JP2007151277A - 配線システム - Google Patents

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一朗 柴村
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章 木野村
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剛 廉野
Tsunehiro Kitamura
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Abstract

【課題】ゲート装置に対して機能モジュールを嵌合するだけで機能モジュールの電力路および情報路を同時に確保でき、且つ、機能モジュールの追加や変更にも容易に対応できる配線システムを提供する。
【解決手段】配線システムは、天井に取着され先行配線された電力線および情報線にそれぞれ接続されたゲート装置と、ゲート装置1Aに重ねて取着される1乃至複数の機能モジュール2aとを備える。機能モジュール2aは、一方の面に電源用および情報用の栓刃挿入口23,24を設け、各栓刃挿入口23,24の内部に引掛刃受部材を配設するとともに、他方の面にゲート装置に設けた引掛刃受部材又は他の機能モジュールに設けた引掛刃受部材に保持される電源用および情報用の引掛栓刃21,22を設けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線システムに関するものである。
従来より、天井に取り付けられ先行配線された伝送線が接続されているベースユニットと、所望の機能を有しベースユニットに対して着脱自在に接続される機能ユニットとで構成される配線システムがあった。この配線システムでは、ベースユニットに対して機能ユニットを接続すると、機能ユニットがベースユニットを介して伝送線に接続され、伝送線を介してデータ伝送が行えるようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−298690号公報(段落番号[0103]〜[0105]、及び、第31図、第32図)
上述の配線システムでは、ベースユニットに対して伝送線しか接続されておらず、電力線は接続されていないので、例えば機能ユニットとして、照明負荷を制御する機能を有した端末器を用いる場合は、照明負荷に商用電源を供給するために、AC100V用の電力線を端末器に対して別途配線する必要があった。すなわち上述の配線システムでは、負荷への電源供給が必要な機能ユニットをベースユニットに接続して使用する場合、別途電力線を機能ユニットに接続する必要があり、多様な機能を有する機能ユニットを接続して使用できるものではなかった。またベースユニットには機能ユニットが1つしか取り付けられないため、機能の追加や変更といった要求に容易に対応できないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ゲート装置に対して機能モジュールを嵌合するだけで機能モジュールの電力路および情報路を同時に確保でき、且つ、機能モジュールの追加や変更にも容易に対応できる配線システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、造営材の裏側に先行配線された電力線および情報線にそれぞれ電気的に接続され、一面を造営材の表側に露出させた状態で造営材に取着されるゲート装置と、ゲート装置に重ねて取着される1乃至複数の機能モジュールとで構成され、ゲート装置の室内側の表面と、ゲート装置への取付方向における機能モジュールの一面とに、電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口をそれぞれ形成し、取付方向における機能モジュールの他面に電源用栓刃と情報用栓刃とを設け、ゲート装置の内側であってゲート装置に設けた電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口にそれぞれ対応する部位に、電力線および情報線にそれぞれ電気的に接続されて、各栓刃挿入口から挿入された機能モジュールの電源用栓刃および情報用栓刃をそれぞれ保持する第1の電源用刃受部材および第1の情報用刃受部材を配設するとともに、機能モジュールの内側であって当該機能モジュールに設けた電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口にそれぞれ対応する部位に、当該機能モジュールに設けた電源用栓刃および情報用栓刃にそれぞれ電気的に接続されるとともに、各栓刃挿入口から挿入された他の機能モジュールの電源用栓刃および情報用栓刃をそれぞれ保持する第2の電源用刃受部材および第2の情報用刃受部材を配設したことを特徴とする。
