JP2007153507A - レジストローラおよびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レジストローラで搬送される用紙の裁断バリを消滅または軽減させることで定着ベルトや加圧ローラ等を高寿命化させる。
【解決手段】給紙部から給紙された用紙を画像形成手段に搬送する金属ローラとゴムローラからなるレジストローラ対において、上記金属ローラとゴムローラに外周の線速差を持たせる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式、静電記録方式等を利用したFAX、プリンタ、複写機等、画像形成装置に適用されるレジストローラに関する。
電子写真方式、静電記録方式等を利用したFAX、プリンタ、複写機等、画像形成装置においては、レジストローラ等の用紙搬送のためのローラ対が使用されており、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3等にレジストローラについて記載されている。
上記の特許文献1には、両ローラがギヤで連結されたゴムローラ対による。レジストローラが開示されている。このレジストローラ対12(ここでの符号は特許文献1に準ずる)はステッピングモータ70から歯車71a,71b,71c,71dでもって駆動されるようになっており、ステッピングモータ70は搬送ベルトの搬送速度と一致するように制御部9からモータドライバー10を介して駆動される。これにより、転写材等の像支持材を画像形成部を通過させるのに搬送ベルトを用いた画像形成装置において、レジストローラの搬送速度と搬送ベルトの搬送速度が一致しないため、転写不良による色ずれ等が生ずるのを防止している。
また、特許文献2には、レジストローラ・ユニットが開示されていて、搬送ローラと、対向する搬送コロはギヤで連結され、両者の速度は同じになっている。搬送ローラはゴムで、搬送コロは樹脂やゴムを用いて形成されている。搬送ローラ軸及び搬送コロ軸の両者にこれらの軸を連動回転させる連動ギアを設け、搬送コロ軸の回転速度と駆動ローラにより回転される従動コロの回転速度とが同一となるようにしたことにより、搬送コロ軸と従動コロとの摺動面の相対的な速度差が無いため、負荷がなく、シートの搬送速度の低下やシートとのこすれによる紙粉の発生を抑えることができるとされる。
また、特許文献3には、金属ローラとゴムローラを組合せ、両ローラはギヤ連結とした、両面印刷用の粗面化搬送ローラ対が開示されている。すなわち、両面印刷可能な画像形成装置において、転写材反転部に転写材を粗面化するためのローラ8b1(ここでの符号は特許文献3に準ずる)を設け、さらにローラ8b1の圧力や回転数を可変とし、最終トナー画像の光沢度を選択するための光沢度選択手段を設けて、選択された光沢度に応じてローラの圧力や回転数を決定することにより、画像光沢度を任意に選択可能にしている。この装置では、画像の光沢度を低めることにより、見やすい画像を得る、トナー消費量を低減する、また光沢度を任意に選択する等が可能となる。
上記したこれらの従来技術においては、レジストローラ対はギアで駆動伝達されていて、同速で回転している。しかし、ローラ対には積極的にその線速を近づけるようにしたものがある。例えば特許文献4に記載のものでは、金属ローラ(剛性体ローラ)とゴムローラ(弾性体ローラ)がギヤで連結されていて、弾性体ローラが駆動されて、剛性体ローラが連れ回る構成にて、両者の線速差を近づけることを目的としていて、ゴムローラが撓むことによって発生する転写紙速度のバラツキを軽減するためにローラ径を変更しており、レジストローラ対における、一方のゴムローラの径が、他方の金属ローラの径よりわずかに大きい構成となっている。
なお、画像形成装置においては、熱定着部は機能上ある程度の圧が必要な為、引張り合い防止として他部とは速度差をつけるようにしたものが知られている。特許文献5では、定着ローラ対と、感光体と、レジストローラ対の周速を規定して、夫々に速度差を持たせることで、転写ずれ等を防止している。このためには、転写部の上流側に配置されるレジストローラ対のニップ位置と、転写部の下流側に配置される定着ローラ対のニップ位置までの用紙搬送路上の距離を使用可能な記録紙の最小サイズの搬送方向長さより短く設定される。そして、レジストローラ対の周速Vr(ここでの記号は特許文献5に準ずる)と、感光体の周速Vdと、定着ローラ対の周速Vtの関係をVd>Vt>Vrに設定することで、用紙搬送路において記録紙に感光体上の画像を転写する装置において、転写ズレが発生しないようにしている。
