JP2007143207A - 回転電機及び車両用送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価且つ簡易な構成で、ブラシの異常発熱に起因する焼損を低減させることができる回転電機を提供する。
【解決手段】ブラシ41を収容するブラシボックス19は、所定温度に達すると変形可能となる当接壁17cを有している。ブラシ41は、その後端面41bが当接壁17cに対して傾斜するように形成されており、該ブラシ41を整流子37側に付勢する圧縮コイルばね43によって、当接壁17cに向かって押圧されている。そして、電機子32への通電時に、ブラシ41が発熱し、ブラシ41から伝達される熱によって当接壁17cが所定温度に達すると、該当接壁17cは、ブラシ41を介して伝達される圧縮コイルばね43の押圧力によって、整流子37とブラシ41の先端41eとが非接触となるように変形する。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転電機、及び該回転電機を備えた車両用送風機に関するものである。
特許文献1に記載されているように、直流モータにてファンを回転させることにより、車両室内に送風する車両用送風機が知られている。この車両用送風機に備えられる直流モータの電機子には、該電機子の回転軸に固定された整流子に摺接するブラシから電流が供給される。そして、ブラシを介して電機子に電流が供給されると、回転軸に固定されたファンが該回転軸と共に回転する。
上記の直流モータでは、電機子への通電時に、回転軸の回転がロックされたり、回転軸に対して過負荷が加わったりすると、ブラシを介して電機子に過大な電流が供給されることになる。この場合、過電流によりブラシが異常に発熱し、直流モータが焼損することがある。そのため、ブラシの異常発熱に起因する焼損を防止するために、直流モータ又は直流モータの電源上流にヒューズ等の保護装置を設け、電機子に過大な電流が供給された場合に電機子への通電を遮断するようにしている。
ところで、何らかの原因によりヒューズが故障した場合には、ブラシを介して電機子に過大な電流が供給される虞がある。そのため、直流モータには、ヒューズを設けた上に、更に、電機子に過大な電流が供給された場合にブラシから整流子への通電を遮断するための安全装置を内蔵するのが一般的である。この安全装置は、例えば、電機子に供給される電流値を検出すると共に、該電流値と所定のしきい値とを比較して、電流値がしきい値よりも大きい場合に電機子への電流の供給を停止させる回路である。また、焼損による損害を低減させるために、直流モータに使用される樹脂製の部品を、難燃性の樹脂材料にて形成するという処置がとられている。
特開2005−29038号公報
しかしながら、ヒューズを設けた上に、更に直流モータに安全装置を内蔵すると、直流モータが大型化してしまったり、当該直流モータの構成が複雑になったりするという問題がある。また、難燃性の樹脂材料は、一般的に高価であるため、そのように高価な樹脂材料を使用すると、直流モータの製造コストが増大してしまうという問題がある。これらの問題は、車両用送風機に備えられる直流モータに限ったことではなく、ブラシを介して通電を行う回転電機全般に共通の問題であると言える。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、安価且つ簡易な構成で、ブラシの異常発熱に起因する焼損を低減させることができる回転電機、及び該回転電機を備えた車両用送風機を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、回転可能に支持された回転軸及び該回転軸に固定された整流子を有する電機子と、前記電機子への給電のために前記整流子にその先端が摺接するブラシと、前記ブラシを前記整流子に向かって付勢する付勢手段と、前記整流子側に開口部を有すると共に前記ブラシを収容するブラシボックスと、を備えた回転電機であって、前記ブラシボックスは、所定温度に達すると変形可能となる変形側壁部を有し、前記ブラシは、該ブラシを前記変形側壁部に向かって押圧する押圧手段によって押圧されて前記変形側壁部に当接しており、前記変形側壁部は、前記ブラシの温度上昇により所定温度に達すると、前記ブラシを介して伝達される前記押圧手段の押圧力によって、前記整流子と前記ブラシの先端とが非接触となるように変形可能に構成されていることをその要旨としている。