請求項2の発明は、造営材の裏側に先行配線された電力線に電気的に接続され、一面を造営材の表側に露出させた状態で造営材に取着されるゲート装置と、ゲート装置に重ねて取着される1乃至複数の機能モジュールとで構成され、ゲート装置の室内側の表面と、ゲート装置への取付方向における機能モジュールの一面とに、電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口をそれぞれ形成し、取付方向における機能モジュールの他面に電源用栓刃と情報用栓刃とを設け、ゲート装置の内側であって電源用栓刃挿入口に対応する部位に、電力線に電気的に接続されて、電源用栓刃挿入口から挿入された機能モジュールの電源用栓刃を保持する第1の電源用刃受部材を配設するとともに、ゲート装置の内側であって情報用栓刃挿入口に対応する部位に、電力線を通じて電力線搬送により情報信号を授受する電力線搬送通信手段に接続され、情報用栓刃挿入口から挿入された機能モジュールの情報用栓刃を保持する第1の情報用刃受部材を配設し、機能モジュールの内側であって当該機能モジュールに設けた電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口にそれぞれ対応する部位に、当該機能モジュールに設けた電源用栓刃および情報用栓刃にそれぞれ電気的に接続されるとともに、各栓刃挿入口から挿入された他の機能モジュールの電源用栓刃および情報用栓刃をそれぞれ保持する第2の電源用刃受部材および第2の情報用刃受部材を配設したことを特徴とする。
請求項3の発明は、造営材の裏側に先行配線された電力線に電気的に接続され、一面を造営材の表側に露出させた状態で造営材に取着されるゲート装置と、ゲート装置に重ねて取着される1乃至複数の機能モジュールとで構成され、ゲート装置の室内側の表面と、ゲート装置への取付方向における機能モジュールの一面とに電源用栓刃挿入口を形成し、取付方向における機能モジュールの他面に電源用栓刃を設け、ゲート装置の内側であって電源用栓刃挿入口に対応する部位に、電力線に電気的に接続されて、電源用栓刃挿入口から挿入された機能モジュールの電源用栓刃を保持する第1の電源用刃受部材を配設するとともに、機能モジュールの内側であって当該機能モジュールに設けた電源用栓刃挿入口に対応する部位に、当該機能モジュールに設けた電源用栓刃に電気的に接続されるとともに、電源用栓刃挿入口から挿入された他の機能モジュールの電源用栓刃を保持する第2の電源用刃受部材を配設し、各機能モジュールに、電力線を通じて電力線搬送により情報信号を授受する電力線搬送通信手段を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、造営材が天井材であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、ゲート装置への取付方向における一方の面に、ゲート装置又は他の機能モジュールの何れかに設けた各栓刃挿入口にそれぞれ挿入される栓刃が設けられ、ゲート装置又は他の機能モジュールを介して電力の供給又は情報信号の授受の内何れか一方又は両方を行う終端接続用の機能モジュールを設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの発明において、ゲート装置又は他の機能モジュールの何れかに設けた各栓刃挿入口に対応する部位に、各栓刃挿入口から挿入されて各刃受部材に保持される係止手段が形成された終端接続用の化粧カバーを設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかの発明において、ゲート装置に対して複数の機能モジュールが重ねて接続されたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかの発明において、建物の壁又は床の何れか、或いは、壁及び床の両方に配設されて、電力線および情報線にそれぞれ接続される機能モジュールを設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、機能モジュールをゲート装置に嵌合して取り付けるだけで、各機能モジュールがゲート装置を介して電力線および情報線に接続されて、機能モジュールの電力路および情報路を同時に確保でき、且つ、所望の機能を有する機能モジュールを重ねて取り付けることができるので、機能の追加や変更にも容易に対応することができる。
請求項2の発明によれば、機能モジュールをゲート装置に嵌合して取り付けるだけで、機能モジュールの電力路および情報路を同時に確保でき、且つ、所望の機能を有する機能モジュールを重ねて取り付けることができるので、機能の追加や変更にも容易に対応することができる。さらに、電力線搬送通信により情報信号を伝送しているので、電力線で情報線を兼用でき、配線の数を減らせるから配線施工を簡略化できる。
請求項3の発明によれば、機能モジュールをゲート装置に嵌合して取り付けるだけで、各機能モジュールがゲート装置を介して電力線に接続されて、機能モジュールの電力路および情報路を同時に確保でき、且つ、所望の機能を有する機能モジュールを重ねて取り付けることができるので、機能の追加や変更にも容易に対応することができる。さらに、電力線搬送通信により情報信号を伝送しているので、電力線で情報線を兼用でき、配線の数を減らせるから配線施工を簡略化できる。
請求項4の発明によれば、天井材に取着されたゲート装置に対して機能モジュールを重ねて取り付けた場合に、機能モジュールの数が増えても邪魔になることがないという利点がある。
請求項5の発明によれば、ゲート装置又はゲート装置に重ねて取り付けられた他の機能モジュールに対して、終端接続用の機能モジュールを取り付けることで、ゲート装置又は他の機能モジュールに設けた各栓刃挿入口を隠して、外観の見栄えを良くすることができ、且つ、終端接続した機能モジュールの機能を果たすことができる。