ところで、用紙の中には、紙種、紙ロットによっては用紙エッジの裁断バリが大きいものがあり、用紙が定着ニップを通過する際に定着ベルトや加圧ローラの表層を削り、短寿命化させてしまう。図5は画像形成装置において通紙後の定着ベルトの表面形状を例示する図である。定着ニップを形成する定着ベルトや加圧ローラは離形性を向上させるため、表面をPFAでコーティングされているが、数十ミクロン〜百数十ミクロンという非常に薄い膜であるため、定着ニップを用紙が通過する時に裁断バリによって短時間で図のように削られてしまうという問題があった。
このバリの問題を考慮しに対処する技術としては、例えば特許文献6に開示されたものがある。このものは、給紙部とレジストローラの間にバリ矯正手段6(ここでの符号は特許文献6に準ずる)を設ける。バリ矯正手段6を一対のローラ対7、7で構成し、ローラ対7、7を通過する用紙1の先端の状態が同一になるようプレスしながら搬送する。例えばローラ7の表面に、用紙1の送り方向に沿って微細な凹凸を形成し、ローラ対7、7での凹凸の位置を交互にずらして噛み合うように配置し、用紙1の先端部分のバリ1fをつぶす。こうして画像形成のために搬送する用紙端のバリを搬送中に矯正し、レジストローラ対への喰い付きを一定にして用紙先端レジスト量を高精度に保つことができるようになる。
特開平05−061311号公報 特許第03466907号公報 特開2003−005462号公報 特開平03−042452号公報 特開2003−107815号公報 特開平10−218459号公報
本発明は上述した如き事情に鑑みてなされたものであって、画像形成装置においてレジストローラで搬送される用紙の裁断バリを消滅または軽減させることで定着ベルトや加圧ローラ等を高寿命化させることを目的としている。
本発明のレジストローラは、給紙部により給紙された用紙を画像形成手段に搬送する金属ローラとゴムローラの対からなるレジストローラにおいて、上記金属ローラとゴムローラに外周の線速差を持たせることを特徴とする。上記金属ローラの回転を変化させることにより線速差を持たせた構成が実現できる。各構成において、上記レジストローラが用紙にかける圧力は、定着装置が用紙にかける圧力同等以上とすると好適である。また、上述のレジストローラを用いて本発明の画像形成装置を構成する。
本発明のレジストローラは、金属ローラとゴムローラに線速差を持たせることで用紙エッジ(搬送方向前後端部および両側端部)の裁断バリをより小さく押しつぶすことが可能となり、定着ベルトや加圧ローラの高寿命化が図れる。金属ローラの回転を変化させることにより線速差を持たせたものは、搬送速度を決めるゴムローラの線速は不変のため、用紙搬送性に影響を来たさず定着ベルトや加圧ローラの高寿命化が図れる。定着ニップ以前に定着と同等以上の圧力を用紙にレジストローラでかけるようにしたものは、充分に裁断バリを消滅または軽減することが可能となる。また、これらレジストローラを含み構成された本発明の画像形成装置では、レジストローラで裁断バリを消滅または軽減することで、画像形成装置の高寿命化することが可能となる。
本発明によれば、レジストローラによって裁断バリを消滅または軽減させることができ、結果、定着ベルトや加圧ローラ等を高寿命化させることができる。
本発明につき実施形態を挙げ図に基づいて説明する。図1は本発明のレジストローラを搭載した画像形成装置である複写装置の概略構成を示す断面図であり、図2は定着装置、図3が本発明のレジストローラ対である。
画像形成装置の概略構成と動作について、図1を参照しながら説明する。なお、本実施形態においては後に詳述するレジストローラ部分に特徴を有するもので、その他の部分については一般的な既知のものである。図1に示す複写装置本体150は、タンデム型カラー画像形成装置である。複写装置150は、タンデム型現像装置120と、給紙テーブル200と、スキャナ300と、原稿自動搬送装置(ADF)400とを備えている。複写装置本体150には、無端ベルト状の中間転写体50が中央部に設けられている。そして、中間転写体50は、支持ローラ14、15および16に張架され、図1中、時計回りに回転可能とされている。支持ローラ15の近傍には、中間転写体50上の残留トナーを除去するための中間転写体クリーニング装置17が配置されている。支持ローラ14と支持ローラ15とにより張架された中間転写体50には、その搬送方向に沿って、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成手段18が対向して並置されたタンデム型現像器120が配置されている。タンデム型現像器120の近傍には、露光装置21が配置されている。中間転写体50における、タンデム型現像器120が配置された側とは反対側には、二次転写装置22が配置されている。
