JP2007145508A - デッキクレーンの油圧巻上装置 - Google Patents

デッキクレーンの油圧巻上装置 Download PDF

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利和 林
Atsushi Yushimo
篤 湯下
Sachihiro Shiroyama
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Abstract

【課題】デッキクレーンの積荷を吊り上げ状態における作動油の洩れを回避し、さらには作動油が低温にな粘度が上昇した状態にあってもカウンターバランス弁を正常に作動可能として、巻上装置の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を防止したデッキクレーンの油圧巻上装置を提供する。
【解決手段】油圧ポンプから油圧モータに接続される作動油路に巻上ドラムの動作の切換えを行なうコントロール弁と、パイロット油圧によって油圧モータ出口とコントロール弁と間の油路を開閉するカウンターバランス弁をそなえたデッキクレーンの油圧巻上装置において、前記カウンターバランス弁は、パイロット油圧によって往復動するパイロット弁により作動せしめられ弁座シート部に着脱されるポペット弁によって油圧モータ出口とコントロール弁への作動油路を開閉するようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、船舶に設置されて、油圧モータに直結駆動される巻上ドラムにより積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なうデッキクレーンの油圧巻上装置であって、油圧ポンプから油圧モータに接続される作動油路に前記巻上ドラムの巻上げ、中立、巻降ろしの動作の切換えを行なうコントロール弁を設けるとともに、前記油圧モータ出口の作動油路に接続され、前記コントロール弁を経た作動油を用いたパイロット油圧によって前記油圧モータ出口と前記コントロール弁と間の作動油路を開閉するカウンターバランス弁をそなえたデッキクレーンの油圧巻上装置に関する。
船舶に設置されて、油圧モータに直結駆動される巻上ドラムにより積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なうデッキクレーンは、図3に示すように、直結された2個のタンデム型油圧モータ21,22に直結駆動される巻上ドラム1により積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なう油圧巻上装置を具えている。
かかる油圧巻上装置において、9は油圧ポンプで、オイルタンク10からの作動油を、コントロール弁7及び作動油路12を介して前記油圧モータ21,22に送油して該油圧モータ21,22を駆動し、前記巻上ドラム1を巻上げ、中立、巻下げ駆動している。
前記コントロール弁は、通常、手動の3方向切換弁にて構成され、前記油圧モータ21,22に接続される作動油路12への作動油の供給,遮断を切換えることにより、前記巻上ドラム1の巻上げ、中立、巻下げの動作の切換えを行なう。
3,3は前記油圧モータ21,22に対応して設けられたカウンターバランス弁で、該カウンターバランス弁3,3は前記作動油路12の作動油を可変絞り6,6を介して流量及び圧力を減じたパイロット油圧によって、前記油圧モータ21,22と前記コントロール弁7とを接続する作動油路11あるいは作動油路14bの開閉を行ない、前記巻上ドラム1の巻上げ、中立、巻下げ作動時における作動油圧を所要の油圧に保持せしめている。
4は前記油圧モータ21,22に対応して設けられたシーケンス弁で、該シーケンス弁4は作動油を絞りを介して圧力を減じたパイロット油圧によって、前記油圧モータ21,22と前記コントロール弁7とを接続する作動油路11あるいは作動油路14bの開閉を行ない、前記巻上ドラム1の巻上、中立作動時における作動油圧を所要の油圧に保持せしめている。
13,14はそれぞれ前記油圧モータ21,22出口の作動油路、33,330は逆止弁、4はシーケンス弁、8は作動油の圧力調整弁である。
図3に示されるようなデッキクレーンの油圧巻上装置においては、通常、スプール弁からなるカウンターバランス弁3を具えている。
