JP2007152447A - 切削液再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削液中の油性物質および切粉といった異物を液面まで浮上させて、回転ドラムに付着させ、切削液から適切に分離する。
【解決手段】油性物質202および切粉201よりなる異物を含む切削液200を回収する回収タンク10を、仕切板13にて区画された2つのタンク槽11、12にて構成し、連続して切削液200が流入する第1タンク槽11の底面全体にて曝気部40により曝気を行い、底面から発生する泡300とともに異物201、202を切削液200の液面に浮上させて泡300に付着させ、異物が付着した泡300を仕切板13を越えて第2タンク槽12へ移動させ、仕切板13近傍に位置する回転ドラム20の円周面に付着させ、スクレーパ30で掻き取って集めることにより、異物分離を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、切削加工を行う工作機械などから排出される切削液を回収し、当該切削液中に含まれる切粉や油性物質などの異物を分離して、切削液を再生する切削液再生装置に関する。
一般に、切削加工においては、金属素材などからなる被加工物に対して、切削液を浴びせながら切削を行い、摩擦熱を低減したり、潤滑性を向上させたりすることで、切削性を向上させている。
そのため、使用後に工作機械などから排出される切削液には、被加工物から出てくる潤滑油などの油性物質や、金属からなる切粉(スラッジ)などの異物が含まれる。そして、このような異物を分離して、切削液を再生し、再利用する必要がある。
従来より、この種の一般的な切削液再生装置としては、切削液を回収する回収タンクに、切削液に接触した状態で回転ドラムを設け、切削水中の異物を、軸回りに回転する回転ドラムの円周面に付着させ、回転ドラムに付着した異物をスクレーパによって掻き取ることにより、異物の分離を行うようにしたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
そして、このものでは、回収タンク内の切削液中に含まれる切粉や油性物質を、切削液の液面まで浮上させるべく、回収タンクの側壁下部で曝気を行い、その気泡の浮力により油性物質や切粉などの異物を液面に浮上させ、これを同じ回収タンクの中央部に設けられた回転ドラムに導いて付着させるようにしている。
特開2001−288794号公報
しかしながら、上記従来の切削液再生装置においては、曝気による気泡を回収タンクの側壁で発生させて当該側壁に付着している異物を液面上に浮上させ、回収タンクの中央に位置する回転ドラムに集めるものである。
そのため、回収タンクの側壁から中央まで液面を移動してくる途中に、異物が切削液に再び混合したり沈殿したりしてしまい、回収効率が低下する可能性がある。特に、比重の大きな切粉は、沈殿して回転ドラムまで到達しない可能性が高いため、その回収が困難である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、切削液中の油性物質および切粉を含む異物を液面まで浮上させて、回転ドラムに付着させ、切削液から適切に分離できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、回収タンク(10)を2つに分け、第1タンク槽(11)に流入してくる切削液に対して、第1タンク槽(11)の底面からの曝気を行うことにより、切削液中の異物を泡とともに浮上させ、切削液の液面において異物を泡に付着させ、この泡ごと異物を、仕切板(13)を越えて第2タンク槽(12)へ移動させ、第2タンク槽(12)に設けた回転ドラム(20)に付着させ、スクレーパ(30、31)で掻き取ることで、異物の分離を行うことを、第1の特徴とする。
このように、第1タンク槽(11)の底面にて曝気して、切粉や油性物質といった異物を浮上させて液面上の泡に付着させ、この泡によって異物が分離された状態の切削液を、仕切板(13)を乗り越えて第2タンク槽(12)に移動させ、異物を泡とともに回転ドラム(20)に付着させて切削液から分離するようにしているから、第2タンク槽(12)では、再生された切削液中に、再び異物が沈殿したり混合することがなくなる。
