JP2007151725A - 電子式スタータ - Google Patents

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政行 田中
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Abstract

【課題】既存装置と組合わせることで容易かつ安価にシステム構成出来るほか、必要に応じて外部入力による遠隔操作も可能な、多用途に使用出来る電子式スタータを提供する。
【解決手段】電子式スタータであって、本体ハウジングと、これに備え設けられた作動スイッチと、外部より入力される、又は作動スイッチの操作によるスタート信号に基づき、増幅器或いはスピーカK、発光装置L、又は計時装置Mの少なくとも何れかを含む外部装置に作動信号を送出する処理装置6であって、上記スタート信号により作動し、予め記憶された無音を含む複数の音色データを、出力信号として単独又は組合せて増幅器或いはスピーカKに出力可能な第1の出力装置B,C,Dと、上記スタート信号により作動し、発光装置L又は計時装置Mを作動させ得る作動信号を出力可能な第2の出力装置F,Hとからなるものと、を含むものとする。
【選択図】図4

Description

本発明は、陸上競技、水泳等の競技開始の合図に使用される、或いは、野外活動やレクリエーション等におけるスタート合図として使用される電子式スタータに関する。
近年、競技のスタート合図等に用いられて来た紙雷管に代えて、電子式のスタータを用いる例が増えてきている。これは、騒音、火傷、難聴の原因になる等の理由で紙雷管の使用が敬遠されていることに起因するものである。
これまでに、電子ピストルの通称でいくつかのタイプの電子スタータが開発、提案されているが(特許文献1参照)、それらにはいずれも、概ね次の様な問題が残っていた。
まず、音源がアンプ側に設けられているため、ユーザーには電子スタータ本体の他に音源内蔵のアンプ及びスピーカをセットで購入して貰う必要があり、システム価格としてかなり高額なものとなってしまいユーザーに掛かる負担が大きいと言う問題があった。
さらに、音源がアンプ側に設けられているため、屋外で電子スタータシステムを利用しようとする際、ユーザーは電子スタータ本体の他に音源内蔵のアンプ及びスピーカを必ずセットで持ち歩く必要があり、機動性の面でもユーザーに掛かる負担が大きいと言う問題があった。
その他、音の種類が1種類だけ(紙雷管と同様のパーンというピストル音)であり、多様性に欠けると言う問題があった。
また、音の種類が複数種あったとしても、それはトーンの異なる2種のピストル音が用意される程度のものに過ぎず、水泳やボクシング等、従来から既に特有の音色をスタートの合図に利用している競技等に対しては、その様な電子スタータの適用が馴染まない、不自然と言う問題があった。
同様に、水泳やボクシング等、従来から既に特有の器材(電子ホイッスルやゴング等)をスタートの合図に利用している競技等に対しては、所謂ピストル型をした電子スタータの使用がやはり、競技の性格上馴染まない、不自然と言う問題があった。
特開昭62−109588号公報
従って本発明は、既存装置と組合わせることで容易かつ安価にシステム構成出来るほか、必要に応じて外部入力による遠隔操作も可能な、多用途に使用出来る電子式スタータを提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく種々検討を重ねた結果、本発明者は、1)音源を外部のアンプやスピーカ側ではなく、本体に内蔵する構成とし、さらに、2)本体ハウジングに備え設けられた作動スイッチを操作する以外にも、外部からの信号入力によって本体内の処理装置へスタート信号を入力し得る様構成することによって上記課題を解決可能なことを見い出し、本発明を完成した。
上記課題を解決可能な本発明の電子式スタータは、(1)電子式スタータであって、
本体ハウジングと、
前記本体ハウジングに備え設けられた作動スイッチと、
外部より入力される、又は前記作動スイッチの操作によるスタート信号に基づき、増幅器、スピーカ、発光装置、又は計時装置の少なくとも何れかを含む外部装置に作動信号を送出する処理装置であって、
前記スタート信号により作動し、予め記憶された無音を含む複数の音色データを、出力信号として単独又は組合せて前記増幅器又はスピーカに出力可能な第1の出力装置と、
前記スタート信号により作動し、前記発光装置又は計時装置を作動させ得る作動信号を出力可能な第2の出力装置とからなるものと、
を含むことを特徴とするものである。
さらに、(2)前記第1又は第2の出力装置は、
