JP2007142963A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードディスク装置が異常になっても、データの処理を行えるようにする。
【解決手段】第1ハードディスク装置が異常になったとき、予備ハードディスク装置が待機中であることを確認して、その動作チェックをする。第1ハードディスク装置から予備ハードディスク装置に切り替え、データを処理して出力する。この間に第1ハードディスク装置を初期化する。第1ハードディスク装置が使用可能な状態になれば、予備ハードディスク装置から第1ハードディスク装置に切り替える。第1ハードディスク装置が使用不可能であれば、エラーを管理者に通知して、修理あるいは交換を促す。
【選択図】図4

Description

本発明は、入力されたデータに対して、コピー、プリント、データ通信、ファクシミリ通信等の目的に応じた処理を行って出力するデータ処理装置に関する。
複合機のようなデータ処理装置では、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリといった機能を備えている。入力された画像や文字等のデータに対して、所望の機能に応じてデータ処理を行い、記憶手段としてのハードディスク装置に一時的に記憶する。そして、データをハードディスク装置から読み出して、画像として記録シートに印刷したり、ネットワークや電話回線を通じてデータを送信する。データを処理して出力した後、ハードディスク装置からデータは消去される。
ハードディスク装置が異常になった場合、データを記憶することができず、処理が行えなくなる。そこで、2台のハードディスク装置を用いて、1つをバックアップ用とすることが、一般的に行われている。例えば特許文献1では、予備用ハードディスク装置に、データを圧縮しコントロール信号も合わせて記憶することが記載されている。
特開平7−141262号公報
ところで、上記のデータ処理装置におけるハードディスク装置では、データの処理を行って出力するまでの間、データを一時的に記憶しておくだけである。すなわち、データ処理装置では、データをバックアップする必要はない。ハードディスク装置が異常になっても、データの処理を中断せずに行うために、代用できるものが求められる。
そこで、本発明は、上記に鑑み、ハードディスク装置等の記憶手段が異常になったとき、他の記憶手段を使用して、データの処理を行えるデータ処理装置の提供を目的とする。
本発明は、データを入力する入力手段と、入力されたデータを処理して出力する処理手段と、入力されたデータを処理して出力するためにデータを記憶する第1記憶手段と、データを記憶する予備記憶手段と、入力されたデータを処理するために各手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、第1記憶手段の状態を監視する監視手段を有し、第1記憶手段の状態に応じてデータの記憶先を予備記憶手段に切り替えるものである。
また、複数の記憶手段を設けた場合、通常時には第1記憶手段が使用され、他の記憶手段は、常時使用可能な状態にある予備記憶手段とされる。制御手段は、緊急事態時にデータの記憶先を記憶手段から予備記憶手段に切り替える。
監視手段は、第1記憶手段が異常か正常かを判断する。異常が発生して、第1記憶手段が動作しないと、緊急事態となる。このとき、制御手段は、予備記憶手段に切り替える。したがって、データは第1記憶手段の代わりに予備記憶手段に記憶され、通常通りデータを処理して出力することができる。そして、制御手段は、第1記憶手段が使用可能な状態になったとき、予備記憶手段から第1記憶手段に切り替える。
制御手段は、切り替える前に、使用可能な予備記憶手段の存在を確認する。予備記憶手段が存在しなければ、切り替えることができないので、予備記憶手段の存在を確認しておく必要がある。また、制御手段は、各記憶手段の動作をチェックする検証手段を有し、制御手段は、切替時に検証手段による動作チェックを行う。予備記憶手段に切り替えるとき、予備記憶手段の動作が保障されていないと、データの処理が行えなくなる。予備記憶手段の動作が保障されたとき、予備記憶手段に切り替える。さらに、予備記憶手段から第1記憶手段に切り替えるときにも、第1記憶手段の動作チェックが行われる。このように切り替え後に使用する記憶手段の動作が保障されるので、記憶手段の切り替えを問題なく行うことができ、データの処理に支障を来たすことはない。
