JP2007143428A - 受粉用の蜂の巣箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】巣箱の取扱いを簡単にし、巣箱への消毒臭の付着を避け、受粉用の蜂の健康を維持し、快適な受粉作業を実施する。
【解決手段】ミツバチ用巣箱1は、ビニールハウス2の外に設置し、ハウス2のビニール3の一部を捲り上げてダクト状通路4の先端をハウス2内に挿入してミツバチに作物の受粉を行わせるためのもので、段ボールで構成され、巣箱本体10、前面壁10aの第1の巣門11及び第1の通気口12、後面壁10bの第2の巣門21及び第2の通気口22を備えている。巣門11,21にはスライド式開閉扉13,23が備えられ、通気口12,22にはヒンジ式開閉扉14,24が備えられている。ダクト状通路4は、第1の巣門11の着脱可能で、プラスチック製の段ボール状板材で構成され、内側に傾斜した側壁に通気穴45が設けられている。消毒時には、第1の巣門11を閉じ、第2の巣門21を開き、消毒臭の付着等を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハウス栽培において受粉のために利用される蜂用の巣箱に関する。
近年、果物、野菜等のハウス栽培において、数千匹単位のミツバチを収容した巣箱をハウス内に設置し、ミツバチをハウス内に放つことで、受粉させる方法が普及しつつある(特許文献1〜3等)。
特開2005−58028号公報(0022) 特開2004−97157号公報(0021) 特開2001−161204号公報(0031)
ここで、こうしたハウス栽培においては、定期的にハウス内を消毒する必要がある。この消毒は、ミツバチに対する殺虫・殺菌効果もあることから、ハウス内に巣箱を設置したままにしておくと、巣箱の中のミツバチが死んでしまう。このため、従来は、消毒の際に、巣箱をハウス外に運び出さなければならず、消毒の効果がなくなった後に、再びハウス内に戻す作業も必要になるという問題があった。
加えて、消毒の効果は通常3日程度といわれているが、その後もしばらくは、ハウス内に、ミツバチにとっては不快な消毒臭が残っている。このため、巣箱を早くハウス内に戻すと、この消毒臭が巣箱に付着してしまい、また、ハウス内の各所にも消毒臭が付着しているので、ミツバチが巣箱から出なくなってしまったり、女王蜂が産卵しなくなってしまう場合がある。
また、ミツバチは巣箱内で羽ばたくことによって温度上昇を抑えたり、逆に密集して蜂球を形成することで体温を利用して温度上昇を図るなど、巣箱の中では、内部の温度調整のために忙しく働いている。ハウス内に設置した場合には、昼夜の寒暖差が大きいことから、ミツバチにとって温度調整のための負担が大きい。この結果、ハウス内に設置した巣箱の中のミツバチは弱り易いという問題もある。
そこで、本発明は、蜂を利用してハウス内の作物の受粉を行う場合に、巣箱の取扱いが簡単で、しかも、巣箱への消毒臭の付着を避けることができ、ハウス内の悪環境から巣箱を守ることが容易で、蜂の労働も少なくすることにより、蜂の健康を維持し、快適な受粉作業を実施できる様にすることを目的とする。
上記目的を達するためになされた本発明の受粉用の蜂の巣箱は、受粉用の蜂を収容する巣箱本体と、該巣箱本体の前面壁に設けられ蜂が出入りする開閉扉付きの巣門及び開閉扉付きの通気口を備え、さらに、以下の構成をも採用したことを特徴とする。
(1)前記開閉扉付きの巣門(以下、「第1の巣門」という。)及び開閉扉付きの通気口(以下、「第1の通気口」という。)が設けられた壁面とは異なる壁面に、蜂が出入りするもう一つの開閉扉付きの巣門(以下、「第2の巣門」という。)を設けたこと。
(2)前記第1の巣門の開閉扉を上下又は左右へのスライド式としたこと。
(3)前記第1の巣門を覆う様に、ダクト状通路を接続したこと。
