JP2007143856A - ゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲームの進行状況に応じた演出効果によってゲームの面白みを高めることができるゲーム装置を提供する。
【解決手段】ゲーム装置には、複数の遊技物を蓄えておく備蓄部と、備蓄部から上方へと複数の遊技物mを搬送する搬送機構と、搬送機構によって搬送されてきた複数の遊技物を貯留し、その後、正面側およびその反対側のいずれか一方に傾き、正面側に傾くと、貯留状態にある遊技物を払い出す可動バケット35と、可動バケット35が正面側の反対側に傾くと、この可動バケット35における遊技物mを回収して備蓄部へと戻す回収機構36とが備えられている。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、たとえば遊技物としてのメダルを払い出すことができるゲーム装置に関する。
従来のメダルゲーム装置としては、たとえば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示されたメダルゲーム装置は、固定板上ないしはプッシャー上に遊技者が1枚ずつメダルを投入するための機構を備え、さらには、コンピュータゲームを表示するための液晶ディスプレイや、そのコンピュータゲームのゲーム結果に応じてメダルを特別に払い出すための機構を備えている。具体的に、メダルを特別に払い出すための機構としては、固定板などの上方に大鍋(メダル貯留部)を持つキャラクタロボットが設置されており、大鍋には、多数のメダルが貯留可能となっている。コンピュータゲームで当たりが出ると、キャラクタロボットが動作することで大鍋を傾け、これにより大鍋に貯留された多数のメダルが固定板上ないしはプッシャー上に払い出される。このようなメダルの特別な払い出しを行うために、大鍋には、遊技者によるメダル投入数量の一定割合に相当するメダルが自動的に追加されるようになっている。
特開2004−298400号公報
しかしながら、上記従来のメダルゲーム装置では、ゲーム結果として当たりが出ても、あらかじめ大鍋に貯留された多数のメダルが固定板上ないしはプッシャー上に払い出されるだけであり、ゲームで当たりが出るまでの演出効果としては乏しい感が否めない。
また、ゲーム結果としてはずれが出ても、大鍋に貯留されたメダルがそのまま維持されるだけなので、ゲームの演出としては単調にならざるを得ず、このような点でゲームの面白みが高まるように工夫を施す余地があった。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ゲームの進行状況に応じた演出効果によってゲームの面白みを高めることができるゲーム装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明の第1の側面によって提供されるゲーム装置は、所定のゲーム条件に基づいて遊技物を払い出すゲーム装置であって、複数の遊技物を蓄えておく備蓄部と、上記備蓄部から上方へと複数の遊技物を搬送する搬送機構と、上記搬送機構によって搬送されてきた複数の遊技物を貯留し、その後、正面側およびその反対側のいずれか一方に傾き、正面側に傾くと、貯留状態にある遊技物を払い出す可動バケットと、上記可動バケットが正面側の反対側に傾くと、この可動バケットにおける遊技物を回収して上記備蓄部へと戻す回収機構と、を備えていることを特徴としている。
本願発明の第2の側面によって提供されるゲーム装置は、固定板と、この固定板上で往復移動するプッシャーとを正面に備え、上記プッシャーが上記固定板上に堆積した遊技物を押し出し、それに応じて上記固定板の端縁から落下した遊技物を払い出すゲーム装置であって、上記固定板上または上記プッシャー上に複数の遊技物をまとめて払い出し可能な遊技物払い出し手段を備え、上記遊技物払い出し手段は、複数の遊技物を蓄えておく備蓄部と、上記備蓄部から上方へと複数の遊技物を搬送する搬送機構と、上記搬送機構によって搬送されてきた複数の遊技物を貯留し、その後、正面側およびその反対側のいずれか一方に傾き、正面側に傾くと、貯留状態にある遊技物を上記固定板上または上記プッシャー上に払い出す可動バケットと、上記可動バケットが正面側の反対側に傾くと、この可動バケットにおける遊技物を回収して上記備蓄部へと戻す回収機構と、を有して構成されていることを特徴としている。
