JP2007142699A - 情報通信プログラム、情報通信装置、情報通信方法 - Google Patents

情報通信プログラム、情報通信装置、情報通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク間を移動しても通信が継続されることと、特定のネットワークにおいて直接通信を行うことの両方を実現する情報通信プログラム、情報通信装置、情報通信方法を提供する。
【解決手段】静的アドレスと動的アドレスとが設定される情報通信装置の制御をコンピュータに実行させる情報通信プログラムであって、情報通信装置のアプリケーションから送信パケットが渡された場合、送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定のサブネットのアドレス情報とに基づいて、送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定ステップと、送信先アドレス判定ステップにより送信先アドレスが第1のサブネットであると判定された場合、中継装置を経由するように送信パケットをカプセル化するカプセル化ステップとをコンピュータに実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、接続したネットワークにおいて割り当てられたアドレスと固有のアドレスとを使い分けて通信を行う情報通信プログラム、情報通信装置、情報通信方法に関するものである。
目的の端末を示す宛先にパケットが送信された時、目的の端末がネットワークを移動していてもパケットが目的の端末に転送される技術として、Mobile IP(Internet Protocol)が用いられている。通常、Mobile IPを用いる端末(以下、移動ノードと呼ぶ)は、固有のIPアドレスであるHome Addressを持つ。移動ノードが本来存在すると想定されるネットワークであるHome Networkに存在するとき、移動ノード宛のパケットはHome Addressを宛先としておりそのまま移動ノードに到達する。
ところが、Home Networkとは異なるネットワークであるForeign Networkに移動ノードが移動すると、Foreign Networkで有効なIPアドレスであるCare−of Addressが割り当てられ、Home AddressとCare−of Addressの対応関係が、Home Networkに存在するHome Agentに登録される。こうして、たとえ移動ノードのHome Addressを宛先としたパケットが送信されたとしても、Home Agentは、Home Networkに目的の移動ノードがいないことを確認すると、Care−of Addressを転送先としてForeign Networkに存在する目的の移動ノードにパケットを転送する。
移動ノードは、Home Addressを自分のIPアドレスとしており、この端末にデータを送信する他の端末は、Home Addressを宛先としてパケットを送出することが、通常の動作として想定されている。
また、移動ノードは、ネットワークインタフェースとして、直接通信を行うインタフェース(以下、オリジナルインタフェースと呼ぶ)の他に、Mobile IP用のカプセル化したパケットの生成と解除を行うためのMobile IP仮想インタフェースを持つ。
なお、本発明の関連ある従来技術として、例えば、下記に示す特許文献1が知られている。この第3世代の移動通信システムにおけるパケットのアドレス付与方法によれば、移動ノードがForeign Networkにあるとき、Home Agentがヘッダを変更し、Foreign Agentまたは移動ノードが到着したパケットを再度アドレス付けることにより、パケットがファイアウォールにより拒否されることを防ぐことができる。
特開2002−118596号公報
しかしながら、移動ノードでは、受信するパケットがHome Address宛のパケットと想定されており、Mobile IP仮想インタフェースを経由することになる。これは、たとえForeign Network内の他の端末から送信されたパケットであっても、Home Address宛のパケットとして送信され、Home Agentとしてカプセル化されて転送される。つまり、パケットは、Mobile IP仮想インタフェースを必ず経由し、オリジナルインタフェースだけを経由するパケットは想定されていなかった。
移動ノードがForeign Networkに存在し、Foreign Network内の他の端末が移動ノードへパケットを送信する場合であっても、移動ノードのHome Address宛にパケットを送信する。つまり、移動ノードは、Home Agentを経由してカプセル化されたパケットを受信する。これは、移動ノードをHome Addressだけで識別していることによる。
Mobile IPの実装において、移動ノードで受信されるパケットは、必ずMobile IP仮想インタフェースを経由して処理される。もし、移動ノードと同一のForeign Network内の他の端末が移動ノードのCare−of Address宛のパケットを送信したとしても、移動ノードのMobile IP仮想インタフェースは、受信したパケットのカプセル化を解除しようとするため、パケットが捨てられたり、未定義の動作を行ったりする問題が生じていた。
また、もし、移動ノードがCare−of Address宛のパケットを受信できたとし、移動ノードから同一のForeign Network内の他の端末へパケットを送信する場合、送信パケットのソースアドレスがHome Agentになるため、他の端末にとって送信する相手がCare−of Address、受信する相手がHome Addressとなり、アドレスの不一致が生じていた。
また、Foreign Networkに存在する移動ノードが同一のForeign Networkに存在する他の端末にパケットを送信する場合、Mobile IP仮想インタフェースを通ってカプセル化され、Home Agentを経由し、他の端末に転送されることになり、オリジナルインタフェースだけを用いて直接、他の端末にパケットを送信することはできなかった。
上述したように、従来の移動ノードは、ネットワーク間を移動しながら通信を継続することと、特定のネットワークに存在する端末と直接通信を行うことの両方を実現することができなかった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ネットワーク間を移動しても通信が継続されることと、特定のネットワークにおいて直接通信を行うことの両方を実現する情報通信プログラム、情報通信装置、情報通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置の制御をコンピュータに実行させる情報通信プログラムであって、前記情報通信装置のアプリケーションから送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定ステップと、前記送信先アドレス判定ステップにより前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、更に、ネットワークから受信パケットが到着した場合、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行う送信元アドレス判定ステップと、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第1の中継装置であると判定された場合、前記第1の中継装置によりカプセル化された受信パケットのカプセル化を解除するカプセル化解除ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、前記送信先アドレス判定ステップは、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1のサブネットのアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行い、更に、前記カプセル化ステップにより送信パケットがカプセル化された場合、カプセル化された送信パケットを送信し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、送信パケットをそのまま送信する送信ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、前記送信元アドレス判定ステップは、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行い、更に、前記カプセル化解除ステップにより受信パケットのカプセル化が解除された場合、カプセル化が解除された受信パケットを前記情報通信装置のアプリケーションへ渡し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、受信パケットをそのまま前記情報通信装置のアプリケーションに渡し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第1の中継装置と前記第2のサブネットのいずれでもないと判定された場合、前記受信パケットを不正なパケットとして処理する受信ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、更に、前記情報通信装置がサブネットに接続するとき、割り当てられる動的アドレスとアドレスマスクに基づいて該サブネットのアドレス範囲を算出し、該アドレス範囲を前記第2のサブネットのアドレス情報とする接続サブネットアドレス情報取得ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、更に、ホップ数を制限したマルチキャストメッセージをネットワークに送信し、該マルチキャストメッセージに対する応答メッセージを受信し、該応答メッセージからサブネットの情報を取得し、該サブネットの情報を前記第2のサブネットのアドレス情報とする近傍サブネットアドレス情報取得ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、前記情報通信装置は、複数のサブネットに接続され、前記複数のサブネットのそれぞれから動的アドレスが割り当てられ、前記送信先アドレス判定ステップは、前記複数のサブネットのアドレス情報を前記第2のサブネットのアドレス情報として取得し、前記送信ステップは、前記動的アドレス毎に実行されることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、前記情報通信装置は、予め複数の前記第1の中継装置から異なる静的アドレスを割り当てられ、前記送信元アドレス判定ステップは、前記複数の第1の中継装置のアドレス情報を取得し、前記カプセル化ステップは、前記静的アドレス毎に実行されることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、更に、前記静的アドレスの割り当てのための登録要求メッセージを前記第1の中継装置へ送信し、該登録要求メッセージに対する前記第1の中継装置からの応答メッセージを受信し、該応答メッセージに基づいて、前記第1の中継装置のアドレス、前記静的アドレス、前記第1のサブネットのアドレス情報を取得する中継サブネットアドレス情報取得ステップをコンピュータに実行させ、前記第1の中継装置は、前記情報通信装置から送信される前記登録要求メッセージに対して、前記第1の中継装置のアドレス、前記静的アドレス、前記第1のサブネットの情報を含めた応答メッセージを送信することを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、更に、サブネットである第1の接続サブネットに前記情報通信装置が接続するとき、前記静的アドレスと前記第1の接続サブネットから割り当てられた第1の動的アドレスの対応関係を前記第1の中継装置に送信する対応関係登録ステップと、更に、前記第1の接続サブネットと異なるサブネットである第2の接続サブネットに前記情報通信装置が接続するとき、前記静的アドレスと前記第2の接続サブネットから割り当てられた第2の動的アドレスの対応関係を前記第1の中継装置に送信する対応関係再登録ステップとをコンピュータに実行させ、前記第1の接続サブネットに存在する中継装置である第2の中継装置は、前記対応関係登録ステップにより送信された前記静的アドレスと第1の動的アドレスの対応関係を取得し、前記第2の接続サブネットに接続された前記情報通信装置と前記第1の接続サブネットに接続された端末との間の通信が前記第1の中継装置を介して行われる場合、前記第1の中継装置と前記第1の接続サブネットに接続された端末との間において前記静的アドレスと前記第1の動的アドレスとのアドレス変換を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、前記第2の中継装置は、前記静的アドレスと第1の動的アドレスの対応関係の有効期限を管理することを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、更に、前記第1のサブネットに接続された第1の端末と前記第2のサブネットに接続された第2の端末との間において、アドレス変換を行うアドレス変換ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、前記第1の端末が前記第2の端末へパケットを送信する場合、該パケットの送信先アドレスは前記情報処理装置の静的アドレスであり、前記アドレス変換ステップは該パケットの送信先アドレスを前記第2の端末のアドレスに変換し、前記第2の端末が前記第1の端末へパケットを送信する場合、該パケットの送信先アドレスは前記情報処理装置の動的アドレスであり、前記アドレス変換ステップは該パケットの送信先アドレスを前記第1の端末のアドレスに変換することを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信プログラムにおいて、前記情報通信装置は、Mobile IPにおける移動ノードであり、前記第1の中継装置は、Mobile IPにおけるHome Agentであり、前記静的アドレスは、Mobile IPにおけるHome Addressであり、前記動的アドレスは、Mobile IPにおけるCare−of Addressであることを特徴とするものである。
また、本発明は、予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置であって、送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定部と、前記送信先アドレス判定部により前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化部とを備えたものである。
また、本発明に係る情報通信装置において、更に、ネットワークから受信パケットが到着した場合、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行う送信元アドレス判定部と、前記送信元アドレス判定部により前記送信元アドレスが前記第1の中継装置であると判定された場合、前記第1の中継装置によりカプセル化された受信パケットのカプセル化を解除するカプセル化解除部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信装置において、前記送信先アドレス判定部は、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1のサブネットのアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行い、更に、前記カプセル化部により送信パケットがカプセル化された場合、カプセル化された送信パケットを送信し、前記送信元アドレス判定部により前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、送信パケットをそのまま送信する送信部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係る情報通信装置において、前記送信元アドレス判定部は、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行い、更に、前記カプセル化解除部により受信パケットのカプセル化が解除された場合、カプセル化が解除された受信パケットを出力し、前記送信元アドレス判定部により前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、受信パケットをそのまま出力し、前記送信元アドレス判定部により前記送信元アドレスが前記第1の中継装置と前記第2のサブネットのいずれでもないと判定された場合、前記受信パケットを不正なパケットとして処理する受信部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置の制御を実行する情報通信方法であって、前記情報通信装置のアプリケーションから送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定ステップと、前記送信先アドレス判定ステップにより前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化ステップとを実行するものである。
また、本発明に係る情報通信方法において、更に、ネットワークから受信パケットが到着した場合、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行う送信元アドレス判定ステップと、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第1の中継装置であると判定された場合、前記第1の中継装置によりカプセル化された受信パケットのカプセル化を解除するカプセル化解除ステップとを実行することを特徴とするものである。
本発明によれば、ネットワーク間を移動しても通信が継続されることと、特定のネットワークにおいて直接通信を行うことの両方を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
本発明に係る情報通信装置は、近傍のネットワーク内の端末と直接、通常の通信を行うローカル通信と、Mobile IPによりHome Agentを介した通信を行うリモート通信との両方を行うことができる。また、本実施の形態では、本発明に係る情報通信装置である移動ノードが、Home Agentの存在するネットワーク以外のネットワークに存在する場合について説明する。
まず、本実施の形態に係る移動ノードのソフトウェア構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る移動ノードのソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。この移動ノードは、オリジナルインタフェース11、Mobile IP仮想インタフェース12、IP21、TCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)22、アプリケーション31a,31b、インタフェース制御部32を備える。アプリケーション31aは、TCP/UDP22、IP21、オリジナルインタフェース11を介してローカル通信を行う。また、アプリケーション31bは、TCP/UDP22、IP21を介し、Mobile IP仮想インタフェース12、オリジナルインタフェース11を介してリモート通信を行う。
オリジナルインタフェース11とは、無線LAN(Local Area Network)、W−CDMA(Wideband - Code Division Multiple Access)、PHS(Personal Handyphone System)等を用いて実際に通信を行うためのインタフェースである。Mobile IP仮想インタフェース12とは、オリジナルインタフェース11より上位層に存在し、IPパケットのカプセル化およびその解除を行う仮想的なインタフェースである。
インタフェース制御部32は、インタフェース選択テーブルを管理し、使用するインタフェースの選択を行う。つまり、ローカルネットワークに対してはオリジナルインタフェース11のみを使用し、リモートネットワークに対してはMobile IP仮想インタフェース12とオリジナルインタフェース11を用いる。インタフェース選択テーブルとは、ネットワーク毎のエントリを持ち、パケットのアドレスフィールドからネットワークを識別するためのネットワークアドレスやHome Agentアドレス、そのネットワークに対して使用するインタフェースを登録しておくテーブルである。
次に、本実施の形態に係る移動ノードの通信環境の構成について説明する。
