JP3987313B2 - 移動端末短縮経路通信システム、移動端末短縮経路通信方法、フォーリンエージェント装置およびプログラム - Google Patents
移動端末短縮経路通信システム、移動端末短縮経路通信方法、フォーリンエージェント装置およびプログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動端末の移動時に当該移動端末と他の計算機もしくは他の端末との間で通信を行う移動端末短縮経路通信システム、移動端末短縮経路通信方法、フォーリンエージェント装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動端末がIPネットワーク上を移動する際、実行中の通信アプリケーション等を切断せずに通信を可能とするためのプロトコルとして、モバイルIPがある。このモバイルIPは、RFC(Request For Comment)2000で規定されており、移動端末が普段から所属関係にあるネットワーク(以下、ホームネットワーク(HN:Home Network)と呼ぶ)から別のネットワーク(以下、移動先ネットワークと呼ぶ)に移動する際、移動端末のIPアドレスの変更を伴わず、あたかもホームネットワークに接続しているかのようにホームネットワーク或いは他のネットワーク上の計算機もしくは他の端末(以下、通信相手機器と総称する)と通信を行うことが可能なプロトコルである。
【0003】
ところで、このような移動端末通信システムを実現するためには、ホームネットワーク上にはホームエージェント(HA:Home Agent、以下、HAと指称する)が設けられ、また移動先ネットワーク上にはフォーリンエージェント(FA:Foreign Agent、以下、FAと指称する)が設けられている。ここで、HAは、移動端末宛てのパケットを全て代理受信する機能を有し、またFAは、モバイルIP登録要求を受信し、ホームエージェントに中継する機能をもっている。
【0004】
このモバイルIPを利用するシステムは、移動端末が移動する時、ホームネットワーク上のFA宛てに自身のホームネットワークのアドレスおよび移動先で取得される気付アドレスを登録する。移動先には移動を支援するFAが存在する場合と存在しない場合とがある。FAが存在する場合にはFA自体のIPアドレスが気付アドレスとなり、存在しない場合には移動端末自体がDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:動的ホスト構成プロトコル)によって動的に割り与えられ、或いは予め与えられる気付アドレスをもっている。
【0005】
以下、移動端末の移動時の通信について説明する。
【0006】
移動端末の通信に際し、移動先にFAが存在するFAモードと存在しないCo−locatedモードとがある。
【0007】
前者のFAモードは図5に示すように、移動端末がFAからの現在位置情報の送信を受けてFAを探索する。ここで、移動端末は、FAに対して移動登録要求パケットを送信する。FAはその移動登録要求パケットをHAに中継する。HAは移動登録要求パケットを受け取ると、登録応答パケットをFAに返す。FAは移動端末に登録応答のパケットを通知する。
【0008】
移動端末が通信相手機器に対して通信内容を含んだパケットを転送する。この場合、送信元アドレスはホームネットワークのアドレスとなる。通信相手機器は、移動端末のホームネットワークアドレス宛てに通信内容を含んだパケットを送る。このパケットをHAは横盗りして受信する。HAは宛て先が移動端末のホームネットワークのIPアドレスであるパケットを、宛て先がFAのIPアドレスをもつパケットでカプセル化しFAに転送し、当該FAが元の移動端末宛てのパケットに戻して移動端末に転送する。移動状態の完了についても移動端末からの通知は、FAを経由してHAに通知して行われるか、または一定時間内に再び移動端末からの移動登録がない場合も、移動の登録は消去される。
【0009】
後者のco−locatedモードは図6に示すように、移動端末自身がHAに対してIP登録要求パケットを送信する。HAはIP登録要求パケットを受け取ると、登録応答パケットを移動端末に返す。移動端末は、通信相手機器に対して通信内容を含んだパケットを転送する。通信相手機器は、移動端末のホームネットワークのアドレス宛てに通信内容を含んだパケットを送信する。HAは宛て先が移動端末のホームネットワークのIPアドレスであるパケットを、宛て先が移動端末の気付けアドレスをもつパケットでカプセル化し移動端末に転送する。移動の完了についても移動端末は、HAに通知して行われるか、または一定時間内に再び移動端末からの移動登録がない場合も、移動の登録は消去される。
