JP2007152944A

JP2007152944A - 被印刷体である枚葉紙を処理するための胴

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Publication number: JP2007152944A
Application number: JP2006312499A
Authority: JP
Inventors: Uwe Hochmueller; ホーホミューラーウヴェ; Michael Schwandt; シュヴァンダットミヒャエル
Original assignee: Heidelberger Druckmaschinen AG
Current assignee: Heidelberger Druckmaschinen AG
Priority date: 2005-11-23
Filing date: 2006-11-20
Publication date: 2007-06-21
Anticipated expiration: 2026-11-20
Also published as: US7581494B2; CN1970294B; JP4980694B2; CN1970294A; US20070113750A1

Abstract

【課題】工具板を、正確に見当を合わせて位置決めすることができる胴を提供する。
【解決手段】枚葉紙２を処理するための胴１は、ギャップ３と、枚葉紙２の打抜きおよび／または溝付けおよび／またはミシン目付けをするための工具板６と、工具板６を支持するための下敷板７と、下敷板７を張り渡すための第１の張り渡し機構８と、工具板６を張り渡すための第２の張り渡し機構１１とを含んでいる。第１の張り渡し機構８を構成する保持装置９，１０は、ギャップ３の縁領域５に配置され、第２の張り渡し機構１１を構成する保持装置１２，１３はギャップ３の中央領域４に配置されている。
【選択図】図２

Description

本発明は、被印刷体である枚葉紙を処理するための胴に関する。この胴は、枚葉紙の打抜きおよび／または溝付けおよび／またはミシン目付けをするのに用いられる。

特許文献１には、ギャップと、枚葉紙の打抜きおよび／または溝付けおよび／またはミシン目付けをするための工具板と、工具板を支持するための下敷板と、下敷板を張り渡すための第１の張り渡し機構とを含む胴が記載されている。この特許文献１では、工具板はスタンドフォイル(Standfoile)と呼ばれており、下敷板はベースプレート(Basisplatte)と呼ばれている。さらに、この胴は、下敷板の前端部を保持するための第１の保持装置と、下敷板の後端部を保持するための第２の保持装置と、工具板の前端部を保持するための第３の保持装置と、工具板の後端部を保持するための第４の保持装置とを含んでいる。第１の保持装置と第２の保持装置は第１の張り渡し機構を一緒に形成しており、この第１の張り渡し機構は、前述の特許文献１では布保持装置(Tuchhalteeinrichtung)と呼ばれている。第３の保持装置と第４の保持装置は下敷板上に配置されており、前述の特許文献１では取付片（Befestigungsleisten）と呼ばれている。
独国特許発明第１９８１４９６６号明細書

従来技術のこの胴の不都合なところは、工具板を、正確に見当を合わせて胴に張り渡すことができないことである。前述した取付片は比較的不安定であり、これは、取付片が下敷板上に配置されているためであり、見当精度の向上の妨げになっている。

したがって、本発明の目的は、工具板を、正確に見当を合わせて位置決めすることができる胴を提供することにある。

この目的は、請求項１の特徴を備える胴によって達成される。本発明による、被印刷体である枚葉紙を処理するための胴は、中央領域および縁領域を備えるギャップと、枚葉紙の打抜きおよび／または溝付けおよび／またはミシン目付けをするための工具板と、工具板を支持するための下敷板と、下敷板を張り渡すための第１の張り渡し機構であって、下敷板の前端部を保持するための第１の保持装置および下敷板の後端部を保持するための第２の保持装置を有し、第１の保持装置と第２の保持装置は前記の縁領域に配置されている、第１の張り渡し機構と、工具板を張り渡すための第２の張り渡し機構であって、工具板の前端部を保持するための第３の保持装置および工具板の後端部を保持するための第４の保持装置を有し、第３の保持装置と第４の保持装置は前記の中心領域に配置されている、第２の張り渡し機構とを含んでいる。

第３の保持装置と第４の保持装置を中央領域に配置することによって、第３の保持装置と第４の保持装置を下敷板から離して配置することができる。このような離れた配置によって、第３の保持装置および第４の保持装置を堅牢で安定した構成にすることができる。堅牢で安定した構成は、工具板を、正確に見当を合わせて胴上に張り渡すのに好ましい。

第３の保持装置と第４の保持装置によって一緒に第２の張り渡し機構を形成することにより、下敷板の張り渡しとは独立して工具板を張り渡すことができ、このことも見当精度に対して同様に好ましい。第２の張り渡し機構によって、工具板を単にしっかり保持するだけでなく、張り渡す、すなわち胴の周方向にぴんと張ることができる。

