JP2007149770A - 電子部品の実装装置 - Google Patents

電子部品の実装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007149770A
JP2007149770A JP2005339070A JP2005339070A JP2007149770A JP 2007149770 A JP2007149770 A JP 2007149770A JP 2005339070 A JP2005339070 A JP 2005339070A JP 2005339070 A JP2005339070 A JP 2005339070A JP 2007149770 A JP2007149770 A JP 2007149770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
supply stage
substrate
semiconductor chips
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005339070A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4490364B2 (ja
Inventor
Kenichi Ito
健一 伊藤
Masanori Hashimoto
正規 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP2005339070A priority Critical patent/JP4490364B2/ja
Publication of JP2007149770A publication Critical patent/JP2007149770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4490364B2 publication Critical patent/JP4490364B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】この発明は複数のトレイに収容された半導体チップを基板に実装する際、半導体チップがなくなったトレイの交換を容易に行なえる実装装置を提供することにある。
【解決手段】基板を搬送位置決めする基板搬送手段と、半導体チップを収納したトレイ106を供給ステージ2に供給する部品供給手段1と、部品供給手段によって供給ステージに供給されたトレイから半導体チップを取り出して基板に実装する実装ツールを具備し、部品供給手段は、それぞれ異なる種類の半導体チップが収納載置されたトレイが出し入れ可能に設けられた複数のトレイスタッカ105と、供給ステージと一体的に設けられ異なる半導体チップが収納載置された各トレイスタッカのトレイを供給ステージに選択的に供給搬送するとともに、空になった上記トレイをそれぞれの上記トレイスタッカに回収搬送する複数のトレイ搬送用のコンベアユニット101を有する。
【選択図】 図2

Description

この発明は供給ステージに供給されたトイレから電子部品を取り出して基板に実装する電子部品の実装装置に関する。
たとえば、電子部品としての半導体チップを基板に実装する場合、いわゆるフリップチップ方式の実装装置が用いられる。通常、実装装置は上記基板を搬送する基板搬送手段と、半導体チップを供給ステージに供給する部品供給手段と、供給ステージに供給された半導体チップを取り出して上記基板に実装する実装手段から構成されている。
上記供給ステージへ半導体チップを供給するには、通常、ウエハリングを上記供給ステージに供給するということが行なわれている。上記ウエハリングには、多数の半導体チップにダイシングされた半導体ウエハが貼着されている。しかしながら、ウエハリングに設けられた1枚の半導体ウエハに含まれる不良品の数が多い場合には、実装装置の稼働率が低下するということになる。
そこで、ダイシングされた半導体ウエハから予め良品の半導体チップだけを選択し、その半導体チップをトレイに収納し、そのトレイを供給ステージに供給することで、実装装置の稼働率を向上させるようにすることが行なわれている。
一方、基板の用途によっては、1枚の基板に複数種の半導体チップを実装するということが行なわれる。そのような場合、異なる種類の半導体チップを収納した複数のトレイを上記供給ステージに供給し、各トレイに収納載置されたそれぞれの種類の半導体チップを基板に順次実装するということが行なわれる。
従来、異なる種類の半導体チップを収納した複数のトレイを供給ステージに供給する場合、複数のトレイをトレイキヤリアに載置し、このトレイキヤリアを供給ステージに供給し、各トレイから取り出した半導体チップを実装ツールに受け渡して上記基板に実装するということが行なわれていた。
ところで、トレイキヤリアに設けられる複数のトレイには、それぞれ種類の異なる半導体チップが収容載置されているものの、各トレイ毎に数が異なるということがある。しかも、基板に実装される半導体チップはそれぞれの種類毎に数が異なることもある。
