JP2007155217A - 空気調和機 - Google Patents

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洋平 高崎
Ryuta Onishi
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Abstract

【課題】新たな部品を追加することなく、減圧器で発生する冷媒音の室外側熱交換器への伝播を低減し得る空気調和機を提供する。
【解決手段】圧縮機1、四方弁2、室内側熱交換器3、減圧器4および室外側熱交換器5が順次接続されて冷凍サイクルが構成され、冷房運転時の室外側熱交換器5の出口側と減圧器4とを接続する冷媒配管6を利用して液冷媒が溜まるトラップ7を形成し、このトラップ7に液冷媒を溜め、冷媒を均一な状態で減圧器4に送ることで、発生する冷媒音の低減を図る。また、減圧器4から伝播してくる冷媒音(振動)をトラップ7に溜めた液冷媒で低減し、室外側熱交換器5への伝播を抑える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、減圧器および室外側熱交換器が順次接続されて冷凍サイクルが構成された空気調和機に関するものである。
この種の空気調和機においては、冷房運転時に圧縮機から吐出された高温高圧な冷媒ガスは四方弁から室外側熱交換器を通り、ここで室外の空気と熱交換されて凝縮され、減圧器を経て室内側熱交換器で蒸発され、再び四方弁を経由して圧縮機に戻る冷凍サイクルを構成する。
室外側熱交換器の出口側では、冷媒ガスの一部が液化され、この気液混合の不均一な冷媒が減圧器に流入して減圧されるので、減圧器では冷媒音が発生する。
この冷媒音は冷媒配管を通して室外側熱交換器へ伝播されて共振し、室外側熱交換器全体から音が発生するという問題があった。
この冷媒音を低減するため、減圧器の周囲に遮音材を付加したり、あるいは特許文献1のようにストレーナを配置したり、特許文献2のようにマフラーを配置して冷媒状態を均一にして冷媒音の低減を図っている。
特開2001−153384号 特開2002−107005号
しかしながら、特許文献1,2に示すようなストレーナやマフラーを追加することは設置スペースが必要となり、またコスト高となるといった難点があった。
本発明は、上記に鑑み、新たな部品を追加することなく、減圧器で発生する冷媒音の室外側熱交換器への伝播を低減し得る空気調和機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、減圧器および室外側熱交換器が順次接続されて冷凍サイクルが構成された空気調和機において、冷房運転時の室外側熱交換器の出口側と前記減圧器とを接続する冷媒配管を利用して液冷媒が溜まるトラップが形成されたことを特徴とする。
上記構成によると、室外側熱交換器(凝縮器)の出口と減圧器を接続する冷媒配管を利用して液冷媒が溜まるトラップを形成し、このトラップに液冷媒を溜め、冷媒を均一な状態で減圧器に送ることで、発生する冷媒音の低減を図る。また、減圧器から伝播してくる冷媒音(振動)をトラップに溜めた液冷媒で配管振動を低減し、室外側熱交換器への伝播を抑える。
次に、トラップは、冷房運転時における室外側熱交換器の出口側に近傍に形成されるが、このトラップに液冷媒を溜めやすくするためには、冷媒配管を傾斜させるのが好ましい。例えば、冷房運転時の室外側熱交換器の出口側が最も低くなるように室外側熱交換器そのものを傾斜させる。また、室外側熱交換器そのものを傾斜させるのではなく、室外側熱交換器は水平状態で設置し、室外側熱交換器(凝縮器)を構成する最も下側の冷媒管のみをトラップに向けて下り傾斜させる。さらに、室外側熱交換器を水平状態に設置したまま、室外側熱交換器(凝縮器)の出口側に接続される冷媒配管をトラップに向けて下り傾斜させてもよい。
また、トラップそのものは、冷媒配管をL字状に湾曲させて、そのコーナー部で液冷媒を溜めるようにするか、さらに冷媒配管をU字状に湾曲して形成し、この部分に液冷媒を溜めやすくすることもできる。
以上のとおり、本発明によると、冷房運転時の室外側熱交換器の出口側と前記減圧器とを接続する冷媒配管を利用して液冷媒が溜まるトラップを形成しているので、減圧器で発生する冷媒音を低減し、また、減圧器から伝播してくる冷媒音(振動)をトラップに溜めた液冷媒で低減し、室外側熱交換器への伝播を抑えることができる。このように冷媒配管を利用した冷媒音対策であるため、新たな部品を追加することなく、取付スペースも確保しやすいといった効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態を示す空気調和機の冷凍サイクル図、図2は室外側熱交換器の設置状態を示す図である。
図に示すように、本発明に係る空気調和機は、圧縮機1、四方弁2、室内側熱交換器3、減圧器4および室外側熱交換器5が順次接続されて冷凍サイクルが構成されたもので、冷房運転時の室外側熱交換器5の出口側と前記減圧器4とを接続する冷媒配管6を利用して液冷媒が溜まるトラップ7が形成されたものである。
