる。求めたVcと記録線速V1との間には、Vc=V1+(1.5〜2.5)の関係がある。
反射層20にはAgまたはAg合金を用いる。Ag合金の場合、添加する元素の量は熱伝導率がAgの熱伝導率と等しいことが好ましいが、合金にすると熱伝導率は低下する。従って、Agの割合は95atm%以上99.5atm%以下の範囲が好ましく、特に、98atm%以上99.5atm%の範囲が好ましい。AgCu、AgBi、AgPdCu、AgNdCu、AgIn等が用いられるが、例えば、Ag−NdO.15Cu0.6(atm%)の場合、熱伝導率は218(W/mK)、Ag−Bi0.5(atm%)は222(W/mK)、Agが314(W/mK)である。Ag−NdO0.7Cu0.9(atm%)は129(W/mK)となるので、添加元素としてはBi、Cuが好ましい。
第2の上部保護層21はAgと上部保護層22とに含まれるS(硫黄)の反応生成物AgSの生成防止性と密着性とが良いことが求められる。Agと反応しないこと、膜が多孔質で厚さが薄いとAgが孔に拡散して硫化してしまうことから、材料と膜厚とが重要になる。第2の上部保護層21は、酸化物、炭化物が良い。炭化物はSiCが良いが、光の吸収が高いので、酸化物がより好ましい。ZnO、Al23、SiO2、Ta25単独か、またはこれらの2種以上の混合物が好ましい。
以上の各層の膜厚について述べる。下部保護層24は、生産性、機械特性の面から膜厚を厚くすることは良くない可能性がある。このため下部保護層24の厚さは200nmを超えると、スパッタリング装置による成膜時に、基板の温度が上昇し、基板変形など機械特性を劣化させる。しかも、コスト面からも膜厚が薄い方が好ましい。
LD波長660nmで記録再生する書き換え型DVDの場合、膜厚が40〜80nmであれば初期特性と信頼性を含め実用上問題なく、量産が可能になっている。
一方、LD波長が405nmで、NAが0.65の光学ピックアップを用いた場合、下部保護層の厚さが45〜50nmでは初期特性は十分得られるが、オーバーライト特性は満足できるレベルではない。特に1,000回以上は劣化が大きい。
しかし、これ以上に問題となるのは、高温環境下に放置された後に記録した場合の特性である。80℃、85%RH(RH:相対湿度)の高温高湿下に200時間放置した後、記録した場合一回目の記録から既に劣化していることがわかった。これは、結晶化上限線速を高温高湿下に置く前には最適化されていても、このような劣化が起こっており、測定してみると、5m/s以上も遅くなっていることがわかった。
記録マークは再結晶化が不十分なため、より短いマークはその長さが所定の大きさよりも長く、面積も大きくなっているからである。
一方、膜厚を140nm前後にした場合、同様の評価を行ったところ、シェルフ特性の劣化はほとんどないことがわかった。結晶化上限線速の変化も1m/s以下であった。劣化した信号は反射率が下がり、しかもダイナミックレンジ(マーク間の反射電圧と最長マークの反射率電圧)が減少するので、反射率で階調をとる多値記録方式では大きな問題になってしまう。シェルフ特性と下部保護層との関係について、明らかにされている従来技術はない。
最適な膜厚を調べたところ、膜厚は100nmから150nmの範囲内にあるのが好ましいことがわかった。これにより、オーバーライト特性はもちろん、シェルフ特性が飛躍的に向上することがわかった。上部保護層22の膜厚は、5nmから20nmであり、好ましくは6nm以上12nm以下である。この値(20nm)を超えて厚いと、感度は向上するが反射層側への放熱速度が遅くなりマークの面積が小さくなる。この値(5nm)以上薄いと記録膜を十分加熱できず、十分な特性が得られない。記録層23の膜厚は、10nm以上20nm以下が良い。この値(20nm)以上厚いと記録膜を効率よく加熱できず、この値(10nm)より薄いと効率よく加熱ができないこととダイナミックレンジがとれなくなる。
