JP2007146388A - 木造建築 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、そのままで内装面と外装面になると共に、強度が高く、防音・防火にも勝れ、リサイクルにも適した木造建築の壁面材を提供せんとするものである。
【解決手段】 木造建築における壁面3を、柱材2と同じ角寸法の角材1を起立させて横方向へ並設して形成した。角材1同士の接合面が溝条4と突条5で嵌合すると共に、横方向に貫通した金属線材7で緊締して連結したパネル9で形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 木造建築における壁面3を、柱材2と同じ角寸法の角材1を起立させて横方向へ並設して形成した。角材1同士の接合面が溝条4と突条5で嵌合すると共に、横方向に貫通した金属線材7で緊締して連結したパネル9で形成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は木造建築に関するものであり、詳しくは木造建築の壁面材及び壁面材の構成に関するものである。
従来、壁面材に使用できる建築用パネルには、例えば、芯持ちの棒材の接合面にその長手方向に沿って溝が形成され、二本の棒材が接合面を合わせて並べられ、隣接する棒材の溝に跨がせて棒材の変形を防止する変形防止材が配置され、前記と同様に変形防止材を挟んで複数本の棒材を並べ、それら棒材を棒材連結具で貫通してパネル状に連結したものがある。
特開2004−263398
本発明は、そのままで内装面と外装面になると共に、強度が高く、防音・防火にも勝れ、リサイクルにも適した木造建築の壁面材を提供せんとするものである。
請求項1の本願発明は、木造建築における壁面を、柱材と同じ角寸法の角材を起立させて横方向へ並設して形成したことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、壁面を、角材同士の接合面が溝条と突条で嵌合すると共に、横方向に貫通した金属線材で緊締して連結したパネルで形成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、柱材と壁面を形成する角材を、土台と梁間または梁同士間に連結固定すると共に、柱材と壁面を形成する角材との区別無く、内外面を面一に形成したことを特徴とするものである。
本発明は、壁面の形成材が柱材と同一の角寸法を有するため、柱を含む全ての壁面が柱で形成されていることになり、そのままで内装面と外装面になると共に、その強度について言及するまでも無く、立設して形成してあるから自然で木材の特性に適い、これ以上はない木造建築となる効果を有する。
また、厚みによる防音や消音効果が得られることも容易に想像のできるものであり、更に、柱と同等の角材が芯まで燃え尽きるのには相当な時間を要し、燃えても炭化することを考えれば防火効果も多大であり、角材は加工にも適しリサイクルにも適合範囲が広範で促進を図れるものである。
更に、角材同士の接合を隙間なく連結できると共に、複数個の角材を金属線で緊締したため単独の連設でも強度を得られるのに加え、結合が一層強固となる効果を有するものである。
そして、柱材と壁面を形成する角材を、土台と梁間または梁同士間に連結固定し、柱材と壁面を形成する角材との区別無く、内外面を面一に形成したものであるから、外見は木調パネルと成り、格別の内・外装材と当着することなく、そのままで建物の内・外壁面を兼用できる効果を有するのである。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示す建物の斜視図であり、柱2、2間に形成する壁面3は柱2と同じ寸法の角材1を使用して構成されている。
図1は本発明の一実施の形態を示す建物の斜視図であり、柱2、2間に形成する壁面3は柱2と同じ寸法の角材1を使用して構成されている。
図2は角材1で構成したパネル体9を示す正面図、図3は断面図であり、壁面3を形成する角材1は、複数本を一組として立設し横方向へ連接し、互いに当接する側面は嵌合する溝条4と突条5を形成し、横方向に穿設した通し孔6に挿通した金属線7をナット8で締めて連結固定したものである。
図4は土台の隅部を示す平面図であり、一方の土台10Aと端面が突合する他方の土台10Bとを連結金具13で固定すると共に、連結金具13と一体に延設した延長金具14を一方の土台10Aの外側面へ突出させ、立設する柱2を土台10Aの側面に下端部を当てて前記延長金具14を利用して連結固定したものである。
図5は、土台10及び梁11とパネル体9との関係を示す図であり、パネル体9は土台10及び梁11の外側面に当て、当接する上下部において、螺設した土台10及び梁11のアンカー15にボルト12で螺着して取り付けられる。
したがって、柱2とパネル体9とは内外面が面一となり、柱2とパネル体9との接合面は互いに段部16を形成して嵌合されている。
したがって、柱2とパネル体9とは内外面が面一となり、柱2とパネル体9との接合面は互いに段部16を形成して嵌合されている。
このように、柱2と角材1は建築物の周囲に立設され土台10と梁11との間に、又は梁11間に張りめぐらされるのであり、角材1は複数個を金属線7で一体に固定したパネル体9を形成し、角材同士の連結が極めて強固となり、柱2と側面パネルである角材1とは夫々の区別なく、側壁全面が柱で形成されているのと同じであるから木造建築物での最高の強度を得られるものである。
本発明の実施については、上記の形態に限定されるものではなく、同一の作用効果を得られる他の構成や設計上の変更にすぎないものも含まれるものである。
また、図面の実施の形態例では、土台10や梁11の外側面に柱2や角材1が当着して側壁を形成するものとしてあるけれど、従来例のように土台と梁の上下面間に立設する構成としてもよく、角材も柱のように1本ずつ独立した状態で側壁を形成したものとしても良い。
また、図面の実施の形態例では、土台10や梁11の外側面に柱2や角材1が当着して側壁を形成するものとしてあるけれど、従来例のように土台と梁の上下面間に立設する構成としてもよく、角材も柱のように1本ずつ独立した状態で側壁を形成したものとしても良い。
1 角材
2 柱
3 壁面
4 溝条
5 突条
6 通し孔
7 金属線
8 ナット
9 パネル体
10、10A、10B 土台
11 梁
12 ボルト
13 連結金具
14 延長金具
15 アンカー
16 段部
2 柱
3 壁面
4 溝条
5 突条
6 通し孔
7 金属線
8 ナット
9 パネル体
10、10A、10B 土台
11 梁
12 ボルト
13 連結金具
14 延長金具
15 アンカー
16 段部
Claims (3)
- 木造建築における壁面を、柱材と同じ角寸法の角材を起立させて横方向へ並設して形成したことを特徴とする木造建築。
- 壁面を、角材同士の接合面が溝条と突条で嵌合すると共に、横方向に貫通した金属線材で緊締して連結したパネルで形成したことを特徴とする請求項1記載の木造建築。
- 柱材と壁面を形成する角材を、土台と梁間または梁同士間に連結固定すると共に、柱材と壁面を形成する角材との区別無く、内外面を面一に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の木造建築。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005339034A JP2007146388A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | 木造建築 |
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JP2005339034A JP2007146388A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | 木造建築 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007146388A true JP2007146388A (ja) | 2007-06-14 |
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ID=38208116
Family Applications (1)
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JP2005339034A Pending JP2007146388A (ja) | 2005-11-24 | 2005-11-24 | 木造建築 |
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JP (1) | JP2007146388A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011132730A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Taisei Corp | 建築構造物 |
JP6306253B1 (ja) * | 2017-08-01 | 2018-04-04 | 合同会社良品店 | 木軸材構成の耐力面材の形成方法、及びこの形成方法を実行するために構成した耐力面材の製造装置 |
-
2005
- 2005-11-24 JP JP2005339034A patent/JP2007146388A/ja active Pending
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JP2019025836A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | 合同会社良品店 | 木軸材構成の耐力面材の形成方法、及びこの形成方法を実行するために構成した耐力面材の製造装置 |
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