JP5314957B2 - Plc通信を用いたネットワークシステム - Google Patents
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Description
さらに、PLC親機モデムにサーバ等を備えた上位管理システムを接続しているので、
本発明に係るPLC通信を用いたネットワークシステムと上位管理システムとの双方向の通信を可能とした、PLC通信を用いたネットワークシステムを提供することができる。
また、PLC親機モデムは、ポーリング制御を実施するために、所定の時間間隔、例えば、10ms〜50ms間隔で基準となるマスタクロック信号(以下、「同期信号」という)をPLC中継機に伝送する機能を備えている。
これにより、PLC親機モデム、PLC中継機、PLC子機モデムは同一の時間軸上で同一の送信権情報を共有できるようにしている。なお、上記した送信権情報とは、例えば、PLC親機モデムとPLC中継機間で通信(伝送)を行なうときにデータ伝送を行なう権利(送信権)を示す。
続いて、大規模遊技ホールにおいて、本発明を実施するためのネットワークシステムの構成例を、図1〜図3に基づいて説明する。
図1〜図3は、多数のパチンコ遊技機等の遊技機を設置した遊技ホールに、本発明を実施するためのPLC通信を用いたネットワークシステムの構成例を示す図である。なお、図1は遊技ホールのPLC通信を用いたネットワークシステムについて、その全体のシステム構成例を示す図、図2は遊技ホールの受電設備から各フロア用の分電盤(以下、「フロア入口分電盤」という)までの電力線の経路と、このフロア入口分電盤から遊技機までの電力線を含む伝送路の経路例を示す図、図3は遊技ホールを3階建ての建屋としたときのネットワークシステムの構成例を示す図である。
なお、遊技機島C1等の配置されている端末装置(遊技機8)の台数が少ない場合には、島分電盤5は必ずしも必要としない。
続いて、本発明に用いるPLCモデムの構成例を、図4〜図6に基づいて説明する。図4はPLC親機モデム13及び14についてその基本となる回路構成例を示すブロック図、図5−1は同じくPLC子機モデム9、図5−2は同じくPLC子機モデム18の回路構成例を示すブロック図、図6は同じくPLC中継機16の回路構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、PLC親機モデム13(14)は、LAN接続ポート側としてイーサネット(登録商標)のLANケーブル(100BASE−TX)と接続されるイーサPHY部31、イーサMAC部32、PLC・MAC部33、PLC・TX−PHY部34、D/A変換部35、ローパスフィルタ(LPF)部36、ドライバ(DV)部37、AC100Vの電力線と接続される回線結合部38、ゲインスイッチ(GSW)部39、バンドバスフィルタ(BPF)部40、AD変換部41、PLC・RX−PHY部42、PLL制御部43、制御部44、電源部45、等から構成される。上記した制御部44は、CPU44a、記憶手段となるROM44bとRAM44cから構成される。
1)第1の同期信号を、所定の時間間隔、例えば、10ms〜50msの間隔で各PLC中継機16に伝送する処理を行なう。各PLC中継機16はこの同期信号を受信すると、直ちにこの同期信号に同期を確立して、第2の同期信号をPLC中継機16の制御配下のPLC子機モデム9に伝送する処理を行なう。
図5−1に示すPLC子機モデム9の回路構成は、図4に示すPLC親機モデム13(14)と基本的には同じであるが、端末装置(遊技機8)とシリアル通信を行なうための端末装置接続ポートとなるRS232I/F(インタフェース)部46を備えている。また、回線側となる回線結合部38は、第2の分岐アダプタ7と通信線10dを介して接続するための通信線接続ポートを備えている。
図5−2に示すPLC子機モデム18の回路構成は、図5−1に示すPLC子機モデム9の回路構成のRS232I/F(インタフェース)46をイーサPHY31に置き換えた構成としてLAN接続ポートを設けるとともに、回線側にAC100V接続(電力線接続)ポートを設けている。
