JP2007152070A - 肩ベルト - Google Patents

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Takehisa Nishiyama
武久 西山
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Abstract

【課題】肩掛け運搬具のベルト、叉はバンドの肩に掛かる荷重負担を緩和して肩への負担を軽減する肩ベルトに関する形状を問題にした。
【解決手段】運搬具のベルトを肩パット部とベルト部に分割して肩パット部及びベルト部のクッション材に空気を充填し、肩パット部は人体の肩の傾斜に沿った形状とし、ベルト部は人体の側面に沿って湾曲させ、且つ底面部についてはラバープリントを施してベルトの肩部位置ずれを防止して肩に掛かる荷重負担を軽減させた。
【選択図】図1

Description

本発明は運搬具のベルト、叉はバンドによって肩に掛かる重さを緩和して肩への負担を軽減する肩ベルトに関する。
従来の肩に掛かる重さを緩和して肩に負担を軽減することを目的とした肩ベルトには空気と弾力材を施したものがある(例えば特許文献1参照)。
しかし、この肩ベルトの空気充填部はサーマルポリウレタン樹脂をシールし、多数凸部を有したパネル形状でマトリックス状となっているが、人体の肩部形状は首部から腕の付け根の肩先に向かって下り傾斜となっており、肩の一方に肩掛けベルトを掛けた際に運搬具は肩より外側斜め脇腹方向にあり、運搬具の重さで肩の傾斜に沿って首部から肩先に向かって滑りやすく、位置ずれ作用を起こしやすい形状になっており、したがって肩への荷重負担の軽減効果が解決されないことになる。
特表2003−534029号公報。
そこで、肩ベルトが滑り、位置ずれを起こすことで、肩掛け運搬具の荷重を緩和しして、肩に負担を軽減する作用が解決されないこととなり、肩ベルトの滑りやすく位置ずれ作用を起こす問題の解決が求められていた。
肩掛け運搬具の肩ベルトにおいて、該肩ベルトは肩上面に掛かる肩パット部と、胸から脇にかかるベルト部Aと、背中から脇にかけて掛かるベルト部Bとの3部材からなり、該3部材が、空気を充填した室を有するクッション材で形成されていることを特徴とする肩ベルト。
上記課題を解決するために肩上面に掛かる肩パット部図1の1、胸から脇にかけて掛かるベルト部A図1の2,背中から脇にかけて掛かるベルト部B図1の3との3部材からなり、該3部材に空気を充填した室をクッション材図2の9、図6の9とし、室における空気充填率を10%から95%好ましくは65%として伸縮柔軟にする。
気密性の膜に包括された1室または複数室の空気を充填した室からなるクッション室と、該クッション室を包括する伸縮性を有する高内部摩擦の弾性材料からなる袋状包部材とからなることを特徴とするエアークッション材。
クッション材の空気は図2の9、図6の9の如く気密性の膜で包括されて保守され、該クッション室を包括する伸縮性を有する高内部摩擦の弾性材料図2の8、図6の11からなる袋状包部材で図4、図8の如く袋状に包括されたエアークッション材を形成し、室は1室が望ましいが肩パット部図1の1、及びベルト部A図1の2,ベルト部B図1の3の大きさの形状によっては複数の室に形成しても良い。
請求項2のエアークッション材を使用したことを特徴とする請求項1記載の肩ベルト。
エアークッション材図4、図8、における空気室図4の9、及び図8の9の空気充填率を10%から95%好ましくは65%として伸縮柔軟にした、3部材から構成された肩ベルト。
請求項2記載のエアークッション材を、湾曲性を有する弾性材料からなる表面材に接着もしくは縫合などの一体化手段により一体化した肩パット部を有することを特徴とする請求項1および請求項3記載の肩ベルト。
肩ベルトにおける肩パット部図1の1に湾曲性を有する弾力材料からなる表面材図2の7、図3に伸縮性を有するエアークッション材図4を図5の如く接着、縫合により一体化する。
平面形状が略半楕円形状をなし、請求項2記載の袋状包部材の底面部を首側部は薄く、腕の付け根側に向かって厚くなる形状に形成した請求項2のエアークッション材を肩パット部として用いたことを特徴とする請求項1、請求項3および請求4記載の肩ベルト。