硫化防止層の膜厚は、2nm以上10nm以下が良い。この値(2nm)より薄いと、防止効果がなく、この値(10nm)以上厚いとAg、Ag合金との密着性が弱くなる。特にAgのみの場合は劣化がより進むのでAg合金が好ましい。反射層20の膜厚は120nm以上、250nm以下が好ましい。140nmから220nmが好ましい。この値(120nm)以上薄いと冷却速度が十分でなくダイナミックレンジがとれない。これ(250nm)以上厚いと冷却速度が飽和するか感度が悪くなる。
以上のように、下部保護層の膜厚によってシェルフ特性が飛躍的に向上することが明らかになったが、この条件で、さらに初期特性、オーバーライト特性を向上させるため、下部保護層24の膜厚は上記範囲としたまま、熱の制御の点から保護層を3層にすることが好ましいことがわかった。この場合の層構成は、基板上にZnS、SiO2からなる第一の下部保護層と第3の下部保護層とがあって、その間に酸化物層が第2の下部保護層として設けられる。酸化物層としては、屈折率がZnS、SiO2からなる層と同じく、1.9から2.3の範囲がよく、吸収が小さいものが良い。しかも、熱伝導率が高い方が良い。材料は、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化シリコン、酸化ニオブのいずれかひとつの酸化物を主成分とする。酸化タンタル、酸化ジルコニウムも良い。酸化ジルコニウムの場合は、さらに酸化イットリウムの混合物が良い。
いずれも屈折率は2.1から2.3の範囲である。これら材料を上部保護層として10nmの厚みにすると感度が悪くなることから、熱伝導率がZnS:SiO2=80:20近傍の組成の場合に比べて高いことがわかる。下部保護層をZnS、SiO2のみ135nm作製した場合は、記録層に接した下部保護層界面付近の温度が高いのでオーバーライト特性は、1,000回以上の繰り返し記録を行えば劣化は多からず生じる。1回目の記録の場合も、記録層23の放熱時間をできるだけ速くするためには、下部保護層24側の温度がより速く下がった方が良い。記録層23に接して直接酸化物層を135nmの2分の1の約70nmの厚さにしてしまうと、感度が悪くなるのと、記録層23の温度が十分上がらないためより短いマークが所定の大きさに記録できない。
そこで、第3の下部保護層は、30〜80nmが好ましく、特に40nm〜60nmが好ましく、記録層を溶融するのに必要な温度まで加熱でき酸化物からなる第2の下部保護層を設けることによって、溶融した後の余分な熱を記録層から速く放つことが可能になる。
一方、基板上に酸化物層と、ZnS、SiO2層として2層構成にすると、これら酸化物層をスパッタリング法で作製する場合、製膜時間がZnS、SiO2よりも半分以下であるため量産性の観点からも酸化物層の膜厚を厚くすることができない。従って、酸化物層をZnS、SiO2からなる層で挟んだ構成が好ましい。
酸化物層は、酸化インジウム(In23)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化アルミニウム(Al23)、酸化シリコン(SiO2)、酸化ニオブ(Nb25)を(たとえば主成分として)70mol%以上含み、上記酸化物の混合物としても良い。また、酸化物の元素比は、化合物組成からずれている場合(化学量論的に整数比でない)も含まれる。例えば、SiO2はSiO2-Xの場合である。第1の下部誘電体保護層、酸化物からなる第2の誘電体保護層、ZnS、SiO2からなる第3の誘電体保護層であって、各層の膜厚が順に30nm以上80nm以下、10nm以上70nm以下、30nm以上80nm以下が好ましく、特に、各々、40〜70nm、30〜50nm、40〜70nmが好ましい。
本発明の記録再生を行うための光ピックアップは、波長405nmで対物レンズのNAが0.6以上であり、スポット径は0.6μm以下である。
以下、実施例により、本発明をさらに説明するが、本発明は、これら実施例の範囲に拘束されず、明細書および図面に開示された範囲のものである。
<実施例1〜10>
基板の溝深さが、21nm、溝幅は0.3μm、溝ピッチは0.46μmである。記録再生を行うための光ピックアップは、波長405nmで対物レンズのNAが0.65、スポット径は0.54μmである。セル長を0.24μmとして、最短マーク(レベル1、M1)長は、0.03μmとし、8値の多値記録を行った。基板材料は、低複屈折のポリカーボネート基板(帝人バイエルポリテック社製の製品名ST3000)を用いた。下部保護層と膜厚、記録層材料、上部保護層材料を表1に示す。記録層の膜厚を14nmとし、上部保護層の膜厚を10nmとし、硫化防止層としてSiCを3nm積層し、 反射層にAgBiを膜厚200nm積層した。基板の厚さは、0.6mmである。