図5はかかるスプール弁を具えたカウンターバランス弁の縦断面図であり、35は弁ケース、50は該弁ケース35の嵌合孔38内に往復摺動可能に嵌合されたスプール弁、50aは該スプール弁50に下端部に設けられたパイロットピストン、50bは該パイロットピストン50aが臨むパイロット油室である。
かかるカウンターバランス弁3において、前記コントロール弁7を巻上ドラム1の巻下げ位置に設定したときには、図4に示すように作動油路12から分岐された作動油を可変絞り6で絞って流量及び圧力を減じたパイロット油圧が前記パイロット油室50bに導入されてパイロットピストン50aに作用すると、該パイロットピストン50aが上動することによりスプール弁50が開く。これにより前記油通路40と制御油室38及び油通路39とが連通され、前記油圧モータ21,22側とコントロール弁7側とが連通され、巻下げ動作を可能にする。
積荷を巻下げ位置に整定後、コントロール弁7を中立に切換えると、前記パイロット油室50b内へのパイロット油圧が遮断され、前記スプール弁50は戻しばね51のばね力によって下動せしめられて前記油通路40と制御油室38及び油通路39を遮断する。これにより、油圧モータ21,22側の油圧が一定油圧に保持され、巻上ドラム1に吊り下げられた積荷は一定高さ位置に保持される。
また、特許文献1(特開平9−249387号公報)には、船舶に設置されて、油圧モータに直結駆動される巻上ドラムにより積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なうデッキクレーンの油圧巻上装置であって、積荷への吊り索の接続後に安定的にかつ迅速に積荷を保持できるようにした油圧巻上装置が開示されている。
特開平9−249387号公報
図5に示されるようなスプール弁5を有するカウンターバランス弁3を具えたデッキクレーンの油圧巻上装置にあっては、デッキクレーンの積荷を吊り上げた状態でコントロール弁7を中立にし、前記スプール弁50を閉じて油圧モータ(21,22)側の通路40とコントロール弁7側の通路39とを遮断して吊り上げ状態を保持する場合に、弁ケース35の嵌合孔38内をスプール弁50が往復摺動する構造であるため、嵌合孔38とスプール弁50との摺動部隙間から加圧された作動油が洩れ、かかる作動油の洩れに伴う巻上装置1の誤作動つまり前記作動油の洩れによって巻上ドラム1が積荷を降ろす方向に回転すること、によってデッキクレーンの積荷のずり落ちが発生し易い。
また、寒冷地での作動等において作動油が低温になり該作動油の粘度が上昇すると、カウンターバランス弁の開閉制御を正確に行なうに必要な油圧が得られにくくなって、カウンターバランス弁3を正常に作動させることが困難となり、この場合も巻上装置の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちが発生し易い状態となる。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、デッキクレーンの積荷の吊り上げ状態における作動油の洩れを回避し、さらには作動油が低温になって粘度が上昇した状態にあってもカウンターバランス弁を正常に作動可能として、巻上装置の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を防止したデッキクレーンの油圧巻上装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、船舶に設置されて、油圧モータに直結駆動される巻上ドラムにより積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なうデッキクレーンの油圧巻上装置であって、油圧ポンプから前記油圧モータに接続される作動油路に前記巻上装置の巻上げ、中立、巻下げの動作の切換えを行なうコントロール弁を設けるとともに、前記油圧モータ出口の作動油路に接続され、前記コントロール弁を経た作動油を用いたパイロット油圧によって前記油圧モータ出口と前記コントロール弁との間の作動油路を開閉するカウンターバランス弁をそなえたデッキクレーンの油圧巻上装置において、前記カウンターバランス弁は、前記パイロット油圧によって往復動するパイロット弁と、該パイロット弁によって作動せしめられ弁座シート部に着脱されるポペット弁によって前記油圧モータ出口の作動油路と前記コントロール弁への作動油路との間を開閉するポペット弁機構とをそなえたことを特徴とする(請求項1)。