好ましい実施の形態としては、コンピュータゲームを行うための表示手段と、このコンピュータゲームを制御するための制御手段とを備え、上記制御手段は、上記コンピュータゲームを開始する際、上記搬送機構を動作させて上記可動バケットに複数の遊技物を一旦貯留させ、その後、上記コンピュータゲームで所定のゲーム結果が出ると、上記可動バケットを正面側またはその反対側に傾かせる。
他の好ましい実施の形態としては、上記制御手段は、上記コンピュータゲームで所定のゲーム結果が出た後、引き続きコンピュータゲームが続行される場合、上記可動バケットに複数の遊技物を貯留させた状態のまま上記搬送機構を動作させ、この可動バケットにおける遊技物の貯留数を増大させる一方、最終的に所定のゲーム結果がでると、それまでに貯留された遊技物をまとめて払い出しあるいは回収するように上記可動バケットを正面側またはその反対側に傾かせる。
このような構成によれば、たとえばコンピュータゲームが始められる段階で可動バケットに遊技物としてのメダルを一旦貯留させた状態とすることができる。また、コンピュータゲームによるゲーム結果として当たりが出るごとに、メダルを繰り返し払い出すことができ、その逆にゲーム結果としてはずれの場合には、可動バケットに一旦貯留されたメダルを回収することができ、再びコンピュータゲームを開始する際には、新たにメダルを可動バケットに貯留させることができる。そのため、ゲーム結果として当たりあるいは外れが出た場合だけでなく、ゲーム結果が出る前の段階においても、ゲームの演出効果を感じ取らせることができ、ひいてはゲームの面白みを高めることができる。
本願発明の第3の側面によって提供されるゲーム装置は、所定のゲーム条件に基づいて遊技物を払い出すゲーム装置であって、複数の遊技物を蓄えておく備蓄部と、上記備蓄部から上方へと複数の遊技物を搬送する搬送機構と、上記搬送機構によって搬送されてきた複数の遊技物を貯留し、その後、正面側に傾くと、貯留状態にある遊技物を払い出す可動バケットと、上記搬送機構と上記可動バケットとの間で遊技物の搬送状態を見せるように設けられている透明状の搬送通路と、を備えていることを特徴としている。
このような構成によれば、たとえば可動バケットに遊技物としてのメダルが貯留される状態を遊技者に対して見せることができるので、ゲームの進行状況に応じた演出効果を感じ取らせることができ、ひいてはゲームの面白みを高めることができる。
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図9は、本願発明が適用されたゲーム装置の一実施形態を示している。このゲーム装置Aは、基本的には遊技物としてのメダルmを用いたいわゆるプッシャーゲームを行うものであり、また、表示手段を用いてコンピュータゲームを行う機能も備えたものである。
図1に示すように、ゲーム装置Aは、鉛直状のゲーム盤10を備えた第1ゲーム部1と、ゲーム盤10の下部手前側に設けられた第2ゲーム部2と、ゲーム盤10の背後や上部の空間に設けられたメダル払い出し機構3とを筐体内部に有し、複数の遊技者が同時にゲームを行うことができるように構成されている。ゲーム装置Aの筐体外部には、遊技者がメダルmを投入するためのメダル投入口(図示略)や操作スイッチ40などが設けられた操作部4、さらにはメダル払い出し口5が外周に沿って等間隔に設けられている。
図2に示すように、第1ゲーム部1におけるゲーム盤10は、手前側の透明なボード(図示略)と奥側の基板10aとを重ね合わせた構造からなり、これらの間には、メダルmの落下を不規則に変化させるピン(図示略)、メダルmの投入方向を変化させるワイパー11、コンピュータゲームの画面を表示する液晶ディスプレイ12、および複数の盤面チャッカ13が設けられている。第2ゲーム部2は、固定板20、この固定板20上において前後に往復移動するプッシャー21、左右のメダル回収口22、固定板20の前端縁20Aに沿って横並び状に設置された複数のドットマトリクス表示器23、および各ドットマトリクス表示器23と対応する位置に設置された複数のプッシャー前チャッカ24とを有して構成されている。特に図示しないが、第2ゲーム部2には、小当たりに応じて所定数のメダルを固定板20上などに払い出すための小当たりメダル払い出し機構も設けられている。
