JP2007152151A - マイクロコネクタ、それを用いた接続方法、及びマイクロ化学システム - Google Patents

マイクロコネクタ、それを用いた接続方法、及びマイクロ化学システム Download PDF

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Abstract

【課題】流路を有するマイクロ化学チップと流路に液体試料を送液する送液チューブとを容易に接続することができるマイクロコネクタ、それを用いた接続方法、及びマイクロ化学システムを提供する。
【解決手段】マイクロコネクタ10は、マイクロ化学チップ20の流路20aに送液チューブ30を接続するためのコネクタであり、コネクタ部11及びチューブ部12を有する。コネクタ部11は、マイクロ化学チップ20に当接され、コネクタ部11に形成された貫通孔13は、マイクロ化学チップ20の開口部20bに接続される。送液チューブ30は、マイクロ化学チップ20に当接されたコネクタ部11に形成された貫通孔13に挿入され、送液チューブ30及びマイクロ化学チップ20の流路20aが接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロコネクタ、それを用いた接続方法、及びマイクロ化学システムに関し、特に、マイクロ化学チップと送液チューブとを接続するマイクロコネクタ、それを用いた接続方法、及びマイクロ化学システムに関する。
従来から、化学反応の高速性や微少量での反応、オンサイト分析等の観点から、化学反応を微小空間で行うための集積化技術が注目されており、小さなガラス基板等に形成した微細な流路の中で液中試料の混合、反応、分離、抽出、検出等を行うことを目的としたマイクロ化学チップの開発が進められている。
このようなマイクロ化学チップにおいて扱う液体試料の容量は非常に少ないので、マイクロ化学チップ用のマイクロコネクタは小容量の液体試料を扱う必要がある。
このようなマイクロ化学システム用のマイクロコネクタとして、図6に示すように、マイクロ化学チップ81と、このマイクロ化学チップ81に設けられた流路81aに液体試料を送液するための送液チューブ82とを接続するマイクロコネクタ80が実用化されている。送液チューブ82は接着剤によりマイクロコネクタ80に固定されている。
マイクロコネクタ80は、外周に溝が切られており、コネクタ押さえ治具83にねじ込むことにより固定される。マイクロコネクタ80は、液体試料が流路81aに送液されるべくマイクロ化学チップ81上に開けられた孔81bが送液チューブ82の中空部82aと一致するように、Oリング84を介して押し付けられる。その結果、マイクロコネクタ80は、マイクロ化学チップ81上に固定され、液体試料が送液チューブ82から流路81aに送液される。
また、Oリングを使用しないマイクロコネクタとして、複数の個別に作成した流体部品を接続して流体回路を形成するマイクロコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−7542号公報
しかしながら、上記図6のOリングを使用したマイクロコネクタには、以下の課題がある。
マイクロコネクタ80をマイクロ化学チップ81上に固定するためには、マイクロコネクタ80をマイクロ化学チップ81に押し付けるためのコネクタ押さえ治具83が必要と
なる。
このコネクタ押さえ治具83が大きな設置場所を要するので、マイクロ化学チップ81に設けられた流路81aへ液体試料を出し入れするための孔81bがマイクロ化学チップ81の端部付近であると、マイクロコネクタ80を設置することができない。その結果、マイクロ化学チップ81上にマイクロコネクタ80を設置できる場所が制限され、ひいては、マイクロ化学チップ81の流路81aの設計が制限される。例えば、温度調節のためのペルチェ素子をマイクロ化学チップ81上に設置する場合や、液体試料を検出するためにマイクロ化学チップ81上に空間をあけておく必要がある場合にも、マイクロコネクタ80及びコネクタ押さえ治具83の大きさによって設計が制限される。
さらに、マイクロコネクタ80をコネクタ押さえ治具83にねじ込んで固定するので、マイクロコネクタ80の接続時や取り外し時に、送液チューブ82がねじれる。マイクロ化学チップ81は、狭い空間で使用される場合が多い。また、デッドボリュームを小さくするために送液チューブ82は、通常、短く設計されている。従って、マイクロコネクタ80をコネクタ押さえ治具83にねじ込んで固定する作業は困難である。
さらに、液体試料がマイクロ化学チップ81の流路81a内に送液される前にOリング84間の間隙部分84aで滞留するので、Oリング84間の間隙部分84aがデッドスペースとなる。
さらに、マイクロコネクタ80をマイクロ化学チップ81から取り外すときに、流路81a内の液体試料が引っ張られ、逆流する。また、マイクロコネクタ80をマイクロ化学チップ81に取り付けるときに、Oリング84間の間隙部分84aの空気が流路81a内へ混入して泡が発生する。
また、上記特許文献1に記載されたOリングを使用しないマイクロコネクタは、マイクロ化学チップの基板に固定して使用するので、マイクロ化学チップの設計が制限されてしまう。
本発明の目的は、流路を有するマイクロ化学チップと流路に液体試料を送液する送液チューブとを容易に接続することができるマイクロコネクタ、それを用いた接続方法、及びマイクロ化学システムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1記載のマイクロコネクタは、流路を有するマイクロ化学チップと前記流路に液体試料を送液する送液チューブとを接続するマイクロコネクタにおいて、前記流路に接続された孔が形成されたチューブ挿入部を備え、前記送液チューブは前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入されることを特徴とする。
請求項2記載のマイクロコネクタは、請求項1記載のマイクロコネクタにおいて、前記マイクロ化学チップは前記流路に接続された開口部を有し、前記送液チューブは前記チューブ挿入部に形成された孔を介して前記開口部に挿入されることを特徴とする。