また、かかる発明において、好ましくは、前記パイロット弁はパイロット油室内に往復動可能に嵌合されて前記パイロット油圧によって往復動するパイロットピストンを有してなり、該ポペット弁機構は該パイロットピストンと前記ポペット弁とを当接させて前記パイロット油圧が前記パイロットピストンに作用したとき該パイロットピストンにより前記ポペット弁が押圧されて前記弁座シート部なら離間させることにより開弁するように構成される(請求項2)。
かかる発明によれば、前記カウンターバランス弁を、前記パイロット油圧によって作動するパイロット弁,好ましくはパイロット油室内に往復動可能に嵌合されてパイロット油圧によって往復動するパイロットピストン、の往復動により作動せしめられ弁座シート部に着脱されるポペット弁をそなえ、該ポペット弁によって前記油圧モータ出口の作動油路と前記コントロール弁への作動油路を開閉するポペット弁機構により構成したことにより、前記ポペット弁と弁座シート部とは集中接触のメタルタッチによって作動油等の液体からガスに至るあらゆる流体を、高圧、高温下においても流体密に確実にシールすることができ、従来のスプール弁における摺動部隙間からの洩れのような作動油の洩れの発生、及びかかる作動油の洩れに伴う巻上装置の誤作動によるデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を防止できる。
また、ポペット弁と弁座シート部とを集中接触のメタルタッチによってシールするので、寒冷地での作動等において作動油が低温になり作動油の粘度が上昇しても、かかる事態に影響されることなく、カウンターバランス弁を正常に作動させることができて、前記粘度の過上昇による巻上装置の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を防止できる。
さらには、ポペット弁と弁座シート部の集中接触のメタルタッチよるシールは、小さな有効接触面積で以って流体密な接触が可能であるので、パイロットピストンの作動面積を小さくすることができて、パイロット弁を小型化することができる。
また本発明は、前記パイロット油室内に往復動可能に嵌合されて前記パイロット油圧によって往復動するパイロットピストンと前記弁座シート部に着脱されるポペット弁とを一体化して一体弁体に構成するとともに、前記一体弁体に連設されて前記ポペット弁を閉弁方向に付勢する戻しばねをそなえ、前記パイロット油室に供給される作動油の圧力が前記戻しばねのばね力に打ち勝ったとき前記一体弁体が開弁するように構成する(請求項3)。
かかる発明によれば、ポペット弁とパイロットピストンとを一体化して一体弁体に構成して、この一体弁体によって、パイロット油圧によって作動するパイロット弁と該パイロット弁によって作動せしめられて油圧モータ出口の作動油路とコントロール弁への作動油路を開閉するポペット弁との機能を成すように構成したので、パイロットピストンが実質的に省略されることとなって、部品点数を低減できて構造も簡単となり、低コストのカウンターバランス弁が得られる。
また、ポペット弁とパイロットピストンとを一体化して、ポペット弁の作動油路側とは反対側のスペースに配置できるので、パイロットピストンの外径を大きくして作動油の受圧面積を増加することにより、巻上装置の大きな負荷に対応できる。
以上により、比較的小型コンパクトなカウンターバランス弁で以って、巻上げ容量の大きいデッキクレーンに対応できる。
また本発明は、船舶に設置されて、油圧モータに直結駆動される巻上ドラムにより積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なうデッキクレーンの油圧巻上装置であって、油圧ポンプから前記油圧モータに接続される作動油路に前記巻上ドラムの巻上げ、中立、巻下げの動作の切換えを行なうコントロール弁を設けるとともに、前記油圧モータ出口の作動油路に接続され、パイロット油圧によって前記油圧モータ出口と前記コントロール弁との間の作動油路を開閉するカウンターバランス弁をそなえたデッキクレーンの油圧巻上装置において、前記パイロット油圧を発生するパイロット油圧生成手段と、前記コントロール弁の作動を検出しこの検出信号によって前記パイロット油圧生成手段からのパイロット油圧の前記カウンターバランス弁への供給、遮断を制御するパイロット油圧制御手段とをそなえ、前記カウンターバランス弁は、前記パイロット油圧制御手段からのパイロット油圧によって往復動するパイロット弁と、該パイロット弁によって作動せしめられて前記油圧モータ出口の作動油路と前記コントロール弁への作動油路との間を開閉する開閉弁とをそなえたことを特徴とする(請求項4)。