【0010】
よって、移動端末がIPネットワーク上の何処に移動していても、前述するように自らのホームネットワークに接続されているかのように通信相手機器と通信を行うことが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようなモバイルIPを採用した移動端末通信システムでは、通信相手機器は、移動端末が何処に移動したかを全く考慮することなく通信を行うことができる利点をもっているが、移動端末へのIPパケットが常にHAを経由することになり、通信経路に冗長性をもつ三角経路の通信形態となってしまう。特に、移動端末が移動してきたネットワーク上に存在する通信相手機器との間で通信を行う場合、移動端末から転送されるパケットは当該ネットワークを経由して通信相手機器に直接配送されるが、通信相手機器からのパケットは、一旦ホームネットワークに配送され、HAで代理受信した後、移動端末にカプセル化して転送するので、ネットワークの伝送速度が遅い場合にはオーバヘッドが大きくなる。
【0012】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、HAを経由せずに移動端末と直接通信可能とする移動端末短縮経路通信システム、移動端末短縮経路通信方法、フォーリンエージェントおよびプログラムを提供することを目的とする。
【0014】
【問題を解決するための手段】
(1) 上記課題を解決するために、移動端末短縮経路通信システムは、ホームネットワークから他のネットワークに移動する移動端末と、前記ホームネットワークに設けられ、前記ホームネットワーク上を移動する前記移動端末との間で送・受信パケットの受け渡しを行うホームエージェントと、前記他のネットワークに設けられ、前記移動端末の通信相手となる通信相手機器と、前記他のネットワークに設けられるフォーリンエージェント装置とを備え、
前記フォーリンエージェント装置は、前記移動端末から送信されるパケットから前記移動端末と前記通信相手機器とが同一のネットワーク上に存在するか否かを判断する手段と、この手段による判断結果から同一のネットワーク上に存在すると判断したとき、前記受信パケット内の送信元アドレスを前記移動体の気付アドレスに変換するアドレス変換手段と、このアドレス変換手段で変換されたパケットに関する所定事項の記録によりNATリストを作成するNATリスト作成手段と、前記アドレス変換されたパケットを前記通信相手機器に送信するパケット送信手段と、前記通信相手機器から送信されてくる応答パケットを受信し、前記NATリストを参照し、この受信パケットが前記通信相手機器からの応答パケットであるとき、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換する逆アドレス変換手段と、この逆アドレス変換されたパケットを前記移動端末に送信するパケット送信手段とを備えた構成である。
【0015】
本発明は以上のような構成とすることにより、FA装置は、パケット受信時、移動端末と通信相手機器とが同一のネットワーク上に存在する場合、ホームネットワークのHAを介さずに通信相手機器または移動端末と直接通信するので、移動先ネットワークとHAとの通信のオーバヘッドをなくすことが可能となる。
【0016】
(2) 本発明に係わる移動端末短縮経路通信方法は、移動端末からのパケットをフォーリンエージェント装置で受信するステップと、前記フォーリンエージェント装置が受信パケットから前記移動端末と通信相手機器とが同一のネットワーク上に存在するとき、パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換するアドレス変換ステップと、このステップで変換されたパケットの所定事項を用いて、前記フォーリンエージェント装置がNATリストを作成するNATリスト作成ステップと、前記フォーリンエージェント装置が前記アドレス変換ステップで変換されたパケットを前記通信相手機器に送信するパケット送信ステップとを有する方法である。
【0017】
なお、以上のようなステップに新たに、前記通信相手機器から送信されてくる応答パケットに基づいて前記NATリストを参照し、このNATリスト上に前記送信パケットに関する所定事項の記録があるとき、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換し前記移動端末に送信する逆アドレス変換ステップを付加することも可能である。
【0018】