そのため、基板に複数種の半導体チップを実装するということを繰り返して行なうと、トレイキヤリアに設けられた複数のトレイに収容された半導体チップが同時になくならず、特定のトレイの半導体チップだけがなくなるということが生じる。そのような場合、半導体チップがなくなったトレイに手動で半導体チップを補充するということが行なわれていたので、作業者に掛かる負担が大きくなるばかりか、生産性の低下を招くということがある。
この発明は、供給ステージに供給された複数のトレイのうち、電子部品が空になったトレイに対し、電子部品を自動的に供給することができるようにした電子部品の実装装置を提供することにある。
この発明は、基板に電子部品を実装する実装装置であって、
上記基板を搬送位置決めする基板搬送手段と、
上記電子部品を収納したトレイを供給ステージに供給する部品供給手段と、
この部品供給手段によって上記供給ステージに供給されたトレイから上記電子部品を取り出して上記基板に実装する実装手段を具備し、
上記部品供給手段は、
それぞれ異なる種類の電子部品が収納載置された上記トレイが出し入れ可能に設けられた複数のトレイスタッカと、
上記供給ステージと一体的に設けられ異なる電子部品が収納載置された各トレイスタッカのトレイを上記供給ステージに選択的に供給搬送するとともに、空になった上記トレイをそれぞれの上記トレイスタッカに回収搬送する複数のトレイ搬送手段と
を有することを特徴とする電子部品の実装装置にある。
上記複数のトレイスタッカは、上記供給ステージと一体的に設けられていることが好ましい。
上記供給ステージに供給された上記トレイは撮像手段によって撮像され、上記トレイ搬送手段は上記撮像手段からの撮像信号に基いて空になったトレイを上記供給ステージから上記トレイスタッカに格納し、新たなトレイを上記供給ステージに供給することが好ましい。
複数のトレイ搬送手段は上記基板の搬送方向と同じ方向に並設されていて、各搬送手段から上記供給ステージに供給される複数のトレイは、この供給ステージ上で上記基板の搬送方向に沿って一列に並べられることが好ましい。
この発明によれば、トレイが出し入れ可能に設けられた複数のトレイスタッカに対し、それぞれのトレイを供給ステージに搬送したり、搬出する複数のトレイ搬送手段を供給ステージと一体的に設けた。そのため、電子部品が取り出されて空になったトレイだけを搬送手段によって回収し、新たなトレイをトレイストッカを供給ステージに自動で供給することが可能となる。
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3はこの発明の第1の実施の形態を示し、図1に示すフリップチップ方式の実装装置は部品供給手段1を有する。この部品供給手段1は供給ステージ2を備えている。この供給ステージ2は駆動手段3によってX、Y及びθ方向に駆動可能となっている。
上記駆動手段3は、装置本体4の一端部上面に設けられたベース5を有する。このベース5にはXテーブル6が図1に矢印で示すX方向に沿って移動可能に設けられている。このXテーブル6は上記ベース5の一端に設けられたX駆動源6aによってX方向に駆動されるようになっている。
上記Xテーブル6にはYテーブル7が上記X方向と直交するY方向に沿って移動可能に設けられている。このYテーブル7は、上記Xテーブル6の一端に設けられたY駆動源7aによってY方向に駆動されるようになっている。
上記Yテーブル7にはθテーブル8が設けられている。このθテーブル8は上記Yテーブル7に設けられたθ駆動源8aによって回転方向に駆動可能となっている。そして、上記θテーブル8に上記供給ステージ2が設けられている。それによって、供給ステージ2はX、Y及びθ方向に駆動されるようになっている。
図1と図2に示すように、上記供給ステージ2上にはトレイ搬送手段としての4つのコンベアユニット101が上記Y方向に沿って並設されている。コンベアユニット101は側面形状がL字状のフレーム102を有し、このフレーム102に設けられた一対のローラ103間に無端状のベルト104が張設されている。一方のローラ103は図示しない駆動源によって回転駆動されるようになっている。それによって、上記ベルト104は正方向或いは逆方向に選択的に無端駆動可能となっている。
4つのコンベアユニット101の一端にはそれぞれトレイスタッカ105が対向して設けられている。つまり、各トレイスタッカ105はコンベアユニット101の並設方向と同じY方向に沿って並設されている。各トレイスタッカ105には図1に示すように複数のトレイ106が収容されていて、そのトレイ106がそれぞれのコンベアユニット101に後述するように供給される。
図1に示すように、各トレイスタッカ105は前面及び上面が開放した箱型状の外筐107を有する。この外筐107は上記ベース5の一端部上面に立設されていて、内部には可動ケース108が設けられている。この可動ケース108は上記外筐107の両側内面に設けられたリニアガイド109にガイドされて上下方向に移動可能となっている。
上記リニアガイド109をリニアモータとすることで、上記可動ケース108を図1に実線で示す下降位置から鎖線で示す上昇位置に駆動することができる。なお、可動ケース108の上下駆動はリニアモータによらず、シリンダを用いたり、滑車とワイヤを用いて行うようにしてもよく、その駆動手段は特定されるものでない。