請求項6の発明によれば、ゲート装置又はゲート装置に重ねて取り付けられた機能モジュールに化粧カバーを取り付けることで、ゲート装置又は機能モジュールに設けた各栓刃挿入口を隠すことができ、外観の見栄えを良くできる。
請求項7の発明によれば、複数の機能モジュールを重ねて接続することで、1つのゲート装置に対して複数の機能を提供できるという利点がある。
請求項8の発明によれば、電力線および情報線にそれぞれ接続される機能モジュールを、壁又は床の何れか、或いは、壁及び床の両方に配設しているので、多種多様な機能を有するシステムを実現できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図3に本発明に係る配線システムのシステム構成を示す。この配線システムでは、建物内の床、壁、天井の適所において1乃至複数の埋込ボックス90を埋込配設してあり、始端の埋込ボックス90に対しては、屋外より配線盤6内に引き込まれ主幹ブレーカMBおよび分岐ブレーカBBを介して屋内に引き込まれた電力線L1と、外部のインターネット網NTにゲートウェイGW(ルータ、ハブ内蔵)を介して接続される情報線L2とを導入する。また各埋込ボックス90の間は造営材の裏側に先行配線された電力線L1と情報線L2とを送り配線してある。
天井100に設けた埋込ボックス90には、図2に示すような天井用ゲート装置(以下ゲート装置と略称する。)1Aが配設される。このゲート装置1Aのゲート装置本体10は略円柱状であって、下端部の周面からは鍔部10aが全周に亘って突設されている。このゲート装置本体10は、天井100に設けた取付孔に下側(室内側)から挿入されて、図示しない取付金具と鍔部10aとの間で天井材を挟持することによって天井材に取着されるようになっている。
ゲート装置本体10の上側面には、例えば従来周知の速結端子構造を有する端子部11a,11b,12a,12bが設けられており、端子部11a,11bには電力線L1が、端子部12a,12bには情報線L2が接続されるようになっている。なお、端子部11a,11bの何れか一方に接続される電力線L1は他の埋込ボックス90への送り配線となる。また端子部12a,12bの何れか一方に接続される情報線L2も他の埋込ボックス90への送り配線となる。
一方、ゲート装置本体10の下側面には、それぞれ弧状に開口する4個の栓刃挿入口13,13,14,14が約90度おきに形成されており、ゲート装置本体10の中心を挟んで対角の位置にある2個の栓刃挿入口13,13が電源用栓刃挿入口となり、他の2個の栓刃挿入口14,14が情報用栓刃挿入口となる。
そして、一対の電源用栓刃挿入口13,13にそれぞれ対応する部位で、ゲート装置本体10の内側には、電力線L1に電気的に接続されるとともに、各電源用栓刃挿入口13の一端側の幅広部13aから挿入された後述の電源用引掛栓刃21が各電源用栓刃挿入口13の他端側に移動したときに各電源用引掛栓刃21をそれぞれ保持する一対の第1の電源用引掛刃受部材(以下、電源用引掛刃受部材と略称する。)15,15を配設してある。同様に、一対の情報用栓刃挿入口14,14にそれぞれ対応する部位で、ゲート装置本体10の内側には、情報線L2に電気的に接続されるとともに、各情報用栓刃挿入口14の一端側の幅広部14aから挿入された後述の情報用引掛栓刃22が各情報用栓刃挿入口14の他端側に移動したときに各情報用引掛栓刃22をそれぞれ保持する一対の第1の情報用引掛刃受部材(以下、電源用引掛刃受部材と略称する。)16,16を配設してある。ここに、各栓刃挿入口13,14の開口部の形状や各引掛刃受部材15,16の形状はシステムとして定形化(規格化)されている。
次にゲート装置1Aに接続される天井用機能モジュール(以下、機能モジュールと略称する。)2aについて図1(a)(b)を参照して説明する。
この機能モジュール2aは煙や熱などから火災を感知する機能を有しており、略円盤型の器体20の上側面(ゲート装置1Aへの取付方向における一方の面)には、ゲート装置1Aに設けた各一対の電源用栓刃挿入口13及び情報用栓刃挿入口14にそれぞれ対応する部位に、各栓刃挿入口13,14にそれぞれ挿入される各一対の電源用引掛栓刃21と情報用引掛栓刃22とを設けてある。
また、器体20の下側面(上記取付方向における他方の面)には、それぞれ弧状に開口する4個の栓刃挿入口23,23,24,24が約90度おきに形成されており、器体20の中心を挟んで対角の位置にある2個の栓刃挿入口23,23が電源用栓刃挿入口となり、他の2個の栓刃挿入口24,24が情報用栓刃挿入口となる。
そして、一対の電源用栓刃挿入口23,23にそれぞれ対応する部位で器体20の内側には、当該機能モジュール2aに設けられた一対の電源用引掛栓刃21にそれぞれ電気的に接続されるとともに、各電源用栓刃挿入口23の一端側(幅広部23a)から挿入された他の機能モジュールの電源用引掛栓刃21が各電源用栓刃挿入口23の他端側に移動したときに各電源用引掛栓刃21をそれぞれ保持する一対の電源用引掛刃受部材25,25を配設してある。同様に、一対の情報用栓刃挿入口24,24にそれぞれ対応する部位で器体20の内側には、当該機能モジュール2aに設けられた一対の情報用引掛栓刃22にそれぞれ電気的に接続されるとともに、各情報用栓刃挿入口24の一端側(幅広部24a)から挿入された他の機能モジュールの情報用引掛栓刃22が各情報用栓刃挿入口24の他端側に移動したときに各情報用引掛栓刃22をそれぞれ保持する一対の情報用引掛刃受部材26,26を配設してある。