用紙(転写紙)は、給紙テーブル200から後で詳述するレジストローラ(40)を介して二次転写装置22へ供給される。二次転写装置22においては、無端ベルトである二次転写ベルト24が一対のローラ23に張架されており、二次転写ベルト24上を搬送される転写紙と中間転写体50とは互いに接触可能である。二次転写装置22の近傍には加熱加圧手段としての定着装置25が配置されている。定着装置25の拡大図を図2に示す。本実施形態の定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26と、これに押圧されて配置された加圧ローラ27とを備えている。定着装置25における加熱は、通常、80℃〜200℃が好ましい。定着装置25へ導入された転写紙は像定着され、複写物(コピ−)として装置外へプリントアウトされる。なお、タンデム画像形成装置150においては、二次転写装置22および定着装置25の下流近傍に、転写紙の両面に画像形成を行うために該転写紙を反転させるためのシート反転装置28が配置されている。
実施形態装置の概略動作を説明する。先ず、タンデム型現像器120を用いたフルカラー画像の形成(カラーコピー)について説明する。先ず、原稿自動搬送装置(ADF)400の原稿台130上に原稿をセットするか、あるいは原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じる。
スタートスイッチ(不図示)を押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットした時は、原稿が搬送されてコンタクトガラス32上へと移動された後で、一方、コンタクトガラス32上に原稿をセットした時は直ちに、スキャナ300が駆動し、第1走行体33および第2走行体34が走行する。このとき、第1走行体33により、光源からの光が照射されると共に原稿面からの反射光を第2走行体34におけるミラーで反射し、結像レンズ35を通して読取りセンサ36で受光されてカラー原稿(カラー画像)が読み取られ、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの画像情報とされる。
そして、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各画像情報は、タンデム型現像器120における各画像形成手段18(ブラック用画像形成手段、イエロー用画像形成手段、マゼンタ用画像形成手段およびシアン用画像形成手段)にそれぞれ伝達され、各画像形成手段において、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各トナー画像が形成される。即ち、タンデム型現像器120における各画像形成手段18(ブラック用画像形成手段、イエロー用画像形成手段、マゼンタ用画像形成手段およびシアン用画像形成手段)は、図3に拡大図で示すように、それぞれ、感光体10(ブラック用感光体10K、イエロー用感光体10Y、マゼンタ用感光体10Mおよびシアン用感光体10C)と、該感光体を一様に帯電させる帯電器60と、各カラー画像情報に基づいて各カラー画像対応画像様に前記感光体を露光(図3中、L)し、該感光体上に各カラー画像に対応する静電潜像を形成する露光器と、該静電潜像を各カラートナー(ブラックトナー、イエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナー)を用いて現像して各カラートナーによるトナー像を形成する現像器61と、該トナー像を中間転写体50上に転写させるための転写帯電器62と、感光体クリーニング装置63と、除電器64とを備えており、それぞれのカラーの画像情報に基づいて各単色の画像(ブラック画像、イエロー画像、マゼンタ画像およびシアン画像)を形成可能である。こうして形成された該ブラック画像、該イエロー画像、該マゼンタ画像および該シアン画像は、支持ローラ14、15および16により回転移動される中間転写体50上にそれぞれ、ブラック用感光体10K上に形成されたブラック画像、イエロー用感光体10Y上に形成されたイエロー画像、マゼンタ用感光体10M上に形成されたマゼンタ画像およびシアン用感光体10C上に形成されたシアン画像が、順次転写(一次転写)される。そして、中間転写体50上に前記ブラック画像、前記イエロー画像、マゼンタ画像およびシアン画像が重ね合わされて合成カラー画像(カラー転写像)が形成される。
