JP2007144022A - 皮膚洗浄料泡立て具 - Google Patents

皮膚洗浄料泡立て具 Download PDF

Info

Publication number
JP2007144022A
JP2007144022A JP2005345201A JP2005345201A JP2007144022A JP 2007144022 A JP2007144022 A JP 2007144022A JP 2005345201 A JP2005345201 A JP 2005345201A JP 2005345201 A JP2005345201 A JP 2005345201A JP 2007144022 A JP2007144022 A JP 2007144022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
container
plate
foaming
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005345201A
Other languages
English (en)
Inventor
Isato Moriya
勇人 森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shikizai Inc
Original Assignee
Nippon Shikizai Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shikizai Inc filed Critical Nippon Shikizai Inc
Priority to JP2005345201A priority Critical patent/JP2007144022A/ja
Publication of JP2007144022A publication Critical patent/JP2007144022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

【課題】従来の泡立て具が有する、使用方法の手順の多さ・煩雑さ、皮膚洗浄料の使用時の無駄、使用感触及び使用勝手の悪さ、携帯に際しての不便等の欠点が改善されたした新しいタイプの泡立て具を提供すること。
【解決手段】少なくとも一部にスポンジ構造を有する板状物内に皮膚洗浄料を内包した容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具であって、前記容器が、外力をかけることによって内包した皮膚洗浄料を容器から吐出させる機能を有していることを特徴とする皮膚洗浄料泡立て具。
【選択図】図1

Description

本発明は、皮膚洗浄料泡立て具、さらに詳しくは、少なくとも一部にスポンジ構造を有する板状物内に皮膚洗浄料を内包した容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具に関する。
従来、身体洗浄において泡立て具が用いられている。泡立て具は、一般的には、スポンジ構造を有し、水または、ぬるま湯で湿らせた後、皮膚洗浄料をその表面につけ、手のひらで、もむようにして皮膚洗浄料の泡を作り、顔や身体等を洗浄するために使用されている。
泡立て具に関する技術に関しては、近年、弾性を有する合成樹脂で連続発泡させた発泡体で形成した洗顔用泡立て具の技術(特許文献1参照)が開示されている。
従来の泡立て具は、(1)スポンジ(泡立て具)を水に濡らし、その表面に皮膚洗浄料を塗布し、泡立たせ泡を作るので、使用方法が手順が多く、煩雑であった。(2)皮膚洗浄料を容器から吐出する際又は皮膚洗浄料のついたスポンジを水に濡らす際に洗浄料にロスが発生し、皮膚洗浄料の無駄があった。(3)皮膚洗浄料をスポンジ(泡立て具)の表面に塗布し、泡を作るので、皮膚洗浄料の塗布が不均一であり、特に粉末皮膚洗浄料に関しては粉の飛散、溶け残りがあり、さらに、粘性の低い液体であれば塗布した際に流れ落ちたりして、使用感触及び使用勝手が悪かった。(4)さらに、携帯に際して、皮膚洗浄料と泡立て具の両方を別々に持っていかなくてはならず、不便であった。