図6に示すPLC中継機16の回路構成は、図4に示すPLC親機モデム13(14)とほぼ同じであるが、回線側ポートとなる回線結合部38は通信線と接続するための通信線接続ポートとAC100V(電力線)接続ポートの2系統の端子を備え、内部スイッチによりこれら端子の何れかを切り替え、又は混在使用ができるようになっている。
1)PLC親機モデム13から受信した第1の同期信号(ビーコンBC1信号)を基に同期を確立し、制御配下のPLC子機モデム9に対して新たな第2の同期信号(ビーコンBC2信号)を送信する処理を行なう。
2)PLC子機モデム9から受信したユーザデータをPLC親機モデム13に送信する処理を行なう。さらに、PLC子機モデム9から受信した緊急通報に係る情報をPLC親機モデム13に送信する処理を行なう。この緊急通報に係る処理は、後述するマスタフレームの特定中継機帯域を使って行なう。
3)PLC親機モデム13から受信した送信権に係る情報(アドレス情報)を、特定中継機帯域を用いてPLC子機モデム9に送信する処理を行なう。
続いて、第1の分岐アダプタ15、第2の分岐アダプタ7の構成について説明する。従来から、伝送路を分岐する手段として2方向に分岐する高周波トランスが使用されているが、本発明のようにネットワーク上に多数の遊技機8を接続するためには、例えば、伝送路を4分岐以上と多数に分岐する手段を備えた分岐アダプタを用いる必要性が生じる。さらに、このような分岐アダプタには、下記1)〜3)に記載の要求を満たすための機能を備えている必要がある。
なお、図7に示すブリッジ構造からなる回路を一つのユニットとして、このユニットの4つを、さらにブリッジ構造を形成するように配置することにより、16分岐の分岐アダプタを製作することができる。この16分岐の分岐アダプタの構成については後述する。
続いて、PLC中継機16と、フロア入口等に設置されているフロア入口分電盤3bとを電力線4eを介して接続する方法を、図9及び図10に基づいて説明する。
一方、図10は16分岐のフロア分電盤3bを3線で配線する場合の例を示している。図10に示す実施形態においても、16分岐の中点となるブレーカ(8)にPLC中継機16を接続する。
続いて、フロアの各遊技機島に設置する第2の分岐アダプタ7と島分電盤5との接続方法を、図11及び図12に基づいて説明する。
第2の分岐アダプタ7と島分電盤5との接続は、この島分電盤5から配線されて遊技機島内に設置したコンセントのうち、島分電盤5から最も近い位置に配置されたコンセントに第2の分岐アダプタ7の入力側(分岐前ポート)を接続することが望ましい。図11は、2線配線により、16分岐の島分電盤5から最も近い位置に配置されたコンセントに電力を供給する電力線(ブレーカ(1)に接続された電力線)に第2の分岐アダプタ7を接続した例を示している。一方、図12は、3線配線により、32分岐(片側16分岐)の島分電盤5から最も近い位置に配置されたコンセントに電力を供給する電力線(ブレーカ(a1)とブレーカ(b1)に接続された電力線)の双方に、第2の分岐アダプタ7をそれぞれ接続した例を示している。
続いて、本発明において、ポーリング制御を実行するために設定されるマスタフレームの構成について説明する。
本発明が採用しているポーリング制御方法は、PLC親機モデム13が所定の時間間隔で伝送する第1の同期信号T1、T2、T3、・・・に基づいて、PLC中継機16とPLC子機モデム9とが同期を確立した状態で実行される。そして、このポーリング制御を実行するためには、PLC親機モデム13がPLC中継機16とPLC子機モデム9をポーリングする順番(順序)を設定した情報を必要とする。PLC親機モデム13は、このポーリングする順番を、予め設定した固有の識別情報(16ビット/1レコード)として配列したポーリングテーブルを備えている。以下、このポーリングテーブルの構成について説明する。
また、PLC中継機16は複数設置しているので、その設置台数に対応して、各PLC中継機16に16進数表示で(01)〜(3F)内のいずれかの識別情報(at2)を設定している。従って、PLC中継機16は、最大63台設置可能であることを示し、識別情報(at2)は6ビットで表している。
