JP2007150067A - 電気機器収納箱の遮蔽板取付構造 - Google Patents

電気機器収納箱の遮蔽板取付構造 Download PDF

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Kazuyoshi Yoshikawa
和良 吉川
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Abstract

【課題】 電気機器収納箱において、遮蔽板の製作工数を削減し、遮蔽板の発錆、変形を防止する。
【解決手段】 電気機器を収納する本体箱2の外側に遮蔽板3を取り付けた電気機器収納箱において、遮蔽板3の相対向する二辺に取付脚8をL字形に折曲形成する。取付脚8に遮蔽板3と本体箱2との間隔を保持する間隔保持部8aと、本体箱2の外面に接合する接合部8bとを設ける。接合部8bにスタッドボルト10の基端を溶接し、スタッドボルト10の先端を本体箱2の取付孔11に挿入してナット12で締め付ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遮蔽板を備えた電気機器収納箱において、遮蔽板を本体箱に取り付けるための構造に関する。
従来、図4、図5に示すような技術が知られている。この電気機器収納箱50は、本体箱51の側面を遮蔽板52で覆い、収納箱50の側壁部分を二重構造にして、太陽光による本体箱51内部の温度上昇を防ぐように構成されている。本体箱51の上端部には左右一対の掛止金具53が溶接され、遮蔽板52に上下一対の取付板54が溶接されている。取付板54は左右に長いハット形に折曲形成され、両端の接合部55にて遮蔽板52の内面に溶接されている。そして、上側の取付板54を掛止金具53に引っ掛け、上下の取付板54をネジ56で本体箱51に締め付けることにより、遮蔽板52が本体箱51に取り付けられている。
特許文献1には、遮蔽板の内面に四本のボススタッドを溶接し、ボススタッドの先端に突設したボルトを本体箱の取付孔に挿入してナットで締め付け、ボススタッドの長さに相当する間隔をあけて遮蔽板を本体箱に取り付ける構造が記載されている。
特許第3327528号公報
ところが、図4、図5に示す従来の取付構造によると、取付板54を遮蔽板52とは別個に板金加工する必要があり、遮蔽板52の製作工数が増える問題点があった。また、遮蔽板52に取付板54を溶接しているため、左右の接合部55の部分で遮蔽板52に塗料が付かなくなり、特に、屋外設置型の収納箱50の場合に、錆が発生しやすいという不都合もあった。特許文献1の取付構造によると、ボススタッドが遮蔽板の四隅より中心寄りの位置に設けられているので、遮蔽板の周辺部が本体箱から開き、この部分が変形しやすくなるという問題点があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、遮蔽板を少ない工数で製作できるとともに、遮蔽板の発錆並びに変形を防止することができる電気機器収納箱の遮蔽板取付構造を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の遮蔽板取付構造は、電気機器を収納する本体箱の外側に遮蔽板を取り付けた電気機器収納箱において、遮蔽板の相対向する二辺に取付脚を折曲形成し、取付脚に遮蔽板と本体箱との間隔を保持する間隔保持部と、本体箱の外面に接合する接合部とを設け、接合部にボルトの基端を溶接し、ボルトの先端を本体箱の取付孔に挿入してナットで締め付けたことを特徴とする。
上記遮蔽板取付構造において、好ましくは、以下の手段を採用することができる。
(1)取付脚を遮蔽板の相対向する二辺の全長にわたって延びるように形成すること。
(2)取付脚をL字形に折り曲げること。
(3)ボルトを取付脚の接合部において両端部を含む複数箇所に立設すること。
(4)取付脚を遮蔽板の上下二辺に形成すること。
(2)取付脚を遮蔽板の左右二辺に形成すること。
本発明の遮蔽板取付構造によれば、遮蔽板の板金工程で取付脚を同時に加工でき、遮蔽板の製作工数が削減される。また、取付脚にボルトを溶接した後に遮蔽板を余す所なく塗装できて、錆が発生しにくくなる。しかも、取付脚の接合部が遮蔽板の二辺を本体箱に密接させるので、接合部をボルトとナットで本体箱に締め付けることにより、四隅を本体箱に強固に固定して、遮蔽板の変形を確実に防止できるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は屋外設置型の電気機器収納箱の全体的な構成を示す。この電気機器収納箱1は、通信機器等の電気機器を収納する本体箱2と、本体箱2の側面を覆う左右二枚の遮蔽板3と、本体箱2の上面を覆う天板4と、本体箱2の前面を覆う扉5とから構成されている。本体箱2の左右両側面には、内部機器の発熱を外部に放出するためのフード形のルーバー6が突設されている。そして、収納箱1の側壁部分と上壁部分とを二重構造にして、太陽光による本体箱2内部の温度上昇を抑制し、内部機器を高温から保護できるように構成されている。
