JP2007151891A - パチンコ遊技機の演出表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示による遊技演出を遊技者の操作に基づき変更する。
【解決手段】パチンコ球が始動入賞部品19に入賞し、画像表示器30がリーチを表示した後、制御装置が当たり外れ抽選の結果、的における当たり領域の大きさ、遊技者による有効時間内での介入操作部材に対する操作回数に相当するメモリ操作回数、短剣乱数値のそれぞれによって、短剣の投げ方の中から片手投げ、両手投げ、後ろ投げ、乱れ打ちの1つを決定し、画像表示器30が短剣を決定した短剣の投げ方で「極小」、「小」、「中」、「大」、「極大」の1つに表示された的に向けて投げる演出を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示による遊技演出が遊技者の操作に基づき変更されるパチンコ遊技機の演出表示装置に関する。
パチンコ遊技機には、次の構造が知られている。それは、パチンコ球と呼ばれる球が遊技盤の遊技領域に設けられた始動入賞部品に入り、始動入賞信号が制御装置に入力されると、制御装置が当たり外れ抽選を行うとともに可変表示や演出表示の制御を開始する。これによって、画像表示器が、複数の図柄をスクロールするように可変表示した後、当たり外れ抽選の結果を知らせるように複数の図柄を停止表示する。この可変表示の開始から停止表示までの間において、画像表示器がリーチを表示することがある。リーチとは、最後に停止する図柄となる1列を構成する複数の図柄が可変表示中であって、2列の図柄が同じ図柄に揃って停止表示された場合である。そして、リーチになると、例えば「タッチボタンを指定時間内に10回押せ」というようなメッセージを、画像表示器が表示する。メッセージを確認した遊技者が遊技機枠の前面の皿構造体に設けられた操作部材を操作するごとに、操作スイッチが操作信号を制御装置に出力し、制御装置が操作信号を計数し、制御装置は操作信号の計数値が画像表示器に表示された指定時間内に相当する指定時間内に画像表示器に表示された10回に相当する目標回数に到達したかしないかを判断する。そして、制御装置は、操作信号の計数値が目標回数に到達すると、大当たりの発生する確率の高い高確率を選択し、操作信号の計数値が目標回数に到達しなければ、大当たりの発生する確率の低い低確率を選択する。しかしながら、遊技者による操作部材の操作回数によって、画像表示による遊技演出を変更することができないという欠点があった。
特開平10−277220号公報
発明が解決しようとする問題点は、画像表示による遊技演出が遊技者の操作に基づき変更されないという点である。
本発明に係るパチンコ遊技機の演出表示装置は、遊技機枠と、遊技機枠に取り付けられた遊技盤と、遊技盤の遊技領域に設けられた始動入賞部品と、始動入賞部品に入賞した球を検出して始動入賞信号を制御装置に出力する始動入賞球検出器と、遊技機枠の前側から視認されるように遊技盤の裏面に取り付けられた画像表示器と、遊技機枠の前面に設けられた介入操作部材と、制御装置とを備え、制御装置は、始動入賞信号が入力された場合に当たり外れの抽選を行い、画像表示器に対する可変表示の制御を開始した後、画像表示器に特定リーチが表示された場合、取得した当たり外れ抽選の結果、取得した第1乱数値、取得した操作信号の入力されたメモリ操作回数、取得した第2乱数値によって、特定画像を表示するように画像表示器を制御することを最も主要な特徴とする。
本発明に係るパチンコ遊技機の演出表示装置は、遊技盤の遊技領域を流下する球が始動入賞部品に入賞し、画像表示器が特定リーチを表示した後、制御装置が当たり外れ抽選の結果、第1乱数値、遊技者による介入操作部材に対する操作回数に相当するメモリ操作回数、第2乱数値によって、画像表示器が特定画像を表示するので、遊技者による操作部材の操作回数によって、画像表示による遊技演出を変更することができるという利点がある。