かかる発明において、前記開閉弁は、好ましくは、パイロット弁によって作動せしめられ弁座シート部に着脱されて油圧モータ出口の作動油路とコントロール弁への作動油路との間を開閉するポペット弁により構成する(請求項5)。
かかる発明によれば、パイロット油圧を発生するパイロット油圧生成手段と、前記コントロール弁の作動を検出しこの検出信号によってパイロット油圧生成手段からのパイロット油圧の前記カウンターバランス弁への供給、遮断を制御するパイロット油圧制御手段とを設けることにより、パイロット油圧をカウンターバランス弁装置とは独立したパイロット油圧制御手段によって発生することができるので、パイロット油圧制御手段により、油圧モータ出口の作動油路とコントロール弁への作動油路を開閉する開閉弁へのパイロット油圧の供給,遮断が容易にでき、寒冷地での作動等において作動油が低温になり作動油の粘度が上昇しても、パイロット油圧制御手段によりパイロット油圧生成手段の作動を制御することにより、かかる事態に影響されることなく、カウンターバランス弁を常時正常に作動させることができて、前記作動油粘度の過上昇による巻上装置の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を確実に防止できる。
本発明によれば、カウンターバランス弁を、パイロット油圧によって作動するパイロット弁の往復により作動せしめられ弁座シート部に着脱されて油圧モータ出口の作動油路とコントロール弁への作動油路を開閉するポペット弁機構により構成したので、ポペット弁と弁座シート部とは集中接触のメタルタッチによって作動油等の液体からガスに至るあらゆる流体を、高圧、高温下においても流体密に確実にシールすることができ、従来のスプール弁におけるような作動油の洩れの発生を回避でき、かかる作動油の洩れに伴う巻上装置の誤作動によるデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を防止できる。
また、ポペット弁と弁座シート部の集中接触のメタルタッチよるシールは、小さな有効接触面積で以って流体密な接触が可能であるので、パイロットピストンの作動面積を小さくすることができて、パイロット弁を小型化することができる。
また、ポペット弁とパイロットピストンとを一体化した一体弁体によって、パイロット油圧によって作動するパイロット弁と油圧モータ出口の作動油路とコントロール弁への作動油路を開閉するポペット弁との機能を成すように構成したので、パイロットピストンが実質的に省略されることとなって、部品点数を低減できて構造も簡単となり、低コストのカウンターバランス弁が得られる。
また、ポペット弁とパイロットピストンとを一体化して、パイロットピストンをポペット弁の作動油路側とは反対側のスペースに配置できるので、該パイロットピストンの外径を大きくして作動油の受圧面積を増加することにより、巻上装置の大きな負荷に対応できる。
以上により、比較的小型コンパクトなカウンターバランス弁で以って、巻上げ容量の大きいデッキクレーンに対応できる。
また、パイロット油圧を発生するパイロット油圧生成手段と、コントロール弁の作動の検出信号によってパイロット油圧生成手段からのパイロット油圧のカウンターバランス弁への供給、遮断を制御するパイロット油圧制御手段とを設けるように構成すれば、パイロット油圧をカウンターバランス弁装置とは独立したパイロット油圧制御手段によって発生することができるので、パイロット油圧制御手段により、油圧モータ出口の作動油路とコントロール弁への作動油路を開閉する開閉弁へのパイロット油圧の供給,遮断制御が容易にでき、寒冷地での作動等において作動油が低温になり作動油の粘度が上昇しても、パイロット油圧制御手段によりパイロット油圧生成手段の作動を制御することにより、かかる事態に影響されることなく、カウンターバランス弁を常時正常に作動させることができて、前記作動油粘度の過上昇による巻上装置の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を確実に防止できる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図3は、本発明の第1,第2実施例におけるカウンターバランス弁が用いられるデッキクレーンの油圧巻上装置の系統図である。
