JP2007151692A - 清掃部材保持具及びそれを用いた清掃具 - Google Patents

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Abstract

【目的】モップ状物等の払拭材を簡単な構造により強固に支持することのできる支持構造を備えた清掃部材保持具及びそれを用いた清掃具を提供する。
【構成】このハンディモップは、清掃部材保持具1と払拭材11からなる。払拭材11が植設された基布12上面には、細長形状の布片からなる袋状保持部13が縫着され、基布12との間に袋状の取り付け孔が形成されている。指操作部6を押さえることにより、揺動片4の先端部5を上向きに持ち上げた後、保持片部2の先端を袋状保持部13の差込口より挿入する。指操作部6の押さえを解除すると、バネ材16によって、上歯部8、9と下歯部10が噛合し、この噛合状態において、上歯部8、9と下歯部10は、表側と裏側の布テープ材14、18の段差部分に引っ掛かって係合して、保持片部2と袋状保持部13との挿着状態を強固にロック保持することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばモップ状物等の払拭材が着脱可能に装着される清掃部材保持具及びそれを用いた清掃具に関する。
この種の清掃部材保持具におけるモップ支持構造は、例えば、ハンディモップの場合、特許文献1に示されているように、長いへら状の支持片をモップの開口に差し込んで支持するものがある。支持片によるモップ支持状態を保持するために、支持片の一端と連結したハンドルの根元部にスライド自在な押え部材を設け、この押え部材を前進させてモップの開口付近の表面を押えている。また、押え部材を使用しないものでは、特許文献2に示されているように、モップ保持具を上側押え板と下側保持板とに分割し、下側保持板の下面にあてたモップの両端を下側保持板の上面へと折り返し、上下両板間でモップの折り返し部分を挟持する挟持構造によるモップ保持具がある。
特開平11−225933号公報 特開平11−76126号公報
ところが、特許文献1に記載のモップ保持具は、押え部材の上面係止力だけでモップの開口被覆部の表面を噛合するモップ保持構造であるため、清掃の際にモップに付着した塵芥を払い落とすとき、ハンドルを持って強く振ると、押え部材の係止力に抗してモップが遠心力で脱離することがある。言い換えると、従来のモップ保持構造ではモップが抜けやすいという問題が存在するため、支持片が遠心力に負けないだけの板厚を必要とするが、そのように板厚を厚くした場合には材料コストの増加を招くだけでなく、支持片の剛体性が強くなって使用特性の低下を招いていた。
一方、特許文献2に記載のモップ保持構造では、上側押え板と下側保持板によってモップの両端の折り返し部分を挟持するので脱離しにくい。しかし、その挟持構造が比較的複雑であるため、ハンディモップ等に用いる小型形状の野清掃部材保持具には適用できない不具合があった。
この発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであり、モップ状物等の払拭材を簡単な構造により強固に支持することのできる支持構造を備えた清掃部材保持具及びそれを用いた清掃具を提供することを目的としている。
この発明は、上記課題を達成するためになされたものであり、本発明の第1の形態は、払拭材が植設される基部上面に袋状保持部を設けた清掃部材と、前記袋状保持部の差込口より挿着して前記清掃部材を保持する保持片部と、前記保持片部と連設されたグリップ部と、先端側に下向きに設けた上歯部を前記保持片部の上面に対して移動自在に前記連設部分に設けた可動保持部材とを備え、前記差込口付近の前記袋状保持部の表裏側に一対の厚肉部を設けた清掃具において、前記保持片部の上面に前記上歯部と対向して下歯部を突設し、前記保持片部を前記差込口より挿入した挿着状態において、前記可動保持部材を前記保持片部側に移動させることにより、前記上歯部と前記下歯部が噛合し、前記一対の厚肉部の表裏側に形成される、前記差込口の開放端より内側に位置する段差部分に前記上歯部及び前記下歯部が係合して、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離しないようにした清掃部材保持具である。
本発明の第2の形態は、前記第1の形態において、前記厚肉部は、前記段差部分を形成する厚さを備え、前記差込口の開放端側の表裏に固着されるテープ材からなる清掃部材保持具である。