そのため、本発明の切削液再生装置によれば、切削液中の油性物質および切粉を含む異物を液面まで浮上させて、回転ドラム(20)に付着させ、切削液から適切に分離することができる。
また、本発明は、上記第1の特徴を有する切削液再生装置において、第2タンク槽(12)に、再生された切削液を第2タンク槽(12)から流出させる流出流路(12a)を設け、この流出流路(12a)を、第2タンク槽(12)の底面から第2タンク槽(12)内の切削液の液面方向へ向かって延び再び当該底面へ向かうように折れ曲がった流路形状を有するものとしたことを、第2の特徴とする。
それによれば、第2タンク槽(12)に貯留され再生された切削液のうち液面付近の上澄みの部分を、第2タンク槽(12)から流出させて再利用することができる。
ここで、曝気部(40)としては、第1タンク槽(11)の底面の全体に敷設された多孔質部材(41)に空気を供給して当該多孔質部材(41)から泡を発生させるものとしたり、第1タンク槽(11)の底面の全体に渡って敷設され周面に複数個の穴(43a)を有するパイプ(43)に空気を供給して当該複数個の穴(43a)を介して泡を発生させるものとできる。
これらの曝気部(40)によれば、第1タンク槽(11)の底面の全面からの曝気が可能となり、第1タンク槽(11)内の切削液の全体において効率よく、異物を液面まで浮上させることができる。
また、本発明は、上記第1または第2の特徴を有する切削液再生装置において、スクレーパ(30、31)を、回転ドラム(20)において回転する円周面および両端面に設けたことを、第3の特徴とする。
それによれば、回転ドラム(20)において回転する円周面に付着する異物だけでなく、回転ドラム(20)の両端面に付着する異物も掻き取ることができる。
また、本発明は、上記第1〜第3の特徴を有する切削液再生装置において、スクレーパ(30、31)により回転ドラム(20)から掻き取られた異物が集められる集積部(50)を設け、この集積部(50)を、異物において切粉と油性物質との比重の違いを利用して切粉と油性物質とを分離する分離手段(52、53)を備えたものとしたことを、第4の特徴とする。それによれば、異物において切粉と油性物質とを分離して回収することができる。
また、本発明は、上記第1〜第4の特徴を有する切削液再生装置において、仕切板(13)の上部を、回転ドラム(20)の円周曲線に倣った湾曲形状としたことを、第5の特徴とする。
それによれば、異物を泡ごと第2タンク槽(12)へ移動させ回転ドラム(20)に付着させやすくなる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る切削液再生装置100の概略的な外観構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示される切削液再生装置100の概略断面構成を示す図である。
本装置100は、切粉201および油性物質202よりなる異物を含む使用済み切削液200を回収し、この使用済み切削液200中の異物201、202を分離して再生するものである。
なお、図2中、使用済み切削液200内部の切粉201は黒三角、油性物質202は斜線ハッチング付きの楕円、また、使用済み切削液200中に発生している泡300は白楕円にて、模式的に示してある。
本装置100は、大きくは、使用済み切削液200を回収する回収タンク10と、この回収タンク10に設けられ使用済み切削水200に接触する状態で回転する回転ドラム20と、回転ドラム20に付着した異物201、202を掻き取るスクレーパ30とを備えて構成されている。なお、本装置100を構成する各部は、ステンレスなどの金属などよりなり、溶接やネジ止めなどにより互いに組み付けられている。
回収タンク10は、第1タンク槽11と、この第1タンク槽11に隣接して設けられた第2タンク槽12とを備えている。第1タンク槽11と第2タンク槽12との間には、仕切板13が設けられており、これら両タンク槽11、12は、仕切板13により区画され、分離されている。
第1タンク槽11の下部には、切削液流入口11aが設けられており、この切削液流入口11aを介して、工作機械などから排出される使用済み切削液200が、第1タンク槽11に流入するようになっている。