特開2003−204894号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、上記従来の泡立て具が有する、使用方法の手順の多さ・煩雑さ、皮膚洗浄料の使用時の無駄、使用感触及び使用勝手の悪さ、携帯に際しての不便等の欠点が改善されたした新しいタイプの泡立て具を提供することにある。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、少なくとも一部にスポンジ構造を有する板状物内に、皮膚洗浄料を内包した特殊機能を有する容器を収納することにより上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、少なくとも一部にスポンジ構造を有する板状物内に皮膚洗浄料を内包した容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具であって、前記容器が、外力をかけることによって内包した皮膚洗浄料を容器から吐出させる機能を有していることを特徴とする皮膚洗浄料泡立て具である。
前記容器は、容器に外力をかけると溶着が剥がれて容器を開封状態にする弱溶着部を設けた容器であることができる。
また、前記容器は、袋物であることが好ましい。
前記本発明の皮膚洗浄料泡立て具においては、板状物を、少なくとも一方がスポンジ構造を有する2つの板状物の積層体とすることができる。この場合、一方の板状物は機能性板状物であることができる。
前記機能性板状物は、保水機能、マッサージ機能、洗浄機能又は角質除去機能を有する板状物であることができる。
前記本発明の皮膚洗浄料泡立て具においては、板状物を、スポンジ構造を有する2つの板状物の積層体とすることができる。
前記本発明の皮膚洗浄料泡立て具においては、板状物を、スポンジ構造を有する板状物とすることができる。
さらに、本発明は、前記いずれかの皮膚洗浄料泡立て具を形成するための、前記いずれかの板状物と前記いずれかの容器とからなるセットである。
さらに、本発明は、前記いずれかの皮膚洗浄料泡立て具を形成するための、前記いずれかの容器である。
本発明における板状物には、布、パック、シート等の形状のものも含まれる。また、本発明において「皮膚洗浄料を内包する」とは、皮膚洗浄料が板状物と接触することなく容器内に保持されている状態をいう。例えば、封をされた容器内に保持されている場合が一つの例として挙げられる。
本発明においては、皮膚洗浄料泡立て具を手で握る、もむ等の外力をかけた後水にぬらして手のひらでもむ、あるいは皮膚洗浄料泡立て具を前記同様の外力をかけながら水にぬらして手のひらでもむと、皮膚洗浄料泡立て具に収納された容器が外力により破壊して内包されていた皮膚洗浄料が板状物中に流れ出て接触し、引き続いて行われる皮膚洗浄料泡立て具を手のひらでもむ行為により皮膚洗浄料の泡を作る。
本発明に係る皮膚洗浄料泡立て具は、泡立て具と皮膚洗浄料とが一緒になったことで、従来欠点であった、使用方法の手順の多さ・煩雑さ、皮膚洗浄料の使用時の無駄、使用感触及び使用勝手の悪さ、携帯に際しての不便等の欠点が改善され、使用法が簡単であり、皮膚洗浄料の無駄もなく、使用感触及び使用勝手のよい、携帯に便利な皮膚洗浄料泡立て具であり、しかも使い捨てとして使用できるので衛生的である。上記本発明に係る皮膚洗浄料泡立て具は、顔や体等の肌に対して皮膚洗浄料の泡洗浄機能を十分に発揮することのでき、容器に内包された皮膚洗浄料が皮膚洗浄料泡立て具の外部へ透過するのを抑止する等使用しないときの保存安定性に優れる。
本発明は、少なくとも一部にスポンジ構造を有する板状物内に皮膚洗浄料を内包した容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具であって、前記容器が、外力をかけることによって内包した皮膚洗浄料を容器から吐出させる機能を有していることを特徴とする皮膚洗浄料泡立て具である。
以下、本発明の実施の形態を実施例として示した図面に基いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。まず、一つの実施の形態(実施の形態1)について説明する。実施の形態1の特徴は、板状物を2つの板状物の積層体で構成した点にある。
図1は、実施の形態1の一例である皮膚洗浄料泡立て具の形状を示す、一部を切り欠いた斜視図である。図2は、図1の皮膚洗浄料泡立て具のA−A線断面の模式図である。
実施の形態1に係る図1(図2)の皮膚洗浄料泡立て具11は平面が略四辺形の形状を有し、2つのスポンジ構造を有する板状物21が積層体を形成し、該積層体の前記2つの板状物21の間に、皮膚洗浄料30(図1では示されていない。)を密封状態で内包した袋状容器41が収納されている。