制御手段は、第1記憶手段から予備記憶手段に切り替えたとき、第1記憶手段を初期化する。そして、第1記憶手段の初期化後、予備記憶手段から第1記憶手段に切り替える。このように、第1記憶手段の初期化によって、異常を解消できることがある。初期化後に、第1記憶手段の動作チェックを行うことにより、第1記憶手段の動作が保障されれば、第1記憶手段に切り替えられる。なお、初期化しても第1記憶手段の異常を解消できない場合あるいは予備記憶手段の動作が保障されていない場合は、第1記憶手段の修理あるいは交換が必要となる。
第1記憶手段は、処理して出力するためのデータと、データの処理に関する管理情報とを記憶し、管理情報は、予備記憶手段にも記憶される。記憶されたデータは、所定の処理がされて出力されると、消去される。管理情報は、消去されずに残される。
制御手段は、第1記憶手段の使用時に、所定のタイミングで管理情報を予備記憶手段に記憶させる、あるいは第1記憶手段の管理情報を書き換えるとき、最新の管理情報を予備記憶手段に記憶させる。このように、各記憶手段は、同じ管理情報を共有することになり、いずれの記憶手段を使用しても、データの処理をスムーズに行える。
制御手段は、第1記憶手段から予備記憶手段に切り替えたとき、第1記憶手段が使用できないので、データおよび管理情報を予備記憶手段に記憶させる。そして、制御手段は、データの記憶先を予備記憶手段から第1記憶手段に戻したとき、予備記憶手段に記憶されている管理情報を第1記憶手段にコピーする。戻したとき、第1記憶手段には、何も記憶されていないが、コピーによって、予備記憶手段を使用中に書き換えられた管理情報を入手できる。なお、予備記憶手段に記憶されているデータは消去されるものであるので、コピーされない。
制御手段は、予備記憶手段に切り替えられて使用されていることを表示、音声等によって報知する。したがって、ユーザは、第1記憶手段が異常であることを認識でき、管理者に通報するといった対処をとれる。また、制御手段は、予備記憶手段に切り替えられたとき、第1記憶手段の異常を外部に通知する。これにより、自動的に管理者に通知でき、修理や交換が必要な場合、迅速な対応ができる。
本発明によると、第1記憶手段に異常が発生して、使用できなくなっても、使用可能な状態にある予備記憶手段を代用でき、データの処理に支障を来たさない。したがって、第1記憶手段の異常事態にかかわらず、データ処理装置は動作を続けることができ、高い信頼性が得られる。
本実施形態のデータ処理装置を図1に示す。本データ処理装置は、コピーモード、プリンタモード、スキャナモードおよびファクシミリモードを有するデジタル複合機であり、原稿を読み取って画像データを入力する画像読み取り部1と、ユーザの入力を受け付ける操作部2と、入力された画像データの印刷を行う画像形成部3と、画像データを保存するハードディスク装置4と、外部機器とのデータ通信を行う通信部5と、ファクシミリ装置6と通信するためのFAXモデム7と、装置全体の制御情報や設定情報等を記憶している管理部8と、装置全体の制御を司る機器制御部9とを備えている。
画像読み取り部1は、画像データを入力するデータ入力手段として機能し、CCD1aといった撮像素子と、原稿台や自動原稿送り装置(ADF)にセットされた原稿を検知する原稿検知センサ1bとを有する。CCD1aによって読み取られた画像データは画像形成部3に出力される。
操作部2は、各種入力キーからなる入力部2aと、液晶ディスプレイ等の表示部2bとを有し、装置全体の操作や各種設定の入力が行われ、入力内容や装置全体の動作状況が表示される。
画像形成部3は、入力された画像データを記憶するローカルメモリ10と、レーザ走査ユニットからなる印字部3aと、給紙部3bとを有する。ローカルメモリ10は、SDRAM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な半導体メモリを用いる。ローカルメモリ10は、古い画像データに新しい画像データを上書きすることにより、画像データを記憶する。印字部3aは、ローカルメモリ10に記憶された画像データに基づいて、給紙部3bから供給される記録シートに画像を印刷する。
画像形成部3では、入力された画像データがローカルメモリ10に記憶される。画像データは、画像処理部11によって圧縮、伸張、加工等の画像処理が行われ、ローカルメモリ10に記憶される。画像処理された画像データが印字部3a、ハードディスク装置4あるいは機器制御部9に出力される。すなわち、画像形成部3がデータ処理手段として機能する。
ローカルメモリ10は、入力された画像データを記憶する領域と、出力するための画像データを記憶する領域とに分割されている。なお、1つのローカルメモリ10を分割して使用する代わりに、2つのローカルメモリ10を入力用と出力用として、それぞれ使用してもよい。