この蜂用巣箱は、次の様にしてハウス栽培における受粉用として使用することができる。まず、本発明の巣箱をハウスの外に、第1の巣門をハウス側に向けて設置し、ハウスのビニールの一部にダクト状通路を挿入する穴を開ける。そして、この穴からダクト状通路の先端をハウス内に挿入する。そして、第1の巣門を開放すると共に第2の巣門は閉鎖しておく。すると、巣箱の中の蜂は、第1の巣門からダクト状通路を通ってハウス内に入り、作物の花から蜜を集めると同時に受粉を行う。また、蜂は、第1の巣門付近に集まって、巣箱内の温度調節のための羽ばたき運動を実行する。さらに、巣箱とハウスの間は、ダクト状通路によって覆われることから、風が強くて寒い様な日にも、蜂がハウス内に移動しなくなることがない。
ハウス内を消毒する際には、第1の巣門を閉じると共に、第2の巣門を開放する。これにより、ハウス内に噴霧された消毒薬を含有する空気が巣箱に侵入することがない。また、巣箱の中の蜂は、この間、第2の巣門から外へ出ることができると共に、当該第2の巣門を介して温度調節のための羽ばたき運動を実行することができる。なお、この消毒の際には、ダクト状通路をハウスから抜き出し、ハウスに開けて穴を塞ぐ様にしてもよい。
ハウス内の消毒の影響がなくなったら、第1の巣門の開閉扉を開放する。前述の様に消毒の際にハウスからダクト状通路を抜き出しているときは、この第1の巣門を開放する前に、ダクト状通路をハウスの穴から挿入しておく。ハウス内に消毒臭が残留しているときは、蜂がハウス内に飛び立とうとしないことから、再び、第1の巣門を閉じる。一方、ハウス内の消毒臭が消えている場合は、蜂がハウス内に飛び立つことから、第2の巣門を閉じる。これにより、再び、蜂によるハウス内作物の受粉作業が実行できる状態になる。
この様に、本発明によれば、ハウスの中から外へ、また、外から中へと巣箱を移動することなく、蜂を利用してハウス内の作物の受粉作業を実施することができ、しかも、巣箱の環境が変化しない上に、ハウス内に設置した場合よりも昼夜の温度変化が小さいことから、蜂の健康にも最適なものとなる。また、巣箱に消毒臭や肥料臭が付着して蜂が巣箱を出られなくなったり、女王蜂が産卵しなくなるのも防止することができる。さらに、消毒や肥料の散布中及び散布後所定期間の間も、蜂は巣箱の温度調節を実施できると共に、蜜や花粉等を集めることもできる。
なお、第1の通気口は、輸送等の際における巣箱内への通風口として開放し、巣門を開いているときは、閉じておく。
ここで、本発明の巣箱において、さらに、以下の様に構成するとよい。
(4)前記ダクト状通路を、前記第1の巣門の開閉扉のスライド操作を行う部分を露出させる様に接続したこと。
この第1の巣門のスライド式の開閉扉を阻害しない様にダクト状通路を接続する方法としては、ダクト状通路の接続端に開閉扉が出入りできる様な隙間を設けておけばよい。ここで、本発明によれば、副次的な作用・効果として、ダクト状通路で覆われた状態にて第1の巣門の開閉が可能なことから、巣門近くにいた蜂が開閉扉が開いたことに驚いて人に向かってくるということもなく、作業者の安全にも適したものとなっている。
ここで、本発明の巣箱において、さらに、以下の様に構成するとよい。
(5)前記巣箱本体には、前面壁と後面壁とに巣盤を上方から差し込み固定するための巣盤固定部材が取り付けられており、前記第2の巣門は前記後面壁に設けられていること。
この様に構成することで、消毒時及びその後の所定期間における蜂の出入りはハウスと反対側になり、ハウスから消毒臭が多少漏れる様な場合にも、蜂が巣箱から出にくくなるのを防止することができる。
また、本発明の巣箱において、さらに、以下の様に構成するとよい。
(6)前記後面壁には、さらに、前記第1の通気口と対応する位置に、開閉扉付きの第2の通気口を備えていること。
この様に構成することで、輸送時には、前壁面の第1の通気口と後壁面の第2の通気口を開放して巣箱内の通気性を良好にし、輸送中における巣箱内の温度調整をし易くすることができる。
また、上記(5)及び(6)の構成についていうと、巣盤固定部材により強度を増した壁面に第2の巣門及び第2の通気口を設けるので、巣箱を段ボールで製造しても、強度不足にならない。なお、本発明は、段ボール製の巣箱に限らず、木製の巣箱にも適用し得るものであることはもちろんである。
また、本発明の巣箱においては、さらに、以下の構成をも備える様にするとよい。
(7)前記ダクト状通路の側壁には、所要数の通気穴が設けられていること。