同構成によれば、ブラシは、押圧手段に押圧されることにより、その側面が変形側壁部に当接している。従って、電機子への通電時に、例えば回転軸の回転がロックされる等して、ブラシの温度が上昇すると、それに伴って変形側壁部の温度も上昇する。そして、所定温度に達した変形側壁部が、ブラシを介して伝達される押圧手段の押圧力によって変形すると、ブラシは、押圧手段によって変形側壁部に向かって押圧されて該変形側壁部に当接していることから、変形側壁部の変形に伴って、整流子に当接するブラシの先端が整流子から遠ざかるように移動することになる。その結果、ブラシと整流子とが非接触となり、ブラシから整流子への通電が遮断される。このように、ブラシボックスに変形側壁部を備えると共に、該変形側壁部に向かってブラシを押圧することにより、ブラシの温度上昇時に、ブラシから整流子への通電を遮断することができる。従って、ブラシの異常発熱に起因する回転電機の焼損防止を目的としてヒューズを設けた上に、更に安全装置を設けなくてもよい。また、回転電機において、該回転電機の焼損防止を目的としたヒューズを省略することも可能となる。更に、ブラシの温度上昇に伴って変形側壁部が変形することにより回転電機の焼損が防止されることから、難燃性の樹脂材料を使用しなくてもよい。これらのことから、安価且つ簡易な構成で、ブラシの異常発熱に起因する焼損を低減させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転電機において、前記付勢手段は、前記押圧手段を構成し、前記ブラシの後端面は、前記付勢手段が前記ブラシの後端側から前記ブラシを前記整流子側に付勢することにより前記ブラシが前記変形側壁部に向かって押圧されるように前記変形側壁部に対して傾斜していることをその要旨としている。
同構成によれば、ブラシの後端面は、前記変形側壁部に対して傾斜しており、該後端面を付勢手段が付勢すると、ブラシは、変形側壁部に向かって押圧される。このように、ブラシを整流子側に付勢する付勢手段を押圧手段として利用することにより、ブラシを変形側壁部に向かって押圧するために別途ばね等の部品を配置しなくてもよいため、部品点数の低減を図ることができる。その結果、ブラシの異常発熱に起因する焼損を低減させるための構成をより簡易な構成とすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の回転電機において、前記ブラシの前記整流子と対向する先端面は、該先端面における互いに平行となる一対の辺のうち、前記変形側壁部に近い方の辺が前記整流子に接触していることをその要旨としている。
同構成によれば、ブラシの先端面における互いに平行となる一対の辺のうち、変形側壁部に近い方の辺が整流子に当接している。ブラシにおいては、整流子に当接する部分が最も発熱し易いことから、ブラシの先端面における互いに平行となる一対の辺のうち、変形側壁部に近い方の辺が整流子に当接する構成とすると、ブラシにおいて発熱し易い部分が変形側壁部に近い位置となる。その結果、ブラシが異常発熱した場合に、例えば、ブラシの先端面において変形側壁部から最も遠い位置にある辺が整流子に当接する場合よりも、ブラシの熱が変形側壁部に伝達され易くなることから、変形側壁部の変形開始を早くすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の回転電機において、前記整流子は、前記押圧手段を構成し、前記変形側壁部は、前記整流子の回転方向の前方側となる位置に配置されていることをその要旨としている。
同構成によれば、整流子が回転すると、ブラシは、該ブラシの先端と整流子との間の摩擦力によって整流子の回転方向に連れ回りするため、回転する整流子によって該整流子の回転方向の前方側に配置された変形側壁部に向かって押圧されることになる。このように、押圧手段として整流子を利用すると、ブラシを変形側壁部に向かって押圧するために別途ばね等の部品を配置しなくてもよいため、部品点数の低減を図ることができる。その結果、ブラシの異常発熱に起因する焼損を低減させるための構成をより簡易な構成とすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の回転電機において、前記ブラシボックスは、熱可塑性樹脂材料よりなることをその要旨としている。
同構成によれば、変形側壁部を有するブラシボックスは、熱可塑性樹脂材料よりなることから、その成形を容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の回転電機を備え、前記回転軸に固定されたファンを前記回転電機にて回転させることにより、車両の外気及び内気の何れか一方を吸引して車室内に送風する送風動作を行う車両用送風機とした。