図1乃至図5は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、パチンコ遊技機の正面を示す。図2は、パチンコ遊技機の演出表示装置を示す。図3は、パチンコ遊技機の演出表示装置における始動入賞に関するメインルーチンとしての流れを示す。図4は、パチンコ遊技機の演出表示装置におけるサブルーチンとしての特定画像による演出処理の流れを示す。図5は、画像表示器の特定画像の一部を構成する的の表示される表示画面を示す。
図1を参照し、パチンコ遊技機の構造について説明する。パチンコ遊技機の遊技機枠1は、固定枠2の前側に可動枠3を開閉可能に備え、可動枠3の前側に前扉4および皿構造体5を開閉可能に備える。固定枠2は、パチンコ遊技機を設置する遊技店の島と呼ばれる遊技機設置設備に固定される外枠とも呼ばれる。可動枠3は、遊技盤や制御装置13など遊技に必要な部品を取り付ける前枠とも呼ばれる。可動枠3は、左側に位置する図外のヒンジを中心とし、固定枠2の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、片開き可能である。前扉4および皿構造体5は、個別に、左側に位置する図外のヒンジを中心とし、可動枠3の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、片開き可能である。前扉4は、パネル枠とも呼ばれ、前後方向に貫通する窓6を備える。窓6は、前扉4の裏面に設けられた無色のような光透過性の有るガラスのような前面パネル7で塞がれる。皿構造体5の前面には、受皿部8、発射操作機構9、介入操作部材10が設けられる。皿構造体5の内部には、演出スイッチ11が設けられる。介入操作部材10が遊技者によって操作されるたびに演出スイッチ11を作動させ、演出スイッチ11が操作信号を制御装置13に出力する。可動枠3の閉じられた皿構造体5で覆い隠される前面には、発射機構12が設けられる。
遊技機枠1の内部には、遊技盤15が格納される。遊技盤15の遊技領域は、遊技盤15の前面の内ガイドレール16および外ガイドレール17で囲まれた内側の部分であって、遊技機枠1の前側から前面パネル7を経由して視認される。遊技領域には、一般入賞部品18、始動入賞部品19、可変入賞部品20、アウト口21、センター飾り22、球戻り防止弁23、球反発体24、発射通路25、一般入賞球検出器26、始動入賞球検出器27、可変入賞球検出器28、図外の遊技釘その他遊技部品が設けられる。発射通路25は、内ガイドレール16の左側部と外ガイドレール17の左側部との間の隙間によって形成される。可変入賞部品20は、開閉体29を有する。開閉体29は、電磁ソレノイドのような駆動源によって、下部の軸を中心として前後方向に開閉する。遊技盤15の裏面には、画像表示器30が取り付けられる。画像表示器30は、液晶表示器のような電気的に画像の表示形態を変えられるように表示画面に表示する面状表示器により構成される。画像表示器30の表示画面は、遊技機枠1の前側から前面パネル7およびセンター飾り22の開口部31を経由して視認される。開口部31は、無色のような光透過性の有る合成樹脂パネルで塞がれる。その他遊技部品としては、風車、サイドランプ、フィギャー、キャラクター、保留数表示器などである。
そして、遊技機枠1の裏側や遊技盤15の裏側に設けられた制御装置13が供給された電力によって起動し、遊技者が球を受皿部8に入れ、遊技者が発射操作機構9を右側に回転するように操作すると、発射機構12が受皿部8から遊技機枠1の内部に取り込まれた球を1個ずつ発射通路25に向けて発射する。発射された球は、発射通路25から球戻り防止弁23を押し開けて遊技領域に到達する。遊技領域に到達した球は、遊技領域を落下する過程において、一般入賞部品18、始動入賞部品19、可変入賞部品20、アウト口21、センター飾り22、図外の遊技釘その他遊技部品などに衝突して、流れる方向を変えながら、一般入賞部品18または始動入賞部品19に入る。一般入賞部品18または始動入賞部品19に入らずに遊技領域の最下部に到達した球は、アウト口21を経由して遊技盤15の裏側に排出される。