この発明は以上のような方法とすることにより、移動端末から通信相手機器と通信するためのパケットを送信すると、FA装置では、移動端末と通信相手機器とが同一のネットワーク上に存在するとき、パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換し、かつ、NATリストを作成した後、変換されたパケットを通信相手機器に送信し、当該通信相手機器から応答パケットを受けたとき、NATリストの記述内容に基づき、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換し送信するので、移動端末と通信相手機器が直接にパケットを送受信可能となり、通信時にHAを経由するオーバヘッドをなくすことが可能である。
【0019】
(3) さらに、本発明に係るFA装置は、移動端末から送信されるパケットから前記移動端末と通信相手である通信相手機器が同一のネットワーク上に存在するか否かを判断する手段と、この手段による判断結果から同一のネットワーク上に存在するとき、前記パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換するアドレス変換手段と、この変換手段で変換されたパケットの所定事項を用いてNATリストを作成するNATリスト作成手段と、このNATリストを作成した後、前記変換されたパケットを前記通信相手機器に送信する手段と、ネットワークに存在する通信相手機器から送信されてくる応答パケット受信し、前記NATリストを参照し、この受信パケットが通信相手である通信相手機器からの応答パケットであるとき、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換する逆アドレス変換手段と、この逆アドレス変換されたパケットを前記移動端末に送信するパケット送信手段とを備えた構成である。
【0020】
本発明は以上のような構成とすることにより、移動端末から送信されるパケットを受けると、移動端末と通信相手機器と同一のネットワーク上に存在するか否かを判断し、同一ネットワーク上に存在する場合に限り、パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換し通信相手機器に送信するが、この送信に先立ち、NATリストを作成し送信するので、当該通信相手機器から応答パケットがあったとき、気付アドレスの逆変換が可能となり、直接移動端末にパケットを送信可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
図1は本発明に係わる移動端末短縮経路通信システムの一実施の形態を示す系統構成図である。
【0025】
この移動端末短縮経路通信システムは、移動端末とネットワーク上に存在するホストコンピュータや移動端末などの通信相手機器との間で端末の移動を意識させることなく通信を行うことにあり、具体的には、IPパケット網であるネットワーク網1を挟んで移動端末2が普段から所属関係にあるホームネットワーク3および移動端末2の移動に伴って随時変更される移動先ネットワーク4a,移動先でない他のネットワーク4bが設けられている。
【0026】
このホームネットワーク3にはHA(ホームエージェント)5が設けられている。このHA5は、ホームネットワーク3上を移動しているときの移動端末2から転送される移動登録要求のパケットなどを受け取ったり、或いは必要に応じて他のネットワーク例えば4b上の通信相手機器から移動端末宛てに送信されてくるパケットを受信し、移動端末2にカプセル化して渡すなどの機能をもっている。
【0027】
一方、移動先となるネットワーク4a,4bにはフォーリンエージェント装置(以下、単にFAと指称する)が存在する場合、或いはFAが存在しない場合がある。因みに、図1では、移動先ネットワーク4aにFA6が存在し、他のネットワーク4bにはFA6が存在しない。つまり、移動先ネットワーク4a上には、FA6の他、ホストコンピュータや各種端末などの通信相手機器7が存在する。一方、必要に応じて移動先となるネットワーク4bにはFA6が存在しないが、ホストコンピュータや各種の端末などの通信相手機器8が設けられている。
【0028】
FA6は、移動されてくる移動端末2と通信相手機器4aとが同一のネットワーク例えば4aに存在するとき、HAを経由することなく通信を可能とするための構成が設けられている。
【0029】
このFA6の一実施の形態例について述べると、図2に示すように所要とするデータを格納するデータベース11と、所定の処理を実行させるためのプログラムを記憶するプログラムメモリ12と、移動端末2と同一ネットワーク4a上の通信相手機器7との中継処理を実行するCPUなどで構成されるパケット処理制御部13とに構成されている。