ダクト状通路の側壁に通気穴を設けることで、ダクト状通路内の通気を良くし、特に、仮に、消毒臭がダクト状通路内に侵入してしまったとしても、これを速やかに消すことができるからである。
この場合、さらに、以下の構成をも備えるとよい。
(8)前記通気穴は、開口方向が下向きとなる様に、前記ダクト状通路の底壁又は側壁の下すぼみとなっている部分に設けられていること。
この様に構成することで、側壁の通気穴から雨水が浸入するのを防止することができるからである。
また、上述した様な本発明の巣箱においては、さらに、以下の構成をも備える様にするとよい。
(9)前記第1の巣門と前記ダクト状通路とを、取り外し可能に接続する着脱部材を備えていること。
ダクト状通路を着脱式とすることで、輸送時の荷姿をシンプルにすることができる。また、ハウス内を消毒する際に、ダクト状通路を取り外しておくこともできる。
さらに、上述した様な本発明の巣箱においては、さらに、以下の構成をも備える様にするとよい。
(10)前記巣箱を収納し得る収納ケースを備えていること。
(11)前記収納ケースに、前記巣箱を収納した状態において第1,第2の巣門に対応する位置に開口を形成したこと。
この収納ケースを備えたものでは、ダクト状通路は、第1の巣門に対応して設けた開口を通ってケース外に伸ばし、ハウス内に挿入する。ケースに巣箱を収納することで、冬場の保温性を高めることもできる。また、ハウス外に設置することから雨に晒されることとなるが、例えば、段ボールで巣箱を形成した様な場合に、収納ケースにより、巣箱を保護することもできる。さらに、ダクト状通路を取り外し式とした場合に、輸送等の際には、ダクト状通路を収納ケースの中にしまうことができる様にしておくこともできる。
また、上述した本発明の各巣箱を設置する際に、前記ダクト状通路をハウス内に挿入するためにハウスのシートに形成した穴を塞ぐための穴塞ぎ具として、以下のものをセットとして備えておくとよい。
(12)前記穴塞ぎ具は、雄側又は雌側の係合面を有する第1の面ファスナ部材と、該第1の面ファスナ部材に係合する雌側又は雄側の係合面を有する第2の面ファスナ部材とからなること。
(13)前記第1の面ファスナ部材は、前記ダクト状通路の外壁にほぼ密着してた状態を構成することのできる開口を備えること。
(14)前記第2の面ファスナ部材は、前記第1の面ファスナ部材の開口よりも面積の大きいシート状のものであること。
この穴塞ぎ具は、次の様にして用いることができる。ハウスのシートに第1の面ファスナ部材を係合面を外に向けて貼り付け、開口に沿ってカッターナイフなどでシートに穴を開ける。次に、この開口からダクト状通路をハウス内に挿入する。ダクト状通路をハウスから抜き出した場合は、第2の面ファスナ部材を開口を塞ぐ様に第1の面ファスナ部材に係合させる。なお、第2の面ファスナ部材は、ダクト状通路が開口に挿入された状態のときは、第1の面ファスナ部材の開口の下方の係合面に係合させてぶら下げて置く様にするとよい。この様な穴塞ぎ具をも備えることにより、消毒中や受粉作業の終了後にダクト状通路を抜き取ったときに、ハウス内に昆虫等が侵入するのを防止できる。また、ダクト状通路をハウスに挿入しているときも、第1の面ファスナ部材がその周囲にほぼ密着しているので、目張りとして機能する。
本発明によれば、ミツバチを利用してハウス内の作物の受粉を行う場合に、巣箱の取扱いが簡単で、しかも、巣箱への消毒臭の付着を避けることができ、かつ、ミツバチの健康を維持し、快適な受粉作業を実施することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら、具体的に説明する。図1(A)に示す様に、実施形態としてのミツバチ用巣箱1は、ビニールハウス2の外に設置した置き台BOXの上に載せ、ハウス2のビニールシート3に開けた穴からダクト状通路4の先端をハウス2内に挿入してミツバチに作物の受粉を行わせるためのものである。