ここに、各栓刃挿入口23,24の開口部の形状や各引掛栓刃21,22の形状はシステムとして定形化(規格化)されている。この機能モジュール2aをゲート装置1Aに取り付けるに当たっては、機能モジュール2aの器体20をゲート装置1Aに下側から近付けて、各引掛栓刃21,22をゲート装置本体10に設けた各栓刃挿入口13,14の一端側の幅広部13a,14aに挿入した後、機能モジュール2aの器体20を回転させると、各引掛栓刃21,22が各栓刃挿入口13,14の他端部に移動して各引掛刃受部材15,16に保持されることで、機能モジュール2aをゲート装置1Aに嵌合させるだけで機能モジュール2aの取付が行える(図4参照)。この時、機能モジュール2aの各引掛栓刃21,22が各引掛刃受部材15,16に電気的に接続されるので、機能モジュール2aがゲート装置1Aを介して電力線L1および情報線L2に電気的に接続されることになる。また機能モジュール2aに他の機能モジュールを重ねて取り付ける場合には、機能モジュール2aの器体20に他の機能モジュールを下側から近付けて、他の機能モジュールの引掛栓刃21,22を機能モジュール2aの各栓刃挿入口23,24の一端側の幅広部23a,24aに挿入した後、他の機能モジュールの器体20を回転させると、各引掛栓刃21,22が各栓刃挿入口23,24の他端部に移動して各引掛刃受部材25,26に保持されるので、他の機能モジュールを機能モジュール2aに嵌合して取り付けることができる。またこの時、他の機能モジュールの各引掛栓刃21,22が各引掛刃受部材25,26に電気的に接続されるので、他の機能モジュールを機能モジュール2aおよびゲート装置1Aを介して電力線L1および情報線L2に電気的に接続されることになる。
この機能モジュール2aの器体20内には図4に示すような構成の回路が内蔵されている。すなわち機能モジュール2aは、電源用引掛栓刃21を介して接続される商用電源ACを整流、平滑して安定した直流電圧からなる内部回路の動作電源(+V)を得るAC/DCコンバータ30と、情報用引掛栓刃22を介して接続される情報線L2を通じて情報信号の送受信を行う送受信部31と、この送受信部31で受信される情報信号からデータを取り込んで処理を行う演算処理部32と、I/Oインターフェース33を介して演算処理部32との間でデータの授受を行って動作する機能部34とを備えており、この機能部34の構成が機能モジュールの種類によって異なるのである。なおゲート装置1Aに接続される情報線L2は複数種の機能モジュールに対応した情報信号の信号伝送を行うものであり、例えば電話、LANなどのネットワーク機器、TV、インターホン、各種センサなどに用いられる情報信号や、照明器具などの機器を制御するための制御信号の信号伝送に用いられる。したがって、ゲート装置1Aの情報用引掛刃受部材16と、機能モジュール2a…の情報用引掛栓刃22との間で、複数種の機器用の情報信号が授受されるから、機能モジュール2a…に所望の機能を有するものを選択的に設置することができ、機能モジュール2a…の機能拡張や機能の変更にも容易に対応することができる。
本実施形態では機能モジュール2aが例えば火災感知機能を有しており、その機能部34は、器体20の周面に設けた開口20aから内部に侵入する煙を検知することで火災の発生を検知する火災センサ36と、火災センサ36の出力を監視し、火災センサ36が火災を検知すると、I/Oインターフェース33を介して演算処理部32に火災感知信号を出力するCPU部35とで構成される。
なお、本実施形態では火災感知機能を備えた機能モジュール2aを例に説明を行ったが、機能モジュールの機能を火災感知機能に限定する趣旨のものではなく、図7〜図9に示すように円盤型の器体20の周面に赤外線を透過する帯状の赤外線透過部20bを設け、赤外線透過部20bの内側にPIRセンサよりなる人感センサ(図示せず)を配置した人体検知機能を有する機能モジュール2bを用いても良い。
また機能モジュールには、器体20の上側面に各一対の電源用引掛栓刃21および情報用引掛栓刃22が設けられ、下側面には栓刃挿入口23,24が形成されていない終端接続用の機能モジュールもある。このような終端接続用の機能モジュールとしては、例えば図3及び図5に示すように器体20の下側面に設けたドーム型の透光カバー20cの内部にカメラ(図示せず)を収納した監視カメラ機能を有する機能モジュール2cや、BGMや音声を流すためのスピーカSPを持つ機能モジュール2dがある。図6は終端接続用の機能モジュール2c,2dの回路構成を示したブロック図であり、送り配線のための引掛刃受部材25,26を備えていない点を除けば、図4に示す機能モジュール2aと同様の回路構成を有しているので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。終端接続用の機能モジュール2c,2dは、ゲート装置1A又はゲート装置1Aに取着された他の機能モジュール2aの下面に重ねて取り付けられるものであり、その下側面には栓刃挿入口23,24が開口していないので、外観の見栄えを良くできる。