【0030】
データベース11には、該当FAが管轄するネットワークアドレスを記憶するネットワークアドレスファイル11a、NAT(Network Address Translation)リストファイル11bおよび非NATリストファイル11cその他必要なファイルが形成されている。NATリストファイル11bは、ネットワークアドレス変換リストとも呼ばれ、RFC1631で規定するアドレス変換方法である。このNATリストは、移動端末のホームアドレスと気付けアドレスとの変換を行うものであって、例えばパケットの宛先アドレス、ポート番号および上位プロトコル種別など共に変換前後のアドレスを記録することにより、NATリストが作成される。非NATリストファイル11cは、パケットに対するネットワークのアドレス変換を実施しないとする除外リストを意味する。
【0031】
パケット処理制御部13は、移動端末2から受信し通信相手機器7等に送信するためのパケット送信処理と通信相手機器7等から受信し移動端末2に送信するためのパケット送信処理とに分けられる。
【0032】
すなわち、パケット処理制御部13は、前者の移動端末2から受信したパケットの通信相手機器送信処理に際し、機能的には、移動端末2からの送信パケットを受信し、この受信パケットに基づいて前記ネットワークアドレスファイル11aを参照し、移動端末2と通信相手機器7とが同一のネットワークに属するか否かを確認するネットワーク確認手段131と、パケット内の送信元アドレスであるホームネットワーク3のアドレスから移動端末2の気付アドレスに変換するアドレス変換手段132と、この変換手段132で変換されたパケットの送信に先立ち、変換されたパケットの宛先アドレス、ポート番号および例えばTCP,UDPなどの上位プロトコル種別等をNATリストファイル11bに記録しNATリストを作成するNATリスト作成手段133と、この作成手段133によるNATリストの作成後に前記変換手段132でアドレス変換されたパケットを通信相手機器7に送信するパケット送信手段134とが設けられている。
【0033】
また、パケット処理制御部13は、後者の通信相手機器7等からのパケットの移動端末送信処理に際し、機能的には、受信パケットがモバイルIPパケットの受信か否かを判断するパケット種別判断手段136と、モバイルIPパケットの場合にはモバイル−IPの適用に関するRFC2002の規定に従う必要から、本発明の技術手段の適用を除外するために非NATリストファイル11cに除外リストとして記録する除外リスト作成手段137と、モバイルIPパケット以外のパケットの場合、データベース11に形成されるNATリストファイル11bを参照し、リスト上に該当パケットの記録があるか否かを確認するリスト記録内容確認手段138と、この確認手段138による確認の結果、NATリスト上に記録があるとき、バケット送信時とは逆のネットワークアドレス変換を実施する逆アドレス変換手段139と、宛先アドレスが気付けアドレスで、かつ、モバイルIPでないパケットの場合でNATリスト上に所定事項の記録がないとき、受信パケットに基づいて新たに所要の事項であるパケットの宛先アドレス、ポート番号および例えばTCP,UDPなどの上位プロトコル種別等をNATリストファイル11bに記録しNATリストを作成した後、逆アドレス変換手段139に導いて逆アドレス変換させるNATリスト作成手段140と、逆アドレス変換手段139によりアドレス変換された応答パケットを移動端末2に送信するパケット送信手段141とが設けられている。
【0034】
従って、以上のような移動端末短縮経路通信システムおよびFAの実施の形態によれば、FA6が移動端末または通信相手機器からのパケットを受信し、移動端末と通信相手機器とが同一のネットワークに存在することを条件とし、ネットワークの送信元アドレスを気付けアドレスに変換し、あるいは気付けアドレスをパケット送信時に作成されたNATリストに基づいて気付けアドレスを送信元アドレスに逆変換し、それぞれの送信パケットを通信相手機器または移動端末に送信するので、ホームネットワーク上のHAを介することなく移動端末2と直接通信することができ、従来のようなHAを介する三角経路を通る必要が無くなり、ネットワークにオーバヘッドをなくすことができる。
【0035】
また、FA6には、モバイル−IPのパケットの場合には、NATリスト作成の除外機構を設けることにより、モバイル−IPのパケットとそれ以外のパケットの受信が可能となり、ホーム経由を意図した通信にも対応することができる。
【0036】