スポンジ構造を有する板状物21は多孔質体であり、例えば、皮膚洗浄料泡立て具11を水またはぬるま湯で湿らし、手のひらでもむことにより、皮膚洗浄料30が泡となって外部へ出る程度の水(水溶液)透過性と高弾性を備えたものである。多孔質体の気孔の大きさとしては、一般的に、平均直径が約30〜2000μm程度のものであることが好ましい。ここで、直径とは、気孔の断面の形状が円の場合は、その円の直径を意味しているが、円以外の形状の場合は、この面積と同等の面積を持つ仮想円の直径のことを意味している。また、気孔の密度は約100〜40000個/cm程度であるのが好ましい。
また、スポンジ構造を有する板状物21を構成する素材としては、濡れ性がよく、連続気泡構造であることが好ましく、従来公知のものを用いることができる。具体的な例としては、ヘチマ等の植物繊維、綿等の天然繊維、天然ゴム、NBR、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリアミド(ナイロン)、等の合成材料等が挙げられる。
2つの板状物21を積層する方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、ヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤、圧着等により2つの板状物21を固着して形成させる。
前記2つのスポンジ構造を有する板状物21の間には、皮膚洗浄料30を密封状態で内包した袋状容器41が収納されている。収納する方法は特に限定されず、一般的な方法が用いられる。
前記皮膚洗浄料30としては、固形、半固形、液体のいずれの状態の皮膚洗浄料であっても構わず、従来から公知のパウダー状、半固形状、液状、錠剤等の皮膚洗浄料を用いることができる。本発明においては、内包される皮膚洗浄料物性が外力に対し反発力が小さく、外力をかけると容器が変形して破壊しやすい点で、液状、半固形状の皮膚洗浄料が好ましい。中でも、従来から液状の皮膚洗浄料を使用する場合、(1)洗浄料の粘度が製品毎に違うため、吐出した際に力の加減がわからず、勢いよく出し過ぎる。特に、チューブ容器、ポンプ式容器の場合顕著である。(2)スポンジにどんどん吸い込まれていくため、吐出した量がわかりにくい(適量使用ができにくい)。(3)スポンジを透過あるいは、表面をつたい垂れる(ロスの発生)。といった不具合があり、それらに対して、(1)スポンジへ塗布する必要がない為、吐出し過ぎたり、勢いよく飛ばしたりすることはない。(2)適量が内包されている為、使用量は明確。(3)洗浄料が内包されている為、表面をつたい落ちることはなく、透過に関してはスポンジシートの対面に不透過シートを用いることで、洗浄料の保持機能が優れた仕様が考えられる。等、改良することができるので、本発明においては効果が顕著に発揮される液状皮膚洗浄料を用いることが効果的である。
前記皮膚洗浄料30として、具体的には、例えば、顔や体を洗浄する洗顔料、ボディーソープ、シャンプー、足洗浄用ソープ等の各種洗浄料が挙げられるが、泡をたてることが特に重要である洗顔料が好ましく用いられる。
次に、前記袋状容器41の詳細(斜視図)を図3に示したが、該袋状容器41は、いわゆる袋物であり、ラミネートフィルムを2つ折りにして、三方をシールして密封されている。前記三方中二方は強シール部411、一方は弱シール部412となっている。使用に際して例えば皮膚洗浄料泡立て具11を手で握ることにより、容器の弱シール部のシールが剥がれ密封状態から開封され、内包された皮膚洗浄料30が吐出する。吐出した皮膚洗浄料30は板状物21と接触して、水によって泡立てられる。
本発明における容器は、皮膚洗浄料を内包するもので、皮膚洗浄料泡立て具を使用する前の保管時において、皮膚洗浄料が容器外に出ないように保持し、次いで使用時に、容器に外力をかけることにより内包した皮膚洗浄料を容器から吐出させる機能を有するものであれば特に限定されない。外力としては、特に限定されないが、使用態様を考えればもむ、押す、折る、握る等の人的な力が好ましい。
前記袋状容器41は、容器の一部に弱溶着部を設けたものであり、外力をかけると弱溶着部が剥がれ、開封され、破壊する。前記弱溶着部構造としては前記袋状容器41におけるような弱シール等が挙げられる。
他の外力をかけることによって内包した皮膚洗浄料を容器から吐出させる機能を有している容器としては、前記袋状容器41以外に、例えば、外力により破壊する部分を設けたブリスター容器、容器の一部に切り込みを設けた容器、外力によりつぶれて破壊するソフトカプセル容器等が挙げられる。
前記外力により破壊する部分を設けたブリスター容器は、ブリスター容器の一部が破壊するもので、例えば図4に示したものが挙げられる。
図4において、ブリスター容器42はPET製のブリスター容器部421がアルミシール422でシールされ密封状態になっている。使用に際して例えば皮膚洗浄料泡立て具を強く握ることにより、アルミシール422が破れ、内包された皮膚洗浄料が吐出する。なお、ブリスター容器部としてはPP製を用いることもできる。