図2は、実施の形態1に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。この通信環境は、ローカルネットワーク41、リモートネットワーク42a,42b,42cを備える。ローカルネットワーク41はリモートネットワーク42bと接続され、リモートネットワーク42bはリモートネットワーク42aと接続され、リモートネットワーク42aはリモートネットワーク42cと接続されている。ローカルネットワーク41には、本発明に係る情報通信装置である移動ノード(MN)51、MN51とのローカル通信を行う端末(LCN)52、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ53が接続されている。リモートネットワーク42aには、Home Agent(HA)61が接続されている。リモートネットワーク42cには、MN51とのリモート通信を行う端末(RCN)62が接続されている。
ここでは、MN51によるローカル通信の対象となるネットワークをローカルネットワークと呼び、MN51によるリモート通信の対象となるネットワークをリモートネットワークと呼ぶ。
次に、インタフェース選択テーブルについて説明する。
図3は、実施の形態1に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。インタフェース選択テーブルには、対象とするアドレスまたはアドレス範囲のエントリ毎に、ネットワークアドレス、Home Agentアドレス、インタフェースの項目が登録される。この例では、ローカル通信のためのLCN52のエントリとリモート通信のためのRCN62のエントリが登録されている。LCN52のエントリでは、ネットワークアドレスとしてLCN52のアドレス、Home Agentアドレスはなし、インタフェースとしてオリジナルインタフェースが登録されている。また、RCN62のエントリでは、ネットワークアドレスとしてRCN62のアドレス、Home AgentアドレスはHA61のアドレス、インタフェースとしてMobile IP仮想インタフェースが登録されている。
この例において、送信パケットのデスティネーションアドレスが、インタフェース選択テーブルのネットワークアドレス欄のLCNのアドレスまたはアドレス範囲に含まれていれば、ローカルネットワーク41へのパケットと判断され、オリジナルインタフェース11のみを用いた送信が行われ、LCNのアドレス範囲に含まれていなければ、リモートネットワーク42a,42b,42cへのパケットと判断され、Mobile IP仮想インタフェース12を用いた送信が行われる。
同様に、受信パケットのソースアドレスが、インタフェース選択テーブルのネットワークアドレス欄のLCNの範囲に含まれていれば、ローカルネットワーク41からのパケットと判断され、オリジナルインタフェース11のみを用いた受信が行われる。また、受信パケットのソースアドレスが、インタフェース選択テーブルのHome Agentアドレス欄のアドレスに一致すれば、リモートネットワーク42a,42b,42cからのパケットと判断され、Mobile IP仮想インタフェース12を用いた受信が行われる。また、受信パケットのソースアドレスが、それ以外のアドレスであった場合、不正なパケットとして破棄される。
次に、上述したインタフェース選択テーブルにおけるネットワークアドレスの設定の動作について説明する。
MN51がローカルネットワーク41に移動すると、ローカルネットワーク41内のDHCPサーバ53等から自動的にIPアドレスが割り当てられる。このIPアドレスは、Mobile IPにおけるCare−of Address(CoA)として扱われる。また、DHCPサーバ53はMN51に対して、IPアドレスの他にアドレスマスク情報も提供する。MN51は、CoAとアドレスマスク情報からローカルネットワーク41におけるLCN52のアドレス範囲を算出し、インタフェース選択テーブルにおけるLCN52のネットワークアドレスに登録する。
なお、インタフェース選択テーブルにおけるLCN52のネットワークアドレスは、手動で登録しても良い。また、ネットワークがアドホックネットワークであれば、MN51は自動的にリンクローカルアドレスをLCN52のネットワークアドレスとして登録しても良い。
次に、MN51による送信の動作について説明する。
図4は、実施の形態1に係る移動ノードにおける送信の動作の一例を示すフローチャートである。まず、インタフェース制御部32は、TCP/UDP22、IP21を介してアプリケーション31a,31bから送信するパケットを受け取り(S11)、送信するパケットのアドレスフィールドとインタフェース選択テーブルを用いて、送信するパケットのデスティネーションアドレスが特定のネットワークアドレスか否かの判断を行う(S12)。
特定のネットワークアドレスである場合(S12,Y)、インタフェース制御部32は送信するパケットをオリジナルインタフェース11に渡し(S13)、オリジナルインタフェース11はネットワークにパケットを送信し(S14)、このフローを終了する。一方、特定のネットワークアドレスでない場合(S12,N)、インタフェース制御部32は、送信するパケットをMobile IP仮想インタフェース12に渡し、Mobile IP仮想インタフェース12はパケットのカプセル化を行い(S15)、処理S13へ移行する。
次に、MN51が送信するパケットのアドレスフィールドについて説明する。ローカルネットワーク41へのパケットは、オリジナルインタフェース11のみを通り、そのまま通信相手に送出される。従って、パケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
ソースアドレス=Care−of Address(CoA)
デスティネーションアドレス=通信相手のIPアドレス(LCN)
一方、リモートネットワーク42へのパケットはMobile IP仮想インタフェース12によりカプセル化されるため、パケットのアドレスフィールドはカプセルの内側と外側で異なるIPアドレスが使用される。従って、パケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
カプセル内側のソースアドレス=Home Address(HoA)
カプセル内側のデスティネーションアドレス=通信相手のIPアドレス(RCN)
カプセル外側のソースアドレス=CoA
カプセル外側のデスティネーションアドレス=Home Agent Address(HA)
次に、MN51による受信の動作について説明する。
図5は、実施の形態1に係る移動ノードにおける受信の動作の一例を示すフローチャートである。まず、MN51がネットワークからパケットを受信すると(S21)、インタフェース制御部32は、オリジナルインタフェース11に渡し、オリジナルインタフェース11は受信の処理を行う(S22)。次に、インタフェース制御部32は、受信したパケットのアドレスフィールドとインタフェース選択テーブルを用いて、受信したパケットのソースアドレスが特定のネットワークアドレスか否かの判断を行う(S23)。
特定のネットワークアドレスである場合(S23,Y)、インタフェース制御部32は、オリジナルインタフェース11からIP21、TCP/UDP22を介してアプリケーション31a,31bにパケットを渡し(S24)、このフローを終了する。一方、特定のネットワークアドレスでない場合(S23,N)、インタフェース制御部32は、受信したパケットのアドレスフィールドとインタフェース選択テーブルを用いて、受信したパケットのソースアドレスがHome Agentアドレスか否かの判断を行う(S25)。
Home Agentアドレスである場合(S25,Y)、インタフェース制御部32は、オリジナルインタフェース11が処理したパケットをMobile IP仮想インタフェース12に渡し、Mobile IP仮想インタフェース12はパケットのカプセル化を解除し(S26)、処理S24へ移行する。一方、Home Agentアドレスでない場合(S25,N)、インタフェース制御部32は、受信したパケットを不正なパケットとして破棄し(S28)、このフローを終了する。
上述したように、MN51がリモートネットワークからカプセル化されたパケットを受信したとき、Mobile IP仮想インタフェース12を経由してパケットのカプセル化を解除する。一方、MN51がローカルネットワークからカプセル化されていないパケットを受信したとき、オリジナルインタフェース11だけを経由する。そこで、本発明では、パケットのソースアドレスを見ることによりカプセル化されたパケットかどうかを判別し、オリジナルインタフェース11だけを用いるのか、Mobile IP仮想インタフェース12を経由するのかを選択する。
次に、MN51が受信するパケットのアドレスフィールドについて説明する。ローカルネットワーク41からのパケットは、オリジナルインタフェース11のみを通り、そのままアプリケーションに渡される。従って、パケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
ソースアドレス=LCN
デスティネーションアドレス=CoA
一方、リモートネットワーク42からのパケットはMobile IP仮想インタフェース12によりカプセル化が解除されるため、パケットのアドレスフィールドはカプセルの内側と外側で異なるIPアドレスが使用される。従って、パケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
カプセル内側のソースアドレス=RCN
カプセル内側のデスティネーションアドレス=HoA
カプセル外側のソースアドレス=HA
カプセル外側のデスティネーションアドレス=CoA
ローカルネットワーク41からのパケットでもリモートネットワーク42からのパケットでもないパケットは、不正なパケットとして破棄する。
本実施の形態によれば、リモートネットワークとの通信を行うことにより移動ノードがどのネットワークにいても受けられるサービスと、ローカルネットワークとの通信を行うことにより移動ノードが特定のローカルネットワークにいる場合のみ受けられるサービスとの両方の利点を享受することができる。また、移動ノードがこれらの通信を自動的に判断して切り替えることにより、ユーザは意識することなく複数のサービスを受けることができると共に、移動ノード以外の機器を変更することなく利便性を向上させることができる。
また、ローカルネットワークに存在するDHCP等を利用することにより、移動ノードは自動的にローカルネットワークを認識し、インタフェースを選択することができる。
実施の形態2.