同構成によれば、車両用送風機は、安価且つ簡易な構成で、ブラシの異常発熱に起因する焼損を低減させることができる回転電機を備えていることから、ブラシの異常発熱により、該車両用送風機が焼損されることが防止される。
本発明によれば、安価且つ簡易な構成で、ブラシの異常発熱に起因する焼損が低減される回転電機、及び該回転電機を備えた車両用送風機を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態にかかる車両用送風機の断面図である。図1に示すように、車両用送風機は、合成樹脂製のモータホルダ1と、該モータホルダ1にて保持されるモータ本体2と、該モータ本体2にて回転されるファン3とを備えて構成されている。
モータホルダ1を構成する保持筒部1aは、略有底円筒状をなしていると共に、該保持筒部1aの軸方向中間部には、径方向外側向かってフランジ部1bが延出形成されている。そして、フランジ部1bの外縁部には、上下方向に延びる連通孔1cが形成されていると共に、同フランジ部1bの上面には、前記ファン3の周囲を覆うブロワケース4が装着されている。このブロワケース4の上部には、車両の内気又は外気を導入する導入ダクト(図示略)に連設される空気取込口4aが形成されていると共に、同ブロワケース4の側面には、送風ダクト(図示略)に連設される送風口(図示略)が形成されている。更に、ブロワケース4には、空気取込口4aから導入された空気の一部を冷却風として取り込んで前記連通孔1cに導くための分流ダクト4bが設けられている。
また、前記モータホルダ1には、連通孔1cの下端を覆うように、且つ保持筒部1aの外側面及びフランジ部1bの下面と密着するように送風路部材5が装着されている。この送風路部材5は、連通孔1cから導入された空気を冷却風としてモータ本体2内に導くための送風路5aを構成している。
前記モータ本体2は、直流モータである。前記保持筒部1a内に嵌挿されたモータ本体2のヨーク11は、有底円筒状をなしていると共に、その底部には、前記送風路5aからの冷却風をヨーク11内に導くための貫通孔11aが形成されている。また、ヨーク11の開口部側には、略倒椀形状のハウジング12が配置されている。
図2に示すように、ハウジング12は、略円錐台形状の筒状をなすカバー部13を有しており、該カバー部13の上端には、その上端が閉塞された円筒状をなす軸受保持部14が一体に形成されている。また、カバー部13の外面には、周方向に間隔を開けた位置に凹設されると共に対をなす第1取付け凹部15及び第2取付け凹部16が形成されている。対をなす第1取付け凹部15及び第2取付け凹部16は、周方向に180°間隔に2対形成されている。
対の第1取付け凹部15及び第2取付け凹部16間には、ハウジング12の外側に向かって矩形状に突出したブラシ保持部17がそれぞれ形成されている。2つのブラシ保持部17(図2には1つのみ図示)は、軸方向から見ると、その長手方向に沿った中心線が、整流子37の中心軸線と直交する1本の直線と一致するように形成されている。そして、各ブラシ保持部17は、周方向に対向する2つの側壁17a,17bと、該側壁17a,17bの上端に一体に形成された変形側壁部としての当接壁17cとから構成されており、ハウジング12の内側から見ると、径方向に沿って延びていると共に、周方向に沿って切った断面形状が矩形状をなす溝を構成している。また、側壁17a,17b及び当接壁17cは、1[mm]以上4[mm]以下の範囲内の厚さで、一様な厚さに形成されている。尚、側壁17a,17bの周方向の間隔は、径方向の何れの位置でも一様となっている。
前記第1取付け凹部15及び前記第2取付け凹部16の底部15a,16aには、ブラシ保持部17を筒状とすべくカバー部13の内側からブラシ保持部17の下部を覆う保持板18が固定されている。この保持板18におけるカバー部13の周方向の幅は、ブラシ保持部17の周方向の幅よりも広く形成されていると共に、保持板18におけるカバー部13の径方向の長さは、ブラシ保持部17の径方向の長さと等しく形成されている(図3参照)。そして、保持板18は、径方向内側の端部と径方向外側の端部とが、それぞれブラシ保持部17の径方向内側の端部と径方向外側の端部に一致するようにして、第1取付け凹部15及び第2取付け凹部16の底部に固定されている。また、保持板18において、ブラシ保持部17と対向する位置には、径方向に沿って径方向内側の端部の手前まで延びる挿通溝18aが形成されている。尚、この保持板18及びブラシ保持部17によりブラシボックス19が構成されている。