次に、以上のように構成されたシステムの動作(移動端末短縮経路通信方法)およびプログラムによるFA6の一連の処理例について説明する。
【0037】
移動端末2がホームネットワーク3上から図示矢印(イ)方向に移動して移動先ネットワーク4aに移っていくが、このとき移動端末2の移動先ネットワークにFA6が存在する場合とFA6が存在しない場合とがある。
【0038】
移動端末2の移動先ネットワーク4aにFA6が存在する場合、移動端末2から送信されるパケットはすべてFA宛てに送信される。移動端末2の移動先ネットワーク4aにFA6が存在しない場合、移動端末2自身が予めDHCPよって割当てられるパケットのトンネリング終端IPアドレス(co−locatedcore−of address)と移動端末本来のIPアドレスとの2つのアドレスとを設定することにより、FAの機能を代行する。
【0039】
以下、FA6を用いたモードの例について説明する。
【0040】
(1) 移動端末2から通信相手機器7等へのパケット送信処理について。
【0041】
移動端末2がFA6の存在する移動先ネットワーク4aの領域を移動しているとき、当該移動端末2からFA6に対してモバイルIP登録要求などのパケットを送信すると、FA6では、プログラムメモリ12に格納されるプログラムに従って図3に示す一連の処理を実行する。
【0042】
すなわち、FA6は、移動端末2から送信されたパケットを受信すると(S1)、データベース11のネットワークアドレスファイル11aから通信相手機器7のネットワークアドレスを確認する。つまり、移動端末2と通信相手機器7とが同一のネットワーク上に存在するかを確認する(S2)。同一のネットワーク上に存在すると判断されたとき、非NATリストファイル11bに通信相手機器7が除外リストとして登録されているか否かを判断する(S3)。これらステップS1〜S3はネットワーク確認機能を実現することにある。
【0043】
ここで、通信相手機器7が移動端末2と同一ネットワーク4a上に存在し、かつ、非NATリストに登録されていないとき、受信パケットの送信元アドレスを、ホームネットワーク3のホームネットワークアドレスから移動端末2の気付アドレスに変換する(S4:アドレス変換機能)。この気付アドレスはFA6のIPアドレスでもある。
【0044】
FA6は、アドレス変換後、通信相手機器7に対してパケットを送信することになるが、当該パケット送信に先立ち、変換されたパケットの宛先アドレス、ポート番号および上位プロトコル種別などのデータをNATリストファイル11bに記録し、当該パケットのNATリストを作成する(S5:NATリスト作成機能)。このリスト作成は、該当通信相手機器7から応答パケットが返ってきたときに逆アドレス変換を可能とするためである。
【0045】
FA6は、NATリストを作成した後、アドレス変換されたパケットを宛先である通信相手機器7に送信する(S6:パケット送信機能)。
【0046】
なお、ネットワーク4a上に移動端末2が存在し、かつ、ネットワーク4b上に通信相手となる通信相手機器8が存在する場合、つまり移動端末2と通信相手機器8とが同一のネットワーク上に存在しない場合、FA6はパケットの変換等を行うことなくそのまま通信相手機器8にパケットを送信する。
【0047】
ここで、FA6から送信されたパケットは、宛先である通信相手機器7で受信すると、当該通信相手機器7は、受信パケット内の通信内容に応答する応答パケットを作成し、直接,送信パケット内に存在する移動端末2の気付アドレスに送信する。
【0048】
この気付アドレスはFA6のIPアドレスでもあるので、通信相手機器7からの応答パケットはFA6により受信される。
【0049】
(2) 通信相手端末7等から移動端末2へのパケット送信処理について。
【0050】
このFA6では、プログラムメモリ12に格納されているプログラムに従って図4に示す一連の処理を実行する。なお、プログラムとしては、通信相手機器7等から移動端末2へのパケットの送信処理について記載するが、例えば移動端末2から通信相手機器7等へのパケット送信処理と通信相手機器等7から移動端末2へのパケットの送信処理とを含む処理を実行するプログラムの場合には、図3と図4とを組み合わせてなる処理手順より実現可能である。
【0051】