そして、第1タンク槽11に連続して使用済み切削液200を流入させることにより、第1タンク槽11内に溜められている使用済み切削液200の液面が上昇し、第1タンク槽11内の使用済み切削液200は、仕切板13を乗り越えて第2タンク槽12へ流入するようになっている。
ここにおいて、図2に示されるように、第1タンク槽11の底面には、第1タンク槽11内の使用済み切削液200に対して当該底面にて曝気を行う曝気部40が設けられている。ここでは、曝気部40は、第1タンク槽11の底面の全面にて、曝気を行うものである。
本実施形態では、曝気部40は、第1タンク槽11の底面の全体に敷設された多孔質部材41と、第1タンク槽11の下部に設けられた空気導入口42とを備えて構成されている。
ここで、多孔質部材41は、軽石などの多孔質のセラミックや樹脂などからなり、空気導入口42は、この多孔質部材41に接続され、当該多孔質部材41の内部に空気を供給するものである。
この空気導入口42は、たとえば、工場などに設けられている通称工場エアー源や、エアーコンプレッサなどに接続されており、それにより、空気導入口42から多孔質部材41へ空気の供給を行うようにしている。
そして、図2に示されるように、空気が供給された多孔質部材41においては、その孔から泡300が発生するため、第1タンク槽11の底面の全面にて使用済み切削液200に対し曝気を行えるようになっている。
つまり、本実施形態の爆気部40は、第1タンク槽11の底面の全体に敷設された多孔質部材41に空気を供給して多孔質部材41から泡300を発生させることで曝気を行うものとして構成されている。
そして、この爆気部40による泡300の発生により、第1タンク槽11の底面の全体から発生する泡300とともに異物201、202は、使用済み切削液200の液面に浮上するようになっている。
ここで、図2に示されるように、第1タンク槽11において使用済み切削液200の液面上に浮上した泡300は、切削液200の粘性により、すぐには消滅しないため、この泡300には、上記した切粉201および油性物質202といった異物が付着するようになっている。
そして、上述したように、第1タンク槽11に連続して流入する使用済み切削液200は、仕切板13を乗り越えて第2タンク槽12へ流入するようになっているため、使用済み切削液200は、異物201、202が付着した泡300とともに仕切板13を越えて第2タンク槽12へ移動するようになっている。
また、回転ドラム20は、第2タンク槽12にて仕切板13の近傍に設けられた円柱状のものであり、第2タンク槽12に取り付けられた駆動モータ21により、その軸回りに回転するものである。
なお、駆動モータ21は、たとえば、通電により駆動するもので、回転ドラム20の回転速度を加速したり減速させるなど、変化させることで最適回転数となるように制御を行う機能を備えたものである。
そして、回転ドラム20は、仕切板13の近傍に設けられているため、第2タンク槽12では、仕切板13を乗り越えてきた異物201、202付きの泡300が、回転する回転ドラム20の円周面に付着することで、使用済み切削液200から分離されるようになっている。
そして、泡300と分離された使用済み切削液200は、泡300とともに異物201、202が分離されて再生されたものとなり、再生された切削液である再生切削液210として、第2タンク槽12に貯留されるようになっている。
ここで、回転ドラム20は、仕切板13の直後に隣接するとともに、第2タンク槽12において、回転ドラム20の下部が再生切削液210に浸漬され、再生切削液210の液面よりも上部が露出する形で設けられている。
具体的に、回転ドラム20は、駆動モータ21により、仕切板13に隣接している側が上昇面となる構造、すなわち、仕切板13に隣接する側において再生切削液210の液面から持ち上がる方向に回転する構造をなしている。
また、スクレーパ30は、回転ドラム20において回転する円周面に設けられている。具体的に、スクレーパ30は板状のものであり、回転ドラム20が再生切削液210に沈み込む側において再生切削液210の液面よりも上の部位に、スクレーパ30の一端部が接する形で、第2タンク槽12に取り付けられている。
そして、スクレーパ30においては、回転ドラム20に接する一端部側とは反対側の他端部が、当該一端部よりも下方になるよう傾斜を持って配置されている。また、スクレーパ30の他端部には、スクレーパ30により回転ドラム20から掻き取られた異物201、202が集められる集積部50が設けられている。
