JP2007154612A - 残存型枠 - Google Patents

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Nobuaki Takamura
宣明 高村
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Abstract


【課題】本発明は、残存型枠を枠組する際に、ボルトやタッピンネジ等が使用でき、ネジの締付けが極めて容易で取付けたネジがプレート本体の表面から露出することがなく、且つ、打設コンクリートの側圧にも充分に耐えると共に、コンクリート構造物との結合が極めて高く、しかも施工現場でのプレート本体の切断が簡単な残存型枠を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の残存型枠は、コンクリート製で四角形状のプレート本体(1)と、該プレート本体(1)内に埋設した網状体(2)とから成る残存型枠において、前記プレート本体(1)の裏面(1a)の少なくとも四隅に、前記裏面(1a)から突出するネジ用の締着手段(3)を装着させたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はコンクリート製の構造物を施工する際に、そのものが構造物のコンクリート打設用の型枠として枠組され、打設コンクリートが固化後にコンクリート構造物の表面にそのまま残存するタイプの残存型枠に関する。
従来、コンクリート製の構造物を施工する際に、構造物のコンクリート打設用の型枠として枠組し、打設コンクリートが固化後にコンクリート表面に固着し残存して型枠を取り外すことのないコンクリート製の残存型枠が知られている。この残存型枠を枠組する際に、並べて段積した残存型枠は上下及び左右の接続を連結金具で固定しながら行っていた。
そして、この残存型枠としては、コンクリート製のプレートであり、その内部に埋設した補強用の網状体と、該網状体に固着しプレートの裏面から断面L字状の一部を露出する溝形鋼であり、この溝形鋼は四角状に枠組させたものである。
この残存型枠を枠組する際に、簡単に連結金具でもって強固に連結可能とする残存型枠については本発明者が特開2003−96799号で提案したところである。この特開2003−96799号における残存型枠の構成は、露出する部分の形鋼がプレート本体の裏面と平行な平板部を有し、該平板部に多数のネジ用穴を穿設したものである。そして、このネジ用穴を利用し、段積した残存型枠を連結プレートで連結し確実な枠組を可能とするものであった。
また他の残存型枠としては、本発明者の提案した特開平10−292399号及び特開平10−306461号がある。これはコンクリート製のプレート本体と、その内部に埋設した補強用の網状体とから成り、且つ、プレート本体に多数の貫通穴や溝穴を穿設したものもある。この手の残存型枠を枠組するには、貫通穴を穿設したものはその貫通穴を利用し、溝穴の場合はその溝穴を貫通させて貫通穴にし、それぞれの貫通穴を利用して連結プレートとネジで段積した残存型枠を連結固定させていた。
特開2003−96799号公報 特開平10−292399号公報 特開平10−306461号公報
しかしながら、前記特開2003−96799号の残存型枠においては、プレート本体の裏面から露出する形鋼の断面形状がL字状であり、その露出した平板部にネジ用穴を穿設させている。しかも、この平板部はプレート本体の裏面と平行で、その幅に対し片側の側面部のみで支持された片持状態のものである。従って、このような片側支持の平板部にネジ用穴を穿設した場合には、このネジ用穴を利用してプレート本体の枠組を行った後に、生コンクリートを打設すると、打設コンクリートの側圧が枠組したプレート本体に加わり、その側圧が支持棒,連結金具及びネジ用穴に螺合させたネジ等を介して平板部に作用する。