請求項3記載のマイクロコネクタは、請求項1又は2記載のマイクロコネクタにおいて、前記チューブ挿入部は、前記マイクロ化学チップに当接されたことを特徴とする。
請求項4記載のマイクロコネクタは、請求項1又は2記載のマイクロコネクタにおいて、前記チューブ挿入部は、前記マイクロ化学チップに一体形成されたことを特徴とする。
請求項5記載のマイクロコネクタは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のマイクロコネクタにおいて、前記送液チューブは、前記チューブ挿入部に摩擦力で保持されることを特徴とする。
請求項6記載のマイクロコネクタは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマイクロコネクタにおいて、前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より大きいことを特徴とする。
請求項7記載のマイクロコネクタは、請求項6記載のマイクロコネクタにおいて、前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より前記チューブ挿入部の内径の3%以上大きいことを特徴とする。
請求項8記載のマイクロコネクタは、請求項7記載のマイクロコネクタにおいて、前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より前記チューブ挿入部の内径の3〜20%大きいことを特徴とする。
請求項9記載のマイクロコネクタは、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマイクロコネクタにおいて、前記送液チューブの前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、長さが前記送液チューブの外径の5倍以上であることを特徴とする。
請求項10記載のマイクロコネクタは、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマイクロコネクタにおいて、前記送液チューブの前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入されない部分と一体であることを特徴とする。
請求項11記載のマイクロコネクタは、請求項1乃至10のいずれか1項に記載のマイクロコネクタにおいて、前記送液チューブに外装されると共に前記チューブ挿入部に接続される保持部を有することを特徴とする。
請求項12記載のマイクロコネクタは、請求項1乃至11のいずれか1項に記載のマイクロコネクタにおいて、前記チューブ挿入部の上部に凹部を有することを特徴とする。
請求項13記載のマイクロコネクタは、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のマイクロコネクタにおいて、前記送液チューブを挿入する孔が形成された他のチューブ挿入部を備え、前記他のチューブ挿入部に形成された孔に他の送液チューブが挿入されることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、請求項14記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、流路を有するマイクロ化学チップと前記流路に液体試料を送液する送液チューブとを接続するマイクロコネクタを用いた接続方法であって、前記流路に接続する孔が形成されたチューブ挿入部を配置する配置ステップと、前記送液チューブを前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入する挿入ステップとを有することを特徴とする。
請求項15記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記マイクロ化学チップは前記流路に接続された開口部を有し、前記挿入ステップにおいて、前記送液チューブを前記チューブ挿入部に形成された孔を介して前記開口部に挿入することを特徴とする。
請求項16記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14又は15記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記チューブ挿入部を前記マイクロ化学チップに当接することを特徴とする。
請求項17記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14又は15記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記チューブ挿入部を前記マイクロ化学チップと一体形成することを特徴とする。
請求項18記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14乃至17のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記送液チューブは、前記チューブ挿入部を摩擦力で保持することを特徴とする。
請求項19記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14乃至18のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より大きいことを特徴とする。
請求項20記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項19記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より前記チューブ挿入部の内径の3%以上大きいことを特徴とする。
請求項21記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項20記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より前記チューブ挿入部の内径の3〜20%大きいことを特徴とする。