積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なうデッキクレーンは、図3に示すように、直結された2個のタンデム型油圧モータ21,22に直結駆動される巻上ドラム1を油圧巻上装置で駆動することにより、積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なっている。
かかる油圧巻上装置において、9は油圧ポンプ、7はコントロール弁で、該油圧ポンプ9によりオイルタンク10からの作動油を、コントロール弁7及び作動油路12を介して前記油圧モータ21,22に送り込んで該油圧モータ21,22を駆動し、前記巻上ドラム1を巻上げ、中立、巻下げするように駆動している。
前記コントロール弁7は、通常、手動の3方向切換弁にて構成され、前記油圧モータ21,22に接続される作動油路12への作動油の供給,遮断を切換えることにより、前記巻上装置1の巻上げ、中立、巻下げの動作の切換えを行なう。
3,3は前記油圧モータ21,22に対応して設けられたカウンターバランス弁で、一方側のカウンターバランス弁3には前記作動油路12から分岐された作動油を可変絞り6で絞って流量及び圧力を減じたパイロット油圧が供給されて、一方側の前記油圧モータ22の作動油出口の油路14aと前記コントロール弁7への油路14bとを連通あるいは遮断する。
また他方側のカウンターバランス弁3には前記作動油路12から分岐された作動油を可変絞り6で絞って流量及び圧力を減じたパイロット油圧が供給されて、他方側の前記油圧モータ21の作動油出口の油路13と前記コントロール弁7への油路11とを連通あるいは遮断する。
33,33は前記カウンターバランス弁3,3のバイパス路にそれぞれ設けられた逆止弁、4は前記油圧モータ22の出口油路14と前記コントロール弁7への油路11との連通,遮断を行なうシーケンス弁、330は該出口油路14に設けられた逆止弁、8は油圧ポンプ9出口の作動油の圧力調整弁である。
図1は本発明の第1実施例に係るデッキクレーンの油圧巻上装置におけるカウンターバランス弁3の縦断面図である。
図1において、35はカウンターバランス弁3の弁ケース、36は該弁ケース35内の上部に設けられパイロット油圧によって往復動するパイロットピストン、31は該弁ケース35内の下部に前記パイロットピストン36の下端と当接して設けられたポペット弁である。
37は前記パイロットピストン36の上面が臨むパイロット油室で、該パイロット油室37には、図3に示すように作動油路12から分岐された作動油を可変絞り6で絞って流量及び圧力を減じたパイロット油圧が供給されている。
39は前記コントロール弁7への油路(図3における油路11あるいは油路14b)に接続される油通路、40は前記油圧モータ21あるいは油圧モータ22の作動油出口の油路13あるいは油路14aに接続される油通路、38は該油通路40と油通路39とを接続する制御油室である。
前記ポペット弁31は、前記パイロットピストン36によって前記弁ケース35に形成された弁座シート部34に着座あるいは離間することにより、前記油通路40と制御油室38との間を開閉するようになっている。32は前記ポペット弁31の戻しばねで該ポペット弁31を閉弁方向に付勢している。33は逆止弁(図3参照)である。
かかるカウンターバランス弁3において、前記コントロール弁7を巻上ドラム1の巻上げ位置に設定したときには、図3に示すように作動油路12から分岐された作動油を可変絞り6で絞って流量及び圧力を減じたパイロット油圧が前記パイロット油室37に導入されてパイロットピストン50aに作用すると、該パイロットピストン36が下動することによりポペット弁31が開く。これにより前記油通路40と制御油室38とが連通され、前記油圧モータ21,22側とコントロール弁7側とが連通され、巻上げ動作を可能にする。