冷凍サイクルは、冷房運転時には、圧縮機1から吐出した高温高圧の冷媒ガスが、四方弁2から室外側熱交換器5を通り、ここで室外の空気と熱交換されて凝縮され、減圧器4を経て室内側熱交換器3で蒸発され、室内空気と熱交換されて液化した冷媒が再び四方弁2を経由して圧縮機1に戻る。暖房運転時には、冷房運転時とは逆に、圧縮機1から吐出した高温高圧の冷媒ガスが、四方弁2から室内側熱交換器3を通り、減圧器4を経て室外側熱交換器5から四方弁2を経由して圧縮機1に戻る逆サイクルを構成する。
室外側熱交換器5は、上下方向で蛇行状に配された冷媒管5aと、板面方向が冷媒管の管軸方向と直交して冷媒管に固定された多数の放熱フィン5bとから構成される。冷媒管5aの入口側と出口側は室外側熱交換器の同じ端部側に設定され、特に、冷房運転時の出口側は室外側熱交換器の下部に設定される。
この室外側熱交換器5の出口側には、図2に示すように、トラップ7を介して減圧器4が接続される。トラップ7は冷媒配管6を利用して出口側からL字形に立ち上がる部分とされる。このL字形のコーナー部分が最も低い位置にくるように、室外側熱交換器5そのものを傾斜させる。傾斜角度θは、例えば、5度〜20度程度とされる。本実施形態ではほぼ15度に設定している。
減圧器4は、冷媒を減圧するためのもので、キャピラリーチューブや膨張弁が用いられる。
上記構成においては、冷房運転時には圧縮機1から吐出した高温高圧の冷媒ガスは、四方弁2から室外側熱交換器5を通り、ここで室外の空気と熱交換されて凝縮され、減圧器4を経て室内側熱交換器3で蒸発され、室内空気と熱交換されて液化した冷媒が再び四方弁2を経由して圧縮機1に戻る。
このとき、室外側熱交換器5の出口側では、冷媒ガスの一部が液化され、この気液混合状態の冷媒のうち液冷媒がトラップ7に溜まる。そのため、減圧器4に向かう冷媒は、トラップ7で液冷媒を溜めない場合に比べて気体の割合が多くなり、減圧器4で発生する冷媒音が低減されることになる。
また、減圧器4で発生した冷媒音は冷媒配管6を伝って室外側熱交換器5に伝播しようとするが、L字形のトラップ7で液冷媒が溜まっているので、この溜まった液冷媒で冷媒配管6を伝って室外側熱交換器に向かう配管振動が低減される。その結果、冷媒音が室外側熱交換器5へ伝播されるのを低減することができる。
このように、冷房運転時の室外側熱交換器5の出口側と減圧器4とを接続する冷媒配管6を利用して液冷媒が溜まるトラップ7を形成しているので、減圧器4で発生する冷媒音を低減し、また、減圧器4から伝播してくる冷媒音(振動)をトラップ7に溜めた液冷媒で低減し、室外側熱交換器5への伝播を抑えることができるので、新たな部品を追加することなく、冷媒音対策コストも低減することもできる。
図3は室外側熱交換器の別の実施形態を示す図である。この例では、トラップは、冷房運転時における室外側熱交換器5の出口側近傍にトラップ7を形成し、このトラップに液冷媒を溜めやすくするために、室外側熱交換器5は水平状態で設置し、室外側熱交換器(凝縮器)を構成する最も下側(出口側)の冷媒配管5cのみを出口側(トラップ側)が最も低くなるように傾斜させる。他の冷媒配管5aは水平状態で設置する。
上記構成においては、最も下側の冷媒配管5cが出口側に向かって傾斜しているため、冷媒がトラップ7側に流れやすくなり、トラップ7に液冷媒が溜まりやすくなる。
図4は室外側熱交換器5のさらに別の実施形態を示す図である。この例では、室外側熱交換器5を水平状態に設置したまま、室外側熱交換器(凝縮器)の出口側に接続される冷媒配管6をトラップ7に向けて傾斜させている。
上記構成においては、室外側熱交換器5として従来と同じ構成のものを使用して、その出口に接続される冷媒配管6のみを傾斜させているので、設置コストなどを低減することができる。
図5はトラップ部の別の実施形態を示す図である。この例では、トラップ7を図2〜図4に示すL字状に湾曲された冷媒配管に代わり、U字状に湾曲した冷媒配管6を用いたものである。
上記構成においては、L字形のトラップ7に比べて、トラップ部分に液冷媒をより溜めやすくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正変更を加えることができるのは勿論である。例えば、図1から図4に示す実施形態においては、L字形のトラップ7を採用しているが、これに限らず、図5に示すようなU字形のトラップを採用してもよいことは勿論である。
本発明の実施形態を示す空気調和機の冷凍サイクル図 室外側熱交換器の設置状態を示す図 室外側熱交換器の別の実施形態を示す図 室外側熱交換器のさらに別の実施形態を示す図 トラップ部の別の実施形態を示す図
符号の説明
1 圧縮機
2 四方弁
3 室内側熱交換器
4 減圧器
5 室外側熱交換器
5a 冷媒管
5b 放熱フィン
6 冷媒配管
7 トラップ

