JP2011093542A - 屋外用アルミニウム製収納箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来の屋外用アルミニウム製収納箱はアルミニウム製リベットによる接合を行うため外装部材に貫通孔があけられており、防水性に問題があった。また、外装部材の外面側にアルミニウム製リベットのよる半球状の突起が多数現れることは美観上からも好ましくないという問題があった。
【解決手段】
屋外用アルミニウム製収納箱1は、アルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14およびアルミニウム製背板15にアルミニウム製スタッドボルト31が複数植設され、アルミニウム製骨格部材11に取り付けられることにより形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、屋外の軌道や道路周辺における、軌道を通過する列車や道路を往来する自動車によって振動や突風の発生する環境において、屋外環境下の雨水、雪および塵埃等を振動や突風により構成部材の緩みや歪みが生じて内部に侵入させることなく、内部の収納物である電気部品に対して悪影響を及ぼさない収納空間を提供することができる屋外用アルミニウム製収納箱に関する。
従来、屋外用アルミニウム製収納箱、特に鉄道用の軌道周辺に設置して鉄道の制御用機材を収納する通称保安箱については、その耐久性等よりアルミニウム製の扉付きの保安箱が鉄道業者により材質や構造等が指定され、これに合ったものが使用されていた。ただ、この構造等の指定については、大枠として要求性能としての指定であり、アルミニウム製の本体の製造方法における接合方法は溶接およびリベッテングであり、接合方法としては容易なことから、リベッテングが使用されていた。なお、屋外用アルミニウム製収納箱ではないが、箱の組立てという共通性を考慮するとグローブボックスについて文献が、特許文献1に開示されている。
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設本部東京支社仕様書 仕様書番号 JRCTS 01941−2C−EG07B
従来の屋外用アルミニウム製収納箱において、その要求される強度等より、アルミニウム製の肉厚のある長方形の構造材(フラットバー)を柱や梁として、この端部等が溶接により接合されることにより、直方体の枠状の骨格部材が形成され、該骨格部材の周りにアルミニウム製の板よりなる屋根板や側板等の外装部材がリベットにより取り付けられるものであった。アルミニウム製リベットによる取り付けには骨格部材および外装部材の双方に貫通孔が開けられている必要があり、外装部材の外面側にアルミニウム製リベットによる半球状の突起が多数現れるものであった。
アルミニウム製リベットによる接合は前述のとおり、外装部材に貫通孔が開けられているため、アルミニウム製リベットによる接合が列車等の振動や列車が起こす突風により緩んだ場合は、アルミニウム製リベットと外装部材に隙間が発生する可能性があるため雨等に対する防水性能が低下するおそれがあるという問題があった。また、外装部材の外面側にアルミニウム製リベットのよる半球状の突起が多数現れることは美観の上からも好ましくないという問題があった。
なお、骨格部材と外装部材を溶接により接合する方法もあるが、アルミニウム製の外装部材の場合、溶接した部分の表面側には溶接により、外装部材が凹む場合や、外装部材全体が歪む場合等の変形が発生し易く、組立てた場合の精度が保てないことや美観の問題により一般的には使用される場合は少なかった。
また、特許文献1に記載されているグローブボックスにおいては、骨格部材となる連結板にスタッドボルトを植設し外装部材となる側面プレート等が骨格部材に取り付けられており、外装部材となる側面プレートに貫通孔が必要となるので、外部からの水分や塵埃等の侵入のおそれがあることや、スタッドボルトに螺合するナットが外面に見えることから美感状問題があった。なお、特許文献1においては考案が解決しようとする課題の記載より、スタッドボルトが植設される対象はステンレス鋼であると考えられ、ステンレス鋼にステンレス製のスタッドボルトが植設(電気溶接)されることは、アルミニウム製の外装部材にアルミニウム製のスタッドボルトが植設されることよりもステンレス鋼がアルミニウム材料に比較して熱伝導度や電気伝導度の低いことから容易であった。そして、ステンレス鋼に比較して熱伝導度や電気伝導度が高いアルミニウム製外装部材にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設されて収納箱が形成されることは行われてなかった。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段が講じられている。
第1発明の屋外用アルミニウム製収納箱は、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材と、該アルミニウム製骨格部材を覆う複数のアルミニウム製板よりなる収納箱において、該複数のアルミニウム製板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする技術手段が講じられている。
第2発明の屋外用アルミニウム製収納箱は、アルミニウム製扉と、アルミニウム製屋根板と、アルミニウム製右側板と、アルミニウム製左側板と、アルミニウム製背板と、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材とよりなる収納箱において、該アルミニウム製屋根板、該アルミニウム製右側板、該アルミニウム製左側板およびアルミニウム製背板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする技術手段が講じられている。
第3発明の屋外用アルミニウム製収納箱は、アルミニウム製扉と、アルミニウム製屋根板と、Lの字状アルミニウム製右側板と、Lの字状アルミニウム製左側板と、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材とよりなる収納箱において、該アルミニウム製屋根板、該Lの字状アルミニウム製右側板および該Lの字状アルミニウム製左側板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする技術手段が講じられている。
第4発明の屋外用アルミニウム製収納箱は、アルミニウム製扉と、アルミニウム製屋根板と、コの字状アルミニウム製側板と、アルミニウム製背板と、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材とよりなる収納箱において、該アルミニウム製屋根板および該コの字状アルミニウム製側板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする技術手段が講じられている。
第5発明の屋外用アルミニウム製収納箱は、相対する二面に設けられたアルミニウム製扉と、アルミニウム製屋根板と、アルミニウム製右側板と、アルミニウム製左側板と、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材とよりなる収納箱において、該アルミニウム製屋根板、該アルミニウム製右側板および該アルミニウム製左側板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする技術手段が講じられている。
以上のような、技術的手段を有することにより、以下の効果を有する。
第1発明によれば、外面にアルミニウム製リベット取り付けのための貫通孔を有さないのでアルミニウム製リベットを取り付けるための貫通孔からの雨水等の侵入の心配がないものとなり、外面に美観を損なうアルミニウム製リベットの半球状の突起や、骨格部材と外装部材を溶接した場合の外装部材が凹む場合や、外装部材全体が歪む場合等の変形が発生しすることもなく、組立てた場合の変形のない屋外用アルミニウム製収納箱となる。
第2発明によれば、外面にアルミニウム製リベット取り付けのための貫通孔を有さないのでアルミニウム製リベットを取り付けるための貫通孔からの雨水等の侵入の心配がないものとなり、外面に美観を損なうアルミニウム製リベットの半球状の突起や、骨格部材と外装部材を溶接した場合の外装部材が凹む場合や、外装部材全体が歪む場合等の変形が発生しすることもなく、組立てた場合の変形のない屋外用アルミニウム製収納箱となる。