一体化された肩パット部図1の1の平面形状は略半楕円形図3を有し、伸縮性を有する弾力材料からなる袋状包部材図2の8、の底面部は図4の如く、首部側を1mmから10mm好ましくは5mmと薄く、腕の付け根側に向かって10mmから50mm好ましくは30mmと厚くする。
請求項5記載の肩パッドの特定形状に沿うように、片側上部は略三日月形をなして広く、胸部および背中側の下部はそれぞれ片側上部よりも狭くY型とし、胸部及び脇腹側へ所定の角度で湾曲した形状にし、且つ人体に接する該クッション材の包部材の袋状底面部は体の胸部及び背中側を薄く、体の脇腹側に向かって厚くなるように形成した請求項2記載のエアークッション材を、湾曲性を有する弾性材料からなる所要の長さの表面材に接着もしくは縫合などの一体化手段によって一体化したベルト部を有することを特徴とする請求項1、請求項3および請求項4記載の肩ベルト。
肩ベルトにおけるベルト部は湾曲性を有する弾力材料からなる所要の長さを有する表面材図7、伸縮性を有する弾力材料からなる包部材図6の11、空気を充填したクッション材図6の9、の各部材で構成され、且つ図9如く接着、接着もしくは縫合などの一体化手段によって一体化され、形状は肩パット部の特定形状に沿うように肩側上部は略三日月形図7のaを有して広く、胸部及び背中側の下部は肩側上部より狭くY型とし、胸部及び背中側から脇腹側へ所定の角度で湾曲された形状図7のbとし、人体に接する包部材の袋状底面部図6の11は図8の如く体の胸部及び、背中側を1mmから10mm好ましくは5mmと薄く、体の脇腹側に向かって10mmから50mm好ましくは30mmと厚くする。
請求項2記載のエアークッション材を、湾曲性を有する弾性材料からなる表面材に接着もしくは縫合などの一体化手段により一体化した肩パット部及びベルト部の1つ以上に脱着可能な連結具を装填して、肩パット部及びベルト部を脱着可能とし、肩パット部及びベルト部の単独使用も可能にしたことを特徴とする肩掛け運搬具の肩パッド部、ベルト部及び肩ベルト。
肩ベルトにおけるエアークッション材図4、及び図8は湾曲性を有する弾力材料からなる表面材図5、及び図9の如く接着、縫合により一体化した肩パット部図1の1、ベルト部A図1の2,ベルト部B図1の3の3部材の1つ以上に、脱着可能な連結具図1の4を装填して、脱着を自在とし、単独使用を可能にする。
肩パット部の表面材に貼り付け接着剤を有する生地の面ファスナーを接着し、運搬具用の肩ベルトを包括保持できるようにしたことを特徴とする請求項1,請求項3、請求項4,請求項5,請求項6記載の肩ベルト。
肩パット部の表面材図3に貼り付け接着材を有する生地で面ファスナー図11の12を接着し、図12の使用例の如く、厚みがある運搬具用ベルト、又は幅の広いベルトも包括保持して、所定の位置に確保維持をする。
請求項2のエアークッション材を、衣服の左右肩部内側に、貼り付け接着剤を有する生地で接着、又は衣服の左右肩部内側に装填生地材を袋状にして挿入して、肩パットとして装着することを特徴とする衣服。
肩パット部のエアークッション材図4を、衣服の左右肩部内側に、貼り付け接着剤を有する生地図13の12で接着し、又は衣服の左右肩部内側に装填生地材を接着、縫合により袋状にして、パット部のエアークッション材図4を挿入し、肩パット図13として図14の如く装着した衣服。
底面部にラバープリント等の高摩擦材を用いたことを特徴とする請求項2のエアークッション材。
エヤークッション材図4及び図8における底面部にラバープリント等の高摩擦材を施し、滑り止めとする。
請求項2のエアークッション材、該クッション材を湾曲性を有する弾性材料からななる表面材に接着もしくは縫合などの一体化手段により一体化した肩パット部及びベルト部の少なくとも1つ以上を装填した運搬具。
エアークッション材図4、及び図8,該クッション材図2の9及び図6の9を湾曲性を有する弾性材料からなる表面材図3、及び図7に接着もしくは縫合などの一体化手段により一体化した肩パット部図1の1,ベルト部図1の2,及び図1の3の1つ以上を装填した肩掛け運搬具。
本発明は肩上面に掛かる肩パット部図1の1、胸から脇にかけて掛かるベルト部A図1の2,背中から脇にかけて掛かるベルト部B図1の3との3部材からなり、該3部材に空気を充填した室をクッション材図2の9、図6の9とし、室における空気充填率を10%から95%好ましくは65%として伸縮柔軟にすることにより、人体の肩の形状に沿い運搬具の荷重による肩への負担を軽くする効果が得られた。