積荷を巻上げ位置に整定後、コントロール弁7を中立に切換えると、前記パイロット油室37内へのパイロット油圧が遮断され、前記ポペット弁31は下面側に作用する油圧モータ21,22側から通路40に導かれた油圧及び戻しばね32のばね力によって弁座シート部34に押付けられる。これにより、油圧モータ21,22側の油圧が一定油圧に保持され、巻上ドラム1に吊り下げられた積荷は一定高さ位置に保持される。
然るに、かかる第1実施例によれば、前記カウンターバランス弁3を、パイロット油圧によって作動するパイロット弁、つまりパイロット油室37内に嵌合されてパイロット油圧によって移動するパイロットピストン36の往復動により作動せしめられるポペット弁をそなえ、該ポペット弁31を弁座シート部34に着脱することにより、油圧モータ21,22出口側の作動油路とコントロール弁7側への作動油路を開閉するので、前記ポペット弁31と弁座シート部34とは集中接触のメタルタッチによって作動油等の液体からガスに至るあらゆる流体を、高圧、高温下においても流体密に確実にシールすることができる。
これにより、図5に示される従来のスプール弁における摺動部隙間からの洩れのような作動油の洩れの発生、及びかかる作動油の洩れに伴う巻上装置の誤作動によるデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を防止できる。
また、前記ポペット弁31と弁座シート部34とを集中接触のメタルタッチによってシールするので、寒冷地での作動等において作動油が低温になり作動油の粘度が上昇しても、かかる事態に影響されることなく、カウンターバランス弁3を正常に油圧作動させることができて、前記粘度の過上昇による巻上装置の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を防止できる。
さらには、前記ポペット弁31と弁座シート部34の集中接触のメタルタッチよるシールは、小さな有効接触面積で以って流体密な接触が可能であるので、パイロットピストン36の作動面積を小さくすることができて、パイロットピストン36を具えたパイロット弁を小型化することができる。
図2は本発明の第2実施例に係るデッキクレーンの油圧巻上装置におけるカウンターバランス弁の縦断面図である。
かかる第2実施例においては、ポペット弁60aの下方に形成されたパイロット油室61内に往復動可能に嵌合されて前記パイロット油圧によって往復動するパイロットピストン60bと該ポペット弁60aとを一体化して一体の弁体60に構成している。
62は前記弁体60の下面に当接された戻しばねで、該弁体60のポペット弁60aを閉弁方向に付勢している。64は該戻しばね62の下端部を支持するばね受である。
かかる第2実施例においては、前記コントロール弁7を巻上ドラム1の巻上げ位置に設定したときには、図3に示すように作動油路12から分岐された作動油を可変絞り6で絞って流量及び圧力を減じたパイロット油圧が前記パイロット油室61に導入されてパイロットピストン60bの上面に作用し、前記パイロット油室61内における作動油の圧力が前記戻しばね62のばね力に打ち勝つと、前記ポペット弁60aが弁座シート部から離間して開弁するようになっている。
積荷を巻上げ位置に整定後、コントロール弁7を中立に切換えると、前記パイロット油室61内へのパイロット油圧が遮断され、前記ポペット弁60aは下面側に作用する油圧モータ21,22側から通路40に導かれた油圧及び戻しばね62のばね力によって弁座シート部34に押付けられる。これにより、油圧モータ21,22側の油圧が一定油圧に保持され、巻上ドラム1に吊り下げられた積荷は一定高さ位置に保持される。
かかる第2実施例によれば、ポペット弁60aとパイロットピストン60bとを一体化して一体の弁体60に形成して、この一体弁体60によって、パイロット油圧によって作動するパイロットピストン60b(パイロット弁)と該パイロットピストン60b(パイロット弁)によって作動せしめられて油圧モータ21,22出口の作動油路13,14aとコントロール弁7への作動油路11,14bを開閉するポペット弁60aとの機能を成すように構成したので、パイロットピストンが実質的に省略されることとなって、部品点数を低減できて構造も簡単となり、低コストのカウンターバランス弁3が得られる。
