JP2007143681A - イオントフォレーシス装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】イオントフォレーシス装置10において、作用側電極構造体20は、円環形状の第1イオン選択性膜22の内側に順次環状の薬液保持部24、第2イオン選択性膜26、電解液保持部28を積層し、且つ、中心は円形の、作用側電極30として構成し、前記第1イオン選択性膜22部分のみが露出された作用電極側絶縁部材32によってシールした構成とする。
【選択図】図1
Description
12…直流電源
13A、40A…一方の端面
20、62、82、112、142、152、162…作用側電極構造体
22、22A、62、116…第1イオン選択性膜
24、24A、114…薬液保持部
26、26A、122…第2イオン選択性膜
28、28A、124…電解液保持部
30、30A、126…作用側電極
32…作用電極側絶縁部材
34…作用側ベースシート(反対側作用シール材)
40、64、84、102、113、144、154、164…非作用側電極構造体
13B、40B…他方の端面
42、42A、64…第4イオン選択性膜
44、44A…第3電解液保持部
22A、42A…延長部
46、46A…第3イオン選択性膜
48、48A…第2電解液保持部
50、50A、104…非作用側電極
52…非作用電極側絶縁部材
54…非作用側ベースシート(反対側非作用シール材)
56…粘着剤層
86…分離シール材
88…第1環状体
90…第2環状体
92…第3環状体
106…絶縁材
120…内側ライナー
128…作用シール材
132…反対側作用シール材
156…シール材
Claims (15)
- イオントフォレーシスにより薬物イオンを投与するために使用される作用側電極構造体を有するイオントフォレーシス装置であって、
前記作用側電極構造体は、前記薬物イオンと同種の極性を持つ作用側電極と、この作用側電極に電気的に接続され、前記薬物イオンを保持する薬液保持部と、を少なくとも有してなり、且つ、前記作用側電極は、円盤状、長円盤状、多角形盤状のいずれかの形状とされ、前記薬液保持部は、前記作用側電極の径方向の外周を囲んで環状に配置され、前記作用側電極構造体は、厚さ方向一方の端面が生体への接触側とされ、この一方の端面における前記薬液保持部より内側部分が、作用電極側絶縁部材によりシールされていることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項1において、
前記薬液保持部は、前記薬物イオンと同種のイオンを選択する作用側イオン選択性膜に、前記薬物イオンを含浸させるか、該イオン選択性膜に塗布させるか、薬物イオンと微量のゲル剤との混合剤とするかのいずれかにより構成されていることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項1において、
前記作用側電極と薬液保持部との間に、作用側電極を囲むように、電解液保持部と、前記薬物イオンと同種のイオンを選択する作用側イオン選択性膜と、をこの順で設けたことを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記作用電極側絶縁部材は、前記一方の端面における、薬液保持部の内周から作用側電極までの範囲をシールする作用シール材と、前記他方の端面における薬液保持部から作用側電極までの範囲をシールする絶縁性の反対側作用シール材と、を有してなることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - イオントフォレーシスにより薬物イオンを投与するために使用される作用側電極構造体及び非作用側電極構造体と、これらの作用側電極構造体及び非作用側電極構造体に異なる極性で接続される直流電源と、を有し、
前記作用側電極構造体は、前記直流電源における、前記薬物イオンと同種の極性に接続された作用側電極と、この作用側電極に電気的に接続され、前記薬物イオンを保持する薬液保持部と、この薬液保持部の前面に配置され、前記薬物イオンと同種のイオンを選択する作用側イオン選択性膜と、を少なくとも有してなり、
前記非作用側電極構造体は、前記直流電源における、前記薬物イオンと反対の極性に接続された前記非作用側電極と、この非作用側電極に電気的に接続され、電解液を保持する電解液保持部と、この電解液保持部の前面に配置され、前記薬物イオンと反対のイオンを選択する非作用側イオン選択性膜と、を少なくとも有してなり、
前記作用側電極構造体は、前記作用側電極を中心として、これを囲むように、前記薬液保持部及び作用側イオン選択性膜を、この順で、環状に積層して構成され、且つ、前記作用側電極の中心軸線と直交する一方の端面が、生体への接触側とされ、前記薬液保持部及び作用側電極における前記一方の端面が、作用電極側絶縁部材によりシールされていることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項5において、