第3発明によれば、外面にアルミニウム製リベット取り付けのための貫通孔を有さないのでアルミニウム製リベットを取り付けるための貫通孔からの雨水等の侵入の心配がないものとなり、外面に美観を損なうアルミニウム製リベットの半球状の突起や、骨格部材と外装部材を溶接した場合の外装部材が凹む場合や、外装部材全体が歪む場合等の変形が発生しすることもなく、組立てた場合の変形のない屋外用アルミニウム製収納箱となる。また、第2発明に比較してアルミニウム製左側板、アルミニウム製右側板およびアルミニウム製背板をLの字状アルミニウム製左側板とLの字状アルミニウム製右側板とにできることから屋外用アルミニウム製収納箱の防水性能および強度を増すことができる。
第4発明によれば、外面にアルミニウム製リベット取り付けのための貫通孔を有さないのでアルミニウム製リベットを取り付けるための貫通孔からの雨水等の侵入の心配がないものとなり、外面に美観を損なうアルミニウム製リベットの半球状の突起や、骨格部材と外装部材を溶接した場合の外装部材が凹む場合や、外装部材全体が歪む場合等の変形が発生しすることもなく、組立てた場合の変形のない屋外用アルミニウム製収納箱となる。また、第3発明に比較してLの字状アルミニウム製左側板およびLの字状アルミニウム製右側板をコの字状アルミニウム製側板にできることから屋外用アルミニウム製収納箱の防水性能および強度を増すことができる。
第5発明によれば、外面にアルミニウム製リベット取り付けのための貫通孔を有さないのでアルミニウム製リベットを取り付けるための貫通孔からの雨水等の侵入の心配がないものとなり、外面に美観を損なうアルミニウム製リベットの半球状の突起や、骨格部材と外装部材を溶接した場合の外装部材が凹む場合や、外装部材全体が歪む場合等の変形が発生しすることもなく、組立てた場合の変形のない屋外用アルミニウム製収納箱となる。
発明を実施する形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
(屋外用アルミニウム製収納箱1の外観及びその機能)
図1に示す屋外用アルミニウム製収納箱1は、全体として略直方体で、その外形寸法は、幅約0.5メートル、高さ約1メートル、奥行き約0.5メートル程度の大きさであり、そのタイプにより幅、高さ、奥行き寸法の異なるタイプが数種類ある。正面側にはアルミニウム製扉10があり、アルミニウム製右側板13に蝶番21を介して取り付けられている。アルミニウム製扉10に取り付けられているレバーハンドル20を逆時計回りに回転させると、レバーハンドル20と連動してアルミニウム製扉10の内部にある錠機構(図示せず)が作動してアルミニウム製扉10の固定が解除され、アルミニウム製扉10を開くことができる。
図1に示す屋外用アルミニウム製収納箱1は、全体として略直方体で、その外形寸法は、幅約0.5メートル、高さ約1メートル、奥行き約0.5メートル程度の大きさであり、そのタイプにより幅、高さ、奥行き寸法の異なるタイプが数種類ある。正面側にはアルミニウム製扉10があり、アルミニウム製右側板13に蝶番21を介して取り付けられている。アルミニウム製扉10に取り付けられているレバーハンドル20を逆時計回りに回転させると、レバーハンドル20と連動してアルミニウム製扉10の内部にある錠機構(図示せず)が作動してアルミニウム製扉10の固定が解除され、アルミニウム製扉10を開くことができる。
アルミニウム製扉10を開くと屋外用アルミニウム製収納箱1の内部に収納空間が設けられている。本実施例の場合の用途としては内部の収納空間に屋外用アルミニウム製収納箱1の内部に設けられた取付板に警報ユニット、変圧器、保安器等の収納物が螺子等により取り付けられ、この収納物が屋外環境下において保護されるものとなっている。なお、内部天井面については、結露対策として天井面に断熱材が貼付されている場合や、内部天井部を二重構造にされている場合もある。前記警報ユニット、変圧器、保安器等を収納する場合には外部からの電源の供給や、外部の機器との制御のための通信用に屋外用アルミニウム製収納箱1の側面や背面等にこれら電源ケーブルや伝送線等の取り入れ口又は取り出し口(図示せず)が設けられている。また、内部の収納物から発生する熱が籠もらないように屋外用アルミニウム製収納箱1のアルミニウム製右側板13およびアルミニウム製左側板14(図示せず)には上部に通気口が設けられており、この通気口より雨等が内部に侵入しないように通気口雨よけ21が備えられている。なお、この通気口については、通気が不要の場合もあるので通気口を塞ぐ板を取り付け可能とする場合もある。
屋外用アルミニウム製収納箱1の底部にはアンカーボルト等により屋外のコンクリート台等に固定するための固定用貫通孔が設けられている。また、屋外用アルミニウム製収納箱1をクレーン等により吊り下げて移動できるようにアルミニウム製屋根板12には吊り下げ金具22が取り付けられている。なお、屋外用アルミニウム製収納箱1はその表面にアルマイト処理が施されている。
(屋外用アルミニウム製収納箱1の主要部品)
図2は屋外用アルミニウム製収納箱1の分解図である。主要部品としてはアルミニウム製扉10、アルミニウム製骨格部材11およびアルミニウム製骨格部材11を覆う複数のアルミニウム製板であるアルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14若しくはアルミニウム製背板15よりなる。
図2は屋外用アルミニウム製収納箱1の分解図である。主要部品としてはアルミニウム製扉10、アルミニウム製骨格部材11およびアルミニウム製骨格部材11を覆う複数のアルミニウム製板であるアルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14若しくはアルミニウム製背板15よりなる。
(アルミニウム製扉)
アルミニウム製扉10は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、アルミニウム製板の周囲端部が短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられ、アルミニウム製屋根板12の形状に合わせて上部中央が突起させられた、略将棋の駒状の形状となっている。アルミニウム製扉10の外面には、レバーハンドル20が設けられており、レバーハンドル20がアルミニウム製扉10の平面部より突出しないよう、レバーハンドル20の可動する範囲において略直方体の窪みが設けられている。アルミニウム製扉10を回動自在に取り付ける蝶番21はアルミニウム製扉10にボルト・ナットにより取り付けられている。
アルミニウム製扉10は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、アルミニウム製板の周囲端部が短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられ、アルミニウム製屋根板12の形状に合わせて上部中央が突起させられた、略将棋の駒状の形状となっている。アルミニウム製扉10の外面には、レバーハンドル20が設けられており、レバーハンドル20がアルミニウム製扉10の平面部より突出しないよう、レバーハンドル20の可動する範囲において略直方体の窪みが設けられている。アルミニウム製扉10を回動自在に取り付ける蝶番21はアルミニウム製扉10にボルト・ナットにより取り付けられている。
(アルミニウム製骨格部材)
アルミニウム製骨格部材11は底板の四隅に断面長方形のアルミニウム製構造材(以下、フラットバーと略す)を垂直に立てた状態で溶接し、これを柱としている。該柱に横方向にフラットバーを溶接し、側面においては目の字状に、天面及び背面においては口の字状とすることで屋外用アルミニウム製収納箱1の全体の強度が保てる骨組みとしている。このアルミニウム製骨格部材11の柱や梁に該当するフラットバーの幅方向の略中央には適当な間隔で複数の貫通孔が設けられている。