本発明の第3の形態は、前記第2の形態において、一端側を折り返して縫着することにより前記厚肉部を形成した布材2枚を前記厚肉部が対向位置するように縫着した前記袋状保持部を備えた清掃部材保持具である。
本発明の第4の形態は、前記第1、2又は3の形態において、前記可動保持部材は、一端に前記上歯部が形成され、他端に指操作部が形成され、前記保持片部上において揺動自在に軸支された揺動片からなり、前記上歯部を前記保持片部側に付勢する付勢手段を前記連設部分に設けてなる清掃部材保持具である。
本発明の第5の形態は、前記第1〜4のいずれかの形態において、前記上歯部と前記下歯部との前記噛合状態となるとき、表側の前記段差部分の端部に対して、前記上歯部の内面側が鋭角に係合する清掃部材保持具である。
本発明の第6の形態は、前記第1〜5のいずれかの形態において、前記上歯部は複数の突起からなる櫛歯形状を有し、その突起間に前記下歯部を対向して設けた清掃部材保持具である。
本発明の第7の形態は、前記第1〜6のいずれかの形態において、前記保持片部は可撓性を備えた長細形状の合成樹脂製舌片からなる清掃部材保持具である。
本発明の第8の形態は、前記第1〜7のいずれかの形態に係る清掃部材保持具を含み、前記保持片部の前記差込口への挿着によって前記清掃部材を保持する清掃具である。
本発明の第1の形態によれば、前記保持片部を前記袋状保持部の前記差込口より挿入した挿着状態において、前記可動保持部材を前記保持片部側に移動させることにより、前記上歯部と前記下歯部が噛合し、前記袋状保持部の表裏側に設けた前記一対の厚肉部の表裏側に形成される、前記差込口の開放端より内側に位置する段差部分に前記上歯部及び前記下歯部が係合して、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離するのを防止するので、前記差込口の開放端より内側に位置する段差部分と前記上歯部及び前記下歯部との係合作用により、前記保持片部の板厚をある程度薄くしても前記保持片部モップ状物等の前記払拭材に付着した塵芥を払い落とすとき、前記グリップ部を持って強く振っても、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離しない強固な、抜け落ち防止の保持構造を具備することができる。また、この保持構造は前記保持片部の上面に前記上歯部と対向して下歯部を突設した簡単な構造であり、小型のハンディモップ等に簡易に適用でき、前記袋状保持部をより強固に支持することのできる支持構造を備えた清掃具を提供することが可能となる。なお、払拭部材は塵埃のような被清掃物を払拭したり粘着捕集する部材であり、例えばモップ等のパイル材、クロス体、スポンジ体、ブラシ体などから選択される。
また、前記上歯部と前記下歯部の形状を、モップ等を案内するために前記連設部分方向に絞られた吸い込み状テーパ面に形成した場合には、前記可動保持部材に指をかけることなく前記袋状保持部に挿入し、前記上歯部と前記下歯部の間に簡易に挿入固定することができる。更に、前記上歯部と前記下歯部は相互に合致する位置に形成してもよいし、前後又は左右に位置ずれした非合致位置に形成してもよい。特に、非合致位置に形成する場合には、前記上歯部と前記下歯部が押し合わないので、歯部分どうしの磨耗による磨り減りを防止できる。
本発明の第2の形態によれば、前記厚肉部は、前記段差部分を形成する厚さを備え、前記差込口の開放端側の表裏に固着されるテープ材からなるので、前記袋状保持部を布材から裁断して形成する場合等において、前記差込口の開放端側の布切断箇所をテープ材で縫着等の固着により補強するとともに、そのテープ材によって形成される前記段差部分を利用して、前記上歯部及び前記下歯部を係合させ、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離しない強固な保持構造を簡易に構成することができる。
本発明の第3の形態によれば、一端側を折り返して縫着することにより前記厚肉部を形成した布材2枚を前記厚肉部が対向位置するように縫着した前記袋状保持部を備えるので、前記袋状保持部を布材から裁断して形成する場合等において、前記差込口の開放端側の布切断箇所を折り返して縫着することにより、補強テープ材を用いずに、前記段差部分を形成することができ、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離しない強固な保持構造を簡易に構成することができる。