上記のようなハウジング12は、PBT(polybutylene terephthalate)よりなり、例えば射出成形にて形成される。そして、PBTよりなるハウジング12は、その温度が220℃程度に上昇すると、熱変形可能となる。そして、ハウジング12がヨーク11の開口部に取り付けられると、図3に示すように、ブラシ保持部17の径方向外側の端部に、該ブラシボックス19の径方向外側の開口部を閉塞する閉塞板21が配置される。
図1に示すように、前記ヨーク11の内周面には、マグネット31が固着されていると共に、ヨーク11及びハウジング12にて囲まれた空間内に、電機子32が配置されている。電機子32の回転軸33は、ヨーク11の底部及びハウジング12の軸受保持部14内に固定された軸受34a,34bにて回転可能に支持されると共に、その一端が軸受保持部14の上端から上方に突出している。そして、軸受保持部14の上端から上方に突出した回転軸33の先端に、前記ファン3が取着されている。また、回転軸33の中央やや下側には、巻線35が巻装されたコア36が固定されていると共に、該コア36は、前記マグネット31と径方向に対向している。更に、回転軸33の中央やや上側には、円筒状の整流子37が固定されている。この整流子37は、ハウジング12内に収容されていると共に、図3に示すように、その外周面と前記ブラシボックス19の径方向内側の開口部19aとが径方向に対向している。
前記ブラシボックス19内には、前記整流子37に摺接する略直方体状のブラシ41が収容されている。このブラシ41は、その長手方向とハウジング12の径方向とが一致するようにしてブラシボックス19内に収容されている。そして、整流子37に径方向に対向する先端面41aは、整流子37の軸方向に沿って上端から下端に向かうに連れて徐々に整流子から遠ざかるように傾斜していると共に、該先端面41aにおける整流子37の軸方向に対向する一対の平行な辺S1,S2のうち、当接壁17cに近い方の辺S1(図3中、上側の辺)が整流子37に当接される。一方、ブラシ41の後端面41bは、前記当接壁17cと対向する該ブラシ41の上面41cと鋭角をなすように傾斜している。更に、このブラシ41における前記保持板18と対向する下面41dには、給電用のピッグテール42の一端が電気的に接続されている。ピッグテール42は、保持板18に形成された前記挿通溝18aに挿通されており、ピッグテール42が接続されたブラシ41の径方向の移動が可能となっている。また、ピッグテール42の長さは、後述する、ブラシ41と整流子37とを非接触とするためのブラシ41の移動を許容する長さに設定されている。尚、ピッグテール42の他端は、接続用のターミナル(図示略)を介して外部の電源装置(図示略)に接続されている。
また、前記ブラシ41の後端面41bと前記閉塞板21との間には、ブラシ41を整流子37側に向かって付勢する付勢手段としての圧縮コイルばね43が介在されている。そして、ブラシ41の後端面41bは、上面41cと鋭角をなすように傾斜していることから、この圧縮コイルばね43は、ブラシ41を整流子37側に向かって付勢すると共に、同ブラシ41を当接壁17cに向かって押圧することになる。これにより、ブラシ41の上面41cは、当接壁17cに当接する。また、ブラシ41は、圧縮コイルばね43によって付勢されることにより、その先端41eが整流子37に当接される。
尚、上記のように構成されたモータ本体2においては、後述する、ブラシ41と整流子37とを非接触とするためのブラシ41の移動を可能とするために、ブラシ保持部17の周囲には、ブラシ41の移動を可能とするための空間が確保されている。
上記のように構成された車両用送風機において、電機子32に電流が供給されると、即ちブラシ41及び整流子37を介して巻線35に電流が供給されると、電機子32が回転され、回転軸33と共に前記ファン3が回転される。そして、回転軸33の回転によりファン3が回転されると、前記吸入口からの気体が径方向外側に流され、前記排出口から排出されて送風動作が行われる。即ち、ファン3の回転により、車両の外気若しくは内気を吸引して車室内に送風する送風動作が行われる。