アルミニウム製骨格部材11は底板の四隅に断面長方形のアルミニウム製構造材(以下、フラットバーと略す)を垂直に立てた状態で溶接し、これを柱としている。該柱に横方向にフラットバーを溶接し、側面においては目の字状に、天面及び背面においては口の字状とすることで屋外用アルミニウム製収納箱1の全体の強度が保てる骨組みとしている。このアルミニウム製骨格部材11の柱や梁に該当するフラットバーの幅方向の略中央には適当な間隔で複数の貫通孔が設けられている。
(アルミニウム製屋根板)
アルミニウム製屋根板12は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右方向に緩やかな傾斜面を有するように中央部で折り曲げられている。前後左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられている。なお、前側端部の折り曲げはアルミニウム製扉10が取り付けられる関係が後側端部の折り曲げに比べて短くなっている。アルミニウム製屋根板12には吊り下げ金具22を取り付けるための貫通孔が2個設けられている。アルミニウム製屋根板12のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製屋根板12に植設されている。
アルミニウム製屋根板12は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右方向に緩やかな傾斜面を有するように中央部で折り曲げられている。前後左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられている。なお、前側端部の折り曲げはアルミニウム製扉10が取り付けられる関係が後側端部の折り曲げに比べて短くなっている。アルミニウム製屋根板12には吊り下げ金具22を取り付けるための貫通孔が2個設けられている。アルミニウム製屋根板12のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製屋根板12に植設されている。
(アルミニウム製右側板)
アルミニウム製右側板13は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられている。アルミニウム製右側板13には上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。アルミニウム製右側板13のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製右側板13に植設されている。
アルミニウム製右側板13は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられている。アルミニウム製右側板13には上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。アルミニウム製右側板13のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製右側板13に植設されている。
(アルミニウム製左側板)
アルミニウム製左側板14は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられている。アルミニウム製左側板14には上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。アルミニウム製左側板14のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製左側板14に植設されている。
アルミニウム製左側板14は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられている。アルミニウム製左側板14には上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。アルミニウム製左側板14のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製左側板14に植設されている。
(アルミニウム製背板)
アルミニウム製背板15は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられている。アルミニウム製背板15のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製背板15に植設されている。
アルミニウム製背板15は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱1の内側方向に折り曲げられている。アルミニウム製背板15のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製背板15に植設されている。
(アルミニウム製スタッドボルトの植設方法)
アルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14、アルミニウム製背板15および通気口雨よけ23(実施例1におけるアルミニウム製骨格部材11を覆う複数のアルミニウム製板であり、実施例1においてアルミニウム製外装板19aと総称する。)へのアルミニウム製スタッドボルト31の植設方法について、図6および図7を用いて説明する。図6において、アルミニウム製外装板19aのアルミニウム製骨格部材11に設けられた複数の貫通孔に対応する位置41(通気口雨よけ23についてはアルミニウム製右側板13またはアルミニウム製左側板14の取り付け孔に対応する位置)にアルミニウム製スタッドボルト31を押し当て、押し当てた状態でアルミニウム製外装板19aとアルミニウム製スタッドボルト31の間に電気を流すことによりアルミニウム製外装板19aとアルミニウム製スタッドボルト31が植設(電気溶接)される。植設後の状態が図7であり、アルミニウム製スタッドボルト31のアルミニウム製板19aに接触する面の凸部は溶けることによりアルミニウム製外装板19aの表面に対してアルミニウム製スタッドボルト31の最大断面として溶着し、アルミニウム製外装板19aの表面に広い接触面42を有した状態で植設される。適切な植設後はアルミニウム製外装板19aの外面側(植設面の反対側)には溶け込み等変形や変色を起こすことはない。
アルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14、アルミニウム製背板15および通気口雨よけ23(実施例1におけるアルミニウム製骨格部材11を覆う複数のアルミニウム製板であり、実施例1においてアルミニウム製外装板19aと総称する。)へのアルミニウム製スタッドボルト31の植設方法について、図6および図7を用いて説明する。図6において、アルミニウム製外装板19aのアルミニウム製骨格部材11に設けられた複数の貫通孔に対応する位置41(通気口雨よけ23についてはアルミニウム製右側板13またはアルミニウム製左側板14の取り付け孔に対応する位置)にアルミニウム製スタッドボルト31を押し当て、押し当てた状態でアルミニウム製外装板19aとアルミニウム製スタッドボルト31の間に電気を流すことによりアルミニウム製外装板19aとアルミニウム製スタッドボルト31が植設(電気溶接)される。植設後の状態が図7であり、アルミニウム製スタッドボルト31のアルミニウム製板19aに接触する面の凸部は溶けることによりアルミニウム製外装板19aの表面に対してアルミニウム製スタッドボルト31の最大断面として溶着し、アルミニウム製外装板19aの表面に広い接触面42を有した状態で植設される。適切な植設後はアルミニウム製外装板19aの外面側(植設面の反対側)には溶け込み等変形や変色を起こすことはない。
(アルミニウム製スタッドボルトによる接合方法)
アルミニウム製外装板19aとアルミニウム製骨格部材11の接合方法について図7および図8を用いて説明する。図8において、アルミニウム製外装板19aに植設されたアルミニウム製スタッドボルト31にアルミニウム製骨格部材11設けられた貫通孔と嵌合させ、座金32、ばね座金33、袋ナット34を締め付けることによりアルミニウム製外装板19aとアルミニウム製骨格部材11は接合される。接合後の断面説明図が図8である。なお、アルミニウム製スタッドボルト31、座金32、ばね座金33および袋ナット34については、接合箇所の強度に合わせ呼び径M5〜M8程度のものを用い、アルミニウム製スタッドボルト31の呼び径に対応してアルミニウム製骨格部材11の貫通孔径は決定されている。アルミニウム製スタッドボルト31の長さについては、アルミニウム製骨格部材11の厚み寸法および座金32、ばね座金33、袋ナット34の寸法を考慮して適切なものを選択している。また、座金32、ばね座金33、袋ナット34の材質についてはステンレス製としている。