ダクト状通路4をハウス2の中に挿入するに当たり、図1(B)に示す様に、ビニールシート3に、第1の面ファスナ部材6を係合面を外に向けて貼り付け、その開口5に沿ってカッターナイフなどでシート3に穴を開ける。次に、この開口5からダクト状通路4をハウス2内に挿入する。ダクト状通路4をハウス2から抜き出した場合は、図1(C)に示す様に、第2の面ファスナ部材7を開口5を塞ぐ様に第1の面ファスナ部材6に係合させる。なお、第2の面ファスナ部材7は、ダクト状通路4が開口5に挿入された状態のときは、第1の面ファスナ部材6の開口5の下方の係合面に係合させてぶら下げて置く様にするとよい。
ここで、第1の面ファスナ部材6と、第2の面ファスナ部材7は、雄雌の関係にあり、互いに面で係合することができる。そして、第1の面ファスナ部材6は、ダクト状通路4の外壁にほぼ密着してた状態を構成することのできる開口5を備え、第2の面ファスナ部材7は、この開口5よりも面積の大きいシート状のものである。
このミツバチ用巣箱1は、段ボールで構成されており、図2,図3に示す様に、ミツバチを収容する巣箱本体10と、巣箱本体10の前面壁10aに設けられた第1の巣門11及び第1の通気口12と、巣箱本体10の後面壁10bに設けられた第2の巣門21及び第2の通気口22とを備えている。
第1,第2の巣門11,21には、上方へ引き抜くことによって巣門を開放するスライド式開閉扉13,23が備えられている。このスライド式開閉扉13,23は、プラスチック製の薄板で製造されており、巣箱本体10の前壁10a,及び後壁10bの内面と第1,第2の通気口12,22との間の隙間に抜き差し可能に構成されている。
第1,第2の通気口12,22には、横開きのヒンジ式開閉扉14,24が備えられている。このヒンジ式開閉扉14,24は、その内面縁に取り付けた面ファスナ15a,25aを、各通気口12,22の縁枠部分に取り付けた面ファスナ15b,25bと係合することによって閉じた状態に固定することができる様になっている。また、ヒンジ式開閉扉14,24は、それぞれ外面縁にも面ファスナ16a,26aが取り付けられている。そして、巣箱本体10の側壁10c,10dに、このヒンジ式開閉扉14,24を外へ開いて折り曲げたときに面ファスナ16a,26aと係合する面ファスナ16b,26bが取り付けられている。これにより、ヒンジ式開閉扉14,24は、それぞれ、開いた状態に固定することができる様になっている。
前述のダクト状通路4は、第1の巣門11の前方を覆う様に、巣箱本体10の前面壁10aの外側に着脱可能となっている。この着脱の方法は、前述のヒンジ式開閉扉14,24の係脱の方法と同じく、第1の巣門11を取り巻く様に巣箱本体10の前面壁10aに取り付けた3個の面ファスナ31a〜33a及び底面10eに取り付けた1個の面ファスナ34aと、ダクト状通路4の端部の4個のヒンジ式固定片41〜44のそれぞれに取り付けた面ファスナ31b〜34bとを係合・離脱する方法を採用している。従って、このダクト状通路4を巣箱本体10に固定した状態で、第1の巣門11の開閉が可能となっている。
巣箱本体10の内部には、その前面壁10a及び後面壁10bの内面側に、巣盤51を上方から差し込み固定するための巣盤固定部材52,62が取り付けられている。この巣盤固定部材52,62は、2枚の段ボール53−54,63−64を貼り合わせて構成されている。各巣盤固定部材52,62には、通気口12,22より若干小さめで、中央に支柱55,65を備えた開口56,66が形成されている。また、巣盤固定部材52,62を構成する2枚の段ボール53−54,63−64の間に、開口56,66を覆う金網57,67が挟み込まれると共に、壁側の段ボール53,63は上端を折り曲げてもう一方の段ボール54,64の上端を挟み込む様に接着されている。この上端の折り曲げ部分に、巣盤51を固定するための切り込み58,68が形成されている。また、巣盤固定部材52,62の下端部には、第1,第2の巣門11,21と連通する円形の開口59,69も設けられている。従って、ミツバチは、この円形開口59,69から巣門11,21を通って巣箱への出入りが可能となっている。
巣盤51は、上端に前後の巣盤固定部材52,62の切り込み58,68間に掛け渡す上部木枠51aと、上部木枠51aから下方に伸びる上下木枠51b,51cと、上下木枠51b,51cの下端を連結する下部木枠51dとによって構成した四角い枠の中に、ミツバチの巣を構成するハニカムコア51eを形成したもので、巣箱本体10の中に複数枚設置される。