そして、何らかの理由によって、例えばファン3に対して負荷が加えられて、回転軸33に対して該回転軸33の回転を阻止する方向の負荷が加えられた場合、ブラシ41から整流子37に供給される電流が大きくなり、ブラシ41が発熱する。この時、ブラシ41においては、整流子37と当接している先端41eが最も発熱し易い。そして、ブラシ41の上面41cが当接している当接壁17cにブラシ41の温度が伝達され、当接壁17cの温度が220°程度にまで上昇すると、図4及び図5に示すように、当接壁17cは、該当接壁17cを構成する樹脂材料が炭化して発火する前の段階で変形する。即ち、当接壁17cは、ブラシ41を介して伝達される圧縮コイルばね43の押圧力によって、保持板18との距離を拡大するように湾曲する。この時、ブラシ41は、圧縮コイルばね43によって当接壁17cに向かって押圧されて当接壁17cに当接していることから、当接壁17cの変形に伴って、整流子37に当接するブラシ41の先端41eが整流子37から遠ざかるように移動することになる。その結果、ブラシ41と整流子37とが非接触となり、ブラシ41から整流子37への通電が遮断される。
また、ブラシ41は、回転する整流子37によって、該整流子37の回転方向の前方側に配置された側壁17aに向かっても押圧されることになる。その結果、図5に示すように、ブラシ41の温度上昇により、側壁17aの温度が220°程度にまで上昇すると、側壁17aは、ブラシ41から加えられる押圧力により、周方向に対向する側壁17bとの距離を拡大するように湾曲する。同時に、ブラシ41は、該ブラシ41の先端41eと整流子37との間の摩擦力によって、側壁17aの変形に伴って周方向に移動する。このように、側壁17aも当接壁17cと共に、ブラシ41の異常発熱時において、ブラシ41と整流子37とを非接触とするために作用する。
上記したように、本実施形態によれば、以下の作用・効果を有する。
(1)ブラシ41は、圧縮コイルばね43の押圧力によって当接壁17cに向かって押圧されて、当接壁17cに当接している。従って、電機子32への通電時に、ブラシ41が発熱した場合、ブラシ41の熱は、当接壁17cに伝達される。そして、220°程度に温度上昇した当接壁17cが、ブラシ41を介して伝達される圧縮コイルばね43の押圧力により変形すると、ブラシ41は、圧縮コイルばね43によって当接壁17cに向かって押圧されていることから、当接壁17cの変形に伴ってブラシ41の先端41eが整流子37から遠ざかるように移動することになる。その結果、ブラシ41と整流子37とが非接触となり、ブラシ41から整流子37への通電が遮断される。このように、所定温度に達すると変形可能となる当接壁17cを備えてブラシボックス19を構成すると共に、当接壁17cに向かってブラシ41を押圧することにより、ブラシ41の温度上昇時に、ブラシ41から整流子37への通電を遮断することができる。従って、ブラシ41の異常発熱に起因するモータ本体2の焼損防止を目的としてヒューズを設けた上に、更に安全装置を設けなくてもよい。また、モータ本体2において、該モータ本体2の焼損防止を目的としたヒューズを省略することも可能となる。更に、ブラシ41の温度上昇に伴って当接壁17cが変形することによりモータ本体2の焼損が防止されることから、難燃性の樹脂材料を使用しなくてもよい。これらのことから、安価且つ簡易な構成で、ブラシ41の異常発熱に起因する焼損を低減させることができる。そして、ひいては、このモータ本体2を備えて構成された車両用送風機の焼損を低減させることができる。更に、モータ本体2の焼損を防止するための構成により、モータ本体2が大型化されることを防止することができる。
(2)ブラシ41は、その後端面41bが上面41cと鋭角をなすように傾斜していることから、圧縮コイルばね43の押圧力によって当接壁17cに向かって押圧される。従って、ブラシ41を整流子37側に付勢する圧縮コイルばね43を、ブラシ41を当接壁17cに向かって押圧する部品としても利用することにより、ブラシ41を当接壁17cに向かって押圧するために別途ばね等の部品を配置しなくてもよい。その結果、ブラシ41の異常発熱に起因するモータ本体2の焼損を低減させるための構成をより簡易な構成とすることができる。
(3)ブラシ41の先端面41aにおける互いに平行となる一対の辺S1,S2のうち、当接壁17cに近い方の辺S1が整流子37に当接している。ブラシ41においては、整流子37に当接する部分が最も発熱し易いことから、ブラシ41の先端面41aにおける当接壁17cに近い方の辺S1が整流子37に当接する構成とすると、ブラシ41において発熱し易い部分が当接壁17cに近い位置となる。その結果、ブラシ41が異常発熱した場合に、例えば、ブラシ41の先端面41aにおける平行な一対の辺S1,S2のうち当接壁17cから遠い方の辺S2が整流子37に当接する場合よりも、ブラシ41の熱が当接壁17cに伝達され易くなることから、当接壁17cの変形開始を早くすることができる。