アルミニウム製外装板19aとアルミニウム製骨格部材11の接合方法について図7および図8を用いて説明する。図8において、アルミニウム製外装板19aに植設されたアルミニウム製スタッドボルト31にアルミニウム製骨格部材11設けられた貫通孔と嵌合させ、座金32、ばね座金33、袋ナット34を締め付けることによりアルミニウム製外装板19aとアルミニウム製骨格部材11は接合される。接合後の断面説明図が図8である。なお、アルミニウム製スタッドボルト31、座金32、ばね座金33および袋ナット34については、接合箇所の強度に合わせ呼び径M5〜M8程度のものを用い、アルミニウム製スタッドボルト31の呼び径に対応してアルミニウム製骨格部材11の貫通孔径は決定されている。アルミニウム製スタッドボルト31の長さについては、アルミニウム製骨格部材11の厚み寸法および座金32、ばね座金33、袋ナット34の寸法を考慮して適切なものを選択している。また、座金32、ばね座金33、袋ナット34の材質についてはステンレス製としている。
(屋外用アルミニウム製収納箱1の組立て方法)
スタッドボルト31が植設されたアルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14、アルミニウム製背板15および通気口雨よけ23にアルマイト処理が施され、その後、アルマイト処理が施されたアルミニウム製骨格部材11にアルミニウム製骨格部材11の内側から座金32、ばね座金33、袋ナット34を用いて組み付けられる。その際にアルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14、アルミニウム製背板15および通気口雨よけ23の互い重ねあわされる面については、パッキン又はシール材等を用いて防水処理が施されている。その後、吊り金具22がアルミニウム製屋根板12に取り付けられ、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10が蝶番21によりアルミニウム製右側板13に取り付けられる。なお、アルミニウム製扉10が蝶番21により回動して屋外用アルミニウム製収納箱1本体側に近接する屋外用アルミニウム製収納箱1本体側の開口部の内側にはパッキンが設けられている。
スタッドボルト31が植設されたアルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14、アルミニウム製背板15および通気口雨よけ23にアルマイト処理が施され、その後、アルマイト処理が施されたアルミニウム製骨格部材11にアルミニウム製骨格部材11の内側から座金32、ばね座金33、袋ナット34を用いて組み付けられる。その際にアルミニウム製屋根板12、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14、アルミニウム製背板15および通気口雨よけ23の互い重ねあわされる面については、パッキン又はシール材等を用いて防水処理が施されている。その後、吊り金具22がアルミニウム製屋根板12に取り付けられ、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10が蝶番21によりアルミニウム製右側板13に取り付けられる。なお、アルミニウム製扉10が蝶番21により回動して屋外用アルミニウム製収納箱1本体側に近接する屋外用アルミニウム製収納箱1本体側の開口部の内側にはパッキンが設けられている。
(屋外用アルミニウム製収納箱2の外観及びその機能)
屋外用アルミニウム製収納箱2の外観およびその機能は実施例1の屋外用アルミニウム製収納箱1と同様であるので説明を省略する。なお、屋外用アルミニウム製収納箱2はその表面にアルマイト処理が施されている。
屋外用アルミニウム製収納箱2の外観およびその機能は実施例1の屋外用アルミニウム製収納箱1と同様であるので説明を省略する。なお、屋外用アルミニウム製収納箱2はその表面にアルマイト処理が施されている。
(屋外用アルミニウム製収納箱2の主要部品)
図3は屋外用アルミニウム製収納箱2の分解図である。主要部品としてはアルミニウム製扉10、アルミニウム製骨格部材11およびアルミニウム製骨格部材を覆う複数のアルミニウム製板であるアルミニウム製屋根板12、Lの字状アルミニウム製右側板16若しくはLの字状アルミニウム製左側板17である。
図3は屋外用アルミニウム製収納箱2の分解図である。主要部品としてはアルミニウム製扉10、アルミニウム製骨格部材11およびアルミニウム製骨格部材を覆う複数のアルミニウム製板であるアルミニウム製屋根板12、Lの字状アルミニウム製右側板16若しくはLの字状アルミニウム製左側板17である。
(アルミニウム製扉およびアルミニウム製屋根板)
アルミニウム製扉10およびアルミニウム製屋根板12は実施例1と同様であるので同じ符号をつけて説明を省略する。
アルミニウム製扉10およびアルミニウム製屋根板12は実施例1と同様であるので同じ符号をつけて説明を省略する。
(アルミニウム製骨格部材)
アルミニウム製骨格部材11は底板の四隅に断面長方形のアルミニウム製構造材(以下、フラットバーと略す)を垂直に立てた状態で溶接し、これを柱としている。該柱に横方向にフラットバーを溶接し、側面においては目の字状に、天面及び背面においては口の字状とすることで屋外用アルミニウム製収納箱2の全体の強度が保てる骨組みとしている。このアルミニウム製骨格部材11の柱や梁に該当するフラットバーの幅方向の略中央には適当な間隔で複数の貫通孔が設けられている。なお、適当な間隔で設けられた複数の貫通孔については組立てを容易にするため、一部を長貫通孔とする場合もある。
アルミニウム製骨格部材11は底板の四隅に断面長方形のアルミニウム製構造材(以下、フラットバーと略す)を垂直に立てた状態で溶接し、これを柱としている。該柱に横方向にフラットバーを溶接し、側面においては目の字状に、天面及び背面においては口の字状とすることで屋外用アルミニウム製収納箱2の全体の強度が保てる骨組みとしている。このアルミニウム製骨格部材11の柱や梁に該当するフラットバーの幅方向の略中央には適当な間隔で複数の貫通孔が設けられている。なお、適当な間隔で設けられた複数の貫通孔については組立てを容易にするため、一部を長貫通孔とする場合もある。
(Lの字状アルミニウム製右側板)
Lの字状アルミニウム製右側板16は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、屋外用アルミニウム製収納箱2の右側面と背面の半分を覆う形状とし、縦方向の両端部については短い幅でアルミニウム製収納箱2の内側方向に折り曲げられている。Lの字状アルミニウム製右側板16には右側面側の上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。Lの字状アルミニウム製右側板16のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がLの字状アルミニウム製右側板16に植設されている。
Lの字状アルミニウム製右側板16は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、屋外用アルミニウム製収納箱2の右側面と背面の半分を覆う形状とし、縦方向の両端部については短い幅でアルミニウム製収納箱2の内側方向に折り曲げられている。Lの字状アルミニウム製右側板16には右側面側の上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。Lの字状アルミニウム製右側板16のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がLの字状アルミニウム製右側板16に植設されている。
(Lの字状アルミニウム製左側板)