また、終端接続用の機能モジュール2c,2dを使用しない場合には、図2に示すような化粧プレート4を、ゲート装置1A又はゲート装置1Aに取着された機能モジュール2aに取着すれば良い。この化粧プレート4は、ゲート装置1Aの前面と略同じ寸法の円板形状に形成され、一方の面(上側面)には各引掛栓刃21,22と略同じ形状の4個の取付爪4aが突設されている。而して、この化粧プレート4は機能モジュール2a…と同様の手順で、ゲート装置1A又はゲート装置1Aに取着された機能モジュール2a…に取り付けることができ(図15参照)、終端接続用の機能モジュール2c,2dを使用しない場合にはゲート装置1A又はゲート装置1Aに取着された機能モジュール2a…に化粧プレート4を取り付けることで、ゲート装置1Aの栓刃挿入口13,14又は機能モジュール2a…の栓刃挿入口23,24を塞いで外観の見栄えを良くできる。尚本実施形態では化粧カバーとして板状のものを用いているが、ゲート装置1Aの栓刃挿入口13,14又は機能モジュール2a…の栓刃挿入口23,24を塞ぐことができればどのような形態のものでも良く、立体的な形状の化粧カバーを用いても良い。
而して、天井100に配設されたゲート装置1Aに対して、上述の機能モジュール2a…を複数台重ねて取り付けることで、機能の追加や拡張にも容易に対応することができる。例えば図7〜図9に示す使用例では、ゲート装置1Aに対して火災感知機能を有する機能モジュール2aと、人体検知機能を有する機能モジュール2bと、監視カメラ機能を有する機能モジュール2cとを順番に重ねて取り付けてあり、1箇所で3つの機能を実現することができる。また終端接続用の機能モジュール2cを一番下側に取り付けてあり、この機能モジュール2cの下側面には栓刃挿入口23,24が形成されていないので、外観の見栄えを良くできる。なお複数の機能を組み合わせるために、機能モジュール2a…の数が多くなったとしても、天井100に設けたゲート装置1Aに機能モジュール2a…を重ねて取り付けているので、機能モジュール2a…が邪魔になることはない。
また、図10及び図11に示す使用例では、ゲート装置1Aに対して人体検知機能を有する機能モジュール2bと、監視カメラ機能を有する機能モジュール2cとを重ねて取り付けてあり、図12に示す使用例では、ゲート装置1Aに対して火災感知機能を有する機能モジュール2aと、監視カメラ機能を有する機能モジュール2cとを重ねて取り付けてある。また図13に示す使用例では、ゲート装置1Aに対して監視カメラ機能を有する機能モジュール2cのみを取り付けてある。このように、所望の機能を有する機能モジュール2a…を1乃至複数個選択して、ゲート装置1Aに嵌合して取り付けるだけで、ゲート装置1Aに接続された各機能モジュールの電力路および情報路を同時に確保して、所望の動作を行わせることが可能になり、機能の追加や変更にも容易に対応することができる。また終端接続用の機能モジュール2c,2dや化粧プレート4を一番下側に取り付けることで、ゲート装置1Aに設けた栓刃挿入口13,14又は機能モジュール2a…に設けた栓刃挿入口23,24を隠すことができ、外観の見栄えを良くできる。
ところで、上述のゲート装置1Aは天井材の下側面に取り付けられるのであるが、本システムでは建物の壁101や床102に埋設された埋込ボックス90内にも壁・床用ゲート装置(以下、ゲート装置と略称する。)1Bを配設し、壁・床用ゲート装置1Bに所望の機能を有する壁・床用機能モジュール(以下、機能モジュールと略称する。)3a…を取り付けてある。
ゲート装置1Bは、上述のゲート装置1Aと同様、図16に示すように例えば従来周知の速結端子構造を有する端子部11a,11b,12a,12bを備えており、端子部11a,11bには埋込ボックス90内に導入された上記の電力線L1が、端子部12a,12bには埋込ボックス90内に導入された上記の情報線L2がそれぞれ接続されるようになっている。ここで、端子部11a,11bの何れか一方に接続される電力線L1は他の埋込ボックス90への送り配線となり、端子部12a,12bの何れか一方に接続される情報線L2も他の埋込ボックス90への送り配線となっている。
一方、ゲート装置1Bの前面(室内側の面)には、図3に示すように端子部11a,11bに電気的に接続された導電部を備えて、端子部11a,11bに接続される電力線L1を外部の電力路に接続するための電力路接続口17aと、端子部12a,12bに接続される情報線L2と電気的に接続されている導電部を備えて情報線L2を外部の情報路に接続するための情報路接続口17bとが設けられている。ここに、各接続口17a,17bは、それぞれ、導電部の配列や開口部の形状をシステムとして定形化(規格化)してある。
次に壁101に設けたゲート装置1Bに接続される機能モジュール3a…について図3および図16を参照して説明する。この機能モジュール3aは、ゲート装置1Bの各接続口17a,17bにそれぞれ対応した形態に規格化された電力用コネクタ27aおよび情報用コネクタ27bを背面側に設けてあり、これらのコネクタ27a,27bをゲート装置1Aの各接続口17a,17bに接続することによって、ゲート装置1Aの器体の前面側に機能モジュール3a…の器体を重ねた状態で取着することができ、また機能モジュール3a…の電力路および情報路を同時に確保できるようになっている。