請求項22記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14乃至21のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記送液チューブが前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、長さが前記送液チューブの外径の5倍以上であることを特徴とする。
請求項23記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14乃至22のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記送液チューブが前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入されない部分と一体であることを特徴とする。
請求項24記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14乃至23のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記マイクロコネクタは、前記送液チューブに外装されると共に前記チューブ挿入部に接続される保持部を有することを特徴とする。
請求項25記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14乃至24のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記マイクロコネクタは、前記チューブ挿入部の上部に凹部を有することを特徴とする。
請求項26記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項25記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記凹部に前記液体試料を溜めるステップを備え、前記挿入ステップにおいて、前記液体試料が溜まった凹部を介して前記チューブ挿入部に形成された孔に前記送液チューブを挿入することを特徴とする。
請求項27記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14乃至26のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記送液チューブから前記流路に前記液体試料を送液する送液ステップと、前記送液ステップにおいて、前記送液チューブを前記チューブ挿入部に形成された孔から取り外すことを特徴とする。
請求項28記載のマイクロコネクタを用いた接続方法は、請求項14乃至27のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法において、前記送液チューブを挿入する孔が形成された他のチューブ挿入部を配置する他の配置ステップと、前記配置された他のチューブ挿入部に形成された孔に他の送液チューブを挿入する他の挿入ステップを備えることを特徴とする。
請求項29記載のマイクロ化学システムは、流路を有するマイクロ化学チップと前記マイクロ化学チップに接続されると共に前記流路に液体試料を送液する送液チューブとを備えるマイクロ化学システムにおいて、前記流路に接続された孔が形成されたチューブ挿入部を備え、前記送液チューブは前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入されることを特徴とする。
請求項1記載のマイクロコネクタ、請求項14記載のマイクロコネクタを用いた接続方法、及び請求項29記載のマイクロ化学システムによれば、送液チューブは流路に接続されたチューブ挿入部に形成された孔に挿入されるので、流路を有するマイクロ化学チップと流路に液体試料を送液する送液チューブとを容易に接続することができる。
請求項2記載のマイクロコネクタ及び請求項15記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブはチューブ挿入部に形成された孔を介して開口部に挿入されるので、デッドボリュームを小さくすることができると共に、送液時の液圧に耐えることができる。
請求項3記載のマイクロコネクタ及び請求項16記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、チューブ挿入部はマイクロ化学チップに当接されるので、デッドスペースを小さくすることができると共に小型化を実現することができる。
請求項4記載のマイクロコネクタ及び請求項17記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、チューブ挿入部はマイクロ化学チップに一体形成されるので、デッドスペースを小さくすることができると共に小型化を実現することができる。
請求項5記載のマイクロコネクタ及び請求項18記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブはチューブ挿入部に摩擦力で保持されるので、コネクタを保持するための治具が不要である。
請求項6記載のマイクロコネクタ及び請求項19記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブの外径はチューブ挿入部の内径より大きいので、送液チューブ及びチューブ挿入部の摩擦量を大きくすることができ、もって送液チューブをチューブ挿入部に確実に固定することができる。
請求項7記載のマイクロコネクタ及び請求項20記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブの外径はチューブ挿入部の内径よりチューブ挿入部の内径の3%以上大きいので、送液チューブ及びチューブ挿入部の摩擦量を大きくすることができ、もって送液チューブをチューブ挿入部に確実に固定することができる。