また、巣盤51の上には、透明プラスチック製の中蓋71が取り付けられ、さらに、その上に、段ボール製の上蓋72が取り付けられる様になっている。ミツバチへの給餌は、この中蓋71に形成した給餌用窪み73の部分に蜜液を供給し、当該部分に形成した給餌孔から滴下させることにより実施できる様になっている。また、給餌用窪み73より前の部分にも、通気孔が形成されている。この中蓋71に形成した給餌孔及び通気孔は、ミツバチの体格よりも十分に小さな孔となっており、ミツバチは中蓋71の通気孔等を通り抜けることはできない。従って、上蓋72を開けたとしてもミツバチが驚いて作業者を刺すことはなく、透明プラスチック製の中蓋71を介して巣の内部を安全に観察できる様になっている。
なお、出荷時には、この巣箱本体10の第2の巣門21の部分はミシン目で押し破ることができる巣門の蓋76で覆われている。第1の巣門11には上述の様な蓋はないが、スライド式開閉扉13で閉じた状態にしてある。
ダクト状通路4は、プラスチック製の段ボール状板材で構成されており、図4に示す様に、その側壁に当たる部分には、所要数の通気穴45が設けられている。この通気穴45の径は、ミツバチが容易に外部に逃げ出さない程度である。また、ダクト状通路4は、ミシン目で折ることによって箱形に組み立てられる様になっており、一端にヒンジ式固定片41〜44が切り込み形成されている。このヒンジ式固定片41〜44の根元部分には、箱形に組み立てたときに外へ開く様に折り曲げることができる様にミシン目が形成されている。そして、組み立てたとき内面となる側に、前述の面ファスナ31b〜34bが取り付けられている。また、ヒンジ式固定片41〜44が形成されたのと反対側の端部に、組み立て時の下壁となる板に連続する突出片46が形成されている。この突出片46は、ハウス2内に差し込んだダクト状通路4の先端にミツバチが留まることができる様にするためのものである。なお、本実施形態では、ダクト状通路4は透光性のある黄色の部材で構成し、ミツバチが巣箱から出入りする際に不快感を覚えない様にもしてある。前述の通気穴45は、外の明かりを通路内に取り込む役割も果たしている。
さらに、ダクト状通路4は、組み立て時に、図4(B)に示す様に、底辺の短い台形となり、側壁が内側に傾斜する様にも構成してある。この断面形状により、通気穴45から雨水が侵入するのを防止することができる様になっている。なお、組み立ては、差し込み片47を差し込み溝48に差し込むことにより実施できる様になっている。
以上の構成からなる本実施形態のミツバチ用巣箱1を用いてハウス2内の受粉作業を実施する場合は、巣箱本体10の中に巣盤51を必要数設置すると共に、ミツバチを封入して農家に配達する。配達に際しては、巣門21を覆う蓋76は破り取らないままとし、巣門11をスライド式開閉扉13で閉鎖し、ヒンジ式開閉扉14,24を開いた状態に固定して輸送する。また、ダクト状通路4は組み立てずに板状のままで、巣箱本体10の中蓋71の上に置くか、巣箱本体10に添える様にして輸送する。さらに、これらと共に、穴塞ぎ具としての第1,第2の面ファスナ部材6,7もセットとして配達する。これにより、輸送の際の荷姿が大きくならない様になっている。
本実施形態のミツバチ用巣箱1を受け取った農家では、まず、図5(A)に示す様に開かれているヒンジ式開閉扉14,24を閉じる。この際、第1の巣門11については、第1のスライド式開閉扉13を開閉扉14の外側に露出させる様にする。また、第2のヒンジ式開閉扉24を閉じた後に、その下端の隙間の部分から第2のスライド式開閉扉23を挿入し、第2の巣門21を覆っている蓋76を破り取る(図5(B)参照)。次に、前述の様に、第1の面ファスナ部材6を巣箱の設置場所近くのビニールシート3に貼り付け、開口5に沿って、シート3をカッターナイフ等で切って穴を開ける。また、ダクト状通路4を組み立てて第1の巣門11を覆う様に固定する。そして、図1に示した様に、この第1の面ファスナ部材6の開口5から、ハウス2の内部に差し入れて巣箱1を設置する。