本発明のクッション材の空気は図2の9,図6の9の如く高密度ポリウレタン等の機密性の膜材で包括されて保守され、且つ伸縮性を有する高内部摩擦の弾力材料からなる袋状包部材図2の7、図6の11により図4、図8の如く袋状に二重に包括されることでエアークッション材における空気の保守効果がより得られた。空気室は1室が望ましいが肩パット部図1の1、ベルト部A図1の2及びベルト部B図1の3の大きさの形状によっては複数の室に形成しても良い。
本発明のクッション材図2の9,図3の9を使用した肩ベルトの形状図1はランドセル、鞄、リュッサク等の肩掛け運搬具の荷重による肩への負担を軽くする効果が得られた。
本発明の肩ベルトにおける肩パット部図1の1に湾曲性を有する弾力材料からなる表面材図2の7、図3に伸縮性を有するエアークッション材図4を図5の如く接着、縫合により一体化することにより、エアークッション材の肩上部形状が安定した。
本発明の一体化された肩パット部図1の1の平面形状は略半楕円形図3を有し、伸縮性を有する弾力材料からなる袋状包部材図2の8、の底面部は図4の如く、首部側を1mmから10mm好ましくは5mmと薄く、腕の付け根側に向かって10mmから50mm好ましくは30mmと厚くした形状にすることにより、人体の肩の形状に肩パット部底面が沿い、運搬具の荷重による肩滑りが防止され、重量が軽く感じられる効果が得られた。
本発明の肩ベルトにおけるベルト部は湾曲性を有する弾力材料からなる所要の長さを有する表面材図7、伸縮性を有する弾力材料からなる包部材図6の11、空気を充填したクッション材図6の9、の各部材で構成され、且つ図9如く接着、接着もしくは縫合などの一体化手段によって一体化され、形状は肩パット部の特定形状に沿うように肩側上部は略三日月形図7のaを有して広く、胸部及び背中側の下部は肩側上部より狭くY型とし、胸部及び背中側から脇腹側へ所定の角度で湾曲された形状図7のbとし、人体に接する包部材の袋状底面部図6の11は図8の如く体の胸部、及び背中側を1mmから10mm好ましくは5mmと薄く、体の脇腹側に向かって10mmから50mm好ましくは30mmと厚くする形状にすることによりベルト部図1の2、図1の3は体の側面への移動ずれが解消される効果が得られた。
本発明の肩ベルトにおけるエアークッション材図4、及び図8は湾曲性を有する力材料からなる表面材図5、及び図9の如く接着、縫合により一体化した肩パット部図1の1、ベルト部A図1の2,ベルト部B図1の3の3部材の1つ以上に、脱着可能な連結具図1の4を装填して、脱着を自在に単独使用が可能になり、鞄、ランドセル、スポーツバック、リュックサック、クーラーボックス等の各種肩掛け運搬具と連結することにより、ベルトの肩への負担を軽減する効果が得られた。
本発明の肩パット部の表面材図3に貼り付け接着材を有する生地で面ファスナー図11の12を接着し、図12の使用例の如く、厚みがある運搬具用ベルト、又は幅の広いベルトも包括保持して、所定の位置に確保維持を可能にし、肩掛け運搬具ベルトにおける、厚い形状のベルト、又は幅広いベルトも位置ずれすることもなく包括保持することで、鞄、ランドセル、スポーツバック、リュックサック、クーラーボックス等の各種肩掛け運搬具のベルトに対応して使用でき、ベルトの肩への負担を軽減する効果が得られた。
本発明のエアークッション材図8を、衣服の左右肩部内側に、貼り付け接着剤を有する生地図13の12で接着し、又は衣服の左右肩部内側に装填生地材を接着、縫合により袋状にしてエアークッション材図8を挿入し、肩パット図14として装着した衣服は衣服上着の肩部ラインを保つと共に、肩掛け運搬具を衣服の上から掛けても重量負担の圧迫感もなく、ベルトの肩滑りによる位置ずれもしない。
本発明のエヤークッション材図4及び図8における底面部にラバープリント等の高摩擦材を施すことで、肩部の滑り止めの効果がより得られた。
肩上面に掛かる肩パット部図1の1、胸から脇にかけて掛かるベルト部A図1の2背中から脇にかけて掛かるベルト部B図1の3との3部材からなり、該3部材に空気を充填した室をクッション材図2の9、図6の9とし、室における空気充填率を10%から95%好ましくは65%として伸縮柔軟にすることにより、人体の肩の形状に沿って肩を包み込み空気クッションとの接点は肩に心地よく感じる。