Claims (5)

  1. 圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、減圧器および室外側熱交換器が順次接続されて冷凍サイクルが構成された空気調和機において、冷房運転時の室外側熱交換器の出口側と前記減圧器とを接続する冷媒配管を利用して液冷媒が溜まるトラップが形成されたことを特徴とする空気調和機。
  2. 圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、減圧器および室外側熱交換器が順次接続されて冷凍サイクルが構成された空気調和機において、冷房運転時の室外側熱交換器の出口側と前記減圧器とを接続する冷媒配管を利用して液冷媒が溜まるトラップが形成され、冷房運転時の室外側熱交換器の出口側が最も低くなるように室外側熱交換器そのものを傾斜させたことを特徴とする空気調和機。
  3. 圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、減圧器および室外側熱交換器が順次接続されて冷凍サイクルが構成された空気調和機において、冷房運転時の室外側熱交換器の出口側と前記減圧器とを接続する冷媒配管を利用して液冷媒が溜まるトラップが形成され、室外側熱交換器の最も下側に位置する冷媒管を傾斜させたことを特徴とする空気調和機。
  4. 圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、減圧器および室外側熱交換器が順次接続されて冷凍サイクルが構成された空気調和機において、冷房運転時の室外側熱交換器の出口側と前記減圧器とを接続する冷媒配管を利用して液冷媒が溜まるトラップが形成され、室外側熱交換器の出口に接続される冷媒配管をトラップに向けて下り傾斜させたことを特徴とする空気調和機。
  5. 前記トラップは、冷媒配管がU字状に湾曲されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機。








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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016161227A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 シャープ株式会社 熱源機

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