JP7356915B2 - モータ - Google Patents
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Description
巻回されたコイルを有するステータと、
コイルが結線される回路基板と、
ステータと回路基板とがモールド樹脂で覆われてモータ外郭が形成され、回路基板に接続されたリード線を外部に引き出すリード線引出口を頂面に有する口出し部がモータ外郭から外方に突出するようにモールド樹脂により一体成形されたモータであって、
口出し部の周囲には、口出し部全体を外方から覆うように樹脂カバーが設けられ、
樹脂カバーは、樹脂カバーが口出し部の周囲に配設されたとき、口出し部の頂面と所定距離、外方に離間して対向する頂壁と、頂壁の周囲から口出し部側に向かって延び、口出し部の周囲のモータ外郭の外周面に当接し、リード線を樹脂カバーの外部に導出する導出部を有する周壁と、樹脂カバーの内部空間を、口出し部を収容する口出し部収容室と口出し部収容室からリード線を導出部に導くリード線導出室とに区画する内壁とを有し、
口出し部収容室からリード線導出室にリード線を導出する挿通部が、内壁によって形成されており、
リード線導出室は、周壁に設けられた導出部と連通し、
口出し部のリード線引出口から挿通部に延びるリード線が挿通部で折り曲げられて導出部から樹脂カバーの外部に導出されるモータが提供される。
また、上記モータによれば、樹脂カバーの内部空間には内壁が形成されているから、口出し部の頂面に設けられたリード線引出口から延びる火炎は内壁によって外方に延びるのがさらに抑制される。また、上記モータによれば、リード線引出口から挿通部を通ってリード線導出室に導出されたリード線は、挿通部で折り曲げられて周壁に設けられた導出部から外部に導出されるから、火炎の延びる方向とリード線が導出される方向とを異ならせることができ、さらに導出部からの火炎の漏出を防止することができる。また、上記モータによれば、樹脂カバーの内部空間は、内壁によって、口出し部を収容する口出し部収容室とリード線を導出部に導くリード線導出室とに区画されているから、口出し部収容室内の空間を小さくすることができ、さらに樹脂カバー内で火炎の燃焼が継続され難い。
樹脂カバーは、水抜き孔を有する。
巻回されたコイルを有するステータと、
コイルが結線される回路基板と、
ステータと回路基板とがモールド樹脂で覆われてモータ外郭が形成され、回路基板に接続されたリード線を外部に引き出すリード線引出口を頂面に有する口出し部がモータ外郭から外方に突出するようにモールド樹脂により一体成形されたモータであって、
口出し部の周囲には、口出し部全体を外方から覆うように樹脂カバーが設けられ、
樹脂カバーは、樹脂カバーが口出し部の周囲に配設されたとき、口出し部の頂面と所定距離、外方に離間して対向する頂壁と、頂壁の周囲から口出し部側に向かって延び、口出し部の周囲のモータ外郭の外周面に当接する周壁とを有し、
樹脂カバーの周壁は、リード線を樹脂カバーの外部に導出する導出部を有し、
樹脂カバーは、水抜き孔を有するモータが提供される。
口出し部4の近傍で、リード線引出口40から延びるリード線5を第1内壁13の第1中央凹部10から第1上空間S1aを介して一方の第1切欠部14に向かって引き回して、外部に導出させる。次いで、リード線5が第1中央凹部10、第1上空間S1a、及び第1切欠部14を通って外部に導出されている状態で、第1半体1と第2半体2とをそれらの内面が対向するように配置させ、第2半体2を第1半体1に嵌め込むと、第1係合凸部13a,13bが第2係合凹部23a,23bに嵌り込み、第1係合突起15が切欠25に嵌まり込む。また、第1半体1の第1切欠部14の開放端に位置決め凸部27が嵌り込み、係合孔16に係合突起26がワンウェイ係合する。これにより、第1半体1と第2半体2とが連結される。また、このとき、第1中央凹部10の両側の第1係合凸部13a,13bの先端部はそれぞれ、第2中央凸部20の両側の第2係合凹部23a,23bの底部と略接触するが、既述したように第2中央凸部20の先端部と第1中央凹部10の底部との間には、所定幅の隙間からなる挿通部120が形成される。
口出し部4近傍で、リード線5を口出し部収容室S5aからスリット部520に向けて折り曲げ、スリット部520からリード線導出室S5bを介して切欠部524に引き回して、リード線5に樹脂カバー500を装着させる。次いで、樹脂カバー500をリード線5に沿って口出し部4に向かってスライドさせて、両短辺側側壁512,513、両長辺側側壁514,515及び延長側壁516の下端がモータ外郭44の外周面に当接するまで、下方に開放する開口から樹脂カバー500に口出し部4を圧入させていく。これにより、短辺側の両側面4bや長辺側の両側面4c,4dがリブ38で押圧されて、樹脂カバー500が口出し部4に対して抜け止め状態で嵌合装着される。