クッション材の空気は図2の9,図6の9の如く高密度ポリウレタン等の機密性の膜材で包括されて保守され、且つ伸縮性を有する高内部摩擦の弾力材料からなる袋状包部材図2の8、図6の11により図4、図8の如く袋状に二重に包括されることでエアークッション材における空気の保守効果がより得られた。空気室は1室が望ましいが肩パット部図1の1、ベルト部A図1の2及びベルト部B図1の3の大きさの形状によっては複数の室に形成しても良い。
クッション材図2の9,図3の9を使用した肩ベルトの形状図1の形状を有することで、ランドセル、鞄、リュッサク等の肩掛け運搬具の荷重による肩への負担を軽くする形状となった。
肩ベルトにおける肩パット部図1の1に湾曲性を有する弾力材料からなる表面材図2の7、図3に伸縮性を有するエアークッション材図4を図5の如く接着縫合によ、り一体化することにより、エアークッション材の肩上部形状が安定する。
一体化された肩パット部図1の1の平面形状は略半楕円形図3を有し、伸縮性を有する弾力材料からなる袋状包部材図2の8、の底面部は図4の如く、首部側を1mmから10mm好ましくは5mmと薄く、腕の付け根側に向かって10mmから50mm好ましくは30mmと厚くした形状にすることにより、人体の肩の形状に肩パット部底面が沿い、運搬具の荷重による肩滑りが防止される。
肩ベルトにおけるベルト部は湾曲性を有する弾力材料からなる所要の長さを有する表面材図7、伸縮性を有する弾力材料からなる包部材図6の11、空気を充填したクッション材図6の9、の各部材で構成され、且つ図9如く接着、接着もしくは縫合などの一体化手段によって一体化され、形状は肩パット部の特定形状に沿うように肩側上部は略三日月形図7のaを有して広く、胸部及び背中側の下部は肩側上部より狭くY型とし、胸部及び背中側から脇腹側へ所定の角度で湾曲された形状図7のbとし、人体に接する包部材の袋状底面部図6の11は図8の如く体の胸部、及び背中側を1mmから10mm好ましくは5mmと薄く、体の脇腹側に向かって10mmから50mm好ましくは30mmと厚くする。形状にすることによりベルト部図1の2、図1の3は体の側面への移動ずれが解消される。
肩ベルトにおけるエアークッション材図4、及び図8は湾曲性を有する力材料からなる表面材図5、及び図9の如く接着、縫合により一体化した肩パット部図1の1、ベルト部A図1の2,ベルト部B図1の3の3部材の1つ以上に、脱着可能な連結具図1の4を装填して、脱着を自在に単独使用が可能になり、各種肩掛け運搬具と連結することにより、利用範囲が広がる。
肩パット部の表面材図3に貼り付け接着材を有する生地で面ファスナー図11の12を接着し、図12の使用例の如く、厚みがある運搬具用ベルト、又は幅の広いベルトも包括保持して、所定の位置に確保維持を可能にし、肩掛け運搬具ベルトにおける、厚い形状のベルト、又は幅広いベルトも位置ずれすることもなく包括保持することで、各種肩掛け運搬具のベルトに対応して使用できる。
肩パット部のエアークッション材図8を、衣服の左右肩部内側に、貼り付け接着剤を有する生地図13の12で接着し、又は衣服の左右肩部内側に装填生地材を接着、縫合により袋状にして、肩パット部のエアークッション材図8を挿入し、肩パット図13として装着した衣服図14は衣服上着の肩部ラインを保つと共に、肩掛け運搬具を衣服の上から掛けても荷重負担の圧迫感がない。
エヤークッション材図4及び図8における底面部にラバープリント等の高摩擦材を施すことで、肩部の滑り止めの効果がより得られ、ラバープリント等でオリジナルの図形や文字を描いても良い。
鞄の中に10K強の重量物を入れて肩ベルトを装填して肩にかけたところ肩に掛かる荷重負担を直接感じることはなかった。又肩パット部は肩に形状に沿って肩から滑り落ちることはなかった。
肩パット部にスポーツバッグの厚みのあるベルトや幅の広いキャディバッグのベルトを面ファスナーで挟み込み使用することができ、所定の位置から移動することもなく肩に心地よくフィットした。
肩パット部を学生服の肩部パットをはずして取り付け使用したところデザイン的には肩の形状が維持でき、学生鞄に本をかなり入れて肩にかけたところ肩に食い込む感じがなく、むしろ学生鞄が軽くなった感じを体感した。
肩パット部胸パット部は体に沿った形となり肩からベルトが移動ずれることもなく、又底面部のラバープリントの肩への違和感もなかった。
全体図 肩パット部、部材構成図 肩パット部、平面図 肩パット部、エヤークッション材図 肩パット部、一体化構成図 ベルト部、部材構成図 ベルト部、平面図 ベルト部、エヤークッション材図 ベルト部、一体化構成図 肩ベルト使用図 肩パット部、面ファスナー接着図 肩パット部、面ファスナー使用図 肩パット部のエヤークッション材の肩パット図 エヤークッション材パットの衣服肩部内使用例図
符号の説明
1 肩パット部
2 ベルト部A
3 ベルト部B
4 肩パット部、ベルト部脱着可能連結具
5 ベルト部長さ調整具
6 ベルト部運搬具連結具
7 肩パット部表面材
8 肩パット部クッション材包部材
9 肩パット部クッション材
10 ベルト部表面材
11 ベルト部クッション材包部材
12 接着面ファスナー

Claims (11)

  1. 肩掛け運搬具の肩ベルトにおいて、該肩ベルトは肩上面に掛かる肩パット部と、胸から脇にかかるベルト部Aと、背中から脇にかけて掛かるベルト部Bとの3部材からなり、該3部材が、空気を充填した室を有するクッション材で形成されていることを特徴とする肩ベルト。
  2. 気密性の膜に包括された1室または複数室の空気を充填した室からなるクッション室と、該クッション室を包括する伸縮性を有する高内部摩擦の弾性材料からなる袋状包部材とからなることを特徴とするエアークッション材。
  3. 請求項2のエアークッション材を使用したことを特徴とする請求項1記載の肩ベルト。
  4. 請求項2記載のエアークッション材を、湾曲性を有する弾性材料からなる表面材に接着もしくは縫合などの一体化手段により一体化した肩パット部を有することを特徴とする請求項1および請求項3記載の肩ベルト。
  5. 平面形状が略半楕円形状をなし、請求項2記載の袋状包部材の底面部を首側部は薄く、腕の付け根側に向かって厚くなる形状に形成した請求項2のエアークッション材を肩パッドとして用いたことを特徴とする請求項1、請求項3および請求項4記載の肩ベルト。
  6. 請求項5記載の肩パッドの特定形状に沿うように、片側上部は略三日月形をなして広く、胸部および背中側の下部はそれぞれ片側上部よりも狭くY型とし、胸部及び脇腹側へ所定の角度で湾曲した形状にし、且つ人体に接する該クッション材の包部材の袋状底面部は体の胸部及び背中側を薄く、体の脇腹側に向かって厚くなるように形成した請求項2記載のエアークッション材を、湾曲性を有する弾性材料からなる所要の長さの表面材に接着もしくは縫合などの一体化手段によって一体化したベルト部を有することを特徴とする請求項1、請求項3および請求項4記載の肩ベルト。
  7. 請求項2記載のエアークッション材を、湾曲性を有する弾性材料からなる表面材に接着もしくは縫合などの一体化手段により一体化した肩パット部及びベルト部の一つ以上に脱着可能な連結具を装填して、肩パット部及びベルト部を脱着可能とし、肩パット部及びベルト部の単独使用も可能にしたことを特徴とする肩掛け運搬具の肩パッド部、ベルト部及び肩ベルト。
  8. 肩パット部の表面材に貼り付け接着剤を有する生地の面ファスナーを接着し、運搬具用の肩ベルトを包括保持できるようにしたことを特徴とする請求項1,請求項3、請求項4,請求項5,請求項6記載の肩ベルト。
  9. 請求項2のエアークッション材を、衣服の左右肩部内側に、貼り付け接着剤を有する生地で接着、又は衣服の左右肩部内側に装填生地材を袋状にして挿入して、肩パットとして装着することを特徴とする衣服。
  10. 底面部にラバープリント等の高摩擦材を用いたことを特徴とする請求項2のエアークッション材。
  11. 請求項2のクッション材、該クッション材を湾曲性を有する弾性材料からなる表面材に接着もしくは縫合などの一体化手段により一体化した肩パット部及びベルト部の少なくとも1つを装填した運搬具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013022102A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Takenaka Seni Kk カーブ付ストラップ

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