本実施の形態において、移動ノードは、自ノードが存在するネットワークに近接するネットワークをローカルネットワークと認識し、ローカルネットワークの範囲を拡大する。
本実施の形態に係る移動ノードのソフトウェア構成は実施の形態1と同様である。
次に、本実施の形態に係る移動ノードの通信環境の構成について説明する。
図6は、実施の形態2に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。図6において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2と比較すると図6は、ローカルネットワーク41の代わりにサブネット71a,71b,71cを備え、リモートネットワーク42cを必要としない。サブネット71aとサブネット71cは、ルータ54aを介して接続されている。サブネット71bとサブネット71cは、ルータ54bを介して接続されている。サブネット71cには、MN51が接続されている。
ローカルネットワークを拡大する場合のMN51の動作について説明する。まず、MN51は、ホップ数を制限したマルチキャストメッセージを近隣のルータに送信する。ルータ54aは、そのマルチキャストメッセージを受け取り、ホップ数が指定の範囲内である場合、ルータ54aが接続しているサブネット71a,71cのネットワークアドレス情報をMN51に返す。ルータ54bも同様にして、サブネット71b,71cのネットワークアドレス情報をMN51に返す。
ルータから返されるネットワークアドレス情報は、実施の形態1におけるDHCPサーバからの情報と同様、IPアドレスとアドレスマスク情報である。MN51は、ルータからのネットワークアドレス情報を受け取ると、ローカルネットワークと見なすネットワークアドレスの範囲を算出し、インタフェース選択テーブルに登録する。以後、MN51における送受信の動作は、実施の形態1と同様である。
図7は、実施の形態2に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。実施の形態1におけるインタフェース選択テーブルと異なり、オリジナルインタフェース11を選択するネットワークアドレスの範囲が複数のエントリ(サブネット71a,71b,71c)として登録されている。
本実施の形態によれば、移動ノードがルータの機能を利用することにより、ローカルネットワークの範囲を容易に拡大できる。
実施の形態3.
本実施の形態において、移動ノードは複数のローカルネットワークを利用する。
本実施の形態に係る移動ノードのソフトウェア構成は実施の形態1と同様であるが、オリジナルインタフェース11がローカルネットワークの数だけ生成される。
次に、本実施の形態に係る移動ノードの通信環境の構成について説明する。
図8は、実施の形態3に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。図8において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2と比較すると図8は、ローカルネットワーク41の代わりにローカルネットワーク41a,41bを備え、リモートネットワーク42cを必要としない。ローカルネットワーク41aには、LCN52aが接続され、ローカルネットワーク41bには、LCN52bが接続されている。MN51は、ローカルネットワーク41a,41bの両方に接続されている。
複数のローカルネットワークが存在する場合、ローカルネットワーク毎にMN51のCare−of Addressが割り当てられ、MN51は、ローカルネットワーク毎にオリジナルインタフェース11を生成する。
この例において、MN51は、ローカルネットワーク41aからCare−of Address A(CoAA)を割り当てられ、ローカルネットワーク41bからCare−of Address B(CoAB)を割り当てられる。このとき、MN51は、CoAAを割り当てたオリジナルインタフェースAとCoABを割り当てたオリジナルインタフェースBを生成する。
図9は、実施の形態3に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。この表に示すように、インタフェース選択テーブルには、ローカルネットワーク毎のエントリが登録される。以後、MN51における送受信の動作は、実施の形態1と同様であるが、MN51は、ローカルネットワーク41aに存在するLCN52aとローカル通信を行う場合、CoAAが割り当てられたオリジナルインタフェースAを使用し、ローカルネットワーク41bに存在するLCN52bとローカル通信を行う場合、CoABが割り当てられたオリジナルインタフェースAを使用する。
なお、複数のオリジナルインタフェース11に対応するハードウェアのネットワークインタフェースは、1つを切り替えて利用しても良いし、オリジナルインタフェース11毎に存在しても良い。
本実施の形態によれば、複数のローカルネットワークに対するローカル通信とリモート通信とを容易に使い分けることができる。
実施の形態4.
本実施の形態において、移動ノードは複数のリモートネットワークを利用する。
本実施の形態に係る移動ノードのソフトウェア構成は実施の形態1と同様であるが、Mobile IP仮想インタフェース12がリモートネットワークの数だけ生成される。
次に、本実施の形態に係る移動ノードの通信環境の構成について説明する。
図10は、実施の形態4に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。図10において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2と比較すると図10は、リモートネットワーク42a,42cの代わりにリモートネットワーク44a,44b,44c,44dを備える。リモートネットワーク44aには、HA61aが接続され、リモートネットワーク44bには、HA61bが接続され、リモートネットワーク44cには、RCN62aが接続され、リモートネットワーク44dには、RCN62bが接続されている。
複数のリモートネットワークが存在する場合、リモートネットワーク毎にMN51のHome Addressが割り当てられ、MN51は、リモートネットワーク毎にMobile IP仮想インタフェース12を生成する。
この例において、MN51は、HA61aからHome Address A(HoAA)を割り当てられ、HA61bからHome Address B(HoAB)を割り当てられる。このとき、MN51は、HoAAを割り当てたMobile IP仮想インタフェースAとHoABを割り当てたMobile IP仮想インタフェースBを生成する。
図11は、実施の形態4に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。この表に示すように、インタフェース選択テーブルには、リモートネットワーク毎のエントリが登録される。ここでは、HA61aのアドレスをHAA、HA61bのアドレスをHABとする。以後、MN51における送受信の動作は、実施の形態1と同様であるが、MN51は、リモートネットワーク44cに存在するRCN62aとリモート通信を行う場合、HoAAが割り当てられたMobile IP仮想インタフェースAを使用し、リモートネットワーク44dに存在するRCN62bとリモート通信を行う場合、HoABが割り当てられたMobile IP仮想インタフェースBを使用する。
なお、複数のMobile IP仮想インタフェース12に対応するオリジナルインタフェースやハードウェアのネットワークインタフェースは、1つを切り替えて利用しても良いし、Mobile IP仮想インタフェース12毎に存在しても良い。
本実施の形態によれば、複数のリモートネットワークに対するリモート通信とローカル通信とを容易に使い分けることができる。
実施の形態5.