前記第1又は第2の出力装置から前記増幅器、スピーカ又は発光装置への出力信号又は作動信号の送出が行われ、前記増幅器、スピーカ又は発光装置からの音声出力の出力又は発光が完了するまでの間に更なる別のスタート信号が入力されたとき、前記別のスタート信号に基づき次の出力信号又は作動信号を引き続き出力可能な連続出力装置を備えていることが好ましい。
本発明では、音源を外部のアンプやスピーカ側ではなく、本体に内蔵する構成としている。そのため、本発明によれば、市販のアンプやスピーカ(例えば外部入力端子付のラジカセ等)、或いは学校内における校内放送設備等を既に所有しているユーザーに対しては、音源内蔵の本発明装置を提供するだけで、有用な電子スタータシステムを提供することが可能となる。
又本発明によれば、本体ハウジングに備え設けられた作動スイッチを操作する以外にも、必要に応じて外部からの信号入力によって本体内の処理装置へスタート信号を入力することも可能である。これにより、上記作動スイッチによらずとも、例えばリモコン等の遠隔操作手段を用いることにより、本発明装置から離れた状態にあっても、ユーザーは本発明装置にスタート信号を送って音声や光を出力させることが可能となる。
さらに、本発明によれば、必要に応じて本体内の処理装置に所謂連続撃ち又は連続出力装置を備えることも可能である。この場合、第1又は第2の出力装置は、第1又は第2の出力装置から増幅器、スピーカ又は発光装置への出力信号又は作動信号の送出が行われ、上記増幅器、スピーカ又は発光装置からの音声出力の出力又は発光が完了するまでの間に更なる別のスタート信号が入力されたときであっても、上記別のスタート信号に基づき次の出力信号又は作動信号を引き続き出力することが可能となる。
発明を実施するための形態
以下、添付図面に基づき、本発明の一実施形態につき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る電子式スタータ及びこれに外付け接続され得る外部装置の外観を示す図、図2は出力音選択部の拡大図(a)及び出力可能な音色の一例を示す図(b)、図3は本発明の一実施形態に係る電子式スタータの内部構造を示す図、図4は本体ハウジングに内蔵される回路基板上に構成される、本発明装置の処理装置に係るブロック図、図5は図4に示すブロック図の一部をより詳細に示す図である。なお、図2(b)では、出力音選択部3で選択し得る10種類の合図音を、図2(a)に示された上方から順に右回りに示している。
[基本構成]
図1に示す通り、本実施形態に係る電子式スタータ1は、銃身部11とグリップ部12を備えたピストル型の本体ハウジングと、上記本体ハウジングに備え設けられた作動スイッチ2と、上記本体ハウジングに内蔵された処理装置であって、外部より入力される、又は作動スイッチ2の操作によるスタート信号に基づき、増幅器或いはスピーカ(一例では、図1に示すメガホン51,52若しくは可搬式アンプ内蔵スピーカ53等)、発光装置OP1、又は計時装置OP2の少なくとも何れかを含む外部装置に作動信号を送出するものと、から基本的に構成される。本体ハウジングの銃身部11には、電源スイッチ5並びに出力音選択部3及びその選択ダイアル4が備えられる。さらに本実施形態では、本体ハウジングの銃身部11の先端に直接、外部装置として発光装置OP1を外付け接続出来る様構成されている。他方、別の外部装置であるメガホン51,52若しくは可搬式アンプ内蔵スピーカ53又は計時装置OP2については、本体ハウジングのグリップ部12の基端に備え設けられた第1及び第2の外部出力端子OUT1,OUT2より、接続ケーブルC1,C2を介して必要に応じて適宜接続される様構成されている。
外部装置として、各種競技で使用されるカウンタ式の表示装置等の計時装置OP2を外付け接続することで、同装置のスタータとして本発明装置1を使用することが可能となる。この場合、本体ハウジング内の処理装置にスタート信号が入力されると同時にタイムの計測を開始することが可能となる。
処理装置については後程、詳細に説明するが、本実施形態では音源を外部のアンプやスピーカ側ではなく、本体ハウジングに内蔵する構成としている。そのため、本実施形態によれば、市販のアンプやスピーカ(例えば外部入力端子付のラジカセ等)、或いは学校内における校内放送設備等を既に所有しているユーザーに対しては、音源内蔵の本発明装置を提供するだけで、有用な電子スタータシステムを提供することが可能となる。
本実施形態に係る電子式スタータ1では、図2に示す通り、音の種類もピストル音31の1種類だけではなく、競技等の種類に合わせて、トイピストル32、水泳スタータ(水泳競技でよく使用する電子ホイッスルの合図音)33、ゴング34、ホイッスル35、太鼓36、チャイム37、ブザー38、非常警報39の音を任意に選択することが可能である。