集積部50は、第2タンク槽12に取り付けられており、スクレーパ30から流れてくる異物201、202を受け取る受け部51と、受け部51から落下してくる異物201、202を回収する回収容器52とを備えたものである。
このような構成により、回転ドラム20に付着した異物201、202は、スクレーパ30により掻き取られ、上記した傾斜配置がなされたスクレーパ30を、その傾斜の下方側へ流れ落ち、集積部50に集められるようになっている。
また、図2に示されるように、第2タンク槽12の内部には、この第2タンク槽12に貯留された再生切削液210を第2タンク槽12から流出させる流出流路12aと、再生切削液210を流出させる切削液流出口12bとを備えている。
そして、第2タンク槽12内の再生切削液210は、この流出流路12aを通って切削液流出口12bから導出される。この切削液流出口12bは、工作機械などの切削液供給路に接続されており、ここから出た再生切削液210が、切削加工に再使用されるようになっている。
ここで、流出流路12aは、第2タンク槽12の底面から再生切削液210の液面方向へ向かって延び再び当該底面へ向かうように折れ曲がった流路形状を有している。この流出流路12aは、たとえば、第2タンク槽12の内部に、当該流路を形成する板材を設けることにより形成される。
このような折れ曲がりの流路形状を持つ流出流路12aにおいては、第2タンク槽12内の再生切削液210の貯留量が増加し、その液面が流出流路12aの頂部に到達しそれを超えた時点で、流出が開始されるようになっている。
かかる切削液再生装置100においては、工作機械などから排出される使用済み切削液200を第1タンク槽11に連続的に流入させた状態で、駆動モータ21により回転ドラム20を回転させるとともに、第1タンク槽11の底面の全面にて曝気部40による曝気を発生させた状態で、切削液の再生動作を開始する。
第1タンク槽11に連続的に流入してくる使用済み切削液200は、まず、第1タンク槽11の底面の全面にて曝気される。
これにより、切粉201や油性物質202を含んだ使用済み切削液200が滞留することが防止される。そのため、第1タンク槽11内にて嫌気性細菌の繁殖を防ぎ、悪臭の発生を防ぐとともに、切削液200の劣化も防ぐことができる。
そして、このとき、第1タンク槽11の底面からの曝気により、第1タンク槽11内にて、使用済み切削液200には大きな攪拌作用、上昇作用が発生する。そして、これらの作用により、使用済み切削液200に混入している異物201、202が、使用済み切削液200の液面に浮上する。
さらに、このとき、曝気部40で発生した泡300も、使用済み切削液200の液面に浮上し、当該切削液200の粘性により多量に存在する。そのため、当該液面に浮上した切粉201や油性物質202は、この泡300に付着し、第1タンク槽11における使用済み切削液200の液面部分においては、泡300によって異物201、202が切削液200から分離された状態となっている。
ここでは、第1タンク槽11の底面の全面にて曝気がなされるため、第1タンク槽11内の使用済み切削液200の全体において、泡300による異物201、202の浮上作用が働く。
そのため、第1タンク槽11内に存在する使用済み切削液200において、異物201、202が再度液中へ沈殿したり混合したりする部分は、実質的になくなり、異物201、202を液面へ浮上させることが、液全体にて効率よく行われる。
そして、使用済み切削液200の連続的な供給により、第1タンク槽11では上記現象が連続的に行われ、異物201、202が付着した泡300は、使用済み切削液200とともに仕切板13を乗り越え、第2タンク槽12に移動する。
この第2タンク槽12に移動した異物201、202付きの泡300は、仕切板13に隣接している回転ドラム20の上昇面に、泡300が消滅する前に到達する。つまり、切削液200は、泡300によって異物201、202が分離された状態を維持しつつ回転ドラム20に到達する。
そのため、異物201、202は泡300とともに沈殿することなく、泡300の粘性で回転ドラム20の円周面に付着してすくい上げられ、第2タンク槽12に移動してきた使用済み切削液200の液面より上昇して分離される。
その後、回転ドラム20に付着した泡300は、回転ドラム20の回転による時間経過とともに消滅し、残された異物201、202がスクレーパ30で掻き取られ、集積部50に集められ回収される。これにより工作機械等から出される使用済み切削液200から切粉201や油性物質202を効果的に分離することができる。
一方、第2タンク槽12において、異物201、202が取り除かれた再生切削液210は、いったん第2タンク槽12に貯留され、上記流出流路12aにより液面付近まで上昇して切削液流出口12bから流出する。流出した再生切削液200は、工作機械等へ循環され再利用される。
再生切削液210を、このような流出流路12aを介して流出させることにより、第2タンク槽12に滞留する再生切削液210のうち液面付近の上澄みの部分のみを、再利用に供することができる。
再生切削液210中に、多少、分離しきれない切粉201が含有されていても、その切粉201は第2タンク槽12の底面に沈殿する。そのため、流出流路12aをこのような折れ曲がり形状にすることで、再生切削液210を第2タンク槽12から流出させて再利用するにあたって、よりいっそう清浄な状態を保つことができる。
以上のように、本実施形態によれば、第1タンク槽11に流入してくる使用済み切削液200に対して、第1タンク槽11の底面全体からの曝気を行うことにより、切削液200中の異物201、202を泡300とともに浮上させ、使用済み切削液200の液面において異物201、202を泡300に付着させ、この泡300ごと第2タンク槽12へ移動させて、仕切板13の近傍に位置する回転ドラム20に付着させ、スクレーパ30で掻き取ることで、異物201、202の分離を行っている。
つまり、本実施形態の切削液再生装置100は、回収タンク10を2つのタンク槽11、12に分離し、第1タンク槽11に、回収した切削液200にて異物201、202を液面上に浮上させ泡300に付着させる機能を持たせ、第2タンク槽12には回転ドラム20に異物201、202を付着させる分離機能を持たせたものである。
そして、本切削液再生装置100は、このような各機能を持つ2つのタンク槽11、12の間において、当該泡300によって異物201、202が分離された状態の切削液200を、第1タンク槽11から泡300ごと第2タンク槽12へ移動させるようにしたものである。
特に、本実施形態では、第1タンク槽11の底面の全面にて曝気して、それにより発生する泡300により異物201、202を浮上させ液面上の泡300に付着させるようにしているから、第1タンク槽11の全体にて、これら異物201、202が、再び液中に沈殿したり切削液に混合したりすることがなくなる。
そして、この異物201、202付きの泡300を、仕切板13近傍に設けた回転ドラム20に対し仕切板13を乗り越えて泡300ごと付着させ、スクレーパ30にて回収するようにしているから、第2タンク槽12においては、異物201、202が切削液中に沈殿したり混合したりすることなく、清浄な切削液210が貯留される。
このように、本実施形態によれば、使用済み切削液200中の油性物質202および切粉201を含む異物を当該切削液の液面まで浮上させて、回転ドラム20に付着させ、使用済み切削液200から適切に分離することができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る切削液再生装置の要部の概略構成を示す一部断面斜視図であり、本装置における異物の分離を行う分離機構、すなわち、回転ドラム20、スクレーパ30、および集積部50に関する部分を示している。本実施形態は、上記第1実施形態に示される切削液再生装置において、スクレーパ30および集積部50を、一部変形したものである。
まず、本実施形態では、図3に示されるように、スクレーパ30、31は、回転ドラム20において回転する円周面と両端面とに接して設けられている。つまり、本実施形態では、上記第1実施形態にも設けられていた円周面側のスクレーパ30に加えて、回転ドラム20の両端面に接するようにサイドスクレーパ31を追加したものである。
上記図1に示されるように、回転ドラム20は、主として回転する円周面にて泡300ごと異物201、202を分離し、付着させるものであるが、その両端面にも異物201、202が付着する。
本実施形態の構成においては、サイドスクレーパ31により、回転ドラム20で分離・付着させた切粉201、油性物質202を、回転ドラム20の円周面だけでなく両サイドの端面からも分離・回収することができるため、切粉201や油性物質202の分離効率をさらに向上させることが可能となる。
また、図3に示されるように、本実施形態においては、集積部50は、集められた異物において切粉201と油性物質202とを分離する分離手段52、53を備えたものである。この分離手段52、53は、切粉201と油性物質202との比重の違いを利用して切粉201と油性物質202とを分離するものである。
具体的には、本実施形態の分離手段52、53は、異物201、202を集める第1の容器53と、この第1の容器53の下方に設けられた第2の容器52とを備えるものである。
つまり、本実施形態の集積部50は、上記図2に示される集積部50において、受け部51と回収容器52との間に、第1の容器53としての油分離容器53を介在させ、回収容器52を第2の容器52として機能させるものである。
ここでは、第1の容器53としての油分離容器53は上下に2個設けられ、2段構成となっている。各々の油分離容器53においては、その底面の一部に開口部53aが設けられており、さらに、その内部には、一端部が開口部53aに接続され他端部側が底面と反対方向へ延びるパイプ部53bが設けられている。
このような集積部50においては、異物201、202を含む切削液が受け部51から1段目の油分離容器53に集められる。すると、この切削液において異物のうち比較的重い切粉201は、油分離容器53の底面に沈殿する。
一方、比較的軽い油性物質202は、油分離容器53内の切削液の液面に浮かび、パイプ部53bの他端部側の開口部からパイプ部53bおよび油分離容器53の開口部53aを介して、2段目の油分離容器53へ集められる。
そして、2段目の油分離容器53においても、上記した1段目の場合と同様の分離作用を発揮する。このようにして、重い切粉201は、油分離容器53に沈殿させ、軽い油性物質202は、油分離容器53の開口部53aから、回収容器52へ落下させることで、切粉201と油性物質202とを分離して回収することができる。その結果として、廃棄の際の分類が容易になる。
なお、油分離容器53は、上記図3に示されるように、2段構成であってもよいし、それ以上、たとえば3段構成であってもよい。もちろん、油分離容器53は1個であってもかまわない。
また、本実施形態では、上記第1実施形態に示される切削液再生装置において、スクレーパ30および集積部50を一部変形したが、本実施形態に示されるスクレーパ30に係る変形例のみを上記第1実施形態に示される切削液再生装置に採用することも可能であるし、本実施形態に示される集積部50に係る変形例のみを、上記第1実施形態に示される切削液再生装置に採用してもよい。
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係る切削液再生装置200の概略断面構成を示す図である。本実施形態は、上記第1実施形態に示される切削液再生装置において、曝気部40および仕切板13を、一部変形したものである。
上記第1実施形態では、曝気部40は、第1タンク槽11の底面の全体に行き渡るように敷設された多孔質部材41を備え、これに空気を供給することで曝気を行うものであったが、本実施形態では、曝気部40は、多孔質部材に代えて、第1タンク槽11の底面の全体に敷設されたパイプ43を備えたものとしている。
図5は、このパイプ43を第1タンク槽11の底面の上方からみた平面図である。図5に示されるように、パイプ43は、U字形、W字形、あるいはその連続形状とすることにより、第1タンク槽11の底面の全面に配されている。
そして、パイプ43は、その一端が空気導入口42に接続されて空気が導入されるようになっており、他端部は閉塞された行き止まりのパイプであるが、その周面、図5では上面には複数個の穴43aが設けられている。
それにより、本実施形態の曝気部40においては、空気導入口42からパイプ43の内部に空気を導入すると、上記の複数個の穴43aから空気が出ることで泡が発生するため、第1タンク槽11の底面の全面での曝気が可能となっている。このようなパイプ43を用いれば、曝気部40の製作が容易になる。
また、図4に示されるように、本実施形態では、回収タンク槽10を第1タンク槽11と第2タンク槽12とに分ける仕切板13の上部を、回転ドラム20の円周曲線に倣った湾曲形状としている。
このように湾曲させた形状の仕切板13とすることで、仕切板13の上部が回転ドラム20により近づく。そのため、異物201、202付きの泡300が、その発生からより短時間で回転ドラム20の円周面に到達し、回転ドラム20の円周面への付着を迅速かつ効果的に行うことができ、その結果として、切粉201、油性物質202の回収効率を高めることができる。
ここで、本実施形態では、上記第1実施形態に示される切削液再生装置において、曝気部40および仕切板13を一部変形したが、本実施形態は、上記第2実施形態に適用することも可能である。
さらに、本実施形態に示される曝気部40に係る変形例のみを上記第1または第2実施形態に示される切削液再生装置に採用することも可能であるし、本実施形態に示される仕切板13に係る変形例のみを、上記第1または第2実施形態に示される切削液再生装置に採用してもよい。
(他の実施形態)
なお、曝気部40は、第1タンク槽11内の使用済み切削液200に対して第1タンク槽11の底面の全面にて曝気を行うことができるものであれば、上記した多孔質部材41やパイプ43を用いたもの以外であってもよい。
また、上記実施形態では、切削液再生装置においては、工作機械などから排出される使用済み切削液200を第1タンク槽11に連続的に流入させた状態で、切削液の再生動作を行ったが、上記した再生装置の作用効果が得られるならば、使用済み切削液200の第1タンク槽11への流入は、断続的であってもよい。
また、上記各実施形態においては、切削液中に界面活性剤などを混合させて、切削加工を行ってもよい。それによれば、上記各実施形態のように泡を利用した異物分離を行うにあたって、切削液の泡立ちがよくなるという利点がある。
また、回転ドラム20において異物201、202付きの泡300が付着する円周面には、微小な凹凸を設け、泡300の付着性を向上させるようにしてもよい。また、切削液としては、水溶性切削液以外にも、油を主成分とした切削油であってもよい。
また、第2タンク槽12は、再生切削液210を貯留できるものであればよく、再生切削液210を第2タンク槽12から流出させる上記流出流路12aを備えていないものであってもよい。たとえば、再生切削液210は、第2タンク槽12からポンプなどによりくみ出して、再利用してもよい。
本発明の第1実施形態に係る切削液再生装置の斜視図である。 図1に示される切削液再生装置の概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る切削液再生装置の要部を示す一部断面斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る切削液再生装置の概略断面図である。 図4中のパイプを第1タンク槽の底面の上方からみた平面図である。
符号の説明
10…回収タンク、11…第1タンク槽、
12…第2タンク槽、12a…流出流路、
13…仕切板、20…回転ドラム、
30…スクレーパ、31…サイドスクレーパ、
40…曝気部、41…曝気部としての多孔質部材、43…曝気部としてのパイプ、
43a…パイプにおける複数個の穴、50…集積部、
52…分離手段の第2の容器としての回収容器、
53…分離手段の第1の容器としての油分離容器、
53a…油分離容器の開口部、53b…パイプ部、
200…使用済み切削液、201…異物としての切粉、
202…異物としての油性物質、210…再生切削液。

Claims (8)

  1. 異物を含む切削液を回収する回収タンク(10)と、
    前記回収タンク(10)に設けられ前記切削水に接触する状態で軸回りに回転する回転ドラム(20)と、
    前記回転ドラム(20)に付着した前記切削液中の前記異物を掻き取るスクレーパ(30、31)とを備え、前記回収された切削液から前記異物を分離することにより前記切削液を再生する切削液再生装置において、
    前記回収タンク(10)は、第1タンク槽(11)と、仕切板(13)を介して前記第1タンク槽(11)と区画された第2タンク槽(12)とを備え、前記第1タンク槽(11)に前記切削液を流入させることにより、前記切削液は前記仕切板(13)を乗り越えて前記第2タンク槽(12)へ流入するようになっているものであり、
    前記第1タンク槽(11)の底面には、前記第1タンク槽(11)内の前記切削液に対して当該底面にて曝気を行う曝気部(40)が設けられており、
    前記回転ドラム(20)は、前記第2タンク槽(12)に設けられており、
    前記第1タンク槽(11)では、その底面にて前記切削液の曝気を行うことにより、当該底面から発生する泡とともに前記異物を前記切削液の液面に浮上させて前記泡に付着させるとともに、前記切削液を、前記異物が付着した前記泡とともに前記仕切板(13)を越えて前記第2タンク槽(12)へ移動させ、
    前記第2タンク槽(12)では、前記異物が付着した前記泡を前記回転する回転ドラム(20)の円周面に付着させることにより、前記切削液から前記異物を分離して前記切削液を再生し、再生された前記切削液を前記第2タンク槽(12)に貯留するようにしたことを特徴とする切削液再生装置。
  2. 前記曝気部(40)は、前記第1タンク槽(11)の底面の全体に敷設された多孔質部材(41)を備え、この多孔質部材(41)に空気を供給して前記多孔質部材(41)から泡を発生させることで曝気を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の切削液再生装置。
  3. 前記曝気部(40)は、前記第1タンク槽(11)の底面の全体に渡って敷設され、周面に複数個の穴(43a)を有するパイプ(43)を備え、このパイプ(43)に空気を供給して前記複数個の穴(43a)を介して泡を発生させることで曝気を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の切削液再生装置。
  4. 前記第2タンク槽(12)は、前記再生された切削液を前記第2タンク槽(12)から流出させる流出流路(12a)を備えており、
    この流出流路(12a)は、前記第2タンク槽(12)の底面から前記第2タンク槽(12)内の切削液の液面方向へ向かって延び再び当該底面へ向かうように折れ曲がった流路形状を有するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の切削液再生装置。
  5. 前記スクレーパ(30、31)は、前記回転ドラム(20)において回転する円周面および両端面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の切削液再生装置。
  6. 前記異物は、切粉および油性物質を含むものであり、
    前記スクレーパ(30、31)により前記回転ドラム(20)から掻き取られた前記異物が集められる集積部(50)が設けられており、
    前記集積部(50)は、前記異物において前記切粉と前記油性物質との比重の違いを利用して前記切粉と前記油性物質とを分離する分離手段(52、53)を備えたものであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の切削液再生装置。
  7. 分離手段は、前記異物を集める第1の容器(53)と、
    この第1の容器(53)の下方に設けられた第2の容器(52)と、
    前記第1の容器(53)の底面に設けられた開口部(53a)と、
    前記第1の容器(53)内に設けられ、一端部が前記開口部(53a)に接続され他端部側が上方へ延びるパイプ部(53b)とを備え、
    前記第1の容器(53)に集められた前記異物のうち前記切粉を、前記第1の容器(53)の底面に沈殿させ、前記油性物質を、前記パイプ部(53b)の他端部側の開口部から前記パイプ部(53b)および前記第1の容器(53)の前記開口部(53a)を介して、前記第2の容器(52)に回収するようにしたものであることを特徴とする請求項6に記載の切削液再生装置。
  8. 前記仕切板(13)の上部は、前記回転ドラム(20)の円周曲線に倣った湾曲形状となっていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の切削液再生装置。
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