図4〜7に示すように、メダル払い出し機構3は、多数のメダルmを蓄えておくためにゲーム盤10の背後に設置された備蓄部30、備蓄部30のメダルmを送り出すメダルホッパー31、メダルホッパー31によって送り出されたメダルmをゲーム盤10の背後から上方へと導く搬送ガイド32、搬送ガイド32を介して送られてきたメダルmを受け取るように筐体中央部の上方に配置された透明なボウル33、ボウル33の開口底部(図示略)からゲーム盤10の上方へとメダルmを導く透明な傾斜状の搬送通路34、搬送通路34を介して送られてきたメダルmをゲーム盤10の上部で一旦貯留し、その後、手前側に傾いてメダルmを払い出したり、あるいはその反対側となる奥側に傾いてメダルmを回収させる可動バケット35、および可動バケット35のメダルmを備蓄部30へと導く回収ガイド36を有して構成されている。上記ボウル33と搬送通路34は、キャラクタ人形37と一体になって鉛直軸周りに回転するように構成されており、搬送通路34の出口やキャラクタ人形37(図1参照)は、各操作部4に向けて正面を向くようになっている。可動バケット35は、少なくとも一側面が透明である。そのため、遊技者は、可動バケット35の内部にあるメダルの数量を大まかに把握することができるようになっており、これにより演出効果が高められる。
特に図示しないが、遊技者によって投入されたメダルは、メダル払い出し機構3とは別に設けられたメダルホッパーや搬送ガイドを介してワイパー11へと送り出されるように構成されており、ゲーム盤10には、投入数に応じたメダルが連続的あるいは1つずつワイパー11から投入されるようになっている。上記第1ゲーム部1ならびに第2ゲーム部2の固定板20やプッシャー21については、既知のものと同様の構成からなるため、これらについては詳細な説明を省略する。
図2および図3によく示すように、ドットマトリクス表示器23は、文字やシンボルマークなどの画像(以下、「標的情報」と称する)を個々に表示するように構成されており、固定板20の前端縁20Aの直下にステー23Aを介して横並び状に設置されている。プッシャー前チャッカ24は、プッシャー21によって手前に押し出されることで固定板20の前端縁20Aから落下したメダルmの通過を検知するものである。各プッシャー前チャッカ24は、メダルmが上下に通り抜け可能な筒状部材24Aと、筒状部材24Aの内部においてメダルmの通過を検知する、たとえばフォトインタラプタといった一対のプッシャー前チャッカセンサ24Bとを有して構成されている。このようなプッシャー前チャッカ24は、ドットマトリクス表示器23と個々に対応する位置にあり、ドットマトリクス表示器23の手前下方にステー24Cを介して横並び状に設置されている。固定板20の前端縁20Aから落下したメダルmは、概ね同位置にある筒状部材24Aを通り抜け、その後、メダル払い出し口5へと導かれて遊技者に払い出される。なお、本実施形態では、固定板20の前端縁20Aから落下したメダルmが不可避的に筒状部材24Aを通り抜けるが、たとえば固定板の左右両端部といった前端縁の一部には、ドットマトリクス表示器やプッシャー前チャッカを配置することなく、その位置で落下したメダルをそのままメダル払い出し口5へと導くようにしてもよい。
図4〜7によく示すように、メダル払い出し機構3においては、メダルホッパー31が動作を開始すると、備蓄部30のメダルmが搬送ガイド32を介してボウル33へと送り出され、このメダルホッパー31の動作が停止するまで多数のメダルmがボウル33に投入される。投入されたメダルmは、ボウル33によって受け取られた後に搬送通路34を介して可動バケット35へと流れ落ちていく。可動バケット35は、ゲーム盤10の背後に設けられた左右一対のフレーム35Aに回転可能に支持されている。このような可動バケット35は、プーリ・ベルト機構35Bによってメダルmを貯留可能なホームポジション停止位置から手前側に傾いた姿勢となる回転停止位置あるいは奥側に傾いた姿勢となる回転停止位置まで回転させられる。一方のフレーム35Aの外側面には、可動バケット35のホームポジション停止位置を検知する第1回転センサ35C、手前側の回転停止位置を検知する第2回転センサ35D、および奥側の回転停止位置を検知する第3回転センサ35Eが設けられている。