機能モジュール3aの器体内には図16に示すような構成の回路が内蔵されている。すなわち機能モジュール3aは、電力用コネクタ27aを介して接続される商用電源ACを整流、平滑して安定した直流電圧からなる内部回路の動作電源(+V)を得るAC/DCコンバータ30と、情報用コネクタ27bを介して接続される情報線L2を通じて情報信号の送受信を行う送受信部31と、この送受信部31で受信される情報信号からデータを取り込んで処理を行う演算処理部32と、I/Oインターフェース33を介して演算処理部32との間でデータの授受を行って動作する機能部34とを備えており、この機能部34の構成が機能モジュールの種類によって異なるのである。
ここに、機能モジュール3aは、照明器具などをオン/オフ操作するためのスイッチSW1,SW2を備えた操作スイッチ型の機能モジュールであり、その機能部34は、スイッチSW1,SW2の操作を監視して、スイッチSW1,SW2が操作されるとI/Oインターフェース33を介して演算処理部32へ操作信号を出力するCPU部36から構成されている。
なお、壁・床用の機能モジュール3a…の機能をスイッチ機能に限定する趣旨のものではなく、機能モジュールの種類に合わせて機能部34の構成を適宜変更すれば良い。例えば図3に示すように、壁101に設けたゲート装置1Bに接続する機能モジュールとして、モニタ装置Mを備えた機能モジュール3bや、空調機器のコントローラ等の操作器型機能モジュール(図示せず)などがある。また床102に設けたゲート装置1Bに接続する機能モジュールとしては、電源プラグ用のコンセント部82を備えた機能モジュール3cや、スピーカSPを備えた機能モジュール3dなどを用いても良く、機能モジュールの種類に合わせて機能部34の構成を適宜変更すればよい。
而して、本発明の配線システムを使用するに当たっては、建物内の適所(天井100、壁101又は床102)に埋設された埋込ボックス90内に導入されている電力線L1および情報線L2をゲート装置1A,1Bに接続した後、これらのゲート装置1A,1Bを埋込ボックス90に取り付ける。次に天井用のゲート装置1Aの各栓刃挿入口13,14の一端側(幅広部13a,14a)に、天井用の機能モジュール2a…の各引掛栓刃21,22を挿入した後、機能モジュール2a…を回転させて各引掛栓刃21,22を各栓刃挿入口13,14の他端側へ移動させると、各引掛栓刃21,22が対応する引掛刃受部材15,16に保持され、機能モジュール2aが天井100に取着される。なお複数の機能を使用したい場合には、上述と同様の手順で複数の機能モジュール2a…をゲート装置1Aに対して重ねて取り付けることができる(図14参照)。そして、1乃至複数の機能モジュール2a…をゲート装置1Aに対して取り付けた状態では、各機能モジュール2a…がゲート装置1Aを介して電力線L1および情報線L2に接続され、電力線L1を介して電源が供給されるとともに、情報線L2を介して情報信号の授受が行えるのである。
また壁・床用のゲート装置1Bの前面部に設けられた電力路接続口17a及び情報路接続口17bに対して、壁・床用の機能モジュール3a…の対応するコネクタ27a,27bを接続することにより、ゲート装置1Bの前面部を覆うようにして機能モジュール3a…が取り付けられる。この取付状態において、各機能モジュール3a…はゲート装置1Bを介して電力線L1および情報線L2に接続され、電力線L1を介して電源が供給されるとともに、情報線L2を介して情報信号の授受が行えるのである。
なお、本発明の配線システムにおいて、情報信号を伝送する方式としては、ベースバンド伝送又はブロードバンド伝送の何れを採用しても良く、またプロトコルも何れでも良いが、音声、映像などを用いるインターホンの親機、子機との間にはJT−H232パケットに基づいて音声・映像を相互に伝送することとし、また制御系にあっては操作側からの操作データにより1乃至複数の負荷を操作できるような1対1又は1対Nの対応が可能なユニキャスト或いはブロードキャストに対応する経路制御プロトコルを採用すれば良く、特に限定されるものではないので、説明は省略する。また、ゲート装置1A,1B間の使用プロトコルと、ゲート装置1A,1Bに接続される機能モジュール2a…,3a…,4a…での使用プロトコルを異ならせ、例えばゲート装置1A,1Bにおいてプロトコル変換を行うようにしても良い。
また、本実施形態で説明したゲート装置1Aを壁101や床102に配設し、壁101や床102に配設されたゲート装置1Aに対して1乃至複数の機能モジュール2a…を重ねて取り付けても良いことは言うまでもなく、上述と同様に使用することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について図17に基づいて説明する。上述の実施形態1では情報路と電力路とを別々にしているため、ゲート装置1A,1Bには電力線L1と情報線L2とを夫々接続しているが、電力線搬送によって情報信号の伝送を行えば、電力路を情報路として用いることもできるため、配線を電力線L1のみとすることができる。つまり、実施形態1の配線システムにおいて、各埋込ボックス90での先行配線は電力線L1のみとし、これに対応してゲート装置1Aに、電力線L1を通じて供給される電源から情報信号を分離して取り出すPLCモデム部(電力線搬送通信手段)18を設けてあり、PLCモデム部18の情報入出力端子を情報用引掛刃受部材16,16に接続してある。同様にゲート装置1Bにおいても、電力線L1を通じて供給される電源から情報信号を分離して取り出すPLCモデム部(図示せず)を設け、PLCモデム部の情報入出力端子を情報路接続口17bに接続すれば良い。尚、PLCモデム部18以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