こうして設置した後に、図6(A)に示す様に、スライド式開閉扉13を引き抜く。これにより、ミツバチはハウス2内へと放たれる。この作業の際に、スライド式開閉扉13を引き抜いたときに巣門11の近くにいたミツバチが驚いて飛び出すものの、ダクト状通路4で覆われていることから、スライド式開閉扉13を引き抜いた作業者に襲いかかるということがなく、安全に作業を行うことができる。なお、このとき、第2の巣門21はスライド式開閉扉23で閉じたままにしておく。従って、ミツバチは、前面側の第1の巣門11及びダクト状通路4を通って巣箱への出入りを行い、第1の巣門11の近くに集まって羽ばたき運動をすることにより、巣箱内の温度調節等を実施する。
ハウス内の消毒や肥料散布を実施する際には、図6(B)に示す様に、第1の巣門11をスライド式開閉扉13で閉鎖すると共に、第2のスライド式開閉扉23を引き抜く。これにより、ハウス2に面した側は閉鎖され、ハウス2に面していない巣箱1の後壁10b側の巣門21が開かれた状態となる。従って、巣箱1の内部にハウス2内の空気が流れ込まなくなり、消毒薬や肥料の臭いが巣箱1に付着することがない。なお、この際に、スライド式開閉扉13で第1の巣門11を閉鎖した後、ダクト状通路4をハウス2から抜き出し、第2の面ファスナ部材7を用いて、第1の面ファスナ部材6の開口5を塞いでおく。これにより、ダクト状通路4に消毒薬が付着するのを防止でき、また、ハウス3の穴を塞ぐこともできる。
一方、図7に示す様に、ミツバチは、巣箱2の後壁10b側の第2の巣門21から出入りすることができるので、消毒薬の効力がなくなり、消毒臭が消えるまでの間は、外の花の蜜や花粉等を集めることができ、ミツバチの補食活動を妨げない。また、第2の巣門21を介して巣箱1の内部の温度調節が可能であることから、巣箱内が高温になり過ぎるということもない。よって、ミツバチの健康を害さない。
ダクト状通路4を抜き出さなかった場合においても、通路4内にハウス2内の空気が流れ込むものの、通気穴45から臭気は抜ける。また、ダクト状通路4はプラスチック製なので、臭気が染み着くということもない。よって、消毒後、所定期間が過ぎて、図6(A)の状態に戻したとき、ミツバチが嫌がることなくハウス2内へと入ることができる。ダクト状通路4を抜き出しておく方法は、この臭気の付着等を防止する上でより、適している。
本実施形態によれば、ミツバチ用巣箱1をハウス2の外へ設置しておくことで、昼夜の温度変化が大きく、湿度の高いハウス内の環境下に晒すことなくミツバチを飼育することができる。よって、ミツバチが弱り難く、栽培期間終了後の残存率を大幅に向上することができる。また、単にハウス外に置くだけでなく、ダクト状通路4で外気を遮断しているので、外気が冷えて風が強い様な日であっても、巣箱1とハウス2との間でのミツバチの行き来を妨げることがない。よって、ミツバチによるハウス内作物の受粉作業を良好に実施することができる。
また、詳細に述べた通り、ハウス内を消毒したり肥料を散布する際には、第1の巣門11を閉じることで、巣箱内に消毒薬が流れ込んだり消毒臭が巣箱に付着するのを防止することができる。そして、この間のミツバチの補食活動等は、第2の巣門21を通して実施でき、また、巣箱内の温度調節等も第2の巣門21を通して実施できるので、消毒等の影響を受けない様にするためにミツバチが健康を害するということもない。そして、この様に、巣箱1を移動することなく消毒等を実施できるので、農家の作業を軽減することができ、ミツバチにとっては、ハウス外に固定設置されることで、ハウスの内外を移動されることによる環境変化の影響を受けることもない。
さらに、消毒臭の付着を防止できることから、ミツバチによる受粉作業の再開をスムーズに実施することができる。また、実施形態の如くダクト状通路4の断面形状を構成することで、こうした効果を発揮する上でも意味のある通気穴45から雨水が浸入するのを防止することができる。