本発明の第4の形態によれば、前記可動保持部材は、一端に前記上歯部が形成され、他端に指操作部が形成され、前記保持片部上において揺動自在に軸支された揺動片からなり、前記上歯部を前記保持片部側に付勢する付勢手段を前記連設部分に設けてなるので、前記グリップ部を握持した状態において指で前記指操作部を押さえることにより、前記揺動片を上向きに上げた後、前記保持片部を前記袋状保持部の差込口より挿入して、指の力を抜くことにより前記指操作部の押さえを解除することにより、前記保持片部の挿着状態を前記付勢手段による付勢力により、前記係合を保持することができる。従って、軸支された前記揺動片による押さえレバーを用いて、簡単かつ強固な保持構造を構成することができる。
本発明の第5の形態によれば、前記上歯部と前記下歯部との前記噛合状態となるとき、表側の前記段差部分の端部に対して、前記上歯部の内面側が鋭角に係合するので、前記グリップ部を持って強く振っても、前記上歯部が前記段差部分の端部に対して食い込み、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離しない、より強固な保持構造を具備することができる。
本発明の第6の形態によれば、前記上歯部は複数の突起からなる櫛歯形状を有し、その突起間に前記下歯部を対向して設けたので、前記上歯部と前記下歯部との前記噛合状態となるとき、前記差込口の開放端側において前記袋状保持部に接触する部分が多くなり、より強固な保持構造を具備することができる。
本発明の第7の形態によれば、前記保持片部は可撓性を備えた長細形状の合成樹脂製舌片からなるので、前記払拭材に付着した塵芥を払い落とすとき、前記グリップ部を持って軽く振っても、撓りやすくて振るい落とし効率がよく、しかも本発明の強固な保持構造により抜け落ち防止が施され、優れた清掃作業性を具備することができる。
本発明の第8の形態によれば、前記第1〜第7のいずれかの形態に係る清掃部材保持具を含み、前記保持片部の前記差込口への挿着によって前記清掃部材を保持するので、前記グリップ部を持って強く振っても、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離しない強固な、抜け落ち防止の保持構造を具備し、清掃作業性に優れた清掃具を提供することが可能となる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施形態に係るハンディ形清掃用具(以下、ハンディモップという。)を示す。図2はこのハンディモップに用いる清掃部材保持具を示す。
このハンディモップは、清掃部材保持具1と払拭材11からなる。払拭材11はモップ繊維体のパイル材を細長状基布12に植設したものである。基布12上面には、細長形状の布片からなる袋状保持部13が縫着され、基布12との間に袋状の取り付け孔が形成されている。払拭材11が植設される基布12と、その上面に縫着された袋状保持部13とによって本発明の清掃部材が構成される。清掃部材保持具1は、払拭部材11を着脱可能に装着するものであり、袋状保持部13両端の差込口のいずれかより挿着して、前記清掃部材を保持する保持片部2と、保持片部2と連設されたグリップ部3と、先端部5に下向きに設けた2つの上歯部8,9を、保持片部2の上面に対して保持片部2とグリップ部3との連設部分7に揺動自在に、保持片部2上に軸支された揺動片4からなる。揺動片4のグリップ部3側一端には指操作部6が設けられている。保持片部2は、薄肉で、可撓性を備えた長細形状の合成樹脂製舌片形状を有する。保持片部2の上面には、上歯部8、9と対向して下歯部10を突設されている。保持片部2の幅は約1cmである。払拭材11の装着をリバーシブルにするため、前記袋状の取り付け孔が袋状保持部13両端に設けられている。
基布12及び袋状保持部13には耐久性のある厚手の布材、例えばデニム材が使用される。袋状保持部13の差込口付近の表裏側には、表側布テープ材14、裏側布テープ材18が縫着され、本発明における一対の厚肉部が形成されている。保持片部2及びグリップ部3は合成樹脂を射出成形することにより一体形成されている。表側布テープ材14と裏側布テープ材18は断面コ字形にしたテープ片を袋状保持部13の差込口部端を包むようにして縫着されたものであり、差込口端部の裁断箇所が解れるのを防止する役目も担っている。表側の布テープ材14と裏側の布テープ材18はそれぞれ、差込口の開放端より内側に段差部分を形成している。表側の布テープ材14による上側段差部分に対して、上歯部8、9の内面側は鋭角に配向されている。