下位の請求項には、本発明による胴の有利な他の実施態様が記載されている。

このような他の実施態様のうちの１つによれば、第１の保持装置と第２の保持装置は、回転可能に支持された張り渡しシャフトである。

他の実施態様によれば、第３の保持装置と第４の保持装置は、第１のクランプジョーと第２のクランプジョーをそれぞれ含むクランプ装置である。

さらに他の実施態様によれば、クランプ装置は、工具板を脱着する時に、第１のクランプジョーを、第２のクランプジョーに近づけたり離したりするように位置調節するための偏心軸をそれぞれ含んでいる。

さらに他の実施態様では、第２の張り渡し機構は、工具板を緩めたり張ったりする時に、第４の保持装置を、第３の保持装置に近づけたり離したりするように移動させるための伝動装置を含んでいる。

さらに他の実施態様では、第２の張り渡し機構は、工具板を緩めたり張ったりする時に、第４の保持装置を、第３の保持装置に近づけたり離したりするように案内するための継手を含んでいる。この継手は、第４の保持装置が周りを揺動可能な回転ジョイントとすることができるが、直線的な直進ジョイント、すなわち直線案内部であるのが好ましい。

さらに他の実施態様では、第３の保持装置は、工具板を、正確に見当を合わせて位置決めするための見当合わせ用ピンを備えている。

さらに他の実施態様では、胴は、第２の張り渡し機構を取り付けるための取付ヘッドを備える基体を有しており、取付ヘッドは前記の中央領域で突出している。

さらに他の実施態様では、第２の張り渡し機構は、第３の保持装置と第４の保持装置を支持する支持板を有しており、支持板は取付ヘッドに取り付けられている。支持板はねじによって取付ヘッドに取り付けられるのが好ましい。

さらに他の実施態様によれば、取付ヘッドは、前記の中央領域を覆うためのカバーに適合するように構成されており、その結果、選択的に、第１の胴装備状態（図２）のために第２の張り渡し機構を取付ヘッドに取り付け、第２の胴装備状態（図３）のためにカバーを取付ヘッドに取り付けることができる。

本発明または他の実施態様のいずれかに基づいて構成された胴を備える印刷機も、本発明に属している。

次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

図１から図３では、互いに対応する部材や構成要素には同じ符号が付されている。

図１は、圧胴２６を備える印刷機２５を示しており、圧胴２６は、被印刷体である枚葉紙２を処理するための胴１と協働する。枚葉紙２は、処理された後、図に示す排紙パイル上に置かれる。

図２は、胴１がギャップ３を有しているのを示しており、ギャップ３は、２つの縁領域５と、周方向に見てこれらの縁領域５の間にある中央領域４とを含んでいる。胴１上には、工具板６が張り渡されており、工具板６は、各枚葉紙２を切断するための隆起した複数の分離工具線および／またはこの枚葉紙２を成形するための複数の成形工具線を備えている。分離工具線は、例えば打抜き線および／またはミシン目線とすることができる。成形工具線は、例えば溝線とすることができる。工具線は工具板６上に貼り付けることができ、図を簡略化するため、図には示していない。工具板６は柔軟であり、薄板またはフォイルとすることができる。工具板６の下には、柔軟な下敷板７が胴１上に張り渡されている。

下敷板７は、胴１の回転方向に見て先行する、第１の保持装置９に留められた前端部を有している。下敷板７の、胴１の回転方向に見て後続する後端部が、第２の保持装置１０に留められている。第１の保持装置９と第２の保持装置１０は、第１の張り渡し機構８を一緒に形成しており、第１の張り渡し機構８は、下敷板７を、胴１に張り渡す時に周方向にぴんと張る働きをする。第２の張り渡し機構１１が、工具板６を、張り渡す時に周方向にぴんと張る働きをする。第２の張り渡し機構１１は第３の保持装置１２と第４の保持装置１３を含んでいる。第３の保持装置１２には工具板６の前端部が挟み込まれ、第４の保持装置１３には工具板６の後端部が挟み込まれている。工具板６の両端部は、下敷板７の両端部とは異なり、フック状に折れ曲げられていない。