図4に示すように、可動バケット35がホームポジション停止位置にある状態(メダルmを貯留可能な状態)でボウル33に多数のメダルmが投入されると、これらのメダルmが搬送通路34を介して可動バケット35へと流れ落ちていく。このとき、可動バケット35においては、搬送されてきたメダルmが一旦貯留させられるとともに、メダルmの搬送状態や貯留状態が見えることで演出効果が高まり、可動バケット35に多くのメダルmが貯留させられるほど、多数のメダルmの払い出しが期待される。
可動バケット35にメダルmが貯留された後、図6に示すように可動バケット35が手前側の回転停止位置まで傾くと、ゲーム盤10の前方にある固定板20上やプッシャー21上に可動バケット35のメダルmが払い出される。このとき、可動バケット35から落下するメダルmに勢いがあるため、多くのメダルmが固定板20の前端縁20Aを越えて落下する。これにより、遊技者は、多数のメダルmの払い出しを受けることができる。一方、図7に示すように、可動バケット35が奥側の回転停止位置まで傾くと、ゲーム盤10の背面側にある回収ガイド36にメダルmが投入され、これらのメダルmは、備蓄部30に再び戻される。
図8に電気的な構成を示すように、ゲーム装置Aは、装置全体の動作を制御するマイクロコンピュータ90を備えており、このマイクロコンピュータ90には、メダル投入機構91、ワイパー機構92、プッシャー機構93、メダルホッパー31、プーリ・ベルト機構35B、第1ないし第3回転センサ35C〜35E、液晶ディスプレイ12、プッシャー前チャッカセンサ24B、およびドットマトリクス表示器23が接続されている。
次に、要点となる動作について説明する。
図2に示すように、ワイパー11は、常に揺動しており、メダルmは、一対のワイパー11の間を通ってゲーム盤10に投入される。投入されたメダルmは、ピンに当たることで不規則に方向を変化させながらプッシャー21上あるいは固定板20上に落下する。メダルmが盤面チャッカ13を通過すると、たとえば液晶ディスプレイ12における所定のコンピュータゲームで小当たりが生じた状態となり、それに応じて所定枚数のメダルmが小当たりメダル払い出し機構によって固定板20上やプッシャー21上に払い出される。
プッシャー21上においては、多くのメダルmが堆積するほど固定板20にメダルmが落ちやすくなる。固定板20に落ちたメダルmは、プッシャー21によって押し出されることで前方に移動し、すでに固定板20上に堆積しているメダルmを前方に押す。これにより、固定板20の前端縁20Aからメダルmが落下する。このとき、各ドットマトリクス表示器23においては、図9の(A)に示すに、各種の標的情報が停止した状態で表示されている。また、図2および図3に示すように、固定板20の前端縁20Aにおいては、メダルmが少しずつ手前に押されることで落下直前の状態にあり、そのようなメダルmが最も落ち易いであろうことが一見してわかる。
上記前端縁20Aから落下したメダルmがプッシャー前チャッカセンサ24Bによって検知されると、図9の(B)に示すように、同位置にあるドットマトリクス表示器23において標的情報が変動表示され、ドットマトリクス表示器23を用いたミニゲームが開始される。このようなミニゲームにおいて、標的情報の変動表示開始から所定時間が経過すると、変動表示されていた標的情報が停止させられ、標的情報の絵柄が決定する。そして、図9の(C)に示すように、たとえば同一の絵柄からなる3つ以上の標的情報(同図では「7」の絵柄)が並んだ状態になると、液晶ディスプレイ12で所定のコンピュータゲームが開始される。