(4)ブラシ保持部17を有するハウジング12は、熱可塑性樹脂材料であるPBTよりなることから、射出成形等によりその成形を容易に行うことができる。また、ブラシ保持部17と軸受保持部14とが一体に形成されていることから、部品点数の低減を図ることができると共に、モータ本体2の組付け工数の減少を図ることができる。
(6)ピッグテール42は、当接壁17cが変形した際のブラシ41の移動を許容する長さに設定されていることから、ブラシ41の異常発熱時に、ピッグテール42によってブラシ41の移動が妨げられることが防止される。
(7)側壁17a,17b及び当接壁17cの厚さは、1[mm]以上4[mm]以下の範囲内で、一様な厚さに形成されている。側壁17a,17b及び当接壁17cの厚さが1[mm]より薄くなると、耐久性の低下が懸念されると共に、モータ本体2の振動によりブラシ41との間で騒音を発生し易くなることが懸念される。一方、当接壁17cの厚さが4[mm]より大きくなると、ブラシ41の異常発熱時に当接壁17cが変形し難くなることが懸念される。よって、側壁17a,17b及び当接壁17cを、1[mm]乃至4[mm]の範囲内で一様な厚さに形成することにより、ブラシボックス19の耐久性を確保すると共に、ブラシ41と側壁17a,17b及び当接壁17cとの間での騒音発生を抑制し、更に、ブラシ41の異常発熱時に当接壁17cが変形し難くなることを防止することができる。
(8)例えば、側壁17a,17bを変形させてブラシ41と整流子37とを非接触とする場合、側壁17a,17bが変形可能な空間を確保する場合には、モータ本体2を構成する部品の配置を変更する必要が出てくる可能性がある。しかしながら、回転軸33の一部を除く電機子32は、ヨーク11とハウジング12とによって囲まれる空間内に収容されていることから、本実施形態のモータ本体2においては、当接壁17cの上部には、モータ本体2を構成する部品が配置されない。従って、本実施形態のように、その移動方向(本実施形態では上方)にモータ本体2を構成する部品が配置されていない当接壁17cを、ブラシ41の異常発熱時に変形させる構成とすると、当接壁17cを変形可能とする空間を容易に確保することができる。その結果、ハウジング12の形状の自由度が制限されたり、ブラシ41に押圧されるブラシ保持部17の側壁(当接壁17c等)の移動がモータ本体2の構成部品によって妨げられたりすることを抑制することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ハウジング12(ブラシ保持部17)は、PBTよりなるが、これ以外の熱可塑性樹脂材料よりなるものであってもよい。また、ハウジング12(ブラシ保持部17)は、熱可塑性樹脂材料以外に、熱可塑性を有する材料よりなるものであってもよい。更に、ブラシ41が当接される当接壁17cが熱可塑性樹脂材料により形成されるものであれば、ハウジング12におけるその他の部位は熱可塑性樹脂材料以外の材料により形成されていてもよい。
・上記実施形態では、側壁17a,17b及び当接壁17cは、1[mm]以上4[mm]以下の範囲内で一様な厚さに形成されている。しかしながら、少なくとも当接壁17cが1[mm]以上4[mm]以下の範囲内の厚さに形成されていればよい。
・上記実施形態では、ブラシ41は、圧縮コイルばね43の押圧力によって当接壁17cに向かって押圧されている。しかしながら、図6(a)に示すブラシ61のように、圧縮コイルばね43の押圧力によって、整流子37の回転方向(矢印にて図示)の前方側に配置された側壁17aに向かって押圧されて該側壁17aに当接するものであってもよい。この場合、ブラシ61の後端面61bは、ブラシ41における側壁17aに当接する側面61cと鋭角をなすように形成される。また、図6(a)におけるブラシ61の先端面61aは、側壁17aから側壁17b側に向かうに連れて、徐々に整流子37から遠ざかるように形成されていると共に、該先端面61aにおける整流子37の周方向に対向する一対の平行な辺S3,S4のうち、側壁17aに近い方の辺S3(図中、左側の辺)が整流子37に当接される。このように構成した場合、ブラシ61の異常発熱時にブラシ61から伝達される熱により側壁17aの温度が上昇して側壁17aが塑性変形可能となると、図6(b)に示すように、側壁17aは、ブラシ61を介して伝達される圧縮コイルばね43の押圧力により側壁17bとの距離を拡大するように変形する。この時、ブラシ61は、圧縮コイルばね43によって側壁17aに向かって押圧されて当該側壁17aに当接していることから、側壁17aの変形に伴って、整流子37に当接するブラシ61の先端61eが整流子37から遠ざかるように移動することになる。その結果、ブラシ61と整流子37とが非接触となり、ブラシ61から整流子37への通電が遮断される。