Lの字状アルミニウム製左側板17は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、屋外用アルミニウム製収納箱2の左側面と背面の半分を覆う形状とし、縦方向の両端部については短い幅でアルミニウム製収納箱2の内側方向に折り曲げられている。Lの字状アルミニウム製左側板17には左側面側の上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。Lの字状アルミニウム製左側板17のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がLの字状アルミニウム製左側板17に植設されている。
Lの字状アルミニウム製左側板17は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、屋外用アルミニウム製収納箱2の左側面と背面の半分を覆う形状とし、縦方向の両端部については短い幅でアルミニウム製収納箱2の内側方向に折り曲げられている。Lの字状アルミニウム製左側板17には左側面側の上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。Lの字状アルミニウム製左側板17のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がLの字状アルミニウム製左側板17に植設されている。
(アルミニウム製スタッドボルトの植設方法およびこれによる接合方法)
アルミニウム製屋根板12、Lの字状アルミニウム製右側板16、Lの字状アルミニウム製左側板17および通気口雨よけ23(実施例2におけるアルミニウム製骨格部材11を覆う複数のアルミニウム製板であり、実施例1においてアルミニウム製外装板19bと総称する。)へのアルミニウム製スタッドボルト31の植設方法およびアルミニウム製スタッドボルト31による接合方法は図6、図7および図8の符号19aが符号19bに変わるだけであるので同じ符号をつけて説明を省略する。
アルミニウム製屋根板12、Lの字状アルミニウム製右側板16、Lの字状アルミニウム製左側板17および通気口雨よけ23(実施例2におけるアルミニウム製骨格部材11を覆う複数のアルミニウム製板であり、実施例1においてアルミニウム製外装板19bと総称する。)へのアルミニウム製スタッドボルト31の植設方法およびアルミニウム製スタッドボルト31による接合方法は図6、図7および図8の符号19aが符号19bに変わるだけであるので同じ符号をつけて説明を省略する。
(屋外用アルミニウム製収納箱2の組立て方法)
スタッドボルト31が植設されたアルミニウム製屋根板12、Lの字状アルミニウム製右側板16、Lの字状アルミニウム製左側板17および通気口雨よけ23にアルマイト処理が施され、その後、アルマイト処理が施されたアルミニウム製骨格部材11にアルミニウム製骨格部材11の内側から座金32、ばね座金33、袋ナット34を用いて組み付けられる。その際にアルミニウム製屋根板12、Lの字状アルミニウム製右側板16、Lの字状アルミニウム製左側板17および通気口雨よけ23の互い重ねあわされる面については、パッキン又はシール材等を用いて防水処理が施されている。その後、吊り金具22がアルミニウム製屋根板12に取り付けられ、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10が蝶番21によりアルミニウム製右側板13に取り付けられる。なお、アルミニウム製扉10が蝶番21により回動して屋外用アルミニウム製収納箱2本体側に近接する屋外用アルミニウム製収納箱2本体側の開口部の内側にはパッキンが設けられている。
スタッドボルト31が植設されたアルミニウム製屋根板12、Lの字状アルミニウム製右側板16、Lの字状アルミニウム製左側板17および通気口雨よけ23にアルマイト処理が施され、その後、アルマイト処理が施されたアルミニウム製骨格部材11にアルミニウム製骨格部材11の内側から座金32、ばね座金33、袋ナット34を用いて組み付けられる。その際にアルミニウム製屋根板12、Lの字状アルミニウム製右側板16、Lの字状アルミニウム製左側板17および通気口雨よけ23の互い重ねあわされる面については、パッキン又はシール材等を用いて防水処理が施されている。その後、吊り金具22がアルミニウム製屋根板12に取り付けられ、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10が蝶番21によりアルミニウム製右側板13に取り付けられる。なお、アルミニウム製扉10が蝶番21により回動して屋外用アルミニウム製収納箱2本体側に近接する屋外用アルミニウム製収納箱2本体側の開口部の内側にはパッキンが設けられている。
(屋外用アルミニウム製収納箱の外観及びその機能)
屋外用アルミニウム製収納箱3の外観およびその機能は実施例1の屋外用アルミニウム製収納箱1と同様であるので説明を省略する。なお、屋外用アルミニウム製収納箱3はその表面にアルマイト処理が施されている。
屋外用アルミニウム製収納箱3の外観およびその機能は実施例1の屋外用アルミニウム製収納箱1と同様であるので説明を省略する。なお、屋外用アルミニウム製収納箱3はその表面にアルマイト処理が施されている。
(屋外用アルミニウム製収納箱3の主要部品)
図4は屋外用アルミニウム製収納箱3の分解図である。主要部品としてはアルミニウム製扉10、アルミニウム製骨格部材11およびアルミニウム製骨格部材を覆う複数のアルミニウム製板であるアルミニウム製屋根板12若しくはコの字状アルミニウム製側板18である。
図4は屋外用アルミニウム製収納箱3の分解図である。主要部品としてはアルミニウム製扉10、アルミニウム製骨格部材11およびアルミニウム製骨格部材を覆う複数のアルミニウム製板であるアルミニウム製屋根板12若しくはコの字状アルミニウム製側板18である。
(アルミニウム製扉およびアルミニウム製屋根板)
アルミニウム製扉10およびアルミニウム製屋根板12は実施例1と同様であるので同じ符号をつけて説明を省略する。
アルミニウム製扉10およびアルミニウム製屋根板12は実施例1と同様であるので同じ符号をつけて説明を省略する。
(アルミニウム製骨格部材)
アルミニウム製骨格部材11は底板の四隅に断面長方形のアルミニウム製構造材(以下、フラットバーと略す)を垂直に立てた状態で溶接し、これを柱としている。該柱に横方向にフラットバーを溶接し、側面においては目の字状に、天面及び背面においては口の字状とすることで屋外用アルミニウム製収納箱3の全体の強度が保てる骨組みとしている。このアルミニウム製骨格部材11の柱や梁に該当するフラットバーの幅方向の略中央には適当な間隔で複数の貫通孔が設けられている。なお、適当な間隔で設けられた複数の貫通孔については組立てを容易にするため、一部を長貫通孔またはU字状の切り欠きとする場合もある。
アルミニウム製骨格部材11は底板の四隅に断面長方形のアルミニウム製構造材(以下、フラットバーと略す)を垂直に立てた状態で溶接し、これを柱としている。該柱に横方向にフラットバーを溶接し、側面においては目の字状に、天面及び背面においては口の字状とすることで屋外用アルミニウム製収納箱3の全体の強度が保てる骨組みとしている。このアルミニウム製骨格部材11の柱や梁に該当するフラットバーの幅方向の略中央には適当な間隔で複数の貫通孔が設けられている。なお、適当な間隔で設けられた複数の貫通孔については組立てを容易にするため、一部を長貫通孔またはU字状の切り欠きとする場合もある。
(コの字状アルミニウム製側板)
コの字状アルミニウム製側板18は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、屋外用アルミニウム製収納箱3の左右側面と背面を覆う形状とし、縦方向の両端部については短い幅でアルミニウム製収納箱2の内側方向に折り曲げられている。コの字状アルミニウム製側板18の左右側面には上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。コの字状アルミニウム製側板18のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がコの字状アルミニウム製側板18に植設されている。