よって、本実施形態の巣箱1によれば、作業の手間を省くだけでなく、ミツバチの健康管理の面でも弊害がなく、女王蜂の産卵も良好に継続でき、十分な数のミツバチにより、本来の目的である受粉作業を円滑に実施することができる上に、各種作業を安全に実施することができる。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、図8に示す様に、上述した実施形態(第1実施形態)の巣箱1を収納し得る段ボール製の収納ケース81を備えている。この収納ケース81には、巣箱1を収納した状態において第1,第2の巣門11,21に対応する位置に開口82,83が形成されている。従って、ダクト状通路4は、第1の巣門11に対応して設けた開口82を通ってケース81の外に伸ばし、ハウス2内に挿入することができる。また、第1の巣門11を閉じて第2の巣門21を開いた場合には、ケース81の後方の開口83を通してミツバチの出入りが可能である。そして、ケース81に巣箱1を収納することで、冬場の保温性を高めることができると共に、ハウス外に設置して雨に晒されても、段ボール製の巣箱1が傷むのを防止するこを形ともできる。
なお、この収納ケース81には、上部に手提げ用の取っ手84を備えることで、運搬作業を容易にする工夫もなされている。また、巣箱本体10とは別体として供給されるダクト状通路4の板材を、輸送時にはこの収納ケース81内に納めておくことで、紛失等を防止し、運搬を容易にする効果も発揮される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内での種々なる変形実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、巣箱内に封入する受粉用の蜂は、ミツバチに限らず、マルハナバチとしてもよい。また、ダクト状通路4の先端又は第1の巣門、及び第2の巣門にスズメバチの侵入を防止する網(ミツバチは通過可能な目の粗さのもの)を取り付ける様にしてもよい。さらに、ダクト状通路4は、角ダクト形状ではなく、ホースの様な円形ダクトとしてもよい。円形ダクトの場合、下半分の側壁に通気穴を設ける様にすれば、雨水の浸入を防ぐことができる。また、蛇腹状に屈曲自在なダクトとしてもよいし、何本かを連結する様にしてもよい。さらに、巣箱及び収納ケースの素材は段ボール紙製に限られず、プラスチック製の段ボール製のものや、木製のものとしても構わない。
また、巣盤51と同じ形状の板(以下、「断熱板」という。)を段ボール板やプラスチック製段ボール板や発泡スチロール板などで作っておき、例えば、巣盤固定部材52,56の多数の差し込み口の中央部のいくつかに巣盤51を差し込み、その両側を挟む様に断熱板を差し込む様にして巣箱内の断熱性・保温性を高める様にするとよい。
第1実施形態の巣箱を受粉のための使用状態を示し、(A)は斜視図、(B)はダクト挿入穴の部分の拡大図、(C)及び(D)は同断面図である。 第1実施形態の巣箱の斜視図である。 第1実施形態の巣箱の側面から見た断面図である。 第1実施形態の巣箱に取り付けるダクト状通路を示し、(A)は組み立て前の平面図、(B)は組み立て状態の斜視図である。 第1実施形態の巣箱の使用方法を示す正面図及び背面図である。 第1実施形態の巣箱の使用方法を示す正面図及び背面図である。 第1実施形態の巣箱の消毒等の際の使用状態の斜視図である。 第2実施形態の巣箱を示し、(A)は正面から見た断面図、(B)は側面から見た断面図である。
符号の説明
1・・・ミツバチ用巣箱
2・・・ビニールハウス
3・・・ビニール
4・・・ダクト状通路
5・・・開口
6・・・第1の面ファスナ部材
7・・・第2の面ファスナ部材
10・・・巣箱本体
10a・・・前面壁
10b・・・後面壁
10c,10d・・・側壁
10e・・・底面
11・・・第1の巣門
12・・・第1の通気口
13・・・第1のスライド式開閉扉
14・・・第1のヒンジ式開閉扉
15a−15b,16a−16b,25a−25b,26a−26b,31a〜34a−31b〜34b・・・対となる面ファスナ
21・・・第2の巣門
22・・・第2の通気口
23・・・第2のスライド式開閉扉
24・・・第2のヒンジ式開閉扉
41〜44・・・ヒンジ式固定片
45・・・通気穴
46・・・突出片
47・・・差し込み片
48・・・差し込み溝
51・・・巣盤
51a・・・上部木枠
51b,51c・・・上下木枠
51d・・・下部木枠
51e・・・ハニカムコア