本実施の形態において、移動ノードはリモートネットワークの範囲を自動的に取得する。
本実施の形態に係る移動ノードのソフトウェア構成は実施の形態1と同様である。
次に、本実施の形態に係る移動ノードの通信環境の構成について説明する。
図12は、実施の形態5に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。図12において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2と比較すると図12は、リモートネットワーク42a,42cの代わりにサブネット(SN)72a,72b,72c,72dを備える。サブネット72aには、サブネット72c,72dが接続されている。また、サブネット72aには、HA63aが接続され、サブネット72bには、HA63bが接続されている。ここで、HA63aのアドレスをHAA、HA63bのアドレスをHABとする。
MN51は、HA63aにHome Address(HoA)とCare−of Address(CoA)の対応関係を登録するときに、Registration Request[RFC3344]を発行する。これを受け取り、登録を完了したHA63aは、登録が完了したことをRegistration Reply[RFC3344]によりMN51に通知する。
本実施の形態におけるHA63aでは、Registration Reply[RFC3344]のフィールドを拡張する。図13は、実施の形態5に係るRegistration Reply[RFC3344]のフィールドの一例を示す図である。拡張したフィールドに、MN51のMobile IP仮想インタフェース12が使用するサブネットの一覧情報を持たせる。この例では、サブネット72a,72c,72dの3つのサブネットをリモートネットワークとして扱うように記述されている。
図14は、実施の形態5に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。MN51は、Mobile IP仮想インタフェース12が用いるリモートネットワークとしてサブネット72a,72c,72dの各エントリをインタフェース選択テーブルに登録する。以後、MN51における送受信の動作は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態によれば、リモートネットワークの範囲をHome Agentが与えることにより、移動ノードは自動的にリモートネットワークの範囲を設定することができる。
実施の形態6.
本実施の形態において、移動ノードは第1のローカルネットワークにおけるローカル通信中に第2のローカルネットワークへ移動した場合に、第1のローカルネットワークにおけるローカル通信を継続することができる。
本実施の形態に係る移動ノードのソフトウェア構成は実施の形態1と同様である。
次に、本実施の形態に係る移動ノードの通信環境の構成について説明する。
図15は、実施の形態6に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。図15において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2と比較すると図15は、ローカルネットワーク41の代わりに、旧ローカルネットワーク43a,新ローカルネットワーク43bを備え、リモートネットワーク42cを必要としない。旧ローカルネットワーク43aには、LCN52、Foreign Agent(FA)55が接続されている。MN51は、旧ローカルネットワーク43aから新ローカルネットワーク43bに移動する。ここで、MN51は、Home Address(HoA)を持つ。
次に、MN51、FA55の動作について説明する。
まず、MN51が旧ローカルネットワーク43aに接続すると、Care−of Address A(CoAA)を与えられ、Registration Request(もしくはBinding Update)を送信することによりCoAAとHoAの対応関係をHA61に登録する。このとき、FA55は、Registration Request(もしくはBinding Update)内の情報を読み取り、CoAAとHoAの対応関係を保存する。その後、MN51は、旧ローカルネットワーク43a内のLCN52とのローカル通信を行う。
次に、MN51が旧ローカルネットワーク43aから新ローカルネットワーク43bへ移動すると、Care−of Address B(CoAB)を与えられ、Registration Request(もしくはBinding Update)を送信することによりCoABとHoAの対応関係をHA61に登録する。このとき、FA55は、古いCoAAとHoAの対応関係を保存したままにしておくことにより、MN51は、その後も旧ローカルネットワーク43a内のLCN52とのローカル通信を継続することができる。
次に、上述した動作におけるパケットのアドレスフィールドについて説明する。
まず、新ローカルネットワーク43bに接続されたMN51が旧ローカルネットワーク43aに接続されたLCN52にパケットを送信する場合について説明する。このときのパケットは次の経路で転送される。
(R11)新ローカルネットワーク43bに接続されたMN51
(R12)HA61
(R13)旧ローカルネットワーク43aに接続されたFA55
(R14)旧ローカルネットワーク43aに接続されたLCN52
R11からR12への経路において、MN51は、既に旧ローカルネットワーク43aをローカルネットワークと見なさないので、リモートネットワーク宛のパケットと同様にMobile IP仮想インタフェース12を用いてパケットをカプセル化する。従って、送信するパケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
カプセル内側のソースアドレス=Home Address(HoA)
カプセル内側のデスティネーションアドレス=LCN52
カプセル外側のソースアドレス=CoAB
カプセル外側のデスティネーションアドレス=Home Agent Address(HA)
HA61においてMobile IPパケットのカプセル化が解除されるため、R12からR13への経路におけるパケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
ソースアドレス=CoAB
デスティネーションアドレス=LCN52
R13からR14への経路において、通信の継続のためにはMN51が旧ローカルネットワーク43aに接続されていたときのCoAAを用いる必要があるため、FA55はソースアドレスのアドレス変換を行う。ここで、FA55は、保存しているCoAAとHoAの対応関係を用いる。アドレス変換の結果、パケットのアドレスフィールドは、以下のようになる。
ソースアドレス=CoAA
デスティネーションアドレス=LCN52
次に、旧ローカルネットワーク43aに接続されたLCN52が新ローカルネットワーク43bに接続されたMN51にパケットを送信する場合について説明する。このときのパケットは次の経路で転送される。
(R21)旧ローカルネットワーク43aに接続されたLCN52
(R22)旧ローカルネットワーク43aに接続されたFA55
(R23)HA61
(R24)新ローカルネットワーク43bに接続されたMN51
R21からR22への経路においては、CoAAを用いる必要があるため、パケットのアドレスフィールドは、以下のようになる。
ソースアドレス=LCN52
デスティネーションアドレス=CoAA
FA55においてCoAAとHoAの対応関係を用いたアドレス変換が行われるため、R22からR23への経路におけるパケットのアドレスフィールドは、以下のようになる。
ソースアドレス=LCN52
デスティネーションアドレス=HoA
HA61においてMobile IPのカプセル化が行われるため、R23からR24への経路におけるパケットのアドレスフィールドは、以下のようになる。
カプセル内側のソースアドレス=LCN52
カプセル内側のデスティネーションアドレス=HoA
カプセル外側のソースアドレス=HA
カプセル外側のデスティネーションアドレス=CoAB
このパケットを受信したMN51は、カプセル外側のソースアドレスがHA61のアドレスなので、Mobile IP仮想インタフェース12を用いてカプセル化を解除することができる。
上述したように、FA55は、CoAAとHoAの対応関係を保存しているが、これをずっと保存しておいたままにすると、CoAAのアドレスが2度と使えなくなってしまう。そこで、FA55は、CoAAとHoAの対応関係の有効期限が経過した場合、DHCPにより他の端末にCoAAが割り当てられた場合にCoAAとHoAの対応関係を破棄する。
図16は、実施の形態6に係るFAによるCoAとHoAの対応関係の破棄の動作の一例を示すフローチャートである。まず、MN51が旧ローカルネットワーク43aから移動すると(S41)、FA55は、Registration RequestとRegistraion Replyに含まれているMobile IPの有効期限の値を取得し、取得したMobile IPの有効期限をn倍し、CoAAとHoAの対応関係の有効期限Tとする(S42)。次に、FA55は、対応関係を保存してからの時間がTを超えたか否かの判断を行う(S43)。Tを超えた場合(S43,Y)、CoAAとHoAの対応関係を破棄し(S46)、このフローを終了する。
一方、Tを超えない場合(S43,N)、FA55は、旧ローカルネットワーク43a内のDHCPのメッセージ監視を行う(S44)。DHCPにおいて、端末は割り当てられたIPアドレスをDHCPOFFERメッセージにより取得する。そこで、FA55は、DHCPOFFERメッセージを監視し、その中にCoAAと同じIPアドレスが検出されたか否かの判断を行う(S45)。CoAAが検出された場合(S45,Y)、処理S46へ移行する。一方、CoAAが検出されない場合(S45,N)、処理S43へ移行する。
本実施の形態によれば、移動ノードは、旧ローカルネットワークから新ローカルネットワークに移動した場合でも、通常のアクセスと変わらない処理で、旧ローカルネットワーク内の端末との通信を継続することができる。
実施の形態7.