また、ポペット弁60aとパイロットピストン60bとを一体化して、パイロットピストン60bをポペット弁60aの作動油路(油路40等)側とは反対側のスペースに配置できるので、パイロットピストン60bの外径を大きくして作動油の受圧面積を増加することにより、巻上装置の大きな負荷に対応できる。
以上により、比較的小型コンパクトなカウンターバランス弁3で以って、巻上げ容量の大きいデッキクレーンに対応できる。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
図4は本発明の第3実施例に係るデッキクレーンの油圧巻上装置の系統図である。
かかる第3実施例においては、外部でパイロット油圧を発生するパイロット油圧生成手段として、パイロット油圧ポンプ15、切換弁17、圧力調整弁16等を設け、該パイロット油圧ポンプ15で生成したパイロット油圧を切換弁17の切換えによって、前記第1実施例におけるカウンターバランス弁3のパイロット油室37に供給するように構成されている。
20はパイロット油圧制御手段で、前記コントロール弁7の作動を検出しこの検出信号によって前記切換弁17を切換え作動させる。
かかる第3実施例において、コントロール弁7を巻上ドラム1の巻上げ位置に設定したときには、切換弁17がパイロット油圧ポンプ15とカウンターバランス弁3のパイロット油室37(図1参照、以下同様)とを接続し、前記パイロット油圧ポンプ15からのパイロット油圧が前記パイロット油室37に導入されてパイロットピストン36に作用すると、該パイロットピストン36が下動することによりポペット弁31が開く。これにより前記油通路40と制御油室38とが連通され、前記油圧モータ21,22側とコントロール弁7側とが連通され、巻上げ動作を可能にする。
積荷を巻上げ位置に整定後、コントロール弁7を中立に切換えると、前記パイロット油圧制御手段20が切換弁17を開放する。これにより、前記パイロット油室37内のパイロット油圧が開放され、前記ポペット弁31は下面側に作用する油圧モータ21,22側から通路40に導かれた油圧及び戻しばね32のばね力によって弁座シート部34に押付けられる。これにより、油圧モータ21,22側の油圧が一定油圧に保持され、巻上ドラム1に吊り下げられた積荷は一定高さ位置に保持される。
かかる第3実施例によれば、パイロット油圧を発生するパイロット油圧ポンプ15、切換弁17、圧力調整弁16等からなるパイロット油圧生成手段と、前記コントロール弁7の作動を検出しこの検出信号によってパイロット油圧生成手段からのパイロット油圧の前記カウンターバランス弁3への供給、遮断を制御するパイロット油圧制御手段20とを設けることにより、パイロット油圧をカウンターバランス弁3とは独立したパイロット油圧制御手段によって発生することが可能となるので、該パイロット油圧制御手段により、油圧モータ21,22出口の作動油路とコントロール弁7への作動油路を開閉するポペット弁31へのパイロット油圧の供給,遮断が、外部から容易にできる。
これにより、寒冷地での作動等において作動油が低温になり作動油の粘度が上昇しても、パイロット油圧制御手段20により前記パイロット油圧ポンプ15、切換弁17、圧力調整弁16等からなるパイロット油圧生成手段の作動を制御することにより、かかる事態に影響されることなく、カウンターバランス弁3を常時正常に作動させることができて、前記作動油粘度の過上昇による巻上装置1の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を確実に防止できる。
尚、この実施例においては、前記カウンターバランス弁3を、図5に示されるスプール弁とすることも可能である。
本発明によれば、デッキクレーンの積荷を吊り上げ状態における作動油の洩れを回避し、さらには作動油が低温になって粘度が上昇した状態にあってもカウンターバランス弁を正常に作動可能として、巻上装置の誤作動及びこれに伴うデッキクレーンの積荷のずり落ちの発生を防止したデッキクレーンの油圧巻上装置を提供できる。
本発明の第1実施例に係るデッキクレーンの油圧巻上装置におけるカウンターバランス弁の縦断面図である。 本発明の第2実施例に係るデッキクレーンの油圧巻上装置におけるカウンターバランス弁の縦断面図である。 前記第1,第2実施例におけるカウンターバランス弁が用いられるデッキクレーンの油圧巻上装置の系統図である。 本発明の第3実施例に係るデッキクレーンの油圧巻上装置の系統図である。 従来技術に係るデッキクレーンの油圧巻上装置の系統図である。