上述のように本実施形態では、ゲート装置1Aに電力線L1を通じて電力線搬送により情報信号を伝送するPLCモデム部18を設け、PLCモデム部18により電源から分離された情報信号を機能モジュール2aの送受信部31に出力するとともに、送受信部31から入力された情報信号を電源に重畳させて電力線L1に出力しているので、電力線L1で情報線L2を兼用でき、情報線L2が不要になるから、配線の数を減らして配線施工を簡略化することができる。
尚、PLCモデム部18で採用する電力線搬送の変調方式としては広帯域スペクトラム拡散方式、マルチキャリア方式、OFDM方式等各種方式の何れでも良いので、ここでは特に説明はしない。
(実施形態3)
本発明の実施形態3について図18に基づいて説明する。上述の実施形態2ではゲート装置1AにPLCモデム部18を設けているが、本実施形態では電源用引掛栓刃21と情報用引掛栓刃22とを同一の引掛栓刃22で構成し、電源用引掛刃受部材15と情報用引掛刃受部材16とを同一の引掛刃受部材15で構成するとともに、電源用引掛刃受部材25と情報用引掛刃受部材26とを同一の引掛刃受部材25で構成し、電力線L1を通じて供給される電源から情報信号を分離して取り出すPLCモデム部(電力線搬送通信手段)38を機能モジュール2a…側に設けてある。尚、端子部12a,12bと引掛刃受部材15,26と引掛栓刃23とを無くして、PLCモデム部38を設けた点以外は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
上述のように本実施形態では、機能モジュール2a側に、ゲート装置1Aを介して接続される電力線L1を通じて電力線搬送により情報信号を伝送するPLCモデム部38を設け、PLCモデム部38により電源から分離された情報信号を送受信部31に出力するとともに、送受信部31から入力された情報信号を電源に重畳させゲート装置1Aを介して電力線L1に出力しているので、電力線L1で情報線L2を兼用でき、情報線L2が不要になるから、配線の手間を少なくできるという利点がある。
尚、PLCモデム部38で採用する電力線搬送の変調方式としては広帯域スペクトラム拡散方式、マルチキャリア方式、OFDM方式等各種方式の何れでも良いので、ここでは特に説明はしない。
実施形態1に用いる機能モジュールを示し、(a)は正面より見た外観斜視図、(b)は背面より見た外観斜視図である。 同上に用いるゲート装置からカバープレートを外した状態の分解斜視図である。 同上のシステム構成図である。 (a)は同上に用いるゲート装置および機能モジュールのブロック図、(b)は機能モジュールの要部ブロック図である。 同上に用いる終端接続用の機能モジュールを示し、(a)は正面より見た外観斜視図、(b)は背面より見た外観斜視図である。 同上に用いる終端接続用の機能モジュールのブロック図である。 同上の使用形態を示し、正面から見た分解斜視図である。 同上の使用形態を示し、背面から見た分解斜視図である。 同上の使用形態を説明する外観斜視図である。 同上の他の使用形態を示す分解斜視図である。 同上の他の使用形態を示す外観斜視図である。 同上のまた別の使用形態を示す外観斜視図である。 同上のさらに別の使用形態を示す外観斜視図である。 同上を天井に取り付けた状態の説明図である。 同上に用いるゲート装置に化粧プレートを取り付けた状態の外観斜視図である。 (a)は同上に用いる壁・床用ゲート装置および壁・床用機能モジュールのブロック図、(b)は壁・床用機能モジュールの要部ブロック図である。 実施形態2に用いるゲート装置および機能モジュールのブロック図である。 実施形態2に用いるゲート装置および機能モジュールのブロック図である。
符号の説明
1A 天井用ゲート装置
1B 壁・床用ゲート装置
2a… 機能モジュール
3a… 壁・床用機能モジュール
21 電源用引掛栓刃
22 情報用引掛栓刃
23 電源用栓刃挿入口
24 情報用栓刃挿入口
90 埋込ボックス
100 天井
101 壁
102 床
L1 電力線
L2 情報線

Claims (8)

  1. 造営材の裏側に先行配線された電力線および情報線にそれぞれ電気的に接続され、一面を造営材の表側に露出させた状態で造営材に取着されるゲート装置と、前記ゲート装置に重ねて取着される1乃至複数の機能モジュールとで構成され、
    ゲート装置の室内側の表面と、ゲート装置への取付方向における機能モジュールの一面とに、電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口をそれぞれ形成し、前記取付方向における機能モジュールの他面に電源用栓刃と情報用栓刃とを設け、