図15(b)は、例えば、図15(a)に示すように、1台のPLC親機モデム13と、2台のPLC中継機16を備え、各PLC中継機16の制御配下に2台のPLC子機9(計4台のPLC子機モデム)が接続されたネットワーク構成の場合に、PLC親機モデム13の制御プログラムがポーリング制御を実施するために参照するポーリングテーブルPTの一例を示している。
続いて、本発明のPLC通信を用いたネットワークシステムにおいて、ポーリング制御を実行する手順を、図16に示すタイムチャートに基づいて説明する。図16は、PLC親機モデム13が所定の時間間隔で送出する第1の同期信号T1、T2、T3、・・・に基づいて同期を確立して、PLC親機モデム13、複数のPLC中継機16のうちのPLC中継機16a、このPLC中継機16aの制御配下にあるPLC子機モデム9a、9bが、図13に示すマスタフレームに従ってデータ伝送を行なうときの処理の流れをタイムチャートとして示した図である。
PLC親機モデム13は、第1の同期信号となる同期信号T1をビーコンBC1信号として、各PLC中継機モデム16に伝送する処理を行なう。このとき、PLC親機モデム13は前記したポーリングテーブルPT(図15(b))を参照して求めたアドレス情報を、ビーコンBC1信号に含めてPLC中継機16に送信する処理を行なう(図16に示す(P1))。
PLC中継機モデム16aは、PLC親機モデム13からビーコンBC1信号を受信すると、図16の(P2)に示すように、その第1の同期信号T1を基に同期を確立し、制御配下のPLC子機モデム9a、9bに対して第2の同期信号(ビーコンBC2信号)を送信する。このビーコンBC2信号は、前記したように、直交周波数分割多重方式(OFDM)により符号分割多重及び周波数分割多重されて、PLC子機モデム9a、9bに伝送する。さらに、マスタフレームの特定中継機帯域(図16では、「特定中継」と表示)を利用して、PLC親機モデム13から受信した送信権(アドレス)情報をPLC子機モデム9aに送信する。これにより、PLC親機モデム13と、PLC中継機16aと、PLC子機モデム9a、9bは、同一の時間軸で同一の送信権情報を共有することができるようになる。また、PLC中継機モデム16aは、PLC親機モデム13からユーザデータ(UD)が伝送された場合にはこのユーザデータ(UD)の受信処理を行なう。
すなわち、PLC中継機モデム16aの制御プログラムは、親機モデムPLC13から伝送された送信権情報(前記した16ビットからなるPLC子機モデム9aの固有の識別情報)が自分及び制御配下のPLC子機モデムに該当するか否かを判定することが可能になるので、該当すると判定した場合には、特定中継機帯域を使用して、受信したアドレス情報をそのまま、該当するPLC子機モデムへ伝送する。一方、該当しない場合には特定中継機帯域を使用せず、何も処理を行なわないようにする。
PLC中継機モデム16は、次の同期信号T2の受信に基づいて同期を確立し、新たな同期信号となるビーコンBC2信号をPLC子機モデム9a、9bに伝送する(P3)。PLC子機モデム9a、9bは、このビーコンBC2信号により同期を確立することになる。さらに、PLC中継機モデム16aは、特定中継機帯域を利用してアドレス情報を制御配下のPLC子機モデム9aに伝送する。
図16に示す(P4)において、PLC子機モデム9aは、PLC中継機モデム16aから特定中継機帯域に含まれているアドレス情報を受信すると、受信したアドレス情報がROM44b等に記憶している自分のアドレス情報に一致したか否かを判定する。そして、一致していると判定した場合には、自分に送信権が与えられたと判定し、遊技機8から何らかのユーザデータ(UD)を受信してRAM44cに記憶(取得)しているか否かを判定する。この判定結果、遊技機8からユーザデータ(UD)を受信していた場合には、このユーザデータ(UD)を次の同期信号T3により確立したビーコンBC2信号に基づいて(P5)、マスタフレームのユーザデータ(UD)の伝送帯域を利用してPLC中継機16aに送信する処理を行なう。なお、このユーザデータ(UD)には、ROM44bに予め記憶しているPLC子機モデム9aのIPアドレスと、このユーザデータ(UD)を伝送する伝送先となる上位管理システムの店舗サーバ12、又はPLC端末19のIPアドレスを含めた、例えば、イーサネット(登録商標)LANのデータ転送のデータフォーマットにする処理を行なう。