逆に、本体内の処理装置にスタート信号が入力されても音声出力が送出されないよう設定(音なし30)することも可能であり、このとき、外部装置として発光装置OP1を外付け接続すれば、発光のみでスタートの合図を行うことも可能となる。
本実施形態では、図1及び図2に示す通り、予め記憶された無音を含む複数の音色データにより実現される合図音30〜39を、出力音選択部3において、選択ダイアル4を回すことによって選ぶ構成としている。
図3には、本実施形態に係る電子式スタータ1の内部構造が示されている。
同図に示す通り、本体ハウジングの銃身部11には処理装置6が納められる。本実施形態では、処理装置6は一般的なプリント回路基板上に構成されている。銃身部11の先端11aには、図1に示した発光装置OP1が外付け接続され得る。
他方、銃身部11の基端11bには、グリップ部12の先端12aが接続されている。本体ハウジングのグリップ部12には電池ボックス7が納められる。グリップ部12の基端12bには第1及び第2の外部出力端子OUT1,OUT2が備え設けられており、接続ケーブルC1,C2を介して図1に示したメガホン51,52若しくは可搬式アンプ内蔵スピーカ53又は計時装置OP2が外付け接続され得る。
また、銃身部11とグリップ部12の接続部周りには、作動スイッチ2が配設される。作動スイッチ2は、銃身部11に軸支され、本体ハウジングに対して相対的に角度変位し得る可動子からなるものであり、支軸21、トリガ部22、第1及び第2の突出部23,26、第1の突出部23先端に備えられたマグネット24とからなっている。第1の突出部23は、その先端に備えられたマグネット24が処理装置6上に備えられたホールIC25上に到達し得る様に設けられた可動片である。本実施形態では、ユーザがトリガ部22を引いて作動スイッチ2を角度変位させた時、第1の突出部23先端に備えられたマグネット24がホールIC25上から外れる様になっている。第2の突出部26は、銃身部11側に設けられたストッパ27に当接し得る様に設けられた可動片である。本実施形態では、トリガ部22が引かれないとき、作動スイッチ2の第2の突出部26は、付勢された状態でストッパ27に当接している。
[処理装置の詳細について]
本実施形態に係る処理装置6は、図3〜5に示すとおり、外部より入力される、又は作動スイッチ2の操作によるスタート信号に基づき、増幅器或いはスピーカ(拡声器等)K、発光装置L、又は計時装置Mの少なくとも何れかを含む外部装置に作動信号を送出するものであって、上記スタート信号により作動し、予め記憶された無音を含む複数の音色データを、出力信号として単独又は組合せて増幅器又はスピーカKに出力可能な第1の出力装置B,C,Dと、上記スタート信号により作動し、発光装置L又は計時装置Mを作動させ得る作動信号を出力可能な第2の出力装置F,Hとからなっている。
作動スイッチ2は、可動子側に設けられたマグネット24と本体ハウジング側(図4に示す出力装置6のG部)に設けられたホールIC25の位置関係に応じてスタート信号を出力し得る様構成されている。本実施形態では、可動子側に設けられたマグネット24が本体ハウジング側に設けられたホールIC25上から外れた際にスタート信号を送出する様構成されている。
本実施形態では、作動スイッチ本体側Gは、図5に一例を示す通り、ホールICであるIC7を中心に構成される。IC7に外付け接続される周辺回路については、従来知られた適宜構成からなるものである。
なお、マグネット24とホールIC25は非接触を保つ様構成されており、磨耗等による劣化が起きないよう配慮されている。さらに、ホール素子(ホールIC)を使用した場合、スイッチに流れる電流値はリレー機械式スイッチを使用した場合に比べて小さく、無用なトラブルの抑制にも貢献する。
又図4に示すとおり、本実施形態に係る処理装置6では、必要に応じて外部スイッチ入力部Jが備え設けられる様構成されており、本体ハウジングに配設された作動スイッチ2を操作する以外にも、外部からの信号入力(図4における外部入力部J)によって本体ハウジング内の処理装置6へスタート信号を入力することも可能である。これにより、作動スイッチ2によらずとも、例えばリモコン等の遠隔操作手段を用いることにより、ユーザは隔地より電子スタータ1にスタート信号を送って音声や光を出力させることが可能となる。