一般入賞球検出器26は、一般入賞部品18に入賞した球を検出し、一般入賞信号を制御装置13に出力する。始動入賞球検出器27は、始動入賞部品19に入賞した球を検出し、始動入賞信号を制御装置13に出力する。一般入賞信号が制御装置13に入力されると、制御装置13は、一般入賞信号に対応する個数の賞球を払い出すように払出機構53(図2参照)を制御する。始動入賞信号が制御装置13に入力されると、制御装置13は、始動入賞信号に対応する個数の賞球を払い出すように払出機構53を制御し、当たり外れ抽選を行い、当たり外れ抽選の結果による可変表示や演出表示の制御を開始する。これによって、画像表示器30が、複数の図柄をスクロールするように可変表示し、画像を遊技演出するように表示した後、当たり外れ抽選の結果を知らせるように複数の図柄を停止表示する。そして、当たり外れ抽選の結果としての当たりを遊技者に知らせる場合、画像表示器30に停止表示された確定図柄の全部が例えば同じ図柄となる。その後、制御装置13が可変入賞部品20を制御し、可変入賞部品20が開閉体29を開閉する大当たりとなる。また、当たり外れ抽選の結果としての外れを遊技者に知らせる場合、画像表示器30に停止表示された確定図柄の全部が例えば異なる図柄となる。確定図柄とは、当たり外れ抽選の結果を確定したものとして遊技者に知らせるために、複数の図柄の全部が画像表示器30の表示画面に停止表示された場合の図柄である。一般入賞部品18、始動入賞部品19、可変入賞部品20に入賞した球は、遊技盤15の裏側に排出される。
図2を参照し、パチンコ遊技機の演出表示装置について説明する。パチンコ遊技機の演出表示装置は、演出スイッチ11、始動入賞球検出器27、画像表示器30、主制御装置35、演出制御装置36、図柄音声制御装置37、スピーカ38、表示灯39を備える。主制御装置35、演出制御装置36、図柄音声制御装置37、払出発射制御装置40は、図1の制御装置13を構成する。主制御装置35は、主制御装置35に内蔵したコンピュータのCPUがROMに格納されたプログラムにしたがいRAMを使用しながら動作することによって、入力処理、エラー処理、抽選処理、賞球処理など遊技全般の遊技処理を実行し、その実行結果を演出制御装置36または払出発射制御装置40あるいは可変入賞部品20に個別に出力する。主制御装置35は、入力検出手段41、抽選手段42、判別手段43、駆動手段44などの処理手段を備える。これらの処理手段は、CPUの動作で具現化される。入力検出手段41は、入力信号が入力されるCPUにおける入力ポートの位置の違いで、どのような入力信号であるかを識別する。識別した入力信号が始動入賞球検出器27からの始動入賞信号である場合、入力検出手段41は、図柄遊技中を示すフラグを設定し、抽選手段42および判別手段43に始動入賞信号を識別した検出結果を出力する。図柄遊技中を示すフラグは、演出制御装置36での処理状況および駆動手段44の処理状況が始動入賞に伴う一連の遊技中であることを表すレジスタにより構成される。
抽選手段42は、入力検出手段41から始動入賞信号が入力されたタイミングで、抽選カウンタのカウンタ値を当たり外れ乱数値として取得し、取得した当たり外れ乱数値を抽選知識に照合して、抽選知識から当たり外れ乱数値に対応する当たりまたは外れを抽選結果として抽出し、その抽選結果をRAMに記憶するとともに演出制御装置36に出力する。抽選結果がRAMに記憶されると、抽選手段42は、抽選結果の当たりを示すフラグ、特定リーチを示すフラグを設定する。抽選結果の当たりを示すフラグは、抽選結果が当たりであることを表すレジスタにより構成される。特定リーチを示すフラグは、抽選結果が特定リーチであることを表すレジスタにより構成される。抽選カウンタは、「0」である最小値からカウンタ値を1ずつカウントアップし、カウントアップしたカウンタ値が「360」のような最大値になると、最小値に戻る、巡回形カウンタにより構成される。抽選知識は、ROMに設けられ、当たり外れ乱数値と当たりおよび外れとの関係を規定したデータテーブルまたはデータマップのようなデータ集合体である。抽選結果には、特定リーチを含む当たり、それ以外の当たり、特定リーチを含む外れ、それ以外の外れがある。