先ず、FA6は、通信相手機器7等から送信されてくるパケットがモバイルIPのパケットか否かを判断し(S11:パケット種別判断機能)、モバイルIPパケットの場合には、カプセル化を解除し(S12)、FA6と同一ネットワーク上の通信相手機器からの通信か否かを判断し(S13)、同一ネットワークの通信相手機器からの通信である場合には本発明に係わる技術手段を適用させないようにするためにデータベース11の非NATリストファイル11cに通信相手機器アドレス、ポート番号および上位プロトコル等を記録することにより除外リストを作成する(S14)。ステップS12〜S14は除外リスト作成機能を実現する。そして、この除外リスト作成後、モバイルIPパケットを移動端末2に送信する(S15)。なお、ステップS13において、同一のネットワーク上の通信相手機器で無いときには、リストを作成せずにモバイルIPパケットを移動端末2に送信する(S15)。
【0052】
一方、ステップS11において、受信パケットがモバイルIPパケットでない場合、当該パケットに基づいてデータベース11のNATリストファイル11bを参照し、当該リストファイル11b上に送信時パケットに関係付けられる所定事項の記録が有るか否かを判断する(S16:リスト記録内容確認機能)。
【0053】
ここで、リストファイル11b上に所定事項の記録が有れば、通信相手機器7へのパケット送信時とは逆のネットワークアドレス,つまり気付アドレスをホームネットワークアドレスに変換し(S17:逆アドレス変換機能)、移動端末2に送信する(S15:パケット送信機能)。
【0054】
なお、ステップS16において、受信パケットがNATリストファイル11b上にエントリーされていない場合、その受信パケットから同一ネットワークからの直接通信であるか否かを判断し(S18)、同一ネットワーク上の通信相手機器である場合には新たにステップS5と同様にNATリストファイル11bに通信相手機器アドレス、ポート番号および上位プロトコル等の所定事項を記録し(S19:NATリスト作成機能)、バケットを送信する(S14)。
【0055】
なお、ステップS18において、同一ネットワーク上の通信相手機器でない場合にはパケットをそのまま移動端末2に送信する(S15)。
【0056】
従って、以上のような移動端末短縮経路通信方法およびプログラムによる一連の処理によれば、移動端末2からのパケットをFAで受信すると、当該FAでは、移動端末と通信相手機器が同一のネットワーク上に存在するか否かを判断し、同一ネットワークに存在するとき、パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換し、この変換されたパケットの所定事項をNATリストファイル11bに記録することによりNATリストを作成し、前記変換されたパケットを通信相手機器に送信するので、ホームネットワーク上のHAを介することなく移動端末2と通信相手機器が直接通信することが可能となり、HAを経由するネットワークのオーバヘッドをなくすことができる。
【0057】
また、FA6には、NATリスト作成の除外リストを作成し、HA経由のモバイル−IPのパケットの受信時にはアドレス変換を実施せず、モバイル−IPのパケット以外のパケット受信時にはアドレス変換を実施するので、何れのパケットを用いた通信に容易に適用でき、移動端末の利用範囲を広げることができ、しかもセキュリティ等の要請により、HAを経由しなければならない場合にも対応できる。
【0058】
(その他の実施の形態)
(1) 上記実施の形態では、IPアドレスを用い、移動端末2と通信相手となる通信相手機器7とが同一ネットワーク上に存在するか否かを判断し、同一ネットワーク上の通信相手機器7に関してはHAを経由しない通信を行うようにしたが、例えば予めNATリストファイル11bもしくは非NATリストファイル11cに特定端末のIPアドレスを記録するようにすれば、近傍の所望とする通信相手機器との通信に関しても、HAを経由しないとか、HAを経由すると言った指定をすることが可能である。
【0059】
(2) また、モバイル−IPにおいては、ホームネットワークのHAが必須となるが、例えば短縮経路の機能をもつFAの必要としないモードの移動端末、つまり移動端末2自身が予めDHCPよって割当てられ、あるいは予め設定されるパケットのトンネリング終端IPアドレス(co−located core−of address)と移動端末本来のIPアドレスとの2つのアドレスとをもつことにより、FAの機能を代行するようにすれば、IPアドレスの設定を変更することなく、当該移動端末が移動するネットワーク内でのローカルな通信を行うことが可能である。このことは、例えば会議室などの特定エリアにて会議に参加する参加者が所持する移動端末間で一時的に相互に通信を行いながら会議を行うことも可能である。つまり、会議室に集まった会議参加者が所持する移動端末間において有線または無線ネットワークを介して一時的に通信環境を作り出し、必要なコミュニティを実現でき、またデータなどのやり取りも可能とすることがてきる。