胴１は基体２０を有しており、基体２０の周面にギャップ３が設けられている。基体２０は取付ヘッド２１を含んでおり、取付ヘッド２１は半径方向に突出しており、中心領域４に設けられている。取付ヘッド２１は、基体２０に設けられ、縁領域５にある２つのくぼみによって仕切られている。一方のくぼみ内に第１の保持装置９が配置されており、他方のくぼみ内に第２の保持装置１０が配置されている。第１の保持装置９と第２の保持装置１０は、下敷板７をぴんと張るために互いに逆方向へ回転させられる張り渡しシャフトである。

第３の保持装置１２と第４の保持装置１３は、下敷板７上に配置されているのではなく、取付ヘッド２１上に配置されている。したがって、第３の保持装置１２と第４の保持装置１３の間の間隔は、第１の保持装置９と第２の保持装置１０の間の間隔よりも狭くなっている。第３の保持装置１２と第４の保持装置１３は、第１の保持装置９と第２の保持装置１０よりも互いに近くに並んで配置されているだけでなく、第１の保持装置９と第２の保持装置１０よりも半径方向外側に位置するように配置されている。

第３の保持装置１２と第４の保持装置１３は、第１のクランプジョー１４と第２のクランプジョー１５をそれぞれ含んでおり、これらの間に工具板６の各端部が挟み込まれている。すなわち、第３の保持装置１２と第４の保持装置１３はクランプ装置として構成されている。これら両方のクランプ装置の各々は、第１のクランプジョー１４と第２のクランプジョー１５の間に配置された偏心軸１６を含んでいる。第３の保持装置１２の偏心軸１６と、第４の保持装置１３の偏心軸１６とは互いに同じ構造であるが、図２では、第３の保持装置１２と第４の保持装置１３が、互いに異なる切断面で断面されて示されているので、互いに異なるように見えている。各クランプ装置の第１のクランプジョー１４と第２のクランプジョー１５の間に工具板６を挟み込む際、第１のクランプジョー１４は、第２のクランプジョー１５に向かって位置を変えられる。工具板６を各クランプ装置から外すために各クランプ装置が再び開かれる時に、第１のクランプジョー１４は、第２のクランプジョー１５から離される。したがって、偏心軸１６は、クランプ装置（第３の保持装置１２、第４の保持装置１３）を開閉するために回転させられる。各偏心軸１６はボックススパナ嵌合部２７を有しており、これは、第４の保持装置１３の偏心軸１６を例にとって図示されている。横方向穴として構成されたこのボックススパナ嵌合部２７には、レバーを有しており、握りを有しているボックススパナを、各偏心軸１６を回すために差し込むことができる。

工具板６を、正確に見当を合わせて胴１上に位置決めするために、見当合わせ用切欠きと、この見当合わせ用切欠きに嵌め込まれた見当合わせ用ピン１９とを含む見当合わせ機構が設けられている。見当合わせ用切欠きは実質的にＵ字形であり、工具板６の前縁に設けられている。第３の保持装置１２の第２のクランプジョー１５に見当合わせ用ピン１９が嵌め込まれており、見当合わせ用ピン１９の個数は、見当合わせ用切欠きの個数と全く同じで、２つより多くも少なくもなく、したがって、一方の見当合わせ用ピン１９は一方の見当合わせ用切欠きに嵌め込まれ、他方の見当合わせ用ピン１９は他方の見当合わせ用切欠きに嵌め込まれている。図２では、そのために選択された断面図であるため、両方の見当合わせ用ピン１９のうちの一方のみが見えている。工具板６の後縁は見当合わせ用切欠きを有しておらず、第４の保持装置１３は見当合わせ用ピンを有していない。

第４の保持装置１３はクランプジョー支持体を含んでおり、クランプジョー支持体に第１のクランプジョー１４が揺動可能に支持され、クランプジョー支持体は第２のクランプジョー１５に揺動可能に支持されている。クランプジョー支持体のために、第１のクランプジョー１４を第２のクランプジョー１５から非常に遠く離れるように位置を変えることが可能になり、それによって、第４の保持装置１３の、このような大きな開き幅に基づいて、工具板６の後端部を、第４の保持装置１３の第１のクランプジョー１４と第２のクランプジョー１５の間へ問題なく挿入することができる。第３の保持装置１２は、このようなクランプジョー支持体を含んでいない。すなわち、第３の保持装置１２と第４の保持装置１３は互いに全く同じ構造なのではなく、第３の保持装置１２にのみ見当合わせ機構があり、また、第４の保持装置１３にクランプジョー支持体があることによって、互いに異なっている。

伝動装置１７によって、第４の保持装置１３は、工具板６をぴんと張るために、この場合、基体２０に対して不動の位置にとどまっている第３の保持装置１２に近づくように位置調節可能であり、また、工具板６の張りを緩めるために、逆方向へ位置調節可能である。伝動装置１７は、ねじ付きスピンドルを備えるねじ伝動装置である。第４の保持装置１３を、第３の保持装置１２に対して行われる位置調節中に案内するために、継手１８が設けられている。継手１８は直進ジョイント、すなわち直線案内部であり、第４の保持装置１３を、胴１の割線の方向へ案内する。伝動装置１７のねじ付きスピンドルも、このような方向に向けられている。第２の張り渡し機構１１には支持板２２も付属しており、支持板２２上に、Ｌ字形の外形の複数の中間片を介して、第３の保持装置１２と第４の保持装置１３が取り付けられている。支持板２２は、複数のねじ２３によって取付ヘッド２１に留められている。

図３は、図２とは異なる胴装備状態にある胴１を示しており、この胴装備状態では、工具板６は、置き換えられることなく、取り去られており、下敷板７は胴ばり２８によって置き換えられており、第２の張り渡し機構１１は、ギャップ３の中央領域４を覆うカバー２４によって置き換えられている。胴ばり２８は、印刷機２５において枚葉紙２に対して行われるオフセット印刷のためのゴムブランケットであり、この代わりに、印刷機２５において枚葉紙２にニス引きするためのニス引き用布またはフレキソ印刷版であってもよい。胴ばり２８の前端部と後端部は、第１の保持装置９と第２の保持装置１０によって動かないように保持されている。カバー２４は、湾曲した２つの薄板から形成された実質的に弓形の湾曲形材と支持板とを含んでおり、支持板に湾曲形材がねじで留められている。カバー２４の支持板は、第２の張り渡し機構１１の支持板２２（図２参照）の代わりに、ねじ２３によって取付ヘッド２１上に取り付けられている。ねじ２３のために取付ヘッド２１に設けられている複数の穴は、これらのねじ２３のために第２の張り渡し機構１１の支持板２２に設けられている穴にも、これらのねじ２３のためにカバー２４の支持板に設けられている穴にも対応している。

様々な胴装備状態によってモジュールシステムが与えられ、このモジュールシステムによって、印刷機２５の製造者は、胴１の装備を、様々な顧客の特別な要求に応じて選択的に行うことができる。

例えば、胴１を使って枚葉紙２のニス引きまたは印刷だけを行いたく、打抜き、溝付け、またはミシン目付けを行うつもりのない顧客は、製造者からこの顧客に受け渡される印刷機２５に胴１を図３に示す胴装備状態で組み込んでもらう。

しかし、別の顧客が枚葉紙２の打抜きおよび／または溝付けおよび／またはミシン目付けをしたい場合、この顧客は、製造者からこの顧客に受け渡される印刷機２５に胴１を図２に示す胴装備状態で組み込んでもらう。しかし、この顧客は、図２に示す胴を用いてニス引きや印刷も行うことができ、そのために、顧客は工具板６と下敷板７を胴１から取り外して、下敷板７の位置にオフセット印刷用のゴムブランケット、またはニス引きのためのフレキソ印刷版、またはニス引き用の布を張るだけでよい。すなわち、この顧客は、胴１によって、装備変更にあまり手間をかけずに、枚葉紙２の打抜き、溝付け、またはミシン目付けが必要な印刷ジョブを行うことも、この代わりに枚葉紙２のニス引きまたは印刷を必要とする印刷ジョブを行うこともできる。胴１によって行われる枚葉紙２のニス引きや印刷の時、第２の張り渡し機構１１は使用されないが、胴１の取付位置にそのまま残される。

胴を備える印刷機を示す図である。打抜きおよび／または溝付けおよび／またはミシン目付けのために意図された第１の胴装備状態にある図１の胴を示す図であり、第２の張り渡し機構が胴のギャップ内に嵌め込まれている。印刷またはニス引きのために意図された第２の胴装備状態にある図１の胴を示す図であり、図２に示す第２の張り渡し機構の代わりにカバーがギャップ内に嵌め込まれている。

符号の説明

１胴
２枚葉紙
３ギャップ
４中央領域
５縁領域
６工具板
７下敷板
８，１１張り渡し機構
９，１０，１２，１３保持装置
１４，１５クランプジョー
１６偏心軸
１７伝動装置
１８継手
１９見当合わせ用ピン
２０基体
２１取付ヘッド
２２支持板
２３ねじ
２４カバー
２５印刷機
２６圧胴
２７ボックススパナ嵌合部
２８胴ばり

Claims

被印刷体である枚葉紙（２）を処理するための胴（１）であって、
中央領域（４）および縁領域（５）を備えるギャップ（３）と、
枚葉紙（２）の打抜きおよび／または溝付けおよび／またはミシン目付けをするための工具板（６）と、
前記工具板（６）を支持するための下敷板（７）と、
前記下敷板（７）を張り渡すための第１の張り渡し機構（８）であって、前記下敷板（７）の前端部を保持するための第１の保持装置（９）および前記下敷板（７）の後端部を保持するための第２の保持装置（１０）を有し、前記第１の保持装置（９）と前記第２の保持装置（１０）は前記縁領域（５）に配置されている、第１の張り渡し機構（８）と、
前記工具板（６）を張り渡すための第２の張り渡し機構（１１）であって、前記工具板（６）の前端部を保持するための第３の保持装置（１２）および前記工具板（６）の後端部を保持するための第４の保持装置（１３）を有し、前記第３の保持装置（１２）と前記第４の保持装置（１３）は前記中央領域（４）に配置されている、第２の張り渡し機構（１１）と、
を含んでいる、被印刷体である枚葉紙を処理するための胴。
前記第１の保持装置（９）と前記第２の保持装置（１０）は、回転可能に支持された張り渡しシャフトである、請求項１に記載の胴。
前記第３の保持装置（１２）と前記第４の保持装置（１３）は前記下敷板（７）から離して配置されている、請求項１または２に記載の胴。
前記第３の保持装置（１２）と前記第４の保持装置（１３）は、第１のクランプジョー（１４）と第２のクランプジョー（１５）をそれぞれ含むクランプ装置である、請求項１から３のいずれか１項に記載の胴。
前記クランプ装置は、前記工具板（６）を脱着する時に、前記第１のクランプジョー（１４）を、前記第２のクランプジョー（１５）に近づけたり離したりするように位置調節するための偏心軸（１６）をそれぞれ含んでいる、請求項４に記載の胴。
前記第２の張り渡し機構（１１）は、前記工具板（６）を緩めたり張ったりする時に、前記第４の保持装置（１３）を、前記第３の保持装置（１２）に近づけたり離したりするように移動させるための伝動装置（１７）を含んでいる、請求項１から５のいずれか１項に記載の胴。
前記伝動装置（１７）はねじ伝動装置である、請求項６に記載の胴。
前記第２の張り渡し機構（１１）は、前記工具板（６）を緩めたり張ったりする時に、前記第４の保持装置（１３）を、前記第３の保持装置（１２）に近づけたり離したりするように案内するための継手（１８）を含んでいる、請求項１から７のいずれか１項に記載の胴。
前記継手（１８）は直線的な直進ジョイントである、請求項８に記載の胴。
前記第３の保持装置（１２）は前記工具板（６）を、正確に見当を合わせて位置決めするための見当合わせ用ピン（１９）を備えている、請求項１から９のいずれか１項に記載の胴。
前記胴（１）は、前記第２の張り渡し機構（１１）を取り付けるための取付ヘッド（２１）を備える基体（２０）を有しており、前記取付ヘッド（２１）は前記中央領域（４）で突出している、請求項１から１０のいずれか１項に記載の胴。
前記第２の張り渡し機構（１１）は、前記第３の保持装置（１２）と前記第４の保持装置（１３）を支持する支持板（２２）を有しており、前記支持板（２２）は前記取付ヘッド（２１）に取り付けられている、請求項１１に記載の胴。
前記支持板（２２）はねじ（２３）によって前記取付ヘッド（２１）に取り付けられている、請求項１２に記載の胴。
前記取付ヘッド（２１）は、前記中央領域（４）を覆うためのカバー（２４）に適合するように構成されており、それによって、選択的に、第１の胴装備状態のために前記第２の張り渡し機構（１１）を前記取付ヘッド（２１）に取り付け、第２の胴装備状態のために前記カバー（２４）を前記取付ヘッド（２１）に取り付けることができる、請求項１１から１３のいずれか１項に記載の胴。
請求項１から１４のいずれか１項に記載の胴（１）を備えている印刷機。