判別手段43は、入力検出手段41からの始動入賞信号を識別した検出結果により、演出制御装置36での処理状況および駆動手段44の処理状況を判断し、始動入賞に伴う一連の遊技中である場合には、始動入賞に伴う一連の遊技中に発生した始動入賞ごとに始動入賞数を1ずつカウントアップし、カウントアップ値を始動入賞数としてRAMに記憶するとともに保留数表示器を制御する。保留数表示器は、記憶された始動入賞数に対応する個数の表示灯を点灯することで、記憶された始動入賞数を遊技者に知らせるように表示する。駆動手段44は、抽選手段42からの当たりの抽選結果により、演出制御装置36での処理状況を判断し、画像表示器30で停止表示された確定図柄が当たり図柄で揃うのに伴い、大当たり遊技を行うために、可変入賞部品20の開閉駆動源を駆動する。これによって、開閉体29(図1参照)が所定回数または所定時間開閉する。
演出制御装置36は、主制御装置35や演出スイッチ11からの出力によって、演出制御装置36に内蔵したコンピュータのCPUがROMに格納されたプログラムにしたがいRAMを使用しながら演出処理を実行し、その実行結果を図柄音声制御装置37または表示灯39に個別に出力する。演出制御装置36は、入力検出手段46、第1乱数手段47、第2乱数手段48、操作回数手段49、演出手段50、第1変化知識51、第2変化知識52を備える。入力検出手段46、第1乱数手段47、第2乱数手段48、操作回数手段49、演出手段50などの処理手段は、CPUの動作で具現化される。入力検出手段46は、入力信号が入力されるCPUにおける入力ポートの位置の違いで、どのような入力信号であるかを識別する。識別した入力信号が主制御装置35からの抽選結果である場合、入力検出手段46は、第1乱数手段47および第2乱数手段48に抽選結果を識別した検出結果を出力する。識別した入力信号が演出スイッチ11からの操作信号である場合、入力検出手段46は、操作回数手段49に操作信号を識別した検出結果を出力する。
第1乱数手段47は、入力検出手段46から抽選結果が入力されたタイミングで、第1カウンタのカウンタ値を第1乱数値として取得し、取得した第1乱数値をRAMに記憶する。第1乱数値は、特定画像の一部を構成する的における当たり領域の大きさを決めるためのものである。第1カウンタは、「0」である最小値からカウンタ値を1ずつカウントアップし、カウントアップしたカウンタ値が「210」のような最大値になると、最小値に戻る、巡回形カウンタにより構成される。第2乱数手段48は、入力検出手段46から抽選結果が入力されたタイミングで、第2カウンタのカウンタ値を第2乱数値として取得し、取得した第2乱数値をRAMに記憶する。第2乱数値は、特定画像の一部を構成する短剣の投げ方を決めるためのものである。第2カウンタは、「0」である最小値からカウンタ値を1ずつカウントアップし、カウントアップしたカウンタ値が「100」のような最大値になると、最小値に戻る、巡回形カウンタにより構成される。操作回数手段49は、スイッチ有効期限中において、入力検出手段46から操作信号が入力されたタイミングで、操作カウンタを1ずつカウントアップし、カウントアップ値をメモリ操作回数としてRAMに記憶する。
演出手段50は、入力検出手段46からの検出結果である抽選結果が特定リーチを含む当たりまたは特定リーチを含む外れの場合、RAMから第2乱数値や第1乱数値および操作回数を取得する。そして、演出手段50は、取得した第1乱数値を第1変化知識51に照合し、第1変化知識51から第1乱数値に対応する的における当たり領域の大きさおよび的における当たり領域の広がり幅を取得してRAMに記憶する。第1変化知識51は、ROMに設けられ、当たり外れ抽選の結果と第1乱数値と的における当たり領域の大きさと的における当たり領域の広がり幅との関係を規定したデータテーブルまたはデータマップのようなデータ集合体であって、第1変化データROMと概念される。