請求項8記載のマイクロコネクタ及び請求項21記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブの外径はチューブ挿入部の内径よりチューブ挿入部の内径の3〜20%大きいので、送液チューブをチューブ挿入部に確実に固定すると共に、送液チューブをチューブ挿入部に挿入し易くすることができる。
請求項9記載のマイクロコネクタ及び請求項22記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブのチューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、長さが送液チューブの外径の5倍以上であるので、送液チューブ及びチューブ挿入部の摩擦量を大きくすることができ、もって送液時の液圧に耐えることができる。
請求項10記載のマイクロコネクタ及び請求項23記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブのチューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、チューブ挿入部に形成された孔に挿入されない部分と一体であるので、簡単な構成をとることができる。
請求項11記載のマイクロコネクタ及び請求項24記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、保持部は、送液チューブに外装されると共にチューブ挿入部に接続されるので、保持部を持ち手部分として利用することにより、作業し易くすることができる。
請求項12記載のマイクロコネクタ及び請求項25記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、マイクロコネクタはチューブ挿入部の上部に凹部を有するので、送液チューブをチューブ挿入部に挿入しやすい。
請求項13記載のマイクロコネクタ及び請求項28記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブを挿入する孔が形成された他のチューブ挿入部を配置し、該配置された他のチューブ挿入部に形成された孔に他の送液チューブが挿入されるので、送液チューブを他の送液チューブに容易に接続することができる。
請求項26記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、マイクロコネクタの凹部に液体試料を溜め、液体試料が溜まった凹部を介してチューブ挿入部に形成された孔に送液チューブを挿入するので、マイクロ化学チップへの接続時において、流路に泡(空気)が混入するのを防止することができる。
請求項27記載のマイクロコネクタを用いた接続方法によれば、送液チューブから流路に液体試料を送液し、液体試料の送液しながら送液チューブをチューブ挿入部に形成された孔から取り外すので、送液チューブの取り外し時において、液体試料が逆流するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマイクロコネクタの構成を概略的に示す断面図である。
図1において、第1の実施の形態に係るマイクロコネクタ10は、マイクロ化学チップ20の流路20aに送液チューブ30を接続するためのコネクタであり、コネクタ部11(チューブ挿入部)及びチューブ保持部12を有する。
コネクタ部11は、径が460〜470μmの貫通孔13を有する筒状であり、材質がテフロン(登録商標)である。なお、コネクタ部11の材質は、テフロン(登録商標)以外の樹脂であってもよく、金属又はセラミックスであってもよい。また、コネクタ部11は、上部(先端部)に凹部14を有する。
チューブ保持部12は、筒状であり、送液チューブ30を外嵌することにより保持する。これにより、細い送液チューブ30を差し込むときに、チューブ保持部12を持ち手部分として利用して、作業をし易くすることができる。また、チューブ保持部12は、下部の形状がコネクタ部11の凹部14に嵌合するように凸形状に形成されている。なお、チューブ保持部12下部の形状は、凸形状に限られるものではなく、コネクタ部11の凹部14に必ずしも嵌合しなくてもよい。
マイクロ化学チップ20の流路20aは、深さが40〜100μm、幅が50〜300μm程度、好ましくは100〜200μmである。流路20aは、マイクロ化学チップ20の開口部20bに接続されている。
送液チューブ30は、内径が1mm以下、好ましくは100〜300μmであり、材質がPEEK( Polyetheretherketone )である。送液チューブ30の外径は、好ましくは500〜1000μmであり、これはコネクタ部11のコネクタ部11の内径よりコネクタ部11の内径の3%以上大きく設定されている。これにより、送液チューブ30の外周面及びコネクタ部11の内周面の摩擦量を大きくし、送液チューブ30を確実に固定することができる。ただし、送液チューブ30の外径を大きくしすぎるとコネクタ部11に形成された貫通孔13に送液チューブ30を挿入することができなくなるので、送液チューブ30の外径はコネクタ部11の内径よりコネクタ部11の内径の3〜20%大きいことが好ましい。送液チューブ30の材質は、テフロン(登録商標)等の樹脂が好ましいが、SUS等の金属、又は樹脂と金属の複合体であってもよい。なお、コネクタ部11及び送液チューブ30の少なくとも一方の材質は、樹脂で有ることが好ましい。
図2は、図1におけるコネクタ部11に送液チューブ30を挿入した状態を示す断面図であり、図2(a)は、送液チューブ30をマイクロ化学チップ20の開口部20bに挿入した状態を示し、図2(b)は、送液チューブ30をマイクロ化学チップ20の開口部20bの周囲に当接した状態を示す。
図2(a)において、コネクタ部11は、マイクロ化学チップ20に当接され、コネクタ部11に形成された貫通孔13は、マイクロ化学チップ20の開口部20bに接続される。コネクタ部11は、マイクロ化学チップ20に当接すべく脱着可能に設置されてもよく、射出成形などによりマイクロ化学チップ20に一体形成されてもよい。