コの字状アルミニウム製側板18は、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、屋外用アルミニウム製収納箱3の左右側面と背面を覆う形状とし、縦方向の両端部については短い幅でアルミニウム製収納箱2の内側方向に折り曲げられている。コの字状アルミニウム製側板18の左右側面には上部に通気用の複数の貫通孔が設けられこの複数の貫通孔の雨よけのための通気口雨よけ21を取り付けるための貫通孔が設けられている。コの字状アルミニウム製側板18のアルミニウム製骨格部材11に接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がコの字状アルミニウム製側板18に植設されている。
(アルミニウム製スタッドボルトの植設方法およびこれによる接合方法)
アルミニウム製屋根板12、コの字状アルミニウム製側板18および通気口雨よけ23(実施例3におけるアルミニウム製骨格部材11を覆う複数のアルミニウム製板であり、実施例3においてアルミニウム製外装板19cと総称する。)へのアルミニウム製スタッドボルト31の植設方法およびアルミニウム製スタッドボルト31による接合方法は図6、図7および図8の符号19aが符号19cに変わるだけであるので同じ符号をつけて説明を省略する。
アルミニウム製屋根板12、コの字状アルミニウム製側板18および通気口雨よけ23(実施例3におけるアルミニウム製骨格部材11を覆う複数のアルミニウム製板であり、実施例3においてアルミニウム製外装板19cと総称する。)へのアルミニウム製スタッドボルト31の植設方法およびアルミニウム製スタッドボルト31による接合方法は図6、図7および図8の符号19aが符号19cに変わるだけであるので同じ符号をつけて説明を省略する。
(屋外用アルミニウム製収納箱3の組立て方法)
スタッドボルト31が植設されたアルミニウム製屋根板12、コの字状アルミニウム製側板18およびは通気口雨よけ23にアルマイト処理が施され、その後、アルマイト処理が施されたアルミニウム製骨格部材11にアルミニウム製骨格部材11の内側から座金32、ばね座金33、袋ナット34を用いて組み付けられる。その際にアルミニウム製屋根板12、コの字状アルミニウム製側板18および通気口雨よけ23の互い重ねあわされる面については、パッキン又はシール材等を用いて防水処理が施されている。その後、吊り金具22がアルミニウム製屋根板12に取り付けられ、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10が蝶番21によりアルミニウム製右側板13に取り付けられる。なお、アルミニウム製扉10が蝶番21により回動して屋外用アルミニウム製収納箱3本体側に近接する屋外用アルミニウム製収納箱3本体側の開口部の内側にはパッキンが設けられている。
スタッドボルト31が植設されたアルミニウム製屋根板12、コの字状アルミニウム製側板18およびは通気口雨よけ23にアルマイト処理が施され、その後、アルマイト処理が施されたアルミニウム製骨格部材11にアルミニウム製骨格部材11の内側から座金32、ばね座金33、袋ナット34を用いて組み付けられる。その際にアルミニウム製屋根板12、コの字状アルミニウム製側板18および通気口雨よけ23の互い重ねあわされる面については、パッキン又はシール材等を用いて防水処理が施されている。その後、吊り金具22がアルミニウム製屋根板12に取り付けられ、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10が蝶番21によりアルミニウム製右側板13に取り付けられる。なお、アルミニウム製扉10が蝶番21により回動して屋外用アルミニウム製収納箱3本体側に近接する屋外用アルミニウム製収納箱3本体側の開口部の内側にはパッキンが設けられている。
(屋外用アルミニウム製収納箱4の外観及びその機能)
屋外用アルミニウム製収納箱4は、実施例1と似ており図1と同様の外観を示すが、背面側にもアルミニウム製扉10aが設けられている。全体として略直方体で、その外形寸法は、幅約0.5メートル、高さ約1メートル、奥行き約0.5メートル程度の大きさであり、そのタイプにより幅、高さ、奥行き寸法の異なるタイプが数種類ある。正面側にアルミニウム製扉10が、アルミニウム製右側板13に蝶番21を介して取り付けられ、背面側にアルミニウム製扉10aが、アルミニウム製左側板14に蝶番21を介して取り付けられている。アルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aに取り付けられているレバーハンドル20を逆時計回りに回転させると、レバーハンドル20と連動してアルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aの内部にある錠機構が作動してアルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aの固定が解除され、アルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aのそれぞれ別に開くことができる。
屋外用アルミニウム製収納箱4は、実施例1と似ており図1と同様の外観を示すが、背面側にもアルミニウム製扉10aが設けられている。全体として略直方体で、その外形寸法は、幅約0.5メートル、高さ約1メートル、奥行き約0.5メートル程度の大きさであり、そのタイプにより幅、高さ、奥行き寸法の異なるタイプが数種類ある。正面側にアルミニウム製扉10が、アルミニウム製右側板13に蝶番21を介して取り付けられ、背面側にアルミニウム製扉10aが、アルミニウム製左側板14に蝶番21を介して取り付けられている。アルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aに取り付けられているレバーハンドル20を逆時計回りに回転させると、レバーハンドル20と連動してアルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aの内部にある錠機構が作動してアルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aの固定が解除され、アルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aのそれぞれ別に開くことができる。
アルミニウム製扉10を開くと屋外用アルミニウム製収納箱4の内部に収納空間が設けられている。内部は正面側と背面側で2つに仕切られ背面側のアルミニウム製扉10aを開くと同様の収納空間が設けられている。本実施例の場合の用途としては内部の収納空間に屋外用アルミニウム製収納箱4の内部に設けられた仕切り板の両面に取付板がありこの2枚の取付板に警報ユニット、変圧器、保安器等の収納物が螺子等により取り付けられ、この収納物が屋外環境下において保護されるものとなっている。なお、内部天井面については、結露対策として天井面に断熱材が貼付されている場合や、内部天井部を二重構造にされている場合もある。前記警報ユニット、変圧器、保安器等を収納する場合には外部からの電源の供給や、外部の機器との制御のための通信用に屋外用アルミニウム製収納箱1の側面や背面等にこれら電源ケーブルや伝送線等の取り入れ口又は取り出し口(図示せず)が設けられている。また、内部の収納物から発生する熱が籠もらないように屋外用アルミニウム製収納箱4のアルミニウム製右側板13およびアルミニウム製左側板14には上部に通気口が設けられており、この通気口より雨等が内部に侵入しないように通気口雨よけ21が備えられている。なお、この通気口については、通気が不要の場合もあるので通気口を塞ぐ板を取り付け可能とする場合もある。
屋外用アルミニウム製収納箱4の底部にはアンカーボルト等により屋外のコンクリート等台に固定するための取付用貫通孔が設けられている。また、屋外用アルミニウム製収納箱4をクレーン等により吊り下げて移動できるようにアルミニウム製屋根板12には吊り下げ金具22が取り付けられている。なお、屋外用アルミニウム製収納箱4はその表面にアルマイト処理が施されている。
(屋外用アルミニウム製収納箱4の主要部品)
図5は屋外用アルミニウム製収納箱4の分解図である。主要部品としてはアルミニウム製扉10、アルミニウム製扉10a、アルミニウム製骨格部材11aおよびアルミニウム製骨格部材を覆う複数のアルミニウム製板であるアルミニウム製屋根板12a、アルミニウム製右側板13若しくはアルミニウム製左側板14である。