本実施の形態において、移動ノードは、リモートネットワーク内の端末とローカルネットワーク内の端末との間の通信の中継を行う。これは、ローカルネットワークがNAPTを使用したプライベートネットワークのときに有効である。
本実施の形態に係る移動ノードのソフトウェア構成について説明する。
図17は、実施の形態7に係る移動ノードのソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。図17において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図1と比較すると図17は、新たにNAPT(Network Address & Port Translation)部33を備える。
NAPT部33は、ポートマッピングテーブルを管理し、アドレス変換を行う。ポートマッピングテーブルとは、NAPTを使用するときに、NAPTのプライベートネットワーク側のIPアドレスとポート番号、およびグローバルネットワーク側のIPアドレスとポート番号を1対1にマッピングするものである。NAPT部33が、ポートマッピングテーブルを用いてパケットのアドレスフィールドを変換することにより、プライベートネットワーク側とグローバルネットワーク側の間で通信を行うことができる。
次に、本実施の形態に係る移動ノードの通信環境の構成について説明する。
図18は、実施の形態7に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。図18において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図2と比較すると図18は、MN51の代わりに本発明に係る情報通信装置であるMN56を備える。ここで、HA61は、Home Agent Address(HA)を持ち、MN56はローカルネットワーク41によりCare−of Address(CoA)を割り当てられたとする。
本実施の形態では、UPnP(Universal Plug-and-Play)機能もしくはそれと同等の機能を利用する。また、ローカルネットワーク41内の端末LCNのサービスとポート番号は、UPnPでサービス形態が表現されているとする。これにより、リモートネットワーク42c内の端末RCN62は、LCNのサービスとポート番号、MN56のHome Address(HoA)を知っているとする。
まず、RCN62は、MN56に対してローカルネットワーク41内に所望のサービスがあるかどうかを問い合わせる。このとき、RCN62は、MN56のHoA宛に問い合わせパケットを送信する。この問い合わせパケットは、HA61によりカプセル化され、MN56に届く。問い合わせパケットを受信したMN56は、Mobile IP仮想インタフェース12を用いて問い合わせパケットのカプセル化を解除し、要求を受諾する。
次に、MN56は、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)を用いて、RCN62が所望するサービスを行う端末があるかどうかをローカルネットワーク41内に問い合わせる。ここで、UPnPのサービスを提供しているLCN52のIPアドレスをMN56が知らなくても、この問い合わせは、マルチキャストでLCN52に届く。従って、LCN52は、RCN62の所望するサービスを提供していれば、MN56に対して自分のアドレス(LCN−ADDR)を返す。LCN−ADDRを受け取った端末MN56は、そのアドレスをRCN62に渡す。
LCN−ADDRを受け取った端末RCN62は、ローカルネットワーク41内に存在するLCN−ADDRとポート番号(LCN−PORT)が分かることになる。次に、RCN62は、MN56のHoAと任意のポート番号(ANY−PORT)を指定し、MN56にポートマッピングテーブルを書き換えるように依頼する。
図19は、実施の形態7に係るポートマッピングテーブルの一例を示す表である。このポートマッピングテーブルを用いてNAPT部33がアドレス変換を行うことにより、ローカルネットワーク側ではLCN−ADDRとLCN−PORTとなり、リモートネットワーク側ではHoAとANY−PORTとなる。
従って、RCN62は、HoAと任意のポート番号を宛先としたパケットをMN56に送信することにより、LCN52に届けられ、所望のサービスを受けることができる。このときのパケットは、以下の経路で転送される。
(R31)RCN62
(R32)HA61
(R33)MN56
(R34)LCN52
まず、R31からR32へのパケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
ソースアドレス=RCN62のIPアドレス(RCN−ADDR)
ソースポート=RCN62のポート番号(RCN−PORT)
デスティネーションアドレス=HoA
デスティネーションポート=ANY−PORT
HA61に到達したパケットはカプセル化されるため、R32からR33へのパケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
カプセル内側のソースアドレス=RCN−ADDR
カプセル内側のカプセル内側のソースポート=RCN−PORT
カプセル内側のデスティネーションアドレス=HoA
カプセル内側のデスティネーションポート=ANY−PORT
カプセル外側のソースアドレス=HA
カプセル外側のデスティネーションアドレス=CoA
MN56に到達したパケットは、Mobile IP仮想インタフェース12によりカプセル化を解除され、NAPT部33によりIPアドレスとポート番号が書き換えられる。このパケットは、オリジナルインタフェース11によりローカルネットワーク41内のLCN52に送信される。従って、R33からR34へのパケットのアドレスフィールドは以下のようになる。
ソースアドレス=RCN−ADDR
ソースポート=RCN−PORT
デスティネーションアドレス=LCN−ADDR
デスティネーションポート=LCN−PORT
従って、このパケットは、LCN52に到達する。逆方向も同様にして、LCN52からのパケットは、MN56において、NAPT部33によるIPアドレスとポート番号の書き換えが行われ、Mobile IP仮想インタフェース12によるカプセル化が行われ、RCN62に到達する。
本実施の形態によれば、移動ノードがNAPT機能を持つことにより、Mobile IPを実装しないローカルネットワーク内の端末とリモートネットワーク内の端末の間の通信を行うことができる。
また、本発明に係る情報通信装置は、情報通信システムに容易に適用することができ、情報通信システムの性能をより高めることができる。ここで、情報通信システムには、例えばLAN(Local Area Network)、公衆無線LAN、移動体通信システム、路車間通信システム、車車間通信システム等が含まれ得る。
更に、情報通信装置を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、情報通信プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、情報通信装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
なお、送信先アドレス判定ステップと送信元アドレス判定ステップは、実施の形態におけるインタフェース制御部の処理に対応する。また、カプセル化ステップとカプセル化解除ステップは、実施の形態におけるMobile IP仮想インタフェースの処理に対応する。また、送信ステップと受信ステップは、実施の形態におけるオリジナルインタフェースの処理に対応する。また、第1の中継装置は、実施の形態におけるHome Agentに対応する。また、第2の中継装置は、実施の形態におけるForeign Agentに対応する。
また、送信先アドレス判定部と送信元アドレス判定部は、実施の形態におけるインタフェース制御部に対応する。また、カプセル化部とカプセル化解除部は、実施の形態におけるMobile IP仮想インタフェースに対応する。また、送信部と受信部は、実施の形態におけるオリジナルインタフェースに対応する。
(付記1) 予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置の制御をコンピュータに実行させる情報通信プログラムであって、
前記情報通信装置のアプリケーションから送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定ステップと、
前記送信先アドレス判定ステップにより前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化ステップと
をコンピュータに実行させる情報通信プログラム。
(付記2) 付記1に記載の情報通信プログラムにおいて、
更に、ネットワークから受信パケットが到着した場合、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行う送信元アドレス判定ステップと、
前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第1の中継装置であると判定された場合、前記第1の中継装置によりカプセル化された受信パケットのカプセル化を解除するカプセル化解除ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記3) 付記1または付記2に記載の情報通信プログラムにおいて、
前記送信先アドレス判定ステップは、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1のサブネットのアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行い、
更に、前記カプセル化ステップにより送信パケットがカプセル化された場合、カプセル化された送信パケットを送信し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、送信パケットをそのまま送信する送信ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記4) 付記2または付記3に記載の情報通信プログラムにおいて、