・上記実施形態では、ハウジング12において、2つのブラシ保持部17は、軸方向から見ると、その長手方向に沿った中心線が、整流子37の中心軸線と直交する1本の直線と一致するように構成されている。しかしながら、図7(a)に示すように、ハウジング12に形成される2つのブラシ保持部81,91は、軸方向から見て、その長手方向に沿った中心線L1,L2が、整流子37の中心軸線と直交する1本の直線L3と直交せず、且つ互いに平行となるように構成されてもよい。そして、ブラシ保持部81,91内にそれぞれ収容されたブラシ82,92は、何れもその後端面82b,92bが、整流子37の回転方向(矢印にて図示)の前方側に配置された側壁81a,91aに当接するブラシ82,92の側面82c,92cに対してそれぞれ直角をなしている。また、ブラシ82,92の先端面82a,92aは、整流子37の外周面に対応した湾曲形状をなしている。このように構成した場合、上記実施形態のようにブラシ保持部を形成した場合よりも、ブラシ82,92は、整流子37とブラシ82,92との間の摩擦力によって側壁81a,91aに向かってより強く押圧される。そして、ブラシ82,92の異常発熱時にブラシ82,92から伝達される熱により側壁81a,91aが塑性変形可能となると、図7(b)に示すように、側壁81a,91aは、ブラシ82,92を介して伝達される整流子37の回転方向の押圧力により、周方向に対向する側壁81b,91bとの距離をそれぞれ拡大するように変形する。この時、ブラシ82,92は、整流子37によって側壁81a,91aに向かって押圧されてそれぞれ側壁81a,91aに当接していることから、側壁81a,91aの変形に伴って、整流子37に当接するブラシ82,92の先端82e,92eが整流子37から遠ざかるように移動することになる。その結果、ブラシ82,92と整流子37とが非接触となり、ブラシ82,92から整流子37への通電が遮断される。
尚、図7(a)に示す構成において、ブラシ82,92の後端面82b,92bは、側壁81a,91aにそれぞれ当接する側面82c,92cとそれぞれ鋭角をなすように形成されてもよい。このようにすると、圧縮コイルばね43からも、ブラシ82,92を側壁81a,91aに向かって押圧する押圧力が加えられるため、ブラシ82,92の異常発熱時に側壁81a,91aが変形し易くなる。
・上記実施形態では、ブラシ41の先端面41aは、整流子37の軸方向に沿って上端から下端に向かうに連れて徐々に整流子から遠ざかるように傾斜した形状をなしているが、これに限らない。例えば、ブラシ41の先端面41aは、ブラシ41の上面41cと直角をなすように形成されてもよい。
・上記実施形態では、ブラシ41は、その後端面41bが上面41cと鋭角をなすように形成されていることから、圧縮コイルばね43によって当接壁17cに向かって押圧される。しかしながら、ブラシ41を当接壁17cに向かって押圧する構成は、これに限らない。例えば、ブラシ41は、ブラシ41の下面41dと保持板18との間に介在されたばね等によって、当接壁17cに向かって押圧されてもよい。
・上記実施形態では、ブラシ41は、圧縮コイルばね43によって整流子37側に付勢される。しかしながら、ブラシ41を整流子37側に付勢する部材は、圧縮コイルばね43に限らず、例えば、ねじりコイルばねであってもよい。
・モータ本体2は、車両用送風機以外の装置に備えられるものであってもよい。また、上記実施形態では、モータ本体2を例に本発明を詳述したが、モータ本体2以外で、ブラシを介して電機子に電流を供給する回転電機に本発明を適用してもよい。
上記実施形態、及び上記各変更例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項4に記載の回転電機において、前記ブラシボックスは、2つ備えられると共に、各々の前記ブラシボックスの長手方向に沿った中心線が、前記回転軸の軸方向から見て、前記回転軸の軸線を挟んで互いに平行となるように配置されていることを特徴とする回転電機。このように構成すると、2つのブラシボックスを、軸方向から見て、各々のブラシボックスの長手方向に沿った中心線が、回転軸の中心軸線と直交する1本の直線と一致するように配置した場合に比べて、ブラシは、整流子とブラシとの間の摩擦力によって変形側壁部に向かってより強く押圧される。その結果、ブラシが異常発熱した場合に、変形側壁部がより変形し易くなる。