図5は屋外用アルミニウム製収納箱4の分解図である。主要部品としてはアルミニウム製扉10、アルミニウム製扉10a、アルミニウム製骨格部材11aおよびアルミニウム製骨格部材を覆う複数のアルミニウム製板であるアルミニウム製屋根板12a、アルミニウム製右側板13若しくはアルミニウム製左側板14である。
(アルミニウム製扉、アルミニウム製右側板およびアルミニウム製左側板)
アルミニウム製扉10、アルミニウム製右側板13およびアルミニウム製左側板14は実施例1と同様であるので同じ符号をつけて説明を省略する。また、アルミニウム製扉10aについてもアルミニウム製扉10と同様の構造のため説明を省略する。
アルミニウム製扉10、アルミニウム製右側板13およびアルミニウム製左側板14は実施例1と同様であるので同じ符号をつけて説明を省略する。また、アルミニウム製扉10aについてもアルミニウム製扉10と同様の構造のため説明を省略する。
(アルミニウム製骨格部材)
アルミニウム製骨格部材11aは底板の四隅に断面長方形のアルミニウム製構造材(以下、フラットバーと略す)を垂直に立てた状態で溶接し、これを柱としている。該柱に横方向にフラットバーを溶接し、側面においては目の字状に、天面および背面においては口の字状とすることで屋外用アルミニウム製収納箱4の全体の強度が保てる骨組みとしている。このアルミニウム製骨格部材11aの柱や梁に該当するフラットバーの幅方向の略中央には適当な間隔で複数の貫通孔が設けられている。なお、アルミニウム製骨格部材11aの背面側はアルミニウム製扉10aが取り付けられるため、実施例1におけるアルミニウム製背板15を取り付けるためのフラットバーがない。
アルミニウム製骨格部材11aは底板の四隅に断面長方形のアルミニウム製構造材(以下、フラットバーと略す)を垂直に立てた状態で溶接し、これを柱としている。該柱に横方向にフラットバーを溶接し、側面においては目の字状に、天面および背面においては口の字状とすることで屋外用アルミニウム製収納箱4の全体の強度が保てる骨組みとしている。このアルミニウム製骨格部材11aの柱や梁に該当するフラットバーの幅方向の略中央には適当な間隔で複数の貫通孔が設けられている。なお、アルミニウム製骨格部材11aの背面側はアルミニウム製扉10aが取り付けられるため、実施例1におけるアルミニウム製背板15を取り付けるためのフラットバーがない。
(アルミニウム製屋根板)
アルミニウム製屋根板12aは、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右方向に緩やかな傾斜面を有するように中央部で折り曲げられている。前後左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱4の内側方向に折り曲げられている。アルミニウム製屋根板12aには吊り下げ金具22を取り付けるための貫通孔が2個設けられている。アルミニウム製屋根板12aのアルミニウム製骨格部材11aに接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製屋根板12aに植設されている。
アルミニウム製屋根板12aは、板厚約2ミリメートルのアルミニウム製板を加工し、左右方向に緩やかな傾斜面を有するように中央部で折り曲げられている。前後左右の端部については短い幅でアルミニウム製収納箱4の内側方向に折り曲げられている。アルミニウム製屋根板12aには吊り下げ金具22を取り付けるための貫通孔が2個設けられている。アルミニウム製屋根板12aのアルミニウム製骨格部材11aに接する面には、適当な間隔でアルミニウム製骨格部材11に適当な間隔で設けられた複数の貫通孔に対応するようにアルミニウム製スタッドボルト31がアルミニウム製屋根板12aに植設されている。
(アルミニウム製スタッドボルトの植設方法)
アルミニウム製屋根板12a、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14および通気口雨よけ23(実施例4におけるアルミニウム製骨格部材11aを覆う複数のアルミニウム製板であり、実施例4においてアルミニウム製外装板19dと総称する。)へのアルミニウム製スタッドボルト31の植設方法について図6および図7を用いて説明する。図6において、アルミニウム製板19dのアルミニウム製骨格部材11aに設けられた複数の貫通孔に対応する位置41(通気口雨よけ23についてはアルミニウム製右側板13またはアルミニウム製左側板14の取り付け孔に対応する位置)にアルミニウム製スタッドボルト31を押し当て、押し当てた状態でアルミニウム製外装板19dとアルミニウム製スタッドボルト31の間に電気を流すことによりアルミニウム製板19dとアルミニウム製スタッドボルト31が植設(電気溶接)される。植設後の状態が図7であり、アルミニウム製スタッドボルト31のアルミニウム製外装板19dに接触する面の凸部は溶けることによりアルミニウム製外装板19dの表面に対してアルミニウム製スタッドボルト31の最大断面として溶着し、アルミニウム製外装板19dの表面に広い接触面42を有した状態で植設される。適切な植設後はアルミニウム製外装板19dの外面側(植設面の反対側)には溶け込み等変形や変色を起こすことはない。
アルミニウム製屋根板12a、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14および通気口雨よけ23(実施例4におけるアルミニウム製骨格部材11aを覆う複数のアルミニウム製板であり、実施例4においてアルミニウム製外装板19dと総称する。)へのアルミニウム製スタッドボルト31の植設方法について図6および図7を用いて説明する。図6において、アルミニウム製板19dのアルミニウム製骨格部材11aに設けられた複数の貫通孔に対応する位置41(通気口雨よけ23についてはアルミニウム製右側板13またはアルミニウム製左側板14の取り付け孔に対応する位置)にアルミニウム製スタッドボルト31を押し当て、押し当てた状態でアルミニウム製外装板19dとアルミニウム製スタッドボルト31の間に電気を流すことによりアルミニウム製板19dとアルミニウム製スタッドボルト31が植設(電気溶接)される。植設後の状態が図7であり、アルミニウム製スタッドボルト31のアルミニウム製外装板19dに接触する面の凸部は溶けることによりアルミニウム製外装板19dの表面に対してアルミニウム製スタッドボルト31の最大断面として溶着し、アルミニウム製外装板19dの表面に広い接触面42を有した状態で植設される。適切な植設後はアルミニウム製外装板19dの外面側(植設面の反対側)には溶け込み等変形や変色を起こすことはない。
(アルミニウム製スタッドボルトによる接合方法)
アルミニウム製外装板19dとアルミニウム製骨格部材11aの接合方法について図7および図8を用いて説明する。図8において、アルミニウム製外装板19dに植設されたアルミニウム製スタッドボルト31にアルミニウム製骨格部材11a設けられた貫通孔と嵌合させ、座金32、ばね座金33、袋ナット34を締め付けることによりアルミニウム製外装板19dとアルミニウム製骨格部材11aとは接合される。接合後の断面説明図が図8である。なお、アルミニウム製スタッドボルト31、座金32、ばね座金33および袋ナット34については、接合箇所の強度に合わせ呼び径M5〜M8程度のものを用い、アルミニウム製スタッドボルト31の呼び径に対応してアルミニウム製骨格部材11aの貫通孔径は決定されている。アルミニウム製スタッドボルト31の長さについては、アルミニウム製骨格部材11aの厚み寸法および座金32、ばね座金33、袋ナット34の寸法を考慮して適切なものを選択している。また、座金32、ばね座金33、袋ナット34の材質についてはステンレス製としている。
アルミニウム製外装板19dとアルミニウム製骨格部材11aの接合方法について図7および図8を用いて説明する。図8において、アルミニウム製外装板19dに植設されたアルミニウム製スタッドボルト31にアルミニウム製骨格部材11a設けられた貫通孔と嵌合させ、座金32、ばね座金33、袋ナット34を締め付けることによりアルミニウム製外装板19dとアルミニウム製骨格部材11aとは接合される。接合後の断面説明図が図8である。なお、アルミニウム製スタッドボルト31、座金32、ばね座金33および袋ナット34については、接合箇所の強度に合わせ呼び径M5〜M8程度のものを用い、アルミニウム製スタッドボルト31の呼び径に対応してアルミニウム製骨格部材11aの貫通孔径は決定されている。アルミニウム製スタッドボルト31の長さについては、アルミニウム製骨格部材11aの厚み寸法および座金32、ばね座金33、袋ナット34の寸法を考慮して適切なものを選択している。また、座金32、ばね座金33、袋ナット34の材質についてはステンレス製としている。