前記送信元アドレス判定ステップは、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行い、
更に、前記カプセル化解除ステップにより受信パケットのカプセル化が解除された場合、カプセル化が解除された受信パケットを前記情報通信装置のアプリケーションへ渡し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、受信パケットをそのまま前記情報通信装置のアプリケーションに渡し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第1の中継装置と前記第2のサブネットのいずれでもないと判定された場合、前記受信パケットを不正なパケットとして処理する受信ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記5) 付記1乃至付記4のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
更に、前記情報通信装置がサブネットに接続するとき、割り当てられる動的アドレスとアドレスマスクに基づいて該サブネットのアドレス範囲を算出し、該アドレス範囲を前記第2のサブネットのアドレス情報とする接続サブネットアドレス情報取得ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記6) 付記1乃至付記4のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
更に、ホップ数を制限したマルチキャストメッセージをネットワークに送信し、該マルチキャストメッセージに対する応答メッセージを受信し、該応答メッセージからサブネットの情報を取得し、該サブネットの情報を前記第2のサブネットのアドレス情報とする近傍サブネットアドレス情報取得ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記7) 付記1乃至付記5のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
前記情報通信装置は、複数のサブネットに接続され、前記複数のサブネットのそれぞれから動的アドレスが割り当てられ、
前記送信先アドレス判定ステップは、前記複数のサブネットのアドレス情報を前記第2のサブネットのアドレス情報として取得し、
前記送信ステップは、前記動的アドレス毎に実行されることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記8) 付記1乃至付記6のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
前記情報通信装置は、予め複数の前記第1の中継装置から異なる静的アドレスを割り当てられ、
前記送信元アドレス判定ステップは、前記複数の第1の中継装置のアドレス情報を取得し、
前記カプセル化ステップは、前記静的アドレス毎に実行されることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記9) 付記1乃至付記7のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
更に、前記静的アドレスの割り当てのための登録要求メッセージを前記第1の中継装置へ送信し、該登録要求メッセージに対する前記第1の中継装置からの応答メッセージを受信し、該応答メッセージに基づいて、前記第1の中継装置のアドレス、前記静的アドレス、前記第1のサブネットのアドレス情報を取得する中継サブネットアドレス情報取得ステップをコンピュータに実行させ、
前記第1の中継装置は、前記情報通信装置から送信される前記登録要求メッセージに対して、前記第1の中継装置のアドレス、前記静的アドレス、前記第1のサブネットの情報を含めた応答メッセージを送信することを特徴とする情報通信プログラム。
(付記10) 付記1乃至付記8のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
更に、サブネットである第1の接続サブネットに前記情報通信装置が接続するとき、前記静的アドレスと前記第1の接続サブネットから割り当てられた第1の動的アドレスの対応関係を前記第1の中継装置に送信する対応関係登録ステップと、
更に、前記第1の接続サブネットと異なるサブネットである第2の接続サブネットに前記情報通信装置が接続するとき、前記静的アドレスと前記第2の接続サブネットから割り当てられた第2の動的アドレスの対応関係を前記第1の中継装置に送信する対応関係再登録ステップとをコンピュータに実行させ、
前記第1の接続サブネットに存在する中継装置である第2の中継装置は、前記対応関係登録ステップにより送信された前記静的アドレスと第1の動的アドレスの対応関係を取得し、前記第2の接続サブネットに接続された前記情報通信装置と前記第1の接続サブネットに接続された端末との間の通信が前記第1の中継装置を介して行われる場合、前記第1の中継装置と前記第1の接続サブネットに接続された端末との間において前記静的アドレスと前記第1の動的アドレスとのアドレス変換を行うことを特徴とする情報通信プログラム。
(付記11) 付記10に記載の情報通信プログラムにおいて、
前記第2の中継装置は、前記静的アドレスと第1の動的アドレスの対応関係の有効期限を管理することを特徴とする情報通信プログラム。
(付記12) 付記1乃至付記11のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
更に、前記第1のサブネットに接続された第1の端末と前記第2のサブネットに接続された第2の端末との間において、アドレス変換を行うアドレス変換ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記13) 付記12に記載の情報通信プログラムにおいて、
前記第1の端末が前記第2の端末へパケットを送信する場合、該パケットの送信先アドレスは前記情報処理装置の静的アドレスであり、前記アドレス変換ステップは該パケットの送信先アドレスを前記第2の端末のアドレスに変換し、前記第2の端末が前記第1の端末へパケットを送信する場合、該パケットの送信先アドレスは前記情報処理装置の動的アドレスであり、前記アドレス変換ステップは該パケットの送信先アドレスを前記第1の端末のアドレスに変換することを特徴とする情報通信プログラム。
(付記14) 付記1乃至付記13のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
前記情報通信装置は、Mobile IPにおける移動ノードであり、
前記第1の中継装置は、Mobile IPにおけるHome Agentであり、
前記静的アドレスは、Mobile IPにおけるHome Addressであり、
前記動的アドレスは、Mobile IPにおけるCare−of Addressであることを特徴とする情報通信プログラム。
(付記15) 予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置であって、
送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定部と、
前記送信先アドレス判定部により前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化部と
を備える情報通信装置。
(付記16) 付記15に記載の情報通信装置において、
更に、ネットワークから受信パケットが到着した場合、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行う送信元アドレス判定部と、
前記送信元アドレス判定部により前記送信元アドレスが前記第1の中継装置であると判定された場合、前記第1の中継装置によりカプセル化された受信パケットのカプセル化を解除するカプセル化解除部とを備えることを特徴とする情報通信装置。
(付記17) 付記15または付記16に記載の情報通信装置において、
前記送信先アドレス判定部は、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1のサブネットのアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行い、
更に、前記カプセル化部により送信パケットがカプセル化された場合、カプセル化された送信パケットを送信し、前記送信元アドレス判定部により前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、送信パケットをそのまま送信する送信部を備えることを特徴とする情報通信装置。
(付記18) 付記16または付記17に記載の情報通信装置において、
前記送信元アドレス判定部は、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行い、
更に、前記カプセル化解除部により受信パケットのカプセル化が解除された場合、カプセル化が解除された受信パケットを出力し、前記送信元アドレス判定部により前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、受信パケットをそのまま出力し、前記送信元アドレス判定部により前記送信元アドレスが前記第1の中継装置と前記第2のサブネットのいずれでもないと判定された場合、前記受信パケットを不正なパケットとして処理する受信部を備えることを特徴とする情報通信装置。
(付記19) 予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置の制御を実行する情報通信方法であって、
前記情報通信装置のアプリケーションから送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定ステップと、