上記可動ケース108は前面が開放しているとともに、内部には上下方向に所定間隔で複数の棚110が区画形成されている。各棚110にはそれぞれ上記トレイ106が可動ケース108の前面開口から出し入れ可能に収納されている。棚110に収納されたトレイ106は、上記外筐107の背面の上記コンベアユニット101のベルト104とほぼ同じ高さに設けられたプッシャ111によって押し出されるようになっている。
上記供給ステージ2がX方向に駆動されて上記コンベアユニット101の一端が上記トレイスタッカ105の前面に接近して対向すると、上記プッシャ111が作動してこのプッシャ111と同じ高さ位置の棚110に載置されたトレイ106がベルト104上に押し出される。
トレイ106がベルト104上に供給されると、このベルト104が走行駆動してトレイ106がX方向に沿うコンベアユニット101の他端、つまり供給ステージ2のX方向に沿う径方向の中央部に搬送される。ベルト104によって搬送されたトレイ106はフレーム102の端部に設けられたストッパ102aに当接して位置決めされる。
供給ステージ2に供給される各トレイ106には電子部品としての半導体チップが収納載置されている。図2に示すように、4つのトレイ106には大きさや性能などがそれぞれ異なる、つまり種類の異なるそれぞれ複数の第1乃至第4の半導体チップT1〜T4が収容載置されている。
後述するように、各トレイ106に収納されたそれぞれの半導体チップT1〜T4が基板22に実装されて4つのトレイ106のうち、たとえば第1の半導体チップT1が載置されたトレイ106が空になると、供給ステージ2が図2に矢印で示すトレイスタッカ105の方向に駆動される。コンベアユニット101の一端が供給ステージ2に近接すると、供給ステージ2のX方向に沿う駆動が停止される。ついで、コンベアユニット101のベルト104が駆動され、空になったトレイ106がトレイスタッカ105の空いた棚110に収納される。
空のトレイ106が棚110に収納されると、可動ケース108が一段分だけ上昇方向に駆動される、ついで、プッシャ111が作動して半導体チップT1が載置された新たなトレイ106がベルト104上に供給されることになる。
上記各トレイ106に収容された第1乃至第4の半導体チップT1〜T4はピックアップ装置を構成するピックアップツール11によって取り出される。このピックアップツール11は図1に示すようにL字状をなし、支軸12を支点として同図に鎖線で示す位置と実線で示す位置との180度の範囲で矢印方向に回転駆動させることができるとともに、先端部には半導体チップを真空吸着する吸着ノズル13が設けられている。さらに、ピックアップツール11は図示しない駆動手段によってX、Y方向(水平方向)及びZ方向(上下方向)に駆動可能となっている。
上記ベース5の他端部には支持体15が設けられている。この支持体15の上面には、一端部を支持体15に固定し、他端部を上記供給テージ2側に突出させた第1のベース16が水平に設けられている。この第1のベース16の他端部の上面にはステージテーブル17が設けられている。
このステージテーブル17はXテーブル18と、このXテーブル18上に設けられ上記供給ステージ2に対して接離するX方向に駆動されるYテーブル19及びこのYテーブル19上に設けられて上記X、Y方向に駆動される実装ステージ20を有する。
上記Xテーブル18にはYテーブル19をX方向に駆動するX駆動源18aが設けられ、Yテーブル19には実装ステージ20をY方向に駆動するY駆動源19aが設けられている。実装ステージ20はZ駆動源20aによって上下方向である、Z方向に駆動されるようになっている。つまり、実装ステージ20はX、Y及びZ方向に駆動可能となっている。
上記実装ステージ20の上方には搬送ガイド21が設けられている。この搬送ガイド21には、上記ピックアップツール11によって後述するごとくトレイ106から取り出された第1乃至第4の半導体チップT1〜T4が実装されるリードフレームなどの基板22が所定方向、この実施の形態では上記X方向と直交するY方向沿ってピッチ送りされるようになっている。そして、基板22は、第1乃至第4の半導体チップT1〜T4を実装する実装位置で位置決めされる。なお、上記搬送ガイド21及び基板22をピッチ送りする図示しない駆動機構によって基板搬送手段23を構成している。
上記実装ステージ20には図示しないヒータが内蔵されている。このヒータは実装ステージ20を、たとえば300〜400℃に加熱する。加熱された実装ステージ20が上昇方向に駆動されると、その上面で上記搬送ガイド21によって搬送されて実装位置で位置決めされた基板22の下面を支持する。それによって、基板22は実装ステージ20によって300〜400℃に加熱される。
上記第1のベース16の一端部には第1のスペーサ24を介して第2のベース25が一端部を固定して水平に設けられている。この第2のベース25は上記第1のベース16よりも長さ寸法が短く、他端部は上記供給ステージ2側に突出している。
上記第2のベース25の他端部の上面にはカメラテーブル26が設けられている。このカメラテーブル26はXテーブル27を有する。このXテーブル27上にはX駆動源27aによってX方向に駆動されるYテーブル28が設けられている。このYテーブル28上にはY駆動源28aによってY方向に駆動される取り付け部材29が設けられている。