第1変化知識51における的の当たり領域の大きさには、極小、小、中、大、極大の種類がある。第1変化知識51における的の当たり領域の広がり幅は、1回のメモリ操作回数に対する的の広がる幅を表すものであって、極小、小、中、大、極大の種類がある。例えば、当たり外れ抽選の結果が「外れ」の場合では、第1乱数値が「0乃至69」の1つが取得されると、第1変化知識51からは、的における当たり領域の大きさ「小」、的における当たり領域の広がり幅「小」が取得される。当たり外れ抽選の結果が外れの場合、的における当たり領域の大きさ「中」と的における当たり領域の広がり幅「極大」との組み合わせ、的における当たり領域の大きさ「大」と的における当たり領域の広がり幅「極大」との組み合わせ、的における当たり領域の大きさ「極小」と的における当たり領域の広がり幅「極小」との組み合わせ、的における当たり領域の大きさ「極小」と的における当たり領域の広がり幅「極大」との組み合わせなどは、取得できないように、第1乱数値が割り当てられていない。また、当たり外れ抽選の結果が「当たり」、第1乱数値が「155乃至169」の1つが取得されている場合、第1変化知識51からは、的における当たり領域の大きさ「中」、的における当たり領域の広がり幅「極大」が取得される。
その後、演出手段50は、取得した第1乱数値や取得した第2乱数値および取得したメモリ操作回数を、第2変化知識52に照合し、第2変化知識52から第1乱数値や第2乱数値およびメモリ操作回数に応じた特定画像の一部を構成する短剣の投げ方を取得してRAMに記憶する。第2変化知識52は、ROMに設けられ、当たり外れ抽選の結果や第1乱数値および第2乱数値ならびにメモリ操作回数と短剣の投げ方との関係を規定したデータテーブルまたはデータマップのようなデータ集合体であって、第2データROMと概念される。第2変化知識52における短剣の投げ方には、片手投げ、両手投げ、後ろ投げ、乱れ打ちの種類がある。例えば、当たり外れ抽選の結果が「外れ」、的における当たり領域の大きさが「小」、的における当たり領域の広がり幅が「小」、メモリ操作回数が「0」の場合において、第2乱数値として「0乃至49」の1つが取得されると「片手投げ」が取得され、第2乱数値として「50乃至90」の1つが取得されると「両手投げ」が取得され、第2乱数値として「91乃至100」の1つが取得されると「後ろ投げ」が取得される。また、当たり外れ抽選の結果が「当たり」、的における当たり領域の大きさが「小」、的における当たり領域の広がり幅が「小」、メモリ操作回数が「0」の場合において、第2乱数値として「0乃至9」の1つが取得されると「片手投げ」が取得され、第2乱数値として「10乃至45」の1つが取得されると「両手投げ」が取得され、第2乱数値として「46乃至90」の1つが取得されると「後ろ投げ」が取得され、第2乱数値として「91乃至100」の1つが取得されると「乱れ打ち」が取得される。さらに、演出手段50は、RAMに記憶された短剣の投げ方や的における当たり領域の大きさを表す信号を図柄音声制御装置37および表示灯39に出力する。
図柄音声制御装置37は、演出制御装置36からの出力によって、図柄音声制御装置37に内蔵したコンピュータのCPUがROMに格納されたプログラムにしたがいRAMを使用しながら画像や音に対する演出処理を実行し、その実行結果を画像表示器30やスピーカ38に個別に出力する。スピーカ38や表示灯39は、図1の遊技機枠1に設けられる。払出発射制御装置40は、主制御装置35から許可信号が入力された状態において、発射操作機構9から入力された可変抵抗値のような操作信号に応じた出力で、発射機構12を駆動する。また、払出発射制御装置40は、主制御装置35から一般入賞球検出器26に対応する個数の賞球を払い出すための賞球払出信号または始動入賞球検出器27に対応する個数の賞球を払い出すための賞球払出信号または可変入賞球検出器28に対応する個数の賞球を払い出すための賞球払出信号が入力されると、払出機構53を駆動する。