前記送信先アドレス判定ステップにより前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化ステップと
を実行する情報通信方法。
(付記20) 付記19に記載の情報通信方法において、
更に、ネットワークから受信パケットが到着した場合、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行う送信元アドレス判定ステップと、
前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第1の中継装置であると判定された場合、前記第1の中継装置によりカプセル化された受信パケットのカプセル化を解除するカプセル化解除ステップと
を実行することを特徴とする情報通信方法。
実施の形態1に係る移動ノードのソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。 実施の形態1に係る移動ノードにおける送信の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る移動ノードにおける受信の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。 実施の形態3に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態3に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。 実施の形態4に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態4に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。 実施の形態5に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態5に係るRegistration Reply[RFC3344]のフィールドの一例を示す図である。 実施の形態5に係るインタフェース選択テーブルの一例を示す表である。 実施の形態6に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態6に係るFAによるCoAとHoAの対応関係の破棄の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態7に係る移動ノードのソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態7に係る移動ノードの通信環境の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態7に係るポートマッピングテーブルの一例を示す表である。
符号の説明
11 オリジナルインタフェース、12 Mobile IP仮想インタフェース、21 IP、22 TCP/UDP、31a,31b アプリケーション、32 インタフェース制御部、33 NAPT部、41,41a,41b ローカルネットワーク、43a 旧ローカルネットワーク、43b 新ローカルネットワーク、42a,42b,42c,44a,44b,44c,44d リモートネットワーク、51,56 MN、52,52a,52b LCN、53 DHCPサーバ、54a,54b ルータ、55 FA、61,61a,61b,63a,63b HA、62,62a,62b RCN、71a,71b,71c,72a,72b,72c,72d サブネット。

Claims (10)

  1. 予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置の制御をコンピュータに実行させる情報通信プログラムであって、
    前記情報通信装置のアプリケーションから送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定ステップと、
    前記送信先アドレス判定ステップにより前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化ステップと
    をコンピュータに実行させる情報通信プログラム。
  2. 請求項1に記載の情報通信プログラムにおいて、
    更に、ネットワークから受信パケットが到着した場合、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行う送信元アドレス判定ステップと、
    前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第1の中継装置であると判定された場合、前記第1の中継装置によりカプセル化された受信パケットのカプセル化を解除するカプセル化解除ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報通信プログラムにおいて、
    前記送信先アドレス判定ステップは、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1のサブネットのアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行い、
    更に、前記カプセル化ステップにより送信パケットがカプセル化された場合、カプセル化された送信パケットを送信し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、送信パケットをそのまま送信する送信ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
  4. 請求項2または請求項3に記載の情報通信プログラムにおいて、
    前記送信元アドレス判定ステップは、前記受信パケットのアドレス情報と予め取得した前記第1の中継装置のアドレス情報と予め取得した所定の第2のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記受信パケットの送信元アドレスの判定を行い、
    更に、前記カプセル化解除ステップにより受信パケットのカプセル化が解除された場合、カプセル化が解除された受信パケットを前記情報通信装置のアプリケーションへ渡し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第2のサブネットであると判定された場合、受信パケットをそのまま前記情報通信装置のアプリケーションに渡し、前記送信元アドレス判定ステップにより前記送信元アドレスが前記第1の中継装置と前記第2のサブネットのいずれでもないと判定された場合、前記受信パケットを不正なパケットとして処理する受信ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
    更に、前記情報通信装置がサブネットに接続するとき、割り当てられる動的アドレスとアドレスマスクに基づいて該サブネットのアドレス範囲を算出し、該アドレス範囲を前記第2のサブネットのアドレス情報とする接続サブネットアドレス情報取得ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
    更に、ホップ数を制限したマルチキャストメッセージをネットワークに送信し、該マルチキャストメッセージに対する応答メッセージを受信し、該応答メッセージからサブネットの情報を取得し、該サブネットの情報を前記第2のサブネットのアドレス情報とする近傍サブネットアドレス情報取得ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする情報通信プログラム。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
    前記情報通信装置は、複数のサブネットに接続され、前記複数のサブネットのそれぞれから動的アドレスが割り当てられ、
    前記送信先アドレス判定ステップは、前記複数のサブネットのアドレス情報を前記第2のサブネットのアドレス情報として取得し、
    前記送信ステップは、前記動的アドレス毎に実行されることを特徴とする情報通信プログラム。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報通信プログラムにおいて、
    前記情報通信装置は、予め複数の前記第1の中継装置から異なる静的アドレスを割り当てられ、
    前記送信元アドレス判定ステップは、前記複数の第1の中継装置のアドレス情報を取得し、
    前記カプセル化ステップは、前記静的アドレス毎に実行されることを特徴とする情報通信プログラム。
  9. 予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置であって、
    送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定部と、
    前記送信先アドレス判定部により前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化部と
    を備える情報通信装置。
  10. 予め外部の第1の中継装置に登録して割り当てられた静的アドレスと、接続したサブネットにおいて割り当てられる動的アドレスとが設定される情報通信装置の制御を実行する情報通信方法であって、
    前記情報通信装置のアプリケーションから送信パケットが渡された場合、前記送信パケットのアドレス情報と予め取得した所定の第1のサブネットのアドレス情報とに基づいて、前記送信パケットの送信先アドレスの判定を行う送信先アドレス判定ステップと、
    前記送信先アドレス判定ステップにより前記送信先アドレスが前記第1のサブネットであると判定された場合、前記第1の中継装置を経由するように前記送信パケットをカプセル化するカプセル化ステップと
    を実行する情報通信方法。
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