(1)上記実施の形態では、口出し部を樹脂カバーに圧入することにより樹脂カバーが口出し部に着脱可能に嵌合挿着されている。しかしながら、接着剤や締結部材により樹脂カバーを口出し部に固定してもよい。
4 口出し部
4a 頂面
40 リード線引出口
44 モータ外郭
5 リード線
100 樹脂カバー
121 頂壁
120 挿通部
122 周壁
124 導出部
Claims (3)
- 巻回されたコイルを有するステータと、
コイルが結線される回路基板と、
ステータと回路基板とがモールド樹脂で覆われてモータ外郭が形成され、回路基板に接続されたリード線を外部に引き出すリード線引出口を頂面に有する口出し部がモータ外郭から外方に突出するようにモールド樹脂により一体成形されたモータであって、
口出し部の周囲には、口出し部全体を外方から覆うように樹脂カバーが設けられ、
樹脂カバーは、樹脂カバーが口出し部の周囲に配設されたとき、口出し部の頂面と所定距離、外方に離間して対向する頂壁と、頂壁の周囲から口出し部側に向かって延び、口出し部の周囲のモータ外郭の外周面に当接し、リード線を樹脂カバーの外部に導出する導出部を有する周壁と、樹脂カバーの内部空間を、口出し部を収容する口出し部収容室と口出し部収容室からリード線を導出部に導くリード線導出室とに区画する内壁とを有し、
口出し部収容室からリード線導出室にリード線を導出する挿通部が、内壁によって形成されており、
リード線導出室は、周壁に設けられた導出部と連通し、
口出し部のリード線引出口から挿通部に延びるリード線が挿通部で折り曲げられて導出部から樹脂カバーの外部に導出されるモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
樹脂カバーは、水抜き孔を有するモータ。 - 巻回されたコイルを有するステータと、
コイルが結線される回路基板と、
ステータと回路基板とがモールド樹脂で覆われてモータ外郭が形成され、回路基板に接続されたリード線を外部に引き出すリード線引出口を頂面に有する口出し部がモータ外郭から外方に突出するようにモールド樹脂により一体成形されたモータであって、
口出し部の周囲には、口出し部全体を外方から覆うように樹脂カバーが設けられ、
樹脂カバーは、樹脂カバーが口出し部の周囲に配設されたとき、口出し部の頂面と所定距離、外方に離間して対向する頂壁と、頂壁の周囲から口出し部側に向かって延び、口出し部の周囲のモータ外郭の外周面に当接する周壁とを有し、
樹脂カバーの周壁は、リード線を樹脂カバーの外部に導出する導出部を有し、
樹脂カバーは、水抜き孔を有するモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004071A JP7356915B2 (ja) | 2020-01-15 | 2020-01-15 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004071A JP7356915B2 (ja) | 2020-01-15 | 2020-01-15 | モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021112084A JP2021112084A (ja) | 2021-08-02 |
JP7356915B2 true JP7356915B2 (ja) | 2023-10-05 |
Family
ID=77060413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020004071A Active JP7356915B2 (ja) | 2020-01-15 | 2020-01-15 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7356915B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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WO2023233609A1 (ja) * | 2022-06-02 | 2023-12-07 | 三菱電機株式会社 | 電動機及び空気調和機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03118743A (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | モールドモータ |
-
2020
- 2020-01-15 JP JP2020004071A patent/JP7356915B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021112084A (ja) | 2021-08-02 |
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