上記取り付け部材29には撮像手段を構成するカメラユニット31が設けられている。このカメラユニット31は、内部に上記搬送ガイド21に沿って搬送される基板22を撮像する第1のカメラ32と、上記ピックアップツール11から後述する実装ツール49の吸着面49aに受け渡された第1乃至第4の半導体チップT1〜T4を撮像する第2のカメラ33とが設けられている。各カメラ32,33は図3に示す。
一方、上記供給ステージ2の上方には、コンベアユニット101によって上記供給ステージ2上に供給位置決めされたトレイ106を撮像する第3のカメラ34が設けられている。つまり、第3のカメラ34の撮像信号によって各トレイ106に収納された第1乃至第4の半導体チップT1〜T4の有無や位置などが認識される。なお、各カメラ32,33,34はたとえばCCD(固体撮像素子)からなる。
図3に示すように、各カメラ32,33,34からの撮像信号は制御装置39に設けられた画像処理部40に入力し、ここで処理されてデジタル信号に変換されるようになっている。なお、制御装置39は図1に示すように上記支持体15に設けられている。
図1に示すように、上記第2のベース25の一端部の上面には第2のスペーサ41が設けられている。この第2のスペーサ41には第3のベース42が一端部を固定して水平に設けられている。第3のベース42の他端部の上面にはヘッドテーブル43が設けられている。このヘッドテーブル43はXテーブル44を有する。このXテーブル44の上面にはX駆動源44aによってX方向に駆動されるYテーブル45が設けられている。このYテーブル45の上面にはY駆動源45aによってY方向に駆動される取り付け体46が設けられている。
上記取り付け体46の前端面にはZテーブル47が設けられ、このZテーブル47にはZ駆動源47aによって上記X方向とY方向とがなす平面に対して直交するZ方向に駆動される実装ヘッド48が設けられている。
上記実装ヘッド48の先端には断面形状が矩形状の図示しないヒータを内蔵した上記実装ツール49がθテーブル50によって水平方向の回転角度の調整可能に設けられている。つまり、上記実装ツール49はX、Y、Z及びθ方向に駆動可能となっている。実装ツール49は供給ステージ2のトレイ106から取り出して吸着保持した半導体チップT1〜T4を、たとえば300〜400℃程度に加熱する。
図3は制御回路のブロック図である。上記制御装置39は制御部55、上記画像処理部40及び駆動出力部57を有する。上記制御部55にはタッチパネルやキーボードなどのデータ入力手段58及びHDDなどのデータ保存媒体59が接続されている。上記データ入力手段58は、上記制御部55に上記基板22に第1乃至第4の半導体チップT1〜T4を実装するときの実装条件、たとえば第1乃至第4の半導体チップT1〜T4を実装する位置や数などを入力できるようになっている。
上記画像処理部40には上記カメラユニット31に設けられた上記第1のカメラ32と第2のカメラ33及び上記供給ステージ2に供給されたトレイ106を撮像する上記第3のカメラ34からの撮像信号が入力される。第1のカメラ32、第2のカメラ33及び第3のカメラ34からの撮像信号を取り込んだ上記画像処理部40は、その撮像信号をデジタル信号に変換して上記制御部55に出力する。なお、第1、第2のカメラ32,33からの撮像信号は、上記画像処理部40に接続されたモニタ61に表示できるようになっている。
上記制御部55は、デジタル信号に変換された第1、第2のカメラ32,33の撮像信号を画像処理することで、搬送ガイド21に位置決めされた基板22と、実装ツール49に保持された第1乃至第4の半導体チップT1〜T4のいずれかの半導体チップの中心位置を算出し、その算出に基いて実装ツール49をX、Y方向に駆動してその半導体チップの中心が基板22の実装中心に一致する実装位置に位置決めする。そして、位置決めされた半導体チップは上記基板22に実装される。
さらに、制御部55は第3のカメラ34の撮像信号を画像処理することで、4つのトレイ106に収容された第1乃至第4の半導体チップT1〜T4の有無を検出し、トレイ106に半導体チップが有る場合には各半導体チップT1〜T4の位置を認識し、その認識に基いて上記ピックアップツール11を所定の半導体チップT1〜T4の上方に位置決めするようになっている。
上記制御部55による上記供給ステージ21、ピックアップツール11、実装ステージ20、基板搬送手段23、カメラユニット31、実装ツール49及び4つのコンベアユニット101の駆動は、制御部55に接続された上記駆動出力部57から出力される駆動信号によって行われる。
つぎに、上記構成の実装装置の動作について説明する。
供給ステージ2上に4つのコンベアユニット101によってそれぞれ異なる種類の第1乃至第4の半導体チップT1〜T4が載置された4つのトレイ106がベルト104によって搬送され、フレーム102のストッパ102aに当たって位置決めされると、これらトレイ106が第3のカメラ34によって撮像される。
第3のカメラ34の撮像信号が制御部55で画像処理されることで、各トレイ106に第1乃至第4の半導体チップT1〜T4が有るか否かが判別され、有る場合にはそれぞれの半導体チップT1〜T4の位置が求められる。
ピックアップツール11は第3のカメラ34の撮像に基いて位置決めされ、供給ステージ2上の4つのトレイ106にそれぞれ載置収容された異なる種類の、第1乃至第4の半導体チップT1〜T4をデータ入力手段58によって設定された条件に基いて順次取り出す。