PLC中継機モデム16は、上記(手順4)に基づいてPLC子機モデム9aから上り方向のユーザデータ(UD)を受信すると(P6)、PLC親機モデム13の指示に従って受信したユーザデータ(UD)を次の同期信号T4に同期させて、PLC親機モデム13に伝送する処理を行なう(P7)。
PLC親機モデム13は、上記(手順5)の処理により、上りのユーザデータ(UD)を受信すると、受信したユーザデータ(UD)を、直ちに第2のPLC親機モデム14に、PLC親機13とは異なるマスタフレームのタイミングで伝送する処理を行なう(P8)。そして、第2のPLC親機モデム14は、PLC親機モデム13からユーザデータ(UD)を受信すると、第2のPLC親機モデム14がPLC子機モデム18に伝送する同期信号(第2のPLC親機モデム14のビーコンBC1信号)に同期させて、受信したユーザデータ(UD)をPLC子機モデム18に伝送する処理を行なう。PLC子機モデム18は、受信した上りのユーザデータ(UD)を直ちにホール内LAN11に送信する処理を行なう。
なお、PLC親機モデム13は、次の同期信号T5に基づいてポーリングテーブルPTを参照して、次のポーリング順番に相当するPLC子機モデム、例えば、PLC子機モデム9bに対するポーリング制御を実行する。このようにして、PLC親機モデム13は、ポーリングテーブルPTに登録しているポーリング順番に従って、PLC子機モデム9a、9bに対するポーリング制御を繰り返して実行する処理を行なう。
続いて、本発明が備えている緊急通報の手段について説明する。この緊急通報手段とは、前記したポーリング制御、すなわち、PLC親機モデム13がポーリングテーブルPTを参照して所定の順序でPLC中継機16を介してPLC子機モデム9をポーリング制御しているときに、PLC子機モデム9が端末装置(遊技機8)から緊急通報に関する情報を受信したときに、送信権が無くてもPLC子機モデム9の制御プログラムにより、この緊急通報に関する情報を、直ちにネットワーク上で上位に位置するPLC中継機モデム16を中継してPLC親機モデム13に緊急通報する手段を示す。さらに、PLC親機モデム13は、この受信した緊急通報に関する情報を、直ちに店舗サーバ12等を備えた上位管理システムに伝送する処理を行なうことを示す。
PLC子機モデム9aの制御プログラムは、遊技機8から受信した情報が緊急通報すべき情報(K)であると判定すると、図13に示すイベントフラグ(IF)情報に関するデータを作成する処理を行なう(図17に示す(K1))。このうち、イベントフラグ(IF)情報としては、上記した大当り識別コード、又は異常識別コード等の情報種別コードと、この情報の送信元となるPLC子機モデム9aのIPアドレスと、この情報の最終の送信先となる店舗サーバ12又はPC端末19のIPアドレスが含まれる。
PLC子機モデム9aは、上記(手順10)の処理で作成したイベントフラグ(IF)情報に関するデータを図17に示す(K1)において、直ちに、マスタフレームの緊急通報帯域(イベントフラグ(IF)帯域)を利用してPLC中継機16aに送信する処理を行なう。なお、イベントフラグ(IF)情報は、上記した情報種別コードとIPアドレス等のみとしてデータ容量を極力少なくすることが望ましい。
このとき、遊技機8から緊急通報に係る情報(K)を受信したタイミングによっては、PLC子機モデム9aは、次の同期信号T11(図示せず)に基づくBC2信号に同期してこのイベントフラグ(IF)情報を、緊急通報帯域を利用してPLC中継機16aに伝送する。