【0060】
その他、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、HAを経由せずに移動端末と直接通信可能とする移動端末短縮経路通信システム、移動端末短縮経路通信方法、フォーリンエージェント装置およびプログラムを提供できる。
【0062】
また、本発明は、自身がFAの機能を代行することにより、HAを経由せずに通信相手機器と直接通信可能とする移動端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる移動端末短縮経路通信システムの一実施の形態を示す系統構成図。
【図2】 図1のFAの一実施形態としての機能を表すブロック構成図。
【図3】 本発明に係わる移動端末短縮経路通信方法およびプログラムの一連の処理例を説明するフローチャート。
【図4】 本発明に係わる他の移動端末短縮経路通信方法およびプログラムの一連の処理例を説明するフローチャート。
【図5】 従来のFAモードにおける移動体通信の流れを説明する図。
【図6】 従来のco−locatedモードにおける移動体通信の流れを説明する図。
【符号の説明】
1…ネットワーク網
2…移動端末
3…ホームネットワーク
4a…移動先ネットワーク
4b…必要に応じて移動先となるネットワーク
5…ホームエージェントHA
6…フォーリンエージェントFA
7,8…通信相手機器
11b…NATリストファイル
11c…非NATリストファイル
12…プログラムメモリ
13…パケット処理制御部
131…ネットワーク確認手段
132…アドレス変換手段
133…NATリスト作成手段
134,141…パケット送信手段
136…パケット種別判断手段
137…除外リスト(非NATリスト)作成手段
138…リスト記録内容確認手段
139…逆アドレス変換手段
140…NATリスト作成手段
Claims (6)
- ホームネットワークから他のネットワーク(以下,移動先ネットワークと呼ぶ)に移動する移動端末と、
前記ホームネットワーク上に存在し、前記ホームネットワーク上を移動する前記移動端末との間で送・受信パケットの受け渡しを行うホームエージェントと、
前記移動先ネットワークに設けられ、前記移動端末の通信相手となる通信相手機器と、
前記移動先ネットワーク上に存在するフォーリンエージェント装置とを備え、
前記フォーリンエージェント装置は、
前記移動端末から送信されるパケットから前記移動端末と前記通信相手機器とが同一のネットワーク上に存在するか否かを判断する手段と、
この手段による判断結果から同一のネットワーク上に存在すると判断したとき、前記受信パケット内の送信元アドレスを前記移動体の気付アドレスに変換するアドレス変換手段と、
このアドレス変換手段で変換されたパケットに関する所定事項の記録によりNATリストを作成するNATリスト作成手段と、
前記アドレス変換されたパケットを前記通信相手機器に送信するパケット送信手段と、
前記通信相手機器から送信されてくる応答パケットを受信し、前記NATリストを参照し、この受信パケットが前記通信相手機器からの応答パケットであるとき、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換する逆アドレス変換手段と、
この逆アドレス変換されたパケットを前記移動端末に送信するパケット送信手段とを備えたことを特徴とする移動端末短縮経路通信システム。 - 移動端末がホームネットワークから移動先ネットワークに移動しつつ通信相手となる通信相手機器との間で通信を行う移動端末短縮経路通信方法において、
前記移動端末からのパケットを前記移動先ネットワークに存在するフォーリンエージェント装置で受信するステップと、
前記フォーリンエージェント装置が受信パケットから前記移動端末と通信相手機器とが同一のネットワーク上に存在するとき、パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換するアドレス変換ステップと、
このステップで変換されたパケットの所定事項を用いて、前記フォーリンエージェント装置がNATリストを作成するNATリスト作成ステップと、
前記フォーリンエージェント装置が前記アドレス変換ステップで変換されたパケットを前記通信相手機器に送信するパケット送信ステップと、
前記フォーリンエージェント装置が前記通信相手機器から送信されてくる応答パケットに基づいて前記NATリストを参照し、このNATリスト上に前記送信パケットに関する所定事項の記録があるとき、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換し前記移動端末に送信する逆アドレス変換ステップとを有することを特徴とする移動端末短縮経路通信方法。 - 移動端末の移動先ネットワーク上に存在するフォーリンエージェント装置において、