すると、片持状態の平板部は側圧によりめくられて変形を起こし、枠組したプレート本体の全体がゆがんで波を打つ状態となる。その結果、打設コンクリートが流出したり、コンクリート固化後の構造物の表面がゆがんだりし見栄えの悪いものとなる等の問題点を有していた。また上記の問題点を解消するのに使用する形鋼の厚さを増加させればよいが、この場合には、残存型枠全体の重量が増加し、運搬や枠組作業に支障をきたし、製造コスト的にも不利となる等の問題点が残る。また、形鋼が四角状に枠組されているため、打設コンクリートが四角状に囲まれた形鋼の枠内に完全に充填されず、これによりコンクリート構造物内に空洞が生じ、コンクリート構造物に弱い部分が存在すると共に、施工現場で枠組する際に構造物の形状に合せてプレート本体を切断する場合にも、形鋼が四角状に枠組されているため、形鋼をも切断しなければならず、プレート本体の切断に時間を要する等の問題点を有していた。
また、前記特開平10−292399号,特開平10−306461号等の残存型枠においては、貫通穴を利用して残存型枠を枠組するため、その貫通穴に挿通したボルトの頭が枠組して残存型枠の表面に露出し、見栄えが悪く、しかもボルトとナットによる連結固定であるから枠組に手間が掛かる等の問題点を有していた。
本発明は、上記の問題点に鑑みこれを解消するものであり、つまり、残存型枠を枠組する際に、ボルトやタッピンネジ等が使用でき、ネジの締付けが極めて容易で取付けたネジがプレート本体の表面から露出することがなく、且つ、打設コンクリートの側圧にも充分に耐える枠組を確保できると共に、コンクリート構造物との結合が極めて高く、しかも施工現場でのプレート本体の切断が簡単な残存型枠を提供することを目的とする。
本発明の残存型枠は、コンクリート製で四角形状のプレート本体(1)と、該プレート本体(1)内に埋設した網状体(2)とから成る残存型枠において、前記プレート本体(1)の裏面(1a)の少なくとも四隅に、前記裏面(1a)から突出するネジ用の締着手段(3)を装着させたことを特徴とする。
前記締着手段(3)が、断面略コの字状の角形取付片(31)であり、該角形取付片(31)の角形締着部(31a)側を前記プレート本体(1)の前記裏面(1a)から突出させると共に、前記角形締着部(31a)にネジ用の螺合部(31b)を設けるのがよい。
また本発明では、角形締着部(31a)に形成する前記螺合部(31b)が、タッピンネジ用の下穴を穿設して形成するのが好ましい。
また本発明では、前記螺合部(31b)がナットを固着させて形成するのが好ましい。
また本発明では、前記締着手段(3)が、円形締着部(32a)を有する円筒取付片(32)であり、前記円形締着部(32a)側を前記プレート本体(1)の前記裏面(1a)から突出させると共に、前記円形締着部(32a)にネジ用の螺合部(32b)を設けるのが好ましい。
また本発明では、円形締着部(32a)に形成する前記螺合部(32b)が、タッピンネジ用の下穴を穿設して形成するのが好ましい。
また本発明では、前記螺合部(32b)が、ナットを固着させて形成するのが好ましい。
また本発明では、前記円筒取付片(32)が、その胴部(32c)に窓穴(32d)を穿設するのが好ましい。
本発明は、プレート本体(1)の裏面(1a)の少なくとも四隅に、裏面(1a)から突出するネジ用の締着手段(3)を装着させることにより、裏面(1a)から突出した締着手段(3)がコンクリート構造物のコンクリート打設後にコンクリート内に固着し、コンクリート構造物とプレート本体(1)とを直接的に接続固定し、コンクリート構造物との結合が極めて高いこと、更に締着手段(3)がプレート本体(1)の少なくとも四隅に装着させたものであるので、多数枚のプレート本体(1)を枠組する際に隣接する左右、上下のプレート本体(1)同志を接続金具と雄ネジ類で強固に固定でき、段積した状態での配列に歪みや凹凸がなくきれいに施工できること、更に、締着手段(3)がプレート本体(1)上に点在した状態に配置しているため、プレート本体(1)を切断して使用するのに切断し難い締着手段(3)の部分を逃げて切断でき、切断が容易となること、また、枠組の際にプレート本体(1)の表面にネジが露出せず見栄えがよいこと等を同時に満足するものである。