PLC中継機モデム16aは、PLC子機モデム9aから上記したイベントフラグ(IF)情報を受信すると(K2)、次の自局(PLC中継機モデム16a)への特定中継機帯域に対するタイミングに同期させて、PLC子機モデム9aから受信したイベントフラグ(IF)情報を、図13に示すマスタフレームの特定中継機帯域を使用してPLC親機モデム13に伝送する(K3)。この伝送処理においては、PLC中継機16aがPLC親機モデム13に伝送した情報は、同時にPLC中継機16の制御配下のPLC子機モデム9aにも伝送する処理を行なう。これにより、イベントフラグ(IF)情報をPLC中継機モデム16aに伝送したPLC子機モデム9aの制御プログラムは、PLC中継機16aがこのイベントフラグ(IF)情報をPLC親機モデム13に伝送したこと、すなわち、PLC中継機16aのACK(Acknowledgement)を受信したと判定することができる。
PLC親機モデム13は、PLC中継機16aから上記した特定中継機帯域に基づいてイベントフラグ(IF)情報を受信すると(K4)、受信したイベントフラグ(IF)情報を直ちに第2のPLC親機モデム14に伝送する。第2のPLC親機モデム14はこの受信したイベントフラグ(IF)情報を、第2のPLC親機モデム14のBC1信号に同期させてPLC子機モデム18に伝送する。そして、PLC子機モデム18はこの受信したイベントフラグ(IF)情報を、直ちに上位管理システムの店舗サーバ12又はPC端末19に送信する処理を行なう。
上位管理システムの店舗サーバ12又はPC端末19は、イベントフラグ(IF)に関するデータを受信すると、制御プログラムによりこの受信したデータを解析して詳細なユーザデータ(詳細ユーザデータ(UD))の転送要求を行なう必要があるか否かを判定する。この転送要求の判定処理は、イベントフラグ(IF)に関するデータは、イベントフラグ(IF)情報を転送したPLC子機モデム9aのIPアドレス情報と、大当りに関する情報、あるいは不正行為に係る検出信号等が含まれているので、その情報の種別等を判定することにより可能になる。そして、詳細ユーザデータ(UD)の転送要求が必要と判定された場合には、この転送要求のコマンドとPLC子機モデム9のIPアドレス情報を、PLC子機モデム18、第2のPLC親機モデム14を経由してPLC親機モデム13に伝送する処理を行なう。
PLC親機モデム13は、上記(手順14)により、詳細ユーザデータ(UD)の転送要求を受信すると、図17の(K5)に示すように、ポーリング制御の順序を変更して、このイベントフラグ(IF)情報を転送したPLC子機モデム9aに対するポーリング制御を実施して、イベントフラグ(IF)情報に係るユーザデータ(詳細ユーザデータ(UD))の転送要求を行なう。この処理において、ポーリング制御の順序を変更するために、PLC親機モデム13は、PLC子機モデム9の固有の識別情報とIPアドレスとを関連付けしたデータテーブルをROM44bに予め記憶させておく。
続いて、16分岐の分岐アダプタの回路構成を図18に基づいて説明する。この16分岐の分岐アダプタは、図7に示すブリッジ構成をなす4つの高周波トランス素子(51−2)〜(51−5)を一つのブリッジ構成パターンとし、このブリッジ構成パターンの4つが、さらにブリッジ構成をなすように配置した回路構成とし、1個の高周波トランス素子(51−1)を16分岐のアダプタの入力側(分岐前ポート)として配置した回路構成にしている。そして、図18に示すように、この16分岐の分岐アダプタは、4つのブリッジ構成パターンP1、P2、P3、P4を構成する16個の各高周波トランス素子(51−2)〜(51−17)の一次側を、外部機器と接続するための16個の分岐端子(分岐後ポート)としたものである。
1)ブリッジ構成パターンP1を構成するトランス素子(51−2)と(51−4)の二次側の一方どうしを導線で接続する。同様に、ブリッジ構成パターンP2を構成するトランス素子(51−10)と(51−12)の二次側の一方どうしを接続するとともに、これら接続した導線の連結点(52a−1)と(52a−2)を導線56aにより接続する。
6)分岐アダプタの入力側として配置したトランス素子(51−1)の二次側の一方を導線56aに、同じく二次側の他方を導線56bに接続する。
7)4つのブリッジ構成パターンP1とP2とP3とP4を構成する各高周波トランス素子(51−2)〜(51−17)の一次側にはコンデンサ55を接続する。そして、他の回路構成は図7に示す構成と同じにする。