Figure 2007157258
さらにこの上に、紫外線硬化樹脂(大日本インキ製SD318)を7μm付け、環境保護層とした。さらに、膜のない0.6mm厚の基板のみをこの上から紫外線硬化型樹脂(日本化薬DVD003)を100μmの厚さで貼り合わせた。この記録媒体をLD波長800nm、ビーム径200μm*1μm(半径方向*トラック方向)の大口径LDを用いた初期化装置で盤面のビーム強度を600mWとし、線速3m/sで一回転させる毎に36μm送りながら記録層を結晶化した。特性を評価した半径位置40mmにおいて、基板のみの複屈折がダブルパスで垂直入射の場合には5nmであり、基板に対して30度入射の場合には、それが−35nmであり、この2つの場合の差は、40nmであった。
記録パワー(Pw)は、最大で10mWであり、消去パワーPeは記録パワーの63%の大きさとした。ボトムパワーは、信号再生パワー0.5mWより低い0.1mWとする。記録媒体に、盤面6mWのDC光を照射しながら、線速を変えていったところ、再結晶化上限速度Vcは表1に示すような線速でアモルファス相が部分的に形成され、それ以上では、トラック1周の反射率が減少していった。8値の多値記録を行なうために、記録線速を6m/sとし、図6に示す発光パルスを照射して、各レベルに相当する記録マークを形成した。
レベル0は未記録状態で、レベル1(M1)からレベル7(M7)を記録するには、記録パワー(Pw)の照射時間Tmpを固定し、照射開始を基本セルの基準クロックの開始位置からTms遅らせ、照射する。その後のボトムパワー(Pb)の照射時間Tclで調整して、マーク面積を制御する。Tmpは、4.4ナノ秒とした。各レベルのTms、Tclは、M1からM7の順に、(15.6、3.9)、(14.7、5.6)、 (13.6、7.8)、(11.4、9.7)、(9.7、12.2)、(8.3、15.3)、(6.4、19.4)とした(単位ns:ナノ秒)。
M1からM7のマーク及びマークなしのM0の8値の情報をランダムに記録した。各レベルの反射信号の変動の揺らぎ、すなわち前記SDRを測定するために、80sector(1sector あたり1221個のセル数とする。)分のデータを取りこむ。このときに1sectorの先頭にM0、M7の連続データを37セル分記録している。再生した信号は、表5のような流れにより、フィルターを通して、トラック1周に存在する数kHzレベル以下の大きな反射信号の変動を除去した後に、先に記録したM0、M7の連続データを用いてAGC処理を行なう。このAGC処理とはM0、M7の振幅を基準に、その後に記録されているランダム信号の振幅変動差をなくし、一定レベルの振幅をもった信号に加工することである。さらにその後、波形等価(EQ)回路を通して、特にM1、M2マークのように振幅の小さな信号を増幅させる。この信号を、取りこんで各レベルの反射電位の標準偏差を求め、SDR値を求める。表1に、記録パワー 8mW、消去パワー 5.0mWの条件でオーバーライト1,000回(DOW1000)後及び80℃、85%RH下で200時間放置した後のSDRの増加量を示す。一回記録のSDRは、3.0%であった。
[比較例]
比較例として、実施例1において、下部保護層が44nmの場合の場合を示す。一回記録のSDRは、2.9%であった。図7に実施例2及び比較例1におけるSDRの記録回数依存を示す。図8に実施例2及び比較例1における80℃、85%RH下で200時間後の線速に対する反射電圧の変化を示す。
[実施例11〜15]
表2に下部保護層を3層構成にした場合の構成を示す。表2に示した条件以外は、実施例2と同じ条件である。記録パワーは、8mWとして、各パルス幅を最適に調整して行った。初回記録のSDRは2.9%であり、比較例1と同じ値が得られている。いずれの場合も、DOW1000後及び80℃、85%RH、200時間後のSDRの変化は実施例1〜10とほぼ同じであり改善効果があった。