上述の画像形成と同期して、給紙テーブル200においては、給紙ローラ142の1つを選択的に回転させ、ペーパーバンク143に多段に備える給紙カセット144の1つからシート(記録紙)を繰り出し、分離ローラ145で1枚ずつ分離して給紙路146に送出し、搬送ローラ147で搬送して複写機本体150内の給紙路148に導き、レジストローラ対40に突き当てて止める。あるいは、給紙ローラを回転して手差しトレイ51上のシート(記録紙)を繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ対40に突き当てて止める。
ここで、レジストローラ対40について説明する。図4に転写紙搬送方向から見たレジストローラ対40の外観を示す。図4のように、レジストローラ対40は、ゴムローラ41と金属ローラ42からなっている。ゴムローラ41の同軸上にはギアA43が装着されており、駆動装置(図示せず)から駆動を伝達されている。またギアA43と反対側の軸上にはギアB44が装着されており、金属ローラ42軸上に装着されたギアC45に駆動を伝達している。
金属ローラ42は適宜の加圧機構(図示せず)によりゴムローラ41側に付勢されていてレジストローラ対40が用紙に所定の圧力をかけるようになっている。このレジストローラ40が用紙にかける圧力は、定着装置が用紙にかける圧力同等以上とすると好ましい。定着装置のニップ部表面に影響を与えない程度に充分にバリを処理できる。金属ローラ42の加圧機構は従来から知られているため図示してないが、例えば金属ローラ端部に装着したスベリ軸受けに圧縮スプリングなどの加圧手段で加圧することで行う。
レジストローラ対40では、ゴムローラ41の回転に基づき金属ローラ42の回転を外周で線速差を持たせるように変化させる(設計時調整する)。ギアB44とギアC45を同じ歯数とし、ゴムローラ41と金属ローラ42の外径を変えることにより線速差を付けることが可能であり、この時ゴムローラ41直径>金属ローラ42直径とすることで金属ローラ42の線速を遅くさせることが可能である。線速差を持って接触回転するゴムローラ41と金属ローラ42からなるレジストローラ対の間を通過することで用紙(転写紙)の裁断バリが軽減されるまたは消滅する。なお、レジストローラ対40は、一般には接地されて使用されるが、シートの紙粉除去のためにバイアスが印加された状態で使用されてもよい。
図示した例では、同じ歯数とし、ゴムローラ41と金属ローラ42夫々の外径を異ならせて所望の線速差を得ているが、ゴムローラ41と金属ローラ42の夫々の外径に応じて適切な歯数を選定するようにしても良い。例えば、レイアウトやコスト上の都合で金属ローラ径とゴムローラ径が大きく異なっている場合には、金属ローラ径とゴムローラ径に対応させてギアB44とギアC45の歯数を変更して(設計)所定の線速差が得られるように調整することが可能である。要は、ゴムローラ41と金属ローラ42夫々の外径と、夫々のローラ軸に固定されて互いに歯合する歯車の夫々の歯数とを適切に設定することによって、互いに接触したゴムローラ41と金属ローラ42夫々の外周の線速度が、このローラ対で搬送される用紙の裁断バリを適切に消滅または軽減させる程度の線速差を持った線速度に夫々設定されていれば足りる。
シート(記録紙)がレジストローラ対40に突き当たり止められた後、中間転写体50上に合成された合成カラー画像(カラー転写像)にタイミングを合わせてレジストローラ対40を回転させ、中間転写体50と二次転写装置22との間にシート(記録紙)を送出させ、二次転写装置22により該合成カラー画像(カラー転写像)を該シート(記録紙)上に転写(二次転写)することにより、該シート(記録紙)上にカラー画像が転写され形成される。なお、画像転写後の中間転写体50上の残留トナーは、中間転写体クリーニング装置17によりクリーニングされる。
カラー画像が転写され形成された前記シート(記録紙)は、二次転写装置22により搬送されて、定着装置25へと送出され、定着装置25において、熱と圧力とにより前記合成カラー画像(カラー転写像)が該シート(記録紙)上に定着される。記録媒体に転写された可視像を定着装置を用いて定着させる定着工程は、各色のトナーに対し前記記録媒体に転写する毎に行ってもよいし、各色のトナーに対しこれを積層した状態で一度に同時に行ってもよい。
本実施形態ではレジストローラ対で線速差を付け、また定着ニップ同等の圧力をかけることにより、用紙のエッジ部の裁断バリが消滅または軽減できるため、定着ニップを形成する先の図4に示したような定着ベルト表面や加圧ローラ表面における、裁断バリによる磨耗を適切に軽減することができる。