    前記ゲート装置の内側であってゲート装置に設けた電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口にそれぞれ対応する部位に、前記電力線および前記情報線にそれぞれ電気的に接続されて、前記各栓刃挿入口から挿入された機能モジュールの電源用栓刃および情報用栓刃をそれぞれ保持する第1の電源用刃受部材および第1の情報用刃受部材を配設するとともに、
    前記機能モジュールの内側であって当該機能モジュールに設けた電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口にそれぞれ対応する部位に、当該機能モジュールに設けた電源用栓刃および情報用栓刃にそれぞれ電気的に接続されるとともに、前記各栓刃挿入口から挿入された他の機能モジュールの電源用栓刃および情報用栓刃をそれぞれ保持する第2の電源用刃受部材および第2の情報用刃受部材を配設したことを特徴とする配線システム。
  2. 造営材の裏側に先行配線された電力線に電気的に接続され、一面を造営材の表側に露出させた状態で造営材に取着されるゲート装置と、前記ゲート装置に重ねて取着される1乃至複数の機能モジュールとで構成され、
    ゲート装置の室内側の表面と、ゲート装置への取付方向における機能モジュールの一面とに、電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口をそれぞれ形成し、前記取付方向における機能モジュールの他面に電源用栓刃と情報用栓刃とを設け、
    前記ゲート装置の内側であって前記電源用栓刃挿入口に対応する部位に、前記電力線に電気的に接続されて、前記電源用栓刃挿入口から挿入された機能モジュールの電源用栓刃を保持する第1の電源用刃受部材を配設するとともに、前記ゲート装置の内側であって前記情報用栓刃挿入口に対応する部位に、前記電力線を通じて電力線搬送により情報信号を授受する電力線搬送通信手段に接続され、前記情報用栓刃挿入口から挿入された機能モジュールの情報用栓刃を保持する第1の情報用刃受部材を配設し、
    前記機能モジュールの内側であって当該機能モジュールに設けた電源用栓刃挿入口および情報用栓刃挿入口にそれぞれ対応する部位に、当該機能モジュールに設けた電源用栓刃および情報用栓刃にそれぞれ電気的に接続されるとともに、前記各栓刃挿入口から挿入された他の機能モジュールの電源用栓刃および情報用栓刃をそれぞれ保持する第2の電源用刃受部材および第2の情報用刃受部材を配設したことを特徴とする配線システム。
  3. 造営材の裏側に先行配線された電力線に電気的に接続され、一面を造営材の表側に露出させた状態で造営材に取着されるゲート装置と、前記ゲート装置に重ねて取着される1乃至複数の機能モジュールとで構成され、
    ゲート装置の室内側の表面と、ゲート装置への取付方向における機能モジュールの一面とに電源用栓刃挿入口を形成し、前記取付方向における機能モジュールの他面に電源用栓刃を設け、
    前記ゲート装置の内側であって前記電源用栓刃挿入口に対応する部位に、前記電力線に電気的に接続されて、前記電源用栓刃挿入口から挿入された機能モジュールの電源用栓刃を保持する第1の電源用刃受部材を配設するとともに、
    前記機能モジュールの内側であって当該機能モジュールに設けた電源用栓刃挿入口に対応する部位に、当該機能モジュールに設けた電源用栓刃に電気的に接続されるとともに、前記電源用栓刃挿入口から挿入された他の機能モジュールの電源用栓刃を保持する第2の電源用刃受部材を配設し、前記各機能モジュールに、電力線を通じて電力線搬送により情報信号を授受する電力線搬送通信手段を設けたことを特徴とする配線システム。
  4. 前記造営材が天井材であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の配線システム。
  5. ゲート装置への取付方向における一方の面に、ゲート装置又は他の機能モジュールの何れかに設けた前記各栓刃挿入口にそれぞれ挿入される栓刃が設けられ、ゲート装置又は他の機能モジュールを介して電力の供給又は情報信号の授受の内何れか一方又は両方を行う終端接続用の機能モジュールを設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の配線システム。
  6. ゲート装置又は他の機能モジュールの何れかに設けた前記各栓刃挿入口に対応する部位に、各栓刃挿入口から挿入されて各刃受部材に保持される係止手段が形成された終端接続用の化粧カバーを設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の配線システム。
  7. 前記ゲート装置に対して複数の前記機能モジュールが重ねて接続されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の配線システム。
  8. 建物の壁又は床の何れか、或いは、壁及び床の両方に配設されて、前記電力線および前記情報線にそれぞれ接続される機能モジュールを設けたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の配線システム。
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