また、前記容器の一部に切り込みを設けた容器は、外力をかけると切り込みが切れ、破壊するもので、前記切り込み構造としては、容器の厚み方向に一部を残して切り込みを入れるものが挙げられ、切り込みの形は直線、曲線、模様状等いずれであっても構わない。例えば、容器の一部全周囲に渡って溝を掘った、水に不溶なハードカプセルからなる容器が挙げられる。このハードカプセル容器は、容器を折ることで溝の部分で破壊する。使用に際して例えば皮膚洗浄料泡立て具を強く握ることにより、容器の溝で折られ破壊し、内包された皮膚洗浄料が吐出する。
その他、前記外力によりつぶれて破壊するソフトカプセル容器は、水に不溶なソフトカプセルからなる容器であり、使用に際して例えば皮膚洗浄料泡立て具を強く握ることにより、前記ソフトカプセル容器破壊し、内包された皮膚洗浄料が吐出する。
本発明における容器を構成する素材としては、特に限定されず、従来公知のものが用いられ、例えば、天然、合成材料等が使用できる。材料の具体的な例としては、疎水性ポリマーとして、例えば絹、木材パルプ、綿等のセルロース等の天然材料、レーヨン、アセテート、アクリル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリアミド(ナイロン)、セルロースエステル等の合成材料等が挙げられる。また、親水性ポリマーとして、プルラン、ゼラチン、デンプン等の天然水溶性高分子、セルロース、可溶性デンプン等の半合成水溶性高分子、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等合成水溶性高分子等の水溶性材料等が挙げられる。
本発明においては、前記容器として疎水性ポリマーで形成された容器が好ましい。容器の材質としては、泡立てる際に握る、揉む等の動作を行った際に、痛くない、怪我をしない、不快感がない程度の硬さを有する素材が好ましい。なお、容器が水溶性材料で形成されたものの場合は、皮膚洗浄料30は粉末状等水を含まないものが用いられる。
容器の形態としては、皮膚洗浄料30を包み込めればどのような形態をしていても構わないが、袋状容器41のような袋物であることが使用性の点で好ましい。
前記図1においては、板状物がスポンジ構造を有する2つの板状物の積層体からなるものであるが、本発明においては前記2つの板状物の両方がスポンジ構造を有する必要はなく、一方のみで構わない。スポンジ構造を有する板状物以外の他の一方の板状物としては特に限定されないが、例えば、シート、織布等が挙げられる。これらの板状物は軟質のものが好ましい。
本発明においては、前記スポンジ構造を有する板状物以外の他の一方の板状物は、機能を有する機能性の板状物とすることができる。
前記機能性板状物の機能としては、例えば保水機能、マッサージ機能、洗浄機能、角質除去機能等が挙げられる。機能性板状物の具体例としては、洗浄用パフ、角質除去シート、マッサージシート、あかすりシート等が挙げられる。
図5は、機能性板状物を用いた場合の皮膚洗浄料泡立て具の形状を示す、一部を切り欠いた斜視図である。図6は、図5の皮膚洗浄料泡立て具のA−A線断面の模式図である。
図5(図6)に係る皮膚洗浄料泡立て具13は、マッサージシートからなる機能性板状物23とスポンジ構造を有する板状物22が積層体を形成し、該積層体からなる前記2つの板状物の間に、皮膚洗浄料30(図6では示されていない。)を密封状態で内包した袋状容器41が収納されている。なお、機能性板状物23以外の構成については、前記図1(図2)に係る2つともスポンジ構造を有する積層体を用いる場合について述べたものと同様、または準じるものである。
本発明においては、機能性板状物を用いることにより、皮膚洗浄料泡立て具に、泡立て具が有する本来の機能に加えて別種の機能を付加することができ、いわゆる多機能泡立て具として重用される。例えば、機能性板状物の素材選択により最適な泡を作るための強度調整が可能となり、これによりスポンジ構造を有する板状物の素材選択の自由度が大きくなる。また、機能性板状物に保水性素材を用いることで、保水効果を高めることが可能であり、内包された皮膚洗浄料に対して適量の水を保持することができる。例えば、連続発泡タイプの目の粗いスポンジ及び植物繊維(ヘチマ等)は泡立ての能力は大きいが水に濡らしたときに水を保持する能力が小さく、これらに対して特に有効である。