図3は、連設部分7における揺動片4のクリップ型揺動機構を示す。揺動片4の中心下部17には軸部15が設けられていて、軸部15を連設部分7に設けた軸孔に嵌入させ、回動自在に軸支している。指操作部6下部には上歯部8、9を保持片部2側に付勢する付勢手段としてのバネ材16が内設されている。軸部15を設けた中心下部17は丸みを帯びており、保持片部2表面に当接している。
上記構成の清掃部材保持具1による袋状保持部13の着脱機能を説明する。
まず、グリップ部3を握持した状態において指で指操作部6を押さえることにより、図3の破線で示すように、揺動片4の先端部5を上向きに持ち上げた後、保持片部2の先端を袋状保持部13の差込口より挿入する。ついで、指の力を抜くことにより指操作部6の押さえを解除することにより、バネ材16の弾性力によって、上歯部8、9と下歯部10が噛合する。この噛合状態において、上歯部8、9と下歯部10は、表側布テープ材14と裏側布テープ材18の前記段差部分に引っ掛かるように係合するので、保持片部2と袋状保持部13との挿着状態をロックして強固に保持することができる。特に、噛合状態となるとき、上側段差部分の端部に対して、上歯部8、9の内面側が鋭角に係合するので、グリップ部3を持って強く振っても、上歯部8、9が上側段差部分の端部に対して食い込み、保持片部2が袋状保持部13から脱離しない、より強固な保持構造を具備させることができる。なお、裏側の布テープ材18の下側段差部分に対して、下歯部10内面側を鋭角に配向すれば、裏側での係合保持力も増加させることができる。
しかも、上歯部8、9と下歯部10は図4の(4A)に示すように、下歯部10は櫛歯状突起の上歯部8、9の間に対向して設けられているので、前記係合作用に加え、差込口の開放端側において袋状保持部13に接触する部分が多くなり、保持片部2と袋状保持部13との挿着状態をロックしてより強固に保持することができる。なお、図4の(4B)に示すように、下歯部を上歯部8、9のそれぞれに対向する2つの下歯部20、21を突設してもよく、下歯部20、21による前記段差部分への係合作用を高めることができる。このとき、上歯部8、9と下歯部20、21を相互に合致する位置形態に形成してもよいし、前後に形成位置をずらせてもよい。形成位置をずらせる場合には、上側段差部分と下側段差部分の位置を相互にずらして噛合を確実にする必要がある。
また、前記段差部分の形成は表側布テープ材14及び裏側布テープ材18を用いず、図5に示すように、一端側を折り返して縫着することにより行うことができる。図5の(5A)は、一端側を折り返した上側布材30と下側布材32を上側折り返し厚肉部31、下側折り返し厚肉部33が対向位置するように縫糸Sにより縫着した袋状保持部13の差込口形状を示す。袋状保持部13を布材から裁断して形成する場合、差込口の開放端側の布切断箇所を折り返して縫着することにより、補強テープ材を用いずに、前記段差部分を形成することができる。図5の(5B)に示すように、一端側を折り返して上側折り返し厚肉部35を縫着した上側布材34と、テープ材37により下側厚肉部を形成した下側布材36とを表裏重ねて縫糸Sにより縫着して、前記段差部分を形成してもよい。
清掃作業が終了すれば、払拭部材11に付着した塵芥を払い落とすとき、グリップ部3を持って強く振っても、上歯部8、9と下歯部10との噛合による前記係合作用によって、保持片部2が袋状保持部13から脱離しない強固な、抜け落ち防止がなされ、十分に塵芥を払い落とす作業を行える。従って、本実施形態に係るハンディモップは、清掃作業性に優れ、しかも保持片部2の上面に上歯部8、9と対向して下歯部10を突設した簡単な構造からなる、袋状保持部13の保持構造を具備する。特に、本実施形態では、袋状保持部13の強固な保持構造を活用して、保持片部2は可撓性を備えた長細形状の合成樹脂製舌片を使用しており、払拭材11に付着した塵芥を払い落とすとき、グリップ部3を持って軽く振っても、撓りやすくて振るい落とし効率がよく、清掃作業性の向上に寄与するとともに、清掃対象面にフィットし、ソフトタッチの清掃具を提供することができる。保持片部2を外すときは、揺動片4の先端部5を上向きに持ち上げ、上歯部8、9と下歯部10との噛合を解除することにより、保持片部2を袋状保持部13より簡単に抜脱することができる。