かかる構成は、水泳やボクシング等、従来から既に特有の器材(電子ホイッスルやゴング等)をスタートの合図に利用している競技等にも、本実施形態に係る電子式スタータを、競技者から見えない状態で使用することを可能ならしめるものである。これにより、第1の出力装置B,C,Dから複数種の合図音を出力し得ることと相俟って、本実施形態に係る電子式スタータを、競技の雰囲気に影響を及ぼすことなく使用することが可能となる。
本実施形態に係る第1の出力装置は、予め記憶された無音を含む複数の音色データを、出力信号として単独又は組合せて増幅器又はスピーカKに出力可能なものであり、音源選択回路B、音源発生回路C及び音信号増幅回路Dより構成される。
第1の出力装置B,C,Dは、外部スイッチ入力J又は作動スイッチ本体側Gよりトリガー入力回路Eを経て送られてきたスタート信号により作動する。
本実施形態では、音源選択回路Bは、図5に一例を示す通り、出力音選択部3に相当するロータリースイッチSW1を中心に構成される。ロータリースイッチSW1中のスイッチ群の閉成/開成の組み合わせは、選択ダイアル4の回転角度位置により定まる。
本実施形態では、SW1中のスイッチ群の閉成/開成の組み合わせから決まるSW1からの出力パターンに応じて、IC6を通じて、音源発生回路Cのディジタル音声合成IC(IC3)に、予め記憶された複数の音声データの中から、或いはこれらを組合わせて所定の合図音を出力すべき旨の指令をしている。
次に、音源発生回路Cは、図5に一例を示す通り、予め複数の音声データが記憶されたディジタル音声合成IC(IC3)を中心に構成される。IC3に外付け接続される周辺回路については、従来知られた適宜構成からなるものである。なお、IC3自体は、一般に入手可能なものである。
IC3は、IC6からの指令に従い、自身に予め記憶された複数の音声データの中から、或いはこれらを組合わせて、所定の合図音を構成する出力信号を、アナログ変換したのち、OUT端子から音信号増幅回路Dに出力し得る様構成されている。
ここで、本実施形態では、音源発生回路CのIC3は連続撃ち回路Aにも接続されており、後述するとおり、IC6からの指令に加えて連続撃ち回路Aからの指令があった場合には、この連続撃ち回路Aからの指令に応じて出力信号を連続出力し得る様構成されている。
一方、音信号増幅回路Dは、従来知られた適宜構成からなるものである。
また、第2の出力装置は、発光装置L又は計時装置Mをさせ得る作動信号を出力可能なものであり、発光信号回路F又はカウンタ信号出力部Hのいずれか又は双方からなるものである。
第1の出力装置同様、第2の出力装置F,Hも、外部スイッチ入力J又は作動スイッチ本体側Gよりトリガ入力回路Eを経て送られてきたスタート信号により作動する。
発光信号回路F又はカウンタ信号出力部Hは、従来知られた適宜構成からなるものである。
尚本実施形態では、発光信号回路Fは、連続撃ち回路Aを介してトリガ入力回路Eに接続されており、後述するとおり、連続撃ち回路Aから連続出力の指令があった場合には、それに応じて作動信号をフラッシュ発光器Lに連続出力し得る様構成されている。
ここで、本実施形態では、トリガ入力回路Eは、図5に一例を示す通り、シュミットトリガ回路IC11を中心に構成される。尚本実施形態では、シュミットトリガ回路IC11のほか、IC12,13,14は、1つの集積回路内に形成されている。トリガ入力回路Eは、後述する連続撃ち回路A及びカウンタ信号出力部Hに接続される。
さらに、本発明によれば、本体ハウジング内の処理装置に所謂連続撃ち又は連続出力装置を備えることも可能である。本実施形態では、図4及び5に示す通り、トリガ入力回路Eの後段に連続撃ち回路Aが備えられている。連続撃ち回路Aは、第1の出力装置側(音源選択回路B及び音源発生回路C)、並びに第2の出力装置の発光信号回路Fに接続されている。
ここで、本実施形態では、連続撃ち回路Aは、図5に一例を示す通り、シュミットトリガ回路IC12〜14と、NANDゲートIC21〜24とを適宜組合わせて構成されている。尚本実施形態では、シュミットトリガ回路(IC11〜14)の場合と同様、NANDゲートIC21〜24も1つの集積回路内に形成されている。
従って本実施形態の場合、第1又は第2の出力装置は、第1又は第2の出力装置から増幅器或いはスピーカK又は発光装置Lへの出力信号又は作動信号の送出が行われ、上記増幅器或いはスピーカK又は発光装置Lからの音声出力の出力又は発光が完了するまでの間に更なる別のスタート信号が入力されたときであっても、上記別のスタート信号に基づき次の出力信号又は作動信号を引き続き出力することが可能となっている。