本発明における皮膚洗浄料泡立て具は、実施の形態2として、スポンジ構造を有する板状物内に皮膚洗浄料を内包した容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具であって、前記容器が、外力をかけることによって内包した皮膚洗浄料を容器から吐出させる機能を有していることを特徴とする皮膚洗浄料泡立て具の形態をとることができる。実施の形態2の特徴は、板状物をスポンジ構造を有する単一の板状物で構成した点にある。
図7は、実施の形態2の一例である皮膚洗浄料泡立て具の形状を示す、一部を切り欠いた斜視図である。図8は、図7の皮膚洗浄料泡立て具のA−A線断面の模式図である。
実施の形態2に係る図7(図8)の皮膚洗浄料泡立て具12は平面が略四辺形の形状を有し、単一のスポンジ構造を有する板状物24内に、皮膚洗浄料30(図7では示されていない。)を密封状態で内包した袋状容器41が収納されている。
前記皮膚洗浄料泡立て具12における、皮膚洗浄料泡立て具12の形状、スポンジ構造を有する板状物、皮膚洗浄料、容器等についての構成は全て前記実施の形態1に係る皮膚洗浄料泡立て具11と同様、または準じるものである。
本発明において、板状物の形状は、前記各実施の形態においては四辺形とする形状であるが、形状は、特に限定されることなく、いかなる形状であっても構わず、例えば四辺形の他に、円形、ハート型等を取り得る。
また、本発明において、機能性板状物は、前記本発明に係る構成とは別に設けても構わない。
また、本発明における皮膚洗浄料泡立て具は、少なくとも一部にスポンジ構造を有する板状物と、該板状物に収納される皮膚洗浄料が内包された本発明に係る容器とを別体とし、必要なときに前記板状物内に前記容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具を形成させてもよく、これらの別体物及び別体物のセットも本発明の範ちゅうに含まれる。前記別体物又は別体物のセットの使用態様としては、例えば、前記板状物内に前記容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具を使用した後に、新しい本発明に係る容器を再度セットして使用することもできる。これらの実施態様の場合、前記板状物には本発明に係る容器を出し入れする開口部を設け、開口部をマジックテープ(登録商標)等で止めるようにすることが好都合である。また、前記容器は、レフィルとして機能することも可能であり、例えば、少なくとも一部にスポンジ構造を有する板状物の一部を開口し必要なときに皮膚洗浄料が内包された本発明に係る容器を開口部より挿入し使用することも可能である。
本発明に係る皮膚洗浄料泡立て具の大きさは任意であるが、立方体、直方体等の立体四辺形の場合、一般的には、使い勝手の点から一辺が40〜150mm程度、厚さが10〜50mm程度が好ましく用いられる。
本発明における皮膚洗浄料泡立て具の製造方法は特に限定されるものではないが、例えば、実施の形態1のような2つの板状物を用いた皮膚洗浄料泡立て具の場合は、板状物の上に皮膚洗浄料を内包した容器をのせ、さらにその上に別の板状物を重ねてのせ、上記容器を挟み込み、次いで前記2つの板状物をパックして積層する。なお、容器へ皮膚洗浄料を内包する方法は、特に限定されず、常法で行われる。また、2つの板状物を積層する方法は前記のとおりである。
また、実施の形態2のような1つの板状物を用いた皮膚洗浄料泡立て具の場合は、スポンジ構造を有する板状物の側面に、板状物の平面に並行して切り込みを入れ、該切り込みに皮膚洗浄料を密封状態で内包した容器を収納し、次いで前記板状物をパックして製造される。なお、容器へ皮膚洗浄料を内包する方法は、特に限定されず、常法で行われる。また、板状物のパックの方法は前記2つの板状物を積層する方法に準じて行われる。
本発明に係る皮膚洗浄料泡立て具は、例えば、袋に収納して保管される。また、皮膚洗浄料泡立て具の使用に当たって、その使用方法は任意であるが、例えば皮膚洗浄料泡立て具を水またはぬるま湯で湿らし、手のひらでもむことにより、泡を作り、できた泡をすくい取って使用する。または、洗浄部位をマッサージをするかのごとく用い洗浄して使用する。
本発明に係る皮膚洗浄料泡立て具は、例えば、保水機能を有する機能性板状物に水を含ませる等皮膚洗浄料泡立て具中に水を存在させれば、皮膚洗浄料泡立て具を水またはぬるま湯で湿らすことなく、そのまま手のひらでもむ等の外力をかけることにより、泡を作ることもできる。
本発明に係る皮膚洗浄料泡立て具は使い捨てとして使用でき、衛生的である。
以下本発明に係る皮膚洗浄料泡立て具の使用例について記載する。