52,62・・・巣盤固定部材
53−54,63−64・・・巣盤固定部材を構成する2枚の段ボール
55,65・・・支柱
56,66・・・開口
57,67・・・金網
58,68・・・切り込み
59,69・・・円形開口
71・・・中蓋
72・・・上蓋
73・・・給餌用窪み
76・・・巣門の蓋
81・・・収納ケース
82,83・・・開口
84・・・取っ手
BOX・・・置き台

Claims (9)

  1. 受粉用の蜂を収容する巣箱本体と、該巣箱本体の前面壁に設けられ蜂が出入りする開閉扉付きの巣門及び開閉扉付きの通気口を備え、さらに、以下の構成をも採用したことを特徴とする受粉用の蜂の巣箱。
    (1)前記開閉扉付きの巣門(以下、「第1の巣門」という。)及び開閉扉付きの通気口(以下、「第1の通気口」という。)が設けられた壁面とは異なる壁面に、蜂が出入りするもう一つの開閉扉付きの巣門(以下、「第2の巣門」という。)を設けたこと。
    (2)前記第1の巣門の開閉扉を上下又は左右へのスライド式としたこと。
    (3)前記第1の巣門を覆う様に、ダクト状通路を接続したこと。
  2. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1記載の受粉用の蜂の巣箱。
    (4)前記ダクト状通路を、前記第1の巣門の開閉扉のスライド操作を行う部分を露出させる様に接続したこと。
  3. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の受粉用の蜂の巣箱。
    (5)前記巣箱本体には、前面壁と後面壁とに巣盤を上方から差し込み固定するための巣盤固定部材が取り付けられており、前記第2の巣門は前記後面壁に設けられていること。
  4. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項3記載の受粉用の蜂の巣箱。
    (6)前記後面壁には、さらに、前記第1の通気口と対応する位置に、開閉扉付きの第2の通気口を備えていること。
  5. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の受粉用の蜂の巣箱。
    (7)前記ダクト状通路には、所要数の通気穴が設けられていること。
  6. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項5記載の受粉用の蜂の巣箱。
    (8)前記通気穴は、開口方向が下向きとなる様に、前記ダクト状通路の底壁又は側壁の下すぼみとなっている部分に設けられていること。
  7. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の受粉用の蜂の巣箱。
    (9)前記第1の巣門と前記ダクト状通路とを、取り外し可能に接続する着脱部材を備えていること。
  8. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の受粉用の蜂の巣箱。
    (10)前記巣箱を収納し得る収納ケースを備えていること。
    (11)前記収納ケースには、前記巣箱を収納した状態において第1,第2の巣門に対応する位置に、開口を形成したこと。
  9. 請求項1〜8のいずれか記載の受粉用の蜂の巣箱を設置する際に、前記ダクト状通路をハウス内に挿入するためにハウスのシートに形成した穴を塞ぐための穴塞ぎ具として、以下のものをセットとして備えていることを特徴とする受粉用の蜂の巣箱。
    (12)前記穴塞ぎ具は、雄側又は雌側の係合面を有する第1の面ファスナ部材と、該第1の面ファスナ部材に係合する雌側又は雄側の係合面を有する第2の面ファスナ部材とからなること。
    (13)前記第1の面ファスナ部材は、前記ダクト状通路の外壁にほぼ密着してた状態を構成することのできる開口を備えること。
    (14)前記第2の面ファスナ部材は、前記第1の面ファスナ部材の開口よりも面積の大きいシート状のものであること。
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