その後、該シート(記録紙)は、切換爪55で切り換えて排出ローラ56により排出され、排紙トレイ57上にスタックされ、あるいは、切換爪55で切り換えてシート反転装置28により反転されて再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録した後、排出ローラ56により排出され、排紙トレイ57上にスタックされることになる。
以上説明した実施形態では、レジストローラ対の回転を両ローラを連結する歯車を介して行っているが、歯車に限らず適宜の回転伝達手段を用いることができる。例えば、無端ベルトとプーリ(相当部)の組み合わせでも良い。但し回転伝達手段は、両ローラ周面間の摩擦力に打ち勝って所望の周速差での回転を維持できなければならない。その他、レジストローラ対の両ローラを個別に回転駆動する2系統の駆動源と夫々の駆動源を個別に制御して両ローラの回転速度を決定できる制御回路を組み合わせ、金属ローラとゴムローラに外周の線速差を持たせて回転制御する構成にても同様の作用効果を得ることもできる。
以上実施形態により説明したように、本発明のレジストローラ(対)によれば、レジストローラで裁断バリを消滅または軽減させることができる。また、このようなレジストローラを組み込んだ本発明の画像形成装置においては、定着ベルトや加圧ローラ等を高寿命化させることができる。なお、本発明はレジストローラ以外の用紙搬送用ローラ(対)においても同様に応用することができ同等の裁断バリを消滅または軽減させる作用が得られ、定着ベルトや加圧ローラよりも上流側の用紙搬送用ローラ(対)に適用することで、定着ベルトや加圧ローラ等を高寿命化させ得る。
本発明の実施の形態であるレジストローラを搭載した画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 実施の形態における定着装置の拡大図である。 実施の形態における画像形成手段の拡大図である。 本発明の実施の形態のレジストローラ対を転写紙搬送方向から見た外観図である。 画像形成装置において通紙後の定着ベルトの表面形状を例示する図である。
符号の説明
10K ブラック用感光体(感光体ドラム)
10Y イエロー用感光体(感光体ドラム)
10M マゼンタ用感光体(感光体ドラム)
10C シアン用感光体(感光体ドラム)
14 支持ローラ
15 支持ローラ
16 支持ローラ
17 中間転写クリーニング装置
18 画像形成手段
20 帯電ローラ
21 露光装置
22 二次転写装置
23 ローラ
24 二次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ベルト
28 シート反転装置
30 露光装置
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取りセンサ
40 レジストローラ(対)
41 ゴムローラ
42 金属ローラ
43 ギアA
44 ギアB
45 ギアC
50 中間転写体
51 ローラ
52 分離ローラ
53 定電流源
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排出トレイ
58 コロナ帯電器
60 クリーニング装置
61 現像器
62 転写帯電器
63 感光体クリーニング装置
64 除電器
70 除電ランプ
80 転写ローラ
90 クリーニング装置
95 転写紙
100 画像形成装置
120 タンデム型現像装置(画像形成手段)
130 原稿台
142 給紙ローラ
143 ペーパーバンク
144 給紙カセット
145 分離ローラ
146 給紙路
147 搬送ローラ
148 給紙路
150 複写装置本体(画像形成装置)
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置(ADF)

Claims (4)

  1. 給紙部から給紙された用紙を画像形成手段に搬送するための金属ローラとゴムローラの対からなるレジストローラにおいて、
    上記金属ローラとゴムローラに外周の線速差を持たせることを特徴とするレジストローラ。
  2. 上記金属ローラの回転を変化させることにより線速差を持たせることを特徴とする請求項1記載のレジストローラ。
  3. 上記レジストローラが用紙にかける圧力は、定着装置が用紙にかける圧力同等以上とすることを特徴とした請求項1または2記載のレジストローラ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレジストローラを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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