本発明に係る皮膚洗浄料泡立て具として、実施の形態2に係るスポンジ構造を有する板状物内に皮膚洗浄料(半固形状洗顔料)を密封状態で内包した図3に係る容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具を使用し、ランダムに選出した被験者5名により使用テストを行なった。
実施使用手順は、保管された袋より皮膚洗浄料泡立て具を取り出した後、皮膚洗浄料泡立て具を強く握り、皮膚洗浄料を容器から吐出させた後、水に濡らし、手のひらにて揉み、泡を発生させた。次いで、できた泡をすくい取って、その泡で洗顔した。
使用後は、いずれの被験者からも、(1)皮膚洗浄料泡立て具に皮膚洗浄料の漏れはなく使用に際し問題のない状態であった。(2)使用法にめんどくささがなく泡が簡単に得られる。(3)洗顔料のロスがない。(4)泡が多くボリュームがあり、均一なきめ細かい弾力のある泡であり、使用して気持ちよく、楽しく、使用感触、使用勝手のよいものである。(5)使用後は洗顔効果もよく、さっぱりして気持ちがよい。(6)持ち運び(携帯)に便利である。(7)使い捨てであるので清潔である。等の評価が得られた。
一つの実施の形態(実施の形態1)に係る皮膚洗浄料泡立て具の形状を示す、一部を切り欠いた斜視図である。 図1の皮膚洗浄料泡立て具のA−A線断面の模式図である。 容器の一態様(弱溶着部を設けた容器)を示す斜視図である。 容器の他の態様(ブリスター容器)を示す斜視図である。 機能性板状物としてマッサージシートを用いた場合の皮膚洗浄料泡立て具の形状を示す、一部を切り欠いた斜視図を示してある。 図5の皮膚洗浄料泡立て具のA−A線断面の模式図である。 一つの実施の形態(実施の形態2)に係る皮膚洗浄料泡立て具の形状を示す、一部を切り欠いた斜視図である。 図7の皮膚洗浄料泡立て具のA−A線断面の模式図である。
符号の説明
11、12、13 皮膚洗浄料泡立て具
21、22、24 スポンジ構造を有する板状物
23 機能性板状物
30 皮膚洗浄料
41 袋状容器
411 強シール部
412 弱シール部
42 ブリスター容器
421 ブリスター容器部
422 アルミシール

Claims (10)

  1. 少なくとも一部にスポンジ構造を有する板状物内に皮膚洗浄料を内包した容器が収納された皮膚洗浄料泡立て具であって、前記容器が、外力をかけることによって内包した皮膚洗浄料を容器から吐出させる機能を有していることを特徴とする皮膚洗浄料泡立て具。
  2. 容器が、容器に外力をかけると溶着が剥がれて容器を開封状態にする弱溶着部を設けた容器である請求項1記載の皮膚洗浄料泡立て具。
  3. 容器が、袋物である請求項1又は2記載の皮膚洗浄料泡立て具。
  4. 板状物が、少なくとも一方がスポンジ構造を有する2つの板状物の積層体である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の皮膚洗浄料泡立て具。
  5. 一方の板状物が機能性板状物である請求項4記載の皮膚洗浄料泡立て具。
  6. 機能性板状物が保水機能、マッサージ機能、洗浄機能又は角質除去機能を有する板状物である請求項5記載の皮膚洗浄料泡立て具。
  7. 板状物が、スポンジ構造を有する2つの板状物の積層体である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の皮膚洗浄料泡立て具。
  8. 板状物が、スポンジ構造を有する板状物である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の皮膚洗浄料泡立て具。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の皮膚洗浄料泡立て具を形成するための、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の板状物と請求項1乃至8のいずれか一項に記載の容器とからなるセット。
  10. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の皮膚洗浄料泡立て具を形成するための、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の容器。
JP2005345201A 2005-11-30 2005-11-30 皮膚洗浄料泡立て具 Pending JP2007144022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345201A JP2007144022A (ja) 2005-11-30 2005-11-30 皮膚洗浄料泡立て具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005345201A JP2007144022A (ja) 2005-11-30 2005-11-30 皮膚洗浄料泡立て具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007144022A true JP2007144022A (ja) 2007-06-14