送液チューブ30は、マイクロ化学チップ20に当接されたコネクタ部11に形成された貫通孔13に挿入される。これにより、送液チューブ30及びマイクロ化学チップ20の流路20aが接続される。送液チューブ30は、図2(a)に示すようにマイクロ化学チップ20の開口部20bに挿入されてもよく、図2(b)に示すようにマイクロ化学チップ20の開口部20bの周囲に当接されてもよい。また、マイクロ化学チップ20を含むマイクロ化学システムがデッドボリュームにより影響を受けないものである場合は、送液チューブ30はマイクロ化学チップ20の開口部20bの周囲に必ずしも当接されなくてもよい。
送液チューブ30のコネクタ部11に挿入される部分は、長さが送液チューブ30の外径の5倍以上である。送液チューブ30及びコネクタ部11は、送液チューブ30の外周面及びコネクタ部11の内周面の摩擦で固定される。なお、例えば送液チューブ30を上から押さえつけることにより、送液チューブ30及びコネクタ部11の固定を補強してもよい。
送液チューブ30は、コネクタ部11に挿入される部分とコネクタ部11に挿入されない部分とが一体であるが、これに限定されるものではなく、コネクタ部11に挿入される部分とコネクタ部11に挿入されない部分とで材質が異なっていてもよい。例えば、コネクタ部11に挿入されない送液部分(長い部分)には軟らかいテフロン(登録商標)チューブを用い、コネクタ部11に挿入される部分(短い部分)にはより硬い金属やPEEKのチューブを使用してもよい。
マイクロ化学チップ20の流路20aは通常50〜300μm程度と非常に細い。そのため、マイクロ化学チップ20に接続される送液チューブ30にも非常に細いものが使用される。この場合、液体試料が流れる送液チューブ30の内径が小さく、断面積が小さいために、液体試料が流れる際の送液チューブ30にかかる力は液圧(単位面積あたりの力)に対してそれほど大きくない。図1及び図2における送液チューブ30の内径は1mm以下と小さく、断面積も小さいので、コネクタ押さえ治具がなくても、送液チューブ30を固定することができる。
コネクタ部11の耐圧力はコネクタ部11及び送液チューブ30の摩擦力により生じるので、送液チューブ30のコネクタ部11への挿入量は非常に重要となる。送液チューブ30のコネクタ部11に挿入される部分は、長さが送液チューブ30の外径の5倍以上であるので、送液時に約3気圧程度の液圧まで耐えることができる。
コネクタ部11に挿入する送液チューブ30が金属ではなく樹脂(PEEK)から成るので、液体試料が流れると送液チューブ30が膨らみ、送液チューブ30の外周面及びコネクタ部11の内周面の摩擦量はより大きくなる。
図3は、図1におけるコネクタ部11に送液チューブ30を挿入する方法を説明する断面図である。
図3において、コネクタ部11に送液チューブ30を挿入するときは、コネクタ部11の凹部14まで液体試料を満たしておき、先端まで液体試料を満たした送液チューブ30を差し込む。これにより、送液チューブ30の接続時に流路20a、開口部20b、またはコネクタ部11に形成された貫通孔13から空気を除去し、送液チューブ30の先端が液体試料自体に接触する。その結果、送液チューブ30をコネクタ部11に差し込んだときに液体試料が凹部14からあふれるものの、マイクロコネクタ10の接続時にマイクロ化学チップ20内の流路20aに泡(空気)が入り込むのを防止することができる。
コネクタ部11から送液チューブ30を取り外すときは、液体試料を流しながら外す。これにより、送液チューブ30が動いたスペースに液体試料を補充して引っ張られないようにすることにより、送液チューブ30を取り外すときに送液チューブ30に引っ張られて液体試料が流路20a内を動くのを防止する。その結果、送液チューブ30の取り外し時にマイクロ化学チップ20内の流路の溶液の逆流を防止することができる。なお、液体試料を流す時間当たりの量は、送液チューブ30を取り外すときに貫通孔13内に現れる空間の時間当たりの増加量と一致することが好ましい。
本実施の形態によれば、送液チューブ30はマイクロ化学チップ20の流路20aに接続された貫通孔13に挿入されるので、流路20aを有するマイクロ化学チップ20と流路20aに液体試料を送液する送液チューブ30とを容易に接続することができる。
また、コネクタ部11は、マイクロ化学チップ20に当接又は一体形成されるので、デッドスペースを小さくすることができると共に小型化を実現することができる。
また、本実施の形態によれば、送液チューブ30をねじ入れる必要がないので、マイクロコネクタ10の接続時や取り外し時に送液チューブ30がねじれることがない。
さらに、本実施の形態によれば、マイクロ化学チップ20及びマイクロコネクタ10の接続部にOリングを使用せずに、送液チューブ30がマイクロ化学チップ20の開口部20bまで挿入されるので、デッドボリュームを小さくすることができると共に、送液時の液圧に耐えることができる。
本実施の形態では、コネクタ部11が筒状であるが、これに限定されるものではなく、他の形状であってもよい。
図4は、図1における送液チューブ30を他の送液チューブに接続する方法を説明する断面図である。
図4において、コネクタ部11´及び送液チューブ30´は、夫々コネクタ部11及び送液チューブ30と同様の構成を有する。
送液チューブ30は、コネクタ部11´に形成された貫通孔13´にコネクタ部11´の一方から挿入されており、この状態で他の送液チューブ30´が送液チューブ30が挿入されたコネクタ部11´に形成された貫通孔13´にコネクタ部11´の他方から挿入される。これにより、送液チューブ30と他の送液チューブ30´とを容易に接続することができる。
なお、送液チューブ30,30´のコネクタ部11´に挿入される部分は、長さが夫々送液チューブ30,30´の外径の5倍以上であることが好ましい。
本実施の形態では、送液チューブ30に送液チューブ30´が接続されているだけだが、これに限定されるものではなく、送液チューブ30に接続された送液チューブ30´にコネクタ部11´を介してさらに送液チューブが接続されていてもよく、送液チューブが何回接続されていてもよい。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るマイクロコネクタの構成を概略的に示す断面図であり、(a)は正面からの断面図であり、(b)は側面からの断面図である。