(ロ)請求項1乃至請求項5及び前記(イ)の何れか1項に記載の回転電機において、前記ブラシには、前記ブラシに電流を供給するためのピッグテールが接続されており、前記ピッグテールは、前記変形側壁部の変形に伴って前記ブラシと前記整流子とが非接触となるまで移動される前記ブラシの移動を許容する長さに形成されていることを特徴とする回転電気。このように構成すると、ブラシから整流子への通電を遮断するためのブラシの移動が、ピッグテールによって妨げられることを防止することができる。
(ハ)請求項1乃至請求項5、前記(イ)及び前記(ロ)の何れか1項に記載の回転電機において、前記ブラシボックスには、前記回転軸を回転可能に支持する軸受を保持するための軸受保持部が一体に形成されていることを特徴とする回転電機。このように構成すると、部品点数の低減を図ることができると共に、回転電機の組付け工数の減少を図ることができる。
車両用送風機の概略断面図。 ハウジングの斜視図。 ブラシボックスを模式的に示す断面図。 変形したブラシボックスを模式的に示す断面図。 変形したブラシボックスを有するハウジングの斜視図。 (a)は別の形態のブラシ保持部の変形前の様子を示す概念図、(b)は別の形態のブラシ保持部の変形後の様子を示す概念図。 (a)別の形態のブラシ保持部の変形前の様子を示す概念図、(b)は別の形態のブラシ保持部の変形後の様子を示す概念図。
符号の説明
2…回転電機としてのモータ本体、3…ファン、17a…変形側壁部としての側壁、17c…変形側壁部としての当接壁、19…ブラシボックス、19a…開口部、32…電機子、33…回転軸、37…整流子、41,61,82,92…ブラシ、41a,61a…先端面、41b,61b…後端面、41e,61e,82e,92e…先端、43…付勢手段及び押圧手段を構成する圧縮コイルばね、81a…変形側壁部としての側壁、91a…変形側壁部としての側壁、S1,S2,S3,S4…辺。

Claims (6)

  1. 回転可能に支持された回転軸及び該回転軸に固定された整流子を有する電機子と、
    前記電機子への給電のために前記整流子にその先端が摺接するブラシと、
    前記ブラシを前記整流子に向かって付勢する付勢手段と、
    前記整流子側に開口部を有すると共に前記ブラシを収容するブラシボックスと、
    を備えた回転電機であって、
    前記ブラシボックスは、所定温度に達すると変形可能となる変形側壁部を有し、
    前記ブラシは、該ブラシを前記変形側壁部に向かって押圧する押圧手段によって押圧されて前記変形側壁部に当接しており、
    前記変形側壁部は、前記ブラシの温度上昇により所定温度に達すると、前記ブラシを介して伝達される前記押圧手段の押圧力によって、前記整流子と前記ブラシの先端とが非接触となるように変形可能に構成されていることを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記付勢手段は、前記押圧手段を構成し、
    前記ブラシの後端面は、前記付勢手段が前記ブラシの後端側から前記ブラシを前記整流子側に付勢することにより前記ブラシが前記変形側壁部に向かって押圧されるように前記変形側壁部に対して傾斜していることを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の回転電機において、
    前記ブラシの前記整流子と対向する先端面は、該先端面における互いに平行となる一対の辺のうち、前記変形側壁部に近い方の辺が前記整流子に接触していることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の回転電機において、
    前記整流子は、前記押圧手段を構成し、
    前記変形側壁部は、前記整流子の回転方向の前方側となる位置に配置されていることを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の回転電機において、
    前記ブラシボックスは、熱可塑性樹脂材料よりなることを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の回転電機を備え、
    前記回転軸に固定されたファンを前記回転電機にて回転させることにより、車両の外気及び内気の何れか一方を吸引して車室内に送風する送風動作を行う車両用送風機。
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