通信部5は、LANケーブルを介してルータ、スイッチングハブ等に接続され、パソコン、サーバ等の情報処理装置12によって形成されたネットワークと接続される。ネットワークは、電話回線網や光ファイバ等の通信回線を介してインターネットに接続される。通信部5は、ネットワーク内の情報処理装置12とデータの送受信を行うとともに、インターネットを通じて外部の情報処理装置12やファクシミリ装置13とデータや電子メールの送受信を行う。FAXモデム7は、電話線を介して電話回線網に接続され、外部のファクシミリ装置6とファクシミリ通信を行う。このように、通信部5やFAXモデム7を通じて画像データが入力されることから、これらもデータ入力手段として機能する。
機器制御部9は、操作部2からの入力や外部機器からのデータ入力があると、管理部8に記憶されている情報に基づいて各部を制御して、入力されたデータを処理する。すなわち、入力された画像データに対してコピーモード、プリンタモード、スキャナモード、ファクシミリモードのいずれかを実行して、入力された画像データを所望の形態で出力する。
ハードディスク装置4は、画像データを一時的に保存する記憶手段とされる。暗号化復号化部3cによって、ハードディスク装置4に画像データが保存されるとき、画像データは暗号化される。ハードディスク装置4から画像データを読み出すとき、画像データは復号化される。
また、ハードディスク装置4は、画像データ以外のデータとして、データの処理に関する管理情報を記憶する。図2に示すように、ハードディスク装置4では、管理情報を記憶する管理エリアと、処理したい画像データを記憶するドキュメントファイリングエリアと、データ処理のために一時的に画像データを記憶する処理作業エリアとに記憶領域が分けられている。管理情報としては、ファイリング管理情報、送信先管理情報、履歴管理情報である。ファイリング管理情報は、入力された画像データを保存したファイルのリストである。送信先管理情報は、ファクシミリ通信における送信先のリストである。履歴管理情報は、実行した処理内容のリストである。
そして、ハードディスク装置4の画像データを消去する消去手段14を備えている。消去対象の画像データは、処理作業エリアに記憶されているデータである。機器制御部9が、画像データを処理して出力した後に、消去手段14の動作を制御する。消去手段14は、ランダムなデータや無意味なデータを上書きしたり、あるいはデータを消去したりして、記憶されていた画像データを読み取り不可能にして、元の画像を再現できないように無効化する。なお、消去手段14は、ローカルメモリ10に対しても、上書きにより古い画像データを消去する、あるいは画像データを消去することによって、画像データを無効化するようにしてもよい。なお、ハードディスク装置4に記憶されている管理情報は、機器制御部9からの指令がない限り消去されない。
次に、各モードを実行するときの動作を説明する。まず、コピーモード時には、画像読み取り部1により読み取られた原稿の画像データが、画像形成部3から複写物として出力される。具体的には、読み取り位置にセットされた原稿の画像をCCD1aによって読み取る。CCD1aから出力された画像データは、ローカルメモリ10上に出力画像として完成され、一旦ハードディスク装置4に転送されて保存される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。
その後、操作部2から指示された処理内容に基づいて、ハードディスク装置4に保存された画像データが適切なタイミングで順次読み出され、ローカルメモリ10に送られる。そして、印字部3aへの書き込みタイミングに合わせて、画像データがローカルメモリ10から印字部3aへと転送され、画像が記録シートに印刷される。
また、読み取った画像データを複数枚印刷する場合も同様に、画像データが出力画像としてページ単位でハードディスク装置4へ記憶され、出力するモードに合わせてハードディスク装置4からローカルメモリ10に送られる。ローカルメモリ10の画像データは、出力枚数の分だけ繰り返し、印字部3aへの書き込みタイミングに合わせて印字部3aへ転送される。
プリンタモード時には、情報処理装置12から出力された画像データが、画像形成部3から出力される。すなわち、情報処理装置12からの画像データが、通信部5により受信される。機器制御部9は、入力された画像データをローカルメモリ10に送り、出力する画像データとしてページ単位に展開し、一旦ハードディスク装置4に保存する。そして、画像データは、ハードディスク装置4からローカルメモリ10に送られ、コピーモードの場合と同様にして印字部3aへと転送され、画像が印刷される。