前記作用電極側絶縁部材は、前記一方の端面における、作用側イオン選択性膜の内周よりも内側の範囲をシールする作用シール材と、前記他方の端面における、作用側イオン選択性膜から薬液保持部及び作用側電極の範囲の他方の端面をシールする絶縁性の反対側作用シール材と、を有してなることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項5又は6において、
前記非作用側電極構造体は、前記非作用側電極を中心として、これを囲むように、前記電解液保持部及び非作用側イオン選択性膜が、この順で、環状に積層して配置され、且つ、前記非作用側電極の中心軸線と直交する一方の端面が生体への接触側とされ、前記電解液保持部及び非作用側電極における前記一方の端面が、非作用電極側絶縁部材によりシールされていることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項7において、
前記非作用電極側絶縁部材は、前記一方の端面における、電解液保持部から非作用側電極の範囲をシールする非作用シール材と、他方の端面における、非作用側イオン選択性膜から電解液保持部及び非作用側電極の範囲をシールする絶縁性の反対側非作用シール材と、を有してなることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項7又は8において、
前記一方の端面と直交する方向から見て、前記作用側電極及び非作用側電極は、絶縁性の分離シール材を介して隣接し、連結状態で、円形又は非円形の連続体形状とされ、
前記薬液保持部と電解液保持部、前記作用側イオン選択性膜と非作用側イオン選択性膜は、それぞれ分離シール材を介して隣接し連結状態で、前記作用側電極及び非作用側電極を、この順で同心状に囲む環状体を形成していることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項5又は6において、
前記非作用側電極構造体は、前記作用側イオン選択性膜を、絶縁材を介して囲む前記非作用側電極及びこれを囲むようにして、前記電解液保持部及び非作用側イオン選択性膜を、この順で環状に積層して構成され、且つ、これら非作用側電極、電解液保持部における前記一方の端面と連続する端面は、前記作用電極側絶縁部材によりシールされていることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項5乃至10のいずれかにおいて、
前記作用側電極構造体は、前記作用側電極と、この作用側電極の外周側に配置され、電解液を保持する電解液保持部と、この電解液保持部の外周側に配置され、前記薬物イオンと反対のイオンを選択的に通過させる第2イオン選択性膜と、この第2イオン選択性膜の外周側に配置された前記薬液保持部と、この薬液保持部の外周側に配置された前記作用側イオン選択性膜と、を有してなることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項11において、
前記薬液保持部、第2イオン選択性膜、電解液保持部及び作用側電極のうちいずれか隣接する2つを、前記作用側イオン選択性膜の中心軸線の方向に重ねて配置したことを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項5乃至10のいずれかにおいて、
前記非作用側電極構造体は、前記非作用側電極と、この非作用側電極の外周側に配置され、第2電解液を保持する第2電解液保持部と、この第2電解液保持部の外周側に配置され、前記薬物イオンと同種のイオンを選択的に通過させる第3イオン選択性膜と、この第3イオン選択性膜の外周側に配置された第3電解液保持部と、この第3電解液保持部の外周側に配置された前記非作用側イオン選択性膜と、を有してなることを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - 請求項13において、
前記第3電解液保持部、第3イオン選択性膜、第2電解液保持部及び非作用側電極のうち、いずれか隣接する2つを、前記非作用側イオン選択性膜の中心軸線の方向に重ねて配置したことを特徴とするイオントフォレーシス装置。 - イオントフォレーシスにより薬物イオンを投与するために使用される作用側電極構造体及びこれと対極となる非作用側電極構造体を有するイオントフォレーシス装置であって、
前記非作用側電極構造体は、前記薬物イオンと反対の極性を持つ非作用側電極と、この非作用側電極に電気的に接続され、電解液イオンを保持する電解液保持部と、を少なくとも有してなり、且つ、前記非作用側電極は、円盤状、長円盤状、多角形盤状のいずれかの形状とされ、前記電解液保持部は、前記非作用側電極の径方向の外周を囲んで環状に配置され、厚さ方向一方の端面が生体への接触側とされ、この一方の端面における前記電解液保持部より内側部分が、非作用電極側絶縁部材によりシールされていることを特徴とするイオントフォレーシス装置。
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