従来知られた電子式スタータは、1)或る合図音の出力が完了するまでは次のスタート合図音を出力させることが出来ない様な構成のものばかりであり、それ故に2)リコール出力用回路を別途備える構成のものが多数存在していた。本実施形態によれば、連続出力が可能であることから、リコール出力用回路を別途備える必要が無く、処理装置の簡素化、低コスト化を実現出来る。
[変形例]
以上、本発明に付き一実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記各構成に何ら限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、処理装置6の音源発生回路Cを、予め複数の音声データが記憶されたディジタル音声合成IC(IC3)を中心に構成したが、これに限定されず、予め複数の音声データを記憶させたメモリと、このメモリからのデータの読み出し等を制御する為のマイクロコンピュータとからなるものとしても構わない。なお、上記音声データがディジタルデータからなるものである場合、音信号増幅回路に出力する必要上、A/Dコンバータを追加することが好ましい。
処理装置6内における各ブロックA〜Hに係る回路構成も、図5に記載された構成に限定されず、種々の変形が可能である。
また、上記実施形態では、図4に示す外部スイッチ入力Jについては必要に応じて処理装置6に備え得る様に構成していたが、これに限定されず、本体ハウジングに入力端子を配設し、外部スイッチ入力Jを処理装置6に常設する構成としても構わない。
また、作動スイッチ2については、上記実施形態ではホールICとマグネットの組み合わせからなるものを利用したが、これに限定されず、リレーや機械式スイッチからなるものとしても良い。
音の種類も図2に例示されたものに限定されない。
このように、本発明は上記実施形態等に記載の構成に限定されるものではなく、当業者であれば、以上に開示された基本的技術思想及び教示に基づき、種々の変形例を想到出来る事は自明である。
以上に説明したとおり、本願発明は、既存装置と組合わせることで容易かつ安価にシステム構成出来るほか、必要に応じて外部入力による遠隔操作も可能な、多用途に使用出来る電子式スタータを提供する新規かつ有用なるものであることが明らかである。
本発明の一実施形態に係る電子式スタータ及びこれに外付け接続され得る外部装置の外観を示す図である。 出力音選択部の拡大図(a)及び出力可能な音色の一例を示す図(b)である。 本発明の一実施形態に係る電子式スタータの内部構造を示す図である。 本体ハウジングに内蔵される回路基板上に構成される、本発明装置の処理装置に係るブロック図である。 図4に示すブロック図の一部をより詳細に示す図である。
符号の説明
OP1 発光装置
OP2 計時装置
OUT1,OUT2 第1及び第2の外部出力端子
1 電子式スタータ
2 作動スイッチ
3 出力音選択部
4 選択ダイアル
5 電源スイッチ
6 処理装置
7 電池ボックス
11 銃身部
11a,11b 銃身部先端,基端
12 グリップ部
12a,12b グリップ部先端,基端
21 支軸
22 トリガ部
23 第1の突出部
24 マグネット
25 ホールIC
26 第2の突出部
27 ストッパ
51,52 メガホン
53 可搬式アンプ内蔵スピーカ

Claims (2)

  1. 電子式スタータであって、
    本体ハウジングと、
    前記本体ハウジングに備え設けられた作動スイッチと、
    外部より入力される、又は前記作動スイッチの操作によるスタート信号に基づき、増幅器、スピーカ、発光装置、又は計時装置の少なくとも何れかを含む外部装置に作動信号を送出する処理装置であって、
    前記スタート信号により作動し、予め記憶された無音を含む複数の音色データを、出力信号として単独又は組合せて前記増幅器又はスピーカに出力可能な第1の出力装置と、
    前記スタート信号により作動し、前記発光装置又は計時装置を作動させ得る作動信号を出力可能な第2の出力装置とからなるものと、
    を含むことを特徴とする電子式スタータ。
  2. さらに、前記第1又は第2の出力装置は、
    前記第1又は第2の出力装置から前記増幅器、スピーカ又は発光装置への出力信号又は作動信号の送出が行われ、前記増幅器、スピーカ又は発光装置からの音声出力の出力又は発光が完了するまでの間に更なる別のスタート信号が入力されたとき、前記別のスタート信号に基づき次の出力信号又は作動信号を引き続き出力可能な連続出力装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電子式スタータ。
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