また本発明の請求項2では、締着手段(3)が断面略コの字状の角形取付片(31)で角形締着部(31a)側をプレート本体(1)の裏面(1a)から突出させ、その角形締着部(31a)にネジ用の螺合部(31b)を設けたものであるから、プレート本体(1)の裏面(1a)から突出した部分の角形取付片(31)は、角形締着部(31a)が両端から支持された状態であり、枠組した状態の角形締着部(31a)が打設コンクリートの側圧で強く引張られても変形せず、片側のみの支持に比べはるかに引張り強度が高い。従って、コンクリート打設時に枠組したプレート本体(1)の配列には、歪みや凹凸が起こらず、コンクリート構造物の表面がきれいに仕上る。
また、本発明の請求項3では、螺合部(31b)が、タッピンネジ用の下穴であるから、本発明の残存型枠を枠組する際にタッピンネジが使用でき、このことにより、ネジの螺合作業が極めて簡単で素早くでき、多数枚の残存型枠を枠組するのに作業性を高める。
また、本発明の請求項4では、螺合部(31b)がナットを固着させたものであるから、ボルトの使用ができ、このことは螺合部(31b)の結合がより強固となり、プレート本体(1)に設ける締着手段(3)の数を余り増すことなく枠組を可能とし、プレート本体(1)を切断する場合に締着手段(3)が邪魔になり難い利点を有する。
また、本発明の請求項5では、締着手段(3)が円筒取付片(32)であり、その円形締着部(32a)側をプレート本体(1)の裏面(1a)から突出させたことにより、突出した部分が円筒状であるため、円形締着部(32a)の全周が胴部(32c)に支持され、円形締着部(32a)が打設コンクリートの側圧で引張られても、変形せずに充分耐えられる。従って、施工時に段積したプレート本体(1)の配列に歪みや凹凸の発生が生じない。
また、本発明の請求項6,7では、前記請求項3,4の効果、段落番号[0019], [0020]で述べた効果と同様である。
また、本発明の請求項8では、胴部(32c)に穿設した窓穴(32d)により、円筒取付片(32)のプレート本体(1)からの抜け防止と、窓穴から打設コンクリートが内部に充填されることにより、円筒取付片(32)がコンクリート構造物と一体化し、強度を高める。
以下、本発明の実施形態につき図を基に説明する。図1は本発明の残存型枠を示す断面図、図2は本発明の残存型枠を示す全体斜視図、図3,4は本発明の角形取付片を取付けた状態の要部断面図、図5は本発明の円筒取付片を取付けた状態の全体斜視図、図6,7は本発明の円筒取付片を取付けた状態の要部断面図、図8は本発明の円筒取付片の他の実施形態を示す要部断面図である。
先ず、図1,2において、(1)はコンクリート製のプレート本体である。このプレート本体(1)は一定の厚さと面積でコンクリートを硬化させたプレート状のものであり、前記コンクリートとしては一般のポルトランドセメントに適量の砂等の骨材を混入させ硬化したもの、あるいは単にレジンコンクリートや特殊シリカセメントだけで硬化したもの等を多く使用するが、硬化したコンクリートに低粘度のビニール系モノマーを含浸、重合させたり、コンクリートに金属短繊維を混入し硬化させ、その中に低粘度のビニール系ポリマーを含浸、重合して耐久性及び機械的強度を著しく向上させたものを用いてもよい。又、プレート本体(1)の表面は見栄えを良くするために、通常は擬石風の化粧仕上を施して形成されるが、使用場所によっては化粧仕上が必要ないので化粧仕上をしないこともある。