コンピュータゲームの開始時には、そのゲームが行われる操作部4に対して搬送通路34の出口が向けられ、その後、メダルホッパー31の動作が開始させられる。これにより、可動バケット35には、ボウル33や搬送通路34を介して多数のメダルmが供給されることで貯留される。遊技者は、メダルmが貯留される様子を見ることができるため、ゲームを始めるのに先だって期待感が高められる。このとき、同一の絵柄からなる標的情報が並んだ状態としては、3つ並んだ状態、4つ並んだ状態、5つ並んだ状態の3通りあり、並んだ数が多くなるほど可動バケット35に供給するメダルmの数を多くするようにしてもよい。
液晶ディスプレイ12の画面上で行われるコンピュータゲームは、最終的なゲーム結果として当たりかはずれが出るタイプであればよい。たとえば、双六ゲーム、レーシングゲーム、ルーレットゲームや対戦型ゲームが適用可能である。コンピュータゲームにおいて当たりが出ると、多数のメダルmを貯留した可動バケット35が手前側の回転停止位置まで傾けられる。これにより、可動バケット35のメダルmがプッシャー21上や固定板20上に払い出され、さらに固定板20上からも多くのメダルmが落下する。そのため、遊技者は、メダル払い出し口5から多くのメダルmを受け取ることができる。
一方、コンピュータゲームにおいてはずれが出ると、多数のメダルmを貯留した可動バケット35が奥側の回転停止位置まで傾けられる。これにより、可動バケット35のメダルmが回収ガイド36を介して備蓄部30に戻される。すなわち、可動バケット35に供給されたメダルmであっても所定の確率で備蓄部30に戻される。
なお、コンピュータゲームにおいて当たりが出ても、遊技者の選択によってさらにメダルmの払い出し数が多くなるチャレンジゲームに進めるようにしてもよい。このチャレンジゲームにおいては、すでに多数のメダルmを貯留した状態の可動バケット35に対してさらに追加的にメダルmが供給される。これにより、より多くのメダルmが可動バケット35に貯留されることとなり、遊技者は、より一層多くのメダルの払い出しを受けるであろう期待感を持つことができる。
したがって、本実施形態のゲーム装置Aによれば、液晶ディスプレイ12を用いたコンピュータゲームやドットマトリクス表示器23を用いたミニゲームに多様な変化をもたらすことができ、ゲーム結果として当たりが出ればでるほど、可動バケット35に多くのメダルmが貯留させられるので、ゲームに対する期待感を持たせて面白みを高めることができる。
また、コンピュータゲームのゲーム結果として当たりが出るごとに、メダルmを繰り返し払い出すことができ、その逆にゲーム結果としてはずれの場合には、可動バケット35に一旦貯留されたメダルmが回収されるので、ゲーム結果の当たりはずれに応じて自動的に払い出しあるいは回収動作を行うことができる。
さらに、コンピュータゲームを始めるごとに可動バケット35にメダルmが供給され、そのメダルmが供給される様子が遊技者に対して効果的に見せられるので、ゲームの演出効果を感じ取らせることができ、ひいてはゲームの面白みを高めることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
たとえば、ドットマトリクス表示器を用いたミニゲームと、液晶ディスプレイを用いたコンピュータゲームとをそれぞれ独立して実行するように構成し、ミニゲームで所定数の同一絵柄からなる標的情報が並んだ状態になるだけで、可動バケットのメダルをまとめて払い出すようにしてもよい。
また、最初に液晶ディスプレイを用いたコンピュータゲームを行い、このコンピュータゲームのゲーム結果として当たりが出ると、ミニゲームに移行するとともに、その際に可動バケットにメダルを供給するようにし、その後、ミニゲームで所定数の同一絵柄からなる標的情報が並んだ状態になると、可動バケットのメダルをまとめて払い出すようにしてもよい。
ドットマトリクス表示器としては、プッシャー前チャッカセンサのそれぞれと対応する位置に標的情報を可変表示可能であれば、たとえば一体的な横長状のものでもよい。
コンピュータゲームの種類としては、たとえば双六ゲーム、レーシングゲーム、ルーレットゲームや対戦型ゲームを適用してもよい。
上記実施形態では、遊技物としてメダルを用いているが、たとえば駄菓子などの景品を遊技物として用いたゲーム装置でもよい。