Family

ID=38206133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005345201A Pending JP2007144022A (ja) 2005-11-30 2005-11-30 皮膚洗浄料泡立て具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007144022A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0370534U (ja) * 1989-11-14 1991-07-16
JPH05294350A (ja) * 1992-04-10 1993-11-09 Toyo Bussan Kk 使い捨て容器
JP2003275127A (ja) * 2002-03-22 2003-09-30 Kyoto Silk Kk 自動発泡性垢すり

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0370534U (ja) * 1989-11-14 1991-07-16
JPH05294350A (ja) * 1992-04-10 1993-11-09 Toyo Bussan Kk 使い捨て容器
JP2003275127A (ja) * 2002-03-22 2003-09-30 Kyoto Silk Kk 自動発泡性垢すり

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4001577B2 (ja) 物質を対象表面上に供給するためのキット
AU784577B2 (en) Dispensing article
ES2276700T3 (es) Aplicador semi-encerrado para distribuir una sustancia sobre una superficie objetivo.
RU2432307C2 (ru) Устройство, активируемое при помощи оттягиваемого язычка
JP5660398B2 (ja) 縁部が柔らかなパッド
US20140004227A1 (en) Flexible Pouch
KR20150004868A (ko) 구강관리 키트
US3704072A (en) Implements (iii)
JP4582644B2 (ja) 注液含浸包装体
US20120000001A1 (en) Hand utility interface
AU779382B2 (en) A portable disposable personal article containing a product for body care
KR101268069B1 (ko) 자가로 발포된 거품이 잘 배출되고, 피부자극이 최소화된 티백 타입의 클렌징 패드
JP2007144022A (ja) 皮膚洗浄料泡立て具
JP5388207B2 (ja) 洗浄用具
JP2007144020A (ja) 皮膚洗浄料泡立て具
JP6189108B2 (ja) 起泡具
CN212729628U (zh) 一次性消毒杀菌布巾
KR200470171Y1 (ko) 바디샤워용 스폰지 포장체
JP3690194B2 (ja) 身体清浄用シート
US20060240081A1 (en) Pack-a-poof
US20200405038A1 (en) Unit Dose Foam Applicator
JP6227285B2 (ja) 起泡具
JP2003061855A (ja) 洗顔用泡立て具
KR20020076230A (ko) 대상 표면에 물질을 분배하기 위한 온도 변화 요소를 갖는어플리케이터
JP3100286U (ja) 積層タイプ・クリーニング用品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Effective date: 20111227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120814