スキャナモード時には、画像読み取り部1において読み取られた原稿の画像データが、ネットワークを通じて任意の情報処理装置12にデータ通信される。すなわち、CCD1aから出力された画像データは、ローカルメモリ10上に出力画像として完成され、一旦ハードディスク装置4へ保存される。そして、画像データがハードディスク装置4からローカルメモリ10に送られ、機器制御部9は、操作部2を介して指示されたネットワーク内の送信先との通信を確立させ、通信部5から目的の送信先に画像データを送信する。さらに、画像データは、通信部5によりネットワークからインターネットを通じて、外部の情報処理装置12やファクシミリ装置13にも送信される。また、機器制御部9は、ファクシミリモード時にも同様の動作によって、FAXモデム7から電話回線6を通じてファクシミリ装置6に画像データを送信する。
上記のようにデータ入力手段から入力された画像データの処理に際して、画像データはローカルメモリ10に一時的に記憶される。画像データを処理して出力が完了したとき、消去手段14がハードディスク装置4から画像データを消去する。
本データ処理装置は、上記のハードディスク装置4の他に予備のハードディスク装置15を備えている。ここで、前者を第1ハードディスク装置(HD1)4、後者を予備ハードディスク装置(HD2)15とする。予備ハードディスク装置15は、第1ハードディスク装置4と同じ仕様とされる。予備ハードディスク装置15は、機器制御部9によって第1ハードディスク装置4とともに駆動制御されており、常時使用可能な状態にある。
機器制御部9は、画像データを処理して出力するたびに管理情報を作成し、第1ハードディスク装置4に記憶する。この管理情報は、予備ハードディスク装置15にも所定のタイミングで記憶される。例えば、予備ハードディスク装置15に対して、管理情報は定期的に記憶される。あるいは第1ハードディスク装置4の管理情報を追加するとき、修正するときといった書き換え時に、同時に予備ハードディスク装置15に最新の管理情報を記憶する。
そして、機器制御部9は、第1ハードディスク装置4の状態を監視する監視手段を有する。図3に示すように、監視手段は、各ハードディスク装置4、15の駆動を制御するハードディスクコントローラ16を通じて第1ハードディスク装置4が正常か異常かを検出する。ハードディスクコントローラ16は、ハードディスク装置4、15に対してデータの読み書きを行うが、読み書きエラーが発生したり、ハードディスク装置4、15にアクセスできなかったりしたとき、異常と判断される。また、監視手段は、第1ハードディスク装置4からSMART(Self−Monitoring、Analysis and ReportingTechnology)情報を取得して、第1ハードディスク装置4の状態を判断する。また、予備ハードディスク装置15に対しても、同様に状態を監視している。
機器制御部9は、監視手段によって検出した第1ハードディスク装置4の状態に応じて、第1ハードディスク装置4と予備ハードディスク装置15との切り替えを行う。第1ハードディスク装置4が正常であれば、第1ハードディスク装置4が使用され、第1ハードディスク装置4が異常になれば、予備ハードディスク装置15が使用され、常にいずれか一方のハードディスク装置4、15が使用される。
さらに、機器制御部9は、一方のハードディスク装置4、15から他方のハードディスク装置4、15に切り替えるとき、他方のハードディスク装置4、15の動作をチェックする検証手段を有する。検証手段は、データの転送速度を調べたり、テストパターンの画像データの読み書きを行って、ハードディスク装置4、15の正常な動作が保障されているかを確かめる。機器制御部9は、動作チェックの結果、動作保障できるのであれば、そのハードディスク装置4、15に切り替える。保障できない場合には、データ処理装置のエラーとして、動作を停止するとともに、エラーを報知する。
次に、第1ハードディスク装置4に異常が発生したときのエラー処理動作を図4に基づいて説明する。データ処理装置では、通常時には第1ハードディスク装置4が使用されている。このとき、予備ハードディスク装置15は、駆動されて、使用可能な状態で待機している。ここで、第1ハードディスク装置4に異常が発生すると、監視手段によって異常が検出される。機器制御部9は、まず予備ハードディスク装置15が待機していることを確認する。この確認は、ハードディスクコントローラ16からの情報によって行える。予備ハードディスク装置15が使用可能な状態でない場合、機器制御部9は、表示部にエラー表示をして、指定されたモードの動作を停止する。そして、通信部5を通じて管理者の所有する外部機器にエラーが発生したことを通知する。