又、上記プレート本体(1)は、その裏面(1a)が平坦あるいは凹凸状のもの、多数の溝穴を穿設させたもの、更にプレート本体(1)に多数貫通穴を穿設したもの等を含む。
(2)はプレート本体(1)の内部に全部が埋設された網状体であり、該網状体(2)はプレート本体(1)を補強するためのものである。また前記網状体(2)には表面処理した金網,抜穴金網板が用いられ、特にエキスパンドメタルが特有な網目形状からして強度的な面、プレート本体(1)との結合性及び安価の面で使用するのが好ましい。又、網状体(2)の表面処理としてはメッキ処理,塗装処理等を施す。この時、ダブルコートカチオン電着塗装を施すと、防錆効果が極めて高く特に好ましいものとなる。尚、このダブルコートカチオン電着塗装とは、従来のカチオン電着塗装を2回行う塗装方法であり、これは従来1回のカチオン電着塗装では塗装される物の塗面の平滑性を求めるとエッジ部の塗装がされず、この耐エッジ部の防食性と塗面平滑性を解消するための塗装方法である。即ち、第1回の電着では耐エッジ防食性だけの機能を持たせ、それによって生じる塗面平滑性の低下は第2回の電着によってカバーしようとするものである。このダブルコートカチオン電着塗装では、網状体(2)がエキスパンドメタルである場合に、そのエッジ部が特に多いため、そのエッジ部の塗装を良く行える極めて有効な防錆効果であり、耐久性を高める。
(3)はプレート本体(1)の裏面(1a)の少なくとも四隅に、前記裏面(1a)から突出して装着したネジ用の締着手段である。この締着手段(3)は、ネジを螺合状態で締着させるものであり、又、締着手段(3)が必要に応じて四隅以外に複数追加して設けてもよく、更に締着手段(3)はプレート本体(1)内の網状体(2)と一端を溶着させるのが好ましい。以下この締着手段(3)について請求項2〜8の実施形態を説明する。
先ず、本発明の請求項2では、図1〜4に示すように、締着手段(3)が、金属製で断面略コの字状の角形取付片(31)とし、該角形取付片(31)はプレート本体(1)の裏面(1a)に角形締着部(31a)側を突出して装着させている。しかも、この角形締着部(31a)にはネジ用の螺合部(31b)を形成し設けている。上記角形締着部(31a)は、金属製の細長板を略コの字状に折曲し、板中央に形成された角形締着部(31a)にボルト,タッピンネジ等が螺合可能なネジ用の螺合部(31b)を形成し、他端は直角に短く折曲し網状体(2)と溶着させるのが、抜け防止の面で好ましい。また、角形取付片(31)をプレート本体(1)の裏面(1a)から突出させる長さは、螺合部(31b)を貫通するネジがプレート本体(1)に当らない充分な長さとする。更に、取付片(31)は金属製が好ましく、ステンレス製が錆ないので好ましいが、鉄製の場合は、前記したカチオン電着塗装を施すとよい。
次に本発明の請求項3においては、図3に示すように、前記螺合部(31b)が、タッピンネジ用の下穴であり、該下穴はタッピンネジが螺合可能な大きさとし、角形締着部(31a)の中央に穿設させ、タッピンネジの使用を可能としている。この下穴を穿設する際には、ツバ出し加工を施す下穴が板厚よりも長くでき、タッピンネジとの螺合部分も長くなるため好ましく、連結金具を使用してプレート本体(1)を連結する際に、タッピンネジと下穴との螺合が強固なものとなる。
また、本発明の請求項4においては、図4に示すように、螺合部(31b)が、角形締着部(31a)にボルトが通過可能なバカ穴を穿設し、そのバカ穴と同芯状で角形締着部(31a)の内側にナットを溶着させている。これにより、ボルト,ビスを使用した枠組が可能となる。