図2、図3は遮蔽板3を本体箱2に取り付けるための構造を示す。遮蔽板3は金属板により四角形に板金成形されている。遮蔽板3の上下二辺には取付脚8が、遮蔽板3の左右二辺にはリブ9がそれぞれ板金加工によって本体箱2側へ折り曲げられている。上下の取付脚8は、遮蔽板3を本体箱2に取り付けるための取付部であって、遮蔽板3の全幅にわたってL字形に形成されている。左右のリブ9は、遮蔽板3を補強するための補強部であって、本体箱2との間に所要の通気用間隙を確保できる幅で、遮蔽板3のほぼ全高にわたって直角に折り曲げられている。
取付脚8の基端には、遮蔽板3と本体箱2との間隔を保持する間隔保持部8aが設けられ、その突出長さがルーバー6の高さよりも僅かに大きく設定されている。取付脚8の先端には、本体箱2の外側面に接合する接合部8bが設けられ、接合部8bの左右両端部にスタッドボルト10が基端にて溶接されている。そして、スタッドボルト10の先端を本体箱2に形成した取付孔11に挿入して、本体箱2の内側からナット12で締め付けることにより、遮蔽板3が本体箱2に取り付けられている。なお、スタッドボルト10には取付孔11を本体箱2の内外から密閉するパッキン13が設けられている。
従って、この実施形態の遮蔽板取付構造によれば、次のような効果が得られる。
(a)遮蔽板3を板金加工する工程において、取付脚8を同時に折曲形成できて、遮蔽板3の製作工数を削減することができる。
(b)取付脚8にスタッドボルト10を溶接した後に、遮蔽板3の表裏全域を余す所なく塗装でき、使用に際して錆が発生しにくくなる。
(c)取付脚8の接合部8bが遮蔽板3の上下二辺を全幅にわたって本体箱2に密接させるので、接合部8bの左右両端部をスタッドボルト10とナット12で本体箱2に締め付けることにより、遮蔽板3の四隅を本体箱2に強固に固定して、遮蔽板3の変形を確実に防止することができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、以下に例示するように、発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成や形状を適宜変更して実施することも可能である。
(1)図2において、遮蔽板3の左右二辺に取付脚8を折曲形成し、遮蔽板3の上下二辺にリブ9を設けること。
(2)図2において、遮蔽板3の四辺にそれぞれ取付脚8を折曲形成すること。
(3)図2において、スタッドボルト10を取付脚8の接合部8bに三本又は四本立設すること。
(4)図1において、電気機器収納箱1の頂部で遮蔽板として機能する天板4を遮蔽板3と同様の取付構造で本体箱2に取り付けること。
本発明の一実施形態を示す電気機器収納箱の正面図である。 図1の収納箱において遮蔽板の取付構造を示す斜視図である。 図2の取付構造を部分的に示す断面図である。 従来の遮蔽板取付構造を示す斜視図である。 図4の取付構造を部分的に示す断面図である。
符号の説明
1 電気機器収納箱
2 本体箱
3 遮蔽板
8 取付脚
8a 間隔保持部
8b 接合部
10 スタッドボルト
11 取付孔
12 ナット

Claims (1)

  1. 電気機器を収納する本体箱の外側に遮蔽板を取り付けた電気機器収納箱において、遮蔽板の相対向する二辺に取付脚を折曲形成し、取付脚に遮蔽板と本体箱との間隔を保持する間隔保持部と、本体箱の外面に接合する接合部とを設け、接合部にボルトの基端を溶接し、ボルトの先端を本体箱の取付孔に挿入してナットで締め付けたことを特徴とする遮蔽板取付構造。
JP2005343969A 2005-11-29 2005-11-29 電気機器収納箱の遮蔽板取付構造 Pending JP2007150067A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023162534A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 Dgshape株式会社 カバー部材取付け構造及び筐体

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