ピックアップツール11によってトレイ106から取り出された第1乃至第4の半導体チップT1〜T4は実装ツール49に受け渡され、この実装ツール49によって実装位置に位置決めされた基板22の所定の実装位置に実装される。
このような実装を繰り返すことで、4つのトレイ106のうち、たとえば第1の半導体チップT1が設けられたトレイ106が空になり、そのことが第3の撮像カメラ34の撮像信号を制御部55が画像処理することで認識されると、この制御部55から駆動出力部57に、供給ステージ2をトレイスタッカ105に接近するX方向(図2に矢印で示す)に駆動する駆動信号が出力される。
それによって、供給ステージ2は駆動出力部57からの駆動信号によってX方向に駆動される。それによって、供給ステージ2に設けられた4つのコンベアユニット101の一端がそれぞれトレイスタッカ105の前面に接近して対向する。
ついで、制御部55から駆動出力部57には、第1の半導体チップT1が設けられたトレイ106を収容したトレイスタッカ105に対応する第1のコンベアユニット101を駆動する駆動信号が出力される。
それによって、ベルト104がトレイスタッカ105に向かう方向に走行駆動され、第1の半導体チップT1が全て取り出されて空になったトレイ106がトレイスタッカ105の空になった棚110に収容される。
空のトレイ106が棚110に収容されると、トレイスタッカ105の可動ケース108が一段分だけ上昇方向に駆動され、上記ベルト104と同じ高さに第1の半導体チップT1が載置された新たなトレイ106が位置決めされる。ついで、プッシャ111が作動してそのトレイ106をベルト104上に突き出す。トレイ106がベルト104に移載されると、このベルト104が先程とは逆方向に走行駆動される。それによって、第1の半導体チップT1が設けられた新たなトレイ106が供給ステージ2上で位置決めされる。
上記トレイ106がベルト104上に移載されると同時に、供給ステージ2はトレイスタッカ105から離れるX方向に駆動され、ピックアップツール11によって各トレイ106から半導体チップT1〜T4を取り出すことのできる取り出し位置に戻る。第2乃至第4の半導体チップT2〜T4がなくなったときにも、第1の半導体チップT1のときと同様に、新たなトレイ106が供給ステージ2に供給されて位置決めされることになる。
このように、それぞれ種類の異なる第1乃至第4の半導体チップT1〜T4を基板22に実装する場合、供給ステージ2上に供給位置決めされた複数のトレイ106のうち、所定のトレイ106の半導体チップがなくなったならば、そのことが第3のカメラ34によって認識され、その認識に基いて空のトレイ106を半導体チップが収容載置された新たなトレイ106に自動的に交換することができる。
そのため、半導体チップがなくなったトレイを作業者が手作業で交換する場合に比べて作業者に掛かる負担を大幅に軽減することができるばかりか、生産性を向上させることができる。
供給ステージ2に供給される複数のトレイ106は、それぞれコンベアユニット101によって基板22の搬送方向と同じ方向である、Y方向に沿って一列に位置決めされて並設される。つまり、複数のトレイ106はX方向に対して同じ位置にある。
そのため、複数のトレイ106がY方向だけでなく、X方向に対しても異なる位置にある場合に比べ、複数のトレイ106からピックアップツール11が第1乃至第4の半導体チップT1〜T4を取り出す際に、そのピックアップツール11のX方向の移動距離を小さくできるから、その分、実装に要するタクトタイムを短縮することが可能となる。
図4(a),(b)はこの発明の第2の実施の形態を示す供給ステージ2Aの平面図である。この実施の形態は、供給ステージ2Aに対して第1乃至第4のコンベアユニット101だけでなく、トレイスタッカ105も一体的に設けられている。すなわち、供給ステージ2Aに一体的に設けられたコンベアユニット101のフレーム102Bにはトレイスタッカ105を保持する保持部102Cが一体に形成されていて、各フレーム102Bの保持部102Cにそれぞれトレイスタッカ105が設けられている。
また、上記供給ステージ2はベース5に直接設けられてX、Y及びθ方向に対して移動不能となっていて、コンベアユニット101によって位置決めされたトレイ106からピックアップユニット11が第1乃至第4の半導体チップT1〜T4を取り出すことができる位置に固定的に配置されている。
このような構成によれば、トレイスタッカ105が供給ステージ2Aと一体的に設けられているから、4つのトレイ106のうちのいずれかに設けられた半導体チップ、たとえば第1の半導体チップT1がなくなり、そのことが第3のカメラ34の撮像信号によって認識されると、第1の半導体チップT1が設けられたトレイ106を収容載置したトレイスタッカ105に対応位置する、第1のコンベアユニット101のベルト104が駆動される。
それによって、第1の半導体チップT1が実装され終わった空のトレイ106がトレイスタッカ105に収容される。ついで、そのトレイスタッカ105の可動ケース108が一段分上昇してプッシャ111が作動し、第1の半導体チップT1が収容載置された新たなトレイ106がベルト104上に突き出された後、ベルト104が先程と逆方向に走行させられてそのトレイ106が所定の位置に位置決めされる。