図5(a)において、第2の実施の形態に係るマイクロコネクタ40は、チューブ保持部41とチップ上部50a(チューブ挿入部)とから成り、マイクロ化学チップ50の流路52に送液チューブ60を接続する。チューブ保持部41は、筒状であり、送液チューブ60を外嵌することにより保持する。
マイクロ化学チップ50の流路52は、開口部51に接続されている。送液チューブ60の外径は、開口部51の直径より開口部51の直径の3%以上大きく設定されている。
図5(b)において、送液チューブ60は、チップ上部50aにおける開口部51に挿入され、チップ上部50aはチップ下部50bに当接される。これにより、送液チューブ60及びマイクロ化学チップ50の流路52が接続される。このように、チップ上部50aが、図1におけるコネクタ部11(チューブ挿入部)としての役割を果たしてもよい。また、開口部51に挿入された送液チューブ60は、チップ下部50bに達しているので、デッドボリュームを小さくすると共に、送液時の液圧に耐えることができる。
本実施の形態によれば、送液チューブ60がチップ上部50aにおける開口部51に挿入されることにより送液チューブ60及びマイクロ化学チップ50の流路52が接続されるので、より簡単且つ小型な構成で液漏れを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るマイクロコネクタの構成を概略的に示す断面図である。 図1におけるコネクタ部11に送液チューブ30を挿入した状態を示す断面図。であり、図2(a)は、送液チューブ30をマイクロ化学チップ20の開口部20bに挿入した状態を示し、図2(b)は、送液チューブ30をマイクロ化学チップ20の開口部20bの周囲に当接した状態を示す。 図1におけるコネクタ部11に送液チューブ30を挿入する方法を説明する断面図である。 図1における送液チューブ30を他の送液チューブに接続する方法を説明する断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るマイクロコネクタの構成を概略的に示す断面図であり、(a)は正面からの断面図であり、(b)は側面からの断面図である。 従来のマイクロコネクタの構成を概略的に示す断面図である。
符号の説明
10 マイクロコネクタ
11 コネクタ部
12 チューブ保持部
13 貫通孔
14 凹部
20 マイクロ化学チップ
20a 流路
20b 開口部
30 送液チューブ

Claims (29)

  1. 流路を有するマイクロ化学チップと前記流路に液体試料を送液する送液チューブとを接続するマイクロコネクタにおいて、前記流路に接続された孔が形成されたチューブ挿入部を備え、前記送液チューブは前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入されることを特徴とするマイクロコネクタ。
  2. 前記マイクロ化学チップは前記流路に接続された開口部を有し、前記送液チューブは前記チューブ挿入部に形成された孔を介して前記開口部に挿入されることを特徴とする請求項1記載のマイクロコネクタ。
  3. 前記チューブ挿入部は、前記マイクロ化学チップに当接されたことを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロコネクタ。
  4. 前記チューブ挿入部は、前記マイクロ化学チップに一体形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロコネクタ。
  5. 前記送液チューブは、前記チューブ挿入部に摩擦力で保持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のマイクロコネクタ。
  6. 前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より大きいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマイクロコネクタ。
  7. 前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より前記チューブ挿入部の内径の3%以上大きいことを特徴とする請求項6記載のマイクロコネクタ。
  8. 前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より前記チューブ挿入部の内径の3〜20%大きいことを特徴とする請求項7記載のマイクロコネクタ。
  9. 前記送液チューブの前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、長さが前記送液チューブの外径の5倍以上であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマイクロコネクタ。
  10. 前記送液チューブの前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入されない部分と一体であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマイクロコネクタ。
  11. 前記送液チューブに外装されると共に前記チューブ挿入部に接続される保持部を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のマイクロコネクタ。
  12. 前記チューブ挿入部の上部に凹部を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のマイクロコネクタ。
  13. 前記送液チューブを挿入する孔が形成された他のチューブ挿入部を備え、前記他のチューブ挿入部に形成された孔に他の送液チューブが挿入されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のマイクロコネクタ。