符号の説明
1 巻上ドラム
3 カウンターバランス弁
6 可変絞り
7 コントロール弁
8 圧力調整弁
9 油圧ポンプ
15 パイロット油圧ポンプ
16 圧力調整弁
17 切換弁
20 パイロット油圧制御手段
21,22 油圧モータ
31 ポペット弁
32 戻しばね
33 逆止弁
34 弁座シート部
35 弁ケース
36 パイロットピストン
37 パイロット油室
38 制御油室
60 弁体
60a ポペット弁
60b パイロットピストン
61 パイロット油室
62 戻しばね

Claims (5)

  1. 船舶に設置されて、油圧モータに直結駆動される巻上装置により積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なうデッキクレーンの油圧巻上装置であって、油圧ポンプから前記油圧モータに接続される作動油路に前記巻上装置の巻上げ、中立、巻降ろしの動作の切換えを行なうコントロール弁を設けるとともに、前記油圧モータ出口の作動油路に接続され、前記コントロール弁を経た作動油を用いたパイロット油圧によって前記油圧モータ出口と前記コントロール弁との間の作動油路を開閉するカウンターバランス弁をそなえたデッキクレーンの油圧巻上装置において、前記カウンターバランス弁は、前記パイロット油圧によって往復動するパイロット弁と、該パイロット弁によって作動せしめられ弁座シート部に着脱されるポペット弁によって前記油圧モータ出口の作動油路と前記コントロール弁への作動油路との間を開閉するポペット弁機構とをそなえたことを特徴とするデッキクレーンの油圧巻上装置。
  2. 前記パイロット弁は、パイロット油室内に往復動可能に嵌合されて前記パイロット油圧によって往復動するパイロットピストンを有してなり、該ポペット弁機構は該パイロットピストンと前記ポペット弁とを当接させて前記パイロット油圧が前記パイロットピストンに作用したとき該パイロットピストンにより前記ポペット弁が押圧されて前記弁座シート部から離間させることにより開弁するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のデッキクレーンの油圧巻上装置。
  3. 前記パイロット油室内に往復動可能に嵌合されて前記パイロット油圧によって往復動するパイロットピストンと前記弁座シート部に着脱されるポペット弁とを一体化して一体弁体に構成するとともに、前記一体弁体に連設されて前記ポペット弁を閉弁方向に付勢する戻しばねをそなえ、前記パイロット油室に供給される作動油の圧力が前記戻しばねのばね力に打ち勝ったとき前記一体弁体が開弁するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のデッキクレーンの油圧巻上装置。
  4. 船舶に設置されて、油圧モータに直結駆動される巻上ドラムにより積荷を船舶に搭載あるいは積降ろしを行なうデッキクレーンの油圧巻上装置であって、油圧ポンプから前記油圧モータに接続される作動油路に前記巻上装置の巻上げ、中立、巻降ろしの動作の切換えを行なうコントロール弁を設けるとともに、前記油圧モータ出口の作動油路に接続され、パイロット油圧によって前記油圧モータ出口と前記コントロール弁との間の作動油路を開閉するカウンターバランス弁をそなえたデッキクレーンの油圧巻上装置において、前記パイロット油圧を発生するパイロット油圧生成手段と、前記コントロール弁の作動を検出しこの検出信号によって前記パイロット油圧生成手段からのパイロット油圧の前記カウンターバランス弁への供給、遮断を制御するパイロット油圧制御手段とをそなえ、前記カウンターバランス弁は、前記パイロット油圧制御手段からのパイロット油圧によって往復動するパイロット弁と、該パイロット弁によって作動せしめられて前記油圧モータ出口の作動油路と前記コントロール弁への作動油路との間を開閉する開閉弁とをそなえたことを特徴とするデッキクレーンの油圧巻上装置。
  5. 前記開閉弁は、前記パイロット弁によって作動せしめられ弁座シート部に着脱されて前記油圧モータ出口の作動油路と前記コントロール弁への作動油路との間を開閉するポペット弁により構成されたことを特徴とする請求項4記載のデッキクレーンの油圧巻上装置。
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