このように、この実施の形態によれば、空になったトレイ106を新たなトレイ106に交換する場合、供給ステージ2を移動させずに、その交換を行なうことができる。そのため、トレイ106の交換作業を迅速に行なうことができるばかりか、交換時に他のトレイ106の第2乃至第4の半導体チップT2〜T4を基板22に実装する実装作業を継続することができるから、これらのことによって実装に要するタクトタイムを大幅に短縮することが可能となる。
上記各実施の形態では電子部品として半導体チップを例に挙げて説明したが、電子部品は半導体チップに限定されず、チップ状のコンデンサなどの他の電子部品であっても、この発明を適用することができる。
この発明の第1の実施の形態を示す実装装置の概略的構成図。 コンベアユニットが一体的に設けられた供給ステージを拡大して示す平面図。 制御装置及びこの制御装置によって駆動が制御される機器を示すブロック図。 この発明の第2の実施の形態を示し、(a)はコンベアユニットが一体的に設けられた供給ステージの平面図、(b)は同じく側面図。
符号の説明
1…部品供給手段、2…供給ステージ、T1〜T4…第1乃至第4の半導体チップ(電子部品)、21…搬送ガイド、22…基板、23…基板搬送手段、34…第3のカメラ、49…実装ツール、105…トレイスタッカ、106…トレイ。

Claims (4)

  1. 基板に電子部品を実装する実装装置であって、
    上記基板を搬送位置決めする基板搬送手段と、
    上記電子部品を収納したトレイを供給ステージに供給する部品供給手段と、
    この部品供給手段によって上記供給ステージに供給されたトレイから上記電子部品を取り出して上記基板に実装する実装手段を具備し、
    上記部品供給手段は、
    それぞれ異なる種類の電子部品が収納載置された上記トレイが出し入れ可能に設けられた複数のトレイスタッカと、
    上記供給ステージと一体的に設けられ異なる電子部品が収納載置された各トレイスタッカのトレイを上記供給ステージに選択的に供給搬送するとともに、空になった上記トレイをそれぞれの上記トレイスタッカに回収搬送する複数のトレイ搬送手段と
    を有することを特徴とする電子部品の実装装置。
  2. 上記複数のトレイスタッカは、上記供給ステージと一体的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装装置。
  3. 上記供給ステージに供給された上記トレイは撮像手段によって撮像され、上記トレイ搬送手段は上記撮像手段からの撮像信号に基いて空になったトレイを上記供給ステージから上記トレイスタッカに格納し、新たなトレイを上記供給ステージに供給することを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装装置。
  4. 複数のトレイ搬送手段は上記基板の搬送方向と同じ方向に並設されていて、各トレイ搬送手段から上記供給ステージに供給される複数のトレイは、この供給ステージ上で上記基板の搬送方向に沿って一列に並べられることを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装装置。
JP2005339070A 2005-11-24 2005-11-24 電子部品の実装装置 Expired - Fee Related JP4490364B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005339070A JP4490364B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 電子部品の実装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005339070A JP4490364B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 電子部品の実装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007149770A true JP2007149770A (ja) 2007-06-14
JP4490364B2 JP4490364B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=38210852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005339070A Expired - Fee Related JP4490364B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 電子部品の実装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4490364B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110628A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Idec Corp ロボット制御システムおよびロボット制御方法
JP5926403B2 (ja) * 2012-12-25 2016-05-25 平田機工株式会社 搬送システム