  14. 流路を有するマイクロ化学チップと前記流路に液体試料を送液する送液チューブとを接続するマイクロコネクタを用いた接続方法であって、
    前記流路に接続する孔が形成されたチューブ挿入部を配置する配置ステップと、
    前記送液チューブを前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入する挿入ステップとを有することを特徴とするマイクロコネクタを用いた接続方法。
  15. 前記マイクロ化学チップは前記流路に接続された開口部を有し、前記挿入ステップにおいて、前記送液チューブを前記チューブ挿入部に形成された孔を介して前記開口部に挿入することを特徴とする請求項14記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  16. 前記チューブ挿入部を前記マイクロ化学チップに当接することを特徴とする請求項14又は15記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  17. 前記チューブ挿入部を前記マイクロ化学チップと一体形成することを特徴とする請求項14又は15記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  18. 前記送液チューブは、前記チューブ挿入部を摩擦力で保持することを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  19. 前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より大きいことを特徴とする請求項14乃至18のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  20. 前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より前記チューブ挿入部の内径の3%以上大きいことを特徴とする請求項19記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  21. 前記送液チューブの外径は、前記チューブ挿入部の内径より前記チューブ挿入部の内径の3〜20%大きいことを特徴とする請求項20記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  22. 前記送液チューブが前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、長さが前記送液チューブの外径の5倍以上であることを特徴とする請求項14乃至21のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  23. 前記送液チューブが前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入される部分は、前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入されない部分と一体であることを特徴とする請求項14乃至22のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  24. 前記マイクロコネクタは、前記送液チューブに外装されると共に前記チューブ挿入部に接続される保持部を有することを特徴とする請求項14乃至23のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  25. 前記マイクロコネクタは、前記チューブ挿入部の上部に凹部を有することを特徴とする請求項14乃至24のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  26. 前記凹部に前記液体試料を溜めるステップを備え、
    前記挿入ステップにおいて、前記液体試料が溜まった凹部を介して前記チューブ挿入部に形成された孔に前記送液チューブを挿入することを特徴とする請求項25記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  27. 前記送液チューブから前記流路に前記液体試料を送液する送液ステップと、
    前記送液ステップにおいて、前記送液チューブを前記チューブ挿入部に形成された孔から取り外すことを特徴とする請求項14乃至26のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  28. 前記送液チューブを挿入する孔が形成された他のチューブ挿入部を配置する他の配置ステップと、前記配置された他のチューブ挿入部に形成された孔に他の送液チューブを挿入する他の挿入ステップを備えることを特徴とする請求項14乃至27のいずれか1項に記載のマイクロコネクタを用いた接続方法。
  29. 流路を有するマイクロ化学チップと前記マイクロ化学チップに接続されると共に前記流路に液体試料を送液する送液チューブとを備えるマイクロ化学システムにおいて、前記流路に接続された孔が形成されたチューブ挿入部を備え、前記送液チューブは前記チューブ挿入部に形成された孔に挿入されることを特徴とするマイクロ化学システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011070633A1 (ja) * 2009-12-11 2011-06-16 株式会社伊藤製作所 マイクロ流路接続コネクタとコネクタ付き基板ホルダー
JP2014028343A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 National Institute Of Advanced Industrial & Technology マイクロ反応器における外部配管の接合方法並びに該方法により接合された接合構造を有するマイクロ反応器、そのバンドル並びにモジュール構造

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