JP2007147482A - 電波到来方向測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線信号を受信する複数のアンテナ素子10と、複数のアンテナ素子10のそれぞれで受信した無線信号の位相を第1の制御信号に変換するマイクロ波位相量変換手段20と、レーザ光源40から出射されたレーザ光を複数に分波する光分波手段41と、マイクロ波位相量変換手段20からの第1の制御信号に基づいて、光分波手段41で分波されたそれぞれの光の位相変調を行う光位相変調手段30と、光位相変調手段30により位相変調された出力光を空間的にフーリエ変換してフーリエ変換像51を生成するフーリエ変換光学系50と、フーリエ変換像51の強度分布を測定する撮像装置60とを備える。
【選択図】図1
Description
アレーアンテナの各アンテナ素子で受信した信号を下式(1)とする。
sin(ωm・t+φ(i)) (1)
ここで、iはアンテナ素子の番号、ωmは受信マイクロ波信号の角周波数、φ(i)はアンテナ素子iにおける受信信号の位相とする。なお、各アンテナ素子での受信信号の振幅は、等しいものとする。
sin(ωc・t+msin(ωm+φ(i)) (2)
ここで、ωcは光の角周波数である。mは変調度を表すものであり、変調器の電気/光の変換効率とアンテナ受信信号の振幅とに比例する項である。
J0(m)・sin(ωc・t)
+J1(m){sin[(ωc+ωm)t+φ(i)]
−sin[(ωc−ωm)t−φ(i)]}
+J2(m){sin[(ωc+2ωm)t+2φ(i)]
−sin[(ωc−2ωm)t−2φ(i)]}
+・・・ (3)
ここで、J0(m)、J1(m)、J2(m)は、ベッセル関数である。
図1は、本発明の実施の形態1における電波到来方向測定装置の構成図である。図1において、アレーアンテナ10を構成するm個の各アンテナ素子11(1)〜11(m)で受信した各マイクロ波信号は、マイクロ波線路を介して、m個のマイクロ波位相/電圧変換装置20(1)〜20(m)(マイクロ波位相量変換手段に相当)に送られる。
X=(dm/λm)/(do/λo)・sinθ・f (4)
図2は、本発明の実施の形態2における電波到来方向測定装置の構成図である。実施の形態1による図1の構成と比較すると、図2の構成は、マイクロ波位相量変換手段20の構成が異なっている。そこで、図1と同一の構成に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
図3は、本発明の実施の形態3における電波到来方向測定装置の構成図である。実施の形態2による図2の構成と比較すると、図3の構成は、マイクロ波位相量変換手段20の構成が異なっている。そこで、図2と同一の構成に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態4における電波方向測定装置の構成図である。図4に示した電波方向測定装置は、新たな構成として、レンズ42、空間型光位相変調器アレー32、および空間型光位相変調器制御装置33を含んでいる。
図5は、本発明の実施の形態5における電波方向測定装置の構成図である。実施の形態4による図4の構成と比較すると、図5の構成は、ビームスプリッタ34をさらに備えている点が異なっている。ここで、ビームスプリッタ34は、空間型光位相変調手段の一部と見なすことができる。そこで、図4と同一の構成に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態6における電波方向測定装置の構成図である。実施の形態5による図5の構成と比較すると、図6の構成は、ビームスプリッタ34の代わりに偏向ビームスプリッタ35を備えている点が異なる。さらに、本実施の形態6においては、偏向ビームスプリッタ35と反射型の空間型光位相変調器アレー32との間に4分の1波長板36をさらに挿入してもよい。
図7は、本発明の実施の形態7における電波到来方向測定装置の構成図である。実施の形態1による図1の構成と比較すると、図7の構成は、さらに、光強度変調装置70(光強度変調手段に相当)、m個のマイクロ波分波器80(1)〜80(m)(第3のマイクロ波分波手段に相当)、およびm個のマイクロ波振幅/電圧変換装置90(1)〜90(m)(マイクロ波振幅量変換手段に相当)を備えている点が異なっている。そこで、図1と異なる構成を中心に、動作を説明する。
図8は、本発明の実施の形態8における撮像装置60で受信したフーリエ変換像51の強度分布を示す図である。先の実施の形態1〜7において、撮像装置60に入射するフーリエ変換像51の強度分布は、例えば、図8のように連続的なものである。しかし、撮像装置60を構成する各画素63は、有限の素子数、素子サイズ、素子間隔を有するものである。なお、図8では、1次元のアレーを図示している。
Claims (6)
- 無線信号を受信する複数のアンテナ素子と、
前記複数のアンテナ素子のそれぞれで受信した無線信号の位相を第1の制御信号に変換するマイクロ波位相量変換手段と、
レーザ光源から出射されたレーザ光を複数に分波する光分波手段と、
前記マイクロ波位相量変換手段からの前記第1の制御信号に基づいて、前記光分波手段で分波されたそれぞれの光の位相変調を行う光位相変調手段と、
前記光位相変調手段により位相変調された出力光を空間的にフーリエ変換してフーリエ変換像を生成するフーリエ変換光学系と、
前記フーリエ変換像の強度分布を測定する撮像装置と
を備えることを特徴とする電波到来方向測定装置。 - 請求項1に記載の電波到来方向測定装置において、
前記マイクロ波位相量変換手段は、
前記無線信号と同じ周波数を有するマイクロ波を出力するマイクロ波信号源と、
前記マイクロ波を複数に分波してローカル信号を生成する第1のマイクロ波分波手段と、
分波された前記ローカル信号に基づいて、前記複数のアンテナ素子のそれぞれで受信した無線信号の周波数変換を行うマイクロ波ミキサと、
周波数変換された前記無線信号を第1の制御信号に変換する電圧変換装置と
を備えたことを特徴とする電波到来方向測定装置。 - 請求項2に記載の電波到来方向測定装置において、
前記マイクロ波信号源は、
前記複数のアンテナ素子の何れかで受信した無線信号を分波する第2のマイクロ波分波手段と、
分波された前記無線信号を増幅するマイクロ波増幅器と
を備えたことを特徴とする電波到来方向測定装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電波到来方向測定装置において、
前記光分波手段は、前記レーザ光源から出射したレーザ光を所定のサイズのビーム光に変換する光ビーム変換手段であり、
前記光位相変調手段は、前記マイクロ波位相量変換手段からの前記第1の制御信号に基づいて、前記光ビーム変換手段で変換された前記ビーム光の空間分布の位相変調を行う空間型光位相変調手段である
ことを特徴とする電波到来方向測定装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電波到来方向測定装置において、
前記複数のアンテナ素子のそれぞれで受信した無線信号を分波する第3のマイクロ波分波手段と、
分波された前記無線信号のそれぞれの振幅を第2の制御信号に変換するマイクロ波振幅量変換手段と、
前記マイクロ波振幅量変換手段からの前記第2の制御信号に基づいて、前記光分波手段で分波されたそれぞれの光の強度変調を行う光強度変調手段と
をさらに備え、
前記光位相変調手段は、前記マイクロ波位相量変換手段からの前記第1の制御信号に基づいて、前記光強度変調手段で強度変調されたそれぞれの光の位相変調を行う
ことを特徴とする電波到来方向測定装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電波到来方向測定装置において、
前記撮像装置の各画素で受信した前記フーリエ変換像の出力強度分布を入力として画素間の補間演算を行い、画素間隔より細かい分解能でフーリエ変換像の強度最大位置を算出する信号処理装置をさらに備えたことを特徴とする電波到来方向測定装置。
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