図3を参照し、始動入賞に関するメイン処理について説明する。メイン処理は、図2の主制御装置35および演出制御装置36で行われる。メイン処理が始まると、ステップ101において、主制御装置35が始動入賞か否かを判断する。それには、主制御装置35のコンピュータが始動入賞信号の入力があるかないかを判断する。そして、始動入賞信号がコンピュータに入力されると、図柄遊技中を示すフラグが設定され、ステップ101がYESとなり、ステップ102に進む。始動入賞信号がコンピュータに入力されなければ、ステップ101がNOとなり、図柄遊技中を示すフラグの設定を解消し、メイン処理の1サイクルを終わる。ステップ102では、主制御装置35が当たり外れ抽選を実行し、ステップ103に進む。ステップ103では、主制御装置35が図柄遊技中か否かを判断する。それには、主制御装置35のコンピュータが図柄遊技中を示すフラグが設定されているか否かを判断する。そして、図柄遊技中を示すフラグが設定されていると、ステップ103がYESとなり、ステップ104に進み、図柄遊技中を示すフラグが設定されてなければ、ステップ103がNOとなり、ステップ105に進む。
ステップ104では、主制御装置35が始動入賞数を始動入賞メモリとしてRAMに記憶し、かつ、保留数表示器を点灯する。ステップ105では、演出制御装置36が当たりか外れかを判断する。それには、演出制御装置36のコンピュータが抽選結果の当たりを示すフラグが設定されているか否かを判断する。そして、当たりを示すフラグが設定されていれば、ステップ105がYESとなり、ステップ106に進み、当たりを示すフラグが設定されていなければ、ステップ105がNOとなり、ステップ111に進む。ステップ106では、演出制御装置36が特定リーチであるか否かを判断する。それには、演出制御装置36のコンピュータが特定リーチを示すフラグが設定されているか否かを判断する。そして、特定リーチを示すフラグが設定されていれば、ステップ106がYESとなり、ステップ107に進み、特定リーチを示すフラグが設定されていなければ、ステップ106がNOとなり、ステップ108に進む。
ステップ107では、演出制御装置36が特定リーチを含む当たりに対応する演出処理を行い、ステップ109に進む。ステップ107での処理については、図4に示すサブルーチンで詳述する。ステップ108では、演出制御装置36がそれ以外の当たり(特定リーチを含まない当たりのことである)に対応する演出処理を行い、ステップ109に進む。ステップ109では、特定リーチを示すフラグの設定を解消し、演出制御装置36が図柄当たり停止表示処理を行う。それには、演出制御装置36のコンピュータが図柄当たり停止信号を図柄音声制御装置37に出力する。これによって、図柄音声制御装置37が画像表示器30およびスピーカ38を制御する。画像表示器30が確定図柄を表示し、スピーカ38が当たりを表現する効果音を出す。その後、ステップ110に進む。ステップ110では、抽選結果の当たりを示すフラグの設定を解消し、主制御装置35が大当たりを実行する。それには、主制御装置35のコンピュータが可変入賞部品20の開閉体29を開閉した後、図柄遊技中を示すフラグの設定を解消し、メイン処理の1サイクルを終わる。
ステップ111では、演出制御装置36が特定リーチであるか否かを判断する。それには、演出制御装置36のコンピュータが特定リーチを示すフラグが設定されているか否かを判断する。そして、特定リーチを示すフラグが設定されていれば、ステップ111がYESとなり、ステップ112に進み、特定リーチを示すフラグが設定されていなければ、ステップ111がNOとなり、ステップ113に進む。ステップ112では、演出制御装置36が特定リーチを含む外れに対応する演出処理を行い、ステップ114に進む。ステップ112での処理については、図4に示すサブルーチンで詳述する。ステップ113では、演出制御装置36がそれ以外の外れ(特定リーチを含まない外れのことである)に対応する演出処理を行い、ステップ114に進む。ステップ114では、特定リーチを示すフラグの設定を解消し、演出制御装置36が図柄外れ停止表示処理を行う。それには、演出制御装置36のコンピュータが図柄外れ停止信号を図柄音声制御装置37に出力する。これによって、図柄音声制御装置37が画像表示器30を制御する。画像表示器30が確定図柄を表示した後、図柄遊技中を示すフラグの設定を解消し、メイン処理の1サイクルを終わる。ステップ107;112の特定画像による演出処理については、図4で詳述する。