3a、3b、3c、・・・:フロア入口分電盤
4a、4b、4c、4d、4e、4f、4g:電力線
5:島分電盤
6:変換トランス
7:第2の分岐アダプタ
8:端末装置(遊技機)
9:PLC子機モデム
10b、10c、10d:通信線
10a:LANケーブル
11:ホール内LAN
12:サーバ(店舗サーバ)
13:PLC親機モデム
14:第2のPLC親機モデム
15:第1の分岐アダプタ
16:PLC中継機
17:コンセント
21:センタサーバ
44:制御部
44a:ROM
51−1、51−2、51−3、・・・:高周波トランス素子
55:コンデンサ
PT:ポーリングテーブル
Claims (4)
- PLC親機モデムが伝送する第1の同期信号に基づいて設定されるマスタフレームに従って、前記PLC親機モデムがPLC中継機を中継して端末装置を接続したPLC子機モデムをポーリングすることにより、通信を行なうPLC通信を用いたネットワークシステムであって、
前記PLC親機モデムの通信線接続ポートに、第1の分岐アダプタの分岐前ポートを接続するとともに前記第1の分岐アダプタの分岐後ポートに前記PLC中継機の通信線接続ポートを接続し、前記PLC中継機の電力線接続ポートに、電力線を介して第2の分岐アダプタの分岐前ポートを接続した構成を有し、
さらに、前記第2の分岐アダプタの分岐後ポートに、通信線を介して前記PLC子機モデムの通信線接続ポートを接続し、前記PLC子機モデムの端末装置接続ポートに前記端末装置を接続した構成を備え、
前記マスタフレームは、前記PLC親機モデムが前記第1の同期信号と、ポーリング制御を行なうための送信権情報を前記PLC中継機に伝送するために用いる第1の同期信号送信帯域と、前記PLC中継機が前記第1の同期信号に同期させて第2の同期信号を前記PLC子機モデムに伝送するために用いる第2の同期信号送信帯域と、前記PLC中継機が前記PLC親機モデムより受信した前記送信権情報をPLC子機モデムへ転送するために用いる特定中継機帯域と、前記PLC子機モデムが前記端末装置から取得したユーザデータをPLC中継機を介して前記PLC親機モデムに伝送するために用いるユーザデータ伝送帯域と、前記PLC子機モデムが前記端末装置から取得した緊急通報に関する情報を、前記PLC中継機に伝送するために用いる緊急通報帯域を備え、
前記ユーザデータの伝送帯域は、前記PLC親機モデムがユーザデータをPLC中継機を介して前記PLC子機モデムに伝送するためにも用いられ、前記PLC親機モデムと前記PLC子機モデム間で、下り方向と上り方向に前記ユーザデータを伝送するときに共通して使用される共有帯域として設けられ、
前記PLC中継機は、前記PLC子機モデムから前記ユーザデータ伝送帯域を用いて伝送されたユーザデータを、前記ユーザデータ伝送帯域を用いて前記PLC親機モデムに伝送し、前記PLC親機モデムから前記ユーザデータ伝送帯域を用いて伝送されたユーザデータを、前記ユーザデータ伝送帯域を用いて前記PLC子機モデムに伝送し、当該PLC子機モデムから受信した前記緊急通報を、前記特定中継機帯域を用いて前記PLC親機モデムに転送する、
ことを特徴とするPLC通信を用いたネットワークシステム。 - 前記緊急通報帯域は、時分割多重方式のタイムスロットから構成されていることを特徴とする請求項1に記載のPLC通信を用いたネットワークシステム。
- 前記ユーザデータは、前記PLC子機モデムが該PLC子機モデムに接続された前記端末装置から取得した情報を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のPLC通信を用いたネットワークシステム。
- 前記PLC親機モデムはLAN接続ポートを備え、前記PLC親機モデムは前記LAN接続ポートを介してサーバを備えた上位管理システムに接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のPLC通信を用いたネットワークシステム。
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