本願発明に係るゲーム装置の一実施形態を示す全体斜視図である。 図1に示すゲーム装置の要部正面斜視図である。 図1に示すゲーム装置の要部断面図である。 図1に示すゲーム装置の要部側面図である。 図1に示すゲーム装置の一部構成要素を示す斜視図である。 図1に示すゲーム装置の要部側面図である。 図1に示すゲーム装置の要部側面図である。 図1に示すゲーム装置の電気的構成を示すブロック図である。 図1に示すゲーム装置のゲーム内容を説明するための説明図である。
符号の説明
A ゲーム装置
m メダル(遊技物)
3 メダル払い出し機構(遊技物払い出し手段)
12 液晶ディスプレイ(ゲーム画面表示手段)
20 固定板
21 プッシャー
23 ドットマトリクス表示器(標的可変表示手段)
24B プッシャー前チャッカセンサ(遊技物検知手段)
30 備蓄部
31 メダルホッパー(搬送機構)
32 搬送ガイド(搬送機構)
33 ボウル
34 搬送通路
35 可動バケット
36 回収ガイド(回収機構)
90 マイクロコンピュータ(制御手段)
91 メダル投入機構(遊技物投入機構)

Claims (5)

  1. 所定のゲーム条件に基づいて遊技物を払い出すゲーム装置であって、
    複数の遊技物を蓄えておく備蓄部と、
    上記備蓄部から上方へと複数の遊技物を搬送する搬送機構と、
    上記搬送機構によって搬送されてきた複数の遊技物を貯留し、その後、正面側およびその反対側のいずれか一方に傾き、正面側に傾くと、貯留状態にある遊技物を払い出す可動バケットと、
    上記可動バケットが正面側の反対側に傾くと、この可動バケットにおける遊技物を回収して上記備蓄部へと戻す回収機構と、
    を備えていることを特徴とする、ゲーム装置。
  2. 固定板と、この固定板上で往復移動するプッシャーとを正面に備え、上記プッシャーが上記固定板上に堆積した遊技物を押し出し、それに応じて上記固定板の端縁から落下した遊技物を払い出すゲーム装置であって、
    上記固定板上または上記プッシャー上に複数の遊技物をまとめて払い出し可能な遊技物払い出し手段を備え、
    上記遊技物払い出し手段は、
    複数の遊技物を蓄えておく備蓄部と、
    上記備蓄部から上方へと複数の遊技物を搬送する搬送機構と、
    上記搬送機構によって搬送されてきた複数の遊技物を貯留し、その後、正面側およびその反対側のいずれか一方に傾き、正面側に傾くと、貯留状態にある遊技物を上記固定板上または上記プッシャー上に払い出す可動バケットと、
    上記可動バケットが正面側の反対側に傾くと、この可動バケットにおける遊技物を回収して上記備蓄部へと戻す回収機構と、
    を有して構成されていることを特徴とする、ゲーム装置。
  3. コンピュータゲームを行うための表示手段と、このコンピュータゲームを制御するための制御手段とを備え、上記制御手段は、上記コンピュータゲームを開始する際、上記搬送機構を動作させて上記可動バケットに複数の遊技物を一旦貯留させ、その後、上記コンピュータゲームで所定のゲーム結果が出ると、上記可動バケットを正面側またはその反対側に傾かせる、請求項1または2に記載のゲーム装置。
  4. 上記制御手段は、上記コンピュータゲームで所定のゲーム結果が出た後、引き続きコンピュータゲームが続行される場合、上記可動バケットに複数の遊技物を貯留させた状態のまま上記搬送機構を動作させ、この可動バケットにおける遊技物の貯留数を増大させる一方、最終的に所定のゲーム結果がでると、それまでに貯留された遊技物をまとめて払い出しあるいは回収するように上記可動バケットを正面側またはその反対側に傾かせる、請求項3に記載のゲーム装置。
  5. 所定のゲーム条件に基づいて遊技物を払い出すゲーム装置であって、
    複数の遊技物を蓄えておく備蓄部と、
    上記備蓄部から上方へと複数の遊技物を搬送する搬送機構と、
    上記搬送機構によって搬送されてきた複数の遊技物を貯留し、その後、正面側に傾くと、貯留状態にある遊技物を払い出す可動バケットと、
    上記搬送機構と上記可動バケットとの間で遊技物の搬送状態を見せるように設けられている透明状の搬送通路と、
    を備えていることを特徴とする、ゲーム装置。
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