予備ハードディスク装置15が使用可能な状態で待機している場合、予備ハードディスク装置15の動作チェックが行われる。動作保障ができると、第1ハードディスク装置4から予備ハードディスク装置15に切り替えられる。予備ハードディスク装置15の動作保障ができない場合、上記と同様に、エラー表示、動作の停止およびエラーの通知が行われる。
予備ハードディスク装置15に切り替えられたとき、図5に示すように、機器制御部9は、ハードディスク装置4が切り替えられて動作していることを表示する。これを見たユーザは、第1ハードディスク装置4に異常があることを認識する。また、機器制御部9は、通信部5を通じて外部機器にエラーが発生したことを通知する。
切り替え後、入力されて処理される画像データは予備ハードディスク装置15に記憶される。なお、管理情報は、すでに予備ハードディスク装置15に記憶されている。管理情報の書き換えがあれば、予備ハードディスク装置15に最新の管理情報が記憶される。
予備ハードディスク装置15の使用中、機器制御部9は、第1ハードディスク装置4の初期化を実行する。この初期化が完了すれば、第1ハードディスク装置4の動作チェックが行われる。第1ハードディスク装置4の初期化が不可能な場合、あるいは初期化は完了したが、第1ハードディスク装置4の動作保障ができない場合、機器制御部9は、通信部5を通じて外部機器にエラーが発生したことを通知する。第1ハードディスク装置4が修理あるいは交換されて、使用可能となるまで、予備ハードディスク装置15が使用される。
初期化によって、第1ハードディスク装置4の動作保障を行えると、機器制御部9は、予備ハードディスク装置15から第1ハードディスク装置4に切り替える。このとき、予備ハードディスク装置15が動作中であれば、動作が終了するまで待つ。予備ハードディスク装置15が待機中になると、第1ハードディスク装置4への切り替えが行われる。
機器制御部9は、第1ハードディスク装置4に切り替えた後、予備ハードディスク装置15に記憶されている最新の管理情報を第1ハードディスク装置4にコピーする。また、予備ハードディスク装置15に画像データが記憶されている場合、この画像データもコピーされる。これによって、画像データを処理して出力する際、使用するハードディスク装置4、15に関係なく、必要な情報を常に読み出すことができるので、処理が実行不可能になることを防止できる。
以上のように、第1ハードディスク装置4に異常が発生する緊急事態になっても、すぐに予備ハードディスク装置15に切り替えられる。そして、エラー表示やエラー通知によって、管理者は、第1ハードディスク装置4の修理あるいは交換が必要であることを知ることができる。管理者が修理あるいは交換のために来るまでの間、予備ハードディスク装置15が使用され、画像データの処理に支障を来たすことはない。したがって、データ処理装置がハードディスク装置4、15の異常によって使用不能になることはなく、ユーザに不便をかけることを防げる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。データ処理装置として、コピーモードおよびファクシミリモードを有する複合機であってもよく、さらにはコピー機、プリンタ、ファクシミリ装置といったように単一のモードだけの専用機であってもよい。記憶手段として、ハードディスク装置に限らず、不揮発性メモリ、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体を使用してもよい。また、予備記憶手段は、2つ以上の複数であってもよい。1つの予備記憶手段が使用不可能な状態であっても、他の予備記憶手段を使用できる。
画像データを第1記憶手段だけでなく、予備記憶手段にも記憶させてもよい。画像データの処理中に、第1記憶手段に異常が発生したとき、第1記憶手段から予備記憶手段に切り替えられる。このとき、予備記憶手段に、同じ画像データが記憶されているので、そのまま処理を続行できる。
本発明のデータ処理装置の一実施形態である複合機の概略構成を示す図 ハードディスク装置に対するデータの流れを示す図 第1ハードディスク装置および予備ハードディスク装置を示す図 第1ハードディスク装置異常時におけるエラー処理動作のフローチャート 第1ハードディスク装置から予備ハードディスク装置に切り替えたときの表示部を示す図