JP2021174878A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 ヤマハ発動機株式会社 部品実装機および部品収容状態判断方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321496A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Tenryu Technic:Kk 電子部品の搬送搭載装置
JPH10209675A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Tenryu Technic:Kk 電子部品供給装置および電子部品供給装置用パレット認識方法
JPH11145693A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品装着装置、及び部品装着方法
JP2005159177A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品供給装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321496A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Tenryu Technic:Kk 電子部品の搬送搭載装置
JPH10209675A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Tenryu Technic:Kk 電子部品供給装置および電子部品供給装置用パレット認識方法
JPH11145693A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品装着装置、及び部品装着方法
JP2005159177A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品供給装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110628A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Idec Corp ロボット制御システムおよびロボット制御方法
JP5926403B2 (ja) * 2012-12-25 2016-05-25 平田機工株式会社 搬送システム
JP2021174878A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 ヤマハ発動機株式会社 部品実装機および部品収容状態判断方法
JP7358294B2 (ja) 2020-04-24 2023-10-10 ヤマハ発動機株式会社 部品実装機および部品収容状態判断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4490364B2 (ja) 2010-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102047035B1 (ko) 다이 본딩 장치
WO1999025168A1 (fr) Appareil de montage de pieces et appareil d'alimentation en pieces
JP7349240B2 (ja) 基板倉庫及び基板検査方法
JP2000232080A (ja) 被加工物の分割システム及びペレットの移し替え装置
JP6577965B2 (ja) 部品供給装置、および保持具決定方法
JP2012229111A (ja) 選果システム
JP4490364B2 (ja) 電子部品の実装装置
JP5185739B2 (ja) 部品実装装置
JP2006339238A (ja) 基板搬送装置、外観検査装置、電子機器の製造方法及び電子機器の外観検査方法
JP6104429B2 (ja) 搬送システム
US6836959B2 (en) Size reduction of chip mounting system
JP6571176B2 (ja) 部品実装機、および部品実装機の部品供給方法
JP5358529B2 (ja) 実装機
JP5635835B2 (ja) ウェハ供給装置およびチップボンディング装置
JP7363100B2 (ja) ピックアップ装置及びワークの搬送方法
JP5030843B2 (ja) 電子部品の実装装置及び実装方法
JP4989384B2 (ja) 部品実装装置
JP2011249646A (ja) 動作時間調整方法
JP2001024389A (ja) 部品供給装置
JP2017069370A (ja) 搬送機構
JP6016566B2 (ja) 切削装置
JP2004304168A (ja) 部品実装基板の製造装置および製造方法
JP2010267651A (ja) 部品実装装置
JP2015029124A (ja) ウェハ供給装置およびチップボンディング装置
JP6792637B2 (ja) 部品装着方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100401

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees