JP2007152722A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間に高速で記録ヘッドを移動させることにより、生産性を確保しつつ高画質な画像を形成することが可能な画像記録装置を提供することを課題とする。
【解決手段】固定子7の回転ドラム4と反対側で装置架台2上には、ボールネジ支持部材12が、副走査方向Yに延在している。また、ボールネジ支持部材12上には、ボールネジ13と接続されたヘッド制御ユニット保持台14が設けられている。さらに、装置架台2上で回転ドラム4の上方には、支持部材21が、副走査方向Yに延在して設けられており、この支持部材21の両端には、プーリが設けられており、スチールベルトが渡されている。この支持部材21には、記録ヘッド11から記録媒体に吐出されたインクに紫外線を照射する紫外線照射装置22が支持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は画像記録装置に係り、特にドラム回転体を用いた画像記録装置に関する。
従来から、普通紙を代表とする様々な記録媒体に印刷可能な画像記録装置として、インクジェット記録装置が知られている。このインクジェット記録装置は、記録ヘッドの記録媒体に対向する面に設けられたノズルから色材であるインクを直接記録媒体に吐出し、記録媒体上に着弾、浸透若しくは定着させることにより記録媒体上に画像を形成する記録装置である。このようなインクジェット記録装置は、工程の単純さ、印刷時における静粛性及び記録媒体に記録した画像の品質等で、非常に優れた特徴を有している。
近年、インクジェット記録装置のなかでも、ドラム回転体に記録媒体を搭載するインクジェット記録装置が注目されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。このドラム回転体を用いたインクジェット記録装置は、記録媒体を搬送しないため記録ヘッドと高精度に位置を合わせることができるので、高画質な画像を形成することができるという利点や、また、記録ヘッドの往復移動が不要な為、生産効率が高いという利点がある。
このようなインクジェット記録装置では、記録ヘッドなどを副走査方向に移動する副走査機構は一つしか設けられておらず、記録ヘッドを搭載したキャリッジには、記録ヘッド以外の例えばインクタンクやダンパーなどを搭載するため、重量が重くなる。そして、このような重量の重いキャリッジを短時間に高速で副走査方向に移動させるのに、出力の大きな移動手段を用いる必要があるため、搬送機構が大型化して高コストになるという問題を有している。
そこで、副走査方向の移動はドット単位の微小移動にし、印字解像度を向上させる技術が公開されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平5−38820号公報 特開2000−118065号公報 特開平10−138517号公報
しかしながら、特許文献1のように、副走査方向の移動を微小移動にする手段は、記録ヘッドの同一ノズルによって副走査方向に連続して画像を形成するため、ノズル欠や吐出角度に誤差を生じているノズルが存在していると、連続した画像の欠陥を生じて高画質な画像を形成できないという問題を有している。
また、重量の重いキャリッジを短時間に高速で移動させるには、高出力な移動機構が必要となるため高コストとなるという問題を有している。その上、重量の重いキャリッジを短時間に高速で移動させると、キャリッジの加減速時に画像記録装置全体が揺振するため、画像形成に悪影響を与えるという問題を有している。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたもので、短時間に高速で記録ヘッドを移動させることにより、生産性を確保しつつ高画質な画像を形成することが可能な画像記録装置を提供することを課題とするものである。
このような課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
画像が形成される記録媒体を保持して主走査方向に回転するドラム回転体と、
前記記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、
前記画像の形成を補助する画像形成補助部材とを備えた画像記録装置において、
前記主走査方向と直交する副走査方向に前記記録ヘッドを移動させる第一副走査移動機構と、
前記記録ヘッドと所定距離内に前記画像形成補助部材を前記副走査方向に移動させる少なくとも一つの第二副走査移動機構とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、
前記インクは、光硬化型インクであり、
前記画像形成補助部材は、前記インクに光を照射する光照射装置、又は前記記録ヘッドから吐出するインクを一時貯留するインク中間タンクの少なくともいずれか一つであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置において、前記周辺部材は、前記記録媒体を非接触に加熱する加熱装置であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記第一副走査移動機構は、前記記録ヘッドがインクを吐出しないときに前記記録ヘッドを副走査方向に間欠移動させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記第一副走査移動機構は、リニアモータにより駆動することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記第二副走査移動機構は、連続移動することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、記録ヘッドと画像形成補助部材とを別の副走査移動機構にて移動させるので、一つの副走査移動機構に搭載される部材の重量を軽量化することができる効果を奏する。また、副走査移動機構に搭載される部材の重量の軽量化により、副走査移動機構による部材の搬送時に生じる振動を防止し、高画質な画像を形成することができる効果を奏する。さらに、副走査移動機構に搭載される部材の重量の軽量化により、駆動源の出力が小さなものでも対応できるため、画像記録装置のコストを低減することができる効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、記録ヘッドと、画像形成補助部材で重量の重い光照射装置又はインク中間タンクの少なくともいずれか一つを別の副走査移動機構で移動させるので、副走査移動機構に搭載される部材の重量を軽量化することができる効果を奏する。
請求項3に記載の発明によれば、記録媒体を非接触に加熱する加熱装置を記録ヘッドと別の副走査移動機構で移動させるので、副走査移動機構を軽量化することができる効果を奏する。
請求項4に記載の発明によれば、インクを吐出しないときに記録ヘッドを間欠移動させ、インクを吐出するときに記録ヘッドを停止させるので、高画質な画像を形成することができる効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、記録ヘッドの移動機構としてリニアモータを用いるので、記録ヘッドがリニアモータの応答性の良さにより短時間に高い位置精度で移動されるることが可能となり、高画質な画像を形成することができる効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、画像形成補助部材を連続移動させることにより、間欠移動させるときよりも小さな駆動源を用いることができるので、コストを低減することができる効果を奏する。また、画像記録補助部材を連続移動させることにより、画像記録補助部材の搬送時に生じる画像記録装置への振動を低減することができる効果を奏する。
以下、図1及び図2を参照しながら、本発明にかかる画像記録装置の構成について説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。
図1は、本発明の一実施例としての画像記録装置1の概略構成を示す正面図であり、図2は、画像記録装置1の概略構成を示す側面図である。
図1に示すように、画像記録装置1には、画像記録を行うための各部材を固定する平板状の装置架台2が設けられている。装置架台2上には、図1に示すように、回転軸3が延在して設けられており、回転軸3には、主走査手段であって同軸回転する円筒形状の回転ドラム4が設けられており、回転ドラム4には、画像を形成する記録媒体5が保持されている。この回転ドラム4は、記録媒体5の保持部材でもある。ここで、回転軸3が延在している方向を、副走査方向Yとする。回転軸3の端部は、装置架台2上に立設された支持部材6によって回転可能に軸支されており、回転軸3の回転に伴って回転ドラム4が回転するようになっている。ここで、回転ドラム4が回転する周方向を、主走査方向Xとする。
また、装置架台2上には、棒状の固定子7が、副走査方向Yに延在して設けられている。この固定子7の内部には、磁石(図示せず)が収納されている。そして、固定子7の外周には、電磁コイルにより構成された可動子8が移動可能なように設けられている。この固定子7と可動子8とからリニアモータ9が構成され、可動子8の電磁コイルに電流が流れて磁界が生じると、固定子7の磁石との間に生じる反発力や吸引力により、可動子8が固定子7に沿って副走査方向Yに往復移動をするようになっている。このリニアモータ9は、本実施形態における第一副走査移動機構である。
可動子8上には、可動子8の副走査方向Yへの往復移動に伴って移動するヘッドキャリッジ10が設けられている。このヘッドキャリッジ10には、記録媒体5の記録面に向けて所定のプロセスカラーのインクを吐出する記録ヘッド11が搭載されている。この記録ヘッド11の回転ドラム4と対向する面(以下、ノズル面という)には、インクを吐出する多数のノズル(図示せず)が配列されている。これら記録ヘッド11には、例えば、ピエゾ素子又は加熱素子等により、内部のインクに圧力を付与する素子がノズル毎に設けられており、これらの素子が駆動することにより、各ノズルから個別にインクが液滴として吐出されるようになっている。このように、本実施形態では、第一副走査移動機構であるリニアモータ9よって記録ヘッド11が搭載されたヘッドキャリッジ10が間欠移動するようになっている。
固定子7の回転ドラム4と反対側で装置架台2上には、ボールネジ支持部材12が、副走査方向Yに延在している。このボールネジ支持部材12内には、ボールネジ13が支持されており、ボールネジ13の雄ネジがボールネジ支持部材12内の雌ネジと螺合されている。
ボールネジ支持部材12上には、ボールネジ13と嵌合され移動可能なヘッド制御ユニット保持台14が設けられている。ボールネジ13には、駆動モータ15(図3参照)が接続されており、ボールネジ13が駆動モータ15の駆動により回転し、ヘッド制御ユニット保持台14を副走査方向Yに往復移動させるようになっている。このボールネジ13は、本実施形態における第二副走査移動機構である。
ヘッド制御ユニット保持台14の上面には、ヘッド制御ユニット16が固着されている。このヘッド制御ユニット16と前述したヘッドキャリッジ10とは、ケーブル17により接続されている。これにより、ヘッド制御ユニット16が、ケーブル17の長さの所定の距離内で、ヘッド制御ユニット保持台14に随従して往復移動するようになっている。
このヘッド制御ユニット16には、記録ヘッド11から吐出するインクを一時貯留するインク中間タンク18と、記録ヘッド11のインク吐出やインク中間タンク18のポンプ(図示せず)の駆動を制御するヘッドドライバ基板19と、画像データの並び替えを制御するヘッド制御基板20とが設けられている。
インク中間タンク18及びヘッドドライバ基板19は、本実施形態における画像形成補助部材であり、第二副走査移動機構であるボールネジ13によりインク中間タンク18及びヘッドドライバ基板19が搭載されたヘッド制御ユニット保持台14が、記録ヘッド11から所定の距離内を連続移動するようになっている。ヘッドドライバ基板19では、ノズルからインクを吐出するための駆動波形の生成や増幅が行われ、前述したノズル毎に設けられている素子に伝達されるようになっている。
さらに装置架台2上で回転ドラム4の上方には、支持部材21が、副走査方向Yに延在して設けられており、この支持部材21の両端には、プーリ(図示せず)が設けられており、スチールベルトが渡されている。この支持部材21は、本実施形態における第二副走査移動機構である。
また、この支持部材21には、記録ヘッド11から記録媒体に吐出されたインクに紫外線を照射する紫外線照射装置22が支持されており、この紫外線照射装置22が記録媒体5に吐出されたインクの位置に対応し、支持部材21に沿って副走査方向Yに直線移動されるようになっている。紫外線照射装置22には、紫外線光源23が設けられている。この紫外線照射装置22は、本実施形態における画像形成補助部材であり、第二副走査移動機構である支持部材21によって、記録ヘッド11から所定の距離内を連続移動するようになっている。
なお、本実施形態における紫外線光源23には、公知の光源、例えば、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、ブラックライト、冷陰極管、LED(Light Emitting Diode)等を適用することが可能であり、特に限定されるものではない。
装置架台2と固定子7との間には、記録媒体5を非接触で加熱する記録媒体加熱装置24が設けられている。この記録媒体加熱装置24は、本実施形態における画像形成補助部材である。
紫外線照射装置22の主走査方向Xの上流側には、光を照射する光電センサ発光部25と光電センサ発光部25からの光を受光する光電センサ受光部26とが、副走査方向Yに沿って回転ドラム4を挟み、互いに対向して設けられており、この光電センサ発光部25と光電センサ受光部26とによって、回転ドラム4に支持された記録媒体5の浮きや剥がれが検出されるようになっている。
装置架台2と光電センサ発光部25及び光電センサ受光部26との間には、記録媒体5を押圧するローラ27が設けられており、このローラ27の押圧により記録媒体5の浮きや剥がれが解消されるようになっている。
次に、図3を参照しながら、画像記録装置1の制御構成について説明する。
図3は、画像記録装置1の制御構成を示すブロック図である。
図3に示すように、画像記録装置1には、各部を制御する制御部28が備えられている。
制御部28には、回転ドラム駆動機構29が接続されており、制御部28が回転ドラム駆動機構29を制御することによって、回転ドラム4を主走査方向Xに一定速度で回転させたり、回転ドラム4の回転を停止させたりするようになっている。
また、この制御部28には、リニアモータ9が接続されており、制御部28によるリニアモータ9の駆動制御に伴い、記録ヘッド11からインクが吐出されていないときにヘッドキャリッジ10が間欠移動するようになっている。制御部28は、ヘッドキャリッジ10に搭載された記録ヘッド11が記録媒体5にインクを吐出しているときには、リニアモータ9を駆動制御してヘッドキャリッジ10を停止させる。また、制御部28は、記録ヘッド11のノズルからインクが吐出されていないときに、リニアモータ9を駆動制御することによってヘッドキャリッジ10を副走査方向Yに間欠移動させ、所定位置で停止させる。
さらに、制御部28には、ヘッドドライバ基板19が接続されており、記録ヘッド11から記録媒体5にインクを吐出するタイミングやインク吐出量が駆動制御されるようになっている。また、このヘッドドライバ基板19によりインク中間タンク18のポンプが駆動制御され、インク中間タンク18から記録ヘッド11へインクが送液されるようになっている。
また、制御部28には、駆動モータ15が接続されており、制御部28が駆動モータ15への通電を制御してボールネジ13を連続回転させることにより、ヘッド制御ユニット保持台14が、ヘッドキャリッジ10の連続移動に追従し、ヘッドキャリッジ10の所定範囲内を連続移動するようになっている。
さらに、制御部28には、ヘッド制御基板20が接続されており、制御部28によるヘッド制御基板20の制御により、画像データがヘッドキャリッジ10の移動に対応して並び替えられ、記録ヘッド11のノズルから吐出されるようになっている。
制御部28には、第二副走査移動機構である支持部材21が接続されており、制御部28が支持部材21への通電を制御することにより、紫外線照射装置22が、記録媒体5に吐出されたインクの位置に対応し、記録ヘッド11から所定の範囲内を副走査方向Yに連続移動するようになっている。
また、制御部28には、記録媒体5に向かって紫外線を照射する紫外線照射装置22が接続されており、紫外線照射装置22の紫外線光源23への通電が制御部28により制御されるようになっている。
また、制御部28には、記録媒体加熱装置24が接続されており、記録媒体加熱装置24への通電が制御部28により制御されるようになっている。
また、制御部28には、光電センサ発光部25及び光電センサ受光部26とが接続されており、制御部28により光電センサ発光部25の発光及び光電センサ受光部26の受光とが駆動制御され、回転ドラム4に支持された記録媒体5に浮きや剥がれが生じているか否かを判断するようになっている。
さらに、制御部28には、記録媒体5を押圧して浮きや剥がれを解消するローラ27が接続されており、制御部28によりローラ27が駆動制御されるようになっている。
次に、本実施形態における作用について説明する。
外部より画像データが入力されると、制御部28は、記録媒体5を回転ドラム4に保持させ、回転ドラム駆動機構29を駆動制御して回転ドラム4を主走査方向Xに一定速度で回転させる。このとき、制御部28は、記録媒体加熱装置24を駆動制御し、記録媒体加熱装置24に近接した記録媒体5を加熱させる。
また、回転ドラム4が回転しているときに、制御部28は、光電センサ発光部25を駆動制御して光電を発光させ、光電センサ受光部26により受光させることにより、回転ドラム4に支持された記録媒体5に浮きや剥がれが生じているか否かを判断する。回転ドラム4に支持された記録媒体5に浮きや剥がれが生じていると判断したときには、制御部28は、ローラ27を駆動制御して記録媒体5に押圧させ、回転ドラム4の回転に伴って記録媒体5の浮きや剥がれを解消する。
記録媒体5が一定温度に加熱されると、制御部28は、リニアモータ9を駆動制御してヘッドキャリッジ10を副走査方向Yで記録媒体5の所定の位置上に移動させる。そして、制御部28は、ヘッドキャリッジ10を回転ドラム4上で停止させ、記録ヘッド11のノズルから記録媒体5にインクを吐出させる。
また、制御部28は、ヘッドキャリッジ10の副走査方向Yの移動に追従させて、ヘッド制御ユニット16を、記録ヘッド11から所定の距離内で、副走査方向Yに連続移動させる。このヘッド制御ユニット16には、インク中間タンク18とヘッドドライバ基板19とが搭載されている。インク中間タンク18を記録ヘッド11から所定の距離内に位置させることにより、インク中間タンク18から記録ヘッド11までの配管距離による配管内のインク圧抵抗の変動を低減し、インク吐出の精度が低下することを防止することができる。また、ヘッドドライバ基板19では、ノズルからインクを吐出するための駆動波形の生成や増幅が行われているため、ヘッドドライバ基板19を記録ヘッド11から所定の距離内に位置させることにより、ヘッドドライバ基板19から記録ヘッド11に駆動波形が伝達するときに、駆動波形に鈍りが生じたり、また、ノイズが付加されることを防止することができる。
制御部28は、記録媒体5にインクが吐出されると、支持部材21を駆動制御し、紫外線照射装置22を、インクが吐出された記録媒体5の直上に位置するように連続移動させる。そして、記録媒体5に着弾したインクが回転ドラム4の回転に伴って紫外線照射装置22の直下に位置すると、制御部28は、紫外線照射装置22を駆動制御して紫外線光源23から記録媒体5に紫外線を照射し、記録媒体5に着弾したインクを硬化させる。これにより、記録媒体に吐出されたインクが定着する。
また、制御部28は、回転ドラム4の回転により記録ヘッド11の直下に記録媒体5が存在しないとき等、記録ヘッド11からインクが吐出されていないときに、リニアモータ9を駆動制御し、ヘッドキャリッジ10を副走査方向Yに間欠移動させ、所定の位置に移動させる。
前記動作を繰り返すことにより、回転ドラム4に保持された記録媒体5上には、記録ヘッド11により画像が形成される。
以上のように、本発明による画像記録装置1は、記録ヘッド11と画像形成補助部材であるインク中間タンク18や紫外線照射装置22を、別の副走査移動機構を用いて記録ヘッド11から所定の距離内で移動させるので、1つの副走査移動機構にかかる重量を軽量化することができる効果を奏する。
これにより、第一副走査機構には、間欠移動させることが必要な記録ヘッド11のみの重量で済むため、他の画像形成補助部材の重量がかかる場合よりも、記録ヘッド11を高精度に間欠移動させ易くすることができる効果を奏する。また、複数の副走査移動機構を設けたことにより、間欠移動させる必要のない画像形成補助部材を連続移動させ、高い駆動力を有する駆動源を必要としないため、コストの低減を図ることができる効果を奏する。さらに、連続移動する副走査移動機構を使用することで、画像形成補助部材の搬送時に生じる振動を防止し、高画質な画像を形成することができる効果を奏する。
なお、本実施形態では、記録媒体加熱装置24が固設されている例を示したが、これに限定されず、第二副走査機構により記録ヘッドから吐出されたインクを加熱するように、記録ヘッドから所定の距離内を連続移動するように設けてもよい。
本発明に係る画像記録装置の概略構成を示す正面図である。 本発明に係る画像記録装置の概略構成を示す側面図である。 本発明に係る画像記録装置の制御構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 画像記録装置
4 回転ドラム
5 記録媒体
9 リニアモータ
10 ヘッドキャリッジ
11 記録ヘッド
13 ボールネジ
14 ヘッド制御ユニット保持台
15 駆動モータ
16 ヘッド制御ユニット
17 ケーブル
18 インク中間タンク
19 ヘッドドライバ基板
21 支持部材
22 紫外線照射装置
24 記録媒体加熱装置
27 ローラ

Claims (6)

  1. 画像が形成される記録媒体を保持して主走査方向に回転するドラム回転体と、
    前記記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、
    前記画像の形成を補助する画像形成補助部材とを備えた画像記録装置において、
    前記主走査方向と直交する副走査方向に前記記録ヘッドを移動させる第一副走査移動機構と、
    前記記録ヘッドと所定距離内に前記画像形成補助部材を前記副走査方向に移動させる少なくとも一つの第二副走査移動機構とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記インクは、光硬化型インクであり、
    前記画像形成補助部材は、前記インクに光を照射する光照射装置、又は前記記録ヘッドから吐出するインクを一時貯留するインク中間タンクの少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記画像形成補助部材は、前記記録媒体を非接触に加熱する加熱装置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記第一副走査移動機構は、前記記録ヘッドがインクを吐出しないときに前記記録ヘッドを副走査方向に間欠移動させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  5. 前記第一副走査移動機構は、リニアモータにより駆動することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  6. 前記第二副走査移動機構は、連続移動することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像記録装置。
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