図4を参照し、特定画像による演出処理のサブルーチンについて説明する。特定画像による演出処理が始まると、ステップ201において、第1乱数値、第2乱数値を取得する。それには、演出制御装置36のコンピュータが、特定画像による演出処理の開始タイミングによって、第1カウンタのカウント値を第1乱数値として取得してRAMに記憶し、第2カウンタのカウント値を第2乱数値として取得しRAMに記憶する。第1乱数値および第2乱数値が取得されると、ステップ202に進む。ステップ202では、スイッチ有効中かが判断される。それには、演出制御装置36のコンピュータが、特定画像による演出処理の開始からの経過時間を計数し、この計数した経過時間をROMに記憶された有効時間と比較する。有効時間とは、この時間内に図2の演出スイッチ11からの操作信号が演出制御装置36に入力されたならば、当該入力された操作信号を有効なものとして演出制御装置36が操作信号の入力回数を計数するために設定された時間であって、例えば、図2の画像表示器30が特定リーチを表示画面に表示してから特定画像による演出の表示される直前までの時間として設定される。計数した経過時間が有効時間未満であるならば、ステップ202がYESとなって、ステップ203に進む。計数した経過時間が有効時間以上であるならば、ステップ202がNOとなって、ステップ207に進む。
ステップ203では、スイッチ入力かが判断される。それには、演出制御装置36のコンピュータが、ポーリング処理によって、演出スイッチ11からの操作信号の入力の有無を検出する。そして、操作信号の入力が有る場合は、ステップ204に進み、操作信号の入力が無い場合は、特定画像による演出処理の1サイクルを終わる。ステップ204では、操作回数をメモリする。それには、演出制御装置36のコンピュータが、操作信号の入力に応じ、操作カウンタを1カウントアップし、その計数値を操作回数としてRAMに記憶し、ステップ205に進む。ステップ205では、メモリ操作回数が5回のような設定回数以内であるかを判断する。設定回数とは、的の大きさを拡大して表示するためにROMに設定された数値である。そして、メモリ操作回数が設定回数以内である場合は、ステップ206に進み、メモリ操作回数が設定回数を越えた場合は、特定画像による演出処理の1サイクルを終わる。ステップ206では、画像表示器30に的の大きさを拡大して表示し、特定画像による演出処理の1サイクルを終わる。ステップ206での処理は、メモリ操作回数が「1」から「5」まで1ずつ増えるごとに、的の有効領域が徐々に拡大して表示されるか、または、的の有効領域が一定の大きさに拡大して表示された後に小さく戻るかのいずれでもよい。このように、画像表示器30に的の大きさが拡大して表示されれば、遊技者は画像表示器30を見ることで演出制御装置36が操作信号を受信したことを確認することができる。
ステップ207では、メモリ操作回数はいくらかを検出する。それには、演出制御装置36のコンピュータが、RAMに記憶された操作回数をRAMに照会し、ステップ208に進む。ステップ208では、取得した第1乱数値により的における当たり領域の大きさを取得する。それには、演出制御装置36のコンピュータが、第1変化知識51に、取得した第1乱数値に対応する的における当たり領域の大きさを取得してRAMに記憶し、ステップ209に進む。ステップ209では、短剣の投げ方を第2変化知識52から取得する。それには、演出制御装置36のコンピュータが、取得した当たり外れ抽選の結果、取得した的における当たり領域の大きさ、取得したメモリ操作回数、取得した第2乱数値に対応する短剣の投げ方を取得してRAMに記憶し、ステップ210に進む。ステップ210では、特定画像による演出を画像表示器30に表示する。それには、画像表示器30が特定画像としての短剣を的に向けて投げる画像を表示するにように、演出制御装置36のコンピュータが画像表示器30を制御し、特定画像による演出処理の1サイクルを終わる。