符号の説明
1 画像読み取り部
2 操作部
3 画像形成部
4 第1ハードディスク装置
5 通信部
9 機器制御部
15 予備ハードディスク装置
16 ハードディスクコントローラ

Claims (15)

  1. データを入力する入力手段と、入力されたデータを処理して出力する処理手段と、入力されたデータを処理して出力するためにデータを記憶する第1記憶手段と、データを記憶する予備記憶手段と、入力されたデータを処理するために各手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、第1記憶手段の状態を監視する監視手段を有し、第1記憶手段の状態に応じてデータの記憶先を予備記憶手段に切り替えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. データを入力する入力手段と、入力されたデータを処理して出力する処理手段と、入力されたデータを処理して出力するためにデータを記憶する複数の記憶手段と、入力されたデータを処理するために各手段を制御する制御手段とを備え、複数の記憶手段のうち、通常時には第1記憶手段が使用され、他の記憶手段は、常時使用可能な状態にある予備記憶手段とされ、制御手段は、緊急事態時にデータの記憶先を記憶手段から予備記憶手段に切り替えることを特徴とするデータ処理装置。
  3. 制御手段は、第1記憶手段の異常を検出したとき、予備記憶手段に切り替えることを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
  4. 制御手段は、第1記憶手段が使用可能な状態になったとき、予備記憶手段から第1記憶手段に切り替えることを特徴とする請求項3記載のデータ処理装置。
  5. 制御手段は、切り替える前に、使用可能な予備記憶手段の存在を確認することを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
  6. 制御手段は、各記憶手段の動作をチェックする検証手段を有し、制御手段は、切替時に検証手段による動作チェックを行うことを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
  7. 制御手段は、第1記憶手段から予備記憶手段に切り替えたとき、第1記憶手段を初期化することを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
  8. 制御手段は、第1記憶手段の初期化後、予備記憶手段から第1記憶手段に切り替えることを特徴とする請求項7記載のデータ処理装置。
  9. 第1記憶手段は、処理して出力するためのデータと、データの処理に関する管理情報とを記憶し、管理情報は、予備記憶手段にも記憶されることを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
  10. 制御手段は、第1記憶手段の使用時に、所定のタイミングで管理情報を予備記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
  11. 制御手段は、第1記憶手段の使用時に、第1記憶手段の管理情報を書き換えるとき、最新の管理情報を予備記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
  12. 制御手段は、第1記憶手段から予備記憶手段に切り替えたとき、データおよび管理情報を予備記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
  13. 制御手段は、データの記憶先を予備記憶手段から第1記憶手段に戻したとき、予備記憶手段に記憶されている管理情報を第1記憶手段にコピーすることを特徴とする請求項12記載のデータ処理装置。
  14. 制御手段は、予備記憶手段に切り替えられて使用されていることを報知することを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
  15. 制御手段は、予備記憶手段に切り替えられたとき、第1記憶手段の異常を外部に通知することを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
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