尚、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種々変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。例えば、上記実施形態の揺動片4のクリップ型揺動機構に代えて、前記特許文献1に示されているように、上歯部を下歯部10と噛合する位置に前後にスライドさせるスライド機構を設け、保持片部2の挿着時にその噛合状態をロックする可動保持部材からなるスライドロック機構を使用してもよい。また、本発明はハンディ形清掃具に限らず、更に保持片部2に対してグリップ部3が別体形成されたものであっても、適用可能である。更に、基布12に代えて払拭部材11を植設する樹脂製基部を使用してもよい。
本発明によれば、モップ状物等の払拭材を簡単な構造により強固に支持して、清掃作業性を向上させることのできるハンディモップ等の清掃具を提供することができる。
本発明の実施形態に係るハンディモップの外観斜視図である。 前記ハンディモップに用いる清掃部材保持具の外観斜視図である。 連設部分7における揺動片4のクリップ型揺動機構を示す断面図である。 上歯部と下歯部との対向位置関係を示す図である。 本発明の厚肉部の別の例を示す断面図である。図である。
符号の説明
1 清掃部材保持具
2 保持片部
3 グリップ部
4 揺動片
5 先端部
6 指操作部
7 連設部分
8 上歯部
9 上歯部
10 下歯部
11 払拭材
12 基布
13 袋状保持部
14 表側布テープ材
15 軸部
16 バネ材
17 中心下部
18 裏側布テープ材
20 下歯部
21 下歯部
30 上側布材
31 上側折り返し厚肉部
32 下側布材
33 下側折り返し厚肉部
34 上側布材
35 上側折り返し厚肉部
36 下側布材
37 テープ材
S 縫糸

Claims (8)

  1. 払拭材が植設される基部上面に袋状保持部を設けた清掃部材と、前記袋状保持部の差込口より挿着して前記清掃部材を保持する保持片部と、前記保持片部と連設されたグリップ部と、先端側に下向きに設けた上歯部を前記保持片部の上面に対して移動自在に前記連設部分に設けた可動保持部材とを備え、前記差込口付近の前記袋状保持部の表裏側に一対の厚肉部を設けた清掃具において、前記保持片部の上面に前記上歯部と対向して下歯部を突設し、前記保持片部を前記差込口より挿入した挿着状態において、前記可動保持部材を前記保持片部側に移動させることにより、前記上歯部と前記下歯部が噛合し、前記一対の厚肉部の表裏側に形成される、前記差込口の開放端より内側に位置する段差部分に前記上歯部及び前記下歯部が係合して、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離しないようにしたことを特徴とする清掃部材保持具。
  2. 前記厚肉部は、前記段差部分を形成する厚さを備え、前記差込口の開放端側の表裏に固着されるテープ材からなる請求項1に記載の清掃部材保持具。
  3. 一端側を折り返して縫着することにより前記厚肉部を形成した布材2枚を前記厚肉部が対向位置するように縫着した前記袋状保持部を備えた請求項1に記載の清掃部材保持具。
  4. 前記可動保持部材は、一端に前記上歯部が形成され、他端に指操作部が形成され、前記保持片部上において揺動自在に軸支された揺動片からなり、前記上歯部を前記保持片部側に付勢する付勢手段を前記連設部分に設けてなる請求項1、2又は3に記載の清掃部材保持具。
  5. 前記上歯部と前記下歯部との前記噛合状態となるとき、表側の前記段差部分の端部に対して、前記上歯部の内面側が鋭角に係合する請求項1〜4のいずれかに記載の清掃部材保持具。
  6. 前記上歯部は複数の突起からなる櫛歯形状を有し、その突起間に前記下歯部を対向して設けた請求項1〜5のいずれかに記載の清掃部材保持具。
  7. 前記保持片部は可撓性を備えた長細形状の合成樹脂製舌片からなる請求項1〜6のいずれかに記載の清掃部材保持具。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の清掃部材保持具を含み、前記保持片部の前記差込口への挿着によって前記清掃部材を保持することを特徴とする清掃具。
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