(屋外用アルミニウム製収納箱4の組立て方法)
スタッドボルト31が植設されたアルミニウム製屋根板12a、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14および通気口雨よけ23にアルマイト処理が施され、その後、アルマイト処理が施されたアルミニウム製骨格部材11aにアルミニウム製骨格部材11aの内側から座金32、ばね座金33、袋ナット34を用いて組み付けられる。その際にアルミニウム製屋根板12a、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14および通気口雨よけ23の互い重ねあわされる面については、パッキン又はシール材等を用いて防水処理が施されている。その後、吊り金具22がアルミニウム製屋根板12aに取り付けられ、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10が蝶番21によりアルミニウム製右側板13に、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10aが蝶番21によりアルミニウム製左側板14に取り付けられる。なお、アルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aが蝶番21により回動して屋外用アルミニウム製収納箱4本体側に近接する屋外用アルミニウム製収納箱4本体側の正面側および背面側の開口部の内側にはパッキンが設けられている。
スタッドボルト31が植設されたアルミニウム製屋根板12a、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14および通気口雨よけ23にアルマイト処理が施され、その後、アルマイト処理が施されたアルミニウム製骨格部材11aにアルミニウム製骨格部材11aの内側から座金32、ばね座金33、袋ナット34を用いて組み付けられる。その際にアルミニウム製屋根板12a、アルミニウム製右側板13、アルミニウム製左側板14および通気口雨よけ23の互い重ねあわされる面については、パッキン又はシール材等を用いて防水処理が施されている。その後、吊り金具22がアルミニウム製屋根板12aに取り付けられ、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10が蝶番21によりアルミニウム製右側板13に、アルマイト処理が施されたアルミニウム製扉10aが蝶番21によりアルミニウム製左側板14に取り付けられる。なお、アルミニウム製扉10およびアルミニウム製扉10aが蝶番21により回動して屋外用アルミニウム製収納箱4本体側に近接する屋外用アルミニウム製収納箱4本体側の正面側および背面側の開口部の内側にはパッキンが設けられている。
1、2、3、4:屋外用アルミニウム製収納箱
10、10a:アルミニウム製扉
11、11a:アルミニウム製骨格部材
12、12a:アルミニウム製屋根板
13:アルミニウム製右側板
14:アルミニウム製左側板
15:アルミニウム製背板
16:Lの字状アルミニウム製右側板
17:Lの字状アルミニウム製左側板
18:コの字状アルミニウム製側板
19a、19b、19c、19d:アルミニウム製外装板
20:レバーハンドル
21:蝶番
22:吊り金具
23:通気口雨よけ
31:スタッドボルト
32:座金
33:ばね座金
34:袋ナット
41:貫通孔に対応する位置
42:接触面
10、10a:アルミニウム製扉
11、11a:アルミニウム製骨格部材
12、12a:アルミニウム製屋根板
13:アルミニウム製右側板
14:アルミニウム製左側板
15:アルミニウム製背板
16:Lの字状アルミニウム製右側板
17:Lの字状アルミニウム製左側板
18:コの字状アルミニウム製側板
19a、19b、19c、19d:アルミニウム製外装板
20:レバーハンドル
21:蝶番
22:吊り金具
23:通気口雨よけ
31:スタッドボルト
32:座金
33:ばね座金
34:袋ナット
41:貫通孔に対応する位置
42:接触面
Claims (5)
- 底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材と、該アルミニウム製骨格部材を覆う複数のアルミニウム製板よりなる収納箱において、該複数のアルミニウム製板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする屋外用アルミニウム製収納箱。
- アルミニウム製扉と、アルミニウム製屋根板と、アルミニウム製右側板と、アルミニウム製左側板と、アルミニウム製背板と、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材とよりなる収納箱において、該アルミニウム製屋根板、該アルミニウム製右側板、該アルミニウム製左側板およびアルミニウム製背板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする屋外用アルミニウム製収納箱。
- アルミニウム製扉と、アルミニウム製屋根板と、Lの字状アルミニウム製右側板と、Lの字状アルミニウム製左側板と、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材とよりなる収納箱において、該アルミニウム製屋根板、該Lの字状アルミニウム製右側板および該Lの字状アルミニウム製左側板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする屋外用アルミニウム製収納箱。
- アルミニウム製扉と、アルミニウム製屋根板と、コの字状アルミニウム製側板と、アルミニウム製背板と、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材とよりなる収納箱において、該アルミニウム製屋根板および該コの字状アルミニウム製側板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする屋外用アルミニウム製収納箱。
- 相対する二面に設けられたアルミニウム製扉と、アルミニウム製屋根板と、アルミニウム製右側板と、アルミニウム製左側板と、底板より起立させた枠状のアルミニウム製骨格部材とよりなる収納箱において、該アルミニウム製屋根板、該アルミニウム製右側板および該アルミニウム製左側板にアルミニウム製スタッドボルトが複数植設され、該アルミニウム製骨格部材に取り付け収納箱が形成されることを特徴とする屋外用アルミニウム製収納箱。
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- 2009-10-28 JP JP2009247139A patent/JP2011093542A/ja active Pending
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- 2010-10-14 TW TW99135015A patent/TW201114386A/zh unknown
- 2010-10-14 CN CN2010105070106A patent/CN102056445A/zh active Pending
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JP7365867B2 (ja) | 2019-11-18 | 2023-10-20 | 株式会社竹中工務店 | 架構 |
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Publication number | Publication date |
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