Figure 2007157258
Rf信号とマーク占有率との関係を示す概念図である。 記録マークとパターン判定の関係を示す説明図である。 本発明の記録マークがセルに形成された状態の平面図である。 多値判定技術による判定の可能性を示す説明図である。 記録媒体の層構成を示す断面図である。 記録マーク形成用の発光パルス形の説明図である。 本発明のディスク使用時の多値信号判定エラー率の記録回数依存性の説明図である。 テスト後の線速に対する反射電位変化の説明図である。
符号の説明
1 アモルファス記録部
2 結晶部
3 照射ビーム径
5 セル
10 反射層
11 第2上部誘電体保護層
12 上部誘電体保護層
13 記録層
14 下部誘電体保護層

Claims (5)

  1. 波長が390〜420nmの範囲であり、対物レンズのNAが0.60以上0.85以下の光ヘッドの光を照射して非晶質相と結晶相との可逆的相変化による光学定数の変化を利用した相変化記録方法を用いた光記録媒体において、
    基板上に下部誘電体保護層と、相変化記録層と、上部誘電体保護層と、第2の上部誘電体保護層と、Agを主成分とする反射層の膜厚が120nm以上250nm未満であって、
    前記相変化記録層はGeとSbとTeとSnとInとを含有する組成からなり、前記各組成は、Geは3<Ge<105atm%の範囲にあり、Sbは65<Sb<805atm%の範囲にあり、Teは15<Te<255atm%の範囲にあり、Snは0≦Sn≦5atm%の範囲にあり、Inは0≦In≦55atm%の範囲にあって、膜厚が10nm以上20nm以下であり、
    前記下部誘電体保護層と前記上部誘電体保護層とはZnSとSiO2とからなり、前記下部誘電体保護層の前記ZnSと前記SiO2とは、それぞれ、65<ZnS≦80mol%であり、20≦SiO2<35mol%であり、前記上部誘電体保護層の前記ZnSと前記SiO2とは、それぞれ、75<ZnS≦85、15≦SiO2<25mol%であり、
    前記下部誘電体保護層の厚が100nm以上150nm以下であり、
    前記再結晶化限界線速Vcが7<Vc<9.5m/sであることを特徴とする光記録媒体。
  2. 前記下部誘電体保護層が3層からなり、当該3層の中の上下2層はZnSとSiO2からなる層であり、残りの層の中間層は、In、Zn、Sb、Al、Siの中から選択される少なくとも1種の酸化物を70mol%以上含有することを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  3. 前記下部誘電体保護層が、基板上に順にZnSおよびSiO2からなる第1の下部誘電体保護層と、酸化物からなる第2の誘電体保護層と、ZnSおよびSiO2からなる第3の誘電体保護層であって、前記層の各膜厚がこの順に30nm以上80nm以下であり、10nm以上70nm以下であり、30nm以上80nm以下であることを特徴とする請求項2記載の光記録媒体。
  4. 前記相変化記録層は、0.20μm以上0.30μm以下の長さの単位セル内に光による記録を当該セルの中心近傍に、略対称にマークして記録したマークを面積変調して多値記録再生を行うことを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  5. 前記光記録媒体の基板面の垂直入射光と、前記基板面に対して略30度の方向からの入射光との前記各所定の位置における複屈折の差が50nm以下であることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
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CN110233203A (zh) * 2018-03-06 2019-09-13 江苏理工学院 一种用于高温工况的类超晶格Zn-Sb/Ge-Sb纳米相变存储薄膜及其制备方法

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