また、本発明の請求項5においては、図5〜7に示すように、外周が円形で一端側に円形締着部(32a)を有する金属製の円筒取付片(32)をプレート本体(1)の少なくとも四隅に装着させている。この円筒取付片(32)のプレート本体(1)の裏面(1a)から突出した円形締着部(32a)にはネジ用の螺合部(32b)を設けている。そして円筒取付片(32)のプレート本体(1)に埋設した他端側は、網状体(2)と溶着させるのがよく、しかも他端側を外側に直角で折曲しツバ出しするのが抜け防止になるので好ましい。ネジ用の螺合部(32b)は、ボルト,タッピンビス等が螺合可能に形成あるいは他の部品を装着して成るものであり、基本的に前記した請求項2の螺合部(31b)と同様である。
また、本発明の請求項6においては、図6に示すように、螺合部(32b)が、タッピンネジ用の下穴を穿設して成る。この下穴は前記した請求項3と基本的に同様である。
また、本発明の請求項7においては、図7に示すように、螺合部(32b)が、ナットを固着して成るものである。この場合にも、前記請求項4と同様に円形締着部(32a)に、ボルトが貫通可能なバカ穴を穿設し、そのバカ穴に同芯状で円形締着部(32a)の内側にナットを溶着させている。
また、本発明の請求項8においては、図8に示すように、円筒取付片(32)が、その胴部(32c)に窓穴(32d)を穿設している。この窓穴(32d)は、円筒取付片(32)の胴部(32c)で、その対面に穿設し、大きさは約半分がプレート本体(1)内に埋設し、他の半分はプレート本体(1)の裏面(1a)から露出する程度とするのが好ましい。この窓穴(32d)により、円筒取付片(32)の抜け防止と、構造物の打設コンクリートが円筒取付片(32)内に充填し円筒取付片(32)内の空洞化を防止でき、全体の強度を高めるためのものである。
本発明の残存型枠を示す断面図である。 本発明の残存型枠を示す全体斜視図である。 本発明の角形取付片を取付けた状態の要部断面図である。 本発明の角形取付片を取付けた状態の要部断面図である。 本発明の円筒取付片を取付けた状態の全体斜視図である。 本発明の円筒取付片を取付けた状態の要部断面図である。 本発明の円筒取付片を取付けた状態の要部断面図である。 本発明の円筒取付片の他の実施形態を示す要部断面図である。
符号の説明
1 プレート本体
1a 裏面
2 網状体
3 締着手段
31 角形取付片
31a 角形締着部
31b 螺合部
32 円筒取付片
32a 円形締着部
32b 螺合部
32c 胴部
32d 窓穴

Claims (8)

  1. コンクリート製で四角形状のプレート本体(1)と、該プレート本体(1)内に埋設した網状体(2)とから成る残存型枠において、前記プレート本体(1)の裏面(1a)の少なくとも四隅に、前記裏面(1a)から突出するネジ用の締着手段(3)を装着させたことを特徴とする残存型枠。
  2. 前記締着手段(3)が、断面略コの字状の角形取付片(31)であり、該角形取付片(31)の角形締着部(31a)側を前記プレート本体(1)の前記裏面(1a)から突出させると共に、前記角形締着部(31a)にネジ用の螺合部(31b)を設けた請求項1記載の残存型枠。
  3. 前記螺合部(31b)が、タッピンネジ用の下穴を穿設して成る請求項2記載の残存型枠。
  4. 前記螺合部(31b)が、ナットを固着させて成る請求項2記載の残存型枠。
  5. 前記締着手段(3)が、円形締着部(32a)を有する円筒取付片(32)であり、前記円形締着部(32a)側を前記プレート本体(1)の前記裏面(1a)から突出させると共に、前記円形締着部(32a)にネジ用の螺合部(32b)を設けた請求項1記載の残存型枠。
  6. 前記螺合部(32b)が、タッピンネジ用の下穴を穿設して成る請求項5記載の残存型枠。
  7. 前記螺合部(32b)が、ナットを固着して成る請求項5記載の残存型枠。
  8. 前記円筒取付片(32)が、その胴部(32c)に窓穴(32d)を穿設した請求項5,6,7記載の残存型枠。
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