図5を参照し、画像表示器30の表示画面に表示される的55の形状について説明する。a図において、的55は、当たり領域56と外れ領域57とから構成される。当たり領域56は、投げられた短剣が当たり領域56に刺さるように画像表示されることによって、当たり外れ抽選の結果の当たりを表現する部分であって、大きさは、「極小」、「小」、「中」、「大」、「極大」などに変化する。外れ領域57は、投げられた短剣が当該外れ領域57に刺さるように画像表示されることによって、当たり外れ抽選の結果の外れを表現する部分であって、大きさは一定である。符号58は、リーチを示す漢字の「三」のような複数の図柄である。b図において、当たり領域56の大きさは、極小56a、小56b、中56c、大56d、極大56eである。極大56eは、外れ領域57の全部が当たり領域となり、外れ領域57の表示が無くなる(極大56eなる当たり領域56=外れ領域57)。
最良の形態によれば、図1において、遊技盤15の遊技領域を流下する球が始動入賞部品19に入賞し、画像表示器30が特定リーチを表示した後、演出制御装置36が当たり外れ抽選の結果、第1乱数値、遊技者による有効時間内での介入操作部材10に対する操作回数に相当するメモリ操作回数、第2乱数値のそれぞれによって、的における当たり領域の大きさや短剣の投げ方などの特定画像を決定し、画像表示器30が決定された特定画像による演出を表示するので、遊技者による操作部材の操作回数によって、画像表示による演出を変更することができるという利点がある。
特定画像は、的や短剣を的に向けて投げる画像以外の画像であってもよい。
パチンコ遊技機の正面図(最良の形態)。 パチンコ遊技機の演出表示装置のブロック図(最良の形態)。 始動入賞のフローチャート(最良の形態)。 特定画像による演出処理のフローチャート(最良の形態)。 画像表示器の的の表示される表示画面図(最良の形態)。
符号の説明
1 遊技機枠
10 介入操作部材
13 制御装置
15 遊技盤
19 始動入賞部品
27 始動入賞球検出器
30 画像表示器
42 抽選手段
47 第1乱数手段
48 第2乱数手段
49 操作回数手段
50 演出手段

Claims (1)

  1. 遊技機枠と、遊技機枠に取り付けられた遊技盤と、遊技盤の遊技領域に設けられた始動入賞部品と、始動入賞部品に入賞した球を検出して始動入賞信号を制御装置に出力する始動入賞球検出器と、遊技機枠の前側から視認されるように遊技盤の裏面に取り付けられた画像表示器と、遊技機枠の前面に設けられた介入操作部材と、制御装置とを備え、制御装置は、始動入賞信号が入力された場合に当たり外れの抽選を行い、画像表示器に対する可変表示の制御を開始した後、画像表示器に特定リーチが表示された場合、取得した当たり外れ抽選の結果、取得した第1乱数値、取得した操作信号の入力されたメモリ操作回数、取得した第2乱数値によって、特定画像を表示するように画像表示器を制御することを特徴とするパチンコ遊技機の演出表示装置。
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JP2009118932A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Sammy Corp 遊技機
JP2010094173A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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