前記移動端末から送信されるパケットから前記移動端末と通信相手である通信相手機器が同一のネットワーク上に存在するか否かを判断する手段と、
この手段による判断結果から同一のネットワーク上に存在するとき、前記パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換するアドレス変換手段と、
この変換手段で変換されたパケットの所定事項を用いてNATリストを作成するNATリスト作成手段と、
このNATリストを作成した後、前記変換されたパケットを前記通信相手機器に送信する手段と、
前記移動先ネットワークに存在する通信相手機器から送信されてくる応答パケット受信し、前記NATリストを参照し、この受信パケットが通信相手である通信相手機器からの応答パケットであるとき、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換する逆ア ドレス変換手段と、
この逆アドレス変換されたパケットを前記移動端末に送信するパケット送信手段と
を備えたことを特徴とするフォーリンエージェント装置。 - 移動端末の移動先ネットワーク上に存在するフォーリンエージェント装置において、
前記移動端末から送信されるパケットから前記移動端末と通信相手である通信相手機器が同一のネットワーク上に存在するか否かを判断する手段と、
この手段による判断結果から同一のネットワーク上に存在するとき、前記パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換するアドレス変換手段と、
この変換手段で変換されたパケットの所定事項を用いてNATリストを作成するNATリスト作成手段と、
このNATリストを作成した後、前記変換されたパケットを前記通信相手機器に送信する手段と、
前記移動先ネットワークに存在する通信相手機器から送信されてくるパケットがモバイルIPのパケットか否かを判断するパケット種別判断手段と、
この判断手段によってモバイルIPのパケットと判断したとき、当該パケットに関するアドレス変換を除外する非NATリストを作成する非NATリスト作成手段と、
前記判断手段によってモバイルIP以外のパケットであるとき、前記NATリストを参照し、当該受信パケットが通信相手である通信相手機器からの応答パケットであるとき、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換する逆アドレス変換手段と、
この逆アドレス変換されたパケットを前記移動端末に送信するパケット送信手段と
を備えたことを特徴とするフォーリンエージェント装置。 - 請求項3または4に記載のフォーリンエージェント装置において、
予め前記NATリストもしくは非NATリストに特定の移動端末のアドレスを設定することにより、移動端末がホームエージェントを経由し、または経由せずに通信相手機器と通信することを特徴とするフォーリンエージェント装置。 - 移動先ネットワーク上に通信相手機器のネットワークアドレスを登録するファイルを有し、移動端末がホームネットワークから移動先ネットワークに移動しつつ通信相手となる通信相手機器との間で通信を行うためのパケットの作成処理を行うホームエージェントのコンピュータに、
前記移動端末から送信されるパケット基づいて前記ネットワークアドレスファイルを参照し、前記移動端末と前記通信相手端末が同一のネットワーク上に存在するか否かを確認するネットワーク確認機能と、この確認機能により同一のネットワーク上に存在するとき、前記パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換するアドレス変換機能と、この変換機能で変換されたパケットの所定事項を用いてNATリストを作成するNATリスト作成機能と、このNATリストの作成後、前記変換されたパケットを前記通信相手機器に送信する機能と、移動先ネットワークに存在する前記通信相手機器から送信されてくる応答パケット受信し、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換する逆アドレス変換機能と、この逆アドレス変換されたパケットを前記移動端末に送信する機能とを実現させることを特徴とするプログラム。
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